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Catalyst for purification of exhaust gas

阅读:169发布:2021-07-05

专利汇可以提供Catalyst for purification of exhaust gas专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a catalyst excellent in durability and preventing the deterioration of NOx removing performance by carrying a catalytic noble metal and an NOx storage material on a carrier made of Co and/or La oxide combined with alumina. SOLUTION: At least one of Co and La is added to alumina and fired to form Co and/or La oxide combined with alumina. A catalytic noble metal such as Pt and an NOx storage material such as an alkali metal or an alkaline earth metal are carried on a carrier made of the combined oxide. Since the stability of the alumina is increased and the reaction of the alumina with the NOx storage material is prevented even at a high temp., the deterioration of the function of the NOx storage material is prevented. The specific surface area of the carrier is hardly reduced and the sintering of the catalytic noble metal is also prevented.,下面是Catalyst for purification of exhaust gas专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 コバルト及びランタンの少なくとも一方とアルミナとの複合酸化物からなる担体と、該担体に担持された触媒貴金属及びNO x吸蔵材と、からなることを特徴とする排ガス浄化用触媒。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関から排出される排ガスを浄化する排ガス浄化用触媒に関し、さらに詳しくは、排ガス中のNO xの吸収放出作用をもつN
    x吸蔵材を担持した排ガス浄化用触媒に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来より排ガス浄化用触媒として、CO
    及びHCの酸化とNO xの還元とを行って排ガスを浄化する三元触媒が用いられている。 このような三元触媒としては、例えばコーディエライトなどからなる耐熱性基材にγ−アルミナからなる多孔質担体層を形成し、その多孔質担体層に白金(Pt)、ロジウム(Rh)などの触媒貴金属を担持させたものが広く知られている。

    【0003】一方、近年、地球環境保護の観点から、自動車などの内燃機関から排出される排ガス中の二酸化炭素(CO 2 )が問題とされ、その解決策として酸素過剰雰囲気において希薄燃焼させるいわゆるリーンバーンが有望視されている。 このリーンバーンにおいては、燃料の使用量が低減されるため燃費が向上し、また燃焼排ガスであるCO 2の発生を抑制することができる。

    【0004】これに対し、従来の三元触媒は、理論空燃比(ストイキ)に制御された混合気が燃焼した排ガス中のCO,HC,NO xを同時に酸化・還元し、浄化するものであって、リーンバーン時の排ガスの酸素過剰雰囲気下におけるNO xの還元除去に対しては充分な浄化性能を示さない。 このため、酸素過剰雰囲気下においても効率よくNO xを浄化しうる排ガス浄化用触媒及び排ガス浄化システムの開発が望まれている。

    【0005】そこで本願出願人は、先にバリウム(NO
    x吸蔵材)とPtをアルミナに担持した排ガス浄化用触媒(特開平6−142458号公報など)を提案している。 この排ガス浄化用触媒によれば、リーン側ではNO
    xがNO x吸蔵材に吸収され、それがストイキ又はリッチ側で放出されてHCやCOなどの還元性成分と反応するため、リーン側においてもNO xの良好な浄化性能が得られる。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のNO
    x吸蔵材を担持した排ガス浄化用触媒においては、80
    0℃前後の温度でNO x吸蔵材とアルミナとの反応が生じ、融点の低い化合物が生成するという現象が生じていた。 その結果、アルミナ担体の比表面積の低下や細孔の閉塞が生じ、また触媒貴金属のシンタリングも生じて、
    排ガス中の特にNO xの浄化性能が低下する場合があった。

    【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、耐久後のNO x浄化性能の低下を防止できる排ガス浄化用触媒とすることを目的とする。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発明の排ガス浄化用触媒の特徴は、コバルト(Co)及びランタン(La)の少なくとも一方とアルミナとの複合酸化物からなる担体と、担体に担持された触媒貴金属及びNO x吸蔵材と、からなる構成としたことにある。

    【0009】

    【発明の実施の形態】本発明の特徴をなす担体は、Co
    及びLaの少なくとも一方とアルミナとの複合酸化物から構成されている。 このような担体とすることにより、
    理由は不明であるがアルミナの安定性が増大すると考えられ、高温下においてもNO x吸蔵材とアルミナとの反応が防止されるので、NO x吸蔵材の機能が損なわれるのが防止される。 また担体の比表面積の低下が少なく触媒貴金属のシンタリングも防止される。

