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チュアブル製剤

阅读:1064发布:2020-07-11

专利汇可以提供チュアブル製剤专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且,下面是チュアブル製剤专利的具体信息内容。

貯蔵安定性押出成形チュアブル製剤であって、 栄養又は医薬活性剤、 脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質、及び 可塑剤、を含んで成り、ここで、 前記脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質は、前記製剤の2−18重量%で含まれ、 前記可塑剤は、前記製剤の5−45重量%で含まれ、そして 該チュアブル製剤中の分活性(aW)が、0.6未満である、前記チュアブル製剤。前記医薬活性剤が、麻酔剤、コルチコステロイド、NSAIDS、抗生物質、制吐薬、 抗甲状腺剤、抗寄生虫剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される、請求項 1に記載のチュアブル製剤。前記チュアブル製剤が、充填剤、希釈剤、結合剤、甘味剤、風味剤、保湿剤、酸化防止剤、着色剤、崩壊剤、保存剤、緩衝剤、及びそれらの任意の組合せからなる群から選択される成分を更に含む、請求項1又は2に記載のチュアブル製剤。充填剤が含まれる場合、該充填剤は、前記製剤の2−40重量%で含まれる、請求項3に記載のチュアブル製剤。結合剤が含まれる場合、該結合剤は、前記製剤の0.1−15重量%で含まれる、請求項3又は4に記載のチュアブル製剤。甘味剤が含まれる場合、該甘味剤は、前記製剤の5−30重量%で含まれる、請求項3−5に記載のチュアブル製剤。風味剤が含まれる場合、該風味剤は、前記製剤の1−15重量%で含まれる、請求項3−6に記載のチュアブル製剤。前記可塑剤は、前記製剤の5−30重量%で含まれる、請求項1−7に記載のチュアブル製剤。保湿剤が含まれる場合、該保湿剤は、前記製剤の0.2−5重量%で含まれる、請求項3−8に記載のチュアブル製剤。前記保湿剤が固体形で存在する、請求項3−9に記載のチュアブル製剤。前記保湿剤が、プロピレングルコール及びグリセリンから選択される、請求項3−10に記載のチュアブル製剤。崩壊剤が含まれる場合、該崩壊剤は、前記製剤の1−15重量%で含まれる、請求項3−11に記載のチュアブル製剤。前記チュアブル製剤が、少なくとも12ヶ月の貯蔵寿命を提供する、請求項1−12に記載のチュアブル製剤。前記チュアブル製剤が、標的動物への投与の50分以内に、活性成分搭載量の少なくとも 80%を提供する、請求項1−13に記載のチュアブル製剤。前記チュアブル製剤中の水分活性(aW)が、0.5未満である、請求項1−14に記載のチュアブル製剤。請求項1〜15に記載のチュアブル製剤の製造方法であって、 該方法は、 第1組成物を得るために、栄養成分又は有効量の医薬活性剤と、脂肪、脂質、又は脂肪 及び脂質とを混合し、 第2組成物を得るために、前記第1組成物に、1又は2以上の可塑剤を添加し、 前記脂肪及び脂質を溶融するのに十分な温度で、前記第2組成物を押出し、そして 前記押出された第2組成物を、室温に冷却し、 それにより、チュアブル製剤を提供することを含んで成り、 ここで、前記方法は、水の添加を包含しない、方法。前記栄養成分又は医薬活性剤が、乾式混合により添加される、請求項16に記載の方法。前記栄養成分又は医薬活性剤が、添加の前、適切な溶媒に溶解される、請求項16又は17に記載の方法。前記栄養成分又は医薬活性剤が、添加の前、粒状化される、請求項16−18に記載の方法。場合により顆粒形にある前記前記栄養成分又は医薬活性剤が、適切なコーティングによ り、被覆されるか、又はさらに被覆される、請求項16−19に記載の方法。コーティングポリマーが、ポリエチレングリコール、ワックス又は脂肪酸から選択され る、請求項20に記載の方法。コーティングポリマーが、飽和C18−C22脂肪酸である、請求項20又は21に記載の方法。前記栄養成分、又は有効量の医薬活性剤が、他の物質により結合される、請求項16−22に記載の方法。前記栄養成分、又は有効量の医薬活性剤が、最初に、 ・充填剤、 ・希釈剤、 ・甘味剤、 ・風味剤、 ・結合剤、 ・崩壊剤、又は ・それらの2つ以上の任意の組合せ、と共に組み合わされる、請求項16−23に記載の方法。前記各充填剤、希釈剤、甘味剤、風味剤、結合剤及び崩壊剤が、乾燥状態で存在する、 請求項24に記載の方法。前記脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質が、添加される前、粉砕される、請求項16−25に記載の方法。さらに1又は2以上の可塑剤が、前記第2組成物に添加される、請求項16−26に記載の方法。前記押出しが、前記成分を一緒に結合するのに十分な圧下で行われる、請求項16−27に記載の方法。前記チュアブル製剤が、5〜18重量%の前記脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質を含む、請求項16−28に記載の方法。前記チュアブル製剤は、良好な物理的及び化学的安定性を有し、12〜30ヶ月の貯蔵寿命 を提供する、請求項16−29に記載の方法。前記チュアブル製剤は、貯蔵安定期間を通じて、その展性を保持する、請求項16−30に記載の方法。前記チュアブル製剤は、貯蔵安定期間にわたって、乾燥も、脆くなることもない、請求 項16−31に記載の方法。前記チュアブル製剤は、95分以内で活性成分搭載量の少なくとも80%を送達する、請 求項16−32に記載の方法。前記医薬活性剤が、麻酔剤、コルチコステロイド、NSAIDS、抗生物質、制吐薬、 抗甲状腺剤、抗寄生虫剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される、請求項 16−33に記載の方法。前記医薬活性剤が着色剤を含む、請求項16−34に記載の方法。動物を治療するための、請求項1−15のいずれか一項に記載のチュアブル製剤。

说明书全文

本明細書に引用されるか又は参照されるすべての文書(「本明細書に引用される文書」)、及び本明細書に引用される文書に引用されるか又は参照される文書、並びに本明細書に言及されるか、又は本明細書に参照により組込まれる任意の文書における任意の製品についての製造業者の指示、説明、製品仕様及び製品シートは、参照により本明細書に組込まれ、そして本発明の実施に使用され得る。さらに特に、各個々の文書が具体的且つ個別に参照により組込まれることが示されたかのように、すべての参照される文書は、同程度に参照により組み込まれる。

本発明は、未結合状態のを実質的に含まないチュアブル製剤に関する。本発明はまた、水を添加せず押出しによりチュアブル製剤を製造する方法にも関する。

チュアブル製剤は、栄養及び医薬活性成分の送達のために有用である。そのような製剤は典型的には、押出しにより製造される。

水は、次の特許に示されるように、押出し方法により製造されるチュアブルトリート(chewable treat)に不可欠な成分である。

米国特許第2005/013714号は、天然肉香味料、部分的にゼラチン化された澱粉、柔軟剤及び9%の水を使用する。ニュージーランド特許第580857号は、0.5−40%の水及び0.6−0.8の範囲での水活性を有するゼラチン化された機能的タンパク質マトリックスを使用する。

ニュージーランド特許第580333号は、造粒流体として使用される水又は水性ソルビトールを使用している。米国特許第7,390,520号は、8−18%の水及び56−80%の乾燥小麦グルテンを含む。米国特許第2005/013714号は、天然の肉香味料、部分的にゼラチン化された澱粉、柔軟剤及び8%の水を使用する。

ニュージーランド特許第580357号は、0.5−40%の水及び0.6−0.8の範囲での水活性を有するゼラチン化された機能的タンパク質マトリックスを使用する。ニュージーランド特許第580333号は、造粒流体として使用される水又は水性ソルビトールを使用している。米国特許第7,390,520号は、8−18%の水及び56−80%の乾燥小麦グルテンを含む。

チュアブルトリート組成物中の水分は高レベルなので、多くの問題を招く。問題としては、例えば、生物による汚染や貯蔵によりチュアブルが乾燥してしまうことが挙げられる。水の存在はまた、その貯蔵寿命の間、製品の安定性、有効性及び安全性に影響したり、活性成分の劣化を引起しうる。

逆に、水分が低レベルだと、乾燥又は脆い製品となり、口の中の食感がわるくなったり、取り扱いや輸送の間に崩壊しやすくなる。また、押出しも困難である。

チュアブル製剤は、送達される動物の口に合うべきである。しかしながら、口当たりが良く、そして許容できる貯蔵寿命を有する製剤の提供は、困難である。

既存のチュアブル製剤に関連する1又は2以上の欠点を回避する新規のチュアブル製剤に対する継続的な必要性がある。

この必要性を満たすために、少なくともいくつかの手段を実施し、そして/又は有用な選択肢を公衆に少なくとも提供することが、本発明の目的である。

1つの側面によれば、本発明は、 栄養又は医薬活性剤、及び 可塑剤、を含んで成る、 押出しにより形成され、そして実質的に未結合水を含まない、貯蔵安定性チュアブル製剤に関する。

別の側面によれば、本発明は、 栄養又は医薬活性剤、及び可塑剤、を含んで成る、押出しにより形成され、そして水の添加を包含しない製造方法により生成される、貯蔵安定性チュアブル製剤に関する。

別の側面によれば、本発明は、栄養又は医薬活性剤、及び 可塑剤、を含んで成る、 押出しにより形成され、そして約0.1−約0.65の水分活性(aW)を有する、貯蔵安定性チュアブル製剤に関するに。

別の側面によれば、本発明は、 栄養又は医薬活性剤、 脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質、 可塑剤、及び 場合により、非水性溶媒又はビヒクル、を含んで成る、 押出しにより形成され、そして約0.1−約0.65の水分活性(aW)を有する、貯蔵安定性チュアブル製剤に関する。

別の側面によれば、本発明は、 第1組成物を得るために、栄養成分又は有効量の医薬的活性剤と、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質とを混合し、 場合により、第2組成物を得るために、前記第1組成物に、1又は2以上の可塑剤を添加し、そして 前記第1組成物又は第2組成物を、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質を、少なくとも部分的に溶融するために効果的な条件下で押出し、 それによりチュアブル製剤を提供することを含んで成る、水の添加を包含しない、貯蔵安定性チュアブル製剤の製造方法に関する。

別の側面によれば、本発明は、 第1組成物を得るために、栄養成分又は有効量の医薬的活性剤と、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質とを混合し、 第2組成物を得るために、前記第1組成物に、1又は2以上の可塑剤を添加し、 前記脂肪及び脂質を溶融するのに十分な温度で、前記第2組成物を押出し、そして 前記押出された第2組成物を、室温に冷却し、 それにより、チュアブル製剤を提供することを含んで成る、水の添加を包含しない、貯蔵安定性チュアブル製剤の製造方法に関する。

何れか1又は2以上の次の実施形態が、上記側面の何れかに関連する。

1つの実施形態によれば、栄養活性剤は、ビタミン、プロビタミン、ミネラル、グリコサミノグリカン又はその栄養的活性モノマー、アミノ酸、又は補酵素、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、麻酔剤、コルチコステロイド、NSAIDS、抗生物質、制吐薬、抗甲状腺剤、寄生虫駆除剤,食欲刺激剤、抗ヒスタミン薬、ヒスタミンブロッカー、抗真菌剤として、抗原虫剤、抗鬱薬、又はステロイド、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、麻酔剤、コルチコステロイド、NSAIDS、抗生物質、制吐薬、抗甲状腺剤、抗寄生虫剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、コルチコステロイド、NSAIDS、制吐薬、抗ヒスタミン薬、寄生虫駆除剤又は駆虫剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、前記医薬活性剤は、寄生虫駆除剤である。

1つの実施形態によれば、前記医薬活性剤は、駆虫剤である。

1つの実施形態によれば、前記医薬活性剤は、NSAIDSである。

1つの実施形態によれば、前記医薬活性剤は、制吐剤である。

1つの実施形態によれば、前記医薬活性剤は、抗ヒスタミン薬である。

1つの実施形態によれば、前記医薬活性剤は、コルチコステロイドである。

1つの実施形態によれば、前記栄養成分又は医薬活性剤は、乾式混合により混合される。

他の実施形態によれば、前記栄養成分又は医薬活性剤は、添加の前、適切な溶媒に溶解される。

1つの実施形態によれば、前記栄養成分は医薬活性剤は、添加の前、水性溶媒に溶解されるか、又は懸濁され得る。

1つの実施形態によれば、前記栄養成分又は医薬活性剤は、添加の前、粒状化される。

1つの実施形態によれば、場合により顆粒形にある前記前記栄養成分又は医薬活性剤は、適切なコーティングにより、被覆されるか、又はさらに被覆される。

1つの実施形態によれば、前記コーティングポリマーは、ポリエチレングリコール、ワックス又は脂肪酸から選択される。

1つの実施形態によれば、前記コーティングポリマーは、飽和C18−C22脂肪酸である。より好ましくは、脂肪酸はステアリン酸である。

1つの実施形態によれば、前記栄養成分、又は有効量の医薬活性剤(場合により、顆粒形にある)は、他の物質、例えばシクロデキストリン、界面活性剤、又は溶解又は生物学的利用能促進剤により結合される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤の水活性(aW)は、0.93、0.92、0.91、0.90、0.89、0.88、0.87、0.86、0.85、0.84、0.83、0.82、0.81、0.80、0.79、0.78、0.77、0.76、0.75、0.74、0.73、0.72、0.71、0.70、0.69、0.68、0.67、0.66、0.65、0.64、0.63、0.62、0.61、0.60、0.59、0.58、0.57、0.56、0.55、0.54、0.53、0.52、0.51、0.50、0.49、0.48、0.47、0.46、0.45、0.44、0.43、0.42、0.41、0.40、0.38、0.37、0.36、0.35、0.34、0.33、0.32、0.31、0.30、0.29、0.28、0.27、0.26、0.25、0.24、0.23、0.22、0.21、0.20、0.19、0.18、0.17、0.16、0.15、0.14、0.13、0.12、0.11、0.10未満であり、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、 ・充填剤、希釈剤、又は充填剤及び希釈剤、 ・結合剤、 ・甘味剤、 ・風味剤、 ・可塑剤、 ・保湿剤、 ・脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質、 ・酸化防止剤、 ・着色剤、 ・崩壊剤、 ・保存剤、緩衝剤、又は保存剤及び緩衝剤、又は ・それらの2つ以上の任意の組合せを含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、 ・充填剤、希釈剤、又は充填剤及び希釈剤、 ・結合剤、 ・甘味剤、 ・風味剤、 ・可塑剤、 ・保湿剤、 ・脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質、 ・酸化防止剤、 ・着色剤、 ・崩壊剤、 ・保存剤、緩衝剤、又は保存剤及び緩衝剤、 ・潤滑剤、 ・錯化剤、 ・コーティング剤、 ・界面活性剤、 ・溶解促進剤、生物学的利用能促進剤、又は溶解促進剤及び生物学的利用能促進剤、 ・食感改良剤、又は ・非水性溶媒又はビヒクル、又は ・それらの2つ以上の任意の組合せ、を含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の充填剤を含む。

1つの実施形態によれば、充填剤の組合せが製剤に使用される。他の実施形態によれば、1又は2以上の充填剤の組合せが1又は2以上の希釈剤と共に使用される。他の実施形態によれば、希釈剤の組合せが製剤に使用される。

