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A method and apparatus for manufacturing a nuclear fuel rod for the cladding tube and the cladding tube

阅读:1011发布:2020-08-12

专利汇可以提供A method and apparatus for manufacturing a nuclear fuel rod for the cladding tube and the cladding tube专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且Cladding tube (54) for nuclear fuel made from metal and comprising concave dimples (48) on its external surface (12). A nuclear fuel assembly comprises at least a plurality of nuclear fuel rods provided with such cladding tubes. The cladding tube is advantageously manufactured by pilgrim rolling, the dimples being formed during the pilgrim rolling.,下面是A method and apparatus for manufacturing a nuclear fuel rod for the cladding tube and the cladding tube专利的具体信息内容。

  • 外表面(12)上に陥凹部(48)を含むことを特徴とする、金属から形成される核燃料棒(58)用被覆管(54)。
  • 滑らかな内表面(8)を有する、請求項1に記載の被覆管。
  • 6mmから20mmの外径(D)を有する、請求項1または2に記載の被覆管。
  • 0.4mmから1.5mmの壁厚を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の被覆管。
  • 各陥凹部(48)が、前記被覆管(54)の前記壁厚の10%から60%の深さを有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の被覆管。
  • 各陥凹部(48)が、楕円または円形状の外形を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の被覆管。
  • 各陥凹部(48)の前記外形が、0.8mmより大きい最大寸法を有する、請求項6に記載の被覆管。
  • ジルコニウム合金から形成される、請求項1から7のいずれか一項に記載の被覆管。
  • 前記陥凹部(48)は、穿孔によって得られる、請求項1から8のいずれか一項に記載の被覆管。
  • 核燃料棒(58)の束を含み、各燃料棒(58)が核燃料ペレット(70)の積層で満たされた被覆管(54)を含んでいるタイプの核燃料集合体(56)であって、少なくとも1つの燃料棒(58)の前記被覆管(54)は、請求項1から9のいずれか一項に記載の被覆管(54)であることを特徴とする核燃料集合体(56)。
  • ピルガー圧延による、管状ブランク(4)から金属被覆管(54)を製造する方法であって、
    このタイプの方法において、前記管状ブランク(4)内に挿入されるマンドレル(6)と、前記マンドレル(6)の周りに配置され、且つ前記マンドレル(6)に沿って往復運動する2つの成形ダイ(10)との間で圧延することによって、及び前記成形ダイ(10)の往復運動の間に前記マンドレル(6)に沿って前記ブランク(4)を前進させることによって、前記ブランク(4)が徐々に変形される、ピルガー圧延による、管状ブランク(4)から金属被覆管(54)を製造する方法において、
    前記管状ブランク(4)の圧延中に、前記管状ブランク(4)の外表面(12)上に陥凹部(48)が形成されることを特徴とする、ピルガー圧延による、前記管状ブランク(4)から金属被覆管(54)を製造する方法。
  • 前記陥凹部(48)が、前記成形ダイ(10)の1つの上に配置された少なくとも1つの穿孔器(30)の助けによって形成される、請求項11に記載の方法。
  • 前記管状ブランク(4)の直径は、前記ピルガー圧延中に縮小される、請求項12に記載の方法。
  • 前記陥凹部(48)が、前記ピルガー圧延中に前記マンドレル(6)に沿って前記管状ブランク(4)を前進させる方向に対して前記マンドレル(6)の前端部で形成される、請求項11から13のいずれか一項に記載の方法。
  • 前記管状ブランク(4)は、前記成形ダイ(10)の往復運動の間に前記マンドレル(6)の軸(L)の周りに回転する、請求項11から14のいずれか一項に記載の方法。
  • 前記金属管は、滑らかな内表面(8)を有する、請求項11から15のいずれか一項に記載の方法。
  • 管状ブランク(4)から金属管を製造するピルガー圧延装置(2)であって、
    このタイプの装置において、少なくとも2つの成形ダイ(10)と、マンドレル(6)と前記成形ダイ(10)との間の前記マンドレル(6)上に嵌合するブランク(4)を圧延するために、前記マンドレル(6)に沿って往復運動を行うように取り付けられた前記成形ダイ(10)の間に受け取られる前記マンドレル(6)と、を備えている、前記管状ブランク(4)から金属管を製造するピルガー圧延装置(2)において、
    前記成形ダイ(10)の少なくとも1つは、前記成形ダイ(10)の往復運動中に前記マンドレル(6)上に嵌合するブランク(4)の外表面(12)上に陥凹部(48)を形成するために少なくとも1つの穿孔器(30)を含むことを特徴とする、前記管状ブランク(4)から金属管を製造するピルガー圧延装置(2)。
  • 各成形ダイ(10)は、周囲溝(20)を含み、前記成形ダイ(10)の前記溝(20)は、前記成形ダイ(10)間に前記マンドレル(6)用通路を形成し、各穿孔器(30)が、前記対応する成形ダイ(10)の前記溝(20)の基底部に配置される、請求項17に記載の装置。
  • 前記マンドレル(6)は、その軸(L)に沿って先細形状になり、特定の穿孔器または各穿孔器(30)が、前記対応する成形ダイ(10)の前記溝(20)の補正領域(26)内に配置され、前記成形ダイ(10)が、前進し、より小さい直径の前記マンドレル(6)の端部を取り囲むときに、前記成形ダイの前記溝は、前記マンドレル(6)用通路を画定する、請求項18に記載の装置。
  • 各成形ダイ(10)は、少なくとも1つの穿孔器(30)を含む、請求項17から19のいずれか一項に記載の装置。
  • 说明书全文