    【0010】この担体中のCo及びLaの少なくとも一方の含有量は、いずれか一方のみ含まれる場合は含まれる一方の元素量として、両方とも含まれる場合は両方の合計量として、担体100重量%中に3重量%を超え1
    0重量%未満の範囲とするのが好ましい。 3重量%以下では添加効果が僅かとなり、NO x吸蔵材とアルミナとの反応が生じ易くなって熱安定性の向上が僅かとなる。
    また10重量%以上では担体の比表面積が低下し、アルミナのみの従来の排ガス浄化用触媒より耐熱性がかえって低下するようになる。

    【0011】担体をこのような複合酸化物とするには、
    アルミナにCo及びLaの少なくとも一方の元素を添加し、800℃以上で焼成することでアルミナとの複合酸化物を形成できる。 この焼成温度が800℃未満では、
    形成された排ガス浄化用触媒がそれ以上の温度に晒された場合に比表面積の低下が生じるようになり、またアルミナとNO x吸蔵材との反応も生じ易くなる。 しかし焼成温度が1000℃を超えると、得られる排ガス浄化用触媒自体の比表面積が小さく、初期の浄化性能が低くなってしまう。 したがって800〜1000℃の範囲の温度で焼成することが望ましい。

    【0012】触媒貴金属としては、例えばPt、Pd及びRhの1種又は複数種を併用することができる。 その担持量は、触媒貴金属の合計量として、担体の材料10
    0gに対して0.2〜40gが好ましく、1〜20gが特に好ましい。 排ガス浄化用触媒全体の体積1リットル当たりに換算すれば、0.24〜48gが好ましく、
    1.2〜24gが特に好ましい。

    【0013】触媒貴金属の担持量をこれ以上増加させても活性は向上せず、その有効利用が図れない。 また触媒貴金属の担持量がこれより少ないと、実用上十分な活性が得られない。 なお、触媒貴金属を担体に担持させるには、その塩化物や硝酸塩等の溶液を用いて、含浸法、噴霧法、スラリー混合法などを利用して従来と同様に担持させることができる。

    【0014】NO x吸蔵材としては、アルカリ金属、アルカリ土類金属及び希土類元素から選ばれる少なくとも一種を用いることができる。 アルカリ金属としてはリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、
    フランシウムが挙げられる。 また、アルカリ土類金属とは周期表2A族元素をいい、バリウム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウムが挙げられる。 また希土類元素としては、スカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジムなどが例示される。

    【0015】このNO x吸蔵材を担体に担持させるには、その酢酸塩などの溶性塩の水溶液を用いて、含浸法、噴霧法、スラリー混合法などを利用して従来と同様に担持させることができる。

    【0016】

    【実施例】以下、実施例によりさらに具体的に説明する。 (実施例1)以下、実施例1の排ガス浄化用触媒の製造方法を説明することにより、構成の詳細な説明に代える。

    【0017】アルミナ粉末に所定濃度の硝酸コバルト水溶液の所定量を含浸させ、110℃で2時間乾燥後90
    0℃で5時間焼成して、蒸発乾固法によりCoとアルミナの複合酸化物からなる担体粉末を調製した。 担体粉末中のCoの含有量は1重量%である。 次に、担体粉末に所定濃度のジニトロジアンミン白金水溶液の所定量を含浸させ110℃で2時間乾燥後、所定濃度の硝酸ロジウム水溶液の所定量を含浸させ、110℃で2時間乾燥後300℃で1時間焼成して、Ptを1.5重量%及びR
    hを0.1重量%担持させた。 さらに所定濃度の酢酸バリウム水溶液の所定量を含浸させ、110℃で2時間乾燥後500℃で2時間焼成して、Baを20重量%担持させた。