1つの実施形態によれば、製剤は、2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、又は 90重量%の充填剤、希釈剤、又は充填剤及び希釈剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、充填剤、希釈剤、又は充填剤及び希釈剤は、澱粉及びそれらの誘導体(例えば、水素化澱粉加水分解物)、セルロース及びそれらの誘導体(例えば、酢酸セルロース)、タンパク質マトリックス(大豆タンパク質、デキストレート、小麦グルテン、乳清、トウモロコシ穂軸、トウモロコシグルテン)、炭水化物(例えば、マルトデキストリン、ポリデキストロース)、糖及び糖アルコール(例えば、グルコース、ラクトース、フルクトース、マルトース、デキストロース、スクロース、マルチトール、キシリトール、イソマルト、マンニトール)、シリケート、リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、デキストレート、カオリン、炭酸マグネシウム、ポリメタクリレート、タルク、又は塩(例えば、塩化ナトリウム)、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、製剤は、約15重量%の充填剤、希釈剤、又は充填剤及び希釈剤を含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の結合剤を含む。

1つの実施形態によれば、製剤は、0.1、0.2、0.3、0.5、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、又は 5重量%の結合剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかから選択され得る。

1つの実施形態によれば、製剤は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、又は50重量%の結合剤及び/又は充填剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかから選択され得る。

1つの実施形態によれば、結合剤は、ガム、例えばキサンタンガム又はグアーガム、アルギネート、セルロース及びそれらの誘導体、例えばメチルセルロース又は微結晶性セルロース、脂肪又は脂質、澱粉及びそれらの誘導体、デキストリン、セルロース及びそれらの誘導体、ポビドン、シリケート、鉱物油、植物油、ポリメタクリレート、ポリエチレンオキシド、ガム、ワックス、キトサン、ポリカルボフィル、寒天、又はカルボマー、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、結合剤は、ガム、例えばグアーガム又はキサンタンガムであり、そして約0.2〜約0.6、及びより好ましくは、0.25〜約0.5重量%で製剤に存在する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の甘味剤、風味剤、又は食感改良剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せを含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の甘味剤を含む。

1つの実施形態によれば、製剤は、0.1、0.5、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、又は80重量%の甘味剤を含み、そして有用な範囲はそれらの値の何れかの間で選択され得る。

1つの実施形態によれば、甘味剤は、天然の甘味剤、例えばグルコース、フルクトース、スクロース(例えば、粉砂糖)、ラクトース、デキストロース、グリセロール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール、グリセロール、人工甘味剤、例えばアスパルテーム、サッカリン、アセスルファム、サイクラミン酸ナトリウム、又はそれらの任意の2以上の任意の組合せであり得る。

1つの実施形態によれば、甘味剤は、グルコース、フルクトース、スクロース、ラクトース、デキストロース、グリセロール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール、グリセロール、アスパルテーム、サッカリン、アセスルファム、サイクラミン酸ナトリウム、ステビオール配糖体(ステビア)、レバウディオサイド(例えば、レバウディオサイドA)、タウマチン、タリン、スクラロース、甘草及びその誘導体、アリテーム、ネオテーム、ネオヘスペリジン、又はジヒドロ、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の風味剤、又は食感改良剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せを含む。

1つの実施形態によれば、製剤は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25重量%の風味剤、又は食感改良剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せを含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の風味剤を含む。

1つの実施形態によれば、製剤は、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24 又は25重量%の風味剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、風味剤は、人工風味剤、半合成風味剤、天然風味剤、又は天然と同一の風味剤である。

1つの実施形態によれば、風味剤は、果物、肉(例えば、ブタ、ニワトリ、ウシ、魚)、植物、乳製品、蜂蜜、又は植物由来物、又は人工のものである。

1つの実施形態によれば、風味剤は、ビーフフレーバー、人工肉型のフレーバー、牛肉ミンチ、豚レバー粉末、チーズ風味、ローストチキンヒッコリースモーク、ビーフシチュー、鶏油、香辛フレーバー、ローストポーク、フィッシュフレーバー、バニラ、クリーミーバニラ、バターキャラメル、ペパーミント、スイートアップル、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、風味剤は、ビーフタイプフレーバー、牛ミンチ、豚レバー粉末、チーズ風味、ローストチキンヒッコリースモーク、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の食感改良剤を含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24 又は25重量%の食感改良剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、食感改良剤は、味覚マスキング剤、風味増強剤、アロマ改質剤、又は味覚改質剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せである。

1つの実施形態によれば、味覚改質剤は、苦味ブロッカーである。

1つの実施形態によれば、苦味ブロッカーは、ポリエトキシル化グリセロール脂肪酸エステル、例えばポリエチルヒマシ油(例えば、クレモホール)、シクロデキストリン(例えば、β−シクロデキストリン)、フラバノン(例えば、ホモエリオジクチオールのナトリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えば、硫酸亜鉛、硫酸マグネシウム)、又はセルロース及びそれらの誘導体(例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩)、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、風味増強剤は、甘味促進剤である。

1つの実施形態によれば、甘味促進剤は、ピリジニウム塩(例えば、アラピリダイン)、置換安息香酸(例えば、2,4-ジヒドロキシ安息香酸)、及び正のアロステリックモジュレーターから選択される。

1つの実施形態によれば、味覚剤マスキング剤は、ポリエトキシル化グリセロール脂肪酸エステル、例えばポリエチルヒマシ油(例えば、cクレモフォール)、脂肪、又は脂質、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、アロマ改良剤は、香味油又は香味濃縮物から選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44又は45重量%の可塑剤を含み、そして有用な範囲はそれらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、可塑剤は、アルコール、グリコール(例えば、プロピレングリコール)、ラノリン、羊毛脂、液体パラフィン、鉱油、ワセリン、ベンジルフェニルホルメート、クロロブタノール、フタル酸ジエチル、グリセリン、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトール、トリアセチン、ベンジルフェニルホルメート、PLGA、メタクリル酸エステル、フタル酸エステル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸アセチル、ヒマシ油、セバシン酸ジブチル、クエン酸トリブチル、クエン酸トリエチル、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の保湿剤を含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85又は90重量%の保湿剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、保湿剤は、塩化ナトリウム及び塩化カリウム、塩化ベンザルコニウム、ケイ酸アルミニウム、プロピオン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム及びリン酸カリウム、糖、亜硫酸塩、水素化澱粉加水分解物、等から選択される。液体保湿剤は、グリコール、ポリオール、糖アルコール、植物油及び鉱油、水素化植物油、炭化水素、トリアセチン、液体パラフィン、又はそれらの2つ以上の任意の組合せを包含するが、但しそれらだけには限定されない。

1つの実施形態によれば、保湿剤は、固体形で存在する。

1つの実施形態によれば、保湿剤は、プロピレングリコール及びグリセリンから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の潤滑剤を含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、2、3、4、5、6 、7 8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18重量%の潤滑剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、潤滑剤は、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質である。

1つの実施形態によれば、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質は、ショートニング、牛脂、ステアレート、ジステアリン酸グリセリル、グリセロールモノステアレート、ベヘノイルポリオキシ−8−グリセリド、硬化ヤシ油、硬質脂肪、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。当業界において知られている他の脂肪/脂質もまた使用され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、酸化防止剤を含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0.0005、0.001、0.005、0.01、0.05、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5又は 5重量%の酸化防止を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、酸化防止剤は、没食子酸プロピル、アスコルビン酸及びそれらの誘導体、ホルムアルデヒドスルホキシル酸ナトリウム、リンゴ酸、フマル酸、エデト酸、チオール、ポリフェノール、ナトリウムEDTA、アスコルビン酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール、又は天然物質、例えばフラボノイド、トコフェロール、カロチン、システイン、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。当業界において知られている他の酸化防止剤もまた、使用され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、非水性溶媒又はビヒクルを含む。

1つの実施形態によれば、非水性溶媒又はビヒクルは、グリセロールホルマール、ジメチルスルホキシド、N-メチル-2-ピロリドン、エチレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、グリコフロール、グリセロールホルマール、アセトン、アルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ジグリム、ジメチルイソソルビド、乳酸エチルから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24又は25重量%の非水性溶媒又はビヒクルを含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、着色剤を含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、崩壊剤を含む。

1つの実施形態によれば、製剤は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29又は 30重量%の崩壊剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、崩壊剤は、ポビドン、クロスカルメロースナトリウム、澱粉グリコール酸ナトリウム、セルロース及びそれらの誘導体、澱粉及びそれらの誘導体、ゼラチン、二酸化ケイ素、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、保存剤、緩衝剤、又は保存剤及び緩衝剤を含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、2、3、4、5、6 、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18重量%の脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、保存剤は、酸、アルコール、フェノール、パラベン、ソルベート、チオール、フェニル水銀塩、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、界面活性剤を含む。

1つの実施形態によれば、製剤は、約0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09、0.1、0.15、0.2、0.3、0.4、0.5、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19又は20重量%の界面活性剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約2〜約10重量%の界面活性剤)。

1つの実施形態によれば、界面活性剤は、プロピレングリコールエステル(例えば、プロピレングリコールモノカプリレート)、PEG、PEGエステル、脂肪酸グリセリド(例えば、ラウロイルグリセリド)、及びアニオン性界面活性剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)から選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、溶解促進剤、生物学的利用能促進剤、又は溶解促進剤及び生物学的利用能促進剤を含む。溶解促進剤及び/又は生物学的利用能促進剤は、栄養又は医薬活性剤の溶解性及び/又は生物学的利用能を促進する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0.01、0.1、0.5、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15重量%の溶解促進剤、生物学的利用能促進剤、又は溶解促進剤及び生物学的利用能促進剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、溶解促進剤は、界面活性剤、錯化剤、緩衝剤、又はイオン塩、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、溶解促進剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリソルベート、スパン、ポリエチレングリコール、胆汁酸塩、レシチン、リン脂質、ポロキサマー、ポリオキシル35ヒマシ油、中鎖モノ−及びジ−グリセリド、プロピレングリコールモノラウレート、ポリビニルカプロラクタム−ポリビニルアセテート−ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、トコフェリルポリエチレングリコールスクシネート、ポリオキシル−15−ヒドロキシステアレート、ラウロイルポリオキシル−32−グリセリド、非イオン性トリブロックコポリマー、ポリオキシエチレン(8)カプリル酸/カプリン酸グリセリド、PEG-40水素化ヒマシ油、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、及びカプリロカプロイルマクロゴールグリセリド、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。当業界において知られている何れかの他の適切な溶解促進剤が使用され得る。

1つの実施形態によれば、生物学的利用能促進剤は、浸透促進剤である。

1つの実施形態によれば、生物学的利用能促進剤は、天然又は薬草由来の生物学的利用能促進剤である。

1つの実施形態によれば、生物学的利用能促進剤は、ケルセチン、ゲニステイン、リセルゴル(lysergol)、ナリンギン、シノメニン、ピペリン、グリチルリチン、ニトリルグリコシド、クミン(cuminum cyminum)、ジアジリジン、ピペリン、又はアリシンから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の錯化剤を含む。

1つの実施形態によれば、栄養又は医薬活性剤は、1又は2以上の錯化剤により錯化されるか、又は結合される。

1つの実施形態によれば、錯化剤は、EDTA、コレイン酸、シクロデキストリン(例えば、β−シクロデキストリン)、環状グルコースオリゴマー、又はポリマー、例えば、ポリエチレングリコール、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びポリビニルピロリドン、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25、30、35、40、45、50、60、70 又は 80重量%の錯化剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0.1%〜約30重量%の錯化剤)。使用される量は、APIの濃度、及び錯化剤に対するその親和性に依存する。

1つの実施形態によれば、API:錯化剤のモル比は、約4:1、2:1、1:1、1:2、1:3、1:4、1:5、1:6、1:7、1:8、1:9、又は 1:10であり、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約1:1〜約1:10)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上のコーティング剤を含む。

1つの実施形態によれば、場合により、顆粒形にある栄養又は医薬活性剤は、1又は2以上のコーティング剤により被覆される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、栄養又は医薬活性剤の約1%〜約20重量のコーティング剤を含む。

1つの実施形態によれば、コーティング剤は、ポリエチレングリコール、ワックス、又は脂肪酸、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、製剤は、約10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38又は39重量%の液体成分を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、単一の押出物又は共押出物である。

1つの実施形態によれば、栄養又は医薬活性剤は、可塑剤の添加の前、下記から選択された1又は2以上の成分と組み合わされる: ・充填剤、希釈剤、又は充填剤及び希釈剤、 ・結合剤、 ・甘味剤、 ・風味剤、 ・可塑剤、 ・保湿剤、 ・脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質、 ・酸化防止剤、 ・着色剤、 ・崩壊剤、 ・保存剤、緩衝剤、又は保存剤及び緩衝剤、 ・潤滑剤、 ・錯化剤、 ・コーティング剤、 ・界面活性剤、 ・溶解促進剤、生物学的利用能促進剤、又は溶解促進剤及び生物学的利用能促進剤、 ・食感改良剤、又は ・非水性溶媒又はビヒクル、又は ・それらの2つ以上の任意の組合せ。

1つの実施形態によれば、1又は2以上の成分は、乾燥状態で存在する。他の実施形態によれば、1又は2以上の成分は、液体では存在しない。

1つの実施形態によれば、栄養又は医薬活性剤は、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質の添加の前、1又は2以上の成分と組合わされる。

1つの実施形態によれば、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質は、可塑剤として作用し、そして第1組成物が押出される。

1つの実施形態によれば、活性成分は、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質の添加の前、下記成分と組合わされる: ・充填剤、 ・希釈剤、 ・甘味剤、 ・風味剤、 ・結合剤、 ・崩壊剤、又は ・それらの2つ以上の任意の組合せ。

1つの実施形態によれば、前記充填剤、希釈剤、甘味剤、風味剤、結合剤及び崩壊剤は、すべて乾燥状態で存在する。

1つの実施形態によれば、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質は、添加される前、粉砕される。

1つの実施形態によれば、可塑剤は、第2組成物に添加される。

1つの実施形態によれば、可塑剤は、液体形で存在する。

1つの実施形態によれば、押出しは、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質を、少なくとも部分的に溶融するのに十分な温度及び/又は圧で実施される。

1つの実施形態によれば、前記条件は、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質の少なくとも10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95%を溶融するのに十分である。

1つの実施形態によれば、前記条件は、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質を完全に溶解するのに有効である。

1つの実施形態によれば、製造方法は、熱の適用なしで実施される。

1つの実施形態によれば、押出しは、熱の適用なしで実施される。

1つの実施形態によれば、押出しは、成分を一緒に結合するのに十分な圧力下で実施される。

1つの実施形態によれば、押出された組成物は、押出しの後、室温に冷却され、それにより、チュアブル製剤が提供される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、押出しのすぐ後にパッケージングするのに適切である。

1つの実施形態によれば、製造方法はさらに、チュアブル製剤をパッケージングすることを包含する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、押出しのすぐ後、パッケージングされる。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、押出しの1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、30、60、90又は120分以内にパッケージングされ、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

別の実施形態によれば、チュアブル製剤は、押出しの1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、18、24、48又は72時間以内にパッケージングされ、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、押出された組成物、パッケージングの前、冷却されなくても、又は冷却されても良い。