    本発明は、金属から形成される核燃料棒用被覆管に関する。

    沸騰原子炉(BWR)と、ロシア製のVVER(Vodaa Vodiannee Energititscherski Reactor、英語ではWater Water Energy Reactor)の原子炉を含む加圧水型原子炉(PWR)とを含む軽水炉(LWR)などの、いくつかの型の原子炉において、核燃料は、核燃料集合体内に充填され、各集合体は、核燃料棒の束を含み、各燃料棒は、核燃料を含む円筒被覆管と、被覆管の端部に溶接される閉鎖とを含む。

    運転中、核燃料によって発生する熱を抽出するために、伝熱流体(BWR内の沸騰水またはPWR内の加圧水)が、燃料棒に沿って循環する。 次いで、被加熱流体は、この熱を電気エネルギーに変換するために使用される。

    核燃料の被覆管が、管内に収容された核燃料によって及ぼされる内部応、および原子炉内で直面する外部応力に耐えるのに十分な機械的強度を示しながら、核燃料と伝熱流体との間の熱交換を助長するのが望ましい。

    本発明の目的は、管の内部と外部との間の熱交換を助長しながら強い、核燃料用被覆管を提案することである。

    この目的のために、本発明は外表面上に陥凹部を含む、金属から形成された核燃料棒用被覆管を提案する。

    他の実施形態によると、被覆管は、単独または技術的に可能なあらゆる組合せで検討される、以下の特徴の1つまたは複数を含む。
    − 被覆管は、滑らかな内表面を有する。
    − 被覆管は、6mmから20mmの外径を有する。
    − 被覆管は、0.4mmから1.5mmの壁厚を有する。
    − 各陥凹部は、被覆管の壁厚の10%から60%の深さを有する。
    − 各陥凹部は、楕円または円の形状の外形を有する。
    − 各陥凹部の外形は、0.8mmより大きい最大寸法を有する。
    − 被覆管は、ジルコニウム合金から形成される。
    − 陥凹部は、穿孔によって得られる。

    本発明は、さらに核燃料棒の束を含むタイプの核燃料集合体に関し、各燃料棒は、核燃料ペレットの積層で満たされた被覆管を含み、少なくとも1つの燃料棒の被覆管は、上記に規定された被覆管である。

    本発明は、さらに、ブランク内に挿入されるマンドレルと、マンドレルの周りに配置され、マンドレルに沿って往復運動する2つの成形ダイとの間で圧延し、成形ダイの往復運動の間にマンドレルに沿ってブランクを前進させることによって、ブランクが徐々に変形され、ブランクの圧延中にブランクの外表面上に陥凹部が形成されるタイプの、ピルガー圧延による管状ブランクから金属被覆管を製造する方法に関する。

