Micro-robot

阅读:75发布:2020-11-12

专利汇可以提供Micro-robot专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To provide a small micro-robot controllable wirelessly by furnishing a control part equipped with a pair of sensors, a pair of drive parts, and CPU, a sensor equipped with battery, and a power supply device to supply source voltage to the drive parts and control part.
CONSTITUTION: A micro-robot includes at least two sensors 12, 14 having the fields of view A3 whose sensing areas overlap partially and at least a pair of drive parts 28, 30 which are driven independently from each other and have wheels 36, 38 apart in the direction perpendicular to the moving direction. A control part includes a CPU to control the drive parts 28, 30 on the basis of the outputs of the sensors 12, 14 and to generate control motions based on a command signal if such is contained in the outputs of the sensors 12, 14, while a power supply part 16 is fitted with a chargeable battery, from which the source voltage is supplied to the sensors 12, 14, drive parts 28, 30, and control part. Thereby the construction is made small, and the function to move autonomously for a target is obtained with a simple circuit.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Micro-robot专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 検出領域が一部重複する少なくとも2個のセンサと、 互いに独立して駆動され、移動方向に対し直角方向に離れた駆動点を有する少なくとも一対の駆動部と、 CPUを含み、前記センサの出力に基づいて前記駆動部を制御すると共に、前記センサの出力に指令信号が含まれているとその指令信号に基づいた制御動作をさせる制御部と、 充電可能な電池を含み、前記センサ、前記駆動部及び前記制御部に電源電圧を供給する電源装置とを有するマイクロロボット。
  • 【請求項2】 検出領域が一部重複する少なくとも2個のセンサと、 少なくともコード信号を発する発信素子と、 互いに独立して駆動され、移動方向に対し直角方向に離れた駆動点を有する少なくとも一対の駆動部と、 CPUを含み、前記センサの出力に基づいて前記駆動部を制御すると共に、前記センサの出力に前記コード信号の反射信号が含まれていると障害物が有るものを判定して回避の動作を行わせ、前記センサの出力に指令信号が含まれているとその指令信号に基づいた制御動作をさせる制御部と、 充電可能な電池を含み、前記センサ、前記発信素子、前記駆動部及び前記制御部に電源電圧を供給する電源装置とを有しているマイクロロボット。
  • 【請求項3】 側部にそれぞれ設けられた一対のセンサと、 互いに独立して駆動され、移動方向に対して駆動力を得る一対の駆動部と、 移動方向を制御する舵とり部と、 CPUと、 充電可能な電池を含み、前記センサ、前記駆動部、前記舵とり部、前記制御部及び前記CPUに電源電圧を供給する電源装置とを有し、 前記CPUは、前記一対のセンサの出力に応じて前記駆動部を制御すると共に、前記一対のセンサの出力の差に応じて前記舵とり部を制御するマイクロロボット。
  • 【請求項4】 磁気透過部材をから成り、前記駆動部、
    前記制御部及び電源装置を収納した防水筐体と、 前記防水筐体に収納されて前記駆動部により回転駆動され、永久磁石が分布配置された一対の第1の駆動輪と、 前記防水筐体の外側に配置され、前記永久磁石の回転に伴って回転し、ロボット本体を移動させる一対の第2の駆動輪とを有する請求項1、2又は3記載のマイクロロボット。
  • 【請求項5】 磁気透過部材から成り、前記制御部及び前記電源装置を収納した防水筐体を有し、前記駆動部は、その一部が前記防水筐体に収納され、残りの部分が前記防水筐体の外側に配置されたものである請求項1又は2記載のマイクロロボット。
  • 【請求項6】 振動伝達部材からなり、前記制御部及び前記電源装置と、振動子とを収納した防水筐体を有し、
    該防水筐体の外側に振動を伝達し駆動力を得る請求項1
    又は2記載のマイクロロボット。
  • 【請求項7】 検出領域が一部重複する少なくとも2つのセンサとCPU−ICとを可撓性を有する回路基板に一体化して実装してなるマイクロロボット。
  • 【請求項8】 前記一対の駆動部に駆動される駆動車と、筆記具からなる接触部とにより支持される請求項1,2又は3記載のマイクロロボット。
  • 【請求項9】 非接触で作動し検出領域が一部重複する少なくとも2個のセンサと、 前記センサにより電力が供給されて互いに独立して駆動され、移動方向に対し直角方向に離れた駆動点を有する少なくとも一対の駆動部とを有するマイクロロボット。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は小型でワイヤレス制御可能なマイクロロボットに関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、ロボットをワイヤレス制御する場合にはラジオコントロールと言われる制御を行っており、電波を利用した制御方式が用いられていた。 また、
    方向を制御するためには電波に制御信号を重畳させて操していた。 更に、自律的に所望の方向に向かわせるためには指向性を有するアンテナを用いたり、視覚センサ等を併用したりしていた。 走行部には車輪を用いて走行抵抗を減らしていた。 また、充電するためにの端子は剛体の接点から成り、框体の凹部に形成されていた。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のロボットの制御方式では電波を利用しているため、送信側及び受信側共に多くの電気素子を必要とし、操舵のための機構が必要なことから小型化には適していなかった。 また、例えば電波が発信される方向に自律的に移動させるシステムにするためには前述のアンテナやセンサを付加する必要があり、この点においても小型化には適していなかった。 更に、駆動部以外の部分を車輪で支持した場合には車輪が小さいと大きな凹凸を乗り越える事ができず、逆に、車輪が大きいと小型化が困難であった。 充電端子も取り扱い上小さくする事ができず、小型化の妨げになっていた。

