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Device and method for checking setting accuracy of tundish stopper operating machine

阅读:775发布:2020-11-09

专利汇可以提供Device and method for checking setting accuracy of tundish stopper operating machine专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To stabilize the flow rate characteristic of a stopper by automatically measuring the moving condition of a driving device arranged to an operating machine, deflection of an arm in the operating machine, friction resistance of the guide part in the operating machine and off-center amount of the stopper with respect to an immersion nozzle, and thereby quantitatively evaluating and checking them.
CONSTITUTION: An operating machine loader 31 for measuring the moving amount of the stopper operating machine or driving device, the moving amount of the stopper 3 and the operating machine load in a continuous caster, and a program setter 12 are provided. By driving and evaluating the driving device with the preset lifting pattern, setting conditions, such as the moving condition of the driving device, the deflection of the arm 4 in the operating machine, the friction condition of the guide part 6 in the operating machine, the off-center amount of the stopper 3, are checked. By this method, the accuracy of the stopper setting is improved and the flow rate characteristic of the stopper as the original point of molten metal surface control in a mold is stabilized in the permissible limit, and the good efficiency and the good controllability of the work and the stabilization of the setting accuracy in high degree, are obtd.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Device and method for checking setting accuracy of tundish stopper operating machine专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 連続鋳造設備のタンディシュ底部に設けられた浸漬ノズルの直上に配置された鋳型への注入湯量を操作するストッパーを支持昇降する操縦機において、
    該操縦機の駆動手段と、予め定めた昇降パターンで駆動手段に操作指令を出力するプログラム制御手段と、ストッパーの昇降移動量を測定する手段と、操縦機または駆動手段の移動量を測定する手段と、ストッパーに加わる荷重を測定する手段と、駆動手段に加わる荷重を測定する手段を具備するとともに、前記操作指令と操縦機または駆動手段の移動量測定値を比較し限界判定する機能、
    ストッパー昇降移動量測定値と操縦機または駆動手段の移動量測定値の差値を使用して操縦機の変形量を演算し且つ限界判定する機能、ストッパーに加わる荷重の測定値と駆動手段に加わる荷重の測定値の差値を使用して操縦機支承部の摩擦力を演算し且つ限界判定する機能、ストッパー昇降移動量測定値を使用してストッパーの芯ずれ量を演算し且つ限界判定する機能の1種以上を有する演算判定手段を具備したことを特徴とするタンディシュストッパー操縦機の据え付け精度診断装置。
  • 【請求項2】 連続鋳造設備のタンディシュ底部に設けられた浸漬ノズルの直上に配置され鋳型への注入湯量を操作するストッパーを支持昇降する操縦機の据え付けにおいて、ストッパーを所定の速さで昇降させ、上下方向のストッパー移動量を測定し、該ストッパー移動量および移動変化率からストッパーと浸漬ノズルとの嵌合開始および終了位置を求め、この求めた嵌合開始位置と終了位置の差からストッパーの横方向芯ずれ量を求めることを特徴とするタンディシュストッパー操縦機の据え付け精度診断方法。
  • 【請求項3】 連続鋳造設備のタンディシュ底部に設けられた浸漬ノズルの直上に配置され鋳型への注入湯量を操作するストッパーを支持昇降する操縦機の据え付けにおいて、ストッパーを昇降させ、ストッパーに加わる荷重を測定し、該ストッパー荷重および荷重変化率からストッパーと浸漬ノズルとの嵌合開始および終了位置を求め、この求めた嵌合開始位置と終了位置の差からストッパーの横方向芯ずれ量を求めることを特徴とするタンディシュストッパー操縦機の据え付け精度診断方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造設備のタンディシュ底部に設けられた浸漬ノズルの直上に配置され鋳型への注入湯量を操作するストッパーを支持昇降する操縦機の据え付けにおいて、据え付け状態を精度良く診断するための操縦機の据え付け診断方法および装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】鉄鋼、アルミ合金等の連続鋳造においては、溶融金属よりなる湯を上下が開放された鋳型の上方から注入し、鋳型側面から冷却してその表面から一部を凝固せしめ、下方からロールで挟んで引抜きながら冷却することによって連続的に鋳造が行われる。