1つの実施形態によれば、押出された組成物は、パッケージングの前、硬化されない。

1つの実施形態によれば、パッケージングは、気密である。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、押出しに基づいて形成される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、冷却又は硬化なしで、パッケージングされる。

1つの実施形態によれば、貯蔵安定性チュアブル製剤の製造方法は、連続的である。

1つの実施形態によれば、前記製造方法は、少なくとも1つの追加の組成物を共押出すことを包含する。

1つの実施形態によれば、前記少なくとも1つの追加の組成物は、処理された又は未処理の食品材料、又は栄養又は医薬活性剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せを含む。

1つの実施形態によれば、前記食品材料は、植物又は動物起源のものである。1つの実施形態によれば、食品材料は製菓である。

1つの実施形態によれば、前記少なくとも1つの追加の組成物は、口当たりの良いチュアブル基材、及び場合により、栄養又は医薬活性剤を含む。

1つの実施形態によれば、前記第1又は第2組成物は、口当たりの悪い栄養又は医薬活性剤を含み、そして前記少なくとも1つの追加の組成物は、口当たりの良いチュアブル基材及び場合により、栄養又は医薬活性剤を含む。

1つの実施形態によれば、前記少なくとも1つの追加の組成物は、以下の成分を含む: ・充填剤、希釈剤、又は充填剤及び希釈剤、 ・結合剤、 ・甘味剤、 ・風味剤、 ・可塑剤、 ・保湿剤、 ・脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質、 ・酸化防止剤、 ・着色剤、 ・崩壊剤、 ・保存剤、緩衝剤、又は保存剤及び緩衝剤、 ・潤滑剤、 ・錯化剤、 ・コーティング剤、 ・界面活性剤、 ・溶解促進剤、生物学的利用能促進剤、又は溶解促進剤及び生物学的利用能促進剤、 ・食感改良剤、又は ・非水性溶媒又はビヒクル、又は ・それらの2つ以上の任意の組合せ。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤に存在する水の少なくとも90、91、92、93、94、95、96、97、98、99重量%が、結合された状態で存在し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、許容できる物理的及び化学的安定性を有し、少なくとも12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35又は 36ヶ月の貯蔵寿命を提供し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、少なくとも6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35又は36ヶ月間、チュアブル(chewable)である。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4. 1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、7.7、7.8、7.9、8.0、8.1、8.2、8.3、8.4、8.5、8.6、8.7、8.8、8.9、9.0、9.1、9.2、9.3、9.4、9.5、9.6、9.7、9.8、9.9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19又は20 Nの咀嚼性(chewiness)を有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約1000、950、900、850、800、750、725、700、675、650、625、600、575、550、525、500、475、450、425、400、375、350、325、300、275、250、225、200、175、150、125、100、75、50、25、20、15又は 10 Nの硬度を有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1050、1100、1150、1200、1250、1300、1350、1400、1450、1500、1550、1600、1650、1700、1750、1800、1850、1900、1950、2000、2100、2200、2300、2400、2500、2600、2700、2800、2900又は3000 N . mmの圧縮エネルギーを有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0、-0.5、-1、-1.5、-2、-2.5、-3、-3.5、-4、-4.5、-5、-5.5、-6、-6.5、-7、-7.5、-8、-8.5、-9、-9.5、-10、-11、-12、-13、-14、-15、-16、-17、-18、-19、又は-20 N . mmの接着性(adhesion)を有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09、0.1、0.11、0.12、0.13、0.14、0.15、0.16、0.17、0.18、0.19、0.2、0.25、0.3、0.35、0.4、0.45又は0.5の凝集性(cohesiveness)を有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39 又は40の弾力性(springiness)を有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約1、2、3、4、5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190又は200 N/mmの弾性(modulus)を有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90又は95分以内で活性成分搭載量の少なくとも80%を送達し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、長時間にわたって栄養又は医薬活性成分の徐放性を提供する。1つの実施形態によれば、活性成分は、2、4、6、8、10、12、24、48、60、72、96、120、144又は168時間にわたって送達され、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、栄養又は医薬活性成分の遅延送達を提供する。1つの実施形態によれば、送達は、約1、2、3、4、5、6、8、10、12、24、48又は72時間まで遅延され、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、貯蔵安定期間を通じて、その展性(malleability)を実質的に保持する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、咀嚼性、硬度、圧縮エネルギー、接着性、凝集性、弾力性、弾性率、及びそれらの2つ以上の任意の組合せから選択された特製を実質的に保持する(実施例7に記載される方法により測定されるような)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、貯蔵安定期間にわたって、乾燥も、脆くなることもない。

1つの実施形態によれば、栄養又は医薬活性剤の放出特性は、貯蔵安定期間を通して実質的に保持される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、栄養又は医薬活性剤を、貯蔵安定期間を通して、実質的に同じ用量及び速度で送達する。

本発明の別の側面によれば、本発明は、任意の1又は2以上の上記組成物の使用に関する。

別の側面によれば、本発明は、任意の1又は2以上の上記組成物の使用であり得る。

別の側面によれば、本発明は、動物を治療するためへの本発明のチュアブル製剤の使用に関する。

別の側面によれば、本発明は、本発明のチュアブル製剤により、それを必要とする動物を治療するための方法に関する。

別の側面によれば、本発明は、栄養又は医薬活性剤、及び可塑剤を、それを必要とする動物を治療するための本発明のチュアブル製剤の製造への使用することに関する。

別の側面によれば、本発明は、本発明の方法により製造される貯蔵安定性のチュアブル製剤に関する。

本明細書に開示される数の範囲(例えば、1〜10)への参照は、その範囲内のすべての有理数(例えば、1、1.1、2、3、3.9、4、5、6、6.5、7、8、9 及び10)、及びまた、その範囲内の有理数の任意の範囲(例えば、2〜8、1.5〜5.5 及び3.1〜4.7)への参照も組込むことが意図される。

本明細書において使用される場合、用語「実質的に」(substantially)とは、少なくとも90、95又は99%を意味する。

本発明が関係する当業者にとって、本発明の構成、及び多くの異なる実施形態及び用途における多くの変更は、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の範囲から逸脱することなく示唆されるであろう。本明細書における開示及び記載は、単に例示的であり、限定を意味するものではない。

本明細書においては、特許明細書及び他の文書を包含する情報の外部源が参照された場合、これは一般的に、本発明の特徴を議論するための内容を提供するためのものである。特にことわらない限り、そのような情報源の参照は、従来技術であるか、又はそのような情報源が当業界における共通する一般的知識の一部を形成するものとして、何れかの管轄下でも解釈されるべきではない。

従って、任意のこれまで知られている製品、その製品の製造方法、又はその製品の使用方法を、本発明内に包含せず、結果的に、出願人はその権利を保有し、そしてそれにより、任意のこれまで知られている製品、その製造方法又は使用方法の免責事項を開示することが、本発明の目的である。本発明は、USPTO (35 U .S.C. § 112, 最初の段落) 又はEPO (EPCの第83条)の記載された説明及び実施可能用件を満たさない、任意の製品、その製造方法又は使用方法を、本発明の範囲内に包含することを意図するものではなく、結果的に、出願人はその権利を保有し、そしてそれにより、任意のこれまで知られている製品、その製造方法又は使用方法の免責事項を開示することがさらに注目される。

本開示、及び特に請求項及び/又はパラグラフにおいて、用語、例えば「含む」(comprises)、「含まれる」(comprised)、「含んで成る」(comprising)、及び同様のものは、米国特許に帰する意味を有することができ;例えば、それらは「含む」(includes)、「含まれる」(included)、「含む」(including)、及び同様のものを意味し;そして用語、例えば「から本質的に成る」(consisting essentially of)及び「から本質的に成る」(consists essentially of)とは、米国特許法に帰する意味を有し、例えばそれらは明示的に列挙されていない要素を許容するが、しかし従来技術で見られるか、又は本発明の基本的又は新規の特性に影響を及ぼす要素を除外することが注目されるべきである。

それらの及び他の実施形態は、開示されているか、又は以下の詳細な説明から明らかであり、そしてその説明により包含される。

以下の詳細な説明は、例示目的であり、記載された特定の実施形態のみに本発明を限定することを意図しないが、添付の図面と併せて最良に理解され得る。

図1は、本発明の代表的な概略図を示す。

図2は、プラシーボチュアブル製剤についての二重圧縮曲線を示す。この曲線は、経時的チュアブル製剤の円柱状押出物に適用される力(N)のプロットである。

図3は、8種のチュアブル製剤の溶解プロファイルを示す。

本発明は、押出しにより製造され、そして遊離状態で水を含まないチュアブルトリート(chewable treat)の調製に関する。理論によって限定されることは所望しないが、遊離状態での水の不在は、 ・微生物汚染の危険性を減じ、 ・栄養及び医薬成分の化学的安定性を改善し、 ・経時的に硬化し、そして脆くなることから用量単位を防ぎ、又は ・2以上の上記の任意の組合せを包含する。

本発明は、水の添加なしで、半ソフト(semi-soft)で口当たりの良い、安定したチュアブルトリートを調製するための単純且つ効果的な方法を提供する。

本発明は、家畜への治療成分及び/又は栄養成分を投与するためのプラットフォームを提供することが理解されるべきである。

本発明はまた、余分な水を添加しないで、安定し、且つ口当たりが良く、早く崩壊する、半ソフト薬用チュアブル錠剤(トリート(treat))の押出しによる製造のための組成物にも関する。ソフトチュアブル錠剤は、貯蔵に基づいて硬化せず、そして微生物汚染に対して耐性である。

1つの実施形態によれば、半ソフトチュアブルトリートは、延性及び押出可能にするために、可塑剤、例えばグリコール及びポリオールにより可塑化される、任意の1又は2以上の結合剤、風味剤、嗜好性増強剤、保湿剤、崩壊剤、非水性溶媒及び希釈剤のブレンドを含む。

本発明は、 ・可塑剤としての脂肪又は脂質、及び結合剤を使用し、 ・添加される水の不在下で製造され、 ・押出可能なマトリックス中の水を置換するために可塑剤を使用し、 ・その貯蔵寿命の間、しなやかでソフトな状態で押出可能なチュー(chew)を維持するために、保湿剤を含み、又は ・上記の2つ以上の任意の組合せを包含する、押出可能チューを提供する。

本発明の成分は、次の通りに記載される。

本発明のチュアブル組成物は、動物へのチュアブル形にある活性成分の送達を可能にするプラットフォーム技法である。広範囲の活性成分が、本発明のチュアブルプラットフォーム製剤により経口送達され得る。活性成分は、ヒト及び/又は動物医薬及び栄養補助食品のための当業者において知られている任意の経口活性薬物又は他の生物学的活性化合物であり得る。

例えば、活性成分は、栄養成分であり得る。栄養サプリメントは、その目的が標的動物の健康を助けるか、又は維持することである任意の成分を含む。例えば、栄養サプリメントは、標的動物に栄養的利益を提供することができる。

いくつかの実施形態によれば、チュアブル製剤は、標的動物に、治療物質、例えば医薬活性剤を送達する。

医薬活性剤は、種々の治療グループ、例えば麻酔剤、コルチコステロイド、NSAIDS、抗生物質、制吐剤、抗甲状腺剤又は殺寄生虫剤から選択され得;又はそれらは、それらの栄養価のために、例えばビタミン又はミネラル、又はその組合せから選択され得る。

非限定的な例として、栄養活性剤は、ビタミンであり得る。ビタミンの非限定的例は、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンBI2、ビタミンB3、d-パントテン酸(ビタミンB5)、葉酸、ビタミンB6、ビタミンのB1、ビタミンD3、ビタミンC、ビタミンB2を包含する。別の例としては、栄養活性剤は、プロビタミン、例えばβ−カロチン又はパンテノールであり得る。

別の非限定的な例としては、栄養活性剤は、ミネラルであり得る。ミネラルの非限定的例は、カリウム、ナトリウム、マンガン、亜鉛、鉄、カルシウム、銅、コバルト、ヨウ素、塩素、及びセレンを包含する。ミネラルは、適切な塩の形で存在することができる。

別の例として、栄養活性剤は、グリコサミノグリカンヌ又はその栄養活性モノマーであり得る。非限定的例として、グリコサミノグリカンは、コンドロイチンであり得る。非限定的例として、グリコサミノグリカンモノマーは、グルコサミンであり得る。

別の例として、栄養活性剤は、アミノ酸であり得る。適切なアミノ酸は、20種の天然に存在するL−アミノ酸、例えばアルギニン、イソロイシン、ロイシン、リシン、等を包含するが、但しそれらだけには限定されない。

別の例として、栄養活性剤は、補酸素、例えば補酵素Qであり得る。

ビタミン、プロビタミン、ミネラル、グリコサミノグリカン又はその栄養的活性モノマーは、アミノ酸又は補酵素であり得る。

非限定的例として、医薬化成剤は、NSAID、例えばメロキシカム又はカルプロフェンであり得る。別の非限定的例として、医薬活性剤は、駆虫薬、例えば大環状ラクトン、ベンゾイミダゾール、イミダゾチアゾール又はサリチルアニリドから選択され得る。大環状ラクトンの例として、医薬活性剤は、アバメクチン、モキシデクチン、アベルメクチン、イベルメクチン、セラメクチン又はサイデクチン(cydectin)から選択され得る。ベンズイミダゾールの例として、医薬活性剤は、メベンダゾール、フェンベンダゾール、オクスフェンダゾール、アルベンダゾール、チアベンダゾール又はカルベンダゾールから選択され得る。イミダゾチアゾールの例として、医薬活性剤は、レバミゾール、パモ酸ピランテル、ブタミゾール、又はテトラミゾールから選択され得る。サリチルアニリドの例として、医薬活性剤は、クリオキサニド、クロサンテル又はニクロサミド(niclosamide)から選択され得る。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、麻酔剤である。麻酔剤は、次のものを包含するが、但し、それらだけには限定されない:局所麻酔剤、例えばプロカイン、ブピバカイン、リドカイン及びプロパラカイン、フェノチアジンおよびブチロフェノン鎮静剤、例えば、アセプロマジン、クロルプロマジン、ドロペリドール及びアザペロン、ベンゾジアゼピン、例えば、ジアゼパム、ミダゾラム及びゾラゼパム、α-2アドレナリンアゴニスト、例えばチアジン、例えばキシラジン及びメデトミジン、アヘン剤、例えばブプレノルフィン、ペンタゾシン、ナルブフィン、ブトルファノール、フェンタニル、モルヒネ、メペリジン、及びオキシモルホン、バルビチュレート、例えばフェノバルビタール、チオペンタール、及びチアミラール、及び解離性麻酔剤、例えばケタミン及びチレタミン。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、鎮痛剤である。鎮痛剤は、オピオイド鎮痛剤及び非オピオイド鎮痛剤、例えば非ステロイド性抗炎症剤、例えば本明細書に記載されるそれらを包含するが、但し、それらだけには限定されない。オピオイド鎮痛剤の非限定的例は、ブプレノルフィン、ブトルファノール、デキストロモラミド、デゾシン、デキストロプロポキシフェン、ジアモルヒネ、フェンタニル、アルフェンタニル、スフェンタニル、ヒドロコドン、ヒドロモルフォン、ケトベミドン、酢酸レボメタジル、メピリジン、メタドン、モルヒネ、ナルブフィン、アヘン、オキシコドン、パパベレタム、ペンタゾシン、ペチジン、フェノペリジン、ピリトラミド、デキストロプロポキシ、レミフェンタニル、チリジン、トラマドール、コデイン、ジヒドロコデイン、メプタジノール、デゾシン、エプタゾシン及びフルピルチンを包含する。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、コルチコステロイドである。コルチコステロイドの非限定的例は、内因性及び合成アドレノコルチコイドステロイドを包含する。それらは、ヒドロコルチゾン、ベタメタゾン、コルチゾン、デキサメタゾン、プレドニゾロン、プレドニゾン、メチルプレドニゾロン、トリアムシノロン、フルメタゾン、及びそれらの医薬上許容される誘導体を包含するが、但しそれらだけには限定されない。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、NSAIDである。NSAIDは、カルボン酸及びエノール酸誘導体を包含するが、但しそれらだけには限定されない。エノール酸NSAIDは、ピラゾロン(例えば、フェニルブタゾン、オキシフェンブタゾン、及びラミフェナゾン)及びオキシカム(例えば、メロキシカム、ピロキシカム、及びテノキシカム)を包含するが、但しそれらだけには限定されない。カルボン酸NSAIDは、サリチル酸塩(例えば、アスピリン)、プロピオン酸(例えば、イブプロフェン、ナプロキセン、カルプロフェン、ケトプロフェン、及びベダプロフェン)、アントラニル酸(例えば、トルフェナム及びメクロフェナム酸)、フェニル酢酸(例えば、アセトアミノフェン)、アミノニコチン酸(例えば、フルニキシン)、及びインドリン(例えば、インドメタシン)を包含するが、但しそれらだけには限定されない。

