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Portable electronic equipment, information processing method and program

阅读:1023发布:2020-09-14

专利汇可以提供Portable electronic equipment, information processing method and program专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To surely store the latest program.
SOLUTION: A non-volatile memory 72 stores a boot loader including a device driver being a program for communicating with a program server 53. When a power source is turned on, a CPU 71 performs the boot loader. The CPU 71 controls a communication part 79 according to the boot loader to acquire a program for a digital still camera being a program other than the boot loader from the program server 53 through a network 52. The CPU 71 makes a volatile memory 73 store a program for a digital still camera acquired through the communication part 79. This invention may be applied to the digital still camera.
COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI,下面是Portable electronic equipment, information processing method and program专利的具体信息内容。

  • 情報処理装置とネットワークを介して接続されている携帯電子機器において、
    前記情報処理装置と通信を行うためのプログラムである通信プログラムを記憶する記憶手段と、
    電源がオンにされた場合、前記通信プログラムによって前記情報処理装置と通信することにより、前記情報処理装置から、前記ネットワークを介して、前記通信プログラム以外のプログラムを取得する取得手段と を備えることを特徴とする携帯電子機器。
  • 前記通信プログラム以外のプログラムは、OS(Operating System)、デバイスドライバ、ミドルウェア、またはアプリケーションである ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  • 被写体を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された結果得られる画像データを、前記ネットワークを介して、前記情報処理装置に送信し、前記画像データを記憶させる送信手段と をさらに備える ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  • 前記画像データを記録する記録媒体が装着されているかどうかを判定する装着判定手段 をさらに備え、
    前記送信手段は、前記装着判定手段により、前記記録媒体が装着されていないと判定された場合、前記画像データを送信する ことを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機器。
  • 前記記録媒体の空き容量が所定の値以上であるかどうかを判定する容量判定手段 をさらに備え、
    前記送信手段は、前記装着判定手段により、前記記録媒体が装着されていると判定され、かつ、前記容量判定手段により、前記記録媒体の空き容量が所定の値以上ではないと判定された場合も、前記画像データを送信する ことを特徴とする請求項4に記載の携帯電子機器。
  • 情報処理装置とネットワークを介して接続されており、前記情報処理装置と通信を行うためのプログラムである通信プログラムを記憶する記憶手段を有する携帯電子機器の情報処理方法において、
    前記携帯電子機器の電源がオンにされた場合、前記通信プログラムによって前記情報処理装置と通信することにより、前記情報処理装置から、前記ネットワークを介して、前記通信プログラム以外のプログラムを取得する取得ステップ を含むことを特徴とする情報処理方法。
  • 情報処理装置とネットワークを介して接続されており、前記情報処理装置から、前記ネットワークを介して所定のプログラムを取得する処理を行う携帯電子機器を制御するコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    前記携帯電子機器の電源がオンにされた場合、前記情報処理装置から、前記ネットワークを介して、自分自身以外のプログラムを取得する取得ステップ を含むことを特徴とするプログラム。
  • 说明书全文

    本発明は、携帯電子機器、情報処理方法、並びにプログラムに関し、特に、記憶手段に、最新のプログラムを確実に記憶させることができるようにする携帯電子機器、情報処理方法、並びにプログラムに関する。

    図1は、従来のデジタルスチルカメラの不揮発性メモリに記憶されているプログラムの一例を示している。

    図1の不揮発性メモリ1は、例えば、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)やFLASHROM(フラッシュメモリ)であり、不揮発性メモリ1には、容量が約64KByteのブートローダ11、約32KByteのOS12、約2MByteのファームウェア13、および約1MByteのアプリケーション14が記憶されている。 ファームウェア13は、デバイスドライバ21とミドルウェア22から構成される。

    ブートローダ11は、OS12を起動するためのプログラムであり、OS12は、デジタルスチルカメラの基本的な機能を行うためのプログラムである。 デバイスドライバ21は、例えば、デジタルスチルカメラのレンズを駆動するためのプログラムなどのOS12が使用するプログラムである。 ミドルウェア22は、アプリケーション14に対して特化した機能を提供するためのプログラムであり、アプリケーション14は、特定の機能を行うためのプログラムである。

    図2は、図1の不揮発性メモリ1を有する従来のデジタルスチルカメラの処理を説明する図である。

    図2に示すように、ユーザにより電源のオンが指令された場合、デジタルスチルカメラ30のCPU(Central Processing Unit)31は、不揮発性メモリ1の所定のアドレスに記憶されているブートローダ11(図1)を実行する。 CPU31は、ブートローダ11にしたがって、不揮発性メモリ1に記憶されているOS12、ファームウェア13、アプリケーション14を、RAM(Random Access Memory)などの揮発性メモリ32に記憶する。 これにより、プログラムの書き換えまたは読み出しを、揮発性メモリ32に対して行うことができる。 その結果、不揮発性メモリ1に対して行う場合に比べて、プログラムの書き換えまたは読み出しの動作を速くすることができる。

    CPU31は、OS12を起動し、OS12を実行する。 CPU31は、OS12にしたがって、デバイス33の初期化を行う。 これにより、デジタルスチルカメラ30の状態が、例えば、撮影可能な状態になる。

