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Mounting apparatus and mounting method of electronic component

阅读:67发布:2024-02-19

专利汇可以提供Mounting apparatus and mounting method of electronic component专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a mounting apparatus which enables semiconductor chips to be unfailingly and accurately mounted on containers held by a carrier.SOLUTION: A mounting apparatus includes: transfer means 1 which transfers a carrier 3 holding containers 11 in holding holes 8 to position the carrier 3 at a mounting position; clamp means 21 which is provided so as to be positioned at the upper surface side of the carrier positioned at the mounting position, the clamp means 21 where mounting holes 25, 26 for mounting semiconductor chips in the containers 11 by a mounting head are formed at portions facing the multiple holding holes of the carrier; a mounting stage 15 which is provided at the lower surface side of the carrier positioned at the mounting position so as to drive in a vertical direction, is provided with pressing parts 17 located at positions facing the multiple holding holes of the carrier, and causes the pressing parts to press lower surfaces of the containers held in the respective holding holes in an upward direction when being driven in the upward direction; and an elastic member 28 which causes the clamp means to elastically press and hold upper surfaces of the multiple containers when the multiple containers are respectively pressed by the pressing parts of the mounting stage in the upward direction.,下面是Mounting apparatus and mounting method of electronic component专利的具体信息内容。

  • キャリアに形成された複数の保持孔に基部材を保持し、各基部材に電子部品を実装ヘッドによって実装する実装装置であって、
    上記キャリアを搬送して実装位置に位置決めする搬送手段と、
    この搬送手段によって実装位置に位置決めされた上記キャリアの上面側に位置するよう設けられ上記キャリアの複数の保持孔に対向する部位に上記基部材に上記電子部品を上記実装ヘッドによって実装するための実装孔が形成されたクランプ手段と、
    上記実装位置に位置決めされた上記キャリアの下面側に上下方向に駆動可能に設けられ上記キャリアの複数の保持孔に対向する位置にそれぞれ押圧部が設けられ上昇方向に駆動されたときに各保持孔に保持されたそれぞれの基部材の下面を上記押圧部によって上昇方向に押圧する実装ステージと、
    この実装ステージの上記押圧部によって複数の基部材がそれぞれ上昇方向に押圧されたときに、複数の基部材の上面を上記クランプ手段によって弾性的に押圧保持させる弾性付勢手段と を具備したことを特徴とする電子部品の実装装置。
  • 上記搬送手段は、上記キヤリアの幅方向両端部を移動可能に係合支持する一対のガイドレールを有し、
    上記クランプ手段は、幅方向の両端部が上記ガイドレールの上面に固定された固定クランパと、この固定クランパの下面に上下方向に移動可能に保持され上記実装ステージが上昇方向に駆動されたときに複数の上記基部材の上面によって下面が押圧される可動クランパと、上記固定クランパと上記可動クランパの対向する位置にそれぞれに行列状に形成された複数の上記実装孔を有し、
    上記弾性付勢手段は、上記固定クランパと上記可動クランパとの間に設けられ上記可動クランパの下面が上記基部材の上面によって押圧されたときに圧縮される弾性部材であることを特徴とする請求項1記載の電子部品の実装装置。
  • 上記弾性部材は上記固定クランパと上記可動クランパとの間の幅方向中央部と両端部に設けられていて、幅方向中央部に設けられた弾性部材は両端部に設けられた弾性部材に比べて硬く設定されていることを特徴とする請求項2記載の電子部品の実装装置。
  • 上記搬送手段は、上記キヤリアの幅方向両端部を移動可能に係合支持する一対のガイドレールを有し、
    上記クランプ手段は、幅方向の両端部が上記ガイドレールの上面に固定された固定クランパと、この固定クランパの下面に上下方向に移動可能に保持され上記実装ステージが上昇方向に駆動されたときに複数の上記基部材の上面によって下面が押圧される可動クランパと、上記固定クランパと上記可動クランパの対向する位置にそれぞれに行列状に形成された複数の上記実装孔を有し、
    上記弾性付勢手段は、上記固定クランパの幅方向の両端部を除く部分を、上記幅方向と交差する方向に対して分割された複数の弾性帯状部であって、
    各弾性帯状部の下面には、上記可動クランパの下面が上記基部材の上面によって押圧されたとき、上記可動クランパの上面の上記基部材の上面に対応する部分を押圧する凸部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子部品の実装装置。
  • 上記各弾性帯状部は、下面が上記基部材の上面によって上記可動クランパを介して押圧されたとき、両端部と中央部との弾性変形量が同じになる形状に形成されていることを特徴とする請求項4記載の電子部品の実装装置。
  • キャリアに形成された複数の保持孔に基部材を保持し、各基部材に電子部品を実装ヘッドによって実装する実装方法であって、
    上記キャリアを搬送して実装位置に位置決めする工程と、
    上記実装位置に位置決めされた上記キャリアの下面側に上下方向に駆動可能に設けられた実装ステージを上昇方向に駆動して上記キャリアの複数の保持孔に保持されたそれぞれの基部材の下面を押圧する工程と、
    この実装ステージによって複数の基部材がそれぞれ上昇方向に押圧されたとき、複数の基部材の上面を、上記実装位置に位置決めされた上記キャリアの上面側に設けられたクランプ手段によってそれぞれ弾性的に押圧保持する工程と を具備したことを特徴とする電子部品の実装方法。
  • 说明书全文

