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Flooring constitution body for temperature controlled barn, behavior response induction method for domestic animal inside barn and temperature control system for barn

阅读:562发布:2024-01-20

专利汇可以提供Flooring constitution body for temperature controlled barn, behavior response induction method for domestic animal inside barn and temperature control system for barn专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To induce a behavior response of a domestic animal by controlling efficiently, accurately and inexpensively temperature acting to the domestic animal and by controlling temperature inside a barn.
CONSTITUTION: This flooring constitution body 10 is composed of hollow pipes 12 fluid-connected to input and output manifolds 18 and 20 and changes floor and air temperatures acting on a domestic animal through pipes 12 where a heating or a cooling medium flows. The pipes 12 are coated, the cross section is a triangle, the base part of the triangle becomes a plane floor surface and an opposing part forms a sectorial clearance with an adjacent pipe so as to make filth easily fall.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO,下面是Flooring constitution body for temperature controlled barn, behavior response induction method for domestic animal inside barn and temperature control system for barn专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 家畜に作用する周囲温度を制御することができ、閉じ込められた家畜を支持できる畜房用フローリング構成体であって、 a)加熱または冷却媒体を通過させることができる細長でほぼ平行に配置された複数個の中空の管と; b)前記管に結合され、該管に加熱又は冷却媒体を導入する入力マニホルド及び前記管から前記媒体を受け入れる出力マニホルドであって、前記入力マニホルドは媒体温度加減体から媒体を受け入れる手段を含み、前記出力マニホルドは媒体を該出力マニホルドから除去させる手段を含む入力マニホルドおよび出力マニホルドとを備えた;ことを特徴とする畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項2】 前記管にほぼ直角に配設され、前記管をほぼ平行状態に分離して支持する分離・支持手段を備えた請求項1の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項3】 前記管は横断面がほぼ三角形である請求項1の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項4】 前記管は非金属よりなる請求項1の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項5】 前記管は実質的に重合体よりなる請求項1の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項6】 前記管は被覆を施した金属よりなる請求項1の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項7】 前記被覆はプラスチゾルからなる請求項6の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項8】 前記管は重合体で被覆されている請求項6の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項9】 前記管はポリ塩化ビニルで被覆されている請求項6の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項10】 前記管はポリウレタンで被覆されている請求項6の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項11】 前記管は断面がほぼ三角形で基部と対向部とを有し、前記基部が家畜を閉じ込める床平面を構成している請求項1の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項12】 閉じ込められた家畜を支持し、且つ家畜に作用する周囲温度を制御することができる畜房用フローリング構成体であって、 a)加熱または冷却媒体を通過させることができ、家畜が載るフローリング平面をほぼ構成する、細長でほぼ平行に配置された複数個の中空の管と; b)前記管に結合され、該管に加熱又は冷却媒体を導入する入力マニホルド及び前記管から前記媒体を受け入れる出力マニホルドであって、前記入力マニホルドは媒体温度加減体から媒体を受け入れる手段を含み、前記出力マニホルドは媒体を該出力マニホルドから除去させる手段を含む入力マニホルドおよび出力マニホルドと; c)前記管にほぼ直角に配設され、前記管をほぼ平行状態に隔てて支持する分離・支持手段とを備えた;ことを特徴とする畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項13】 前記管は被覆を施こした金属よりなる請求項12の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項14】 前記管は非金属よりなる請求項12の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項15】 前記管は実質的に重合体よりなる請求項12の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項16】 前記分離・支持手段は棒である請求項12の畜房用フローリング構成体。
  • 【請求項17】 家畜に作用する周囲温度を変えるようにした複数個のフローリング構成体を設ける工程と、該フローリング構成体上に家畜を閉じ込める工程と、前記フローリング構成体の温度を変えることによって、家畜に作用する周囲温度を調節し、家畜に所望の挙動反応を起こさせる工程とよりなることを特徴とする畜房内の家畜の挙動反応誘起方法。
  • 【請求項18】 前記家畜に所望の挙動反応を起こさせる工程は、前記フローリング構成体のうちのある区域の温度を上げることによって行われる請求項17の畜房内の家畜の挙動反応誘起方法。
  • 【請求項19】 前記家畜に所望の挙動反応を起こさせる工程は、前記フローリング構成体のうちのある区域の温度を下げることによって行われる請求項17の畜房内の家畜の挙動反応誘起方法。
  • 【請求項20】 閉じ込めた家畜に作用する周囲温度を制御するシステムにおいて、 a)加熱または冷却媒体の温度を変える媒体温度加減手段と; b)加熱または冷却媒体を通過させることができる細長でほぼ平行に配置された複数個の中空の管と;前記管に結合され、該管に加熱又は冷却媒体を導入する入力マニホルド及び前記管から前記媒体を受け入れる出力マニホルドであって、前記入力マニホルドは媒体温度加減体から媒体を受け入れる手段を含み、前記出力マニホルドは媒体を該出力マニホルドから除去させる手段を含む入力マニホルドおよび出力マニホルドとを備えたフローリング構成体と; c)前記媒体温度加減手段をマニホルドに接続する接続手段と; d)媒体を環流させるポンプ手段と; e)周囲温度を監視し、前記媒体温度加減手段、前記ポンプ手段または双方を作動して家畜に作用する周囲温度を変える制御手段とを備えることを特徴とする畜房の温度制御システム。
  • 【請求項21】 前記媒体温度加減手段はヒーターまたはクーラーである請求項20の畜房の温度制御システム。
  • 【請求項22】 前記ポンプ手段は循環ポンプである請求項20の畜房の温度制御システム。
  • 【請求項23】 前記制御手段はプログラムでき、且つ周囲温度の変化に応答して前記ポンプ手段、前記媒体温度加減手段または双方が作動するように制御するものである請求項20の畜房の温度制御システム。
  • 【請求項24】 自然環境に対して隔離されている請求項20の畜房の温度制御システム。
  • 【請求項25】 システム構成要素の各々が重合材料で被覆されている請求項20の畜房の温度制御システム。
  • 【請求項26】 複数個のフローリング構成体を備え、
    該複数個のフローリング構成体が交互に高温または低温に維持されている請求項20の畜房の温度制御システム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は、畜房の温度制御フローリング構成体、より具体的には閉じ込められた動物や家禽(以下単に家畜とする)に作用する周囲温度または床温度を制御するために使用できる交換可能または永久的なフローリング構成体及び該フローリング構成体を含む畜房温度制御システムに関する。 また、この発明は、
    家畜閉じ込め区域の環境を制御することによって家畜の挙動を制御できるように、閉じ込められた家畜に所期の挙動反応を誘起せさる方法にも関する。

