专利汇可以提供Automatic machining system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To contrive automatization of discriminating a kind of material by using a television camera, in the case of a system provided with a compound machining lathe and a robot of conveying the material relating to the lathe. CONSTITUTION:A lathe cell 1 comprises a compound machining lathe 10, stock device 20 for a material workpiece and a conveyer 30 for the workpiece. A conveying robot 50 of running on a guide beam 40 has a hand 70 for holding material workpieces 300, loaded on a pallet 210 of the stock device, in the point end of an arm 60. A camera 65 mounted to the point end of the arm 60 receives a taken image of the material workpiece 300 to discriminate the material by processing a data of the image. An NC machining program is automatically selected based on a discriminated result to execute carrying in and automatic machining of the material workpiece.,下面是Automatic machining system专利的具体信息内容。
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工工作機械として、
複合加工旋盤と、複合加工旋盤に対して加工物(ワーク)を自動的に搬送する装置を備えた自動加工システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複合加工旋盤と、複合加工旋盤に対して素材の供給や、加工が完了したワークを搬出する搬送ロボットを備えて、多種類のワークを無人化により自動的に生産する旋盤セルが提案されている。 この種のシステムにあっては、素材ワークは例えばパレット上に予め準備しておき、パレット上のワークの種類と位置は、搬送ロボットを制御するシステムコントローラに記憶される。 各素材ワークに対するNC加工プログラムは、複合加工旋盤に登録してある。 複合加工旋盤はシステムコントローラから送られてくる素材ワークの情報に基づいてNC加工プログラムを選択し、加工を実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の旋盤セルでは、
パレット上の素材ワークの種類、位置、加工スケジュール等はオペレータが手動操作によってシステムコントローラに入力する必要があった。 旋盤セルを構成する搬送ロボットが、ワークの位置、種類等を識別することができれば、このデータに基づいて複合加工旋盤がNC加工プログラムを選択して自動加工を継続することができる。 ロボットのハンドがワークを把持したときにワークの直径を機械的に計測することは可能である。 しかし、
ワークの高さを含めた三次元のデータを得ることにより、はじめて正確にワークを判別することができる。 例えば特開平3−66587号公報は、CCD(電荷結合素子)を有するテレビカメラとロボットと組合せて、カメラにより撮影された画像を電算機により解析し、その結果に基づいてロボットを操作してワークを取扱う装置を開示している。 本発明は、旋盤セルの搬送ロボットにカメラを装備して素材ワークを自動的に識別して、加工プログラムを自動的に準備することのできるシステムを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動加工システムにあっては、搬送装置は複合加工旋盤とストック装置との間に配設されるガイドビームと、ガイドビーム上を走行する搬送ロボットとを有し、搬送ロボットは昇降自在のアームの先端にとりつけた加工物の把持用のハンドと、加工物の識別用のカメラを備えている。