    この発明は搬送位置決めされるキャリアに保持された複数の基部材に、チップ状の電子部品を実装する電子部品の実装装置及び実装方法に関する。

    CSP(Chip Size Package)には種々の形態があり、その1つとして電子部品としての複数の半導体チップを、基部材としての所定の長さの樹脂製テープからなる基板に行列状に実装し、これらの半導体チップ全体を樹脂でコーティングする。 その後、上記基板を半導体チップ毎に分断して上記CSPを形成するということが行なわれていた。

    しかしながら、最近では上記CSPの耐久性や信頼性などの性能向上を図るため、上記基部材としてセラミックス、ガラス、シリコン或いは樹脂などの材料によって上面が開口した箱形に形成された容器が用いられるようになってきている。 そして、上記容器内に上記半導体チップを実装した後、この容器内に樹脂を充填することで、上記CSPとするということが行なわれている。

    基部材として上記容器を用いて上記CSPを製造する場合、上記容器内に上記半導体チップを実装装置によって実装することになる。 上記実装装置は、複数の容器を行列状に保持されたキャリアを搬送位置決めする搬送手段を有する。 上記キャリアには、複数の容器を行列状に保持するための複数の保持孔が形成されている。

    上記キャリアは上記搬送装置によって実装位置に位置決めされる。 上記実装位置の下方には実装ステージが配置されている。 この実装ステージの上面には上記キャリアに形成された保持孔に対応して複数の押圧部が突設されている。

    上記実装位置の上方には、上記キャリアの保持孔に保持された容器の上面を押圧保持するクランパが配置されている。 このクランパには、上記キャリアの保持孔に保持された容器の上面開口と対応する位置に、それぞれの容器内に実装ヘッドに設けられた実装ツールによって半導体チップを実装するための実装孔が形成されている。

    そして、上記キャリアが上記実装位置に位置決めされると、上記実装ステージが上昇方向に駆動される。 実装ステージが上昇方向に駆動されると、この実装ステージの上面に突設された押圧部が上記キャリアの保持孔に保持された複数の容器の下面を押圧する。

    各容器は下面が上記押圧部によって押圧されると上昇し、上面が上記クランパの下面に圧接する。 その結果、上記キャリアの各保持孔に保持された複数の容器は、上記実装ステージの押圧部と上記クランパによって下面と上面が押圧保持されるから、上下方向に対して位置決めされる。

    このようにして、各容器が位置決めされると、上記実装ヘッドが駆動され、その実装ツールに保持された半導体チップが上記容器の内底面に実装されることになる。 そして、上記半導体チップが上記容器内に実装されると、その容器内に樹脂が注入され、半導体チップが樹脂によって封止されて上記CSPとなる。

    上記容器は、上述したようにセラミックス、ガラス、シリコン或いは樹脂などの材料によって形成される。 しかしながら、上記容器を寸法精度として、高さ寸法が高精度になるよう製造することは難しく、とくに容器をセラミックスやガラスなどで製造した場合、底面や上面の平坦精度が十分に得られないため、上記容器の高さ寸法にばらつきが生じるということがあった。

