首页 / 专利库 / 商用车 / 卡车 / Combine harvester

Combine harvester

阅读:969发布:2024-02-27

专利汇可以提供Combine harvester专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a combine harvester by which grain bag taking operation is easy while enhancing unloading capability during normal unloading operation for unloading grains onto the rear deck of a transport truck. SOLUTION: In the combine harvester having a grain tank (6) housing selected grains, a unloading auger (12) for unloading the grains in the grain tank (6) to the outside of the machine, and a unloading cover body (18) covering around the lower side of the unloading hole (13) formed at the front end part of the unloading auger (12) and preventing the grain coming out of the unloading hole (13) from scattering, the width (W) of the unloading opening (H) formed in a lower part of the unloading cover body (18) in a unloading auger (12) transporting direction can be changed. COPYRIGHT: (C)2011,JPO&INPIT,下面是Combine harvester专利的具体信息内容。

  • 選別した穀粒を収容するグレンタンク(6)と、該グレンタンク(6)内の穀粒を機外に排出する排出オーガ(12)と、該排出オーガ(12)の先端部に形成された排出孔(13)の下側周囲を覆って排出孔(13)から出る穀粒の飛散を防止する排出カバー体(18)とを備えたコンバインにおいて、
    排出カバー体(18)の下部に形成された排出口(H)の排出オーガ(12)搬送方向における幅(W)を変更可能としたことを特徴とするコンバイン。
  • 選別した穀粒を収容するグレンタンク(6)と、該グレンタンク(6)内の穀粒を機外に排出する排出オーガ(12)と、該排出オーガ(12)の先端部に形成された排出孔(13)の下側周囲を覆って排出孔(13)から出る穀粒の飛散を防止する排出カバー体(18)とを備えたコンバインにおいて、
    排出オーガ(12)の搬送方向に回動調整可能であり該回動調整による傾斜角度の変更によって穀粒の排出方向を変更可能なガイド板(28)を前記排出カバー体(18)の内面側に設けると共に、
    排出カバー体(18)の下部に形成された排出口(H)の排出オーガ(12)搬送方向における幅(W)を変更可能としたことを特徴とするコンバイン。
  • 選別した穀粒を収容するグレンタンク(6)と、該グレンタンク(6)内の穀粒を機外に排出する排出オーガ(12)と、該排出オーガ(12)の先端部に形成された排出孔(13)の下側周囲を覆って排出孔(13)から出る穀粒の飛散を防止する排出カバー体(18)とを備えたコンバインにおいて、
    排出オーガ(12)の搬送方向に回動調整可能であり該回動調整による傾斜角度の変更によって穀粒の排出方向を変更可能なガイド板(28)を前記排出カバー体(18)の内面側で且つ排出オーガ(12)先端側に設けると共に、
    排出カバー体(18)の下部に形成された排出口(H)の排出オーガ(12)搬送方向における幅(W)を変更可能とし、該幅(W)の変更は前記ガイド板(28)が設けられる排出オーガ(12)先端側(F)を基準位置として基端側(R)を変更する構成としたことを特徴とするコンバイン。
  • 说明书全文

    本発明は、選別した穀粒を貯留するグレンタンクと、該グレンタンク内の穀粒を機外に排出する排出オーガとを備えるコンバインに関する。

    従来、選別した穀粒を貯留するグレンタンクと、グレンタンク内の穀粒を機外に排出する排出オーガを備えたコンバインは周知である。 そして、排出オーガで運搬トラックの荷台内に穀粒を均一に投入するために、排出オーガによる穀粒の排出方向をオーガ移送方向に変更できるようにすることが望ましい。 そこで、搬出オーガ筒の先端のシュート部分を前後に回動可能とした特許文献1に示すコンバインが公知になっている。

    実公平8−6432号公報

    しかし、前記文献のものは、ゴム垂れシュート24の前後方向幅(オーガ移送方向幅)が大きく、穀粒の袋取り作業が困難であった。
    本発明は、運搬トラックの荷台等へ穀粒を排出する通常の排出作業時における排出性能を良くしながら、穀粒の袋取り作業が容易なコンバインを提供することを課題とする。

    本発明は、前記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、選別した穀粒を収容するグレンタンクと、該グレンタンク内の穀粒を機外に排出する排出オーガと、該排出オーガの先端部に形成された排出孔の下側周囲を覆って排出孔から出る穀粒の飛散を防止する排出カバー体とを備えたコンバインにおいて、排出カバー体の下部に形成された排出口の排出オーガ搬送方向における幅を変更可能としたことを特徴とする。
    また、選別した穀粒を収容するグレンタンクと、該グレンタンク内の穀粒を機外に排出する排出オーガと、該排出オーガの先端部に形成された排出孔の下側周囲を覆って排出孔から出る穀粒の飛散を防止する排出カバー体とを備えたコンバインにおいて、排出オーガの搬送方向に回動調整可能であり該回動調整による傾斜度の変更によって穀粒の排出方向を変更可能なガイド板を前記排出カバー体の内面側に設けると共に、排出カバー体の下部に形成された排出口の排出オーガ搬送方向における幅を変更可能としたことを特徴とする。
    また、選別した穀粒を収容するグレンタンクと、該グレンタンク内の穀粒を機外に排出する排出オーガと、該排出オーガの先端部に形成された排出孔の下側周囲を覆って排出孔から出る穀粒の飛散を防止する排出カバー体とを備えたコンバインにおいて、排出オーガの搬送方向に回動調整可能であり該回動調整による傾斜角度の変更によって穀粒の排出方向を変更可能なガイド板を前記排出カバー体の内面側で且つ排出オーガ先端側に設けると共に、排出カバー体の下部に形成された排出口の排出オーガ搬送方向における幅を変更可能とし、該幅の変更は前記ガイド板が設けられる排出オーガ先端側を基準位置として基端側を変更する構成としたことを特徴とする。