    【0018】得られた触媒粉末を圧粉成形し、0.5〜
    1mmのペレット触媒を調製して実施例1のペレット触媒とした。 (実施例2)硝酸コバルト水溶液の濃度を変更してCo
    の含有量を3重量%としたこと以外は実施例1と同様にして、実施例2のペレット触媒を調製した。 (実施例3)硝酸コバルト水溶液の濃度を変更してCo
    の含有量を5重量%とし、Coを含有させた後の焼成温度を800℃としたこと以外は実施例1と同様にして、
    実施例3のペレット触媒を調製した。 (実施例4)硝酸コバルト水溶液の濃度を変更してCo
    の含有量を5重量%としたこと以外は実施例1と同様にして、実施例4のペレット触媒を調製した。 (実施例5)硝酸コバルト水溶液の濃度を変更してCo
    の含有量を7重量%としたこと以外は実施例1と同様にして、実施例5のペレット触媒を調製した。 (実施例6)硝酸コバルト水溶液の濃度を変更してCo
    の含有量を10重量%としたこと以外は実施例1と同様にして、実施例6のペレット触媒を調製した。 (実施例7)硝酸コバルト水溶液の濃度を変更してCo
    の含有量を5重量%とし、Coを含有させた後の焼成温度を1000℃としたこと以外は実施例1と同様にして、実施例7のペレット触媒を調製した。 (比較例1)Coを用いず、アルミナ粉末を担体粉末として担体の焼成を行わなかったこと以外は実施例1と同様にして、比較例1のペレット触媒を調製した。 (比較例2)硝酸コバルト水溶液の濃度を変更してCo
    の含有量を5重量%とし、Coを含有させた後の焼成温度を700℃としたこと以外は実施例1と同様にして、
    比較例2のペレット触媒を調製した。 (試験・評価)上記のそれぞれのペレット触媒の初期のNO x浄化率を測定し、次いで表1に示すリーンの条件の酸素過剰雰囲気中、900℃で5時間加熱する耐久処理を行った後のNO x浄化率を測定した。 NO x浄化率の測定は、表1に示すリーン(A/F=18)とリッチ(A/F=14)の2種類のモデルガスを各2分間ずつ交互に流す過渡条件下で行った。 入りガス温度は350
    ℃、空間速度SV=10万/hである。 結果を表2に示す。

    【0019】

    【表1】

    【0020】

    【表2】

    各実施例のペレット触媒は、実施例6を除き耐久後のN


    x浄化率が比較例1に比べて高く、NO

    x浄化性能に優れていることがわかる。 これはCo−アルミナ担体とした効果であることが明らかである。 なお実施例6では、Coを10重量%と多量に含むために担体の比表面積が低下し、耐久後のNO

    x浄化率がCoをもたない比較例1より低下してしまっている。 ただ実施例6の場合でも、焼成温度をもう少し高くすることで、耐久後のN


    x浄化率が向上する可能性がある。

    【0021】さらに実施例どうしを比較すると、Coの含有量が3重量%以下となると耐久後のNO x浄化率が50%未満となり、Coは3重量%を超えて10重量%
    未満の範囲が特に好ましいことがわかる。 また、比較例2と実施例4とを比較すると、実施例4の方が耐久後のNO x浄化率に優れている。 これは焼成温度の差異に起因し、比較例2では700℃と低い温度で焼成したためにCoとアルミナとは複合酸化物を形成していないのに対し、実施例4では900℃で焼成しているのでCoとアルミナとは複合酸化物として担体中に存在しているという差異に起因するものである。

    【0022】なお実施例3と実施例4及び実施例7の比較より、800℃より900℃の方が耐久後のNO x浄化率が高くなり、1000℃になるとかえって耐久後のNO x浄化率が低下することがわかる。 したがって最適な焼成温度は800〜1000℃の間にあることが推察される。 (実施例8)アルミナ粉末100重量部と、アルミナ含有率10重量%のアルミナゾル70重量部と、濃度40
    重量%の硝酸アルミニウム水溶液15重量部と、水30
    重量部を混合してスラリーとした。 そしてコージェライト質のハニカム状モノリス担体をこのスラリーに浸漬し、引き上げて余分なスラリーを吹き払った後、110
    ℃で2時間乾燥し650℃で2時間焼成してアルミナコーティング層を形成した。 アルミナコーティング層はモノリス担体1リットル当たり120g形成されている。