    上記容器の高さ寸法にばらつきが生じると、上記実装ステージが上昇方向に駆動され、上記キャリアに保持された容器が上記実装ステージの押圧部と、上記クランパの下面とで挟持されて押圧保持されたとき、各容器の高さ寸法のばらつきによって確実に押圧保持されない容器が生じるということがある。

    特許第4339735号公報

    上記実装ステージの押圧部と上記クランパの下面とで確実に挟持固定されていない容器は高さ方向を平方向にがたついた状態にある。 そのため、がたついた状態にある容器の内底面に、上記実装ツールによって半導体チップを実装するとき、上記容器がずれ動くことで、上記半導体チップに一定の実装荷重が加わらないということがあったり、半導体チップの実装位置がずれるということがある。

    その結果、上記容器の内底面に対する上記半導体チップの実装精度にばらつきが生じたり、実装不良を招くという虞があった。

    この発明は、キャリアに保持された複数の基部材を、確実に保持固定して電子部品を精度よく実装することができるようにした電子部品の実装装置及び実装方法を提供することにある。

    この発明は、キャリアに形成された複数の保持孔に基部材を保持し、各基部材に電子部品を実装ヘッドによって実装する実装装置であって、
    上記キャリアを搬送して実装位置に位置決めする搬送手段と、
    この搬送手段によって実装位置に位置決めされた上記キャリアの上面側に位置するよう設けられ上記キャリアの複数の保持孔に対向する部位に上記基部材に上記電子部品を上記実装ヘッドによって実装するための実装孔が形成されたクランプ手段と、
    上記実装位置に位置決めされた上記キャリアの下面側に上下方向に駆動可能に設けられ上記キャリアの複数の保持孔に対向する位置にそれぞれ押圧部が設けられ上昇方向に駆動されたときに各保持孔に保持されたそれぞれの基部材の下面を上記押圧部によって上昇方向に押圧する実装ステージと、
    この実装ステージの上記押圧部によって複数の基部材がそれぞれ上昇方向に押圧されたときに、複数の基部材の上面を上記クランプ手段によって弾性的に押圧保持させる弾性付勢手段と を具備したことを特徴とする電子部品の実装装置にある。

    この発明は、キャリアに形成された複数の保持孔に基部材を保持し、各基部材に電子部品を実装ヘッドによって実装する実装方法であって、
    上記キャリアを搬送して実装位置に位置決めする工程と、
    上記実装位置に位置決めされた上記キャリアの下面側に上下方向に駆動可能に設けられた実装ステージを上昇方向に駆動して上記キャリアの複数の保持孔に保持されたそれぞれの基部材の下面を押圧する工程と、
    この実装ステージによって複数の基部材がそれぞれ上昇方向に押圧されたとき、複数の基部材の上面を、上記実装位置に位置決めされた上記キャリアの上面側に設けられたクランプ手段によってそれぞれ弾性的に押圧保持する工程と を具備したことを特徴とする電子部品の実装方法にある。

    この発明によれば、キャリアに保持された複数の基部材の下面が実装ステージの押圧部によって上昇方向に押圧されたとき、上記基部材の上面がクランプ手段によって弾性的に押圧保持されるようにした。

    そのため、各基部材の高さ寸法にばらつきがあっても、複数の基部材を実装ステージとクランプ手段とで確実に挟持固定できるから、上記基部材ががたついて電子部品の実装精度が低下するのを防止することができる。

    この発明の第1の実施の形態を示す実装装置の正面図。

    図1に示す実装装置の平面図。

    保持孔の一部から容器を除いたキャリアを示す平面図。

    容器をクランプ手段によって挟持固定する前の状態を示す実装装置の縦断面図。

    容器をクランプ手段によって挟持固定した状態を示す実装装置の縦断面図。

    この発明の第2の実施の形態を示す実装装置の一部を示す平面図。

    図6に示す実装装置の縦断面図。

    以下、この発明を図面を参照しながら説明する。
    図1乃至図5はこの発明の第1の実施の形態を示す。 図1と図2は実装装置の概略的構成を示し、この実装装置は搬送手段1を備えている。 この搬送手段1は平行に離間した一対のガイドレール2を有する。 一対のガイドレール2の対向する内面側の上部には、図3に示すように矩形板状に形成されたキャリア3の幅方向両端部を移動可能に係合支持する段部4が形成されている。