    【0003】鋳型への注入湯量の操作端としては、一般的にストッパーあるいはスライディングノズルが用いられている。 ストッパーはスライドプレートを有するスライディングノズルに比較して、耐火物コストが安価であり、湯に対して外気を完全にシールすることができる利点がある。 一方、流量特性がオンオフ的であるためストッパーによる鋳型内湯面制御を実施する上で、高精度なストッパー位置制御が必要となる。

    【0004】そこで、ストッパーによる鋳型内湯面制御を実施する上で、従来は、高分解能のデジタルシリンダーなどの採用、あるいは、流量特性変化を補償する適応制御の導入などの制御装置および制御ソフト面での高精度化に頼る傾向にあった。 しかし、注入湯量を操作するストッパーおよび操縦機の据え付け精度向上に注目した技術は見当たらない。 また、操縦機アーム部の撓みは測定方法が特開平2−220751号公報の(9)(1
    0)項に述べられているが自動測定装置についての発明には至っていない。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】連続鋳造における鋳型内湯面レベルの安定化は鋳片表面品質を大きく左右する重要な要因である。 したがって、鋳型内湯面レベルの変動は極小さくする必要がある。 従来技術では、ストッパーによる鋳型内湯面制御を実施する場合に、制御装置および制御ソフト面での高精度化に頼る傾向にあったが、所詮は想定されるプロセス変動を許容すべく設計される故、プロセス変動に対し許容限界を持つこととなる。 したがって、プロセス変動を許容限界内に納める技術がなくては充分な効果を発揮しえないといえる。

    【0006】しかし、注入湯量制御の原点であるストッパー流量特性を決定する浸漬ノズルに対するストッパーの芯だし、操縦機アーム部の撓み、操縦機ガイド部の摩擦状況などは、タンディシュに操縦機およびストッパーを据え付ける作業者の技能に委ねられており、定量的な評価、診断が行われていなかった。 具体的には、ストッパーの芯だしはタンディシュ上部の離れた場所からの目視判定で行われており、操縦機ガイド部の給油状況は操縦機を手動ハンドルで昇降したときの作業者の感覚に委ねられていた。

    【0007】このような観点から、本発明の目的は、連続鋳造設備のタンディシュにストッパー操縦機を据え付ける作業において、操縦機に設けた駆動装置の動作状況、操縦機アーム部の撓み、操縦機ガイド部の摩擦状況、浸漬ノズルに対するストッパーの芯ずれ量を定量的に評価、診断し、ガイダンスすることで、ストッパー操縦機の据え付け精度を向上させ、鋳型内湯面制御の原点であるストッパー流量特性を所定の許容限界内に安定化させるストッパー操縦機の据え付け診断方法および装置を提供することにある。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明に係るストッパー操縦機の据え付け診断方法および装置は、連続鋳造設備のタンディシュ1底部に設けられた浸漬ノズル2の直上に配置され鋳型への注入湯量を操作するストッパー3を支持昇降する操縦機の据え付けにおいて、前記操縦機に駆動装置11を設け、予め定めた昇降パターンで駆動装置11を運転するプログラム制御手段12と、操縦機の移動量41あるいは駆動装置の移動量13を計測する手段と、ストッパー3の上下方向の移動量21を計測する手段と、ストッパー3あるいはストッパーを含めた操縦機の荷重を計測する手段32,31とを具備し、予め定めた昇降パターンで駆動装置11を運転し、その間に得られた操作指令と操縦機移動量41あるいは駆動装置の移動量13との関係から駆動装置の動作状況を評価する機能と、ストッパーの移動量21と前記操縦機移動量4
    1あるいは駆動装置の移動量13との関係から操縦機アーム部4の撓みを演算し評価する機能と、ストッパーあるいはストッパーを含めた前記操縦機の荷重信号32,
    31から前記操縦機ガイド部6の摩擦状況を評価する機能と、ストッパー3の上下方向の移動量21を計測し、
    ストッパー3と浸漬ノズル2との嵌合開始位置と嵌合終了位置との差から横方向のストッパー芯ずれ量を測定し評価する機能の内、少なくとも一つ以上の機能を有する診断装置を具備することを特徴とする。

