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Reducing device for nox in engine exhaust gas

阅读:387发布:2021-07-14

专利汇可以提供Reducing device for nox in engine exhaust gas专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To stably reduce the NOx contained in the exhaust gas with high efficiency at a high temperature even under the coexistence of water and an oxide sulfate. CONSTITUTION:An NOx catalyst 13 is stored in a catalyst converter 14 provided on the exhaust pipe 12 of an engine 10, an injection pipe 17 connected on the exhaust gas upstream of the NOx catalyst 13 on the exhaust pipe 12 can inject the NOx catalyst 13 to an oxygen-containing compound (reducing agent) 16, and a reducing agent feeding means 18 feeds the oxygen-containing compound to the injection pipe 17. The NOx catalyst 13 is alumina carrying cobalt. The light oil reforming means 24 of a reducing agent feeding means 18 reacts the light oil 19 stored in a light oil tank 21 with the water 22 stored in a water tank 23 to reform them into the oxygen-containing compound, and this oxygen- containing compound is fed to the injection pipe 17 as the reducing agent. The light oil reforming means 24 is provided with an alumina catalyst 25 carrying platinum and a heater 26 heating the alumina catalyst 25 at the prescribed temperature.,下面是Reducing device for nox in engine exhaust gas专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 エンジン(10)の排気管(12)に設けられN
    Ox触媒(13)を収容する触媒コンバータ(14)と、前記排気管(12)のうち前記NOx触媒(13)より排ガス上流側に接続され前記NOx触媒(13)に向けて還元剤(16)を噴射可能な噴射管(17)と、前記噴射管(17)に前記還元剤(16)
    を供給する還元剤供給手段(18)とを備えたエンジン排ガス中のNOx低減装置において、 前記NOx触媒(13)が金属を担持しないアルミナ、或いは白金、パラジウム、コバルト及び銅からなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナであり、 前記供給手段(18)が軽油(19)を貯留する軽油タンク(21)
    と水(22)を貯留する水タンク(23)と前記軽油(19)を前記水(22)と反応させて前記還元剤として用いられる含酸系化合物(16)に改質する軽油改質手段(24)とを備え、 前記軽油改質手段(24)が白金、パラジウム及びロジウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナ触媒(25)又はチタニア触媒と前記アルミナ触媒(25)又はチタニア触媒を所定温度に加熱するヒータ
    (26)とを有することを特徴とするエンジン排ガス中のN
    Ox低減装置。
  • 【請求項2】 エンジン(10)の排気管(12)に設けられN
    Ox触媒(63)を収容する触媒コンバータ(14)と、前記排気管(12)のうち前記NOx触媒(63)の排ガス上流側に接続され前記NOx触媒(63)に向けて還元剤(66)を噴射可能な噴射管(17)と、前記噴射管(17)に前記還元剤(66)を供給する還元剤供給手段(68)とを備えたエンジン排ガス中のNOx低減装置において、 前記NOx触媒(66)が白金又はパラジウムを担持したゼオライト、アルミナ又はジルコニアであり、 前記供給手段(68)が軽油(19)を貯留する軽油タンク(21)
    と前記軽油(19)を前記還元剤として用いられるアルケン類炭化水素(66)又はアルキン類炭化水素のいずれか一方又は双方に改質する軽油改質手段(24)とを備え、 前記軽油改質手段(24)が白金、パラジウム及びロジウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナ触媒(25)又はチタニア触媒と前記アルミナ触媒(25)又はチタニア触媒を所定温度に加熱するヒータ
    (26)とを有することを特徴とするエンジン排ガス中のN
    Ox低減装置。
  • 【請求項3】 エンジン(10)の排気管(12)に設けられN
    Ox触媒(83)を収容する触媒コンバータ(14)と、前記排気管(12)のうち前記NOx触媒(83)の排ガス上流側に接続され前記NOx触媒(83)に向けて還元剤(86)を噴射可能な噴射管(17)と、前記噴射管(17)に前記還元剤(86)を供給する還元剤供給手段(88)とを備えたエンジン排ガス中のNOx低減装置において、 前記NOx触媒(83)が白金、パラジウム、コバルト及び銅からなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナ又はゼオライトであり、 前記供給手段(88)が軽油(19)を貯留する軽油タンク(21)
    と空気を貯留するエアタンク(84)と前記軽油(19)を前記空気と反応させて前記還元剤として用いられる含酸系化合物(86)に改質する軽油改質手段(24)とを備え、 前記軽油改質手段(24)が白金、パラジウム及びロジウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナ触媒(25)又はチタニア触媒と前記アルミナ触媒(25)又はチタニア触媒を所定温度に加熱するヒータ
    (26)とを有することを特徴とするエンジン排ガス中のN
    Ox低減装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの排ガスに含まれる窒素酸化物(以下、NOxという。)を触媒により低減する装置に関する。 更に詳しくは車両用エンジンの排ガス中のNOx低減装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】この種のNOx低減装置として、銅イオン交換ゼオライト触媒によるNOxの低減技術が提案されている(岩本正和;自動車技術,Vol.45,N
    o. 11,1991)。 このNOxの低減技術によれば、銅イオン交換ゼオライト触媒上で酸素と炭化素が共存すると、主として300〜500℃の温度範囲でN
    Oの選択還元が高効率で触媒的に進行し、ディーゼルエンジン、希薄燃焼方式ガソリンエンジン等の排ガス浄化が可能になる。