    上記キャリア3は、上記ガイドレール2とともに上記搬送手段1を構成する一対の送り機構5(図4に示す)によって上記ガイドレール2に沿ってピッチ送りされるようになっている。 上記送り機構5は、たとえば上記キャリア3の幅方向の両端部を上下面から挟んで幅方向と交差する方向(送り方向とする)に所定ピッチ搬送した後、その挟持状態を開放して後退するという動作を繰り返す一対のチャック6によって構成されている。

    上記キャリア3はステンレス鋼板などによって形成された矩形板状であって、板面には複数の保持孔8が行列状に形成されている。 この実施の形態では、上記保持孔8は上記キャリア3の幅方向に2列で、送り方向には複数行、たとえば6行で形成されている。 つまり、上記キャリア3には合計で12個の上記保持孔8が形成されている。 上記保持孔8の上記キャリア3の幅方向のピッチをP1とし、送り方向のピッチをP2とする。

    上記保持孔8は平面形状が矩形状であって、上面の周辺部には係止凹部8aが形成されている。 上記キャリア3の上面の上記保持孔8には、CSPを構成する基部材としての上面が開口した矩形の容器11が下面の周辺部を上記係止凹部8aに係合させて保持されている。 上記容器11はたとえばセラミックスなどの材料によって成形されている。

    上記キャリア3が上記搬送手段1によって搬送され、そのキャリア3の一行目の保持孔8が所定の位置に位置決めされると、上記キャリア3の各保持孔8に保持された容器11の内底面に、電子部品としての半導体チップ9が図1に示す実装ヘッド12の実装ツール13によって後述するように順次実装される。 上記容器11に半導体チップ9を実装するために上記キャリア3が位置決めされる位置を実装位置とする。

    なお、上記キャリア3は一行目の保持孔8を基準にして実装位置に位置決めしたが、キャリア3の先端或いは先端部に位置決めマークを設け、この位置決めマークを基準にして上記実装位置に位置位決めするようにしてもよい。

    上記実装ヘッド12には超音波振動子によって超音波振動するホーン(ともに図示せず)が設けられ、このホーンによって上記実装ツール13が超音波振動させられるようになっている。

    それによって、上記実装ツール13に保持された半導体チップ9は、上記実装ツール13の加圧による圧エネルギ、超音波振動による振動エネルギ、及び後述する実装ステージ15に設けられたヒータ15aにより上記容器11に加わる熱エネルギによって、上記容器11の内底面に実装されるようになっている。

    なお、上記容器11に半導体チップ9を実装するために要するエネルギは、容器11と半導体チップ9の大きさによって変化するものの、上記圧力エネルギは最大25N、実装ツール13に与える超音波エネルギは振動が60kHz、上記容器11に与える熱エネルギは加熱温度100℃とすると、上記容器11への半導体チップ9の実装を約0.5秒前後の時間で行なうことができる。

    上記実装ヘッド12は図1の紙面に対して直交する、上記キャリア3の幅方向である、X方向と、上下方向であるZ方向(矢印で示す)とに駆動されるようになっている。 上記実装ヘッド12はZ方向に上昇した状態でX方向に駆動され、図示しない受け渡し部から上記実装ヘッド12の実装ツール13に半導体チップ9を受ける。 つまり、実装ツール13の先端面に上記半導体チップ9が吸着保持される。

    上記半導体チップ9を吸着保持した上記実装ヘッド12は、X方向の先程とは逆方向に駆動され、上記キャリア3の一方の列の1行目の保持孔8に保持されて後述するクランプ手段21によってずれ動かないよう固定された容器11の上方に位置決めされた後、Z方向下方に駆動される。 それによって、上記実装ツール13の先端に吸着保持された半導体チップ9が上記容器11の内底面に実装される。

    上記実装ヘッド12が一方の列の1行目の保持孔8に保持された容器11内に半導体チップ9を実装すると、Z方向上方に駆動されてから、−X方向の上記受け渡し部に戻り、新たな半導体チップ9を受け取った後、他方の列の1行目の保持孔8に保持された容器11に半導体チップ9を実装する。