【0005】
【作用】カメラが受像したデータに基づいて加工物が判別されて、複合加工旋盤が加工すべき素材が判別される。 この判別結果に基づいてNCプログラムが選択され、自動加工が実行される。
【0006】
【実施例】図1は本発明を実施する旋盤セルの概要を示す説明図である。 全体を符号1で示す旋盤セルは、複合加工旋盤10と、複合加工旋盤10の側部に配設されるストック装置20を備える。 複合加工旋盤10は、例えば対向する2基の主軸と、それぞれの主軸と共同するタレット刃物台を有するCNC旋盤であって、2基の主軸の間でワークを受け渡すことにより、複雑な形状のワークを段取り替えなしで加工する能力を備える。 ストック装置20は、ベッド200上にベッド200の長手方向に移動制御されるパレット210を備え、パレット21
0に素材ワーク300が載置される。 複合加工旋盤10
とストック装置20の上部にはガイドビーム40が配設され、ガイドビーム40上に搬送ロボット50が走行自在に装架される。 搬送ロボット50は、ガントリータイプのもので、垂直方向に昇降するアーム60を有し、アーム60の先端にワーク300を把持するハンド70を装備する。 搬送ロボットを備えた旋盤セルの詳細については、本出願人の出願に係る特開平1−252345号公報に開示されている。 アーム60の先端部には、CC
Dカメラ65がとりつけられ、パレット210上のワーク300を監視する。
【0007】図2はシステムの制御装置80の概要を示すブロック図である。 制御装置80は、カメラ65からの情報を処理する画像処理部810、搬送ロボット50
を制御するロボットコントローラ830、複合加工旋盤10を制御するCNC装置850で構成される。 画像処理装置810は、主制御部812、画像データ記憶部8
14、画像データ受信部816、外部とのインターフェース部818を備える。 ロボットコントローラ830
は、主制御部832、主記憶装置834、NCとのインターフェース部836、画像処理インターフェース部8
38、画像データ処理部840、移動指令部842を備える。
【0008】CNC装置850は、主制御部852、プログラム・ロジック・コントローラ・インターフェース部854、主記憶部856、NCプログラムファイル8
58、サーボ制御部860を備える。 CCDカメラ65
が撮影したパレット上のワーク300の情報は、画像処理部810の画像データ受信部816を介して、外部インターフェース部818からロボットコントローラ83
0の画像処理インターフェース部838へ伝達される。
この情報は画像データ処理部840で処理されたデータは、画像処理装置810の画像データ記憶部814へ送られるとともに、ロボットコントローラ830の主制御部832へ送られる。 主制御部832は、このデータに基づいて移動指令部842を介して搬送ロボット50のサーボモータ500へ指令を送り、搬送ロボット50の走行とアーム60の昇降を制御する。
【0009】カメラ65からの情報により素材ワーク3
00の種類が識別されると、このデータはロボットコントローラ830のNCインターフェース部836からC
NC装置850のインターフェース部854へ伝達される。 主制御部852は、このデータに基づいて素材ワーク300の加工に対応するNCプログラムをNCプログラムファイル858から検索する。 素材ワーク300
は、搬送ロボットのハンド70によって把持されて、複合加工旋盤の主軸110のチャック120へ搬入される。 この際に、素材ワーク300の姿勢がチャッキングに適さないことがカメラ65からの情報により判明していれば、主制御部852は主記憶部856からのデータと参照してサーボ制御部860へ指令を送り、主軸11
0の回転軸であるC軸を制御してチャック120の位相を素材ワーク300を把持するのに適した位置まで回転させる。 この操作により、素材ワーク300をパレット210に正確な姿勢で段取りする必要はなくなる。
【0010】図3から図5は、パレット210上に置かれた素材ワーク300の高さ寸法aをカメラ65の影像から検知する作用を示す。 カメラ65は搬送ロボットのアームの上下動に対応して垂直方向の軸Xに沿って移動する。 素材ワーク300の高さ寸法をaとし、計測する高さ位置をxとすると、素材ワーク300のCCD画面上の直径yは、次の式で表わされる。 y=b/(x−a) (式1) ここで、bは比例定数である。 そこで、カメラ65をパレット210から高さx 0である第1の位置P 0と、高さx 1である第2の位置P 1の2ヵ所の位置で測定することにより、素材ワーク300の高さ寸法aは、 a=(y 0 x 0 −y 1 x 1 )/(y 0 −y 1 ) (式2) で求めることができる。 この式において、x 0 、x 1は搬送ロボットの機械座標から求めることができ、画像の直径寸法y 0 、y 1は、CCD画面上から得ることができるので、式2からaを演算することができる。