    【0002】

    【従来の技術】家畜は、通常は飼育、搾乳、または製肉等に係る多くの理由で畜房内に閉じ込め状態におかれる。 閉じ込められた家畜は、それらの異なるライフサイクルに応じて、年間の異なる季節における気候条件により周囲温度を調節しなければならない。 この問題に対する従来の対処手段は、電灯や電熱パッドの利用、または家畜が閉じ込められる畜房を簡単に加熱または冷却することであった。 しかしながら、家畜に作用する温度を単に制御するために、家屋全体を加熱または冷却するのは経済的に無駄である。 また、加熱パッドは閉じ込められた家畜により噛まれやすい欠点がある。 さらに、加熱灯は、閉じ込められた家畜を冷却するためには使用できないので部分的対策に過ぎない。

    【0003】従来の畜房のフローリングは、一般に空気や床温度を制御する能がない。 そのため、加熱灯によりまたは加熱マットを敷いて閉じ込めた家畜の下の床を加熱している。 また、家畜の冷却は一般にを散布して行われる。 また、現在入手できるフローリング構成体は、フローリング構成体の下にチャネルを溶接し、チャネルに取付けたホースに湯または水を流して加熱又は冷却をしている。 この方策は、家畜に作用する空気の加熱とは別にフローリング構成体自身の加熱または冷却を要するという欠点がある。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の畜房温度制御方法及びフローリング構造の上記問題点を解消しようとするものであり、畜房の周囲空気または床温度を制御する手段と閉じ込めた家畜を支持する構造部材とが一体になり、閉じ込めた家畜に作用する温度の能率的、正確かつ安価な制御が得られる畜房の温度制御フローリング構成体及び畜房の温度制御システム並びに温度制御により家畜の挙動を誘発する畜房内の家畜の挙動反応誘起方法を提供することを目的とする。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】この発明のフローリング構成体は、細長でほぼ平行な複数個の中空の管を備え、
    該中空管は2端部を有し、加熱または冷却媒体を通過させうるだけの中空になっている。 さらに、この発明のフローリング構成体は、入力および出力マニホルドを含み、マニホルドは管の端部に流体が流れるように結合されてそこに媒体を導入しまたはそこから媒体を受け入れることができるようになっている。 入力マニホルドは、
    また媒体または流体温度加減体から媒体を受け入れる手段を有し、出力マニホルドはまた媒体を除去させる排水手段を有する。 本発明の好ましい実施例によれば、前記管は横断面がほぼ三形で、家畜が生息する面となる三角形の基部を有し、三角形の狭少部分は家畜から離れて下向きになっている。 この発明のもう1つの好ましい実施例によれば、管は耐摩耗材が被覆されて腐食を減じ、
    閉じ込めた家畜に対しより安全でより楽な環境を与えている。 さらに好ましい実施例によれば、フロア部分は管を分離・支持しそこに生息する家畜に静止摩擦を与える分離・支持手段を含む。 分離・支持手段は一般に、管にほぼ直角に配設される波状または側面でU形状の支持棒を有している。