    その後、上記実装ヘッド12が上記受け取り部と実装位置との間を往復駆動されることで、2行目〜6行目の保持孔8に保持された容器11内に、半導体チップ9が順次実装される。 つまり、実装位置に位置決めされたキャリア3の全ての保持孔8に保持された容器11に対し、半導体チップ9が順次実装されるようになっている。

    上記実装位置に位置決めされた上記キャリア3の下面側、つまり下方には上記実装ステージ15が配置されている。 この実装ステージ15はZ駆動源16によって上下方向であるZ方向に駆動されるようになっている。

    上記実装ステージ15の上面には、図4に示すように実装位置に位置決めされた上記キャリア3の全ての保持孔8と対応して押圧部17が突設されている。 図4では2つの押圧部17が示されているが、実際には上記保持孔8と対応して合計で12個の押圧部17が設けられている。

    上記押圧部17は平面形状が上記保持孔8よりもわずかに小さな矩形状であって、上記実装ステージ15が上記Z駆動源16によって上昇方向に駆動されると、上記容器11を保持した上記キャリア3の保持孔8内に入り込み、その保持孔8に保持された容器11を上昇方向に押圧する。 このとき、上記容器11は上記押圧部17を介して上記実装ステージ15に設けられた上記ヒータ15aによって加熱される。

    上記実装位置の上記キャリア3の上面側、つまり上方には上記クランプ手段21が設けられている。 このクランプ手段21は、図4に示すように幅方向の両端部がクランク状の屈曲部22aに形成された固定クランパ22を有する。 この固定クランパ22の屈曲部22aは上記一対のガイドレール2の幅方向の両端部の上面に、ねじ22bによって取付け固定されている。

    上記固定クランパ22の上記屈曲部22aの下面には鍔付きのガイドピン23が幅方向と交差する送り方向に所定間隔で突設されている。 上記固定クランパ22の下面には、幅方向両端部に形成されたガイド孔24aを上記ガイドピン23に移動自在に嵌挿させた可動クランパ24が設けられている。

    上記可動クランパ24は、荷重が加わることによって弾性的に変形可能な薄さの、たとえばステンレス鋼板などの板材によって形成されている。 それに対して上記固定クランパ22は上記可動クランパ24に比べて十分に厚い板材である、ステンレス鋼板によって形成されていて、荷重によって変形し難い強度を備えている。

    上記固定クランパ22には、上記実装ステージ15の上面に突設された押圧部17と対応して2列、6行で12個の第1の実装孔25が穿設されている。 上記可動クランパ24には、上記固定クランパ22の上記第1の実装孔25と対応して12個の第2の実装孔26が穿設されている。 上記第1、第2の実装孔25,26は、上記容器11の上面開口と同じ大きさに設定されている。

    つまり、図4に示すように実装位置に上記キャリア3が位置決めされると、このキャリア3の12個の保持孔8に保持された容器11に上記第1、第2の実装孔25,26が対向位置するようになっている。 したがって、上記実装ヘッド12の実装ツール13は上記第1、第2の実装孔25,26を通じて上記容器11の内底面に半導体チップ9を実装できるようになっている。

    上記固定クランパ22の下面の幅方向中央部と両端部にはそれぞれ収容凹部27が形成されている。 つまり、上記収容凹部27は図2に示すように上記キャリア3の幅方向と送り方向に対して所定間隔で行列状に形成されている。

    上記固定クランパ22と可動クランパ24の間には、ゴムなどの弾性材料によって円柱状に形成された、弾性付勢手段としての弾性部材28が各収容凹部27に一端部を収容して介装されている。 それによって、上記可動クランパ24は上記弾性部材28によって上記固定クランパ22に対し、弾性的に上昇可能に保持されている。

    上記キャリア3が上記実装位置に位置決めされて、図4に示す状態から図5に示すように、上記実装ステージ15が上記Z駆動源16によって上昇方向に駆動されると、上記実装ステージ15の上面に設けられた押圧部17によって上記キャリア3の保持孔8に保持された容器11の下面が押圧される。 上記容器11の下面が押圧されて上昇方向に変位すると、上記容器11の上面によって上記可動クランパ24の下面の上記第2の実装孔26の周辺部が押圧される。

