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Transpiration apparatus

阅读:765发布:2021-06-25

专利汇可以提供Transpiration apparatus专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To allow an user to recognize information relating to the transpiration such as kinds of drugs to be transpired, etc. CONSTITUTION:On the right wall 125 of the cartridge loading section 121 formed on the apparatus main body, the data A detecting hook 140a, the data B detecting hook 140b, the data C detecting hook 140c, the data D detecting hook 140d and the loading completion detecting hook 140e are placed from up to down in these order. On the other hand, on the liquid drug cartridge to be loaded to the cartridge loading section 121, a protrusion to indicate such data as the kinds of liquid drugs, etc., is formed. When the liquid drug cartridge is loaded to the cartridge loading section 121, the protrusion touches the detecting hooks 140a-140e and causes the switches equipped corresponding to each of the detecting hooks 140a-140e on. Data are read when the relevant switches are on and the data so read are displayed on the display window of the LCD.,下面是Transpiration apparatus专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 加熱手段を有する装置本体と、該装置本体に着脱自在に装填され薬剤を収容してなる薬剤カートリッジとから構成され、該薬剤カートリッジから供給された薬剤を前記加熱手段からの熱により蒸散させる蒸散装置において、 前記薬剤カートリッジに、前記蒸散に関連する情報を保持させる一方、前記装置本体には前記情報を読み取る読取手段と、該読取手段により読み取られた前記情報を表示する表示手段とを設けたことを特徴とする蒸散装置。
  • 【請求項2】 前記情報は、前記カートリッジに収容された薬剤の種類であることを特徴とする請求項1記載の蒸散装置。
  • 【請求項3】 前記情報は、前記カートリッジに収容された薬剤の容量と適正蒸散量のいずれか少なくとも一方であることを特徴とする請求項1記載の蒸散装置。
  • 【請求項4】 前記読取手段により読み取られた情報に基づき、前記加熱手段を制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の蒸散装置。
  • 【請求項5】 前記情報は適正蒸散量であり、前記制御手段は前記適正蒸散量に基づき、前記加熱手段の加熱状態を制御することを特徴とする請求項4記載の蒸散装置。
  • 【請求項6】 前記情報は前記カートリッジに収容された薬剤の容量であり、前記加熱手段の加熱動作に伴って、前記容量の薬剤が消費されたとき、これを報知する報知手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の蒸散装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、芳香剤、消臭剤、殺菌剤、殺虫剤等の薬剤を蒸散させる蒸散装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来の蒸散装置としては、図19及び図20に示したものが知られている。 すなわち、蒸散装置は、装置本体61とこの装置本体61に着脱自在に装填される薬液カートリッジ62とから構成されている。 装置本体61は、外部ケース63を有し、この外部ケース63の上面には蒸散口64が開成され、下面には挿入口65が形成されている。 外部ケース63の内部上方には、カートリッジ装填部66が設けられており、このカートリッジ装填部66の下部内周には雌ねじ部67が形成されている。 また、カートリッジ装填部66の上端部には中央に挿通孔68を有するヒーター69が配設されており、このヒーター69には電源コード口70から配索されたコードが接続される。

    【0003】一方、薬液カートリッジ62は、芳香性等の所定の効能を有する薬液71が収容された断面円形の薬液容器72を有し、この薬液容器72の上端周部には、前記雌ねじ部67に螺合する雄ねじ部73が形成されている。 また、薬液容器72の上端開口部には、キャップ74が嵌着されており、このキャップ74の中心部には、上端部が薬液容器72の外部に突出し、かつ下端部が薬液容器72の底面近傍まで延設された吸液芯75
    が嵌装されている。