    【0009】

    【作用】本発明の方法および装置にあっては、連続鋳造設備のタンディシュにストッパー操縦機を据え付ける作業において、タンディシュにストッパー操縦機を据え付けた後に、操縦機に設けた駆動装置の動作状況、操縦機アーム部の撓み、操縦機ガイド部の摩擦状況、浸漬ノズルに対するストッパーの芯ずれ量を定量的に評価、診断し、ガイダンスするので、ストッパー操縦機の微調整を容易にし、且つ、操縦機の据え付け精度の向上を図ることができる。 そうすると、鋳型内湯面制御の原点であるストッパー流量特性を所定の許容限界内に安定化させることができ、鋳型内湯面制御の制御装置および制御ソフト面での高精度化を図った場合においても充分にその効果を発揮させることができる。

    【0010】図2,図3を用いて本発明の診断装置の各工程別の診断方法について説明する。 図2は、ストッパーを含めた操縦機の荷重信号31の計測値である操縦機荷重、駆動装置11となるシリンダー操作指令、開度、
    ストッパー3の上下方向の移動量21の計測値であるストッパー開度、の状態例を同時間軸で表した図であり、
    図3は、ストッパー芯ずれ量測定原理を示す模式図である。

    【0011】先ず、第1の機能である駆動装置の動作状況を評価する工程について説明する。 シリンダー開度は、シリンダー操作指令と一致した動作となるのが正常であるので、両者の差が許容範囲を超えたならば異常と判定することができる。 例えばシリンダー本体の異常、
    シリンダーに接続する動力源(油圧、電圧、等)の異常が考えられ、シリンダーの交換、あるいは、動力源の点検修理で異常復帰することができる。 図2のC 10とY 10 、C 11とY 11 、C 20とY 20 、C 21とY 21 、C 30とY
    30 、C 31とY 31とを各々付き合わせチェックし、各偏差および再現性を評価できる。

    【0012】次に第2の機能である操縦機アームの撓みを演算評価する工程について説明する。 撓み発生機構の概念および操縦機アームの撓み測定方法について特開平2−220751号公報の(9)(10)項に述べられているが、自動測定装置についての発明には到っていない。 本説明では操縦機アームの撓み自動測定装置を提供するものである。 操縦機アームの撓みは、アームに加わる荷重により変化する。 従って操縦機据え付け後に該撓みを測定する際には、アームに加わる荷重を一定条件に整えた上で、該撓み量を測定し、許容範囲内にあるか、
    を評価測定する。

    【0013】即ち、撓み測定開始前にストッパー締込荷重を目標値W 0に制御し締込荷重がW 0 ±akgに達したことを条件として、シリンダー開度およびストッパー開度およびシリンダー操作指令を同時に電気的ゼロ点に合わせ込む、ゼロイングを行った後に測定する。 そうすると締込荷重を基準として、各測定値のゼロ点が決定される故、何回測定しても、又、別の操縦機について測定しても、同一荷重条件に整えて比較することが可能となる。

    【0014】撓み量の演算は、得られた図2から(1)
    式で求められる。 撓み量=シリンダー上限開度−ストッパー上限開度 ……………(1) (Y 11 ,Y 21 ,Y 31 )(S 11 ,S 21 ,S 31 ) 図2では計3回の測定を行い、各測定撓みの平均値を代表値として、許容範囲内にあるか評価、判定することができる。 又、各測定撓みの測定毎のバラツキを求め、許容範囲内にあるか、評価判定することで、再現性の評価も行える。 撓み異常時にはアーム部の固定ボルトのゆるみが想定される故、各部ボルトの増締めを行って、許容撓みを得るよう調整することができる。