    ところで、プログラムは、バージョンアップされる場合がある。 従来のデジタルスチルカメラ30においては、ユーザが、製造元などにより、不揮発性メモリ1に記憶されているプログラムのバージョンアップが行われたかどうかを、適宜判断し、バージョンアップが行われたと判断した場合、不揮発性メモリ1に記憶されているプログラムの書き換えを、デジタルスチルカメラ30に指令する。 その結果、不揮発性メモリ1には、バージョンアップ後のプログラムが記憶される。

    一方、デジタルスチルカメラとパソコンとが接続された場合、デジタルスチルカメラからパソコンへファイルがダウンロードされる画像印刷システムがある(例えば、特許文献1参照)。

    また、電源が投入され、無線機能がオンとなっている場合、ネットワーク固有のIDをアクセスポイントから受信する無線端末がある(例えば、特許文献2参照)。

    特開2004−222329号公報

    特開2004−228793号公報

    図2のデジタルスチルカメラ30では、ユーザが、プログラムのバージョンアップが行われたかどうかを判断しているので、定期的に判断しない場合、不揮発性メモリ1には、バージョンアップ前のプログラムが記憶されたままになる恐れがある。 従って、不揮発性メモリ1に、常に最新のバージョンのプログラムを記憶させておくことは困難である。

    また、図2のデジタルスチルカメラ30では、ユーザが、プログラムのバージョンアップが行われたと判断した場合、不揮発性メモリ1に記憶されているプログラムの書き換えを指令するので、例えば、プログラムの書き換え時に、何らかのエラーが生じた場合、不揮発性メモリ1のプログラムに誤ったデータが上書きされ、デジタルスチルカメラ30が動作しなくなる危険がある。

    本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、最新のプログラムを確実に記憶させることができるようにするものである。

    本発明の携帯電子機器は、情報処理装置と通信を行うためのプログラムである通信プログラムを記憶する記憶手段と、電源がオンにされた場合、通信プログラムによって情報処理装置と通信することにより、情報処理装置から、ネットワークを介して、通信プログラム以外のプログラムを取得する取得手段とを備えることを特徴とする。

    通信プログラム以外のプログラムは、OS(Operating System)、デバイスドライバ、ミドルウェア、またはアプリケーションであるようにすることができる。

    携帯電子機器には、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影された結果得られる画像データを、ネットワークを介して、情報処理装置に送信し、画像データを記憶させる送信手段とをさらに設けることができる。

    携帯電子機器には、画像データを記録する記録媒体が装着されているかどうかを判定する装着判定手段をさらに設け、送信手段は、装着判定手段により、記録媒体が装着されていないと判定された場合、画像データを送信することができる。

    携帯電子機器には、記録媒体の空き容量が所定の値以上であるかどうかを判定する容量判定手段をさらに設け、送信手段は、装着判定手段により、記録媒体が装着されていると判定され、かつ、容量判定手段により、記録媒体の空き容量が所定の値以上ではないと判定された場合も、画像データを送信することを特徴とする。

    本発明の情報処理方法は、携帯電子機器の電源がオンにされた場合、通信プログラムによって情報処理装置と通信することにより、情報処理装置から、ネットワークを介して、通信プログラム以外のプログラムを取得する取得ステップを含むことを特徴とする。

    本発明のプログラムは、携帯電子機器の電源がオンにされた場合、情報処理装置から、ネットワークを介して、自分自身以外のプログラムを取得する取得ステップを含むことを特徴とする。

    本発明においては、電源がオンにされた場合、情報処理装置と通信を行うためのプログラムである通信プログラムによって情報処理装置と通信することにより、その情報処理装置から、ネットワークを介して、通信プログラム以外のプログラムを取得する。

    本発明によれば、最新のプログラムを確実に記憶させることができる。

    以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。 この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。 従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。 逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。

    さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。 換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。

    請求項1に記載の携帯電子機器は、
    情報処理装置(例えば、図3のプログラムサーバ53)とネットワーク(例えば、図3のネットワーク52)を介して接続されている携帯電子機器(例えば、図3のデジタルスチルカメラ51)において、
    前記情報処理装置と通信を行うためのプログラムである通信プログラム(例えば、図5のデバイスドライバ101)を記憶する記憶手段(例えば、図4の不揮発性メモリ72)と、
    電源がオンにされた場合、前記通信プログラムによって前記情報処理装置と通信することにより、前記情報処理装置から、前記ネットワークを介して、前記通信プログラム以外のプログラム(例えば、図6のデジタルスチルカメラ用プログラム132)を取得する取得手段(例えば、図8のプログラム取得部162)と を備えることを特徴とする。

    請求項2に記載の携帯電子機器は、
    前記通信プログラム以外のプログラムは、OS(Operating System)(例えば、図6のOS141)、デバイスドライバ、ミドルウェア(例えば、図6のファームウェア142)、またはアプリケーション(例えば、図6のアプリケーション143)である ことを特徴とする。

    請求項3に記載の携帯電子機器は、
    被写体を撮影する撮影手段(例えば、図4の撮影部80)と、
    前記撮影手段により撮影された結果得られる画像データを、前記ネットワークを介して、前記情報処理装置に送信し、前記画像データを記憶させる送信手段(例えば、図11の送信部182)と をさらに備える ことを特徴とする。