    【0004】かかる構造において、使用に際しては装置本体61を持ち上げて、挿入口65を介して薬液カートリッジ62を外部ケース63内に挿入して回転させる。
    これにより、図20に示したように、薬液容器72の上端部に設けられた雄ねじ部73が、カートリッジ装填部66に設けられた雌ねじ部67に螺合して、薬液カートリッジ62は装置本体61に装填される。 このように、
    薬液カートリッジ62が装填されると、吸液芯75の上端部はヒーター69の挿通孔68内に遊挿された状態となる。 この状態でヒーター69が発熱動作することにより、吸液芯75から薬剤成分が蒸散して、蒸散口64を介して外部に拡散するものである。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の蒸散装置にあっては、図20に示したように、カートリッジ装填部66に薬液カートリッジ62を装填すると、該薬液カートリッジ62を外部から視認することができない。 よって、薬液カートリッジ62に貼付されたラベル等に、薬液の種類や容量等の蒸散に関連する情報が記載されていたとしても、これを確認することができない。 よって、蒸散させようとする薬液とは異なる種類の薬液カートリッジ62が装填されているにも拘わらず、スイッチをオンにして蒸散を行ってしまう不都合があった。

    【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、蒸散させる薬剤の種類等の蒸散に関連する情報をユーザーが認識できるようにした蒸散装置を提供することを目的とするものである。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために本発明にあっては、加熱部が設けられた装置本体と、
    該装置本体に着脱自在に装填され薬剤を収容してなる薬剤カートリッジとから構成され、該薬剤カートリッジから供給された薬剤を前記加熱部からの熱により蒸散させる蒸散装置において、前記薬剤カートリッジに、蒸散に関連する情報を保持させる一方、前記装置本体には、前記情報を読み取る読取手段と、該読取手段により読み取られた前記情報を表示する表示手段とを設けてある。

    【0008】

    【作用】前記構成において、装置本体に薬剤カートリッジを装填すると、薬剤カートリッジから供給された薬剤は、加熱部からの熱により蒸散する。 また、このように薬剤カートリッジを装置本体に装填すると、薬剤カートリッジに保持されている蒸散に関連する情報が、装置本体側の読取手段により読み取られて、表示手段により表示される。

    【0009】

    【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説明する。 図1に示すように、蒸散装置は、装置本体10
    1とこの装置本体101に着脱自在に装填される薬液カートリッジ102とから構成される。 前記装置本体10
    1は外部ケース103を有し、この外部ケース103には、図2,3に示すように、上面部104、左右側面部105,106、上部のみに設けられた前面部107及び背面部108が一体的に形成されている。

    【0010】外部ケース103の内部には、前面部7に沿って上下方向に延在する空気流通路109が隔成されており、この空気流通路109は縦隔壁110により外部ケース103の他側部側と仕切られている。 また、空気流通路109の下端部には、その全面に亙って蒸散用空気取り入れ口111が開成されており、上端部には蒸散口112が開成されている。 空気流通路109内の下部には、前記縦隔壁110に基板取付部116が突設されており、該基板取付部116により、プリント基板1
    17が支持され、該プリント基板117に蒸散用ヒーター118がその基部を下方に変位させた斜状にて固定されている。

    【0011】前記外部ケース103の縦隔壁110より他側部側には、この縦隔壁110の中央部よりやや下部に一端部を結合されて、前記上面部104と平行に横方向へ延在する横隔壁120が一体的に形成されている。
    この横隔壁120は、縦隔壁110に結合された一端部に上方に変位した斜状であって、他端部は前記背面部1
    08に結合されている。 横隔壁120の上部には、カートリッジ装填部121が設けられており、カートリッジ装填部121は前記背面部108に形成された挿入口1
    22を介して外部に開放している。

    【0012】この挿入口122は、縦長の長方形状であって、カートリッジ装填部121は挿入口122の開口縁に連なる左側壁124と右側壁125、及び上壁12
    6と下壁127、及び前記挿入口122と対向する奥壁128とにより隔成されている。 前記下壁127は、横隔壁120の上面であり、よって、挿入口122側から奥壁128側に亙って徐々に上昇する傾斜状に成形されている。 また、上壁126は下壁127と平行に延在し、よって上壁126も挿入口122側から奥壁128
    側に亙って徐々に上昇する傾斜状に成形されている。 この平行に延在する上壁126と下壁127とには、挿入口122側から奥壁128側に亙って延在する一対の平行なリブにより、上部ガイド溝129と下部ガイド溝1
    30とが設けられている。 また、前記奥壁128の下部には、薬液容器取り出しボタン119が摺動自在に貫通配置され、上部には縦隔壁110を貫通する吸液芯通路123が設けられている。

