首页 / 专利库 / 建筑材料 / 混凝土 / 自密实混凝土 / 自流平混凝土 / Precast concrete product and production of the concrete product

Precast concrete product and production of the concrete product

阅读:1023发布:2020-12-12

专利汇可以提供Precast concrete product and production of the concrete product专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To perform improved smooth finishing work of a precast concrete product in place of troweling work by scattering a defoaming agent on an uncured concrete surface placed in a mold and pouring a slurry of a self-leveling agent.
SOLUTION: A defoaming agent is scattered on the uncured surface of concrete compacted by a concrete vibrator and a self-leveling material is poured on the surface. The surface layer having low specific gravity and low strength is eliminated by the scattering of the defoaming agent, the migration to the self-leveling material is prevented to obtain a self-leveling material free from bubbles on the surface and the self-leveling material is smoothly flowed and spread over the surface of the concrete without being inhibited by the surface layer. The defoaming agent is e.g. a silicone, a fatty acid, a lower alcohol or a higher alcohol-type agent. A silicone-type defoaming agent is especially preferable. Above all, self-emulsifiable and emulsion-type defoaming agents thinnable with water are most preferable.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO,下面是Precast concrete product and production of the concrete product专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 表面に消泡剤を散布したコンクリートと、セルフレベリング材とが一体に形成されたことを特徴とするプレキャストコンクリート製品。
  • 【請求項2】 所定の型枠内に打設した未固化のコンクリート表面に消泡剤を散布し、次いでセルフレベリング材スラリーを流し込むことを特徴とするプレキャストコンクリート製品の製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、左官仕上げに替わり、プレキャストコンクリート製品の打設表面を平滑に仕上げたプレキャストコンクリート製品とそのコンクリート製品の製造方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】一般にプレキャストコンクリート製品は、所定の製品型枠にコンクリートを打設し、型枠内にコンクリートが十分充填されるようバイブレーターによる振動締め固めを行った後、型枠の使用効率を上げるために、蒸気養生を行ってコンクリートを早期に硬化させ、脱型することで製造されている。

    【0003】その際、コンクリートの打設面は蒸気養生前の打設したコンクリートが未だ固まらない状態の時期に、金ゴテ仕上げ等による表面仕上げが行われてきた。

    【0004】また、振動締め固めを行ったコンクリート表面に直接セルフレベリング材を施工するという方法も考えられる(特開昭59−57711 号、特開平6−157164
    号)。

    【0005】さらに、振動締め固めを行ったホットコンクリート表面に直接セルフレベリング材を施工するという方法も考えられている(特開平1−216805号)。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、金ゴテ等の表面仕上げを行う左官工が慢性的に不足しており、
    さらには技術の熟練を必要とするため、これに替わるプレキャストコンクリート製品の表面仕上げ方法が必要とされている。

    【0007】また、製造工程での振動締め固めによりコンクリート中のセメントペースト及び連行空気がコンクリートの仕上げ表面に集まり易く、硬化はするが比重が軽く強度の低い表層ができ易い。 この状態で金ゴテ仕上げを行っても、その層を解消することは困難であり、製品脱離後の表面は強度が低く、場合によってはレイタンス状に剥離する。

    【0008】さらに、振動締め固めを行った表面に直接セルフレベリング材を施工するという上記のような方法では、セルフレベリング材の付着強度が、セルフレベリング材とコンクリートとの界面状態に左右されるため、
    上記のように比重の軽い表層が存在すれば、付着強度は期待できない。

    【0009】また、直接セルフレベリング材を流し込む方法では、コンクリート表面のセメントペーストからセルフレベリング材層へ移動する空気泡により仕上げ表面に空気泡跡が残るという問題がある。

    【0010】さらには、上記のように生成した比重の軽い表層の下にセルフレベリング材が潜り込んだり、正常な広がりを阻害する等により、平滑な仕上げ表面を形成することができなくなるという問題点もある。

    【0011】本発明は、このような問題点を解決するため、プレキャストコンクリート製品の生産数量増加に伴い、不足している左官工によるコテ仕上げ等に替わり、
    表面仕上げの簡素化、時間の短縮、省化を行い、コンクリート打設面の表面平滑仕上げ性の優れたプレキャストコンクリート製品を提供することを課題とする。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題を解決するために、型枠内に打設し振動締め固めを行ったコンクリート表面に、消泡剤を噴霧し、上記比重の軽い強度の低い表層中の連行空気をなくすことにより、その上にセルフレベリング材を施工することが効果的であることに着目してなされたものである。