    請求項4に記載の携帯電子機器は、
    前記画像データを記録する記録媒体が装着されているかどうかを判定する装着判定手段(例えば、図11の装着判定部184)
    をさらに備え、
    前記送信手段は、前記装着判定手段により、前記記録媒体が装着されていないと判定された場合、前記画像データを送信する(例えば、図12のステップS47の処理)
    ことを特徴とする。

    請求項5に記載の携帯電子機器は、
    前記記録媒体の空き容量が所定の値以上であるかどうかを判定する容量判定手段(例えば、図11の容量判定部185)
    をさらに備え、
    前記送信手段は、前記装着判定手段により、前記記録媒体が装着されていると判定され、かつ、前記容量判定手段により、前記記録媒体の空き容量が所定の値以上ではないと判定された場合も、前記画像データを送信する(例えば、図12のステップS47の処理)
    ことを特徴とする。

    請求項6に記載の情報処理方法は、
    情報処理装置(例えば、図3のプログラムサーバ53)とネットワーク(例えば、図3のネットワーク52)を介して接続されており、前記情報処理装置と通信を行うためのプログラムである通信プログラム(例えば、図5のデバイスドライバ101)を記憶する記憶手段(例えば、図4の不揮発性メモリ72)を有する携帯電子機器(例えば、図3のデジタルスチルカメラ51)の情報処理方法において、
    前記携帯電子機器の電源がオンにされた場合、前記通信プログラムによって前記情報処理装置と通信することにより、前記情報処理装置から、前記ネットワークを介して、前記通信プログラム以外のプログラム(例えば、図6のデジタルスチルカメラ用プログラム132)を取得する取得ステップ(例えば、図9のステップS4)
    を含むことを特徴とする。

    請求項7に記載のプログラムは、
    情報処理装置(例えば、図3のプログラムサーバ53)とネットワーク(例えば、図3のネットワーク52)を介して接続されており、前記情報処理装置から、前記ネットワークを介して所定のプログラムを取得する処理を行う携帯電子機器(例えば、図3のデジタルスチルカメラ51)を制御するコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    前記携帯電子機器の電源がオンにされた場合、前記情報処理装置から、前記ネットワークを介して、自分自身以外のプログラムを取得する取得ステップ(例えば、図9のステップS4)
    を含むことを特徴とする。

    以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。

    図3は、本発明を適用した情報処理システムの一実施の形態の構成例を示す図である。

    図3の情報処理システム50では、デジタルスチルカメラ(DSC)51−1乃至51−5が、ネットワーク52を介して、プロバイダが提供するプログラムサーバ53、NFS(Network File System)サーバ54、FTP(File Transfer Protocol)サーバ55、およびWEB(World Wide Web)サーバ56に接続されており、デジタルスチルカメラ51−1乃至51−5は、プログラムサーバ53から、ネットワーク52を介してプログラムを取得する。

    電源がオンされた場合、デジタルスチルカメラ51−1乃至51−5は、無線LAN(Local Area Network)やインターネットなどのネットワーク52を介して、プロバイダが提供するプログラムサーバ53に、プログラムを要求する。 そして、デジタルスチルカメラ51−1乃至51−5は、ネットワーク52を介して、その要求に対して送信されてくるプログラムを取得する。 また、デジタルスチルカメラ51−1乃至51−5は、被写体を撮影し、その結果得られる画像データを、ネットワーク52を介して、プロバイダ側が提供するNFSサーバ54に送信する。

    なお、以下では、デジタルスチルカメラ51−1乃至51−5を区別する必要がない場合、それらをまとめてデジタルスチルカメラ51という。

    プログラムサーバ53は、デジタルスチルカメラ51からのプログラムの要求を受信する。 そして、プログラムサーバ53は、その要求に応じて、プログラムを、ネットワーク52を介して、デジタルスチルカメラ51に送信する。

    NFSサーバ54は、デジタルスチルカメラ51から送信されてくる画像データを受信し、記憶(保存)する。 また、NFSサーバ54は、その受信した画像データを、必要に応じて、FTPサーバ55やWEBサーバ56に送信(転送)する。

    FTPサーバ55は、NFSサーバ54からの画像データを受信し、記憶する。 FTPサーバ55は、自分自身が記憶している画像データに対応する画像を、FTP転送して外部に公開する。 なお、公開とは、読み出しのみが可能な状態にすることであり、表示やダウンロードを行うことである。

    WEBサーバ56は、FTPサーバ55と同様に、NFSサーバ54からの画像データを受信し、記憶する。 WEBサーバ56は、自分自身が記憶している画像データに対応する画像を、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)転送して外部に公開する。

    なお、ユーザは、例えば、FTPサーバ55やWEBサーバ56の記憶領域の記憶容量当たりの対価を支払うことにより、プロバイダから、その対価に応じた記憶容量の記憶領域の提供を受けることができる。

    図4は、図3のデジタルスチルカメラ51のハードウェアの構成例を示すブロック図である。

    図4に示されるように、CPU(Central Processing Unit)71は、バス74を介して、EEPROMやFlashROM(フラッシュメモリ)などにより構成される不揮発性メモリ72、およびRAMなどにより構成される揮発性メモリ73に接続されている。 このバス74にはまた、入出インタフェース75も接続されている。