    【0013】一方、薬液カートリッジ102は、薬液容器131を有し、その内部には所定の温度以上では温度に比例した量をもって蒸発する特性の薬液132が収容されている。 この薬液容器131は、前記挿入口122
    からカートリッジ装填部121に挿入可能な断面長方形状であり、カートリッジ装填部121の奥行き寸法よりやや長尺状に形成されている。 この薬液容器131の内部には、一端部が薬液容器131の底壁に当接する吸液芯133が配置され、該吸液芯133の他端部には薬液容器131の前面上部から外部に突出する突設部135
    が設けられている。 なお、この突設部135の基端周部には耐熱性を有するシール部材134が嵌着されている。 また、薬液容器131の上面と下面には、上部ガイド凸条136と下部ガイド凸条137とが各々突設されており、上部ガイド凸条136にあっては前記上部ガイド溝129に内挿し得る幅に、下部ガイド凸条137にあっては前記下部ガイド溝130に内挿し得る幅に各々形成されている。 さらに、薬液カートリッジ102の薬液容器131には、図4及び図5に示したように、一方の側面にその上部から4個のデータ凸起A,B,C,D
    及び1個の装着完了凸起Eが同一直線上に設けられており、各凸起A〜Eは円錐形に成形されている。 そして、
    図6に示すように、4個のデータ凸起A〜Dの有無(凸起あり:0,凸起無し:0)の組み合わせにより、「芳香剤 グリーン系」から「防虫剤 蚊」までの薬液13
    2の種類を示す情報が保持されている。

    【0014】他方、図2に示すように、装置本体101
    の右側面部106には、その外面にLCD表示部138
    が配置されており、カートリッジ装填部121の右側壁125には、その上部からデータA検知爪140a、データB検知爪140b、データC検知爪140c、データD検知爪140d、及び装着完了検知爪140eが配置されている。 各検知爪140a〜140dは、各々対応するデータSW A,データSW B,データSW
    C,データSW D,及び装着完了検知SW Eを介して制御回路プリント基板134に接続されており、該制御回路プリント基板143には、制御用LSI144が設けられている。

    【0015】制御用LSI144は、図7に示すように、CPU145、プログラム用のROM146、前記LCD表示部138を駆動するLCDドライバー147
    等で構成され、制御用電源及び所定周波数のクロックが入される。 また、CPU145には、前記データSW
    A〜D及び装着完了SW Dから、信号が入力される。
    そして、CPU145は、これら入力信号とROM14
    6に格納されているプログラム等に従って動作し、前記LCDドライバー147を制御するとともに、ヒーター制御回路148に必要な指示を行う。 該ヒーター制御回路148は、蒸散用電源を与えられて動作し、CPU1
    45からの指示に従って蒸散用ヒーター118を制御する。

    【0016】前記データSW A〜D及び装着完了SW
    Dは全て同一構造であって、図8に示すように、固定部材50と、該固定部材50に出没自在に保持された可動部材51とを有している。 該可動部材51には、軸52
    を介して爪53が支持されており、該爪53の先端部には前記凸起A〜Eの先端形状に合致する凹部54が形成されている。 前記爪53は、カートリッジ装填部121
    の右側壁125に形成された組み付け穴55から、カートリッジ装填部121の内部に突出している。 したがって、薬液カートリッジ102がカートリッジ102内に挿入されると、図8の(a)に示すように、対応する凸起A〜Eが爪53に近接していく。 そして、薬液カートリッジ102の挿入に伴って、凸起A〜Eが爪54の側面に圧接すると、爪53が軸52及び可動部材51とともに後退する。 これにより、同図の(b)に示すように、凹部54内に対応する凸起A〜Eが嵌合し、この可動部材51の後退によりスイッチオンとなるように構成されている。