    【0003】上記NOx低減装置を車両に搭載可能にした装置として、本出願人はエンジン排ガスの触媒によるNOx低減装置を特許出願した(特開昭5−22292
    3)。 このエンジン排ガスの触媒によるNOx低減装置では、エンジンの排気管に銅イオン交換ゼオライトにより構成されるNOx触媒が設けられ、このNOx触媒の排ガス上流側に噴射ノズルがNOx触媒に向って設けられ、この噴射ノズルに還元剤供給手段が炭化水素系還元剤である炭素数3〜10の低分子量の炭化水素を供給するように構成される。 還元剤供給手段は貯留タンクに貯えられた液状の炭化水素を圧送ポンプが液送管を介して圧送し、この圧送された炭化水素をその炭素数を減少するようにリアクタが改質し、改質された炭化水素と改質されなかった炭化水素とを炭化水素分離室が分離し、更に改質された炭化水素をコンプレッサが気送管を介して噴射ノズルに圧送するように構成される。

    【0004】このように構成されたエンジン排ガスの触媒によるNOx低減装置では、炭化水素系還元剤が成分組成の点でNOxのN 2への転化率が低い高沸点の炭化水素を含む軽油等であっても、リアクタで改質し、炭化水素分離室で精製分離して、有効な炭化水素還元剤を選択的に取出し噴射ノズルから噴射するため、NOx触媒上で排ガス中のNOxが効率良くN 2に転化するようになっている。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のエンジン排ガスの触媒によるNOx低減装置では、高いN
    Oxの選択還元機能がある反面、分子構造上、水と共存するとNOx触媒の活性金属に水分が吸着し、水分を吸着するとNOxの選択還元機能が低下する不具合があった。 また硫黄酸化物が共存するとNOx触媒の活性金属に硫黄酸化物が吸着し、硫黄酸化物を吸着するとNOx
    の選択還元機能が低下する問題点があった。 更に、70
    0℃以上になるとNOx触媒の活性金属が劣化してしまう欠点があった。

    【0006】本発明の目的は、水や硫黄酸化物との共存下でも、また高温下でも安定してかつ高い効率で排ガスに含まれるNOxを低減し得るエンジン排ガス中のNO
    x低減装置を提供することにある。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明の構成を、実施例に対応する図1、図3及び図4を用いて説明する。 本発明の第1は、図1示すようにエンジン10の排気管12に設けられNOx触媒13を収容する触媒コンバータ14と、排気管12のうちNO
    x触媒13の排ガス上流側に接続されNOx触媒13に向けて還元剤16を噴射可能な噴射管17と、噴射管1
    7に還元剤16を供給する還元剤供給手段18とを備えたエンジン排ガス中のNOx低減装置の改良である。 その特徴ある構成は、NOx触媒13が金属を担持しないアルミナ、或いは白金、パラジウム、コバルト及び銅からなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナであり、供給手段18が軽油19を貯留する軽油タンク21と水22を貯留する水タンク23と軽油19を水22と反応させて還元剤として用いられる含酸系化合物16に改質する軽油改質手段24とを備え、軽油改質手段24が白金、パラジウム及びロジウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナ触媒25又はチタニア触媒とこのアルミナ触媒又はチタニア触媒を所定温度に加熱するヒータ26とを有するところにある。