    【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、小型でワイヤレス制御可能なマイクロロボットを提供することを目的とする。

    【0005】

    【課題を解決するための手段及び作用】本発明の他の態様によるマイクロロボットは、検出領域が一部重複する少なくとも2個のセンサと、互いに独立して駆動され、
    移動方向に対し直方向に離れた駆動点を有する少なくとも一対の駆動部と、CPUを含み、センサの出に基づいて駆動部を制御すると共に、センサの出力に指令信号が含まれているとその指令信号に基づいた制御動作をさせる制御部と、充電可能な電池を含み、センサ、駆動部及び制御部に電源電圧を供給する電源装置とを有する。 このように構成したことにより小形化が可能になっている。 特にセンサの検出領域を重複させたことにより、簡単な回路で目標に対して自律的に移動する機能が得られる。 また、駆動部がそれぞれ独立して制御されるので、簡単な機構で複雑な動作を制御することができる。 そして、発信素子等が無くとも同様な機能を得ることができる。

    【0006】本発明の他の態様によるマイクロロボットは、検出領域が一部重複する少なくとも2個のセンサと、少なくともコード信号を発する発信素子と、互いに独立して駆動され、移動方向に対し直角方向に離れた駆動点を有する少なくとも一対の駆動部と、CPUを含み、センサの出力に基づいて駆動部を制御すると共に、
    センサの出力にコード信号の反射信号が含まれていると障害物が有るものとして判定して回避の動作を行わせ、
    センサの出力に指令信号が含まれているとその指令信号に基づいた制御動作をさせる制御部と、充電可能な電池を含み、センサ、発信素子、駆動部及び制御部に電源電圧を供給する電源装置とを有する。 このように構成したことによりセンサの出力に基いて障害物の有無を判定し、障害物があれば回避の動作を行わせ、センサの出力に指令信号が含まれているとその指令信号に基づいた制御動作をさせることができる。

    【0007】本発明の他の態様によるマイクロロボットは、側部にそれぞれ設けられた一対のセンサと、移動方向を制御する舵とり部と、互いに独立して駆動され、移動方向に対して駆動力を得る駆動部と、CPUと、充電可能な電池を含み、センサ、駆動部、舵とり部及びCP
    Uに電源電圧を供給する電源装置とを有し、CPUは、
    一対のセンサの出力に応じて駆動部を制御すると共に、
    一対のセンサの出力の差に応じて舵とり部を制御する。
    このように構成したことにより、ロボット本体が細長く可倒なものであっても自立制御することができる。