    CPU71は、不揮発性メモリ72に記憶されているプログラム、または揮発性メモリ73に記憶されているプログラムにしたがって、各種の処理を実行する。 例えば、CPU71、不揮発性メモリ72、および揮発性メモリ73は、マイクロコンピュータ(マイコン)として構成される。

    不揮発性メモリ72は、プロバイダが提供するプログラムサーバ53と通信を行うためのプログラムなどを記憶している。

    揮発性メモリ73には、通信部79を介してプログラムサーバ53から取得したプログラムが記憶される。 また、揮発性メモリ73には、CPU71が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。 ここで、デジタルスチルカメラ51の電源がオフされる場合、揮発性メモリ73に記憶されているデータは消去されるが、デジタルスチルカメラ51がスタンバイ状態である場合、揮発性メモリ73に記憶されているデータは消去されない。

    入出力インタフェース75には、ハードディスク76、LCD(Liquid Crystal Display)やスピーカ等で構成される出力部77、キーボードや、マウス、マイク等で構成される入力部78、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部79、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などより構成される撮影部80が接続されている。 通信部79は、図3のネットワーク52に接続されており、ネットワーク52を介して、プロバイダが提供するプログラムサーバ53、NFSサーバ54、FTPサーバ55、またはWEBサーバ56と通信を行う。

    入出力インタフェース75にはまた、必要に応じて、記録メディア81(記録媒体)が適宜装着され、その記録メディア81には、例えば、撮影部80により撮影された結果得られる画像データが記録される。

    図5は、図4の不揮発性メモリ72に記憶されているプログラムである。

    なお、図1と同一の符号を付したものは同一のものであり、説明は繰り返しになるので省略する。

    図5に示すように、不揮発性メモリ72には、ブートローダ91と情報92が記憶されている。 ブートローダ91は、記憶容量が64KByteのブートローダ11と、2乃至3KByteのデバイスドライバ101とから構成される。 デバイスドライバ101は、プログラムサーバ53と通信を行うためのプログラム(通信プログラム)である。

    情報92は、デジタルスチルカメラ51の各種の設定値(例えば、直前の電源オフ時の各種の設定値など)、プログラムサーバ53にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)情報、FTPサーバ55のためのパスワード、NFSサーバ54のユーザ領域のディレクトリ名などである。 ここで、FTPサーバ55のためのパスワードとは、FTPサーバ55に記憶されている画像を撮影した撮影者が、その画像の公開を許可する相手にのみ配布したパスワードである。

    デジタルスチルカメラ51は、情報92の設定値に基づいて、各種の処理を行ったり、情報92のURL情報を用いて、プログラムサーバ53にアクセスし、プログラムを取得する。

    また、デジタルスチルカメラ51は、情報92のパスワードを用いて、FTPサーバ55に記憶されている画像の公開を要求したり、情報92のディレクトリ名を用いて、NFSサーバ54のユーザ領域にアクセスし、画像データを記憶させる。

    図5に示すように、不揮発性メモリ72には、ブートローダ91と情報92のみが記憶されるので、ブートローダ11のほかに、OS12、ファームウェア13、アプリケーション14などが記憶される図1の不揮発性メモリ1に比べて、不揮発性メモリ72の記憶容量を削減することができる。 その結果、不揮発性メモリ72にかかるコストを削減することができる。 また、不揮発性メモリ72の記憶容量が、図1の不揮発性メモリ1の記憶容量と同一である場合、空き容量が増え、これにより、ユーザの使用可能な領域を増やすことができる。

    図6は、図3のプログラムサーバ53のハードウェアの構成例を示している。

    図6に示されるように、CPU121は、バス124を介して、不揮発性メモリ122および揮発性メモリ123に接続されている。 このバス124にはまた、入出力インタフェース125も接続されている。

    CPU121は、不揮発性メモリ122に記憶されているプログラムサーバ用プログラム131にしたがって、各種の処理を実行する。 揮発性メモリ123には、CPU121が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。

    不揮発性メモリ122には、デジタルスチルカメラ用プログラム132を、ネットワーク52を介して送信するためのプログラムサーバ用プログラム131と、デジタルスチルカメラ用プログラム132が記憶されている。 デジタルスチルカメラ用プログラム132は、図5のブートローダ91以外のデジタルスチルカメラ51に必要なプログラムであるOS(カーネル)141、デバイスドライバとミドルウェアからなるファームウェア142、並びにアプリケーション143により構成される。 即ち、デジタルスチルカメラ用プログラム132は、デジタルスチルカメラ51が本来の機能を発揮する処理を行うためのプログラムである。 なお、以下では、アプリケーション143は、被写体を撮影し、その結果得られる画像データを記憶するためのプログラムであるものとする。

    ここで、例えば、製造元は、デジタルスチルカメラ用プログラム132のバージョンアップを行った場合、不揮発性メモリ122のデジタルスチルカメラ用プログラム132を、バージョンアップ後のデジタルスチルカメラ用プログラム132に書き換える。 その結果、不揮発性メモリ122には、常に、最新のバージョンのデジタルスチルカメラ用プログラム132が記憶される。