    他の実施形態によると、本方法は、単独または技術的に可能なあらゆる組合せで検討される、以下の特徴の1つまたは複数を含む。
    − 陥凹部が、成形ダイの1つの上に配置される、少なくとも1つの穿孔器の助けによって形成される。
    − ブランクの直径は、ピルガー圧延中に縮小される。
    − 陥凹部が、ピルガー圧延中にマンドレルに沿ってブランクを前進させる方向に対してマンドレルの前端部で形成される。
    − ブランクは、成形ダイの往復運動の間にマンドレルの軸の周りに回転する。
    − 金属管は、滑らかな内表面を有する。

    本発明は、さらに、少なくとも2つの成形ダイと、マンドレルと成形ダイとの間のマンドレル上に嵌合するブランクを圧延するために、マンドレルに沿って往復運動を行うように取り付けられた成形ダイの間に受け取られるマンドレルとを含み、成形ダイの少なくとも1つは、成形ダイの往復運動中にマンドレル上に嵌合するブランクの外表面上に陥凹部を形成するために少なくとも1つの穿孔器を含むタイプの、管状ブランクから金属管を製造するピルガー圧延装置に関する。

    他の実施形態によると、本装置は、単独または技術的に可能なあらゆる組合せで検討される、以下の特徴の1つまたは複数を含む。
    − 各成形ダイは、周囲溝を含み、成形ダイの溝は、成形ダイ間にマンドレル用通路を形成し、各穿孔器が、対応する成形ダイの溝の基底部に配置される。
    − マンドレルは、その軸に沿って先細形状になり、特定の穿孔器または各穿孔器が、対応する成形ダイの溝の補正領域内に配置され、成形ダイが、前進し、より小さい直径のマンドレルの端部を取り囲むときに、成形ダイの溝は、マンドレル用通路を画定する。
    − 各成形ダイは、少なくとも1つの穿孔器を含む。

    本発明およびその利点は、添付の図面を参照して、単に例として与えられる、続く説明を読むことにより、より十分に理解されよう。

    本発明による、ピルガー圧延装置の概略側面図である。

    本発明による、ピルガー圧延装置の概略側面図である。

    図1のIII−IIIによる断面図である。

    図2のIV−IVによる断面図である。

    図1から4の装置によって得られる核燃料用被覆管の概略側面図である。

    図1から4の装置によって得られる核燃料用被覆管の概略断面図である。

    図5および6による被覆管から形成される燃料棒の束を含む、核燃料集合体の概略側面図である。

    図5および6による被覆管から形成される燃料棒の束を含む、核燃料集合体の概略断面図である。

    冷却材流出事故をシミュレートする試験後の、本発明による被覆管と従来の設計の被覆管とを示す図である。

    図1および2に示されるピルガー圧延装置2は、溶接なしに核燃料棒用被覆管を製造することを可能にし、最初は円筒状であり、かつ得たい管よりも大きい直径および小さい長さを有する管状金属ブランク4から開始する。

    従来の方法のピルガー圧延装置2は、マンドレル6と、マンドレル6の両側上に配置され、マンドレル6上に嵌合するブランク4を圧延するためにマンドレル6に沿って往復運動を行うことを目的とする、2つの成形ダイ10とを含む。

    マンドレル6は、長手方向軸Lに沿って延びる。 マンドレル6は、その長手方向軸Lの周りに回転対称性を示す。 マンドレル6は、より大きい直径を有するマンドレル6の後端部からより小さい直径を有するマンドレル6の前端部に向かう先細形状を有する。

    より厳密には、マンドレル6は、前方に向かって先細りになる円錐台形状の中央部分14と、後方に向かって中央部分14を延長する入口部分16と、前方に向かって中央部分14を延長する補正部分18とを有する(図1および2)。

