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Worsted yarn for piece dyeing

阅读:364发布:2021-08-05

专利汇可以提供Worsted yarn for piece dyeing专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To obtain the subject worsted yarn having a wool fiber in which resist printing agent is partially printed and fixed and capable of simply producing melange yarn good in mixing degree of color and having various kinds of colors by piece dyeing.
CONSTITUTION: The objective worsted yarn has a wool fiber in which a resist printing agent consisting of a phenol based derivative, etc., such as a sulfur condensation product of tannic acid or phenolic acid is at least partially printed and fixed.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Worsted yarn for piece dyeing专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 少なくとも防染加工剤が部分的に印捺されて固着された羊毛繊維を有することを特徴とする後染用梳毛糸。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は、後染めにより適当な色彩を付与するようになった後染用梳毛糸に係り、特に、後染めを行うことによって、色の混ざり具合が良好でこなれの良い様々な色彩の霜降糸が得られる後染用梳毛糸に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、長繊維の紡績システムにおいて、
    色の混ざり具合が良好なこなれの良い霜降糸を製造するにあたり、単に様々な色彩の繊維を組み合わせただけでは、各色彩の繊維が長い部分にわたって存在し、俗に色が走るという状態になりやすかった。

    【0003】このため、従来においては、ビゴロプリント機や特公平2−4707号公報に示されるようなプリント機等によって縞模様状に着色を施したスライバーを様々な他のスライバーに混ぜて、こなれの良い霜降糸を製造するようにしていた。

    【0004】ここで、このようにビゴロプリント機や特公平2−4707号公報に示されるようなプリント機等により縞模様状に着色を施したスライバーを様々な他のスライバーに混ぜて、様々な色彩になったこなれの良い霜降糸を製造するためには、目的とする霜降糸の色彩に応じて、その都度、適当な色彩の縞模様状に着色されたスライバーを選択して使用しなければならなかった。

    【0005】このため、従来においては、様々な色彩の霜降糸を製造するために、各色彩の霜降糸に対応させて、適当な色彩を縞模様状に着色したスライバーを数多く製造してストックしておく必要があり、コストが高く付くと共に、管理が面倒になる等の問題があった。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】この発明は、色の混ざり具合が良好なこなれの良い様々な色彩の霜降糸を製造する場合における上記のような問題を解決することを課題とするものである。

    【0007】すなわち、この発明においては、色の混ざり具合が良好でこなれの良い様々な色彩の霜降糸を簡単に製造できるようにすることを課題とするものである。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】この発明においては、上記のような課題を解決するため、少なくとも防染加工剤を部分的に印捺して固着させた羊毛繊維を有する後染用梳毛糸を用いるようにしたのである。

    【0009】ここで、羊毛繊維に防染加工剤を部分的に印捺させるにあたっては、一般に従来より使用されているビゴロプリント機や、特公平2−4707号公報に示されるようなプリント機を用いるようにする。 なお、このようにして羊毛繊維に防染加工剤を部分的に印捺させるにあたっては、一般に防染加工剤を羊毛繊維に縞模様状に印捺させるようにする。

    【0010】また、羊毛繊維に部分的に印捺させる防染加工剤としては、例えば、タンニン酸またフェノール酸の硫黄縮合物等のフェノール系誘導体や、安息香酸またジクロロトリアジニルアニリン,ジクロロトリアジニルブチルアニリン,ジクロロトリアジニルナフチルアミン,ジクロロトリアジニルアミノサリチル酸ソーダ等のジクロロトリアシン誘導体等のように羊毛のアミノ基封鎖効果を有するバルキー性疎基を持つものや、スルファミン酸を用いるようにする。 なお、防染加工剤にスルファミン酸を用いて上記のように羊毛繊維に防染加工を行う場合には、このスルファミン酸を羊毛繊維に付与した後、この羊毛繊維をキュワリングさせるようにする。

    【0011】また、上記のように羊毛繊維に防染加工剤を部分的に印捺させて、防染加工を行うにあたり、羊毛繊維を防染加工する程度については、浴比を1:80の割合にすると共に、塩酸によってpHを2.3に調整し、染料(Polar Brill Red B 12
    5%)を2.4%owf作用させて、26℃で60分間染色した場合に、防染加工された部分における吸尽率が19%以下、好ましくは、5〜15%になるようにする。 なお、防染加工を行っていない繊維においては、上記吸尽率が20%以上になっている。