    以上のように構成される本発明のコンバインによれば、排出カバー体の下部に形成された排出口の幅を変更可能としたから、運搬トラックの荷台等へ穀粒を排出する通常の排出作業時は排出口の幅を大きくして排出性能を良くすると共に、穀粒の袋取り作業時は排出口の幅を小さくして一所に寄せて排出させて袋取り作業を容易とすることができる。
    また、穀粒の排出方向を変更可能なガイド板を排出カバー体の内面側に設けると共に、排出カバー体の下部に形成された排出口の幅を変更可能としたから、ガイド板によりトラック荷台への拡散排出が容易となり、排出された後の穀粒を作業者が均す手間が軽減される。 また、トラック荷台へ穀粒を排出する通常の排出作業時は排出口の幅を大きくして排出性能(拡散性能)を良くすると共に、穀粒の袋取り作業時は排出口の幅を小さくして一所に寄せて排出させて袋取り作業を容易とすることができる。
    また、穀粒の排出方向を変更可能なガイド板を排出カバー体の内面側で且つ排出オーガ先端側に設けると共に、排出カバー体の下部に形成された排出口の幅を変更可能とし、該幅の変更はガイド板が設けられる排出オーガ先端側を基準位置として基端側を変更する構成としたから、排出孔から出て排出カバー体の先端側内面に沿って排出される穀粒の排出方向を、排出カバー体の先端側内面に設けた1つのガイド板で効率良く排出オーガ基端側に変更することができると共に、排出ラセン軸受部やガイド板支持部の位置を変更することなく排出口の幅が変更できて構造を簡素化できる。

    コンバインの右側面図である。

    コンバインの平面図である。

    オーガ先端側の側面図である。

    オーガ先端側の正面図である。

    排出カバー体の一部を省略したオーガ先端側の斜視図である。

    ガイド板を先端側側壁に対して平行とした状態を示すオーガ先端側の側断面図である。

    ガイド板を先端側側壁に対して傾斜させた状態を示すオーガ先端側の側断面図である。

    本発明を採用したオーガの実施形態を示し、(A)は排出口の幅を小さくした状態を示すオーガ先端側の側面図であり、(B)は排出口の幅を大きくした状態を示すオーガ先端側の側面図である。

    本発明を採用したオーガの別実施形態を示し、(A)は排出口の幅を縮小した状態を示すオーガ先端側の側面図であり、(B)は排出口の幅を拡大した状態を示すオーガ先端側の側面図である。

    本発明を採用したオーガの別実施形態に関し、オーガ先端側の構成を示す側断面図である。

    制御部の構成を示すブロック図である。

    (A)はガイド板の回動制御の構成を示すオーガ先端側の側断面図であり、(B)は操作手段の要部平面図である。

    ガイド板制御のフローチャート図である。

    (A)はコンバインからトラックの荷台に穀粒を投入する状態を示す平面図であり、(B)はコンバインからトラックの荷台に穀粒を投入する状態を示す正面図であり、(C)はオーガを昇降させた際のガイド板の状態を示す図であり、(D)はオーガからトラックの荷台に穀粒を投入する際のガイド板による穀粒の排出方向調整の状態を示す図である。

    本発明の実施形態を図示する例に基づき説明する。
    図1及び2は、コンバインの右側面図及び平面図である。 図示するコンバインでは、左右一対のクローラ式走行装置1L,1Rによって支持された機体フレーム2の左側に脱穀部3を設置し、該機体フレーム2の右側の前側に運転操作部4を設け且つ後側にグレンタンク6を配設することにより走行機体7を構成し、該走行機体7の前方に穀稈の刈取作業を行う前処理部8を昇降駆動可能に連結支持している。

    前処理部8で刈取られた穀稈は、前処理部8の搬送装置9によって脱穀部3まで搬送され、前後方向のフィードチェーン11に渡される。 フィードチェーン11によって脱穀部3に沿うように後方に搬送される穀稈は、脱穀処理され、排藁となって走行機体7の後端部から機外に排出される一方で、脱穀処理された処理物は、籾等の穀粒とそれ以外の藁屑等に選別され、穀粒はグレンタンク6に収容され、藁屑等は走行機体7の後端部から機外に排出される。 グレンタンク6内に収容された穀粒は、走行機体7の後部の右側に基端部が支持されたオーガ(排出オーガ)12の先端部に形成された排出孔13(図5乃至10参照)から機外に排出される。

    このオーガ12は、走行機体7の後端部右側に自身の軸回りに回動駆動可能に支持された上下方向の縦筒14と、縦筒14の上端部に基端部が支持されて該基端部から先端部に向かって直線状に延びる排出筒16とで構成されており、該排出筒16は前記縦筒14に対してその基端部を中心として先端側が上下揺動駆動可能に支持されている。 即ち、姿勢変更可能に基端側が走行機体7に支持されたオーガ12は、縦筒14を軸周りに回動させることより平旋回され、排出筒16を縦筒14に対して上下揺動させることにより昇降される。