    入口部分16は、ブランク4の最初の内径に略等しい外径を有する。 入口部分16は、略円筒状である。

    補正部分18は、製造したい管の内表面に実質的に対応する区域を有する。 既知の方法では、補正部分18は、マンドレル6の前端部でブランク4が抜け出るのを容易にするために、ごくわずかに円錐形になり、前方に向かって先細りになる。

    各成形ダイ10は、その外周囲面22にわたって延びる円周溝20を含む、軸Aを有する円筒形を有する。 各成形ダイ10の円周溝20は、円周溝20の入口領域24から円周溝20の補正領域26まで連続的に減少する直径を有する半円形の断面を有する。

    成形ダイ10は、それらの円周溝20が互いに向き合い、成形ダイ10間にマンドレル6用通路を画定するように、マンドレル6の両側上に配置される。 成形ダイ10の軸Aは、長手方向軸Lに垂直で、互いに平行である。

    既知の方法では、成形ダイ10は、それらの軸Aの周りに回転し、往復運動を行いながら、マンドレル6に沿って運動することができるように、それらの軸Aの周りに逆回転し、長手方向軸Lに沿って並進運動可能となるように取り付けられる。

    後退位置(図1)において、入口部分16は、入口領域24内で受け取られる。 成形ダイ10は、最初の状態のブランク4の寸法を実質的に有する環状通路をマンドレル6と共に画定する(図3)。

    前進位置(図2)において、補正部分18は、補正領域26内で受け取られる。 成形ダイ10は、得たい管の寸法を実質的に有する環状通路をマンドレル6と共に画定する(図4)。

    成形ダイ10は、矢印R1の方向に回転し、矢印F1に従って前進することによって、後退位置から前進位置まで「前進」運動で運動する(図1)。

    逆に、成形ダイ10は、矢印R2の方向に回転し、矢印F2に従って後退することによって、前進位置から後退位置まで「帰還」運動で運動する(図2)。

    既知の方法では、ピルガー圧延装置2は、ブランク4を軸Lの周りに回転運動させるために、マンドレル6上に嵌合するブランク4をこのマンドレル6に沿って運動させ、マンドレル6を軸Lの周りにピボット回転させる手段(図示せず)を含む。

    図4に示されるように、各成形ダイ10は、その往復運動中にブランク4の外表面12内に陥凹部48を刻印するために、その溝20の基底部から突き出る穿孔器30を含む。

    本発明の文脈において、陥凹部48は、表面上に設けられる中空陥凹部または陥没部を概略的に示す。

    各成形ダイ10の穿孔器30は、成形ダイ10が前進位置のマンドレル6の前端部にあるときに陥凹部48を形成するために、この成形ダイ10の溝20の補正領域26内に配置される。

    穿孔器30の取付けのために、成形ダイ10は、その軸Aに関して半径方向に成形ダイ10を通って延び、その溝20の補正領域26の基底部内に開いている、穿孔器30を収容する内腔部32を含む。

    内腔部32は、階段状であり、成形ダイ10の内部から外部に向かって半径が減少し、内腔部32の軸に関して半径方向にあるショルダー部によって分離される同軸円筒長手方向区域を含む。

    穿孔器30は、環状スペーサ38を介してショルダー部36に当接する、内腔部32内に収容されるディスク状底部34と、円周溝20内に開く内腔部32の端部まで底部34から内腔部32を通って延びる円筒棒(cylindrical rod)40とを含む。

    棒40の自由端部は、円周溝20内に突き出し、穿孔器30の先端部42を形成する。 図示された例において、先端部42は、球台(spherical segment[)形状を有する。

    各成形ダイ10は、内腔部32の長手方向ねじ区域に螺入され、円筒棒40と反対側の底部34に当接する固定ねじ44を含む。 固定ねじ44は、穿孔器30がスペーサ38を介してショルダー部36に当接し続けるように締め付けられる。

    スペーサ38の厚さの選択によって、円周溝20内に突き出る先端部42の高さ、したがって先端部42が形成する陥凹部48の寸法を調整することができる。

    本発明は、図示された例の圧延装置2に限定されない。 圧延装置2の他の実施形態は、成形ダイ10の数および取付け方式、穿孔器30の数および/または位置によって異なる可能性がある。 たとえば、変形形態として、成形ダイ10の少なくとも1つが、穿孔器30を含まない。 変形形態または選択肢として、少なくとも1つの成形ダイ10が、複数の穿孔器30を含む。