    CPU121は、プログラムサーバ用プログラム131にしたがって、例えば、通信部129を制御し、デジタルスチルカメラ51からの要求に対して、不揮発性メモリ122に記憶されているデジタルスチルカメラ用プログラム132を、ネットワーク52を介して送信する。 従って、デジタルスチルカメラ51は、最新のデジタルスチルカメラ用プログラム132を取得することができる。

    揮発性メモリ123は、CPU121が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。

    入出力インタフェース125には、ハードディスク126、LCDやスピーカ等で構成される出力部127、キーボードや、マウス、マイク等で構成される入力部128、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部129が接続されている。 通信部129は、図3のネットワーク52に接続されており、ネットワーク52を介して、デジタルスチルカメラ51と通信を行う。

    図3のNFSサーバ54、FTPサーバ54、およびWEBサーバ55の構成は、基本的にプログラムサーバ53の場合と同様であるので、その図示および説明は省略するが、その不揮発性メモリ122には、NFSサーバ用のプログラム、FTPサーバ用のプログラム、WEBサーバ用のプログラムが、それぞれ記憶されている。

    なお、NFSサーバ用のプログラムとは、デジタルスチルカメラ51からの画像データを記憶するためのプログラムであり、FTPサーバ用のプログラムとWEBサーバ用のプログラムとは、NFSサーバ54から転送された画像データの画像を公開するためのプログラムである。 また、NFSサーバ54のハードディスク126には、デジタルスチルカメラ51からの画像データを記憶するための領域であるユーザ領域が設けられている。

    次に、図7を参照して、図3の情報処理システム50の処理について、説明する。

    図7に示すように、ユーザにより電源のオンの指令が行われた場合、デジタルスチルカメラ51のCPU71は、不揮発性メモリ72に記憶されているブートローダ91(図5)を読み出し、実行する。 CPU71は、ブートローダ91にしたがって、不揮発性メモリ72、揮発性メモリ73、および通信部79を初期化する。 そして、CPU71は、ブートローダ91にしたがって、不揮発性メモリ72に記憶されている情報92のうち、プログラムサーバ53にアクセスするためのURL情報を読み出す。 CPU71は、通信部79を制御し、URL情報を用いて、ネットワーク52を介してプログラムサーバ53にアクセスし、デジタルスチルカメラ用プログラム132(図6)を要求する。

    プログラムサーバ53は、その要求に応じて、デジタルスチルカメラ用プログラム132を、ネットワーク52を介して、デジタルスチルカメラ51(の通信部79)に送信する。 CPU71は、ブートローダ91にしたがって、通信部79を介してプログラムサーバ53から取得(ダウンロード)したデジタルスチルカメラ用プログラム132を、揮発性メモリ73に記憶させる。 その後、CPU71は、ブートローダ91にしたがって、揮発性メモリ73に記憶させたデジタルスチルカメラ用プログラム132のOS141を起動する。

    CPU71は、OS141にしたがって、図4のハードディスク76、出力部77、入力部78、および撮影部80から構成されるデバイス141を初期化し、デジタルスチルカメラ51を、撮影可能な状態にする。

    また、CPU71は、アプリケーション143にしたがって、撮影部80を制御し、被写体の撮影を行う。 CPU71は、必要に応じて、不揮発性メモリ72に記憶されている情報92のうち、NFSサーバ54のユーザ領域のディレクトリ名を読み出す。 そして、CPU71は、通信部79を制御し、ディレクトリ名を用いて、ネットワーク52を介してNFSサーバ54にアクセスし、撮影の結果得られる画像データを、NFSサーバ54にFTP転送する。

    NFSサーバ54は、デジタルスチルカメラ51から送信されてくる画像データを、内蔵するハードディスクのユーザ領域に記憶させる。 換言すれば、NFSサーバ54は、デジタルスチルカメラ51で撮影された結果得られる画像データを記憶するためのメモリとなっている。

    NFSサーバ54は、必要に応じて、デジタルスチルカメラ51からの画像データを、FTPサーバ55やWEBサーバ56(図3)に送信し、FTPサーバやWEBサーバ56は、その画像データに対応する画像を公開する。

    次に、図8は、図5のブートローダ91を実行するときの図4のCPU71の機能的構成例を示すブロック図である。

    図8に示すように、CPU71は、初期化部161、プログラム取得部162、およびOS起動部163から構成される。

    初期化部161は、プログラムサーバ53と通信を行うための必要最低限のデバイスである不揮発性メモリ72、揮発性メモリ73、および通信部79の初期化を行う。

    プログラム取得部162は、不揮発性メモリ72に記憶されている情報92のうち、プログラムサーバ53にアクセスするためのURL情報を読み出す。 プログラム取得部162は、通信部79を制御し、そのURL情報を用いて、ネットワーク52を介して、プログラムサーバ53にデジタルスチルカメラ用プログラム132を要求する。 また、プログラム取得部162は、その要求に対して、プログラムサーバ53から送信されてくるデジタルスチルカメラ用プログラム132を取得する。 そして、プログラム取得部162は、その取得したデジタルスチルカメラ用プログラム132を、揮発性メモリ73に供給し、記憶させる。