    【0013】本発明は、振動締め固めを行ったコンクリート表面に消泡剤を散布し、且つその上にセルフレベリング材を施工することによって平滑性の良好な表面を形成したプレキャストコンクリート製品と、そのコンクリート製品の製造方法である。

    【0014】すわなち、消泡剤の散布により比重の軽い強度の低い表層がなくなり、セルフレベリング材の付着性が向上し、表層中の空気のセルフレベリング材への移動が防止されてセルフレベリング材表面に気泡跡が残らず、表層に阻害されずに正常にセルフレベリング材が流動してコンクリート表面に広がっていくことが可能となる。

    【0015】プレキャストコンクリート製品を製造するためのコンクリートは、一般にセメント、粗骨材、細骨材、減剤、AE剤及び水で構成されている。 セメントは普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、高炉セメント、及び流動化セメント等が使用されるが、普通ポルトランドセメントが一般的である。

    【0016】これらの材料を、練り混ぜたコンクリートを十分充填するため、テーブル振動機で振動をかけながら製品用型枠に打設する。

    【0017】コンクリートの深さ方向が長い場合、棒状の振動機で振動をかけコンクリート中の余分な空気を抜き、さらに充填性を高める。

    【0018】振動をかける時間は、コンクリートの配合による流動性の違い、型枠の大きさにより左右されるが、一般的には8分以内、好ましくは5分以内とするのが良い。

    【0019】このようにコンクリートを型枠の上面から2mm〜10mmの深さ、好ましくは3mm〜6mmの深さを残して打設するのが良い。

    【0020】打設を終えたコンクリート表面には、気泡が存在し、その気泡は目視によれば1mm〜3mmの径のものが散在する場合と、これにあわせて径が0.2 mm〜1mm
    の気泡が存在する場合がある。

    【0021】これら気泡をコンクリート打設後、30分以内に、好ましくは10分以内に消泡剤を散布して消す。

    【0022】散布方法としては、液状の消泡剤の場合、
    霧吹き器で噴霧し、粉末状の消泡剤の場合は、木綿等の布に包み、振動をかけて振りかける。 ただし、むらなく散布するためには液状の消泡剤を霧吹き器で散布するのが好ましい。

    【0023】消泡剤としては、シリコーン系、脂肪酸系、低級アルコール系、高級アルコール系等を挙げることができ、シリコーン系消泡剤が特に好ましく、そのうちでも、水で希釈することが可能な自己乳化型及びエマルジョン型が好ましい。

    【0024】また、一般に市販されている消泡剤は、粘度が高く噴霧することが困難であるため、2%〜50%、
    好ましくは5%〜30%に水で希釈して使用する。

    【0025】消泡剤を散布する量としては、10%溶液を使用したときは、2g/m 2 〜30g/m 2 、好ましくは5g/m 2
    15g/m 2使用するのが良い。

    【0026】次に、コンクリート表面の気泡を消した後、その表面にセルフレベリング材スラリーを流し込む。

    【0027】このスラリーの流動性としてはフロー値20
    0mm 以上が好ましい。

    【0028】フロー値とは、内径50mm、高さ51mmのパイプ(内容積100cm 2 ) をガラス板上に置き、これにセルフレベリング材スラリーを入れた後、静かにパイプを引き上げ、円形に広がったセルフレベリング材スラリーの径を測定した値である。

    【0029】流し込み方法は、コンクリート表面の中心部に必要量を連続的に流し込むことが好ましい。

    【0030】さらに打設面積が比較的広い場合には、流し込んだ後、直ちに金コテやトンボのような物を使用し、平滑面にすることが好ましい。

    【0031】上記のようにセルフレベリング材を流し込んだ型枠を1時間以上、好ましくは3時間以上放置した後、蒸気養生を開始する。

    【0032】蒸気養生は通常に行われている昇温速度(10〜40℃/時間、好ましくは15〜30℃/時間)、最高温度(50〜85℃、好ましくは60〜80℃)、保持時間(1
    〜8時間、好ましくは2〜5時間)のもとで行うことが好ましい。