    穿孔器30は、溝20の補正領域26内に配置される必要はない。 変形形態または選択肢として、1つの成形ダイ10は、マンドレル6の円錐形の中央部分14に関してブランク4内に陥凹部48を形成するために、補正領域26の上流の溝20の領域内に1つまたは複数の穿孔器30を含む。

    先端部42は、陥凹部48に与えたい形状に応じて選択され、陥凹部48は、穿孔器30によってブランク4内に残される。

    図示された例の穿孔器30と異なる穿孔器30の位置を調整する手段を提供することが可能である。

    図1から図4のピルガー圧延装置2によって、円筒管状金属ブランク4から、内径dまたは内表面8を劣化させることなく、滑らかな円筒内表面8および凹面状陥凹部48を設けられる円筒外表面12を有する円筒管を得るために、ピルガー圧延法を実施することができる。

    ピルガー圧延法において、後退位置(図1)と前進位置(図2)との間でマンドレル6に沿って往復運動と共に移動される成形ダイ10の助けによりマンドレル6上のブランク4を圧延し、往復運動の間に長手方向軸Lに沿ってブランク4を前進させることによって、ブランク4は、徐々に変形される。

    この観点では、マンドレル6は、最初はその全長にわたって一定の断面を有し、滑らかな内表面8および滑らかな外表面12を有する管状ブランク4の内部に挿入される。

    次いで、成形ダイ10は、後退位置(図1)と前進位置(図2)との間で往復運動を繰り返すことによって運動し、ブランク4は、往復運動の間にマンドレル6に沿って前進する。

    ブランク4がマンドレル6に対して前進してきたとき、その形状は、もうマンドレル6の形状と一致しない。 続く成形ダイ10の往復運動中に、ブランク4は、成形ダイ10とマンドレル6との間で圧延されることによって変形される。

    ブランク4がマンドレル6に沿って十分に前進したとき、成形ダイ10の前進行程の最後に、各穿孔器30は、マンドレル6の前端部に配置されるブランク4の区域50上に陥凹部48を形成する。

    マンドレル6を越えて延びるブランク4の長手部分52は、円筒管形状を有し、その外表面12上に陥凹部48を有し、内表面8は、滑らかなままである。 長径部分52は、核燃料棒用被覆管54として使用するために得たい管に相当する。

    マンドレル6に沿った成形ダイ10の往復運動およびブランク4の移動の繰返しによって、ブランク4は、連続するステップによりマンドレル6に沿って前進し、徐々に所望の形状になる。 したがって、ブランク4は、引き伸ばされ、その直径は、縮小される。

    ブランク4の外表面12の円周にわたって分布する陥凹部48を形成するために、マンドレル6に沿った成形ダイ10の往復運動およびブランク4の軸方向移動が、ブランク4の軸Lの周りの回転移動と組み合わせられる。 したがって、成形ダイ10の2つの連続する往復運動の間に、ブランク4は、マンドレル6に沿って移動し、および/または、ブランク4は、長手方向軸Lの周りに回転移動する。

    図5および図6は、図1から4のピルガー圧延装置2の助けにより実施される発明によるピルガー圧延法によって得られる被覆管54の長手部分を示す。

    被覆管54は、長手方向軸Lに関して管状かつ円筒状である。 被覆管54は、滑らかな円筒内表面8と、ピルガー圧延中に外表面12内の被覆管54の壁厚内に形成される凹面状陥凹部48を有する円筒外表面12とを含む。

    陥凹部48は、被覆管54に沿って繰り返すパターンに従って分布する。

    図5および図6の例において、陥凹部48は、同じ放射面内に配置され、長手方向軸Lの周りに度βで分布する陥凹部48の連続体を含む。 2つの隣接する連続体の陥凹部48は、ステップPだけ軸方向に、長手方向軸Lの周りに角度αだけ角度方向にオフセットしている。