    OS起動部163は、揮発性メモリ73に記憶されているデジタルスチルカメラ用プログラム132のOS141を起動する。 即ち、OS起動部163は、OS141に対してスタート命令を行う。

    次に、図9を参照して、デジタルスチルカメラ51の電源がオンされ、不揮発性メモリ72に記憶されているブートローダ91(図5)が起動されたときに、図8のCPU71が行う電源オン処理を説明する。

    ステップS1において、初期化部161は、プログラムサーバ53と通信を行うための必要最低限のデバイスである不揮発性メモリ72、揮発性メモリ73、および通信部79の初期化を行い、ステップS2に進む。

    ステップS2において、プログラム取得部162は、プログラムサーバ53と通信が可能であるかどうかを判定する。

    具体的には、例えば、プログラム取得部162は、不揮発性メモリ72に記憶されている情報92のうち、プログラムサーバ53にアクセスするためのURL情報を読み出す。 そして、プログラム取得部162は、通信部79を制御し、そのURL情報を用いて、ネットワーク52を介して、プログラムサーバ53に通信を要求する。 プログラム取得部162は、その要求に対する応答を、プログラムサーバ53からネットワーク52と通信部79を介して受信した場合、プログラムサーバ53と通信が可能であると判定し、応答を受信しない場合、プログラムサーバ53と通信が可能ではないと判定する。

    ステップS2において、プログラムサーバ53と通信が可能であると判定された場合、ステップS3に進み、プログラム取得部162は、通信部79を制御し、ネットワーク52を介して、プログラムサーバ53に、デジタルスチルカメラ用プログラム132を要求する。

    ステップS3の処理後は、ステップS4に進み、プログラム取得部162は、ステップS3で行った要求に対して、プログラムサーバ53から送信されてくるデジタルスチルカメラ用プログラム132を取得し、ステップS5に進む。

    ステップS5において、プログラム取得部162は、ステップS4で取得したデジタルスチルカメラ用プログラム132を、揮発性メモリ73に記憶させ、ステップS6に進む。

    ステップS6において、OS起動部163は、ステップS5で揮発性メモリ73に記憶されたデジタルスチルカメラ用プログラム132のOS141に対して、スタート命令を行う。 即ち、OS起動部163は、OS141を起動させる。

    一方、ステップ2において、プログラムサーバ53と通信可能ではないと判定された場合、ステップS3乃至S6をスキップして、処理は終了する。

    以上のように、デジタルスチルカメラ51では、電源がオンされた場合に、プログラムサーバ53から、不揮発性メモリ122に記憶されている最新のデジタルスチルカメラ用プログラム132がダウンロード(取得)されるので、ユーザが、デジタルスチルカメラ用プログラム(のファームウェア142)がバージョンアップされたかどうか、即ちファームウェア142を更新するかどうかを定期的に判断する必要がない。 その結果、ユーザは、ファームウェア142の更新を意識せずに、デジタルスチルカメラ51に常にファームウェア142を記憶させることができる。

    また、デジタルスチルカメラ用プログラム132は、プログラムサーバ53に記憶されているので、何らかのエラーが生じて、デジタルスチルカメラ用プログラム132のダウンロードに失敗した場合であっても、再度ダウンロードを行うことができる。 従って、デジタルスチルカメラ51が2度と起動しなくなるという恐れを抑制することができる。

    次に、図10を参照して、図6のプログラムサーバ53が、プログラムサーバ用プログラム131にしたがって、デジタルスチルカメラ用プログラム132を送信するプログラム送信処理を説明する。

    ステップS21において、プログラムサーバ53のCPU121(図6)は、図9のステップS3で、デジタルスチルカメラ51から、ネットワーク52を介して、デジタルスチルカメラ用プログラム132が要求されたかどうかを判定する。

    ステップS21において、デジタルスチルカメラ用プログラム132が要求されていないと判定された場合、プログラムサーバ53のCPU121は、デジタルスチルカメラ用プログラム132が要求されるまで、待機する。

    一方、ステップS21において、デジタルスチルカメラ用プログラム132が要求されたと判定された場合、プログラムサーバ53のCPU121は、プログラムサーバ53の不揮発性メモリ122からデジタルスチルカメラ用プログラム132を読み出し、通信部129を制御して、ネットワーク52を介して、デジタルスチルカメラ51に送信し、ステップS21に戻る。

    デジタルスチルカメラ51は、ステップS22で送信されたデジタルスチルカメラ用プログラム132を、図9のステップS4において、取得する。

    図11は、図9のステップS5で揮発性メモリ73に記憶されたアプリケーション143を実行するときの、図4のCPU71の機能的構成例を示すブロック図である。

    図11に示すように、CPU71は、撮影制御部181、送信部182、記録先判定部183、装着判定部184、容量判定部185、および記録制御部186から構成される。

    撮影制御部181は、図4の撮影部80を制御し、被写体を撮影して、その結果得られる画像データを、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やJPEG2000などの圧縮方式で圧縮する。 送信部182は、不揮発性メモリ72に記憶されている情報92のうち、NFSサーバ54のユーザ領域のディレクトリ名を読み出す。 送信部182は、通信部79を制御し、そのディレクトリ名を用いて、ネットワーク52を介して、NFSサーバ54に、圧縮後の画像データを送信し、NFSサーバ54のハードディスク126のユーザ領域に記憶させる。