    【0017】また、前記LCD表示部138には、図9
    に示したように、セグメント1〜セグメント16が設けられており、セグメント1は「芳香」を、セグメント2
    は「消臭」を、また、セグメント3は「防虫」を各々表示する。 また、セグメント4〜11は、「グリーン」から「オリエンタル」までの芳香剤の種類を表示し、セグメント13〜14は消臭剤の種類を、また、セグメント15〜17は防虫剤の種類を各々表示する。

    【0018】以上の構成にかかる本実施例において、使用に際しては装置本体101を所定の位置に配置したまま、薬液カートリッジ102を、吸液芯133の突設部135側を先端上部にして、挿入口122よりカートリッジ装填部121内に挿入する。 このとき、上部ガイド溝129と上部ガイド凸条136、及び下部ガイド溝1
    30と下部ガイド凸条137を各々合致させた後押し込む。 すると、このガイド溝129,130とガイド凸条136,137とによる嵌合のみならず、左右側壁12
    4,125及び上下壁126,127と摺接によりガイドされて、薬液カートリッジ102はカートリッジ装填部121の奥方向に摺動する。

    【0019】そして、この摺動に伴って、図8の(b)
    に示したように、凹部54内に対応する凸起A〜Eが嵌合し、この可動部材51の後退によりスイッチオンとなり、かつ、吸液芯133の突設部135が吸液芯通路1
    23を挿通して、蒸散用ヒーター118上に到来する。
    また、薬液容器31の下部先端が薬液容器取り出しボタン119に当接し、これにより薬液容器取り出しボタン119が外部に突出して、薬液カートリッジ102には所定位置に到達する。 該薬液カートリッジ102の薬液32は、吸液芯33に浸入して突設部35に浸出し、よって突設部35には常時薬液32が供給される。

    【0020】一方、CPU145は、図10及び図11
    に示した一連のフローチャートに従って制御を実行する。 すなわち、装着完了SW E=1か否かを判別することにより(SA1)、薬液カートリッジ102が所定位置に装填されたか否かを検知する。 そして、装着完了SW E=1となることにより、薬液カートリッジ10
    2が所定位置に装填されると、蒸散用ヒーター118を通電状態にして蒸散を開始する(SA2)。

    【0021】次に、データSW D=0か否かを判別し(SA3)、データD=0であれば“芳香剤”であることから(図6参照)、セグメント1「芳香」を点灯させる(SA4)。 引き続き、SA5〜SA18において、
    各判別ステップでデータSWC,B,Aが各々“0”か否かを判断する。 そして、下記に示した順序で()内のステップまで進行した場合、データA〜Dの組み合わせからなるデータ構成が《》内に示したものとなり、このデータ構成に対応するセグメントを点灯させる。 (1)SA5→SA6→SA7→(SA8):《000
    0》:セグメント“4”「グリーン系」点灯 (2)SA5→SA6→SA7→(SA9):《100
    0》:セグメント“5”「シングルフローラル系」点灯 (3)SA5→SA6→SA10→(SA11):《010
    0》:セグメント“6”「フルーティーフローラル系」
    点灯 (4)SA5→SA6→SA10→(SA12):《110
    0》:セグメント“7”「フレッシュフローラル系」点灯 (5)SA5→SA13→SA14→(SA15):《001
    0》:セグメント“8”「グリーン系」点灯 (6)SA5→SA13→SA14→(SA16):《101
    0》:セグメント“9”「ウッディー系」点灯 (7)SA5→SA13→SA17→(SA18):《011
    0》:セグメント“10”「シプレ系」点灯 (8)SA5→SA13→SA17→(SA19):《111
    0》:セグメント“11”「オリエンタル系」点灯 したがって、予めSA4で点灯させたセグメント1が示す「芳香」と、各ステップで点灯させたセグメント4〜
    11が示す名称とにより、薬液132が芳香剤のどの種類であるかを視認することができる。