    それによって、上記可動クランパ24は上記弾性部材28を圧縮方向に弾性変形させながら上昇するから、上記弾性部材28の復元力によって上記可動クランパ24が下降方向に付勢される。

    そのため、上記可動クランパ24の下面の第2の実装孔26の周辺部は、下面が上記押圧部17によって押圧された上記容器11の上面を下方へ押圧するから、上記容器11は上記弾性部材28の復元力が作用する上記可動クランパ24の下面と、上記押圧部17の上面とによって弾性的に押圧保持される。

    そのため、上記キャリア3の保持孔8に保持された上記容器11の高さ寸法にばらつきがあっても、上記キャリア3の保持孔8に保持された複数の容器11はがた付くことなく確実に保持されることになる。

    しかも、上記可動クランパ24は荷重が加わることによって弾性的に変形可能な薄さのステンレス鋼板によって形成されている。 そのため、上記キャリア3の保持孔8に保持された上記容器11の高さ寸法にばらつきがあっても、上記可動クランパ24が上記容器11の高さ寸法のばらつきに応じて変形するから、そのことによっても上記キャリア3の保持孔8に保持された複数の容器11が確実に保持されることになる。

    上記可動クランパ24は上記固定クランパ22に移動可能に保持されている。 そのため、各容器11に高さ寸法のばらつきがあっても、上記可動クランパ24はそのばらつきに応じて変形するから、上記可動クランパ24によって各容器11が確実に保持されることになる。

    上記実装ステージ15のヒータ15aの熱で上記可動クランパ24が膨張して延びることがある。 しかしながら、上記可動クランパ24は上記固定クランパ22に対して移動可能に保持されているから、上記可動クランパ24が熱膨張によって変形するのが防止される。 そのため、そのことによっても、各容器11を上記可動クランパ24によって確実に保持することができる。

    上記可動クランパ24は、下面が2列の容器11によって押圧されると、幅方向の中央部が両端部に比べて上方へ大きく撓み易い。 そこで、上記可動クランパ24の幅方向の中央部に設けられる弾性部材28の硬さを、幅方向両端部に設けられる弾性部材28の硬さよりも硬く設定する。

    それによって、上記可動クランパ24の幅方向における上方への撓み量を均等化することが可能となるから、幅方向に位置する各列の容器11の上面全体を同等な押圧力で押圧保持することが可能となる。

    上記構成の実装装置によれば、キャリア3が実装位置に位置決めされると、実装ステージ15が上昇方向に駆動される。 それによって、上記実装ステージ15の上面に設けられた押圧部17がキャリア3の保持孔8に保持された容器11の下面を押圧して保持孔8から浮き上がらせる。

    上記容器11が上昇方向に押圧されると、その上面が可動クランパ24の下面を押圧する。 それによって、上記可動クランパ24と固定クランパ22との間に設けられた弾性部材28が圧縮されるから、上記弾性部材28の復元力が上記可動クランパ24の上面に作用する。

    上記可動クランパ24に上記弾性部材28の復元力が作用すると、上記キャリア3の保持孔8に保持された各容器11は、上面が上記可動クランパ24の下面によって弾性的に押圧保持され、下面が上記実装ステージ15の押圧部17の上面によって押圧保持される。

    そのため、上記キャリア3の保持孔8に保持された複数の容器11の高さにばらつきがあっても、各保持孔8に保持された容器11は、高さのばらつきに係らず、上下方向や水平方向にがた付くことなく確実に保持される。

    しかも、上記可動クランパ24は下面が容器11の上面によって押圧されると、弾性的に変形可能な薄さの材料によって形成されていて、変形することで上面に弾性部材28に復元力が作用するから、そのことによっても上記容器11の上面が上記可動クランパ24によってがた付くことなく確実に押圧保持されることになる。

    したがって、上記キャリア3に保持された容器11の内底面に実装ヘッド12の実装ツール13によって図5に示すように半導体チップ9を実装する際、上記実装ツール13によって上記半導体チップ9に設定された実装圧を加えることができるから、複数の容器11の内底面に対して上記半導体チップ9を確実に実装することができる。 しかも、半導体チップ9を実装する際、上記容器11が位置ずれを生じることがないから、上記半導体チップ9の実装を精密に行なうことができる。