さらに、NSAIDの非限定的例は、アセメタシン、アセチルサリチル酸(アスピリン)、アルミノプロフェン、ベノキサプロフェン、ブクロクス酸、カルプロフェン、セレコキシブ、クリダナク、デラコキシブ、ジクロフェナク、ジフルニサル、ジピロン、エトドラク、フェノプロフェン、フェンチアザク、フィロコキシブ(firocoxib)、フロコキシブ、フルフェナム酸、フルフェニサル、フルニキシン、フルプロフェン、フルルビプロフェン、イブプロフェン、インドメタシン、インドプロフェン、イソキシカム、ケトプロフェン、ケトロラク、メクロフェナム酸、メフェナム酸、メロキシカム、ミロプロフェン、ナブメトン、ナプロキセン、ニフルム酸、オキサプロジン、オキセピナック(oxepinac)、フェニルブタゾン、ピロキシカム、ピルプロフェン、プラモプロフェン(pramoprofen)、スドキシカム、スリンダク、スプロフェン、テポキサリン、チアプロフェン酸、チオピナク、トルフェナム酸、トルメチン、トリオキサプロフェン(trioxaprofen)、ジドメタシン、又はゾメピラク、それらの薬学的に許容される塩及びそれらの混合物を包含する。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、抗生物質である。抗生物質の非限定的例は、次のものを包含する:ベータラクタム、例えばペニシリン、アミノペニシリン、(例えば、アモキシシリン、アンピシリン、ヘタシリン)、ペニシリナーゼ耐性抗生物質(例えば、クロキサシリン、ジクロキサシリン、メチシリン、ナフシリン、オキサシリン)、拡張された範囲の抗生物質(例えば、アズロシリン(axlocillin)、カルベニシリン、メズロシリン、ピペラシリン、チカルシリン);セファロスポリン(例えば、セファドロキシル、セファゾリン、セファレキシン、セファロチン、セファピリン、セフラジン、セファクロル、セファマンドール、セフメタゾール、セフォニシド、セフォラニド、セフォテタン、セフォキシチン、セフプロジル、セフロキシム、ロラカルベフ、セフィキシム、セフォペラゾン、セフォタキシム、セフポドキシム、セフタジジム、セフチオフル、セフチゾキシム、セフトリアキソン、モキサラクタム);ノバクタム、例えばアズトレオナム;カルバペネム、例えばイミペネム及びメロペネム;キノロン(例えば、シプロフロキサシン、エンロフロキサシン、ジフロキサシン、オルビフロキサシン、マルボフロキサシン);クロラムフェニコール(例えば、クロラムフェニコール、チアンフェニコール、フロルフェニコール);テトラサイクリン(例えば、クロルテトラサイクリン、テトラサイクリン、オキシテトラサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン);マクロライド(例えば、エリスロマイシン、タイロシン、チルミコシン、クラリスロマイシン、アジスロマイシン);リンコサミド(例えば、リンコマイシン、クリンダマイシン);アミノグリコシド(例えば、ゲンタマイシン、アミカシン、カナマイシン、アプラマイシン、トブラマイシン、ネオマイシン、ジヒドロ、パロモマイシン);スルホンアミド(例えば、スルファジメトキシン、スルファメタジン、スルファキノキサリン、スルファメラジン、スルファチアゾール、スルファサラジン、スルファジアジン、スルファブロモメタジン、スルファエトキシピリダジン);糖ペプチド(例えば、バンコマイシン、テイコプラニン、ラモプラニン、及びデカプラニン);及び他の抗生物質(例えば、リファンピン、ニトロフラン、バージニア、ポリミキシン、トブラマイシン)。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、制吐剤である。制吐剤の非限定的例は、次のものを包含する:フェノチアジン(例えばプロクロルペラジン、プロメタジン、チエチルペラジン、ペルフェナジン、クロルプロマジン、メトピマジン、アセプロマジン)、5HT-3受容体アンタゴニスト、例えばオンダンセトロン、グラニセトロン、トロピセトロン、ドラセトロン、ハイドロドラセトロン、アザセトロン、ラモセトロン、レリセトロン、インジセトロン及びパロノセトロン、及び他のもの、例えばジメンヒドリナート、ジフェンヒドラミン(また、抗ヒスタミン剤として機能することができる)、シクリジン、メクリジン、プロメタジン、ヒドロキシジン、メトクロプラミド、ドンペリドン、ヒヨスチン、ヒヨスチン臭化水素酸塩、塩酸塩ヒヨスチン、スコポラミン、クレボプリド、アリザプリド、イトプリド、ブロモプリド、ドロペリドール、ハロペリドール、ベンズキナミド、セリウム、シュウ酸、ジフェニドール、ドロナビノール、ナビロン、生姜、レボスルピリド、ブトルファノール及びアプレピタント。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、抗甲状腺剤である。抗甲状腺剤は、カルビマゾール、メチマゾール、及びプロピルチオウラシルを包含するが、但しそれらだけには限定されない。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、寄生虫駆除剤である。寄生虫駆除剤の非限定的例は、大環状ラクトン、例えばアバメクチン、イベルメクチン、エプリノメクチン、ドラメクチン、モキシデクチン、セラメクチン、ミルベマイシンオキシムを包含する。

寄生虫駆除剤は、内部寄生虫駆除薬、外部寄生虫駆除薬、又は最終内部寄生虫駆除薬(endectoparaciticidal agent)であり得る。外部寄生虫駆除剤は、例えば有機塩素剤、有機リン剤、カルバメート、アミジン、ピレトリン、及び合成ピレスロイド、ベンゾイルウレア、幼若ホルモン類似体、大環状ラクトン、ネオニコチノイド、フェニルピラゾール、及びスピノシン、例えばスピノサドを包含する。内部寄生虫駆除剤は、大環状ラクトン、例えばイベルメクチンを包含する。内部寄生虫駆除剤は、駆虫薬、例えば本明細書に記載されるそれらを包含する。駆虫薬の例は、アベルメクチン、ミルベマイシン、フェニルピラゾール、ノズリスポリン酸、クロルスロン、クロサンテル、キナクリン、クロロキン、ビダラビン、ニテンピラム、イベルメクチン、ミルベマイシンオキシム、ルフェヌロン、セラメクチン、モキシデクチン、ドラメクチン、及びパラヘルクアミドを包含する。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、駆虫薬である。駆虫薬は、ベンゾイミダゾール、イミダゾチアゾール、テトラヒドロピリミジン、大環状ラクトン、サリチルアニリド、置換フェノール、芳香族アミド、イソキノリン、アミノアセトニトリル、スピロインドールを包含するが、但しそれらだけには限定されない。

駆虫ベンゾイミダゾールは、メベンダゾール、フルベンダゾール、フェンベンダゾール、オクスフェンダゾール、オキシベンダゾール、アルベンダゾール、アルベンダゾールスルホキシド、チアベンダゾール、チオファネートメチル、フェバンテル、ネトビミン、及びチアベンダゾールを包含するが、但しそれらだけには限定されない。さらなる例は、メベンダゾール及びリコベンダゾールを包含する。

イミダゾチアゾール及びテトラヒドロピリミジンは、両者ともニコチンアゴニストである。駆虫イミダチアゾールは、レバミゾール、テトラミゾール、及びブタミゾールを包含するが、但しそれらだけには限定されない。テトラヒドロピリミジン駆虫薬は、例えば、モランテル、オキサンテル、及びピランテルを包含する。

大環状ラクトンは、アバメクチン、例えばアバメクチン、ドラメクチン、エプリノメクチン、イベルメクチン及びセラメクチン、及びミルベマイシン、例えばミルベマイシンオキシム及びモキシデクチンを包含するが、但しそれらだけには限定されない。

サリチルアニリドは、ブロチアニド、クリオキサニド、クロサンテル、ニクロサミド、オキシクロザニド、及びラフォキサニドを包含するが、但しそれらだけには限定されない。置換フェノールは、ビチオノール、ジソフェノール、ヘキサクロロフェン、ニクロフォラン、メニクロフォラン、及びニトロキシニルを包含するが、但しそれらだけには限定されない。芳香族アミドは、ジアンフェニチドを包含する。

イソキノリン駆虫薬は、プラジカンテル及びエプシプランテルを包含するが、但しそれらだけには限定されない。アミノアセトニトリル誘導体は、モネパンテルを包含するが、但しそれらだけには限定されない。

駆虫薬のさらなる例は、ピペラジン及びその誘導体、例えばピペラジン及びジエチルカルバマジン、ベンゼンスルホンアミド、例えばクロルスロン、アミジン、例えばブナミジン、イソチオシアネート、例えばニトロスカネート、及びの有機リン酸塩、例えばジクロルボス、及びスピロインドール、例えばデルクアンテルを包含するが、但しそれらだけには限定されない。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、食欲促進剤である。食欲で上昇を引起すことができるいくつかの広く使用される薬物が存在する。例としては、次のものを包含するが、但しそれらだけには限定されない:三環系抗うつ薬(TCA)、四環系抗鬱薬、天然又は合成カンナビノイド、第一世代の抗ヒスタミン薬、抗精神病薬、ステロイドホルモン、及びグレリン受容体アゴニスト、例えばカプロモレリン。ペットに使用される食欲刺激剤の非限定的な例は、シプロヘプタジン、ジアゼパム、ミルタザピン、酢酸メゲストロール、スタノゾロールを包含する。ヒトに使用される食欲促進剤の例は、酢酸メドロキシプロゲステロン、ドロナビノール、及びデキサメタゾンを包含する。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、抗ヒスタミンである。抗ヒスタミンの非限定的例は、セチリジン、クレマスチン、フマル酸クレマスチン、デクスメデトミジン、ドキシラミン、ロラタジン、デスロラタジン及びプロメタジン、及びジフェンヒドラミン、又はそれらの医薬的に許容される塩、溶媒和物又はエステルを包含する。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、ヒスタミン遮断薬である。ヒスタミン遮断薬は、シメチジン、ファモチジン、ニザチジン、及びラニチジンを包含するが、但しそれらだけには限定されない。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、抗真菌剤である。抗真菌剤は、ポリエン、アゾール、アリルアミン、モルホリン、代謝拮抗剤、及びそれらの組み合わせを包含するが、但しそれらだけには限定されない。非限定的例は、ナイスタチン、フルコナゾール、イトラコナゾール、クロトリマゾール、ケトコナゾール、テルビナフィン、5−フルオロシトシン、及びアムホテリシンBを包含する。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、抗原虫薬である。抗原虫薬の非限定的例は、エフロルニチン、フラゾリドン、メラルソプロール、メトロニダゾール、オルニダゾール、パロモマイシン硫酸塩、ペンタミジン、ピリメタミン及びチニダゾールを包含する。抗原虫薬は、抗コクシジウム剤を包含する。抗コクシジウム剤の例は、アンプロリウム、アルプリノシド、メーテル、クロピドール、デコキネート、ジクラズリル、ジニトルミド、エトパベート、ハロフジノン、ラサロシド、モネンシン、ナラシン、ナイカルバジン、オリザリン、ロベニジン、ロキサルソン、サリノマイシン、スピラマイシン、スルファジアジン、及びトルトラズリルを包含するが、但しそれらだけには限定されない。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、抗鬱剤である。抗鬱剤は、セロトニン再摂取阻害剤及び三環系抗鬱薬、例えばアミトリプチリン及びクロミプラミンを包含するが、但しそれらだけには限定されない。

1つの実施形態によれば、医薬活性剤は、ステロイドである。ステロイドは例えば、コルチコステロイド、例えば本明細書に記載されるそれらを包含する。さらなる非限定的例は、パラメタゾン、ベタメタゾン、デキサメタゾン、フルドロコルチゾン、スタノゾロール、ボルデノンウンデシレン、及び酢酸トレンボロンを包含する。

ステロイドは、天然及び合成ステロイドホルモン、ステロイドホルモン前駆体、ステロイドホルモン代謝物及び構造的にコレステロール由来のそれらの誘導体を包含する。ステロイドホルモンは、アンドロゲン、エストロゲン、プロゲストゲン、鉱質コルチコイド、及びグルココルチコイドを包含するが、但しそれらだけには限定されない。アンドロゲンの非限定的例は、テストステロン、デヒドロエピアンドロステロン、デヒドロエピアンドロステロンサルフェート、ジヒドロテストステロン、アンドロステンジオン、アンドロステンジオール、アンドロスタンジオン、及びアンドロスタンジオールを包含する。エストロゲンの非限定的例は、エストロン、エストラジオール、エストリオール、エステトロール、エキリン、及びエキレニンを包含する。プロゲストゲンの非限定的例は、プロゲステロン、17−ヒドロキシプロゲステロン、プレグネノロン、ジヒドロプロゲステロン、アロプレグナノロン、17−ヒドロキシプレグネノロン、17−ヒドロキシジヒドロプロゲステロン、及び17−ヒドロキシ−アロプレグナノロンを包含する。鉱質コルチコイド非限定的例は、アルドステロン、11-デオキシ、フルドロコルチゾン、11-デオキシコルチゾール、及びプレグネンジオンを包含する。グルココルチコイドの非限定的例は、コルチゾール(ヒドロコルチゾン)、コルチコステロン、18−ヒドロキシ−コルチコステロン、コルチゾンを包含する。

1つの実施形態によれば、栄養成分又は医薬活性剤は、乾燥混合により組成物に添加される。

1つの実施形態によれば、栄養成分又は医薬活性剤は、組成物への添加の前、適切な溶媒に溶解され得る。

1つの実施形態によれば、栄養成分又は医薬活性剤は、添加の前、非水性溶媒に溶解されるか、乳化されるか、又は懸濁され得る。

1つの実施形態によれば、栄養成分又は医薬活性剤は、分布を改善し、そして/又は化学的安定性を改善するために、組成物への添加の前、顆粒化される。1つの実施形態によれば、造粒化は、口当たりの悪い味及び/又は悪臭を妨げる。