    【0033】この方法により仕上げられたプレキャストコンクリート製品のセルフレベリング材層表面は、平滑な表面を呈し、コンクリートとセルフレベリング材層との界面に剥離又は間隙をなくすことができる。

    【0034】

    【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。

    【0035】 実施例内寸法40×40×6.5cm の木製型枠に上端から5mm残して、最大粒径20mmの粗骨材を使用した表1に示すコンクリートをテーブル振動機で振動をかけながら約1分間で打設した。

    【0036】目視によれば、コンクリート表面には径1
    mm以下の気泡が全面に存在し、また、径が1mm〜3mmの気泡も点在しているのが認められた。 コンクリート打設から30秒後に水で10倍に希釈した自己乳化型シリコーン系消泡剤(東芝シリコーン製TSA 780)を霧吹きで9g/m 2を使用して、表面の気泡を消泡した。

    【0037】その後、砂、セメント、減水剤及び増粘剤等を主原料とするセメント系セルフレベリング材を、水と混合してスラリーとし、打設したコンクリート表面の中心部に流し込んだ。 この時のスラリーのフロー値は22
    0mm であり、中心部に流し込んだスラリーは、自然に全面に広がった。

    【0038】コンクリート及びスラリーを、3時間の前置き養生の後、型枠のまま蒸気養生を行い試験体の作製を行った。

    【0039】尚、蒸気養生は、20℃での前置き養生後に昇温速度20℃/時間で65℃まで昇温し、65℃で3時間保持した後、自然放冷した。

    【0040】作製した試験体の表面性状を観察し、さらにセルフレベリング材の付着強度を測定した。

    【0041】セルフレベリング材の付着強度はセルフレベリング材を4cm×4cmの大きさで下地コンクリートまで9箇所カットし、蒸気養生終了後、1日目、14日目及び28日目で建研式引張試験方法により各材齢で3箇所を選び、そのものにつき試験を行った。

    【0042】このように蒸気養生した試験体は、温度20
    ℃、湿度60%の恒温室で養生した。

    【0043】 比較例比較例として、実施例と同様に打設したコンクリートに直にセルフレベリング材スラリーを流し込み、同様に蒸気養生を行った。 以下、実施例と同様に試験を行った。

    【0044】実施例のものは、硬化したコンクリートとセルフレベリング材層の界面に、剥離や間隙は全く認められなかった。

    【0045】これに対し、比較例のものは、硬化したコンクリートとセルフレベリング材層の界面に、剥離や間隙が認められ、セルフレベリング材表面にあばた状の空気泡跡も認められた。

    【0046】さらに、セルフレベリング材の付着試験の結果によれば、実施例のものは、セルフレベリング材層中の断面内で引き剥がれた。

    【0047】このことにより、セルフレベリング材の付着強度はセルフレベリング材の引張強度を越すものであることが判明した。 ちなみに、このときの強度を参考に示すと、各材齢で1.3 〜2.7N/mm 2であり、平均すると1.
    8 〜2.0N/mm 2であり、材齢による強度の変化はあまりみられなかった。

    【0048】比較例では、付着強度は0.0 〜2.0N/mm
    2で、付着している部分とほとんど付着していない部分があり、平均すると0.5N/mm 2程度であり、付着とは認められないものであった。

    【0049】

    【表1】

    【0050】

    【発明の効果】本発明のプレキャストコンクリート製品の表面仕上げ方法により、従来の金コテ仕上げ等に替わり、プレキャストコンクリート製品のコンクリート打設面を簡便な作業で平滑に仕上げることができる。

    【0051】また、未固化のコンクリート表面に単にセルフレベリング材を流し込む方法と比較しても、セルフレベリング材の仕上がり面の平滑性や付着性に非常に優れたプレキャストコンクリート製品を得ることができる。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 章雄 大阪市大正区南恩加島7丁目1番55号 住 友大阪セメント株式会社セメント・コンク リート研究所内 (72)発明者 内田 清彦 大阪市大正区南恩加島7丁目1番55号 住 友大阪セメント株式会社セメント・コンク リート研究所内 (72)発明者 河野 俊夫 山形県酒田市上本町6番7号 株式会社前 田先端技術研究所内 (72)発明者 阿部 文哲 山形県酒田市上本町6番7号 株式会社前 田先端技術研究所内 (72)発明者 田宮 牧子 山形県酒田市上本町6番7号 株式会社前 田先端技術研究所内

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