    そして、グレンタンク6内の穀粒は、縦筒14内に支持された上下方向の上昇ラセン(図示しない)によって縦筒14内の上端部まで搬送された後、上昇ラセンの上端部に設けられる跳出板(図示しない)によって縦筒14の上端部から排出筒16の基端側へ渡されて、排出筒16内において軸方向に延びる排出ラセン17(図5乃至10参照)によって排出筒16内の先端側まで搬送され、前記排出孔13から下方側に排出される。

    オーガ12の先端部には、排出孔13の真下側を囲繞して覆う断面が方形状をなす筒状の排出カバー体18が、下方に向かって一体的に延設されている。 この排出カバー体18は、排出孔13から下方側に排出される穀粒の周囲をカバーして飛散を防止しつつ、該穀粒を下方側に落下案内するように構成されている。

    図3,4は、オーガ先端側の側面図及び正面図であり、図5は、排出カバー体の一部を省略したオーガ先端側の斜視図である。 オーガ12の先端部下面側には、方形状に開口された上述の排出孔13が穿設されており、該排出孔13のオーガ12基端側により近い側の縁である基端縁からは下方に向かって補助カバー19が一体的に突設され、排出孔13の先端縁は排出筒16の先端(オーガ12の先端)に至っている。

    補助カバー19は、その上端が排出筒16に溶着等で固着され、その水平旋回方向両端がオーガ12基端側に向かって屈曲されて断面がコ字形状をなすと共に、補助カバー19の排出筒16周面から下方への延出量は、排出カバー体18の延出量よりもかなり少なくなっている。

    排出カバー体18は、板状部材により形成された断面が方形状のカバー体であり、その上端が排出筒16周面に溶着等で固定されて構成されている。 前記排出カバー体18は、オーガ12の基端側により近い側の側壁である基端側側壁Rと、オーガ12の先端側により近い側の側壁である先端側側壁Fと、基端側側壁Rと先端側側壁Fとを連結する左右側壁とを有している。

    また、基端側側壁Rは、排出孔13の前記基端縁(排出孔13の補助カバー19側の縁)よりも、更にオーガ12の基端側寄りに配置されている。 そして、この排出カバー体18内における先端側側壁F側(オーガ12の先端側)には、排出孔13からの穀粒の排出方向を変更する方形板状のガイド体であるガイド板28が支持されている。

    次に、図3乃至7に基づいて、ガイド板28の構成を説明する。
    ガイド板28は、排出カバー体18の左右側壁間に軸回りに回動可能に架設支持された回動軸29を介して排出カバー体18内に回動可能に支持されると共に、ガイド板28はその両端部が屈曲形成されて断面がコ字形状となっている。

    ガイド板28の具体的な支持構造について説明すると、排出カバー体18の左右側壁の対向面に対して垂直な方向に向けられ且つ排出カバー体18内における先端側側壁F上端部の近傍に配置された回動軸29を、ガイド板28の回動基端部となる上端部側に一体的に形成された筒状部28aに挿通させて両者を固定し、この状態で、該回動軸29の両端部を排出カバー体の左右側壁の挿通孔にそれぞれ自身の軸回りに回動自在に挿通させて支持することにより、ガイド板28の先端側(下部)が先端側側壁Fに対して離間・近接するように、ガイド板28全体が回動自在に支持される。 言い換えると、ガイド板28は、排出ラセン17(オーガ12)の搬送方向に回動調整可能に支持されている

    このような支持構造を有するガイド板28は、駆動装置31によって回動駆動される。 駆動装置31は、排出カバー体18の左側壁に溶接等で固着される支持部材32と、モータ33と、モータ33を支持部材32に取付支持する取付ブラケット34と、回動軸29における排出カバー体18の左側壁の挿通孔から外側に突出した部分に取付けられて該回動軸29と一体で回動するセクタギア36とを備えている。

    支持部材32は断面がコ字形状の部材であって、排出オーガ12の先端部側方に固着される。 取付ブラケット34は断面がコ字形状の部材であって、取付ブラケット34の内面側に支持部材32の外面側が嵌合挿入された状態で、該取付ブラケット34が支持部材32にボルト固定されている。

    セクタギア36は、扇の中心部分に形成された取付孔36aに上述の回動軸29が挿通され、Cリング37によって回動軸29からの抜け止めがされている。

    このような駆動装置31によれば、モータ33で発生させた回転動がモータ出力ギア及びセクタギア36を介して回動軸29に伝動されることにより、ガイド板28を回動駆動させ、先端側側壁Fに対してガイド板28の傾斜角を変更し、これによって排出孔13からの穀粒の排出方向が変更される。

    図6は、ガイド板を先端側側壁に対して平行とした状態を示すオーガ先端側の側断面図であり、図7は、ガイド板を先端側側壁に対して傾斜させた状態を示すオーガ先端側の側断面図である。 本コンバインでは、ガイド板28を先端側側壁Fに最も近接する全開位置P1に下方回動駆動させると、該ガイド板28が先端側側壁Fに略平行に近接状態で対向し、ガイド板28の先端側が排出カバー体18の下端部近傍まで臨む全開姿勢に切換えられ、該全開姿勢では排出孔13が全開されて穀粒の排出方向をオーガ12の基端側へ変更する作用を殆んどしない非作用状態となる(図6,12参照)。