    【0008】本発明の他の態様によるマイクロロボットは、磁気透過部材から成り、駆動部、制御部及び電源装置を収納した防筐体と、防水筐体に収納されて駆動部により回転駆動され、永久磁石が分布配置された一対の第1の駆動輪と、防水筐体の外側に配置され、永久磁石の回転に伴って回転し、ロボット本体を移動させる一対の第2の駆動輪とを有する。 本発明の他の態様によるマイクロロボットは、磁気透過部材から成り、制御部及び電源装置を収納した防水筐体を有し、駆動部は、その一部が防水筐体に収納され、残りの部分が防水筐体の外側に配置されている。 また、本発明の他の態様によるマイクロロボットは、振動伝達部材からなり、制御部、電源装置及び振動子を収納した防水筐体を有し、防水筐体の外側に振動子の振動を伝達し駆動力を得る。 以上のように防水構造にしたことにより、マイクロロボットを環境の悪い所で稼動させる場合であっても内部の電源装置、
    制御部等を適切に保護することができる。

    【0009】また、本発明の他の態様によるマイクロロボットは、検出領域が一部重複する少なくとも2つのセンサとCPU−ICとを可撓性を有する回路基板に一体化して実装して構成される。 センサの相対的な位置が予め決められ、センサの検出精度が高められる。 また、本発明の他の態様によるマイクロロボットは、一対の駆動部に駆動される駆動車と、筆記具からなる接触部とにより支持される。 このように構成したことにより、ロボット本体を移動させることによって筆記具で文字等を描かせることができる。 また、本発明の他の態様によるマイクロロボットは、非接触で作動し検出領域が一部重複する少なくとも2個のセンサと、センサにより電力が供給されて互いに独立して駆動され、移動方向に対し直角に離れた駆動点を有する少なくとも一対の駆動部とを有する。 このように構成したことにより、簡易な構成でセンサにより制御されるマイクロロボットが実現できる。

    【0010】

    【実施例】図1は本発明の一実施例のマイクロロボットの側面図であり、図2はその上面図である。 ロボット本体10の正面部には図示のように一対のセンサ12,1
    4が設けられている。 このセンサ12,14には例えばフォトダイオード、フォトトランジスタ等からなる光センサや、音波を圧電素子により電圧に変換する超音波センサ等が用いられるが、この実施例においてはフォトトランジスタを用いるものとする。 そして、センサ12は検出領域としての視野A1を有し、センサ14も検出領域としての視野A2を有しており、両視野A1,A2はその中央部で重複しており、両センサ12,14は重複した視野A3を有する。 従って、光源からの光が正面即ち視野A3にあるときには、両センサ12,14がその光を検出することになる。 なお、センサ12はロボット本体10の左側に配置されているので後述する図面のフローチャートにおいてはLセンサと記述し、また、センサ14はロボット本体10の右側に配置されているので同様にしてRセンサと記述する。 ロボット本体10の正面部には更に発信素子13が取り付けられており、後述するように障害物の検出及び作業指令の入力に使用される。

    【0011】図3は図1の底面図である。 電源部16が中央部分に配置されており、これは例えば電気二重層コンデンサ、ニッケルカドニウム電池等からなり、充電とバランサのために設けられた触覚部18及び尾20を介して充電可能に構成されている。 この電源部16に近接して回路部22が設けられている。 この回路部22は回路基板23に実装したCPU−IC24、プルダウン用のチップ抵抗26等を含んでおり、その詳細は後述する。 駆動部28,30はそれぞれステップモータ及び減速機構を内蔵し、回路部22により制御され、これらのステップモータ及び減速機構を介して、出力軸32,3
    4と嵌合した車輪36,38を回転駆動する。 車輪3
    6,38は外周にゴムが取り付けられている。 なお、車輪36,38の形状は円形に限られず、その用途に応じて三角形、四角形等の種々の形状を取り得る。

    【0012】スペーサ39は、框体39aに対して電源部16、回路部22及び駆動部28,30を支持している。 電源部16及び回路部22は一対の駆動部28,3
    0の間であって、両者が重なるように配置されている。
    従って、電源部16及び回路部22は全体の体積の割には面積を広くとれる。 このため、電源部16においてはコンデンサや二次電池の内部抵抗を小さくできるので大電流が効率良く取り出せ、回路部22においては複雑な機能を有する大型のICチップの実装に有利である。 更に、駆動部28,30は相互に離れた位置に配置されているので磁気的な干渉等がなくなる。