    【0008】本発明の第2は、図3に示すようにNOx
    触媒63が白金又はパラジウムを担持したゼオライト、
    アルミナ又はジルコニアであり、還元剤供給手段68が軽油19を貯留する軽油タンク21と軽油19を還元剤として用いられるアルケン類炭化水素66又はアルキン類炭化水素のいずれか一方又は双方に改質する軽油改質手段24とを備え、軽油改質手段24が白金、パラジウム及びロジウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナ触媒25又はチタニア触媒とこのアルミナ触媒25又はチタニア触媒を所定温度に加熱するヒータ26とを有するものである。 本発明の第3は、図4に示すようにNOx触媒83が白金、パラジウム、コバルト及び銅からなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナ又はゼオライトであり、還元剤供給手段88が軽油19を貯留する軽油タンク21と空気を貯留するエアタンク84と軽油19を空気と反応させて還元剤として用いられる含酸系化合物8
    6に改質する軽油改質手段24とを備え、軽油改質手段24が白金、パラジウム及びロジウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナ触媒25又はチタニア触媒とこのアルミナ触媒25又はチタニア触媒を所定温度に加熱するヒータ26とを有するものである。

    【0009】

    【作用】エンジン10から排出された排ガスは排気管1
    2を通り、噴射管17から噴射された還元剤16,66
    又は86とともに触媒コンバータ14に流入し、そこで排ガス中のNOxはNOx触媒13により還元処理されて無害のN 2に転化した後、大気に放出される。 噴射管17から噴射される還元剤16,66又は86は、軽油改質手段24により軽油19を含酸系化合物16、アルケン類炭化水素66、アルキン類炭化水素又は含酸系化合物86に改質されるため、高い効率でNOxをN 2に転化する。

    【0010】

    【実施例】次に本発明の第1実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1に示すように、ディーゼルエンジン10の排気マニホルド11には排気管12が接続される。 この排気管12の途中にはNOx触媒13が収容された触媒コンバータ14が設けられる。 この例では、N
    Ox触媒13は図示しないが多孔質のアルミナ担体にコバルトを担持することにより形成され、NOxを含酸系化合物16により還元する性質を有する。 含酸系化合物16はこの例ではアルコール、ケトン、エステル、カルボン酸、エーテル、アルデヒド等である。 排気管12のうちNOx触媒13より上流側には上記含酸系化合物1
    6をNOx触媒13に噴射する噴射管17の一端がNO
    x触媒13に向けて接続される。 噴射管17に還元剤である含酸系化合物16を供給する還元剤供給手段18
    は、軽油19を貯留する軽油タンク21と、水22を貯留する水タンク23と、軽油19を水22と反応させて含酸系化合物16に改質する軽油改質手段24とを備える。 水タンク23はタンク本体23aと、このタンク本体23aに挿入されエアコン用の冷媒が通る螺旋状の冷却管23bとを有する。 この冷却管23bの外周面には空気中の水蒸気が上記冷媒により冷却されて凝縮し水滴となって付着し、この水滴が落下してタンク本体23a
    内に水22が貯まるようになっている。

    【0011】軽油改質手段24は白金を担持したアルミナ触媒25と、アルミナ触媒25を所定温度に加熱するヒータ26とを有する。 アルミナ触媒25はペレット状に形成され、ケース27に充填される。 このケース27
    の外周面には上記ヒータ26が巻回され、更にケース2
    7の外周面は断熱材28により被包される。 またケース27の内周面にはアルミナ触媒25に対向して形成された多数の小孔29aを有する反応管29が配設される。
    反応管29は上記軽油タンク21及び水タンク23に第1パイプ31及び第2パイプ32を介してそれぞれ接続され、ケース27には噴射管17の他端が接続される。
    第1パイプ31の途中には第1パイプ31を開閉する第1電磁弁31aと軽油タンク21の軽油19を反応管2
    9に送る第1ポンプ31bが設けられ、第2パイプ32
    の途中には第2パイプ32を開閉する第2電磁弁32a
    と水タンク23の水22を反応管29に送る第2ポンプ32bが設けられる。 また噴射管17の途中には含酸系化合物16の圧を調整する調圧弁33が設けられる。

    【0012】排気管12のうち噴射管17が接続された位置より排ガス上流側には熱電対により構成され排ガス温度を検出する温度センサ34が設けられ、エンジン1
    0のクランク軸10aにはこのクランク軸10aの回転速度を検出する回転センサ36が設けられ、更にエンジン10に燃料を噴射する噴射ポンプ37にはエンジン1
    0の負荷を検出するロードレバー位置センサ38が設けられる。 温度センサ34、回転センサ36及びロードレバー位置センサ38の各検出出力はコントローラ39の制御入力に接続され、コントローラ39の制御出力は第1電磁弁31a、第1ポンプ31b、第2電磁弁32
    a、第2ポンプ32b及び調圧弁33に接続される。