    そのようなパターンを得るために、ピルガー圧延中に、各往復運動の間にブランク4を前進させることなく長手方向軸Lの周りに角度βだけブランク4を回転させることによって、いくつかの往復運動が行われる。 次いで、ブランク4は、角度αだけ回転し、ステップpだけ前進する。 次いで、これらの動作が、再び開始される。

    陥凹部48の分布は、図5および図6に示された例に限定されない。

    ブランク4の回転の大きさ、ブランク4が成形ダイ10の往復運動の間に前進するステップ、成形ダイ10の数、各成形ダイ10によって支持される穿孔器30の数、および/または、成形ダイ10上の穿孔器30の位置を変更することによって、他のパターンを得ることができる。

    たとえば、成形ダイ10の各往復運動の間にブランク4を回転させ、ブランク4を前進させることが可能である。 この結果、成形ダイ10のそれぞれが、穿孔器30を含むとき、被覆管54の周りに二重らせん状に配置された陥凹部48が得られる。

    好都合にも、陥凹部48は、外表面上に規則的に、および/または、外表面上に規則的に繰り返すパターンに従って分布する。

    陥凹部48は、深さeを有する穿孔器30の先端部42によって画定される形状を有する(図6)。

    図示された例において、陥凹部48は、半径Wの球台形状を有する(図5)。 したがって、陥凹部48の基底部は、曲率半径Wを有する。 陥凹部48の外形は、略円形である。

    陥凹部48の形状は、この実施形態に限定されない。 陥凹部48の形状は、穿孔器30の形状に依存する。

    変形形態として、陥凹部48の外形は、たとえば楕円形状を有する。 この場合に、楕円の主軸は、長手方向に向いている。 変形形態において、主軸は、長手方向軸Lに対して傾いている。

    ブランク4の区域50上における成形ダイ10の最後の通過中に、この区域50内に陥凹部48を形成するように、溝20の補正領域26内に、各成形ダイ10の穿孔器または複数の穿孔器30を配置することが好ましい。 これにより、陥凹部48の形状を制御することができるが、それは、区域50が変形の実質的にその最終状態にある最終段階で、陥凹部48が形成されるからである。

    図7は、PWR型軽水炉用核燃料集合体56の概略図を示す。 このタイプの原子炉では、運転中に、軽水が、核反応用減速材、および熱交換用伝熱流体として作用する。

    核燃料集合体56は、それが原子炉の中心部に配置されるときに垂直となるようにする長手方向Bに延びる。 この方向は、水の主流方向である。

    既知の方法では、核燃料集合体56は、核分裂性物質を含む核燃料棒58の束と、燃料棒58を支持し、かつ保持する構造体60とを含む。

    従来、構造体60は、下部ノズル62、上部ノズル64、案内管66、および燃料棒58を保持するスペーサグリッド68を含む。

    下部ノズル62および上部ノズル64は、核燃料集合体56の長手方向端部に配置される。

    案内管66は、下部ノズル62と上部ノズル64間を長手方向に延び、下部ノズル62、上部ノズル64上のそれらの長手方向端部で固定される。 したがって、案内管66は、下部ノズル62および上部ノズル64と互いに接続する。

    従来の様式では、案内管66は、その開放上端部を介して、核分裂性物質を含まないクラスタ棒(図示せず)を収容することが企図され、核分裂性物質が存在するとき、または多かれ少なかれ挿入される場合、核反応の制御が実質的に可能になる。 変形形態において、案内管66の少なくとも1つは、その開放下端部を介して原子炉の計装機器を挿入することができるようにする計装管に置き換えられる。

    グリッド68は、案内管66上に固定され、下部ノズル62と上部ノズル64間の案内管66に沿って分配される。

    燃料棒58は、束内で長手方向に配置され、スペーサグリッド68を通って延びる。 スペーサグリッド68は、燃料棒58を構造体60内に確実に保持する。 燃料棒58は、端部ノズル62、64から離れて終結する。