1つの実施形態によれば、場合により粒状形にある栄養成分又は医薬活性剤は、適切なコーティングにより、被覆されるか、又はさらに被覆される。1つの実施形態によれば、コーティングは、栄養成分又は医薬活性剤を被覆し、そして保護するコーティングポリマーである。別の実施形態によれば、コーティングは、口当たりの悪い味及び/又は悪臭を妨げる。1つの実施形態によれば、コーティングポリマーは、ポリエチレングリコール、ワックス又は脂肪酸から選択される。

1つの実施形態によれば、コーティングポリマーは、動物、植物、鉱物、石油又は合成ワックスから供給されるワックスである。より好ましくは、ワックスは、動物ワックス、例えば蜜蝋である。

他の実施形態によれば、コーティングポリマーは、飽和C18−C22脂肪酸である。より好ましくは、脂肪酸は、ステアリン酸である。

栄養又は医薬活性剤は、水に溶解性であるか、部分的溶解性であるか、又は不溶性であり得る。

1つの実施形態によれば、栄養成分又は医薬活性剤(場合により、粒状形にある)は、他の物質、例えばシクロデキストリン、界面活性剤、溶解性又は生物学的利用能促進剤、等により結合され、他の賦形剤又は環境との相互作用が阻害され、その化学的安定性が促進され、溶解性が改善され、生物学的利用能が増強されるか、又は嗜好性が改善される。同様に、医薬活性剤は、新規の薬物送達システム、例えばマイクロカプセル、リポソーム、ニオソーム、ナノ粒子、マイクロエマルジョン、又はナノエマルジョンに組込まれ、薬剤が保護されるか、又は器官への標的化が可能にされる。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、2以上の栄養又は医薬活性剤を含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、栄養成分又は医薬活性剤を含む。

いくつかの実施形態によれば、組成物は、1又は2以上の賦形剤の存在を包含する。

いくつかの実施形態によれば、単一の賦形剤は、本発明の製剤において1以上の機能を有する。例えばプロピレングリコール及びグリセロールが、この製剤に存在し、そして可塑剤、保湿剤、抗菌剤、又はそれらの何れか2以上の組合せとして同時役割を有する。糖は、甘味剤、保湿剤、希釈剤、又はそれらの何れか2以上の任意の組合せとして役割を有することができる。脂質又は脂肪又は、潤滑剤、可塑剤、結合剤、又はそれらの何れか2つ以上の任意の組合せとして役割を有することができる。任意の適切な賦形剤が使用され得る。

下記表1は、本発明の使用され得る、好ましい成分、並びに例及び/又は代替物を記載する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の充填剤を含む。充填剤は、チュアブル製剤の全質量を管理可能なサイズに増加させるために使用され得る。例えば、充填剤はまた、質感を変性し、味覚マスキング能力を有するか、又は甘味剤、崩壊剤、結合剤、又は保湿剤でもあり得る。

いくつかの実施形態によれば、充填剤は、セルロース粉末(例えば、Arbocel、例えばArbocel M80)、大豆タンパク質粉末、大豆グリッツ、二酸化珪素、小麦胚芽、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、充填剤の使用は、押出しの間、溶解する任意の過剰の油及び脂肪を吸収し、そして油の漏れを防止する。

1つの実施形態によれば、充填剤の組合せが製剤に使用される。他の実施形態によれば、1又は2以上の充填剤の組合せが、1又は2以上の希釈剤と共に使用される。他の実施形態によれば、希釈剤の組合せが製剤に使用される。

例えば、1又は2以上の希釈剤が、セルロース粉末、例えばArbocell M80と組合して使用され得る。希釈剤は、澱粉及びそれら誘導体(例えば、水素化澱粉加水分解物)、セルロース及びそれらの誘導体(例えば、酢酸セルロース)、タンパク質マトリックス(大豆タンパク質、デキストレート、小麦グルテン、乳清、トウモロコシ穂軸、コーングルテン)、炭水化物(例えば、マルトデキストリン、ポリデキストロース)、糖及び糖アルコール(グルコース、ラクトース、フルクトース、マルトース、デキストロース、スクロース、マルチトール、キシリトール、イソマルト、マンニトール)、ケイ酸塩、リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、デキストレート、カオリン、炭酸マグネシウム、ポリメタクリレート、タルク、塩(例えば塩化ナトリウム)、又はそれらの2つ以上の任意の組合せを包含する。

1つの実施形態によれば、希釈剤はまた、脂肪吸収、崩壊、結合、栄養供給、潤滑化、又はそれらの2つ以上の任意の組合せにおいて役割を果たすことができる。例えば、希釈剤はまた、味覚マスキング又は質感の変更のためにも使用され得る。

1つの実施形態によれば、組成物は、2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88又は90重量%の充填剤、希釈剤、又は充填及び希釈剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れか間から選択され得る(例えば、約2〜約40、約2〜約36、約2〜約30、約2〜約24、約2〜約22、約2〜約28、約2〜約24、約2〜約20、約2〜約4、約4〜約40、約4〜約30、約4〜約20、約4〜約10、約8〜約40、約8〜約36、約8〜約30、約8〜約28、約8〜約22、約8〜約18、約8〜約14、約10〜約40、約10〜約32、約10〜約26、約10〜約20、約16〜約40、約16〜約32、約16〜約24、約16〜約20、約22〜約40、約22〜約36、約22〜約30、約22〜約24、約28〜約40、約28〜約36、約28〜約30、約32〜約40、約32〜約34、約24〜約40、約24〜約38又は約38〜約40重量%の充填剤、希釈剤、又は充填剤及び希釈剤)。

1つの実施形態によれば、製剤は、約15重量%の充填剤、希釈剤、又は充填剤及び希釈剤を含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の結合剤を含む。

結合剤は、コンパクト投与単位の形成を助けるために、粉末塊状物の結合性質を改善するために使用され得る。

当業界において知られている任意の適切な結合剤が使用され得る。1つの実施形態によれば、結合剤は、ガム、例えばキサンタンガム又はグアーガム、アルギン酸塩、セルロース及びそれらの誘導体、例えばメチルセルロース又は微結晶セルロース、脂肪又は脂質、澱粉及びそれらの誘導体、デキストリン、セルロース及びそれらの誘導体、ポビドン、ケイ酸塩、鉱油、植物油、ポリメタクリレート、ポリエチレンオキシド、ガム、ワックス、キトサン、ポリカルボフィル、寒天、又はカルボマー、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

いくつかの実施形態によれば、結合剤は、乾燥結合剤、例えばMethocel A15 Premium(メチルセルロース)及びAvicel(微結晶セルロース+二塩基性リン酸カルシウムである。本発明者は、それらの両結合剤が、乾燥粉末を結合し、そして直接的な圧縮を受ける良好な能力を有することを見出した。

驚くべきことには、それらの従来の使用に反して、脂肪又は脂質はまた、結合剤として本発明において有用であることが見出された。脂肪又は脂質は、押出し温度で溶解し、そして押出し後、再び硬化し、脂質マトリックスにおけるチュー塊状物を結合する。室温で固体であるが、しかし30℃以上の温度(好ましくは、40〜90℃)で溶解する脂肪及び脂質もまた、結合剤として使用され得る。例えば、50〜60℃の溶融点を有するジステアリン酸グリセリルNF/グリセリンジステアレートは、本発明において有用であることが、本発明者により見出された。いくつかの他の脂肪、例えばグリセロールモノステアレート(融点:54〜64℃)、ベヘノイルポリオキシル−8−グリセリドNF(滴点:60〜74℃)、水素化ココナッツ油又は硬質脂肪(融点:42〜44℃)及びショートニング(融点46〜48℃)もまた有用であり得る。

1つの実施形態によれば、製剤は、0.1、0.2、0.3、0.5、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、2、3、4、5、6、7、8、9、0、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49又は50重量%の結合剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0.1〜約50、約0.1〜約40、約0.1〜約30、約0.1〜約25、約0.1〜約20、約0.1〜約15、約0.1〜約12、約0.1〜約7、約0.1〜約5、約0.1〜約1、約0.1〜約0.6、約0.1〜約0.5、約0.1〜約0.4、約0.3〜約50、約0.3〜約40、約0.3〜約30、約0.3〜約25、約0.3〜約20、約0.3〜約15、約0.3〜約12、約0.3〜約10、約0.3〜約7、約0.3〜約6、約0.3〜約5、約03〜約1、約0.3〜約0.8、約0.5〜約50、約0.5〜約40、約0.5〜約30、約0.5〜約25、約0.5〜約20、約0.5〜約15、約0.5〜約13、約0.5〜約10、約0.5〜約7、約0.5〜約6、約0.5〜約4、約0.5〜約1、約0.5〜約0.9、約1〜約50、約1〜約40、約1〜約30、約1〜約25、約1〜約20、約1〜約15、約1〜約12、約1〜約10、約1〜約7、約1〜約6、約3〜約50、約3〜約40、約3〜約30、約3〜約25、約3〜約20、約3〜約15、約3〜約13、約3〜約10、約3〜約8、約3〜約7、約3〜約5、約5〜約50、約5〜約40、約5〜約30、約5〜約25、約5〜約20、約5〜約15、約5〜約12、約5〜約10、約5〜約7、約5〜約6、約8〜約50、約8〜約40、約8〜約30、約8〜約25、約8〜約20、約8〜約15、約8〜約12、約8〜約10、約11〜約50、約11〜約40、約11〜約30、約11〜約25、約11〜約20、約11〜約15、約11〜約12又は約13〜約15重量%の結合剤)。

1つの実施形態によれば、製剤は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48又は50重量%の結合剤及び/又は充填剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、結合剤は、ガム、例えばグアーガム又はキサンタンガムであり、そして約0.2〜約0.6、及びより好ましくは、0.25〜約0.5重量%で、製剤に存在する。

結合剤は、液体又は固体形で添加され得る。充填剤−結合剤は典型的には、固体形で存在する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の甘味剤を含む。

甘味剤は、チュアブルトリートの嗜好性を改善するために使用され得る。

当業界において知られている任意の適切な甘味剤が使用され得る。1つの実施形態によれば、甘味剤は、天然の甘味剤、例えばグルコース、フルクトース、スクロース(例えば、粉砂糖)、ラクトース、デキストロース、グリセロール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール、グリセロール、人工甘味剤、例えばアスパルテーム、サッカリン、アセスルファム、シクラミン酸ナトリウム、又はそれらの2つ以上の任意の組合せであり得る。別の実施形態によれば、甘味剤は、グルコース、フルクトース、スクロース、ラクトース、デキストロース、グリセロール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール、グリセリン、アスパルテーム、サッカリン、アセスルファム、シクラミン酸ナトリウム、ステビア、レバウディオサイドA、ソーマチン、スクラロース、甘草及びそれらの誘導体、アリテーム、ネオテーム、ネオヘスペリジン、又はジヒドロカルコン、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の嗜好性増強剤を含む。嗜好性増強剤は、チュアブルトリートの嗜好性を改善する。好都合には、嗜好性増強剤は、苦く、刺激性の、口当たりの悪い、又はそれでなければ、まずい栄養又は医薬活性剤を含むチュアブル製剤の嗜好性を改善することができる。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29又は30重量%の嗜好性増強剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0.5〜約30、約0.5〜約25、約0.5〜約20、約0.5〜約15、約1〜約30、約1〜約25、約1〜約20、約1〜約15、約5〜約30、約5〜約25、約5〜約20又は約5〜約15)。

1つの実施形態によれば、嗜好性増強剤は、味覚マスキング剤、風味増強剤、アロマ改質剤、又は味覚改質剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せである。

1つの実施形態によれば、味覚改質剤は、苦味ブロッカーである。

1つの実施形態によれば、苦味ブロッカーは、ポリエトキシル化グリセロール脂肪酸エステル、例えばポリエトキシル化ヒマシ油(例えばクレモホール)、シクロデキストリン(例えば、βシクロデキストリン)、フラバノン(例えば、ホモエリオジクチオールナトリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えば、硫酸亜鉛、硫酸マグネシウム)、又はセルロース及びそれらの誘導体例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩)、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、風味増強剤は、甘味増強剤である。

1つの実施形態によれば、甘味増強剤は、ピリジニウム塩(例えば、アラピリダイン)、置換安息香酸(例えば、2,4−ジヒドロキシ安息香酸)、及び正のアロステリックモジュレーターから選択される。

1つの実施形態によれば、味覚マスキング剤は、ポリエトキシル化グリセロール脂肪酸エステル、例えばポリエチルヒマシ油(例えば、クレモフォール)、脂肪、又は脂質、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、アロマ改質剤は、香味油又は香味濃縮物から選択される。

本発明者はまた、可塑剤及び保湿剤として、典型的には使用されるグリセリンが、また追加の甘味性質を有することを見出した。

1つの実施形態によれば、製剤は、0.1、0.5、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79又は80重量%の甘味剤を含み、そして有用な範囲は、それらの他の何れかから選択され得る(例えば、約0.1〜約80、約0.1〜約70、約0.1〜約60、約0.1〜約50、約0.1〜約40、約0.1〜約45、約0.1〜約30、約0.1〜約25、約0.1〜約20、約0.5〜約80、約0.5〜約70、約0.5〜約60、約0.5〜約50、約0.5〜約40、約0.5〜約45、約0.5〜約30、約0.5〜約25、約0.5〜約20、約1〜約80、約1〜約70、約1〜約60、約1〜約50、約1〜約40、約1〜約45、約1〜約30、約1〜約25、約1〜約20、約5〜約30、約5〜約25、約5〜約20、約5〜約25、約5〜約20、約8〜約30、約8〜約25、約8〜約20、約8〜約14、約8〜約12、約10〜約30、約10〜約25、約10〜約21、約10〜約14、約14〜約30、約14〜約25、約14〜約21、約14〜約19、約15〜約30、約15〜約26、約15〜約20、約18〜約30、約18〜約27、約18〜約25、約18〜約20、約22〜約30、約22〜約18、約22〜約25、約25〜約30又は約26〜約30重量%の甘味剤)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の風味剤、嗜好性増強剤、味覚マスキング剤、又はアロマ改質剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せを含む。

1つの実施形態によれば、製剤は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24又は25重量%の風味剤、嗜好性増強剤、味覚マスキング剤、又はアロマ改質剤、又はそれらの2つ以上の任意の組合せを含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の風味剤を含む。

風味剤は、チュアブル錠剤の嗜好性を改善するために使用され得る。典型的には、その味覚及び/又は臭いを改善することにより、製品の嗜好性を改善する場合、何れのタイプの風味剤でも使用され得る。風味剤の使用はまた、用量コンプライアンスを助けることができる。風味剤は、天然(動物又は植物源由来の)、半合成、又は人工のものであり得る。1つの実施形態によれば、風味剤は、人工風味剤、半合成風味剤、天然の風味剤、又は天然と同一の風味剤である。

風味剤は、固体、半固体又は液体であり得る。例えば、風味剤は、粉末、顆粒、ゲル、ビーズ、液体、濃縮物又はミンチの形で存在することができる。

使用される風味剤は、製剤が意図される動物に依存する。例えば、肉風味の風味剤がイヌへの投与を意図される製剤のために使用され得、そして果物(例えば、リンゴ)風味の風味剤は、馬への投与を意図される製剤のために使用され得る。