    【0006】本発明の畜房の温度制御システムは、一般に複数個の上記フローリング構成体と、媒体を構成体に循還させる手段と、循還する媒体の温度を加減(変更)
    する手段とを含む。 このような媒体温度加減体はヒーターまたはクーラーを含む。 このシステムはまた媒体温度加減手段を入力マニホルドまたは出力マニホルドもしくはその両方に接続または結合する手段を含む。 好ましくは、種々構成部分間で媒体を移動させるポンプ手段を含む。 さらに、このシステムは一般に、家畜に作用する周囲温度をモニターする制御手段(コントローラ)を含む。 この制御手段は媒体温度加減手段を作動する手段と、ポンプ手段(もしあれば)を作動して媒体を循還させる手段とを備える。 制御手段は周囲温度の変化に応じてこのシステムの構成部分を作動させて制御する。 制御手段は、予めプログラムされて作動し、又は一般に温度変化に応じて手動または自動的に作動される。 本発明のシステムは種々の管、導管等を結合するコネクタを備える。

    【0007】さらに、この発明の畜房内の家畜の挙動反応誘起方法は、家畜に作用する周囲温度を変えるようにした複数個のフローリング構成体を設ける工程と、該フローリング構成体上に家畜を閉じ込める工程と、前記フローリング構成体の温度を変えることによって、家畜に作用する周囲温度を調節し、家畜に所望の挙動反応を起こさせる工程とよりなる。 一般に、家畜から引き出される挙動反応は、周囲空気または床温度が閉じ込み区域の部分的に温度変化を与えることによって、閉じ込み区域の限定部分に家畜が接離移動する家畜の反応である。 この発明の利用による周囲空気温度の正確な制御により家畜の挙動が引き出され制御される。

    【0008】

    【作用】家畜を支持する床を構成する管が加熱媒体又は冷却媒体が通過する管となっているので、熱は直接床面からその上に支持される家畜及び周囲の空気に伝わり、
    従来と比較して非常に熱効率が良く、正確且つ安価に畜舎の温度制御をすることができる。 そして、管をほぼ逆三角形状にすることによって、床面を平面に形成できると共に、管間のスペースは下側を外方に開放することができ、家畜の生息を楽にし、且つ家畜の糞その他汚物が落下し易く、汚物や寝わらの収集等の清掃を容易に行うことができる。 また、管を耐摩耗性、耐腐食性に優れている被覆材で被覆すると、内部が金属管であっても腐食することがなく、且つ摩耗して尖鋭になって家畜を傷つけることがなくなり、家畜により安全でより良い環境を与えることができる。

    【0009】そして、フローリング構成体を冷却媒体の温度加減手段であるヒーター又はクーラーを前記媒体を循環させるポンプと連結し、外部温度を感知して予め設定したプログラムに従って、媒体の温度及び供給量等を制御することによって、周囲温度の変化に応じて畜房内の温度を効率良く制御することができる。 また、フローリング構成体を別々に加熱又は冷却媒体の温度加減手段に連結することによって、畜舎の温度を部分的及び全体的に任意に制御することができる。 それにより、ある区域と他の区域に温度差を生じさせ、家畜の挙動反応を誘起させることができ、例えば、子豚等を安全な場所に誘導することができ、家畜の事故等を防いで飼育効率を高めることができる。