    記録先判定部183は、圧縮後の画像データの記録先を判定する。 例えば、ユーザは、入力部78を操作し、各種の設定を行うメニュー画面を出力部77に表示させ、そのメニュー画面において、画像データの記録先を設定する。 記録先判定部183は、ユーザにより設定された記録先を判定する。

    装着判定部184は、記録メディア81が、デジタルスチルカメラ51に装着されているかどうかを判定する。 容量判定部185は、デジタルスチルカメラ51に装着されている記録メディア81の空き容量を検出し、その空き容量が所定の値以上であるかどうかを判定する。 この所定の値は、例えば、デジタルスチルカメラ51の製造時に、製造元により設定される。 記録制御部186は、圧縮後の画像データを記録メディア81に供給し、記録させる。

    次に、図12を参照して、図9のステップS5で揮発性メモリ73に記憶されたアプリケーション14が実行されたときに、図11のCPU71が行う撮影処理を説明する。

    ステップS41において、撮影制御部181は、撮影部80を制御し、被写体の撮影を行い、ステップS42に進む。

    ステップS42において、撮影制御部181は、撮影の結果得られる画像データを圧縮し、揮発性メモリ73に記憶させ、ステップS43に進む。

    ステップS43において、記録先判定部183は、圧縮後の画像データの記録先が記録メディア81であるかどうかを判定し、記録メディア81であると判定した場合、ステップS44に進む。

    ステップS44において、装着判定部184は、デジタルスチルカメラ51に記録メディア81が装着されているかどうかを判定し、記録メディア81が装着されていると判定した場合、ステップS45に進む。

    ステップS45において、容量判定部185は、記録メディア81の空き容量(残量)を検出し、所定の値以上であるかどうかを判定し、所定の値以上であると判定した場合、記録メディア81の空き容量はあると判定して、ステップS46に進む。

    ステップS46において、記録制御部186は、ステップS42で揮発性メモリ73に記憶された圧縮後の画像データを読み出し、記録メディア81に供給して記録させ、処理を終了する。

    一方、ステップS43において、圧縮後の画像データの記録先が記録メディア81ではないと判定された場合、ステップS44において、記録メディア81が装着されていないと判定された場合、またはステップS45において、記録メディア81の空き容量がない、即ち空き容量が所定の値以上ではないと判定された場合、ステップS47に進み、送信部182は、不揮発性メモリ72に記憶されている情報92のうち、NFSサーバ54のユーザ領域のディレクトリ名を読み出す。

    また、送信部182は、揮発性メモリ73から、ステップS42で記憶された圧縮後の画像データを読み出す。 そして、送信部182は、通信部79を制御し、読み出したディレクトリ名を用いて、ネットワーク52を介して、NFSサーバ54に、圧縮後の画像データをFTP転送し、NFSサーバ54のハードディスク126のユーザ領域に記憶させる。

    以上のように、ステップS44において、記録メディア81が装着されていないと判定された場合、NFSサーバ54に圧縮後の画像データが記憶されるので、ユーザが、撮影時に記録メディア81を忘れてしまった場合においても、撮影した結果得られる画像データを記憶させることができる。

    最近、デジタルスチルカメラにおいて、画像データを記憶するための不揮発性のメモリが内蔵されているものがあるが、このメモリの記憶容量は、一般的に、16乃至64MByteとなっており、1枚の画像の画像データの容量が1MByteである場合、内蔵するメモリに記憶可能な画像データは、16乃至64枚の画像の画像データとなる。

    これに対して、デジタルスチルカメラ51では、一般的に、記憶容量の多いNFSサーバ54のハードディスク126に画像データを記憶させるので、メモリを内蔵する従来のデジタルスチルカメラに比べて、記憶可能な画像データは多くなる。

    次に、図13を参照して、図3のNFSサーバ54が、デジタルスチルカメラ51からの圧縮後の画像データを記憶する画像記憶処理を説明する。

    ステップS61において、NFSサーバ54のCPU121(図6)は、図12のステップS47で、デジタルスチルカメラ51から送信されてくる圧縮後の画像データを、ネットワーク52と通信部129を介して受信したかどうかを判定し、圧縮後の画像データを受信していないと判定した場合、圧縮後の画像データを受信するまで待機する。

    ステップS61において、圧縮後の画像データを受信したと判定された場合、ステップS62に進み、NFSサーバ54のCPU121は、その圧縮後の画像データを、ハードディスク126のユーザ領域に記憶させ、ステップS61に戻る。

    ユーザが、ハードディスク126のユーザ領域に記憶された圧縮後の画像データに対応する画像を、外部に公開する場合、ユーザは、例えば、入力部128を操作することにより、ユーザ領域に記憶された圧縮後の画像データのFTPサーバ55またはWEBサーバ56の転送を、デジタルスチルカメラ51に指令する。 デジタルスチルカメラ51は、その指令に応じて、ユーザ領域のディレクトリ名を用いて、NFSサーバ54にアクセスし、ユーザ領域に記憶された圧縮後の画像データのFTPサーバ55またはWEBサーバ56の転送を指令する。