    【0013】図4はCPU−IC24の詳細を示したブロック図である。 ALU、各種のレジスタ等で構成されたCPUコア40には、プログラムが格納されているR
    OM42、そのROM42のアドレスデコーダ44、各種データが格納されるRAM46、及びそのRAM46
    のアドレスデコーダ48が接続されている。 水晶振動子50は発振器52に接続され、発振器52の発振信号はCPUコア40にクロック信号として供給される。 入出力制御回路54にはセンサ12,13,14の出力が入力し、それはCPUコア40に出力される。 電圧調整器56は電源部16の電圧を低電圧にかつ安定化して回路部22に供給するためのものである。 モータ駆動制御回路58はCPUコア40との間で制御信号の授受を行い、モータ駆動回路60,62を介してステップモータ64,66を制御する。 以上の各回路等の電源電圧は電源部16又は電圧調整器56から供給されている。

    【0014】なお、ステップモータ64は駆動部30に内蔵されており、ロボット本体10の右側に配置されているので、後述する図面のフローチャートにおいてはR
    モータと記述し、また、ステップモータ66は駆動部2
    8に内蔵されており、ロボット本体10の左側に配置されているので同様にしてLモータと記述する。

    【0015】図5はセンサ12の回路図である。 センサ12はホトトランジスタ12aから構成されており、このホトトランジスタ12aのエミッタに直列にプルダウン抵抗26が接続されている。 ホトトランジスタ12b
    のエミッタから受光出力が取り出され、受光出力は入出力制御回路54にて波形整形されてCPUコア40に出力される。 この回路図はセンサ12の例であるが、センサ14も全く同一の構成からなっている。

    【0016】図6は駆動部30の平面図であり、図7はその展開図である。 ステップモータ64は励磁コイル6
    8及び、マグネットからなるロータ70を有し、電子時計において用いられる電磁式2極ステップモータがこの実施例においては用いられている。 ロータ70はピニオン72を駆動し、ピニオン72はギヤを介してピニオン74を駆動し、ピニオン74はギヤを介してピニオン7
    6を駆動し、このようにして減速されたピニオン76は車輪38を回転駆動する。 この図6及び図7の機構は電子時計の機構を適用したものである。 駆動部28の機構も図6及び図7に示された機構と同一である。 ステップモータ64,66は、図6及び図7に示すように、高速回転させたものを減速させて車輪を回転駆動するようにしているので駆動部30,28の小形化が図られている。 更に、励磁コイル68がロータ70から離れた位置に設けられいるので、この点においても駆動部30,2
    8の薄形化・小形化が図られている。

    【0017】図8は上述の実施例のロボットの基本動作例を示したタイミングチャートである。 センサ12,1
    4に光が入射しないとその出力は0Vであるが、入射するとその光量に応じた電圧を出力する。 その電圧は入出力制御回路54において所望のスレッショルド電圧で波形成形され、CPUコア40に入力し、モータ駆動制御回路58は駆動回路64,66を介してステップモータ64,66に正、逆に交互に駆動パルスを供給する。 従って、センサ12が受光している区間S はステップモータ64が駆動し、車輪38が回転駆動される。 センサ14が受光している区間S はステップモータ66が駆動し、車輪36が回転駆動される。 双方のセンサ12,
    14が受光している区間Wではステップモータ64,6
    6が駆動し、車輪38,36が回転駆動される。

    【0018】従って、最も単純な駆動例として、光源からの光が視野A1にあると(但し視野A3を除く)光センサ12はそれを受光し、ステップモータ64がその受光出力に応じて車輪38を回転させる。 このとき、車輪36は停止状態になっているので、ロボット本体10は全体が左の方向に向かって旋回移動することになる。 また、光源からの光が視野A2にあると(但し視野A3を除く)光センサ14はそれを受光し、ステップモータ6
    6はその受光出力に応じて車輪36を回転させる。 このとき、車輪38は停止状態になっているので、ロボット本体10は全体が右方向に向かって旋回移動することになる。 更に、光源からの光が視野A3にあると光センサ12,14はそれを受光し、ステップモータ64,66
    はその受光出力に応じて車輪38,36を回転駆動させ、ロボット本体10は真っ直ぐ移動することになる。
    ロボット本体10はこのようにして制御されることにより光源に向かって移動することになる。