    【0010】

    【実施例】本発明はその目的および効果と共に以下の詳細な説明より、特に添付図面により良く理解され明らかとなる。 なお各図において同じ符号は同じ部分および特徴を示す。 図1に本発明によるフローリング構成体を構成するフローリング要素10を示す。 このフローリング要素10は複数の細長くほぼ平行な中空の管12を有している。 該管12の数量と配置は、そこに家畜を安全に支持できるものでなければならない。 管12は夫々第1
    および第2端部14、16を有する。 第1端部14は入力マニホルド18からの入力端となり、第2端部は出力マニホルド20への出力端となる。 入力マニホルド18
    は入力連結手段または媒体受入れ手段としての入力ノズル22を有し、出力マニホルド20は出力連結手段としての出力ノズル24を備える。 矢印26はフローリング要素10を通る加熱または冷却媒体の流れ方向を示す。
    しかしながら、矢印26で示すフローリング要素10を通る流体または媒体の方向は重要ではなく容易に逆にすることができる。

    【0011】図2は中央区分と左右の横区分の3つのフローリン要素からなるフローリング構成体の実施例を示し、中央区分と片方の横区分の2つのフローリング要素が組立られ、他方の横区分は除去されて、下にある分離・支持手段としての棒が見える状態を示す。 この実施例において、フローリング構成体(すなわち、3つの区分)は長さが約7フィート(約213cm)で幅が5フィート(約152cm)である。 入力マニホルド18及び出力マニホルド20は複数の管12に連結される。 中央区分のフローリング要素10′は任意に、横区分のフローリング要素10″に対し直角に引き上げることができる。中央区分のフローリング要素10′が横区分のフローリング要素10″に対して引き上げられるかどうかは主として床上の家畜の種類による。 この実施例において、分離・支持手段は棒28よりなり、下から管12を支持し該管12が横方向に一定間隔で分離した状態を維持できるように横断面がW形状になっており、管が移動して動物や鳥の足がはさまれないようになっている。 管12間にある棒28の頂部30は、図10に明示する管の頂部31とほぼ共面となることにより、フローリング構成体上にいる動物に対する静止摩擦を与える。 棒28
    の形状は選択される管の横断面形状により主として決定される。 棒28の一部の側面図が図7に示されている。

    【0012】図3はこの発明によるマニホルドの一部分の側面図であり、管が固定される前に打ち抜かれた開口32が示されている。 図3のマニホルドは入力または出力マニホルドのいずれでも良いが、入力マニホルド18
    として示されている。 開口32の形状は、管12の好ましい外形に相当するほぼ三角形である。 図示のように、
    三角形状の開口32は下向きになっていて、矢印34で示すように、開口32の側面は約60度の内角を形成する。 開口32の角部33は円弧状にされ、丸い角部を有する三角形管が使用されるようになっている。 対応する丸い角部を有する三角形管が開口32に挿入されて溶接されると、家畜が生息するほぼ平坦な平面が得られる。

    【0013】上記のように、管12の好ましい外形は、
    角部が丸くなっているほぼ三角形である。 この外形は家畜が生息する側がほぼ平坦面(図10の31で示す)となるので重要である。 さらに、この形状が好ましいのは管12間のスペースがフローリング要素10の下側が外方に開放することを意味するからである。 管間のスペースを広げると、動物の糞その他汚物をフローリング要素10の下に通常設けられる収集ピットに能率よく落せる。 従って、汚物や寝わらの収集および家畜環境の一般的清掃がさらに容易に行える。 従って、主として清掃目的において、管12を逆三角形断面形状にすることは特に好ましい。

    【0014】図4は図3の4−4線で破断した断面図である。 本実施例のマニホルド18は断面がほぼ方形となっていて、寸法矢印36で示す大体の寸法は約2.5cm
    ×2.5cmである。 マニホルド18は、その底部をシーム継ぎ38をして四角断面のマニホルド壁部を形成している。 シーム継ぎは主として製造を容易にするために採用されるが、シーム継ぎの他にもマニホルドを密閉してそこに流体を入れることができる他の手段を使用することができる。