    【0013】またコントローラ39の制御出力はサイリスタ41を介してヒータ26に接続される。 ケース27
    には図示しないが温度センサが挿入され、この温度センサの検出出力はサイリスタ41の制御入力に接続される。 サイリスタ41は上記温度センサの検出出力に基づいてケース27内の温度を500〜900℃に制御する。 コントローラ39は図示しないメモリを備える。 このメモリにはエンジン10の回転速度、負荷及び排ガス温度に応じて噴射管17からNOx触媒13への含酸系化合物16の噴射圧が予め記憶され、コントローラ39
    はこの噴射圧に基づいて調圧弁33、第1ポンプ31b
    及び第2ポンプ32bを制御する。

    【0014】このように構成されたエンジン排ガス中のNOx低減装置の動作を説明する。 エンジン10から排出された排ガスは排気管12を通り、噴射管17からの含酸系化合物16の供給を受け、この含酸系化合物16
    の供給を受けた排ガスは触媒コンバータ14に入り、N
    Ox触媒13で排ガス中のNOxを還元処理して無害のN 2に転化した後、大気に放出される。 ここで噴射管1
    7から噴射される含酸系化合物16は次の方法により軽油19を改質することにより得られる。 軽油19が軽油タンク21から第1ポンプ31bにより反応管29に送られ、同時に水タンク23から水22が第2ポンプ32
    bにより反応管29に送られる。 このとき軽油改質手段24のケース27内のアルミナ触媒25はヒータ26により500〜900℃に加熱されているので、反応管2
    9の小孔29aからアルミナ触媒25に向って噴射された軽油19及び水22はアルミナ触媒25に接触して気化し、軽油19は水22と反応して還元剤として用いられる炭素数1〜10の低分子量の含酸系化合物16に改質される。 この改質された含酸系化合物16の圧力は調圧弁33により調圧されて噴射管17からNOx触媒1
    3に向って噴射される。 この含酸系化合物16は酸素を含んでいるので、反応性が高くNOx触媒13においてNOxをN 2に高い効率で転化する。

    【0015】また噴射管17からNOx触媒13に向って噴射される含酸系化合物16の噴射圧は次の方法により制御される。 コントローラ39がセンサ34,36,
    38の検出出力によりエンジン10の運転状態に応じてメモリに記憶される排ガス中のNOx含有量に見合った適量の含酸系化合物16を読出し、この含酸系化合物1
    6の量に応じて調圧弁33、第1ポンプ31b及び第2
    ポンプ32bを制御して適量の含酸系化合物16を噴射管17から供給する。 具体的には、コントローラ39はエンジン10が低速回転域で軽負荷のときには噴射圧を小さくし、中高速回転域で中高負荷のときには噴射圧を増大させるように制御する。

    【0016】本実施例のNOx低減装置を通って大気に放出された排ガス中に含まれるNOx濃度P 1を排ガス温度を変化させて測定した。 また比較のため本明細書の従来の技術に記載したエンジン排ガスの触媒によるNO
    x低減装置(特開平5−222923)を通って大気に放出された排ガス中に含まれるNOx濃度P 2を排ガス温度を変化させて測定した。 更にNOx低減装置を通らずに直接エンジンから排出される排ガス中に含まれるN
    Ox濃度P 0を排ガス温度を変化させて測定した。 これらの測定結果より実施例のNOx浄化率(%)は(P 0
    −P 1 )×100/P 0で表され、比較例のNOx浄化率(%)は(P 0 −P 2 )×100/P 0で表される。 図2
    に実施例のNOx浄化率を実線で示し、比較例のNOx
    浄化率を破線で示す。 図2より明らかなように、比較例と比べて実施例のNOx浄化率は大幅に向上することが判った。

    【0017】図3は本発明の第2実施例を示す。 図3において図1と同一符号は同一部品を示す。 この例ではN
    Ox触媒63が白金を担持したゼオライトであり、還元剤供給手段68が軽油19を貯留する軽油タンク21
    と、軽油19を還元剤として用いられるアルケン類炭化水素66に改質する軽油改質手段24とを備える。 アルケン類炭化水素66は分子内に二重結合を持っている。
    このように構成されたエンジン排ガス中のNOx低減装置の動作は、還元剤として化学反応に富みかつ種々の付加反応や重合反応を行うアルケン類炭化水素66が用いられることを除いて、上記第1実施例と同様であるので、繰返しの説明を省略する。