    【0015】次に第3の機能である操縦機ガイド部の摩擦状況を評価する工程について説明する。 操縦機ガイド部は上下動する昇降ロッドを支持するものである。 ストッパー先端の高精度の位置制御をするためガイド内の昇降ロッドとの隙間(以下、ガタと称す)は極力小さくする必要がある。

    【0016】但し、ガタが小さすぎると、昇降ロッドとの摩擦力が大きくなり、シリンダー負荷を超過し、作動不能となる。 したがって、ガタを小さくし、摩擦力を低減するため、ガイド内にはベアリング等を配置する手段がとられる。 しかし、ベアリングは給油が不足すると摩擦力が増加するため適時給油を施す必要がある。 また、
    ベアリングを使用したとしても、そのベアリング自体を過剰に締付固定すれば、やはり摩擦力が増加することとなる。 従来このような摩擦力の増加は、操縦機ハンドル操作時の反力を手触で判断して行われており、永年の経験を必要とし又、個人差のあるものであった。

    【0017】本発明は、これを自動選定評価する手段を提供するものである。 ストッパー自重Wgとすると、ガイドの摩擦力は(2),(3),(4)式のいずれかで測定することができる。 ガイド摩擦力=操縦機上昇限荷重−ストッパー自重 ……………(2) (W 11 ,W 21 ,W 31 ) (Wg) ガイド摩擦力=ストッパー自重−操縦機下降中荷重 ……………(3) (Wg) (W 12 ,W 22 ,W 32 ) ガイド摩擦力=(操縦機上昇限荷重−操縦機下降中荷重)÷2…(4) (W 11 ,W 21 ,W 31 )(W 12 ,W 22 ,W 32 ) ストッパー自重が不明のときには(4)式で求めることができる。

    【0018】但し、(2),(3),(4)式が成立つのは、動摩擦力を無視できるように、シリンダーの移動速度を充分に遅くした静止摩擦状態に近い場合である。
    実施例ではシリンダーの移動速度を0.1mm/secとして静止摩擦状態にて近い条件を実現して測定している。

    【0019】(2),(3),(4)式のいずれかを用いガイド摩擦力を測定し、許容範囲内にあるか評価判定することで、異常時には、ガイドの給油、あるいは締付けを調整することで許容範囲に修正することができる。

    【0020】続いて第4の機能であるがストッパー芯ずれ量を測定し評価する工程について説明する。 図3にて説明する。 ストッパーを上昇させ、ストッパー先端を浸漬ノズル上端より隔離した状態のストッパー先端位置を図中に示す。 次に、シリンダーを一定速度でシリンダーを下降させると、いずれストッパー先端が浸漬ノズル上端が接触する状態となる(この時のストッパー開度を嵌合開始位置とする。)。 この時のストッパー先端位置をで示す。 更にシリンダーを下降させると、ストッパーは浸漬ノズル上端に沿って下降し、やがてストッパー先端と浸漬ノズル上端は完全に嵌合する(この時のストッパー開度を嵌合終了位置とする。)。 この時のストッパー先端位置をで示す。

    【0021】ストッパーの嵌合開始位置と嵌合終了位置との差をyとし、ストッパー先端の中心線から外輪線までの度をθとすると、平方向のストッパー芯ずれ量xは(5)式で求められる。 x=tanθ・y …………………………………………………(5) 図3ではストッパー先端が円スイ状の場合を示したが、
    釣鐘状のもの、半球状のもの等、ストッパー先端形状によっては(5)式はあてはまらないが、これらの場合はxとyの関係式を予め求めて適用することができる。