    上記容器11は上記可動クランパ24によって上下方向や水平方向に対してがた付くことなく確実に保持される。 そのため、上記容器1に半導体チップ9を実装ツール13によって実装する際、実装ツール13で発生する超音波振動を上記半導体チップ9に確実に付与することができる。 その結果、上記半導体チップ9を上記容器11の内底面に強固に、しかも精度よく実装できるから、実装不良が発生するのを防止することができる。

    上記固定クランパ22と可動クランパ24の間の幅方向中央部に設けられる弾性部材28を、幅方向両端部に設けられる弾性部材28よりも硬くした。

    そのため、上記可動クランパ24の下面が上記容器11の上面によって押圧されたとき、上記可動クランパ24の上方への撓み量を幅方向において均等にすることができるから、上記キャリア3の幅方向に位置する保持孔8に保持された各容器11の上面を、上記可動クランパ24の下面によって均等に押圧することができる。 その結果、上記キャリア3の幅方向に位置する各保持孔8に保持されたそれぞれの容器11を、ほぼ同じ押圧力で確実に押圧保持することが可能となる。

    図6と図7はこの発明の第2の実施の形態であって、第1の実施の形態に示された弾性付勢手段の変形例である。 なお、第1の実施の形態と同一部分には同一記号を付して説明を省略する。

    この実施の形態における上記弾性付勢手段は、クランプ手段21の固定クランパ22の幅方向両端部の屈曲部22aを除く部分が、幅方向と交差する方向(送り方向)に対して複数、つまりキャリア3に形成された保持孔8の行の数に応じた複数の弾性帯状部31に分割して形成されている。

    なお、この第2の実施の形態では、上記キャリア3には上記保持孔8は3列、6行(図6には3行だけ示している。)で形成されていて、上記保持孔8の数に応じて実装ステージ15の押圧部17、固定クランパ22と可動クランパ24の第1、第2の実装孔25,26の数が設定されている。

    図6に示すように、上記弾性帯状部31は本体部31aと、上記固定クランパ22の上記屈曲部22aに一端が連続して他端が上記本体部31aから分離された一対の片持ち部31bによって形成されていて、一対の片持ち部31bと上記本体部31aの中央部に、それぞれ第1の実装孔25が形成されている。 なお、上記片持ち部31bには第1の実装孔25の他に、上記片持ち部31bを弾性変形し易くするために空間部31cが形成されている。

    それによって、上記弾性帯状部31の両端部である上記片持ち部31bは荷重に対して弾性変形し易くなっているとともに、上記本体部31aとは別々に弾性変形可能となっている。

    図7に示すように、上記弾性帯状部31の下面の、3つの上記第1の実装孔25の、上記弾性帯状部31の長手方向に沿う両端部には、それぞれ可動クランパ24の上面に当接する凸部36が設けられている。

    上記凸部36は、上記キャリア3の保持孔8に保持された容器11が実装ステージ15の押圧部17によって押し上げられて上記可動クランパ24の下面を押圧し、この可動クランパ24を上昇させたとき、上記可動クランパ24の上面を押圧する。

    上記片持ち部31bに形成された第1の実装孔25の両端部に設けられた凸部36は、上記弾性帯状部31の本体部31aの長手方向中央部に形成された第1の実装孔25の両端部に設けられた凸部36よりも高さ寸法(厚さ)が大きく設定されている。

    それによって、上記弾性帯状部31が上記キャリア3に保持された容器11の上面によって下面側から上方向に押圧されたとき、上記弾性帯状部31は、その本体部31aの長手方向中央部と、両端部に形成された片持ち部31bの自由端側とがほぼ同じ量で弾性変形するようになっている。

    つまり、上記弾性帯状部31の本体部31aは、下面側から押圧されたとき、長手方向中央部が両端部よりも上方へ大きく弾性変形し易いが、上記本体部31aの両端部を片持ち部31とし、しかも長手方向中央部の凸部36よりも両端部の凸部36の高さを大きくしたことで、全体の弾性変形量がほぼ同じになるよう形成されている。