    【0018】図4は本発明の第3実施例を示す。 図4において図1と同一符号は同一部品を示す。 この例ではN
    Ox触媒13がコバルトを担持したアルミナであり、還元剤供給手段88が軽油19を貯留する軽油タンク21
    と、空気を貯留するエアタンク84と、軽油19を空気と反応させて還元剤として用いられる含酸系化合物86
    に改質する軽油改質手段24とを備える。 含酸系化合物86はこの例ではケトン、アルコール、エステル、カルボン酸、エーテル、アルデヒド等である。 エアタンク8
    4は第3パイプ93を介して反応管29に接続され、第3パイプ93の途中にはコントローラ39により制御される第3電磁弁93aが設けられる。 このように構成されたエンジン排ガス中のNOx低減装置の動作は、還元剤として酸素を含む含酸系化合物86が用いられることを除いて、上記第1実施例と同様であるので、繰返しの説明を省略する。

    【0019】なお、上記第1実施例ではNOx触媒としてコバルトを担持したアルミナを挙げたが、白金、パラジウム及び銅からなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナでもよく、或いは金属を担持しないアルミナでもよい。 また、上記第2実施例ではN
    Ox触媒として白金を担持したゼオライトを挙げたが、
    パラジウムを担持したゼオライトでもよく、或いは白金又はパラジウムを担持したアルミナ又はジルコニアでもよい。 また、上記第2実施例では軽油改質手段により軽油を還元剤として用いられるアルケン類炭化水素に改質したが、軽油改質手段により軽油を還元剤として用いられるアルキン類炭化水素のみに、又はアルケン類炭化水素及びアルキン類炭化水素の双方に改質してもよい。 アルキン類炭化水素は分子内に三重結合を持ち、化学反応に富みかつ種々の付加反応容易に行う性質を有する。

    【0020】また、上記第3実施例ではNOx触媒としてコバルトを担持したアルミナを挙げたが、白金、パラジウム及び銅からなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナでもよく、或いは白金、パラジウム、コバルト及び銅からなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したゼオライトでもよい。 更に、上記第1〜第3実施例では軽油改質手段のケースに白金を担持したペレット状のアルミナ触媒を充填した例を挙げたが、軽油改質手段のケースにはパラジウムを担持したペレット状のアルミナ触媒、或いは白金又はパラジウムを担持したペレット状のチタニア触媒を充填してもよく、また上記ケースにはペレット状ではなく、ハニカム状の触媒を充填してもよい。

    【0021】

    【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、N
    Ox触媒として金属を担持しないアルミナ、或いは白金、パラジウム、コバルト及び銅からなる群より選ばれた1種又は2種以上の金属を担持したアルミナを用い、
    軽油改質手段が軽油を水と反応させて含酸系化合物に改質し、この含酸系化合物を還元剤としてNOx触媒に噴射するように構成したので、水分や硫黄酸化物のNOx
    触媒の活性金属への吸着によりNOxの選択還元機能が低下する銅イオン交換ゼオライトを用いた従来のエンジン排ガスの触媒によるNOx低減装置と比較して、水や硫黄酸化物の共存下でも安定してかつ高い効率で排ガスに含まれるNOxを低減できる。 また700℃以上になるとNOx触媒の活性金属が劣化してしまう銅イオン交換ゼオライトを用いた従来のエンジン排ガスの触媒によるNOx低減装置と比較して、本発明ではNOx触媒として金属を担持しないアルミナを用いた場合、高温時における触媒の劣化が著しく減少する。 更にNOx触媒として白金又はパラジウムを担持したゼオライト、アルミナ又はジルコニアを用い、かつ軽油改質手段が軽油を還元剤として用いられるアルケン類炭化水素又はアルキン類炭化水素に改質するように構成しても、上記と同様の効果が得られ、またNOx触媒として白金、パラジウム、コバルト及び銅からなる群より選ばれた1種又は2
    種以上の金属を担持したアルミナ又はゼオライトを用い、かつ軽油改質手段が軽油を空気と反応させて還元剤として用いられる含酸系化合物に改質するように構成しても、上記と同様の効果が得られる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明第1実施例エンジン排ガス中のNOx低減装置の構成図。

    【図2】実施例と比較例の排ガス温度の変化に伴うNO
    x浄化率の変化を示す線図。

    【図3】本発明の第2実施例を示す図1に対応する構成図。

    【図4】本発明の第3実施例を示す図1に対応する構成図。

    【符号の説明】

    10 エンジン 12 排気管 13,63,83 NOx触媒 14 触媒コンバータ 16,86 含酸系化合物(還元剤) 17 噴射管 18,68,88 還元剤供給手段 19 軽油 21 軽油タンク 22 水 23 水タンク 24 軽油改質手段 25 アルミナ触媒 26 ヒータ 66 アルケン類炭化水素(還元剤) 84 エアタンク

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/74 53/94 F01N 3/04 ZAB D 3/08 ZAB B 3/10 ZAB A B01D 53/36 101 Z

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