風味剤は例えば、甘さ、フルーツのような、乳製品、肉、鶏肉、魚介類、又は植物抽出物の風味を有する。何れかの適切な風味剤が使用され得る。

1つの実施形態によれば、風味剤は、果物、肉(例えば、豚肉、鶏肉、牛肉)、野菜、乳製品、蜂蜜、又は植物由来であるか、又は人工である。

風味剤の例は、ビーフフレーバー、人工牛肉型のフレーバー、牛ミンチ、豚のレバー粉末、チーズ風味、ローストチキンヒッコリースモーク、煮込みビーフ香料、鶏脂肪、ローストポーク、ローストチキンフレーバー、薬味、魚の香料、バターキャラメル、バニラ、クリーミーバニラ、リンゴ、甘いリンゴ、マシュマロ、柑橘類、植物抽出物の香油、蜂蜜、乳製品風味剤、ベーコン、マグロ、及び同様のものを包含する。

1つの実施形態によれば、風味剤は、人工牛肉型のフレーバー、牛ミンチ、豚レバー粉末、チーズ風味、ローストチキンのヒッコリースモーク、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。当業界において知られている他の風味剤もまた使用され得る。

1つの実施形態によれば、製剤は、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24又は25重量%の風味剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0.1〜約25、約0.1〜約20、約0.1〜約15、約0.1〜約13、約0.1〜約10、約0.1〜約8、約0.1〜約5、0.2〜約25、約0.2〜約20、約0.2〜約15、約0.2〜約13、約0.2〜約10、約0.2〜約8、約0.2〜約5、約0.5〜約25、約0.5〜約20、約0.5〜約15、約0.5〜約13、約0.5〜約10、約0.5〜約8、約0.5〜約5、約1〜約25、約1〜約20、約1〜約15、約1〜約13、約1〜約10、約1〜約8、約1〜約5、約1〜約4、約2〜約15、約2〜約10、約2〜約9、約2〜約6、約2〜約5、約2〜約4、約5〜約15、約5〜約12、約5〜約10、約5〜約8、約8〜約15、約8〜約10、約10〜約15、約12〜約15又は約13〜約15重量%の風味剤)。使用される量は、風味剤に依存する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の可塑剤を含む。

可塑剤は、その可塑性及び展性を改善するために製剤に使用され得る。可塑剤は、成形するのに、その押出し感を、延性(ductile)且つ容易にする。

1つの実施形態によれば、可塑剤は、アルコール、グリコール(例えば、プロピレングリコール)、ラノリン、羊毛脂、液体パラフィン、鉱油、ペトロラタム、ベンジルフェニルホルメート、クロロブタノール、フタル酸ジエチル、グリセリン、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトール、トリアセチン、ベンジルフェニルホルメート、PLGA、メタクリル酸エステル、フタル酸エステル、アセチルトリブチルシトレート、アセチルトリエチルシトレート、ヒマシ油、セバシン酸ジブチル、クエン酸トリブチル、クエン酸トリエチル、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択され得る。当業界において知られている他の可塑剤もまた、使用され得る。

驚くべきことには、それらの従来の使用に反して、脂肪又は脂質はまた、可塑剤として、本発明において有用であることが見出された。製剤に使用される脂肪又は脂質は、可塑剤として機能するために押出し温度で溶解する。

本発明者は、可塑剤、例えばプロピレングリコール及びグリセリンが、それらは保湿剤としても機能することができ、そしてチュアブル製剤の水活性を減じることができるので、複数の役割を有することができることを決定した。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44又は45重量%の可塑剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約5〜約45、約5〜約40、約5〜約35、約5〜約30、約5〜約26、約5〜約22、約5〜約15、約5〜約12、約5〜約12、約5〜約8、約8〜約45、約8〜約40、約8〜約35、約8〜約30、約8〜約28、約8〜約25、約8〜約21、約8〜約16、約8〜約12、約10〜約45、約10〜約40、約10〜約35、約10〜約30、約10〜約26、約10〜約22、約10〜約18、約10〜約14、約14〜約45、約14〜約40、約14〜約35、約14〜約30、約14〜約25、約14〜約20、約18〜約45、約18〜約40、約18〜約35、約18〜約30、約18〜約26、約18〜約23、約18〜約20、約20〜約45、約20〜約40、約20〜約35、約20〜約30、約20〜約25、約22〜約45、約22〜約40、約22〜約35、約22〜約30、約22〜約25、約25〜約45、約25〜約40、約25〜約35、約25〜約30又は約27〜約30重量%の可塑剤)。

1つの実施形態によれば、可塑剤は、標準の温度及び圧力で液体である。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の保湿剤を含む。

保湿剤は、水活性を低減するために使用され得る。保湿剤は、いかなる水(存在する場合)を保湿剤自体に結合させ、その結果、遊離する湿気が、微生物汚染又は活性成分の化学的分解に利用できなくなる。保湿剤はまた、乾燥から製剤を防ぐこともできる。

1つの実施形態によれば、保湿剤は、塩化ナトリウム及びカリウム、塩化ベンザルコニウム、ケイ酸アルミニウム、プロピオン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム及びカリウム、糖類、亜硫酸塩、水素化澱粉加水分解物、等から選択される。液体保湿剤は、グリコール、ポリオール、糖アルコール、植物油及び鉱油、水素化植物油、炭化水素類、トリアセチン、液体パラフィン、又はそれらの2つ以上の任意の組合せを包含するが、但しそれらだけには限定されない。当業界において知られている他の保湿剤もまた使用され得る。

保湿剤は、固体又は液体の形で存在することができる。1つの実施形態によれば、保湿剤は、固体形で存在する。

本発明者は、プロピレングリコール及びグリセリンがまた、保湿剤としても機能し、そしてチュアブルトリートの水活性を低減することを、驚くべきことには見出した。チュアブル製剤がプロピレングリコール及び/又はグリセリンを含む特定の実施形態によれば、微生物汚染を防ぐために製剤に抗菌剤を含む必要はない。

いくつかの実施形態によれば、チュアブル製剤はまた、例えば塩及び糖等の固体保湿剤も含むことができる。それらの保湿剤は、一緒になって、用量単位の全体的な水活性を低減し、そして微生物汚染及び水誘発された化学的分解しにくくするように作用する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85又は90重量%の保湿剤を含み、そして有用な範囲はそれらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0.2〜約90、約0.2〜約80、約0.2〜約70、約0.2〜約60、約0.2〜約50、約0.2〜約40、約0.2〜約30、約0.2〜約20、約0.2〜約10、約0.2〜約5、約0.2〜約4、約0.2〜約2、約0.2〜約1、約0.2〜約0.7、約0.6〜約90、約0.6〜約80、約0.6〜約70、約0.6〜約60、約0.6〜約50、約0.6〜約40、約0.6〜約30、約0.6〜約20、約0.6〜約10、約0.6〜約5、約0.6〜約4、約0.6〜約2、約0.6〜約1、約0.6〜約0.8、約0.8〜約90、約0.8〜約80、約0.8〜約70、約0.8〜約60、約0.8〜約50、約0.8〜約40、約0.8〜約30、約0.8〜約20、約0.8〜約10、約0.8〜約5、約0.8〜約4、約0.8〜約2、約0.8〜約1、約1〜約90、約1〜約80、約1〜約70、約1〜約60、約l− 約50、約1〜約40、約1〜約30、約1〜約20、約1〜約10、約1〜約5、約1〜約4、約1〜約3、約1〜約2、約2〜約90、約2〜約80、約2〜約70、約2〜約60、約2〜約50、約2〜約40、約2〜約30、約2〜約20、約2〜約10、約2〜約5、約2〜約4、約3〜約90、約3〜約80、約3〜約70、約3〜約60、約3〜約50、約3〜約40、約3〜約30、約3〜約20、約3〜約10、約3〜約5、約5〜約90、約5〜約80、約5〜約70、約5〜約60、約5〜約50、約5〜約40、約5〜約30、約5〜約20、約5〜約10、約10〜約90、約10〜約80、約10〜約70、約10〜約60、約10〜約50、約10〜約40、約10〜約30、約10〜約20、約15〜約90、約15〜約80、約15〜約70、約15〜約60、約15〜約50、約15〜約40、約15〜約30、又は約15〜約20重量%の保湿剤)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約45、40、35、30、25、20、15、10又は5%未満の液体保湿剤を含む。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の潤滑剤を含む。

潤滑剤は、調合物を、押出し機を摩擦なくすり抜けやすくするために使用され得る。

1つの実施形態によれば、脂質、脂肪、又は脂質及び脂肪は、押出しの間、潤滑性を提供するために、製剤に添加される。

使用される脂肪及び脂質は典型的には、室温で固体であるが、しかし押出し条件下で部分的に又は完全に溶融する。溶融された脂肪/脂質はさらに、チュアブル製剤の結合性及び可塑性を改善する。次に、プラスチック押出し供給物が、チュアブルトリートを形成するために、非常に高い圧力下で押出し機のダイにおいて形付けられる。押出し機から出ると、脂肪/脂質は再び固化し、そしてチュアブルトリートがコンパクトな半柔軟投与量単位に硬化する。

1つの実施形態によれば、脂肪及び脂質は、ショートニング、牛脂、ステアレート、グリセリルジステアレート、グリセロールモノステアレート、ベヘノイルポリオキシ−8−グリセリド、硬化ヤシ油、硬質脂肪、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。当業界において知られている他の脂肪/脂質もまた、使用され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18重量%の潤滑剤を含み、そして有用な範囲はそれらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約2〜約18、約2〜約16、約2〜約14、約2〜約12、約2〜約10、約2〜約8、約2〜約6、約4〜約18、約4〜約17、約4〜約14、約4〜約12、約4〜約10、約4〜約8、約5〜約18、約5〜約17、約5〜約16、約5〜約12、約5〜約10、約5〜約7、約7〜約18、約7〜約15、約7〜約14、約7〜約12、約7〜約10、約9〜約18、約9〜約16、約9〜約14、約9〜約11、約10〜約18、約10〜約17、約10〜約14、約10〜約12、約12〜約18、約12〜約17、12〜約14、約15〜約18、約15〜約17、又は 約16〜約18重量%の潤滑剤)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、酸化防止剤を含む。酸化防止剤は、酸化から活性成分を保護するために使用され得る。

1つの実施形態によれば、酸化防止剤は、没食子酸プロピル、アスコルビン酸及びそれらの誘導体、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート、リンゴ酸、フマル酸、エデト酸、チオール類、ポリフェノール類、ナトリウム、EDTA、アスコルビン酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール、又は天然物質、例えばフラボノイド、トコフェロール、カロチン、システイン、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。当業界において知られている他の酸化防止剤もまた使用され得る。

本発明者は、パルミチン酸アスコルビル及びα−トコフェロールの使用が、本発明の製剤において相乗的であることを、驚くべきことには見出した。

使用される酸化防止剤の量は、例えば製剤に存在する栄養又は医薬活性剤及びその濃度に依存する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0.0005、0.001、0.005、0.01、0.05、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5又は 5重量%の酸化防止剤を含み、そして有用な範囲はそれらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0.0005〜約5、約0.0005〜約3、約0.0005〜約1、約0.0005〜約0.5、約0.001〜約5、約0.001〜約3、約0.001〜約2、約0.001〜約1、約0.001〜約0.5、約0.001〜約0.2、約0.005〜約5、約0.005〜約3、約0.005〜約1、約0.005〜約0.5、約0.005〜約0.2、約0.01〜約5、約0.01〜約3、約0.01〜約1、約0.01〜約0.5、約0.01〜約0.2重量%の酸化防止剤)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、界面活性剤を含む。

1つの実施形態によれば、製剤は、約0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09、0.1、0.15、0.2、0.3、0.4、0.5、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19又は20重量%の界面活性剤を含み、そして有用な範囲はそれらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約2〜約10重量%の界面活性剤)。

1つの実施形態によれば、界面活性剤は、プロピレングリコールエステル(例えば、プロピレングリコールモノカプリレート)、PEG、PEGエステル、脂肪酸グリセリド(例えば、ラウロイルグリセリド)、及びアニオン性界面活性剤(例えばラウリル硫酸ナトリウム)から選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、溶解促進剤、生物学的利用能促進剤、又は溶解促進剤及び生物学的利用能促進剤を含む。溶解性促進剤及び/又は生物学的利用能促進剤は、製剤が投与されるべき動物における栄養又は医薬活性剤の水溶解性及び/又は生物学的利用能を増強する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0.01、0.1、0.5、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15重量%の溶解性促進剤、生物学的利用能促進剤、又は溶解性促進剤及び生物学的利用能促進剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0.01〜約15、約0.01〜約10、約0.01〜約8、約0.01〜約6、約0.01〜約5、約0.1〜約15、約0.1〜約10、約0.1〜約8、約0.1〜約6、約0.1〜約5、約0.5〜約15、約0.5〜約10、約0.5〜約8、約0.5〜約6、約0.5〜約5、約1〜約15、約1〜約14、約1〜約13、約1〜約12、約1〜約11、約1〜約10、約1〜約9、約1〜約8、約1〜約7、約1〜約6又は約1〜約5重量%の溶解性促進剤、生物学的利用能促進剤、又は溶解性促進剤及び生物学的利用能促進剤)。使用される溶解性又は生物学的利用能促進剤の量は、栄養又は医薬活性剤、及び栄養又は医薬活性剤が存在する量に依存する。

1つの実施形態によれば、溶解性促進剤は、界面活性剤、錯化剤、緩衝剤、又はイオン塩、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、溶解性促進剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリソルベート、スパン、ポリエチレングリコール、胆汁酸塩、レシチン、リン脂質、ポロキサマー、ポリオキシル35ヒマシ油、中鎖のモノ −及びジグリセリド、プロピレングリコールモノラウレート、ポリビニルカプロラクタム−ポリビニルアセテート−ポリエチレングリコールグラフトコポリマー、トコフェリルポリエチレングリコールスクシネート、ポリオキシル−15−ヒドロキシステアレート、ラウロイルポリオキシル−32−グリセリド、非イオン性トリブロックコポリマー、ポリオキシエチレン(8)カプリル酸/カプリン酸グリセリド、PEG−40水添化ヒマシ油、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、カプリロカプロイルマクロゴールグリセリド、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。当業界における知られている何れか他の適切な溶解性促進剤が使用され得る。

1つの実施形態によれば、生物学的利用能促進剤は、浸透促進剤である。

1つの実施形態によれば、生物学的利用能促進剤は、天然又は薬草由来の生物学的利用能促進剤である。

1つの実施形態によれば、生物学的利用能促進剤は、ケルセチン、ゲニステイン、リセルゴール、ナリンギン、シノメニン、ピペリン、グリチルリチン、ニトリルグリコシド、クミン・シミニュム(cuminum cyminum)、ニアジリジン、ピペリン、又はアリシンから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の錯化剤を含む。

1つの実施形態によれば、栄養又は医薬活性剤は、1又は2以上の錯化剤により錯化されるか、又は結合される。

1つの実施形態によれば、錯化剤は、EDTA、コレイン酸、シクロデキストリン(例えば、β−シクロデキストリン)、環状グルコースオリゴマー、又はポリマー、例えばポリエチレングリコール、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びポリビニルピロリドン、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25、30、35、40、45、50、60、70 又は 80重量%の錯化剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0.1%〜約30重量%の錯化剤)。使用される量は、APIの濃度及び錯化剤に対するその親和性に依存する。