    【0022】前記、嵌合開始位置、嵌合終了位置の検出方法について図2を用いて説明する。 ストッパー先端を浸漬ノズル上端から隔離した、ストッパー上限開度(S
    11 ,S 21 ,S 31 )から一定速度でシリンダーを下降させていくとストッパー先端と浸漬ノズル上端が接触する嵌合開始位置に達する。 以降操縦機荷重が、下降中荷重(S 12 ,S 22 ,S 32 )により低下し始める。 同時にストッパー開度変化もシリンダーと同じ下降勾配を示していたストッパー開度変化がゆるやかな下降勾配となり変曲点を示す。

    【0023】更にシリンダー一定速度で継続下降すると、ストッパー先端と浸漬ノズル上端とが完全に嵌合する、嵌合終了位置に達する。 以後、操縦機荷重は、アームの撓み反力を受けて急勾配で下降する。 同時にストッパー開度変化は停止し、一定となる。 以上の変化の特徴を利用しストッパーの嵌合開始位置および嵌合終了位置を求めるものである。

    【0024】先ず、方法(I)として、ストッパー開度変化率が、シリンダー開度変化率よりも低下する点を捉えて嵌合開始位置とし、シリンダー下降中にストッパー開度変化率がゼロとなる点を捉えて嵌合終了位置とする方法。

    【0025】次に、方法(II)として、操縦機荷重の変化率が、シリンダー下降中に変化率設定値を超えた時点で嵌合開始位置とし、変化率設定位置よりも大きい変化率設定値を超えた時点で嵌合終了位置とする方法(変化率設定位置,は予め設定する任意の値)。

    【0026】更に、方法(III)として、操縦機荷重の絶対値が、下降中荷重(W 13 ,W 23 ,W 33 )よりも設定値b(kg)低下時点をとらえて嵌合開始位置とする方法(設定値bは予め設定する任意の値)。

    【0027】前記方法(I)(II)(III)のいずれか、
    又は組合せにより嵌合開始位置と嵌合終了位置を求め、
    その差yを求め(5)式に代入することでストッパー芯ずれ量xが測定できる。 測定した芯ずれが許容範囲にあるか判定評価し、調整を施すことができる。

    【0028】

    【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に説明する。 図1は本発明に係る連続鋳造用タンディシュのストッパー操縦機の据え付け診断方法および装置の実施状態を示す模式図である。

    【0029】図中、1はタンディシュであり、該タンディシュ1の底部には鋳型に注湯するための浸漬ノズル2
    が配置され、該浸漬ノズル2の直上にはストッパー3が配設されている。 浸漬ノズル2の上端とストッパー3の先端が対向し嵌合可能な構造となっており、連続鋳造時にはストッパー3の上下動により生ずる隙間(以下ストッパー開度と称す)を制御して鋳型への注湯量が操作される。 ストッパー3はストッパー荷重計32を介して操縦機アーム4に固定され、操縦機アーム4はタンディシュ1に固定された操縦機昇降ガイド6内を昇降する操縦機昇降ロッド5aに接合される。 操縦機昇降ロッド5a
    の下部には、操縦機操作ハンドル7a操縦機側に連結されるハンドル操作用ピニオン7bと噛み合わせ可能な操縦機昇降ラック5bが設けられている。

    【0030】したがって、ハンドル操作時には、操縦機操作ハンドル7aを押し下げると操縦機昇降ラック5b
    を介して操縦機昇降ロッド5aが上昇し、その結果として、操縦機アーム4に固定されたストッパー3が上昇する構造となっている。 また、反タンディシュ側の操縦機昇降ロッド5aと操縦機昇降ガイド6との間に、操縦機昇降ロッド5aが駆動可能な位置に駆動装置としてシリンダー11を設けるとともに、シリンダー11の下部に操縦機の全荷重が測定可能な位置に操縦機荷重計31を設けている。