    また、ガイド板28を先端側が補助カバー19に近接又は接触する全閉位置(最閉位置)P2に上方回動駆動されると、該ガイド板28が排出筒16の軸方向に略平行になる全閉姿勢(最閉姿勢)に切換えられ、該全閉姿勢では、ガイド板28によって排出孔13が全閉されて排出孔13から穀粒が排出されない又は殆ど排出されない非排出状態になる。 (図12参照)

    即ち、ガイド板28は、排出孔13を閉塞可能な位置まで上方回動可能に構成されることにより、排出孔13を開閉自在に閉塞するシャッターとしても機能している。

    このため、ガイド板28の基端から先端までの長さは、排出孔13の排出筒16軸方向の長さに応じて設定され、この設定された長さに応じて、排出カバー体18の排出筒16から下方への延出長さも設定される。 実施形態では排出カバー体18の下端が、全開位置P1でのガイド板28の下端より下方となるように延出しているが、これに限らず排出カバー体18の下端とガイド板28の下端とを同一位置、又は、ガイド板28の下端部が排出カバー体18から多少突出する構成としてもよい。

    更に、ガイド板28を全開位置P1と全閉位置P2との間で回動駆動させると、その回動位置によって、先端側側壁Fに対して、ガイド板28の傾斜角が変更され、排出孔13からの穀粒の排出方向が変更され、該変更に伴って排出孔13の開度も変化する(図7,12参照)。

    尚、排出孔13からの穀粒排出時、ガイド板28と先端側側壁Fとの間の隙間に穀粒が入り込んで、ガイド板28による排出方向の変更ができない穀粒が排出カバー体18から漏れ落ちることを防止するため、ガイド板28の基端部(筒状部28a)と先端側側壁Fとの間に形成された隙間を上方からカバーして穀粒を補助カバー19とガイド板28との間に案内する補助ガイドカバー35が、排出筒16内の先端側側壁Fから延設されている。

    次に、図8に基づき、本発明のオーガの実施形態について説明する。
    図8は、本発明を採用したオーガの実施形態を示し、(A)は排出口の幅を小さくした状態を示すオーガ先端側の側面図であり、(B)は排出口の幅を大きくした状態を示すオーガ先端側の側面図である。
    断面がコ字形状の移動カバー体71の取付位置を変更することにより、その下部に形成される方形状の排出口Hの排出ラセン17(オーガ12)搬送方向における幅Wを変更可能としている。 この時、移動カバー体71の取付位置を変更させても排出口Hのオーガ水平旋回方向における幅は変わらない。

    詳述すると、排出筒16に形成された排出孔13の基端側縁の近傍には、ガイド板28がシャッタとして作用する場合に排出筒16とガイド板28との隙間から穀粒がこぼれ落ちるのを阻止する上述の補助カバー19が設けられる。 該補助カバー19には取付ボルトが設けられ、該取付ボルトを介して移動カバー体71が着脱可能となっている。 排出筒16の下部で、且つ前記補助カバー19より排出筒16基端側寄りの位置には、前記補助カバー19と同一部品である補助カバー19aが設けられ、前記移動カバー71を補助カバー19又は補助カバー19aに択一的に取付可能となっている。

    即ち、ガイド板28が設けられる断面がコ字形状の固定カバー体70の先端側側壁Fを基準位置として、移動カバー体71の基端側側壁Rを排出ラセン17(オーガ12)の搬送方向に移動可能とすることにより、穀粒を籾袋で袋取りする場合は、排出カバー体18の排出口Hの幅Wを幅W1まで小さくできるから、排出カバー体18の先端部を籾袋に挿入し易く袋取りの作業性が良い。 また、トラックの荷台等へ排出する場合は、排出口Hの幅Wを幅W2まで大きくして、移動カバー体71とガイド板28との隙間(穀粒の排出通路の幅W3)を充分に確保できるから、隙間が狭くて穀粒が詰まることを防止できる。

    次に、図9に基づき、本発明のオーガの別実施形態について説明する。
    図9は、本発明を採用したオーガの別実施形態を示し、(A)は排出口の幅を縮小した状態を示すオーガ先端側の側面図であり、(B)は排出口の幅を拡大した状態を示すオーガ先端側の側面図である。

    排出筒16(オーガ12)の先端部には、排出筒16内で排出ラセン17によって搬送された穀粒が排出される排出孔13が形成されると共に、排出孔13の下方には、該排出孔13の下側周囲を覆って排出孔13から排出される穀粒の周囲への飛散を防止する断面が方形状の排出カバー体18が備えられている。 また、該排出カバー体18の内側で且つ排出筒16の先端側寄りには、排出孔13から排出される穀粒を落下案内するガイド板28を配置しており、該ガイド板28は上端部(基端部)の回動軸29を回動中心として、排出ラセン17(オーガ12)の搬送方向に回動調整可能に枢着されており、該回動調整による傾斜角度の変更によって、穀粒の排出方向を排出ラセン17の搬送方向に変更可能となっている。

    図9に示す排出カバー体18の構造は、断面がコ字形状の固定カバー体60と、断面がコ字形状の移動カバー体61とで構成され、移動カバー体61の両端折曲部を固定カバー体60の両端折曲部に外嵌させることで、両カバー体60,61により断面が方形状の排出カバー体18が形成されるように構成している。

    また、上述した図8の実施形態とは異なり、移動カバー体61は、固定カバー体60の外側に設けた回動軸62を介して回動自在に支持され、移動カバー体61を回動軸62を中心に排出ラセン17搬送方向に回動することにより、その下部に形成される方形状の排出口Hの排出ラセン17(オーガ12)搬送方向における幅Wを変更可能としている。 この時、移動カバー体61を回動させても排出口Hのオーガ水平旋回方向における幅は変わらない。