    【0023】次に、上記アルミナコーティング層をもつモノリス担体を所定濃度の硝酸コバルト水溶液に浸漬し、引き上げて余分な水滴を吹き払った後、110℃で2時間乾燥し950℃で5時間焼成してCo−アルミナ複合酸化物からなるコート層を形成した。 コート層中のCoの含有量は5重量%である。 そしてコート層をもつモノリス担体を所定濃度のジニトロジアンミン白金水溶液に浸漬し、引き上げて余分な水滴を吹き払った後、1
    10℃で2時間乾燥した。 さらに所定濃度の硝酸ロジウム水溶液に浸漬し、引き上げて余分な水滴を吹き払った後、110℃で2時間乾燥し、300℃で1時間焼成してPtを1.5重量%及びRhを0.1重量%担持させた。 さらに所定濃度の酢酸バリウム水溶液に浸漬し、引き上げて余分な水滴を吹き払った後、110℃で2時間乾燥し500℃で2時間焼成してBaを20重量%担持させ、本実施例のモノリス触媒を調製した。 (比較例3)Coを用いず、アルミナのみからコート層を形成して担体の焼成を行わなかったこと以外は実施例8と同様にして、比較例3のモノリス触媒を調製した。 (試験・評価)実施例8と比較例3のモノリス触媒を実車(希薄燃焼エンジン(1.6リットル)リーンバーンエンジン)の排気系に配置し、10・15モード走行した時の初期NO x浄化率を測定した。 またそれぞれ同じ形式のエンジンの排気系に配置し、入りガス温度850
    ℃で20時間の耐久試験を行った後のNO x浄化率を初期浄化率と同様に測定した。 結果を表3に示す。

    【0024】

    【表3】

    表3より、実施例8のモノリス触媒は比較例3に比べて耐久後のNO

    x浄化率が高く、これはCo−アルミナ複合酸化物担体としたことによる効果であることが明らかである。 (実施例9)アルミナ粉末に所定濃度の硝酸ランタン水溶液の所定量を含浸させ、110℃で2時間乾燥後90


    0℃で5時間焼成して、蒸発乾固法によりLaとアルミナの複合酸化物からなる担体粉末を調製した。 担体粉末中のLaの含有量は1重量%である。

    【0025】次に、担体粉末に所定濃度のジニトロジアンミン白金水溶液の所定量を含浸させ110℃で2時間乾燥後、所定濃度の硝酸ロジウム水溶液の所定量を含浸させ、110℃で2時間乾燥後300℃で1時間焼成して、Ptを1.5重量%及びRhを0.1重量%担持させた。 さらに所定濃度の酢酸バリウム水溶液の所定量を含浸させ、110℃で2時間乾燥後500℃で2時間焼成して、Baを20重量%担持させた。

    【0026】得られた触媒粉末を圧粉成形し、0.5〜
    1mmのペレット触媒を調製して実施例9のペレット触媒とした。 (実施例10)硝酸ランタン水溶液の濃度を変更してL
    aの含有量を3重量%としたこと以外は実施例9と同様にして、実施例10のペレット触媒を調製した。 (実施例11)硝酸ランタン水溶液の濃度を変更してL
    aの含有量を5重量%とし、Laを含有させた後の焼成温度を800℃としたこと以外は実施例9と同様にして、実施例11のペレット触媒を調製した。 (実施例12)硝酸ランタン水溶液の濃度を変更してL
    aの含有量を5重量%としたこと以外は実施例9と同様にして、実施例12のペレット触媒を調製した。 (実施例13)硝酸ランタン水溶液の濃度を変更してL
    aの含有量を7重量%としたこと以外は実施例9と同様にして、実施例13のペレット触媒を調製した。 (実施例14)硝酸ランタン水溶液の濃度を変更してL
    aの含有量を10重量%としたこと以外は実施例9と同様にして、実施例14のペレット触媒を調製した。 (実施例15)硝酸ランタン水溶液の濃度を変更してL
    aの含有量を5重量%とし、Laを含有させた後の焼成温度を1000℃としたこと以外は実施例9と同様にして、実施例15のペレット触媒を調製した。 (比較例4)Laを用いず、アルミナ粉末を担体粉末としたこと以外は実施例9と同様にして、比較例4のペレット触媒を調製した。 なお、この比較例4のペレット触媒は比較例1と同一である。 (比較例5)硝酸ランタン水溶液の濃度を変更してLa
    の含有量を5重量%とし、Laを含有させた後の焼成温度を700℃としたこと以外は実施例9と同様にして、
    比較例5のペレット触媒を調製した。 (試験・評価)上記のそれぞれのペレット触媒について、実施例1〜7と同様にして初期及び耐久後のNO x
    浄化率を測定した。 結果を表4に示す。