    【0012】

    【作用】この発明に係る後染用梳毛糸においては、少なくとも防染加工剤が部分的に印捺されて固着された羊毛繊維を用いるようにしたため、この後染用梳毛糸を適当な色彩の染料によって後染めすると、上記羊毛繊維において防染加工剤が固着されていない部分は、この後染めによって染色されるようになるが、防染加工剤が固着されている部分は、この防染加工剤により後染めによる染色が抑制されて、ほとんど着色されない状態で残る。

    【0013】このため、この発明に係る後染用梳毛糸を適当な色彩の染料によって後染めすることにより、この後染用梳毛糸が部分的に様々な色彩に着色され、色の混ざり具合が良好でこなれの良い様々な色彩の霜降糸が得られるようになる。

    【0014】

    【実施例】以下、この発明の実施例に係る後染用梳毛糸について具体的に説明する。

    【0015】(実施例1)この実施例においては、防染加工剤が部分的に印捺されて固着された羊毛繊維を得るにあたり、羊毛スライバーに防染加工剤を部分的に印捺して固着させるようにした。

    【0016】ここで、上記のように羊毛スライバーに防染加工剤を部分的に印捺して固着させるにあたり、この実施例においては、1リットル中にスルファミン酸が2
    00g,コアセルベート剤(BASF社製,パッディングエージェント KW)が30g,水が770gの割合で含まれた防染加工プリント用薬液を用い、この防染加工プリント用薬液を、羊毛スライバーに対して50%o
    wfの割合で縞模様状に印捺した。

    【0017】そして、このように防染加工プリント用薬液が印捺された羊毛スライバーをスチーマにより60℃
    で20分間保持させた後、これを乾燥させて、防染加工剤が縞模様状に印捺されて固着された羊毛スライバーを得た。

    【0018】次いで、このように防染加工された羊毛スライバーと、公知のクロイ法によって塩素化処理された改質羊毛スライバーとを用い、これらを50:50の割合で混紡させた後、これを綛に仕立て、キュワリング機により140℃で3分間キュワリング処理して、この実施例の後染用梳毛糸を製造した。

    【0019】そして、このように製造された後染用梳毛糸に、青色染料(C.I.AcidBlue 50)を0.3%owf,90%酢酸を1.0%owf,均染剤を0.5%owf作用させ、95℃で30分間染色処理して後染めを行った。

    【0020】このようにして上記の後染用梳毛糸を後染めした結果、前記のように防染加工された羊毛繊維において、防染加工剤が縞模様状に印捺されて固着された部分は染色されずに白の状態で残る一方、防染加工剤が付与されていない部分は少し青色に染色され、また塩素化処理された改質羊毛スライバーは、この後染めによって青色に濃く染色され、青と白とがうまく混じり合ったこなれの良い霜降糸が得られた。

    【0021】(実施例2)この実施例においても、防染加工剤が部分的に印捺されて固着された羊毛繊維を得るにあたり、羊毛スライバーに防染加工剤を部分的に印捺して固着させるようにした。

    【0022】ここで、上記のように羊毛スライバーに防染加工剤を部分的に印捺して固着させるにあたり、この実施例においては、1リットル中にフェノール酸の硫黄縮合物(森分化学研究所製,コトノール WS−30)
    が200g,80%ギ酸が100g,コアセルベート剤(BASF社製,パッディングエージェント KW)が30g,水が720gの割合で含まれた防染加工プリント用薬液を用い、この防染加工プリント用薬液を上記羊毛スライバーに対して50%owfの割合で縞模様状に印捺した。

    【0023】そして、このように防染加工プリント用薬液が印捺された羊毛スライバーをスチーマにより100
    ℃で45分間蒸熱させて固着させた後、これを洗浄し乾燥させて、防染加工剤が縞模様状に印捺されて固着された羊毛スライバーを得た。

    【0024】次いで、このように防染加工された羊毛スライバーと、防染処理等が行われていない白地の羊毛スライバーとを用い、これらを70:30の割合で混紡させて、この実施例の後染用梳毛糸を製造した。

    【0025】そして、このように製造された後染用梳毛糸に、赤色染料(C.I.Reactive Red
    158)を0.3%owf,90%酢酸を1.0%ow
    f,均染剤を0.5%owf作用させて、95℃で30
    分間染色処理して後染めを行った。