【0011】次に、図6から図8は、パレット210上に置かれた素材ワーク300の直径寸法Dを検知する作用を示す。 図6は、カメラ65がパレット210の上方の一定の高さ位置を水平方向であるY軸に沿ってy軸上の第1の位置P 3 (座標位置Y 0 )から第2の位置P
4 (座標位置Y 1 )まで移動することを示し、そのときの画像の変化が図7、図8に示される。 素材ワーク300
のCCD画面長のY軸方向の長さyと、実際の長さYとの関係は次の式で表わされる。 Y=αy (式3) ここで、αは比例定数である。 従って、素材ワーク30
0の径方向(Y軸方向)にカメラ65を座標Y 0からY 1
まで移動した場合のCCD図画上の移動距離yと、直径寸法ydを求めることにより、素材ワーク300の直径寸法Dは、 D=(y×yd)/(Y 1 −Y 0 ) (式4) で求められる。 以上の操作により素材ワーク300の直径寸法Dと高さ寸法aが検知でき、これらのデータに基づいて素材ワークが特定され、加工プログラムを自動的に選択することができる。
【0012】図9は制御処理のフロー図である。 ステップ1000でスタートした処理は、ステップ1010で搬送ロボットのプログラムを起動する。 ステップ102
0でパレットに置かれた素材ワーク上に搬送ロボットを移動し、ステップ1030でアーム先端にとりつけたC
CDカメラにより素材ワークの画像データを読み込む。
この操作は素材ワークの直径寸法や高さ寸法を測定するために、各2回繰り返して画像データを読み込み、ミスを排除する。
【0013】ステップ1040でパレット上に準備された素材ワークの有無をチェックし、素材ワークが存在していれば、ステップ1050で素材ワークの直径寸法による素材ワークの判定を実行する。 直径寸法データから加工プログラムとして予め用意されている素材ワークのデータと比べて素材ワーク番号を特定するが、該当する素材ワーク番号が検知できなければ、誤った素材ワーク番号が段取りされていることであるので、ステップ10
70へ進み、エラーを出力し、ステップ1080で処理を停止する。
【0014】直径寸法による判定が実行されると、ステップ1060で素材ワークの高さ寸法による素材ワーク番号の判定が行われる。 該当する番号が検索されなければステップ1070へ進む。 ステップ1090では判定された素材ワーク番号に対応する加工プログラムが決定され、ステップ1100でCNC旋盤加工プログラムが検索される。 ステップ1110で加工プログラムは起動し、ステップ1120で搬送ロボットにより旋盤主軸に素材ワークが搬入される。 ステップ1130で加工が実行され、ステップ1140で完成したワークをパレット上へ戻し、ステップ1020へ戻り、以上のステップをくり返す。 パレット上に段取りされた素材ワークの全ての加工が完了すると、ステップ1040からステップ1
150へ進み、完成品を全てパレット上に返却してステップ1160で処理を終了する。
【0015】
【発明の効果】本発明の自動加工システムは以上のように、ワークを取扱う搬送ロボットにカメラを備え、カメラの受像データから素材ワークを判別する機能を有する。 そして、ストック装置上に段取りされた素材ワークの種類は、システムにより自動的に判別されて対応するNCプログラムが準備される。 したがって、ストッカ装置への素材ワークの段取りミスがあっても、システムはこのミスを自動的に排除し、無人化による自動加工を継続することができる。 そこで、段取りの工数も低減し、
生産能率も向上する。 なお、以上の実施例では旋盤セルの例を説明したが、マシニングセンタを用いた加工システム等にも本発明を適用することができる。
【図1】本発明の自動加工システムの概要を示す斜視図。
【図2】システムのブロック図。
【図3】カメラの作動を示す説明図。
【図4】画像の説明図。
【図5】画像の説明図。
【図6】カメラの作動を示す説明図。
【図7】画像の説明図。
【図8】画像の説明図。
【図9】制御装置のフロー図。
1 旋盤セル 10 複合加工旋盤 20 ストック装置 30 搬送装置 40 ガイドビーム 50 搬送ロボット 60 アーム 65 カメラ 70 ハンド 80 制御装置 300 素材ワーク 810 画像処理装置 830 搬送ロボットコントローラ 850 数値制御装置
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