    【0027】

    【表4】

    各実施例のペレット触媒は、実施例14を除き耐久後のNO

    x浄化率が比較例4に比べて高く、NO

    x浄化性能に優れていることがわかる。 これはLa−アルミナ担体とした効果であることが明らかである。 なお実施例14


    では、Laを10重量%と多量に含むために担体の比表面積が低下し、耐久後のNO

    x浄化率がLaをもたない比較例4より低下してしまっている。 ただ実施例14の場合でも、焼成温度をもう少し高くすることで、耐久後のNO

    x浄化率が向上する可能性がある。

    【0028】さらに実施例どうしを比較すると、Laの含有量が3重量%以下となると耐久後のNO x浄化率が50%未満となり、Laは3重量%を超えて10重量%
    未満の範囲が特に好ましいことがわかる。 また、比較例5と実施例12とを比較すると、実施例12の方が耐久後のNO x浄化率に優れている。 これは焼成温度の差異に起因し、比較例5では700℃と低い温度で焼成したためにLaとアルミナとは複合酸化物を形成していないのに対し、実施例12では900℃で焼成しているのでLaとアルミナとは複合酸化物として担体中に存在しているという差異に起因するものである。

    【0029】なお実施例11と実施例12及び実施例1
    5の比較より、800℃より900℃の方が耐久後のN
    x浄化率が高くなり、1000℃になるとかえって耐久後のNO x浄化率が低下することがわかる。 したがって最適な焼成温度は800〜1000℃の間にあることが推察される。 (実施例16)アルミナ粉末100重量部と、アルミナ含有率10重量%のアルミナゾル70重量部と、濃度4
    0重量%の硝酸アルミニウム水溶液15重量部と、水3
    0重量部を混合してスラリーとした。 そしてコージェライト質のハニカム状モノリス担体をこのスラリーに浸漬し、引き上げて余分なスラリーを吹き払った後、110
    ℃で2時間乾燥し650℃で2時間焼成してアルミナコーティング層を形成した。 アルミナコーティング層はモノリス担体1リットル当たり120g形成されている。

    【0030】次に、上記アルミナコーティング層をもつモノリス担体を所定濃度の硝酸ランタン水溶液に浸漬し、引き上げて余分な水滴を吹き払った後、110℃で2時間乾燥し950℃で5時間焼成してLa−アルミナ複合酸化物からなるコート層を形成した。 コート層中のLaの含有量は5重量%である。 そしてコート層をもつモノリス担体を所定濃度のジニトロジアンミン白金水溶液に浸漬し、引き上げて余分な水滴を吹き払った後、1
    10℃で2時間乾燥した。 さらに所定濃度の硝酸ロジウム水溶液に浸漬し、引き上げて余分な水滴を吹き払った後、110℃で2時間乾燥し、300℃で1時間焼成してPtを1.5重量%及びRhを0.1重量%担持させた。 さらに所定濃度の酢酸バリウム水溶液に浸漬し、引き上げて余分な水滴を吹き払った後、110℃で2時間乾燥し500℃で2時間焼成してBaを酸化物換算で2
    0重量%担持させ、本実施例のモノリス触媒を調製した。 (比較例6)Laを用いず、アルミナのみからコート層を形成して担体の焼成を行わなかったこと以外は実施例16と同様にして、比較例6のモノリス触媒を調製した。 なおこの比較例6のモノリス触媒は、比較例3と同一である。 (試験・評価)実施例16と比較例6のモノリス触媒について、実施例8及び比較例3と同様に初期及び耐久後のNO x浄化率を測定し、結果を表5に示す。

    【0031】

    【表5】

    表5より、実施例16のモノリス触媒は比較例6に比べて耐久後のNO

    x浄化率が高く、これはLa−アルミナ複合酸化物担体としたことによる効果であることが明らかである。

    【0032】

    【発明の効果】すなわち本発明の排ガス浄化用触媒によれば、初期のNO x浄化性能に優れるとともに耐久後のNO x浄化率の低下度合いが小さく、耐久性に優れている。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/63 B01D 53/36 ZABH // B01J 32/00 102B 102H B01J 23/56 301A

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