    【0022】また、SA9の判別がNOであって、データSW D=1である場合には、図11に示したSA2
    0で、データSW C=0であるか否かを判別する。 そして、C=0であってかつD=1であれば、“消臭剤”
    であることから(図6参照)、セグメント2「消臭」を点灯させる(SA21)。 引き続き、同図に示したSA
    22〜SA27において、各判別ステップでデータSW
    B,Aが各々“0”か否かを判断する。 その結果、下記に示した順序で()内の処理ステップまで進行した場合、データ構成が《》内に示したものとなり、このデータ構成に対応するセグメントを点灯させる。 (9)SA22→SA23→(SA24):《000
    1》:セグメント“12”「たばこ」点灯 (10)SA22→SA23→(SA25):《100
    1》:セグメント“13”「ペット」点灯 (11)SA22→SA26→(SA27):《010
    1》:セグメント“14”「生ゴミ」点灯 したがって、予めSA24で点灯させたセグメント2が示す「消臭」と各ステップで点灯させたセグメント12
    〜14が示す名称とにより、薬液132がいずれの効能を有する消臭剤であるかを視認することができる。

    【0023】また、SA20の判別がNOであり、よって、C=1であってかつD=1であれば、“防虫剤”であることから(図6参照)、セグメント3「防虫」を点灯させる(SA28)。 引き続き、SA29〜SA34
    において、各判別ステップでデータSW B,Aが各々“0”か否かを判断する。 その結果、下記に示した順序で()内の処理ステップまで進行した場合、データ構成が《》内に示したものとなり、このデータ構成に対応するセグメントを点灯させる。 (9)SA29→SA30→(SA31):《101
    1》:セグメント“15”「ダニ」点灯 (10)SA29→SA32→(SA33):《011
    1》:セグメント“16”「ゴキブリ」点灯 (11)SA29→SA32→(SA34):《111
    1》:セグメント“17”「蚊」点灯 したがって、予めSA28で点灯させたセグメント2の「防虫」と各セグメント15〜17で点灯させた名称とにより、薬液132がいずれの効能を有する防虫剤であるかを視認することができる。

    【0024】なお、いずれかのセグメント4〜17を点灯させたならば、図11のSA35に進み、装着完了検知SW E=0か否かを判別する。 そして、この判別がNOであって、薬液カートリッジ102が適正に装填されている間は、SA35から次の処理に進むことなく待機する。 よって、この間蒸散用ヒーター118が通電状態に維持され、突設部135から薬液132が蒸散する。 そして、ユーザーが装填されていた薬液カートリッジ102を引き抜くと、装着完了検知SW Eがオフ(=0)となり、SA36の蒸散終了処理により、蒸散用ヒーター118の通電を停止させる。 引き続き、全セグメントを消灯させることにより(SA37)、制御を終了する。

    【0025】図12〜18は、本発明の他の実施例を示すものである。 すなわち、図12に示すように、4個のデータ凸起A〜Dの有無(凸起あり:1,凸起無し:
    0)の組み合わせにより、「通常状態」から「1回当りの適正蒸散量14μl」までの薬液132の内容量や適正蒸散量を示す情報が保持されている。 また、前記LC
    D表示部138には、図13に示したように、セグメント1〜セグメント18が設けられており、セグメント1
    は「1回当りの適正蒸散量」を、セグメント2は「内容量」を、また、セグメント3は「通常」を各々表示する。 また、セグメント4〜11は、「1μl」から「1
    4μl」までの芳香剤1回当りの適正蒸散量を表示し、
    セグメント12〜18は「20ml」から「80ml」
    までの薬液132の内容量を示す。

    【0026】以上の構成にかかる本実施例において、C
    PU145は、図14〜図18に示した一連のフローチャートに従って制御を実行する。 すなわち、装着完了S
    WE=1か否かを判別することにより(SB1)、薬液カートリッジ102が所定位置に装填されたか否かを検知する。 そして、装着完了SW E=1となることにより、薬液カートリッジ102が所定位置に装填されると、データSW D=0か否かを判別する(SB2)。
    このSB2がYESであって、データDが“0”である場合には、レジスタT1,T2に所定値を格納する(S
    B3)。 また、続くSB4,SB5,SB6が全てYE
    Sであって、データ構成が“0000”である場合にはセグメント3「通常」を点灯させる。