    【0031】シリンダー11により操縦機を駆動する場合には、操縦機運転モードとして手動運転モードと自動運転モードがあり、手動運転モードは切換器83を操作盤61に設けた開閉ボタン63の信号である手動操作指令を接続し、自動運転モードでは、切換器83を切換器84の出力である自動操作指令に接続する。 更に、自動運転では切換器84を荷重制御装置71に接続する荷重制御と、切換器84をプログラム設定器12に接続するプログラム制御を備えている。 荷重制御では、切換器8
    1で選択された荷重信号をフィードバックし目標とするストッパー締込荷重が得られるようにシリンダー11を制御する。

    【0032】ストッパー操縦機の据え付け診断実施時には、先ず、手動運転モードで操縦機を上昇させストッパー先端を浸漬ノズル上端より隔離する。 次に、操作盤6
    1の測定開始ボタン62を押すと、前記自動運転モードとなり、測定開始信号が荷重制御装置71に入力され、
    前記荷重制御を実施する。 そして、前記ストッパー締込荷重が所定範囲内に達した時点で、荷重制御装置71から診断装置51に対して起動信号を発し、診断装置51
    は初期条件を整えた上でプログラム設定器12に対し起動信号を出力し、前記プログラム制御が開始されると同時に自動的にストッパー操縦機の据え付け診断が開始される。

    【0033】プログラム設定器12からシリンダー11
    に対し、予め定めた昇降パターンで操作指令(以下、シリンダー操作指令と称する)を与え、シリンダー11の移動量をシリンダー開度計13で測定し、診断装置51
    に入力する。 同時に、操縦機移動量の代表値として操縦機ロッド上端の移動量を操縦機位置計41で計測し、ストッパー移動量の代表値としてストッパー3に可能な限り接近した操縦機アーム上端の移動量をストッパー開度計21で測定し、ストッパー3の自重およびストッパー3が浸漬ノズル2に接触した際に加わる荷重をストッパー荷重計32で計測し、ストッパー3を含めた操縦機の全荷重を操縦機荷重計31で計測し、これらの計測値を診断装置51に入力すると共にシリンダー11に与えたシリンダー操作指令を診断装置51に入力する。

    【0034】診断装置51では、これらの入力信号を組み合わせて、本発明の方法にしたがって総合的に評価し、操縦機の据え付け状況を診断し、結果と共に、不良箇所についてはその調整ポイントをガイダンスとして操縦機を据え付ける作業者に示すことで、操縦機を据え付け作業の効率化並びに据え付け精度の高位安定化を実現する。

    【0035】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
    連続鋳造設備のタンディシュにストッパー操縦機を据え付ける作業において、操縦機に設けた駆動装置の動作状況、操縦機アームの撓み、操縦機ガイド部の摩擦抵抗、
    浸漬ノズルに対するストッパーの芯ずれ量を自動測定し、定量的に評価、診断することができ、その結果に基づき据え付け作業者に調整項目をガイダンスすることができるので、ストッパー据え付け精度を向上させ、鋳型内湯面制御の原点であるストッパー流量特性を所定の許容限界内に安定させることができる。 したがって、鋳型内湯面制御を実施する上で精度向上のために行われる種々の制御装置、制御ソフト面での高精度化を図った場合においても、充分にその効果を発揮させることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】連続鋳造設備のタンディシュのストッパー操縦機の据え付け診断方法および装置の実施状態を示す模式図である。

    【図2】本発明の方法および装置によって自動測定した時の測定チャートである。

    【図3】本発明の方法および装置によるストッパー芯ずれ量測定原理を示す模式図である。

    【符号の説明】

    1 タンディシュ 2 浸漬ノズル 3 ストッパー 4 操縦機アーム 5a 操縦機昇降ロッド 5b 操縦機昇降ラック 6 操縦機昇降ガイド 7a 操縦機操作ハンドル 7b 操作ハンドル用ピニオン 11 シリンダー 12 プログラム設定器 13 シリンダー開度計 21 ストッパー開度計 31 操縦機荷重計 32 ストッパー荷重計 41 操縦機位置計 51 診断装置 61 操作盤 62 測定開始ボタン 63 開閉ボタン

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