    【0015】図5は管12が被覆40を有する好ましい実施例を断面で示す。 管の被覆が好ましいのはそこに生息する家畜の負傷を少なくするためである。 たとえば、
    めす豚はそれ自身の乳房を踏みつけやすく、自身で負傷する。 さらに、従来の中実床支持構造では、構造体の床面が摩耗すると鋭利になりやすい。 特に好ましい逆三角形管形状を採用すると、管12に被覆40を設けることによりこれら問題が少なくなる。 また図5には棒28の頂部またはトレッド部分30が示されている。 家畜がより容易に歩行できる摩擦面を得るため、頂部分30は、
    たとえば、被覆又はその他の処理により滑らないようにしている。 多様な被覆を管12または棒28に任意に施すことができる。 プラスチゾルは特に好ましい被覆材であり、高分子化合物の被覆材は好ましい。 たとえば、ポリ塩化ビニル(pvc)またはポリウレタン被覆は上記問題を減ずるとされている。 一般に、重合体的被覆は家畜の歩行や横臥にクッションを与えて、まめや脚疲労を回避できる。 好ましい被覆は、耐摩耗性を有することであり、それによって被覆されるフローリング構成体の交換回数を減少できる。 さらに好ましい被覆は、摩擦係数が過度のすべりを生ずるほど小さくはないが、清掃が容易になる程度に小さいことである。

    【0016】好ましい構成として金属の管12と重合体被覆40とを採用する。 しかしながら、管12を完全に非金属にすることもこの発明に含まれる。 たとえば、管12は重合体材でもよい。 高密度ポリプロピレンを使用して管を製作してよい。 この場合、設計上の好みにより非金属管を被覆するための別の被覆材を使用できる。 図6は管12が被覆されていない場合の実施例を示す。 管12は任意の棒28内に直接着座し分離・支持されている。 棒28は通常、端部が支持され、管の軸線にほぼ直角に配設される。 棒28はなくても良いが、長さが5フィート(約152cm)以上の管が採用されるときは必要である。 隣接の管12間の距離は、そこに載る家畜の重量、管の分離が制限される範囲、管の強さ等により定まる。

    【0017】図7は管を省略した棒28の側面図である。 棒の頂部またはトレッド部分30は、図6で33で示すように、任意にテクスチュヤード加工または他の方法で処理されて家畜がその上を容易に歩行し且つ居住できるようにする。 図8は図7に示したような分離・支持手段としての棒の詳細側面図である。 頂部30は管12
    間に配設され、表面処理または構造的に修正してその摩擦特性を向上させている。 棒28は、断面で見て外形がほぼWまたはV形状で、その下向きに突出するV形間隙42は丸みを有している。 間隙42の半径は三角形状の管12の下向き突出狭少部分または短寸法部分(図10
    に35で示されている)の形状に合うよう調節される。

    【0018】図9はフローリング要素10が容易に除去、交換できる本発明の床構造体の一部分の配置の略図である。 入力マニホルド18は管12に流体が流れるように結合される。 管12、入力マニホルド・出力マニホルド、及び棒28は上記のようにプラスチロール被覆4
    0が一体に施されている。 マニホルド18には、この側では1/2インチ管である接続手段または入力管44が引込まれる。 入力管と図示せざる出力管は、フローリング構成体に応じて入力・出力マニホルドに交換可能または永久的に接続できる。 一般に、交換可能なフローリング構成体が企図されるのは、たとえば、重合体管被覆4
    0が摩耗したときに交換可能な区分の床部分が交換されるからである。 Oリングその他任意の一時的または永久的コネクタを使用してマニホルドと入力管を結合する。
    図示のように、マニホルド18はL形または山形の支持部材46により所定位置に保持される。 管12の第1端部が入力マニホルド18に結合されれば、第2端部は垂直部材48に接している。 任意の支持棒またはけん引棒28が、管12の軸線にほぼ直角に配設される。 棒28
    は本実施例では断面円形である。 他の形状の棒28も採用できる。

    【0019】図10は管12の好ましい形状を断面で示す。 管12は断面がほぼ三角形で、頂部31と、円弧状コーナー部48と、対向短部35とを有する。 管12は一般に18ゲージの圧延鋼材で作られ、レーザー溶接5
    0して流体用の中空管として得られる。 通常の構成では、三角形管の対向短部35は下向きに配設されて狭幅となっており、前記のように清掃を容易にする。 図10
    の断面が好ましいが、他の形状、たとえば、円形の採用もこの発明に含まれる。