    【0019】ところで、上記の動作説明においては受光センサ12,14が受光したときには一定の速度で駆動する場合の例について説明したが、駆動開始時には加速度をつけて駆動した方が駆動力が高まる。 図9は駆動開始時に加速制御する場合の基本動作を示すフローチャートである。 まず、CPUコア40はステップモータ64
    の駆動パルスのクロック周波数Rcを16Hzに設定し
    (S1)、次にそ駆動パルスを計数するカウンタの値Rcをリセットする(S2)。 次に、センサ12からの受光出力があるかどうかを判断し(S3)、受光出力があった場合には、上記のクロック周波数Rcの駆動パルスを1パルス供給してステップモータ64を駆動し、そのときのパルスを計数する(S4)。 その計数値Rnが所定値例えば15
    であるかどうかを判断し(S5)、15になっていなければ上述の処理(S3),(S4)を繰り返す。

    【0020】クロック周波数Rc(=16Hz)の駆動パルスで15パルス分駆動すると、次に、駆動パルスのクロック周波数Rcが128Hz(最大値)に達しているかどうかを判断し、その値に達していない場合には、
    駆動パルスのクロック周波数Rcを例えば32Hzに設定して(S7)、上述の処理を同様に繰り返す。 そして、駆動パルスのクロック周波数Rcが128Hz(最大値)
    に達すると(S6)、それ以後はその周波数の駆動パルスで駆動する。 センサ12の受光出力がなくなると(S3)、ステップモータ64を停止する(S8)。 このフローチャートはセンサ12(Lセンサ)とステップモータ64(Rモータ)との関係を示したものであるが、センサ14(R
    センサ)とステップモータ66(Lモータ)との関係も全く同様である。

    【0021】ところで、図9のフローチャートは理解を容易にするために、センサ12とセンサ14と関係を述べなかったが、例えばセンサ14が受光状態にあってステップモータ66が駆動され、ロボット本体10が光源の方に向ていくと、センサ12も受光状態になる。 このように場合にはセンサ12によって駆動されるステップモータ64の駆動状態をステップモータ66の駆動状態に一致させる必要がある。 このように駆動状態を位置させなければ、ロボット本体10が光源の方に向いた時点で直線移動ができなくなる。 つまり旋回移動から直線移動への移行が円滑に行われなくなる。

    【0022】図10は上記の点を考慮した制御のフローチャートである。 上述の場合と同様に、CPUコア40
    はステップモータ64の駆動パルスのクロック周波数R
    cを16Hzに設定し(S1)、次にその駆動パルスの数を計数するカウンタの値Rcをリセットする(S2)。 次に、
    もう一方の側のセンサ14の受光出力があるかどうかを判断する(S2a) 。 センサ14の受光出力があった場合には、センサ14の側の制御系の駆動パルスのクロック周波数Lc及びカウンタの値Lnをセンサ12側の駆動パルスのクロック周波数Rc及びカウンタの値Rnとして初期設定する(S2b) 。 このようにして設定した後には、
    図9のフローチャートと同様に処理される。 なお、このフローチャートもセンサ12の制御系についての動作を示すものであるが、センサ14の制御系においても同様である。

    【0023】つまり、駆動開始時に他のセンサの制御系が駆動状態にあるとその状態を初期値として取り込んで始動するようにしたので、一方のセンサにのみが受光した場合には加速しながら方向を変え、そして両方のセンサが受光するようになるとその瞬間に両制御系を同じ駆動状態にさせて直進させる。 従って、旋回移動から直線移動への移行が円滑に行われ、光に対する応答性が向上する。

    【0024】ところで、上述の説明においては説明を簡単にするために赤外線や超音波等によるコード信号を発する発信素子13の動作については説明を省略したが、
    次に、この発信素子13の動作について説明する。 図1
    1は発信素子13の動作を説明するための説明図であり、図においてコントローラ80からは発信素子13のコード信号とは異なる赤外線や超音波等によるコード信号が放射できるようになっているものとする。 以下、発信素子13として赤外線を照射する発光ダイオードを用い、コントローラ80からは赤外光によるコード信号を発生し、センサ12,14は赤外光にも反応するものとして説明する。