    【0027】次に、図15のSB8で蒸散用ヒーター1
    18をオンにした後、続くSB9では1秒間タイマーを起動させ、1秒経過した時点でTをデクリメントし(S
    B10)、しかる後に装着完了SW Eが“1”の状態を維持しているか否かを判別する(SB11)。 該装着完了SW Eがオン状態を維持している場合には、T1
    =0となったか否かを判別し(SB12)、T≠0である場合にはSB9に戻る。 よって、装着完了SW Eがオン状態を継続する限り、T=0となるまでSB9〜S
    B12のループが繰り返される。 したがって、その間蒸散用ヒーター118のオン状態がT1秒間継続する。 そして、T1=0となってT1秒間が経過すると、SB1
    2からSB13に進み、蒸散用ヒーター118をオフにする。

    【0028】引き続き、1秒間タイマーを起動させ(S
    B14)、1秒経過した時点でT2をデクリメントし(SB15)、T2=0となったか否かを判別する(S
    B16)。 そして、T≠0である場合にはSB14に戻り、よって、T2=0となるまでSB14〜SB16のループが繰り返される。 したがって、その間蒸散用ヒーター118のオフ状態がT1秒間継続し、T2=0となってT2秒間が経過すると、SB16からSB17に進む。 このSB17では、データSW Dが“0”である否かを判別し、データSW D=0であれば、さらにデータSW A=B=C=0であるか否かを判別して、これがYESであればSB8に戻る。

    【0029】ここで、図12に示したように“通常状態”の場合にはデータ構成は「0000」であることから、“通常状態”の場合には、SB18がYESとなって、SB8〜SB18のループが繰り返されることとなる。 つまり、薬液容器131に全く凸起の存在しない通常の薬液カートリッジ102をカートリッジ装填部12
    1に装填した場合には、データ構成が「0000」となり、この場合に蒸散用ヒーター118をT1秒オンにした後、T2秒オフにする間欠オン動作を繰り返す。

    【0030】一方、図14のSB2の判別がNOであって、データSW Dが“1”であった場合には、SB2
    から図16のSB22に進んで、データSW C=0か否かを判別する。 このSB22がYESであって、データCが“0”であり、さらには続くSB23,SB24
    が全てYESであれば、データ構成は“0001”である。 そして、このデータ構成“0001”は、「1回当りの適正蒸散量が1μl」であることを意味する(図1
    2参照)。 よって、この場合にはセグメント1「1回当りの適正蒸散量」とセグメント4「1μl」を点灯させるとともに、レジスタT1,T2に所定値を格納する(SB25)。 なお、ここでT1に格納される所定値とは、蒸散用ヒーター118が1μlの薬液132を蒸散させるに要する時間である。

    【0031】このように、SB25でT1,T2に所定値を格納した後、前述した図15のフローにしたがって動作すると、蒸散用ヒーター118は1μlの薬液13
    2が蒸散するT1秒をもってオン状態を維持した後、T
    2秒オフを維持する周期でオン・オフする。 また、1回当りの適正蒸散量が1μlの場合、データ構成は前述のように「0001」であって、データSW Dは“1”
    であることから、SB17がNOとなって、SB8〜S
    B17のループが繰り返されることとなり、蒸散用ヒーター118がT1秒オンにした後、T2秒オフにする間欠動作を実行する。

    【0032】以下、同様にして、SB24の判別がNO
    である場合には、データ構成は“1001”であり、このデータ構成は図12に示したように、「1回当りの適正蒸散量2μl」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント1「1回当りの適正蒸散量」とセグメント5「2μl」を点灯させるとともに、レジスタT1,T
    2に所定値を格納する(SB26)。 また、SB23の判別がNOである場合には、SB27でデータSW A
    が“0”であるか否かを判別し、データSW Aが“0”である場合、データ構成は“0101”であり、
    このデータ構成は「1回当りの適正蒸散量4μl」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント1「1回当りの適正蒸散量」とセグメント6「4μl」を点灯させるとともに、レジスタT1,T2に所定値を格納する(SB28)。