    なお、上記凸部36は上記第1の実装孔25の、上記弾性帯状部31の長手方向に沿う両端部に設ける代わりに、上記第1の実装孔25の上記長手方向の中央部で、上記弾性帯状部31の幅方向の両側に設けるようにしてもよい。

    このように、上記第1の実装孔25の幅方向両側に一対の凸部36を設けると、上記第1の実装孔25の長手方向の両端部に一対の凸部36を設ける場合に比べ、一対の凸部36が上記容器11の上面を均一に押圧することができるから、上記凸部36によって上記容器11を確実に保持することが可能となる。

    上記凸部36が上記容器11の上面を押圧したとき、上記弾性帯状部31は、その本体部31aと片持ち部31bが上方へ弾性的に湾曲変形するから、その反力で上記可動クランパ24の上面を上記凸部36を介して弾性的に押圧保持する。

    それによって、上記キャリア3の保持孔8に保持された容器11は下面が上記押圧部17によって押圧保持され、上面が上記弾性帯状部31の復元力が付与された上記可動クランパ24の下面によって弾性的に押圧保持されることになる。 つまり、上記容器11は、上記押圧部17と上記可動クランパ24によって弾性的に押圧保持されるから、高さ寸法にばらつきがあっても、がた付くことなく確実に保持されることになる。

    しかも、上記弾性付勢手段を構成する上記弾性帯状部31は、その本体部31aの両端部に片持ち部31bを形成した。 そして、本体部31aの長手方向中央部の第1の実装孔25の箇所に設けられる凸部36よりも、上記片持ち部31bの第1の実装孔25の箇所に設けられる凸部36の高さを大きくした。

    そのため、上記弾性帯状部31の下面が、上記可動クランパ24を介して上記弾性帯状部31の長手方向に対して所定間隔で位置する3つの容器11によって押圧されたとき、長手方向の両端部を中央部とほぼ同じように上方へ弾性変形させることが可能となる。

    つまり、上記弾性帯状部31の長手方向の中央に位置する1つの容器11と、長手方向の両端部に位置する2つの容器11の上面を、上記弾性帯状部31の本体部31aと片持ち部31bとで、上記凸部36を介してほぼ均等に押圧保持することができるから、上記弾性帯状部31の長手方向に位置する3つの容器11をほぼ同じ状態で確実に保持固定することが可能となる。

    上記可動クランパ24は上記固定クランパ22に移動可能に保持されている。 そのため、各容器11に高さ寸法のばらつきがあっても、上記可動クランパ24はそのばらつきに応じて変形するから、上記可動クランパ24によって各容器11が確実に保持されることになる。

    上記実装ステージ15のヒータ15aの熱で上記可動クランパ24が膨張して延びることがある。 しかしながら、上記可動クランパ24は上記固定クランパ22に対して移動可能に保持されているから、上記可動クランパ24が熱膨張によって変形するのが防止される。 そのため、そのことによっても、各容器11を上記可動クランパ24によって確実に保持することができる。

    しかも、上記容器11を上記可動クランパ24によって一括して保持できるため、複数の容器11を個別に保持する場合のように、個々の容器11の保持状態を調整するということをせずにすむ。 そのため、調整作業に時間が掛からないから、生産性を向上させることができるということもある。 このことは、上述した第1の実施の形態においても同様である。

    上記各実施の形態では、CSPを構成する基部材として上面が開口した箱形状の容器を例に挙げて説明したが、基部材としては平面が矩形状あるいは他の形状の板状部材であってもよく、その形状は限定されるものではない。

    また、第2の実施の形態において固定クランパの屈曲部と弾性帯状部とを別体とし、上記屈曲部に上記弾性帯状部の一端を連結固定して上記固定クランパを構成するようにしてもよい。

    1…搬送手段、2…ガイドレール、5…送り機構、6…チャック、8…保持孔、9…半導体チップ(電子部品)、11…容器(基部材)、12…実装ヘッド、13…実装ツール、15…実装ステージ、17…押圧部、21…クランプ手段、22…固定クランパ、24…可動クランパ、25…第1の実装孔、26…第2の実装孔、28…弾性部材(弾性付勢手段)、31…弾性帯状部。

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