    【0025】図12は発光ダイオード13の動作を加味した動作を示すフローチャートである。 まず、ステップモータ64,66を駆動する(S11) 。 次に、発光ダイオード13を一定のコード信号に基いて発光させる(S12)
    。 その後、センサ12,14の受光信号を入出力制御回路54が入力し(S13) 、そこで増幅及びフィルタリングをした後にCPUコア40に取り込む(S14) 。 このとき、センサ12,14が受光するのは、発光ダイオード13の光が障害物に当たって反射して戻ってくる光と、
    コントロータ80の作業指令による光信号とがある。 C
    PUコア40は入力信号が障害物コードであるかどうかを判断する(S15) 。 入力信号が障害物のコードではないと判断されると、センサ12,14どちらへの入力信号であってもコントローラ80からの信号をデコードし(S
    16) 、その内容に基いた作業(走行・作業)をさせる(S
    17) 。 入力信号が障害物のコードであると判断される、
    Rセンサ14に入光があるかどうかを判断し(S18) 、R
    センサ14に入光があると判断されるとRモータ64を所定時間例えば5秒間逆回転させ障害物を回避する(S1
    9) 。 Rセンサ14に入光がないと判断されると、次にLモータ66を所定時間例えば5秒間逆回転させ障害物を回避する(S20) 。 以上のようにして障害物を回避すると共に、コンローラ80から任意の作業指令を与えることができる。 この様な構成においては、光センサ12,
    14により指向性による方向の制御ばかりでなく、コード信号を受光する事により作業の制御をする事もできる。

    【0026】なお、上述の実施例においては発光ダイオード13によって発光させることにより障害物を監視する例について説明したが、障害物がコード信号を出すのであればこの発光ダイオード13を省略することも可能であり、その場合には図13の処理(S12) が省略される。 また、Lセンサ12及びRセンサ14によりコード信号を受光させる場合について説明したが、コード信号を受信する専用のセンサを設けてもよい。 さらに、図1
    3に示すように、発信素子13の内部に前述の機能を示す発光ダイオード(LED)13b及びフォトセンサ1
    3aを内蔵しても良い。 この場合、VDDとVSSの端子に電圧を与えることにより発光し、受光信号はOUT
    端子に現れる。

    【0027】図14は本発明の他の実施例の不倒式マイクロロボットの上面図であり、図15はその正面図である。 ロボット本体82の前部及び後部にそれぞれタイヤ84,86が取り付けられており、タイヤ84はその方向が自転車の前輪のように左右に舵とりされるものとする。 ロボット本体82には図4と同様な回路部を内蔵しており、一方のモータはロボットを駆動する駆動部に内蔵され、他方のモータはタイヤ84の方向を制御するための舵とり部に内蔵され駆動制御回路58で制御されている。 また、ロボット本体82の上部にはランプ88が点灯しているものとする。

    【0028】図16はロボット本体82が自立するための制御を示したフローチャートである。 まず、Lセンサ12の受光出力とRセンサ14の受光出力とが同一であるかどうかを判定し(S11) 、両者が同一であると判断されるとロボット本体82は垂直に自立しているものとしてタイヤ84の向きは現状維持とする(S12) 。 また、L
    センサ12の受光出力とRセンサ14の受光出力とを比較し、Lセンサ12の受光出力<Rセンサ14の受光出力の場合には、ロボット本体82が右側へ戻るようにタイヤ84の方向を操作する(S14) 。 つまり、タイヤ84
    の向きを図14のL側に制御する。 また、Lセンサ12
    の受光出力<Rセンサ14の受光出力の条件を満たさない場合には、ロボット本体82が左側へ戻るようにタイヤ84の方向を操作する(S15) 。 つまり、タイヤ84の向きを図14のR側に制御する。 以上の処理を繰り返すことによりロボット本体82は自立することになる。

    【0029】図17は図14及び図15の実施例の変形例を示すマイクロロボットの正面図である。 このマイクロロボットにおいては、線材89の中央部分が支点90
    としてロボット本体82に取り付けられ、線材89の一端にランプ92を取り付け、他端に重り94を取り付けている。 このようにランプ92及び重り94を取り付け、重り94が常に垂直方向を向くようにしたことにより、例えば図示のようにロボット本体82が傾いた場合にはRセンサ14の受光出力が大となり、図16のフローチャートに従って制御されることにより、自立制御がなされる。