1つの実施形態によれば、API:錯化剤のモル比は、約4: 1、2: 1、1:1、1:2、1:3、1 :4、1:5、1:6、1:7、1:8、1:9、又は1:10であり、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(約1:1〜約1:10)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上のコーティング剤を含む。

1つの実施形態によれば、場合により顆粒形にある栄養又は医薬活性剤は、1又は2以上のコーティング剤により被覆される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約1%〜約20重量%の、栄養又は医薬活性剤のコーティング剤を含む。

1つの実施形態によれば、コーティング剤は、ポリエチレングリコール、ワックス、又は脂肪酸、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、非水性溶媒、例えばグリセロールホルマールを含む。非水性溶媒は、栄養又は医薬活性剤を溶解するか、又はその溶解性を増強する。非水性溶媒はまた、製剤の押出し能力、及びチュアブル製品の一貫性及び質感も増強することができる。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24又は25重量%の非水性溶媒又はビヒクルを含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約1〜約25、約1〜約20、約1〜約18、約1〜約16、約1〜約15、約1〜約14、約1〜約13、約1〜約12、約1〜約11、約1〜約10、約1〜約9、約1〜約8、約1〜約7、約1〜約6、約1〜約5、約2〜約25、約2〜約20、約2〜約18、約2〜約16、約2〜約14、約2〜約12、約2〜約10、約2〜約8、約2〜約6、約5〜約25、約5〜約20、約5〜約15又は約5〜約10重量%の非水性溶媒又はビヒクル)。当業者は、使用される非水性溶媒又はビヒクルの量が獣医学的に又は医薬的に許容されるべきであることを理解するであろう。

非水性溶媒又はビヒクルは典型的には、医薬的に許容でき、そして使用される量で化学的及び生物学的に不活性である有機溶媒である。1つの実施形態によれば、有機溶媒は、ジメチルスルホキシド、N-メチル-2-ピロリドン、エチレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテルグリコフロール、グリセロールホルマール、アセトン、アルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ジグリム、ジメチルイソソルビド、及び乳酸エチルから選択される。

有機溶媒のさらなる例は、アルコール(例えば、グリセロールホルマール、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ − プロパノール)、グリコール(例えば、プロピレングリコール)、ケトン(例えば、アセトン、メチルエチルケトン)、アミド(例えば、ジメチルホルムアミド)、エーテル(例えば、ジメチルイソソルビド、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert-ブチルメチルエーテル)、ハロゲン化溶媒(例えば、ジクロロメタン、クロロホルム)、硫黄含有溶媒(例えば、ジメチルスルホキシド)、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素(例えば、ヘキサン、シクロヘキサン)、エステル(例えば、グリセロールトリアセテート、酢酸エチル)、カーボネート(例えば、プロピレンカーボネート)、及びニトリル(例えば、アセトニトリル)を包含する。他の適切な非水性溶媒は、当業者に明らかであろう。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、投与単位の美観を改善するために使用され得る着色剤を含む。

1つの実施形態によれば、着色剤は、天然であっても、又は人工であっても良く、そしてキャラメル又は茶色酸化物から選択され得る。当業界において知られている他の着色剤もまた使用され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、崩壊剤を含む。崩壊剤は、活性成分をすばやく放出するために、水との接触に基づいてチューの分解を可能にするために使用され得る。これは、消化管(GIT)を通して未吸収のまま移動するチュアブルトリートの危険性を最小限にする。

1つの実施形態によれば、崩壊剤は、ポビドン、クロスカルメロースナトリウム、澱粉グリコール酸ナトリウム、セルロース及びそれらの誘導体、澱粉及びそれらの誘導体、ゼラチン、二酸化ケイ素、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。当業界において知られている他の崩壊剤もまた使用され得る。

1つの実施形態によれば、製剤は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29又は30重量%の崩壊剤を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約1〜約30、約1〜約25、約1〜約20、約1〜約15、約1〜約13、約1〜約10、約1〜約8、約1〜約5、約1〜約4、約2〜約30、約2〜約25、約2〜約20、約2〜約15、約2〜約10、約2〜約9、約2〜約6、約2〜約5、約2〜約4、約5〜約30、約5〜約25、約5〜約20、約5〜約15、約5〜約12、約5〜約10、約5〜約8、約8〜約30、約8〜約25、約8〜約20、約8〜約15、約8〜約10、約10〜約30、約10〜約25、約10〜約20、約10〜約15、約12〜約30、約12〜約25、約12〜約20、約12〜約15、約13〜約30、約13〜約25、約13〜約20、又は約13〜約15重量%の崩壊剤)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、保存剤、緩衝剤、又は保存剤及び緩衝剤を含む。保存剤は、微生物汚染を防ぎ、そして薬物の安定性を改善するために使用され得る。

1つの実施形態によれば、保存剤は、酸、アルコール、フェノール、パラベン、ソルビン酸塩、チオール、フェニル水銀塩、又はそれらの2つ以上の任意の組合せから選択される。当業界において知られている他の保存剤もまた使用され得る。

1つの実施形態によれば、緩衝剤は、製剤のpHの調節するために添加され得る。これは時々、特定の活性成分の安定性の改善を助けることができる。

前で言及されたように、いくつかの実施形態によれば、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質が本発明の製剤に使用される。室温で固体であるが、しかし30℃以上で、好ましくは40−90℃で溶融する任意の脂肪又は脂質が使用され得る。脂肪/脂質は、この製剤において、潤滑剤、結合剤及び可塑剤として機能する。それらは、ステアレート、グリセリド、リン脂質、ベヘネート、ワックス、脂肪酸エステル、水素化植物油、動物性脂肪、羊毛脂、硬質脂肪、又はそれらの2つ以上の任意の組合せを包含するが、但しそれらだけには限定されない。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24重量%の脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れか間から選択され得る(例えば、約2〜約25、約2〜約20、約2〜約18、約2〜約16、約2〜約14、約2〜約10、約2〜約8、約2〜約6、約4〜約25、約4〜約20、約4〜約18、約4〜約17、約4〜約14、約4〜約12、約4〜約10、約4〜約8、約5〜約25、約5〜約20、約5〜約18、約5〜約17、約5〜約16、約5〜約12、約5〜約10、約5〜約7、約7〜約25、約7〜約20、約7〜約18、約7〜約15、約7〜約14、約7〜約12、約7〜約10、約9〜約25、約9〜約20、約9〜約18、約9〜約16、約9〜約14、約9〜約11、約10〜約25、約10〜約20、約10〜約18、約10〜約17、約10〜約14、約10〜約12、約12〜約25、約12〜約20、約12〜約18、約12〜約17、12〜約14、約5〜約25、約15〜約20、約15〜約18、約15〜約17、約6〜約25、約16〜約20、又は約16〜約18重量%の脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質)。

チュアブル製剤は、チュアブル製剤への使用のための、当業界において知られている他の従来の不活性成分を含むことができる。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、1又は2以上の食品成分を含む。

1つの実施形態によれば、食品成分は、油(例えば大豆油、キャノーラ油、ピーナッツ油、パーム油、タラ肝油油)、抽出物(例えば、ローズマリー抽出物、ブドウ抽出物、バニラ抽出物、シトラス又はレモンバーム抽出物、麦芽抽出物、又は他の植物又は野菜、果物ベースの抽出物)、粉及び澱粉(例えば、オート麦粉、エンドウ豆粉、精白大麦粉、米粉、小麦粉、コーンスターチ、タピオカ澱粉、ジャガイモ澱粉又は粉、ライ穀物粉、穀粉)、及び他のもの、例えば乳タンパク質、乾燥全乳又は乳製品、ブラン、カラギーナン、ペクチン、及びメントールから選択される。

製剤に使用される成分は典型的には、食品グレードの品質又はそれ以上の品質(例えば、一般的に安全として見なされる(GRAS))、及び/又は医薬品グレードである。異なったグレードの成分の混合物が使用され得る。

本明細書に記載されるように、チュアブル製剤に使用される成分のいくつかは多機能的にあり得る。例えば、スクロースは充填剤/希釈剤、結合剤及び甘味剤として使用され得、そして澱粉は充填剤/希釈剤、結合剤、及び崩壊剤として使用され得る。

1つの実施形態によれば、製剤は、約10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39又は40重量%の液体成分を含み、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約10〜約40、約10〜約35, 約10〜約30、約10〜約25、約15〜約40、約15〜約35、約15〜約30、又は約15〜約25重量%の液体成分)。

別の側面によれば、本発明は、貯蔵安定性チュアブル製剤8の製造方法に関し、ここで前記方法は、 第1組成物4を得るために、栄養又は医薬活性剤1と、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質3とを混合し、 場合により、第2組成物6を得るために、前記第1混合物に、1又は2以上の可塑剤5を添加し、そして 前記第1組成物4又は第2組成物6を、前記脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質を少なくとも部分的に溶融するのに効果的な条件下で押出し、それにより、チュアブル製剤を提供することを含んで成り、ここで前記方法は、水の添加を包含しない。

1つの実施形態によれば、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質3が可塑剤として作用し、そして前記第1組成物4が押出される。

1つの実施形態によれば、1又は2以上の可塑剤5は、第1混合物に添加され、第2組成物6が得られ、そして第2組成物6が押出される7。

1つの実施形態によれば、押出し7は、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質を少なくとも部分的に溶融するのに十分な温度及び/又は圧力で実施される。

1つの実施形態によれば、前記条件は、少なくとも10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95%の脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質を溶融するのに十分である。

1つの実施形態によれば、前記条件は、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質を完全に溶融するのに有効である。

1つの実施形態によれば、本発明は、押出されたチュアブル製剤8の製造方法に関し、ここで前記方法は、 第1組成物4を得るために、栄養成分、又は有効量の医薬活性剤と、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質3とを混合し、 第2組成物6を得るために、前記第1混合物に、1又は2以上の可塑剤5を添加し、 脂肪及び脂質を溶融するのに十分な温度で、前記第2組成物を押出し7、そして 前記押出された第2組成物を、室温に冷却し、それにより、チュアブル製剤8を提供することを含んで成り、ここで前記方法は、水の添加を包含しない。

1つの実施形態によれば、栄養又は医薬活性剤は、可塑剤の添加の前 、下記から選択された1又は2以上の成分と組合わされ、プレ組成物2又は第1組成物4が形成される: ・充填剤、希釈剤、又は充填剤及び希釈剤、 ・結合剤、 ・甘味剤、 ・風味剤、 ・保湿剤、 ・脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質、 ・酸化防止剤、 ・着色剤、 ・崩壊剤、 ・保存剤、緩衝剤、又は保存剤及び緩衝剤、 ・潤滑剤、 ・錯化剤、 ・コーティング剤、 ・界面活性剤、 ・溶解促進剤、生物学的利用能促進剤、又は溶解促進剤及び生物学的利用能促進剤、 ・食感改良剤、又は ・非水性溶媒又はビヒクル、又は ・それらの2つ以上の任意の組合せ。

1つの実施形態によれば、前記1又は2以上の成分は、乾燥状態で存在する。1つの実施形態によれば、前記1又は2以上の成分は、液体形では存在しない。

1つの実施形態によれば、栄養又は医薬活性剤は、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質の添加の前、1又は2以上の成分と組合わされる。

1つの実施形態によれば、栄養成分、又は有効量の医薬活性剤が、最初に(すなわち、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質の添加の前)、下記成分と組合わされ、プレ組成物2が形成される: ・充填剤、 ・希釈剤、 ・甘味剤、 ・風味剤、 ・結合剤、 ・崩壊剤、又は ・それらの2つ以上の任意の組合せ。

1つの実施形態によれば、プレ組成物2は、成分の乾燥混合物である。

1つの実施形態によれば、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質3は、添加される前、粉砕される。

1つの実施形態によれば、可塑剤5は、第2組成物に添加される。

1つの実施形態によれば、可塑剤は、液体の形で存在する。

脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質はまた、可塑剤としても作用することができることは、理解されるべきである。この場合、いくつかの実施形態によれば、脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質の添加に続いて、追加の可塑剤は添加されない。

1つの実施形態によれば、前記製造方法は、熱の適用なしに実施され得る。製造工程の間の加熱は、栄養又は医薬活性剤の安定性に対して悪影響を及ぼす。

1つの実施形態によれば、押出しは、熱の適用なしに実施される。そのような実施形態によれば、押出し機において発生する剪断による熱が脂肪、脂質、又は脂肪及び脂質を、少なくとも部分的に溶解するのに十分であり;外部源からの熱を適用する必要はない。

1つの実施形態によれば、押出しは、約20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44又は45℃の温度で実施され、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、押出し、押出しは、約20〜約45、約20〜約40、約20〜約30℃の温度で実施され得る)。1つの実施形態によれば、押出しは、約45、44、42、40、38、36、34、32、30、28、26、24、22又は 20℃未満の温度で実施される。

1つの実施形態によれば、押出しは、成分を一緒に結合するのに十分な圧力下で行われる。

1つの実施形態によれば、第2組成物は、押出しの前、混合される。

1つの実施形態によれば、プラネタリーミキサーが、前記混合を行うために使用される。

1つの実施形態によれば、押出しは、単一の押出し工程として実施される。

1つの実施形態によれば、製造方法は、少なくとも1つの追加の組成物を同時押出すことを包含する。前記少なくとも1つの追加の組成物は、前記第1又は第2組成物に関して本明細書に記載される成分の何れかを含むことができる。少なくとも1つの追加の組成物の同時押出しは、同時押出し物の形でチュアブル製剤を提供する。

可塑剤(プロピレングリコール及びグリセリン)は、可塑性を高め、そして粉末塊状物に一貫性を与えるために、粉末塊状物に添加される。

押出し中、供給物は、脂肪/脂質が溶融し、そして粉末を一緒に結合する温度及び圧力にゆだねられる。それらはまた、押出し供給物の可塑性を改善し、そしてそれを潤滑にし、従って押出し機のダイへの粘着/ピッキングを防ぐ。

室温で、押出し物は再び冷却し、そしてわずかに硬質になる。押出し供給物における希釈剤及び乾燥粉末結合剤は、高い脂肪保持能力を有し、そして油漏れを防止する。

水、又は何れか他の水性成分は、チュアブルトリートの配合及び製造の間、使用されず、従って、改善された物理学的、化学的及び微生物学的安定性を確保する。製剤には水が存在しうるがが、いかなる水も結合された状態で存在し、そして遊離状態では存在しない。

未結合水は、遊離状態で存在する水であり、そして例えば加水分解反応に参加することができることが理解されるであろう。本発明においては、存在する水は、実質的に、結合状態で存在する。これは実質的に、水が化学反応又は例えば、微生物による使用のために利用できないことを意味する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤に存在する水の少なくとも90、91、92、93、94、95、96、97、98又は99重量%が結合状態で存在し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、チュアブル製剤に存在する水の約95〜約99、約97〜約99、約96〜約99、約96〜約98、約97〜約99、約97〜約98又は98〜約99が結合状態で存在する)。