    【0020】この発明のフローリング構成体を含む畜房の温度制御システムは、ヒーターやクーラー等加熱または冷却媒体の温度を加減する手段を含む。 また一般に、
    流体ポンプ等のポンプ手段と、構成部分を流体的に接続・結合する接続手段とを含む。 媒体温度の制御手段は、
    通常、家畜に作用する周囲温度をモニターする制御手段により制御または作動される。 該制御手段は、またポンプ手段を制御してヒーターまたはクーラーからフローリング構成体へ加熱または冷却媒体を移送する。 適切な制御手段の具体的詳細事項は当業者にとって周知であるので、詳細な説明は省略する。 この発明の好ましい機構は、閉ループとなっていて、媒体が構成体間で実質的に外部への損失なしに還流されるようにすることである。

    【0021】加熱または冷却媒体は、フローリング構成体の管に金属管が使用されれば、これがさびないようにしなければならない。 また、加熱または冷却媒体は、高熱容量を有し効率よく熱を伝達しまたは熱を床区分から除去しなければならない。 その条件を満たすものとして、適切な割合の水と混合したエチレン・グリコール(たとえば、60容積パーセントのエチレン・グリコール/40容積パーセントの水)は特に好ましい伝熱媒体である。 本質的には、どんな高熱容量非腐食流体を使用してもよい。 状況によっては空気は適当な媒体となる。
    金属加工用流体はその潤滑性のため、過度に揮発性でなければ、加熱/冷却媒体として使用できる。

    【0022】この発明の方法において、本発明の装置は床区分に生息する家畜の挙動やその他の影響を及ぼすために使用される。 たとえば、本発明の装置は、家畜に作用する温度を選択的にかつ正確に変えて家畜を移動させるために使用される。 たとえば、図2において、中央区分10′は横区分10″の温度よりも低い温度に保持される。このようにして、環境として最高温度部分を求める子豚は親豚から離れることができる。親豚は、わずかに引きあげられた中央区分に留まることによってより楽になる。従って、この発明の利用により得られる正確な周囲温度制御によって、少なくともそこにいる家畜に所望の挙動を間接的にもたらす。以上本発明の多くの特徴と利益について上述した。しかし、この開示は多くの点で、例示にすぎない。詳細、特に部品の形状、大きさおよび配置の変更は本発明の範囲を逸脱しないで適宜なしうる。

    【0023】

    【発明の効果】本発明は、以上の構成により次のような格別の効果を奏する。 家畜の支持手段と加熱媒体又は冷却媒体が通過する構造部材が一体となっているので、熱効率が良く正確且つ安価に畜舎の温度制御ができる。 また、管をほぼ三角形状にすることによって、床面は平面となり、管間のスペースが下側が外方に開放し、動物の糞その他汚物が落下し易く、汚物や寝わらの収集および一般的清掃がさらに容易に行える。 また、管を耐摩耗性、耐腐食性に優れている被覆材で被覆することによって、耐摩耗性及び耐腐食性に優れ耐久性が良く、且つ清掃も楽であり、家畜に安全でより良い環境を与えることができる。 また、本発明の畜舎温度制御システムによれば、畜舎の温度を部分的及び全体的に任意に制御することができ、閉じ込めた家畜に作用する温度を能率的、正確かつ安価に制御することができる。 さらに、本発明の畜房内の家畜の挙動反応誘起方法によれば、正確な周囲温度制御によって、効果的に家畜に所望の挙動を間接的にもたらすことが可能であり、家畜の事故等を防いで飼育効率を高めることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施例によるフローリング構成体の斜視図である。

    【図2】第3区分のフローリング構成体を除去した状態での本発明の実施例による2つのフローリング構成体の組立体の平面図である。

    【図3】本発明の実施例によるマニホルドの断面を示す側面図である。

    【図4】図3の4−4線で破断したマニホルドの断面図である。

    【図5】本発明の実施例による複数個の支持された被覆管の断面図である。

    【図6】本発明の実施例による複数個の支持された非被覆管の断面図である。

    【図7】本発明の実施例による分離・支持手段の側面図である。

    【図8】図7に示す分離・支持手段の一部分の詳細図である。

    【図9】本発明の実施例によるフローリング構成体の配置状態における要部断面拡大図である。

    【図10】本発明の実施例による加熱または冷却管の形状を示す断面図である。

    【符号の説明】

    10 フローリング構成体 12 管 18 入力マニホルド 20 出力マニホルド 22 入力ノズル 24 出力ノズル 28 棒 30 頂部 32 開口 38 シーム継ぎ 40 被覆 42 すき間 44 入力管 46 支持部材

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