    詳述すると、移動カバー体61を回動軸62を回動中心として固定カバー体60に近づく側に回動すると、排出口Hの幅Wが幅W1(排出孔13の排出ラセン17搬送方向における幅W0と同等)まで縮小され、移動カバー体61を固定カバー体60から遠ざける側に回動すると、排出口Hの幅Wが幅W2まで拡大される。 (図9の実施形態では、ガイド板28が後述する限度位置P3にある状態で、穀粒の排出通路の幅W3を排出孔13の幅W0と同等に設定している。)

    即ち、ガイド板28が設けられる固定カバー体60の先端側(先端側側壁F)を基準位置として、移動カバー体61の基端側(基端側側壁R)を排出ラセン17(オーガ12)の搬送方向に移動可能とすることにより、穀粒を籾袋で袋取りする場合は、排出カバー体18の排出口Hの幅Wを縮小(排出カバー体18の先端部を小さく)できるから、排出カバー体18の先端部を籾袋に挿入し易く袋取りの作業性が良い。 また、トラックの荷台等へ排出する場合は、排出口Hの幅Wを拡大して、移動カバー61とガイド板28との隙間(排出通路の幅W3)を充分に確保できるから、隙間が狭くて穀粒が詰まることを防止できる。

    尚、図9の実施形態では、移動カバー体61の位置固定を、該移動カバー体61と固定カバー体60との摺動抵抗(摩擦抵抗)によって行う構成としたが、これに限らず、移動カバー体61を固定カバー体60にネジ止めして位置固定する構成としてもよい。 また、移動カバー61体を電動モータ駆動によって回動させる構成としてもよい。

    次に、図10に基づき、本発明のオーガの別実施形態について説明する。
    図10は、本発明を採用したオーガの別実施形態に関し、オーガ先端側の構成を示す側断面図である。
    上述した図8の実施形態では、排出筒16(オーガ12)に対して垂直方向に延びる基端側側壁Rに対して先端側側壁Fが平行な状態で対向しているが、図10に示す実施形態では、先端側側壁Fが基端側側壁Rに対し、下方に向かって徐々に離間するように傾斜している。 このために排出孔13から排出される穀粒を、排出ラセン17の搬送力を利用して、排出筒16の先端よりも更に搬送下手側(図10における右側)に排出せしめることが可能になる。

    詳述すると、図8で示す固定カバー体70を、図10では固定カバー体70Aと移動カバー体70B(先端側側壁Fを含む)とに分割すると共に、固定カバー体70Aに回動軸72を介して移動カバー体70Bを回動自在に支持し、先端側側壁Fを基端側側壁Rに対して平行な状態から下方に向かって徐々に離間する傾斜状態に姿勢変更可能としている。 この構成によると、ガイド板28の下部を排出筒16の先端より更に搬送下手側に回動移動できるから、搬送ラセン17によって勢いよく排出される穀粒にガイド板28を作用させずに、穀粒を放物線状に自然落下させることが可能となり、排出ラセン17の搬送力によって穀粒を排出筒16の先端よりも更に搬送下手側に排出せしめることが可能になる。 よって、排出孔13から排出される穀粒の排出方向を、搬送上手側だけでなく搬送下手側にも変更可能となるから、オーガ12で運搬トラックの荷台内に穀粒を均一に投入する作業が更に能率よく行える。

    前記構成のガイド板28の回動位置と、排出オーガ12の昇降位置及び水平旋回位置と、排出オーガ12の穀粒排出動作の入切とが、マイコン等から構成される制御部38(図11参照)によって制御される。

    次に、図11乃至13に基づき、制御部の構成を説明する。
    図11は、制御部の構成を示すブロック図である。 制御部38の入力側には、オーガ12の昇降及び旋回を手動操作するオーガ手動操作手段であるオーガ操作レバー39と、オーガ12を所定の水平旋回位置に自動的に水平旋回させるオーガ自動旋回操作手段であるオーガ自動旋回スイッチ41と、オーガ12の穀粒の排出駆動の入切操作を行う排出駆動入切操作手段である排出スイッチ(モーメンタリスイッチ)42と、オーガ12の昇降位置を検出する昇降位置検出手段であるオーガ昇降ポテンショメータ43と、オーガ12の水平旋回位置を検出する旋回位置検出手段であるオーガ旋回ポテンショメータ44と、ガイド板28の回動位置を検出する回動位置検出手段であるガイド板ポテンショメータ46と、ガイド板28の傾斜角を変更操作する排出方向変更手段である排出方向変更ダイヤル(ガイド板傾斜操作具)47と、オーガ12(排出筒16)内の穀粒の有無を検出する穀粒センサ81と、ガイド板28を全開位置に切り換える全開切換操作手段である袋取りスイッチ(モーメンタリスイッチ)82と、が接続されている。

    一方、制御部38の出力側には、縦筒14を軸回りに回動させることによりオーガ12を水平旋回駆動させる旋回手段であるオーガ旋回モータ48と、油圧による伸縮作動によって排出筒16を縦筒14に対して上下揺動させることによりオーガ12を昇降駆動させる昇降手段であるオーガ昇降シリンダ49と、エンジンから上昇ラセン及び排出ラセン17への動力伝動を断続する排出クラッチ(図示しない)を上述の排出スイッチ42の入切操作検出等に基づいて断続作動させるオーガ排出駆動入切手段である排出クラッチ駆動モータ51と、上述のモータ33と、が接続されている。