    【0026】このようにして上記の後染用梳毛糸を後染めした結果、前記のように防染加工された羊毛繊維において、防染加工剤が縞模様状に印捺されて固着された部分は後染めによる染色が抑制されて、淡いピンク色に染色される一方、防染加工剤が付与されていない部分は上記の後染めによって赤色に染色され、また防染処理等が行われていない羊毛繊維の部分も同様に後染めによって赤色に染色され、赤基調に淡いピンクがうまく混じりあったこなれの良い霜降糸が得られた。

    【0027】(実施例3)この実施例においては、上記実施例2と同様にして防染加工剤を縞模様状に印捺して固着させた羊毛スライバーと、公知のクロイ法によって塩素化処理された改質羊毛スライバーとを用い、これらを70:30の割合で混紡させて、この実施例の後染用梳毛糸を製造した。

    【0028】そして、このように製造された後染用梳毛糸に、黒色染料(C.I.AcidBlack 19
    4)を0.6%owf,90%酢酸を1.0%owf,
    均染剤を0.5%owf作用させ、95℃で30分間染色処理して後染めを行った。

    【0029】このようにして上記の後染用梳毛糸を後染めした結果、前記のように防染加工された羊毛繊維において、防染加工剤が縞模様状に印捺されて固着された部分は後染めによる染色が抑制される一方、防染加工剤が付与されていない部分は後染めにより少し染色され、また塩素化処理された改質羊毛スライバーはこの後染めによって黒色に濃く染色され、黒と白がうまく混じり合ったこなれの良い霜降糸が得られた。

    【0030】(実施例4)この実施例においても、防染加工剤が部分的に印捺されて固着された羊毛繊維を得るにあたり、羊毛スライバーに防染加工剤を部分的に印捺して固着させるようにした。

    【0031】ここで、上記のように羊毛スライバーに防染加工剤を部分的に印捺して固着させるにあたり、この実施例においては、1リットル中にジクロロトリアジニルアミノスルホン酸ソーダ(サンド社製,サンドスペース S)が200g,コアセルベート剤(BASF社製,パッディングエージェント KW)が30g、水が770gの割合で含まれた防染加工プリント用薬液を用い、この防染加工プリント用薬液を上記羊毛スライバーに対して50%owfの割合で縞模様状に印捺した。

    【0032】そして、このように防染加工プリント用薬液が印捺された羊毛スライバーをスチーマにより100
    ℃で45分間蒸熱させて固着させた後、これを洗浄し乾燥させて、防染加工剤が縞模様状に印捺されて固着された羊毛スライバーを得た。

    【0033】次いで、このように防染加工された羊毛スライバーと、防染処理が行われていない羊毛スライバーとを用い、これらを50:50の割合で混紡させて、この実施例の後染用梳毛糸を製造した。

    【0034】そして、このように製造された後染用梳毛糸に、青色染料(C.I.Reactive Blue
    50)を0.3%owf,90%酢酸を1.0%ow
    f,均染剤を0.5%owf作用させて、95℃で30
    分間染色処理して後染めを行った。

    【0035】このようにして上記の後染用梳毛糸を後染めした結果、前記のように防染加工された羊毛繊維において、防染加工剤が縞模様状に印捺されて固着された部分は後染めによる染色が抑制される一方、防染加工剤が付与されていない部分は後染めによって青く染色され、
    また防染処理されていない羊毛スライバーも同様に後染めによって青く染色され、青と白がうまく混じり合ったこなれの良い霜降糸が得られた。

    【0036】

    【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係る後染用梳毛糸においては、少なくとも防染加工剤が部分的に印捺されて固着された羊毛繊維を用いるようにしたため、この後染用梳毛糸を適当な色彩の染料によって後染めすると、上記羊毛繊維において防染加工剤が固着されていない部分は、この後染めによって染色されるようになるが、防染加工剤が固着されている部分は、この防染加工剤により後染めによる染色が抑制されて、ほとんど着色されない状態で残った。

    【0037】この結果、この発明に係る後染用梳毛糸を適当な色彩の染料によって後染めすると、この後染用梳毛糸が部分的に様々な色彩に着色されるようになり、色の混ざり具合が良好でこなれの良い様々な色彩の霜降糸を簡単に製造できるようになった。

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