    各燃料棒58は、図5および図6による被覆管54によって形成され、被覆管54は、その内部に積層される円筒形の核燃料ペレット70(図8)で満たされ、被覆管54の端部に配置される2つの栓72によって閉鎖される。 核燃料ペレット70の積層は、一般に「核分裂柱(fissile column)」と呼ばれる。

    図8に示されるように、燃料棒58および案内管66は、正方形ベースの格子内に配置される。 燃料棒58および案内管66は、スペーサグリッド68によって間隔が保たれ、水が、燃料棒58および案内管66の間をBの方向に(図8の平面に垂直に)通過する。

    図7および図8は、PWR用の正方配列を有する典型的な燃料集合体56を示す。 VVER用の燃料集合体56は、通常、六角形配列を有する。 BWR燃料集合体用に使用される構造体も異なるが、燃料ペレットおよび燃料棒は、類似しており、寸法は、それぞれの特定の設計に適合する。 全ての場合において、被覆管54は、たとえば、ジルコニウム合金で形成される。

    加圧水型原子炉(PWR)用燃料集合体用の従来のグリッドは、たとえば、その側面のそれぞれに14から19個のセルを含む正方形ベースの格子、格子内に分布する案内管を収容する複数のセル、および選択肢として計装管を収容する中央セルを画定する。

    沸騰水型原子炉(BWR)用燃料集合体用の従来のグリッドは、たとえば、その側面のそれぞれに6から13個のセルを含む正方形ベースの格子、および、たとえば1から5x5本の燃料棒に取って代わるウォーターロッドまたはウォーターチャンネルを収容する少なくとも1つのセルを画定し、構造体内に異なる形態および位置を有する可能性がある。

    原子炉の運転中、被覆管54内に含まれる核燃料と熱交換するために、水は、被覆管54に沿って循環する。

    陥凹部48は、被覆管54の壁を通して熱交換を増大させ、したがって、運転および集合体56の性能を改善する。

    実際、各陥凹部48は、被覆管54の外表面12上に局所的に乱流を発生させ、乱流は、流体と被覆管54との間の熱交換を助長する。

    より具体的には、乱流は、陥凹部48の基底部内に形成される発生する渦の形態で起こる。 渦は、陥凹部48の基底部に向かって水の流れを、陥凹部48の外部に向かって蒸気泡の流れを発生させる。

    この種の乱流は、被覆管54の壁を通した熱交換にプラスまたはマイナスの影響を及ぼす可能性がある。 しかし、発明者らによって実施された実験は、この影響が、軽水炉(BWRまたはPWR)の使用条件のもとでは主としてプラスであることを示した。

    原子炉において直面した現象は、一般に「CRUD」(チョークリバー未確認堆積物の頭文字)と呼ばれる、被覆管54の外表面12上の酸化物粒子の層の堆積である。 この層は、管の壁を通した熱交換を制限する。 これは、熱交換率の損失および事故危険性の増大をもたらす。

    発明者らによって実施された実験は、陥凹部48によって「CRUD」の形成を制限することができることを示した。 これは、おそらく、渦乱流がCRUD堆積を妨げるという事実によるものである。

    陥凹部48が、外表面12上の空洞として形成されるので、燃料棒58間の集合体56を通る水の流れまでの間隔は、影響を受けない。 これにより、従来の設計の被覆管に対して被覆管54の外径を保存し、水の通行用の、集合体56内の自由断面を保存することができる。

    圧縮変形により陥凹部48を得ることによって、材料の均質性を保存し、材料除去法(化学的、機械的…)によって発生する粒状構造の局所的切断を避けることができるものと考えられる。

    発明者らによって実施された試験は、陥凹部48が、LOCA(冷却材流出事故)の場合に追加の有益な効果をもたらすことを示したが、LOCAの間には、管の局所的加熱は、膨らみが破裂し、管内に含まれる燃料が分散するまで、この膨らみの形成をもたらす。

    図9は、滑らかな外表面12を有する従来の第1の管73(左)およびLOCA試験後の本発明による第2の被覆管54(右)を示す。 想定される冷却材流出事故において、燃料温度は、緊急炉心冷却装置(ECCS)が炉心の冷却能力を回復させるまで、数分間上昇する。 温度およびホールド時間の様々な条件に関するいくつかの従来の試験が、行われたが、常に同じ挙動をもたらした。