    NFSサーバ54は、デジタルスチルカメラ51からの指令に応じて、ハードディスク126のユーザ領域に記憶された圧縮後の画像データを読み出し、FTPサーバ55またはWEBサーバ56に転送する。 FTPサーバ55またはWEBサーバ56は、NFSサーバ54から送信されてくる圧縮後の画像データを、内蔵するハードディスク126に記憶する。 FTPサーバ55やWEBサーバ56は、ハードディスク126に記憶されている圧縮後の画像データに対応する画像を、外部に公開する。

    ここで、FTPサーバ55は、画像を公開する場合、パスワードの認証を行い、その認証が正常に行われた場合のみ、画像の公開を許可する。 例えば、デジタルスチルカメラ51が、ユーザの指令に応じて、FTPサーバ55のハードディスク126に記憶されている圧縮後の画像データに対応する画像の公開を、FTPサーバ55に要求する場合、デジタルスチルカメラ51(のCPU71)は、不揮発性メモリ72に記憶されている情報92のFTPサーバ55のパスワードを読み出し、FTPサーバ55に送信する。 なお、パスワードは、画像データのディレクトリごとに設定されていてもよいし、画像データごとに設定されていてもよい。

    FTPサーバ55は、デジタルスチルカメラ51から送信されてくるパスワードの認証を行い、その認証が正常に行われた場合、デジタルスチルカメラ51への画像の公開を許可する。 即ち、FTPサーバ55は、内蔵するハードディスク126に記憶されている圧縮後の画像データを、デジタルスチルカメラ51に送信する。 デジタルスチルカメラ51は、FTPサーバ55から送信されてくる圧縮後の画像データを、ハードディスク76に記憶させたり、その画像データに対応する画像を、出力部77に表示させる。 即ち、FTPサーバ55のハードディスク126に記憶されている画像データの画像が、デジタルスチルカメラ51に公開される。

    このように、FTPサーバ55では、撮影者により配布されたパスワードの認証を行うので、撮影者の許可しない相手に画像を公開する危険性が少なくなり、撮影者は安全に画像を公開することができる。

    以上のように、情報処理システム50では、ユーザが、デジタルスチルカメラ51に指令することにより、撮影した画像の画像データを、FTPサーバ55やWEBサーバ56に送信し、撮影した画像を公開することができる。 その結果、ユーザは、撮影した画像を、自分から遠く離れた場所にいる友人に、容易かつ即座に見せることができる。

    従来のデジタルスチルカメラでは、ユーザは、遠く離れた場所にいる友人に撮影した画像を見せる場合、撮影した画像の画像データを記録メディアに記録させたり、撮影した画像を紙に印刷する必要があり、面倒であった。

    これに対して、情報処理システム50では、画像データの記録や印刷をする必要がないため、ユーザの手間を省き、容易かつ即座に友人に撮影した画像を見せることができる。

    なお、本実施の形態では、デジタルスチルカメラ51から送信された画像データを記憶するサーバを、NFSサーバ54としたが、画像データを記憶するサーバには、NFSがマウントされていなくてもよい。

    以上のように、図3のデジタルスチルカメラ51では、電源がオンにされた場合、プログラムサーバ53から、ネットワーク52を介して、ブートローダ91以外のプログラムを取得するようにしたので、最新のプログラムを確実に記憶させることができる。

    ここで、本明細書において、コンピュータに各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。

    従来のデジタルスチルカメラの不揮発性メモリに記憶されているプログラムの一例を示す図である。

    図1の不揮発性メモリを有する従来のデジタルスチルカメラの処理を説明する図である。

    本発明を適用した情報処理システムの一実施の形態の構成例を示す図である。

    図3のデジタルスチルカメラのハードウェアの構成例を示すブロック図である。

    図4の不揮発性メモリに記憶されているプログラムである。

    図3のプログラムサーバのハードウェアの構成例を示す図である。

    図3の情報処理システムの処理について、説明する図である。

    ブートローダを実行するときの図4のCPUの機能的構成例を示すブロック図である。

    図8のCPUが行う電源オン処理を説明するフローチャートである。

    図6のプログラムサーバが行うプログラム送信処理を説明するフローチャートである。

    アプリケーションを実行するときの、図4のCPU71の機能的構成例を示すブロック図である。

    図11のCPUが行う撮影処理を説明するフローチャートである。

    図3のNFSサーバが行う画像記憶処理を説明するフローチャートである。

    符号の説明

    51 デジタルスチルカメラ, 52 ネットワーク, 53 プログラムサーバ, 54 NFSサーバ, 55 FTPサーバ, 56 WEBサーバ, 71 CPU, 72 不揮発性メモリ, 73 揮発性メモリ, 79 通信部, 80 撮影部, 81 記録メディア, 91 ブートローダ, 92 情報, 132 デジタルスチルカメラ用プログラム, 141 OS, 142 ファームウェア, 143 アプリケーション, 161 初期化部, 162 プログラム取得部, 163 OS起動部, 181 撮影制御部, 182 送信部, 183 記録先判定部, 184 装着判定部, 185 容量判定部, 186 記録制御部

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