    【0030】ところで、マイクロロボットを使用する環境によっては防水・防塵構造を必要とする場合がある。
    図18はそのような場合の防水・防塵構造のマイクロロボットの断面図であり、ここでは磁気カップリングによる例が示されている。 全体が磁気を透過する防水壁10
    0により覆われており、防水壁100の内部にはRモータ64及びLモータ66が配置されると共にそれらによってそれぞれ駆動される一対の駆動輪102が左右に配置される。 そして、この駆動輪102には永久磁石10
    4が分布して取り付けられる。 防水壁100の外側に設けられた窪みの部分にも一対の駆動輪106が配置される。 この駆動輪106には、永久磁石104と対向した位置に永久磁石108が取り付けらる。 従って、Rモータ64及びLモータ66がそれぞれ駆動されると一対の駆動輪102も回転する。 この駆動輪102が回転すると、その永久磁石102に駆動輪106の永久磁石10
    8が吸引されて駆動輪106も回転することになる。 この駆動輪106の回転駆動によりロボット本体は移動することになる。

    【0031】図19は防水・防塵構造のマイクロロボットの他の例の断面図であり、ここでは直接駆動による例が示されている。 全体が磁気を透過する防水壁100により覆われており、防水壁100の内部には一対の電磁石110が左右に配置されている。 防水壁100の外側に設けられた窪みの部分にも一対の駆動輪112が配置される。 この駆動輪112には、電磁石110と対向した側に永久磁石114が取り付けられている。 そして、
    電磁石110及び永久磁石114によりフラットモータ116が構成されている。 従って、電磁石110を適宜励磁することによりフラットモータ116が回転し、駆動輪112が回転してロボット本体が移動する。 なお、
    図19の実施例は電磁力を利用したモータの例について説明したが、超音波モータも同様に適用することができる。

    【0032】図20は防水・防塵構造のマイクロロボットの他の例の断面図であり、駆動モータとして円環型の超音波モータを用いている。 駆動回路134は振動子1
    32を駆動する信号を発生し、防水壁100を介し振動部131で車輪130と摩擦接触し回転させる。 防水壁100の下部には除振部133が設けられており、これは振動の伝達と防水の機能をもっている。 この様な構成においては防水壁100を介して振動を伝える事ができる為、防水・防塵が容易である。 もちろん、超音波モータとしては各種の方式が利用できるし、車輪を駆動するまでもなく、走行面に直接振動を加えて移動する事も可能である。 さらに、液体中であれば、超音波振動による流れを起こし推進する事もできる。

    【0033】図21はマイクロロボッットの軌道を示した平面図であり、図22はその22−22断面図である。 基盤118に図示のような凸部120a,120b
    を設けると、この凸部120a,120bにより案内壁が形成される。 従って、マイクロロボットに対する光源による案内を厳密にしなくとも、この軌道120に沿ってマイクロロボットを移動させることができる。

    【0034】図23は上述の軌道の変形例を示した断面図である。 この軌道120Aはその全体が突起状になっており、図21の例とは反対にマイクロロボットの移動が不安定になる。 これは例えばマイクロロボットをゲームに使用する場合に有益である。 例えば軌道120Aに沿って終点まで行ったら勝ちであり、軌道から外れてマイクロロボットが倒れたら負けとするようなゲームをすることができる。 図21及び図22,23に示した軌道は、紙を素材としてそれをプレス加工することにより実現することができ、例えば雑誌等に綴じ込んでおくこともできる。

    【0035】図24はセンサ12,14と回路部22の関係を示す平面図であり、可撓性を有する回路基板23
    上にCPU−IC24と指向性を有するセンサ12,1
    4を実装している。 前述のように検出領域を一部重複させ、かつ、安定した指向特性を保持させるにはセンサの位置関係が重要であることは言うまでもない。 従って、
    センサ12とセンサ14とを一体の回路基板で結合して両者の距離を一定化し、さらに配線を容易にする為にC
    PU−IC24を実装した回路基板23とも一体化している。 加えて、回路基板23はポリイミド等の材質からなり可撓性をもたせることにより、図1、図2等で示したロボット本体10の目の部分への取りつけを可能にしている。 この時、ロボット本体10によりセンサ12,
    14の方向を定める事により検出領域の指向特性をより安定化している。

    【0036】図25は本発明の他の実施例のマイクロロボットの側面図であり、本実施例においては、ロボット本体10に図1における尾20の代りに筆記具120を取りつけている。 このような構成においては、ロボットの走行に伴って軌道が描画されるので、プログラミングや外部からの指令により文字や絵がかける。 従って、超小型のプロッタが構成される。