    【0033】また、SB27の判別がNOである場合には、データ構成は“1101”であり、このデータ構成は、「1回当りの適正蒸散量6μl」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント1「1回当りの適正蒸散量」とセグメント7「6μl」を点灯させるとともに、レジスタT1,T2に所定値を格納する(SB2
    9)。 さらに、SB22の判別がNOであってデータS
    W Cが“1”であった場合には、SB22から図17
    のSB30に進んで、データSW B=0か否かを判別する。 このSB30がYESであって、データSW B
    が“0”であり、さらに続くSB31がYESであれば、データ構成は“0011”である。 そして、このデータ構成“0011”は、「1回当りの適正蒸散量が8
    μl」であることを意味する。 よって、この場合にはセグメント1「1回当りの適正蒸散量」とセグメント8
    「8μl」を点灯させるとともに、レジスタT1,T2
    に所定値を格納する(SB32)。

    【0034】また、SB31の判別がNOである場合には、データ構成は“1011”であり、このデータ構成は、「1回当りの適正蒸散量10μl」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント1「1回当りの適正蒸散量」とセグメント9「10μl」を点灯させるとともに、レジスタT1,T2に所定値を格納する(SB3
    3)。 また、SB30の判別がNOであってSB34がYESであれば、このデータ構成は“0111”であり、「1回当りの適正蒸散量12μl」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント1「1回当りの適正蒸散量」とセグメント10「12μl」を点灯させるとともに、レジスタT1,T2に所定値を格納する(SB
    35)。 さらに、SB34がYESであれば、このデータ構成は“1111”であり、「1回当りの適正蒸散量14μl」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント1「1回当りの適正蒸散量」とセグメント11
    「14μl」を点灯させるとともに、レジスタT1,T
    2に所定値を格納する(SB36)。

    【0035】そして、このように各ステップで、レジスタT1,T2に所定値を格納した後、図15のSB8〜
    SB17のループを実行することにより、前述したように蒸散用ヒーター118が1回当りの適正蒸散量を蒸散させ得る時間をもって間欠的に加熱作動する。

    【0036】他方、図14において、SB6の判別がN
    Oであれば、データ構成は“1000”であって、「内容量 20ml」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント2「内容量」とセグメント12「20m
    l」とを点灯させるとともに、レジスタT3に所定値を格納する(SB37)。 ここで、レジスタT3に格納される所定値は、予めSB3でレジスタT1とT2に格納された所定値で、間欠的に蒸散用ヒーター118をオン・オフさせて蒸散を行った際に、20mlの薬液123
    が全て消費されるに要する時間に対応する値である。

    【0037】また、データ構成が“1000”で、図1
    5のフローに従った制御が実行されると、SB18の判別がNOとなることから、SB18からSB19に進み、T3は1周期の間欠運転が終了するごとに、デクリメントされる。 その結果、T3=0となって、20ml
    の薬液123が全て消費され得る時間が経過すると、S
    B20からSB21に進み、次の警告音発生処理(SB
    21)により警告音を発生させてから、SB1に戻る。
    よって、この警告音を受聴することにより、ユーザーは薬液カートリッジ102内の薬液123が全て消費されたことを知ることができる。

    【0038】また、図14においてSB5の判別がNO
    であってデータSW Bが“1”であれば、SB38に進んでデータSW Aが“0”であるか否かを判別する。 そして、SB38がYESであればデータ構成は“0100”であって、「内容量30ml」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント2「内容量」
    とセグメント13「30ml」とを点灯させるとともに、レジスタT3に所定値を格納する(SB39)。 また、SB38がNOであればデータ構成は“1100”
    であって、「内容量 40ml」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント2「内容量」とセグメント14「30ml」とを点灯させるとともに、レジスタT
    3に所定値を格納する(SB40)。