    前記オーガ操作レバー39は、運転操作部4のオペレータが着座する座席52の後方に前後揺動操作可能且つ左右揺動操作可能に設置されており、後を向いた運転操作部4のオペレータのオーガ操作レバー39の前後揺動によってオーガ12の昇降操作を行うとともに、オーガ操作レバー39の左右揺動によってオーガ12の水平旋回操作を行う。

    前記オーガ自動旋回スイッチ41は、オーガ操作レバー39の側方に押し操作可能に配置されている。 オーガ12は、基端側から先端側に向かって平面視で前方斜め左方向を向いて走行機体7の上側に収納される収納姿勢と、基端側から先端側に向かって平面視で右(又は後方)を向いて走行機体7の側方に突出する排出姿勢とを基本姿勢として有するが、前記オーガ自動旋回スイッチ41を1回押し操作する度に、収納姿勢から排出姿勢又は排出姿勢から収納姿勢への姿勢切換が行われる。

    前記排出スイッチ42は、オーガ操作レバー39の側方に押し操作可能に配置されている。 制御部38は、排出スイッチ42の1回の押し操作毎に、排出クラッチ駆動モータ51を介して、排出クラッチの断続切換を行うように構成されている。 そして、排出クラッチが接続された場合には、グレンタンク6内の穀粒がオーガ12の排出孔13から排出される一方で、排出クラッチが切断された場合には、オーガ12の排出孔13からの穀粒の排出が停止される。

    図12(A)はガイド板の回動制御の構成を示すオーガ先端側の側断面図であり、(B)は操作手段の要部平面図である。 制御部38は、排出方向変更ダイヤル47によりガイド板28の回動位置を変更できるように構成されている。

    具体的には、全開位置P1から全閉位置P2の間の範囲において、排出方向変更ダイヤル47の回動操作によりガイド板28が回動駆動されるように制御部38を構成している。 言い換えると、上述のように排出方向変更ダイヤル47によって排出孔13が排出状態に自動的に切換えられた後でも、穀粒排出中等に、排出方向変更ダイヤル47によって、ガイド板28の回動位置を変更できる。 排出方向変更ダイヤル47は、ガイド板28を閉じ側駆動操作する手前側位置と、ガイド板28を開き側に駆動操作する奥側位置と、ガイド板28の駆動を停止する中立位置とが設けられ、ダイヤルから手を離すと中立位置へ復帰するように構成されている。 よって、排出方向変更ダイヤル47を手前側位置(又は奥側位置)へON操作すると、ON操作している間はガイド板28が閉じ側(又は開き側)へ駆動し、排出方向変更ダイヤル47を離すと中立位置へ復帰してガイド板28の駆動が止まる。 袋取りスイッチ82は、前記排出方向変更ダイヤル47の近傍に押し操作可能に配置され、ガイド板28を作動条件に関係なく強制的に全開位置P1に切り換える手段である。

    また、排出クラッチが接続作動してオーガ12の排出孔13から穀粒が排出されている際、ガイド板28を所定以上全閉位置P2寄り(基端側側壁F側)に回動させると、排出孔13の開度が小さくなり過ぎて、排出孔13付近で穀粒の詰まりを生じる等の不具合が生じる。

    このため、制御部38は、全開位置P1から全閉位置P2に向けて所定角度回動させた位置を限度位置P3とし、全開位置P1から限度位置P3に至る範囲を排出可能範囲X1に設定し、限度位置P3よりも全閉位置P2寄りの範囲を排出禁止範囲X2に設定している。 そして、排出クラッチが接続作動している最中は、排出方向変更ダイヤル47によりガイド板28が排出禁止範囲X2内に回動されるような操作が行われても、ガイド板28を排出可能範囲X1内で保持し、排出禁止範囲X2に回動されないように制御部38を構成している。 すなわち、制御部38によって、基端側側壁R側へのガイド板28の所定以上の回動を規制する規制手段を構成している。 ちなみに、図示する例では、全開位置P1から全閉位置P2に向けて略45度回動させた位置が限度位置P3に設定されているが、これに限らず任意に設定してよい。

    図13は、ガイド板制御のフローチャート図である。
    オーガ12が穀粒の排出を停止している時には、S1からS2へ移動しS2で袋取りスイッチ82のON/OFFを判定する。 袋取りスイッチ82がONされた場合はS3で袋取フラグが0か1か判定する。 S3で袋取フラグが0の場合はS4で袋取フラグに1をセットし、S5でガイド板28を全開駆動して戻る。 一方、S3で袋取フラグが1の場合はS6で袋取フラグに0をセットし、S7でガイド板28を全閉駆動して戻る。
    上述のS2〜S7に示されるように、袋取りスイッチ(ガイド板全開操作具)82を1回押す毎にガイド板28は全開位置P1から全閉位置P2、又は、全閉位置P2から全開位置P1への姿勢切換が行われる。

    S2で袋取スイッチ82がOFFの場合はS8へ移動し、袋取フラグが0か1か判定を行う。 S8で袋取フラグが1の場合はS9で排出スイッチ42のON/OFFを判定し、ONの場合はS10で排出クラッチを入駆動して戻る。
    上述のS8で袋取フラグが1と判定された場合は、袋取りスイッチ82のON操作によってガイド板28が全閉位置P2から全開位置P1に姿勢切換されて排出カバー体18の先端側側壁Fに沿った状態となっているから、穀粒を先端側側壁Fに沿って排出することができる。 よって、図8〜10に示されるオーガ12の実施形態において、排出口Hの幅Wを幅W1まで小さくした状態でオーガ12から排出される穀粒を袋取りする場合に、袋取りスイッチ82を押し操作してガイド板28を全開位置P1に切り換えておけば、ガイド板28と移動カバー体61,71との隙間が狭くて穀粒が詰まることを防止できる。