    【0037】図26は本発明の他の実施例のマイクロロボットの回路図である。 本実施例においては上述のマイクロロボットの最も簡略化した形態をとっており、センサとして非接触で作動し検出領域が相互に一部重複するスイッチ150,160を用いている。 このスイッチ1
    50,160のオン・オフにより電源部からR・Lモータ64,66に供給する電力を制御する。 この場合スイッチ150,160にはR・Lモータ64,66を直接駆動することのできる電流を供給することができる、例えばダーリントンタイプのフォトトランジスタやホールIC等を用いる。 本実施例において、例えばスイッチ1
    50が被検出物(例えば光)を検出するとオンになり、
    Rモータ64は電力が供給されて駆動を開始し、ロボット本体は左側に向かって移動する。 また、スイッチ16
    0が被検出物を検出するとオンになり、Lモータ66は電力が供給されて駆動を開始し、ロボット本体は右側に向かって移動する。 更に、スイッチ150,160の双方が検出するとR・Lモータ64,66が駆動されて、
    前進することになる。

    【0038】

    【発明の効果】本発明の一つの態様によるマイクロロボットによれば、センサの検出領域を重複させたことにより、簡単な回路で目標に対して自律的に移動する機能が得られる。 また、駆動部がそれぞれ独立して制御されるので、簡単な機構で複雑な動作を制御することができる。 センサに指令入力用検出機能をもたせるようにしたので、指令入力用センサ無しでも同様な機能を得ることができる。

    【0039】本発明の他の態様によるマイクロロボットによれば、センサの出力に基いて障害物の有無を判定し、障害物があれば回避の動作を行わせ、指令入力用センサの出力に指令信号が含まれているとその指令信号に基づいた制御動作をさせることができる。

    【0040】本発明の他の態様によるマイクロロボットによれば、側部にそれぞれ設けられた一対のセンサの受光量に基いて一方の駆動部の進行方向を制御するようにしたのでロボット本体が細長いものであっても自立制御することができる。

    【0041】本発明の他の態様によるマイクロロボットによれば、防水構造にしたことにより、マイクロロボットを環境の悪い所で稼動させる場合であっても内部の電源装置、制御部等を適切に保護することができる。

    【0042】また、本発明の他の態様によるマイクロロボットは、2つのセンサとCPU−ICとを可撓性を有する一体化した回路基板に実装したので、センサが相対的な位置が予め決められており、検出精度が高められる。 また、本発明の他の態様によるマイクロロボットは、ロボット本体を駆動車及び筆記具により支持するようにしたので、ロボット本体を移動させることによって筆記具で文字等を描かせることができる。 また、本発明の他の態様によるマイクロロボットは2個のセンサと、
    一対の駆動部とにより構成したので、簡易な構成のマイクロロボットが実現できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例のマイクロロボットの側面図である。

    【図2】図1の上面図である。

    【図3】図1の底面図である。

    【図4】図1の回路部の詳細を示したブロック図である。

    【図5】センサの回路図である。

    【図6】図1の駆動部の平面図である。

    【図7】図6の展開図である。

    【図8】図1の実施例のロボットの基本動作例を示すタイミングチャートである。

    【図9】図1の実施例のロボットの駆動開始時の基本動作を示すタイミングチャートである。

    【図10】図1の実施例のロボットの駆動開始時の動作を示すタイミングチャートである。

    【図11】図1の発・受光素子の動作を説明するための説明図である。

    【図12】発信素子の動作を加味した動作を示すフローチャートである。

    【図13】発・受光素子の詳細を示した回路図である。

    【図14】本発明の他の実施例の不倒式マイクロロッボットの上面図である。

    【図15】図14のマイクロロッボットの正面図である。

    【図16】図15のロボット本体が自立するための制御を示したフローチャートである。

    【図17】図14及び図15の実施例の変形例を示すマイクロロボットの正面図である。

    【図18】本発明の他の実施例のマイクロロボットの断面図である。

    【図19】本発明の他の実施例のマイクロロボットの断面図である。

    【図20】本発明の他の実施例のマイクロロボットの断面図である。

    【図21】マイクロロボッットの軌道を示した平面図である。

    【図22】図21の22−22断面図である。

    【図23】図22の変形例を示した断面図である。

    【図24】センサと回路部との関係を示した平面図である。

    【図25】本発明の他の実施例のマイクロロボットの側面図である。

    【図26】本発明の他の実施例のマイクロロボットの回路図である。

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