    試験の最後で、第1の管73は、開口76を含む膨らみ74を有する。 第2の被覆管54は、大きさはより小さいがより大きい長さまで延長する膨らみ78を有する。

    これは、膨らみは、通常、壁厚が減少した領域たとえば、(強打または引っかき傷によって)の近傍、および管の高温領域内で発生するという事実によるものである可能性がある。 陥凹部48は、熱交換の増大によって温度の均一性を改善し、厚さの変化の分散をもたらし、それによって、これは、より大きい長さまで拡大する広範な変形にはならない原因となる可能性がある。 その結果、被覆管54は、LOCAの場合に、より長い時間にわたって耐えることができる。

    ピルガー圧延による製造法によって、小径を有し、溶接なしに大きい長さを有する被覆管54を得ることができる。 陥凹部48は、追加の製造段階を含まずに、このプロセス中で直接得られる。

    陥凹部48は、内表面8に影響を及ぼすことなく、被覆管54の外表面12上で得られるが、内表面8は、滑らかなままであり、内表面8の直径は、マンドレル6のみに依存する。

    被覆管54の外表面12上の陥凹部48の分布調整は、成形ダイ10の各往復運動の間におけるブランク4の前進および回転を制御することによって容易に達成される。

    陥凹部48の形状は、穿孔器30の助けによって容易に選択され、それらの深さeは、穿孔器30の調整によって容易に調整される。 いかなる場合でも、陥凹部48は、非槽状の空洞であり、陥凹部48の深さeは、被覆管54の壁厚よりも小さい。

    以上の利点は、機械的、電気機械的、化学的またはレーザーの手段によって管を加工することによる、空洞の製造法では得られない。

    以下の要素を、被覆管54の生産用に特に選択することができる。
    − 被覆管54の外径D
    − 被覆管54の内径d
    − 被覆管54の壁厚 − 各陥凹部48の形状 − 各陥凹部48の基底部の曲率半径
    − 陥凹部48の外形のより大きい寸法(円形外形の直径または楕円外形の長軸の長さ)
    − 各陥凹部48の深さe
    − 被覆管54の外表面12上の陥凹部48の密度 − 被覆管54の外表面12上の陥凹部48の分布パターン

    本発明の一態様によると、被覆管54は、6から20mmの外径D、および0.4から1.5mmの壁厚を有する。 各陥凹部48の基底部は、0.5mmから50mmの曲率半径Wを有する。 各陥凹部48は、被覆管54の壁厚の10%から60%の深さeを有する。 陥凹部48は、被覆管54の外表面12の10%から60%を覆う。

    これらの寸法によって、十分な機械的な耐久性を有しながら、核燃料用被覆管として使用する被覆管54を通して十分な熱交換を可能にする被覆管54を得ることができる。

    被覆管54は、たとえばジルコニウム合金または鋼鉄から製造される。

    本発明は、特に、軽水炉核燃料用被覆管54の製造に適用でき、より広くは、管の製造に適用できる。

    核燃料用被覆管の様々な適用例において、滑らかでないが長手方向の起伏を設けられた内表面を有する管を提供することが可能である。 このために、マンドレル6の補正領域26の断面が、適合する。

    2 ピルガー圧延装置 4 ブランク 6 マンドレル 8 ブランク内表面 10 成形ダイ 12 ブランク外表面 20 周囲溝 22 外周囲面 24 溝の入口領域 26 溝の補正領域 30 穿孔器 32 内腔部 34 ディスク状底部 36 ショルダー部 38 環状スペーサ 40 円筒棒 42 先端部 44 固定ねじ 48 陥凹部 50 区域 52 長手部分 54 被覆管 56 核燃料集合体 58 核燃料棒 60 構造体 62 下部ノズル 64 上部ノズル 66 案内管 68 スペーサグリッド 70 核燃料ペレット 72 栓 73 従来の管 74 従来の管の膨らみ 76 開口 78 本発明による管の膨らみ

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