    一方、S8で袋取フラグが0の場合は、S11で排出スイッチ42のON/OFFを判定し、ONの場合はS12でオーガ昇降ポテンショメータ43の値を読み込み、S13で排出筒16内に穀粒が存在するか否かを穀粒センサ81によって判定する。 S13で穀粒センサ81が穀粒無しと判定した場合は、S14〜S16のステップでガイド板28をオーガ昇降ポテンショメータ43の検出値に基づき鉛直位置まで開駆動すると共に排出クラッチの入駆動を行う。 一方、S13で穀粒センサ81が穀粒有りと判定した場合は、S17,S18のステップでガイド板28を鉛直位置まで開駆動してからS19へ移行して排出クラッチの入駆動を行う。
    上述のS11時点では、オーガ12の穀粒排出が停止すると共に、ガイド板28が全閉位置P2となっている状態であり、S11で排出スイッチ42がONと判定されると、S14〜S16、又はS17〜S19のステップによりガイド板28の開駆動と排出クラッチの入駆動が自動的に行われるが、穀粒センサ81の検出結果によってガイド板28の開駆動と排出クラッチの入駆動のタイミングが変わるように制御されている。

    即ち、S13で穀粒センサ81が穀粒無しと判定した場合には、排出スイッチ42がONされたことに基づいて、ガイド板28の開駆動と排出クラッチの入駆動が同時に開始される。 一方、S13で穀粒センサ81が穀粒有りと判定して場合には、オーガ12による穀粒排出をグレンタンク6が空となる前に中断して排出筒16内に穀粒が残った状態であり、この場合に排出スイッチ42のON操作に基づきガイド板28の開駆動と排出クラッチの入駆動を同時に開始するとガイド板28が所定開度(穀粒を詰まりなく排出するのに充分な開度)まで開き終わる前に穀粒が排出孔13まで到達して詰まりが発生する虞があるので、穀粒センサ81が穀粒有りと判定した場合には、ガイド板28が所定開度(実施例では鉛直位置)まで開き終わった後に、排出クラッチの入駆動を行うように遅延制御されている。 S18ではガイド板ポテンショメータ46が所定開度(鉛直位置)を検出したことに基づいて、排出クラッチ入駆動へ移行する構成としたが、これに限らず遅延タイマーを設けて排出クラッチ入駆動を遅らせる構成としてもよい。
    尚、本実施形態では、走行機体7に対するオーガ12の昇降位置を検出するオーガ昇降ポテンショメータ43の検出値に基づきガイド板28を鉛直位置に制御したが、これに限らず走行機体7の地面に対する傾斜を検出する傾斜センサを設けて、該傾斜センサに基づきガイド板28を鉛直位置に制御する構成としてもよい。

    S1でオーガ12による穀粒の排出状態を判定し、S1で排出中と判定した場合はS20で排出スイッチ42のON/OFFの判定を行う。
    S20で排出スイッチ42がONと判定された場合は、S21で排出クラッチを切駆動し、S22でガイド板遅延タイマーをカウントし、S23でガイド板28を全閉駆動し、S24で袋取フラグをリセットして戻る。
    即ち、オーガ12で穀粒排出中に排出スイッチ42がON操作された場合には、自動的に排出クラッチの切駆動とガイド板28の全閉駆動を行うが、排出クラッチを切断しても排出ラセン17が惰性によって回転駆動して穀粒が暫く排出されるため、ガイド板28を直ちに閉じてしまうと穀粒が排出孔13部分で詰まる虞がある。 そこで、ガイド板遅延タイマーにより排出クラッチ切開始からタイムラグを設けてガイド板28の閉じ作動を開始させることで、穀粒の詰まりを防止している。

    S20で排出スイッチ42がOFFの場合には、S25で袋取フラグが0か1か判定を行う。 S25で袋取フラグが1の場合(ガイド板28が全開位置P1の場合)は戻る。 一方、S25で袋取フラグが0の場合はS26で排出方向変更ダイヤル47が奥側位置か、手前側位置か、中立位置か判定を行い、奥側位置の場合はS27でガイド板28を開方向へ駆動し、手前側位置の場合はS28でガイド板28を閉方向へ駆動し、中立位置の場合はガイド板28の回動駆動を停止する。 よって、オーガ12による穀粒排出中に排出方向変更ダイヤル47を操作することによって排出孔13から排出される穀粒の排出方向を上述の排出可能範囲X1内で変更できる。

    図14(A)はコンバインからトラックの荷台に穀粒を投入する状態を示す平面図であり、(B)はコンバインからトラックの荷台に穀粒を投入する状態を示す正面図であり、(C)はオーガを昇降させた際のガイド板の状態を示す図であり、(D)はオーガからトラックの荷台に穀粒を投入する際のガイド板による穀粒の排出方向調整の状態を示す図である。