    【0039】また、図14においてSB4の判別がNO
    であってデータSW Cが“1”であれば、図18のS
    B41に進んでデータSW Bが“0”であるか否かを判別する。 そして、データSW Bが“0”であれば、
    さらにデータSW Aが“0”であるか否かを判別し(SB42)、データSW A=0であればデータ構成は“0010”であって、「内容量 50ml」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント2「内容量」とセグメント18「50ml」とを点灯させるとともに、レジスタT3に所定値を格納する(SB43)。
    また、SB42がNOであれば、データ構成は“101
    0”であって、「内容量 60ml」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント2「内容量」とセグメント15「60ml」とを点灯させるとともに、レジスタT3に所定値を格納する(SB44)。

    【0040】また、SB41の判別がNOであって、データSW B=1であれば、SB45に進んでデータS
    W Aが“0”であるか否かを判別する。 そして、データSW Aが“0”であれば、データ構成は“011
    0”であって、「内容量 70ml」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント2「内容量」とセグメント16「70ml」とを点灯させるとともに、レジスタT3に所定値を格納する(SB46)。 また、SB4
    5がNOであれば、データ構成は“1110”であって、「内容量 80ml」を意味する。 したがって、この場合にはセグメント2「内容量」とセグメント17
    「80ml」とを点灯させるとともに、レジスタT3に所定値を格納する(SB47)。

    【0041】そして、このように各ステップでレジスタT3を格納した後、図15のフローに従った制御が実行されることにより、前述と同様にして、当該薬液カートリッジ102内の薬液123が全て消費された時点で警告音が発生し、ユーザーは薬液カートリッジ102内の薬液123が全て消費されたことを知ることができるのである。

    【0042】

    【発明の効果】以上説明したように本発明は、薬剤カートリッジに蒸散に関連する情報を保持させる一方、前記装置本体には前記情報を読み取る読取手段と、該読取手段により読み取られた前記情報を表示する表示手段とを設けるようにした。 よって、薬剤カートリッジが装置に装填された状態であっても、蒸散に関連する情報を確認することができ、これにより所望の蒸散を適正に行うことができる。 また、前記読取手段により読み取られた情報に基づき、加熱手段を制御するようにしたことから、
    煩雑なスイッチ操作等を伴うことなく、適正かつ安全な蒸散状態を形成することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例において、装置本体に薬液カートリッジを装填した状態における図2のa−a線に沿う断面図である。

    【図2】同装置本体の背面図である。

    【図3】図2のa−a線に沿う断面図である。

    【図4】薬液カートリッジの平面図である。

    【図5】図4のb−b線に沿う断面図である。

    【図6】薬液カートリッジに保持されたデータの内容を示す図である。

    【図7】本実施例の回路図である。

    【図8】データSWと装着完了SWの構造、及びデータSWと装着完了SWの爪に薬液カートリッジの凸起が嵌合した状態の断面図である。

    【図9】LCD表示部を示す平面図である。

    【図10】本実施例のフローチャートである。

    【図11】図11続くフローチャートである。

    【図12】本発明の他の実施例において薬液カートリッジに保持されたデータの内容を示す図である。

    【図13】同実施例のLCD表示部を示す平面図である。

    【図14】同実施例のフローチャートである。

    【図15】図14に続くフローチャートである。

    【図16】図14のSB2に続くフローチャートである。

    【図17】図16のSB22に続くフローチャートである。

    【図18】図14のSB4に続くフローチャートである。

    【図19】従来の蒸散装置の装置本体と薬液カートリッジとを示す垂直断面図である。

    【図20】同蒸散装置の装置本体に薬液カートリッジを装填した状態の垂直断面図である。

    【符号の説明】

    101 装置本体 102 薬液カートリッジ 109 空気流通路 118 蒸散用ヒーター 121 カートリッジ装填部 132 薬液 133 吸液芯 138 LCD表示部 145 CPU

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