    同図に示す通り、前記構成のコンバインは、圃場内において刈取作業によってグレンタンク6内に穀粒を収納した後、圃場外に駐車されたトラック53に、圃場内から横付けする。 続いて、トラック53の荷台54の真上に排出口Hが位置するようにオーガ12を水平旋回させ、位置を微調整する。 続いて、排出クラッチの接続操作を行いコンバイン側の穀粒をオーガ12の排出口Hからトラック53の荷台54に投入する。 この際、荷台54内のコンバインから見て手前側や奥側に対して均等に穀粒が投入されるように、ガイド板28の回動位置を排出方向変更ダイヤル47により変更して、穀粒の排出方向をオーガ12の排出筒16の軸方向に沿って変化させる。

    該構成のコンバインによれば、オーガ12の水平旋回位置調整及びガイド板28の回動位置調整を行うことにより、トラック53の荷台54内に均等に穀粒を排出させることが可能になるため、利便性が高い。

    また、該コンバインではガイド板28が排出孔13のシャッタとして機能し、排出スイッチ42のON操作に連動してガイド板28が自動的に開閉するが、排出スイッチ42をON操作してガイド板28が全閉位置P2から開く時に、オーガ昇降ポテンショメータ43の検出値に基づきガイド板28を鉛直位置に開くように構成されている。 よって、初期開度が鉛直位置となっているから、オーガ12の排出孔13からの穀粒排出が開始される際にその排出方向が予測され易く、またオーガ12の昇降位置に関係なく排出方向が同じとなり、排出作業を能率良く行うことができる。

    前記構成のコンバインによれば、選別した穀粒を収容するグレンタンク6と、該グレンタンク6内の穀粒を機外に排出する排出オーガ12と、該排出オーガ12の先端部に形成された排出孔13の下側周囲を覆って排出孔13から出る穀粒の飛散を防止する排出カバー体18とを備えたコンバインにおいて、排出カバー体18の下部に形成された排出口Hの排出オーガ12搬送方向における幅Wを変更可能としたから、運搬トラック53の荷台54等へ穀粒を排出する通常の排出作業時は排出口Hの幅Wを大きくして排出性能を良くすると共に、穀粒の袋取り作業時は排出口Hの幅Wを小さくして一所に寄せて排出させて袋取り作業を容易とすることができる。

    また、選別した穀粒を収容するグレンタンク6と、該グレンタンク6内の穀粒を機外に排出する排出オーガ12と、該排出オーガ12の先端部に形成された排出孔13の下側周囲を覆って排出孔13から出る穀粒の飛散を防止する排出カバー体18とを備えたコンバインにおいて、排出オーガ12の搬送方向に回動調整可能であり該回動調整による傾斜角度の変更によって穀粒の排出方向を変更可能なガイド板28を前記排出カバー体18の内面側に設けると共に、排出カバー体18の下部に形成された排出口Hの排出オーガ12搬送方向における幅Wを変更可能としたから、ガイド板28によりトラック荷台54への拡散排出が容易となり、排出された後の穀粒を作業者が均す手間が軽減される。 また、トラック荷台54へ穀粒を排出する通常の排出作業時は排出口の幅Wを大きくして排出性能(拡散性能)を良くすると共に、穀粒の袋取り作業時は排出口Hの幅Wを小さくして一所に寄せて排出させて袋取り作業を容易とすることができる。

    また、選別した穀粒を収容するグレンタンク6と、該グレンタンク6内の穀粒を機外に排出する排出オーガ12と、該排出オーガ12の先端部に形成された排出孔13の下側周囲を覆って排出孔13から出る穀粒の飛散を防止する排出カバー体18とを備えたコンバインにおいて、排出オーガ12の搬送方向に回動調整可能であり該回動調整による傾斜角度の変更によって穀粒の排出方向を変更可能なガイド板28を前記排出カバー体18の内面側で且つ排出オーガ12先端側に設けると共に、排出カバー体18の下部に形成された排出口Hの排出オーガ12搬送方向における幅Wを変更可能とし、該幅Wの変更は前記ガイド板28が設けられる排出オーガ12先端側Fを基準位置として基端側Rを変更する構成としたから、排出孔13から出て排出カバー体28の先端側内面Fに沿って排出される穀粒(排出孔13から排出される穀粒は排出ラセン17の搬送力によって先端側側壁F内面に沿って排出される)の排出方向を、排出カバー体28の先端側内面Fに設けた1つのガイド板28で効率良く排出オーガ12基端側に変更することができると共に、排出ラセン軸受部やガイド板支持部の位置を変更することなく排出口Hの幅Wが変更できて構造を簡素化できる。 例えば、基端側側壁Rを基準位置として先端側側壁Fを移動させて排出口Hの幅Wを変更する構成とすると、排出ラセン17の軸受部やガイド板28の支持部も移動することになり、構造が複雑化すると共に、排出孔13の幅W0が変わって排出が不安定になる問題がある。

    本実施形態では、排出カバー体18の排出口Hを狭くするだけでなく、排出カバー体18の全体(筒部分)を狭くしているから、排出カバー体18が籾袋へ挿入し易く穀粒の袋取り作業を容易に行うことができるが、これに限らず、筒部分の幅は変えずに排出口Hの部分だけを狭くする構成としてもよい。 排出口Hを小さくして一所に寄せて排出させる構成とすることで、排出穀粒の排出範囲が狭くなり穀粒の袋取り作業を容易とすることができる。

    6 グレンタンク 12 オーガ(排出オーガ)
    13 排出孔 18 排出カバー体 28 ガイド板 H 排出口 W 幅 F 先端側側壁 R 基端側側壁

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