製剤に結合状態で存在する水の量は、当業界において知られている何れかの適切な方法を用いて決定され得る。遊離湿気/水を測定するための方法は例えば、水活性、及び乾燥に基づく減量(水分バランス)を包含する。遊離及び結合水を測定するための方法は例えば、カールフィッシャー法(例えば、KF滴定装置、KFオーブン/蒸発器、水分計)、及び熱重量分析(TGA)を包含する。前記方法は、医薬及び食品産業において通常使用される。

遊離及び結合水の量を決定するために複数の方法を組合して使用することが必要であることは当業者に明らかであろう。製剤中の未結合及び結合水分を定量化するために使用され得る1つの方法は、高解像度TGAである。

従って、チュアブル製剤は、低水活性(aW)を有する。低水活性は、製剤中に十分な量の1又は2以上の保湿剤を包含することにより提供され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤の水活性(aW)は、0.93、0.92、0.91、0.90、0.89、0.88、0.87、0.86、0.85、0.84、0.83、0.82、0.81、0.80、0.79、0.78、0.77、0.76、0.75、0.74、0.73、0.72、0.71、0.70、0.69、0.68、0.67、0.66、0.65、0.64、0.63、0.62、0.61、0.60、0.59、0.58、0.57、0.56、0.55、0.54、0.53、0.52、0.51、0.50、0.49、0.48、0.47、0.46、0.45、0.44、0.43、0.42、0.41、0.40、0.38、0.37、0.36、0.35、0.34、0.33、0.32、0.31、0.30、0.29、0.28、0.27、0.26、0.25、0.24、0.23、0.22、0.21、0.20、0.19、0.18、0.17、0.16、0.15、0.14、0.13、0.12、0.11、0.10未満であり、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0.93〜約0.1、約0.93〜約0.2、約0.93〜約0.25、約0.93〜約0.80、約0.93〜約0.83、約0.93〜約0.86、約0.93〜約0.89、約0.92〜約0.1、約0.92〜約0.2、約0.92〜約0.25、約0.92〜約0.80、約0.92〜約0.83、約0.92〜約0.86、約0.92〜約0.89、約0.91〜約0.1、約0.91〜約0.2、約0.91〜約0.25、0.91〜約0.80、約0.91〜約0.83、約0.91〜約0.86、約0.91〜約0.89、約0.89〜約0.1約0.89〜約0.2、約0.89〜約0.25、約0.89〜約0.8、約0.89〜約0.84、約0.86〜約0.1、約0.86〜約0.2、約0.86〜約0.25、約0.86〜約0.8、約0.86〜約0.84、約0.84〜約0.1、約0.84〜約0.2、約0.84〜約0.25、約0.84〜約0.8、約0.84〜約0.82、約0.82〜約0.1、約0.82〜約0.2、約0.82〜約0.82、約0.82〜約0.80、約0.8〜約0.1、約0.8〜約0.15、約0.8〜約0.2、約0.8〜約0.25、約0.75〜約0.1、約0.75〜約0.15、約0.75〜約0.2、約0.75〜約0.25、約0.7〜約0.1、約0.7〜約0.15、約0.7〜約0.2、約0.7〜約0.25、約0.68〜約0.1、約0.68〜約0.15、約0.68〜約0.2、約0.68〜約0.25、約0.65〜約0.1、約0.65〜約0.15、約0.65〜約0.2、約0.65〜約0.25、約0.63〜約0.1、約0.63〜約0.15、約0.63〜約0.2、約0.63〜約0.25、約0.6〜約0.1、約0.6〜約0.15、約0.6〜約0.2、約0.6〜約0.25、約0.55〜約0.1、約0.55〜約0.15、約0.55〜約0.2、約0.55〜約0.25、約0.5〜約0.1、約0.5〜約0.15、約0.5〜約0.2、約0.5〜約0.25、約0.45〜約0.1、約0.45〜約0.15、約0.45〜約0.2又は約0.45〜約0.25)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、貯蔵の間、乾燥しない。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、硬質で且つ「咀嚼性がある」(chewy)が、しかし脆いものではなく、そして貯蔵及び取り扱いの間、変形に耐えうる。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、チュアブル質感を提供するのに十分な、咀嚼性、硬度、圧縮エネルギー、接着性、凝集性、弾力性、又は弾性、又はそれらの2つ以上の任意の組合せ(実施例7に記載される方法により測定されるような)を有する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、チュアブル質感を提供するのに十分な、咀嚼性、硬度、圧縮エネルギー、接着性、凝集性、弾力性、又は弾性、又はそれらの2つ以上の任意の組合せ(実施例7に記載される方法により測定されるような)から選択される特徴を保持する。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、7.5、7.6、7.7、7.8、7.9、8.0、8.1、8.2、8.3、8.4、8.5、8.6、8.7、8.8、8.9、9.0、9.1、9.2、9.3、9.4、9.5、9.6、9.7、9.8、9.9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19又は20 Nの咀嚼性を有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0.1〜約20、約0.1〜約15、約0.1〜約10、約0.1〜約7、約0.5〜約20、約0.5〜約15、約0.5〜約10、約0.5〜約8、約0.5〜約6、約1〜約20、約1〜約15、約1〜約10、約1〜約8、約1〜約6、約2〜約20、約2〜約15、約2〜約10、約2〜約8、約2〜約6N)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約1000、950、900、850、800、750、725、700、675、650、625、600、575、550、525、500、475、450、425、400、375、350、325、300、275、250、225、200、175、150、125、100、75、50、25、20、15又は10 Nの硬度を有し、そして有用な範囲はそれらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約1000〜約10、約1000〜約25、約1000〜約50、約750〜約10、約750〜約25、約750〜約50、約500〜約10、約500〜約25又は約500〜約50N)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約100、150、200、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900、950、1000、1050、1100、1150、1200、1250、1300、1350、1400、1450、1500、1550、1600、1650、1700、1750、1800、1850、1900、1950、2000、2100、2200、2300、2400、2500、2600、2700、2800、2900又は3000 N.mmのエネルギーの圧縮エネルギーを有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約100〜約3000、約100〜約2500、約100〜約2000、約100〜約1750、約250〜約3000、約250〜約2500、約250〜約2000、約250〜約1750、約500〜約3000、約500〜約2500、約500〜約2000、約500〜約1900、約500〜約1800、約500〜約1750、約600〜約3000、約600〜約2500、約600〜約2000、約600〜約1900、約600〜約1800、約600〜約1750、約700〜約3000、約700〜約2500、約700〜約2000、約700〜約1900、約700〜約1800、約700〜約1750、約750〜約3000、約750〜約2500、約750〜約2000、約750〜約1900、約750〜約1800、約750〜約1750、約750〜約1700、約750〜約1650、約750〜約1600、約750〜約1550又は約750〜約1500)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0、-0.5、-1、-1.5、-2、-2.5、-3、-3.5、-4、-4.5、-5、-5.5、-6、-6.5、-7、-7.5、-8、-8.5、-9、-9.5、-10、-11、-12、-13、-14、-15、-16、-17、-18、-19又は-20 N.mmの接着性を有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0〜約-20、約0〜約-18、約0〜約-16、約0〜約-15、約0〜約-14、約0〜約-13、約0〜約-12、約0〜約-11、約0〜約-10、約0〜約-9、約0〜約-8、約0〜約-7、約0〜約-6、約-0.5〜約-20、約-0.5〜約-18、約-0.5〜約-16、約-0.5〜約-15、約-0.5〜約-14、約-0.5〜約-13、約-0.5〜約-12、約-0.5〜約-11、約-0.5〜約-10、約-0.5〜約-9、約-0.5〜約-8、約-0.5〜約-7、約-0.5〜約-6、約-1〜約-20、約-1〜約-18、約-1〜約-16、約-1〜約-15、約-1〜約-14、約-1〜約-13、約-1〜約-12、約-1〜約-11、約-1〜約-10、約-1〜約-9、約-1〜約-8、約-1〜約-7又は約-1〜約-6)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09、0.1、0.11、0.12、0.13、0.14、0.15、0.16、0.17、0.18、0.19、0.2、0.25、0.3、0.35、0.4、0.45又は0.5の凝集性を有し、そして有用な範囲は、それらは値の何れかの間から選択され得る(例えば、約0.01〜約0.5、約0.01〜約0.4、約0.01〜約0.3、約0.01〜約0.2、約0.01〜約0.1、約0.03〜約0.5、約0.03〜約0.4、約0.03〜約0.3、約0.03〜約0.2、約0.03〜約0.1、約0.05〜約0.5、約0.05〜約0.4、約0.05〜約0.3、約0.05〜約0.2又は約0.05〜約0.1)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39又は40%の弾力性を有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約1〜約40、約1〜約35、約1〜約30、約1〜約25、約3〜約40、約3〜約35、約3〜約30、約3〜約25、約5〜約40、約5〜約35、約5〜約30、約5〜約25、約10〜約40、約10〜約35、約10〜約30又は約10〜約25)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、約1、2、3、4、5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190又は200 N/mmの弾性を有し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約1〜約200、約1〜約150、約1〜約100、約1〜約75、約1〜約60、約3〜約200、約3〜約150、約3〜約100、約3〜約75、約3〜約60、約5〜約200、約5〜約150、約5〜約100、約5〜約75、約5〜約60、約10〜約200、約10〜約150、約10〜約100、約10〜約75、約10〜約60、約15〜約200、約15〜約150、約15〜約100、約15〜約75、約15〜約60、約20〜約200、約20〜約150、約20〜約100、約20〜約75、約20〜約60、約25〜約200、約25〜約150、約25〜約100、約25〜約75又は 約25〜約60)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、広範囲の薬物候補体、例えば栄養サプリメントを動物に送達することができる。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、少なくとも12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35又は36ヶ月の貯蔵寿命を提供する、良好な物理的及び化学的安定性を有することができ、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、約12〜約36、約12〜約30、約12〜約26、約12〜約20、約12〜約17、約13〜約36、約13〜約30、約13〜約25、約13〜約17、約13〜約15、約16〜約36、約16〜約30、約15〜約30、約15〜約30、約15〜約27、約15〜約22、約15〜約19、約14〜約36、約14〜約30、約14〜約28、約14〜約22、約14〜約18、約14〜約17、約17〜約36、約17〜約30、約17〜約28、約17〜約23、約17〜約20、約18〜約36、約18〜約30、約18〜約27、約18〜約24、約18〜約22、約20〜約36、約20〜約30、約20〜約28、約20〜約26、約25〜約36、約25〜約30、約25〜約28、又は約27〜約30ヶ月の貯蔵寿命)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90又は95分以内に、活性成分搭載量の少なくとも80%を送達し、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る(例えば、標的動物へのチュアブル成分の送達から、約10〜約95、約10〜約75、約10〜約60、約10〜約45、約10〜約30、約15〜約95、約15〜約75、約15〜約60、約15〜約45、約15〜約30、約20〜約95、約20〜約75、約20〜約60、約20〜約45、約20〜約30、約30〜約95、約30〜約75、約30〜約60、約30〜約45、約50〜約95、約50〜約90、約50〜約80、約50〜約70、約50〜約60、約55〜約95、約55〜約85、約55〜約80、約55〜約70、約60〜約95、約60〜約90、約60〜約80、約60〜約70、約65〜約95、約65〜約90、約65〜約80、約70〜約95、約70〜約90、約70〜約80、約75〜約95、約75〜約90又は約80〜約90分)。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、延長された時間にわたって栄養又は医薬活性成分の徐放性を提供する。1つの実施形態によれば、活性成分は、2、4、6、8、10、12、24、48、60、72、96、120、144又は168時間にわたって送達され、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、栄養又は医薬活性成分の遅延された送達を提供する。1つの実施形態によれば、送達は、約1、2、3、4、5、6、8、10、12、24、48又は72時間、遅延され、そして有用な範囲は、それらの値の何れかの間から選択され得る。

チュアブル製剤からの栄養又は医薬活性剤の放出速度は、例えば特定の制御された、又は持続された放出剤(例えば、ポリマー)の使用により、又は必要に応じて、急速な放出を促進する賦形剤(例えば、崩壊剤)の使用により、調節されるか、又は制御され得る。

1つの実施形態によれば、栄養又は医薬活性剤の放出特性は、実質的に貯蔵安定期間を通して維持される。

1つの実施形態によれば、チュアブル製剤は、貯蔵安定期間を通して実質的に同じ用量及び速度で、栄養又は医薬活性剤を送達する。

理論に縛られることを所望しないが、出願人は、特定の実施形態によれば、製剤における栄養又は医薬活性剤と、賦形剤又は他の成分との間に架橋及び/又は重合が存在しないと確信する。そのような架橋及び/又は重合は、動物に利用可能にされる栄養又は医薬活性剤の量を減じる。

チュアブル製剤は、それを必要とする動物を治療するためである。例えば、特定の疾患又は状態を治療するための製剤の適合性は、製剤に存在する栄養又は医薬活性剤に依存する。

用語「治療」(treatment)、及び関連する用語、例えば「治療する」(treating)及び「治療する」(treat)とは、本明細書において使用される場合、いくらかの所望する治療効果が達成される、ヒト又は非ヒト動物の何れかの治療に一般的に関する。例えば、治療効果は、疾患又は状態の進行の阻害、例えば進行速度を遅め、進行速度の停止、改善及び治療であり得る。予防手段としての治療もまた包含される。治療はまた、2以上の治療又は療法が、例えば連続的に又は同時に、組合して使用される併用治療及び療法も包含する。

本発明は、それを必要とする動物を治療するための本発明のチュアブル製剤の使用を提供する。

本発明はまた、本発明のチュアブル製剤を投与することを含んで成る、それを必要とする動物を治療する方法も提供する。

本発明はまた、それを必要とする動物を治療するための本発明のチュアブル製剤の製造への、本明細書に記載されるような組成物の使用も提供する。

治療されるべき動物は、ヒト又は非ヒトであり得る。非ヒト動物は、例えば次のものを包含する:生産動物、例えばウシ、ヒツジ、ブタ、シカ及びヤギ; 愛玩動物、例えばイヌ、ネコ、及びウマ; 動物園の動物、例えばマウマ、ゾウ、キリン、及び大きな猫;研究用動物、例えばマウス、ラット、ウサギ、及びモルモット;毛皮動物、例えばミンク; 鳥、例えばダチョウ、エミュー、メンドリ、ガチョウ、七面鳥、及びアヒル。

当業者は、動物を治療するための適切な投与量を、容易に決定することができるであろう。その投与量は、製剤に存在する栄養又は医薬活性剤に依存し、そしてまた、投与の頻度、治療される動物の性別、年齢、体重及び一般的な状態、治療される状態の性質及び重症度、治療されるべき任意の合併症、及び当業者に明らかな他の要因に依存することができる。

本発明及びその利点が詳細に記載されて来たが、種々の変更、置換及び改変が、添付の特許請求の範囲に規定されている本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、行われ得ることが理解されるべきである。

本発明はさらに、次の実施例に例示されるが、それらは例示目的のためであって、本発明を制限するものではない。

実施例1−カルプロフェンの溶解 4種の製剤(F1〜F4)におけるカルプロフェンの溶解性を試験した。製剤は、下記表2に示される。製剤F1及びF2を、チューを2度、押出すことにより調製した。製剤F3及びF4を、チューを1度、押出すことにより調製した。

溶解試験を、75.0rpmのパドル速度により、溶解媒体として、37℃で0.5Mのリン酸緩衝液を用いて実施した。使用される溶解装置は、ディスク又はシンカーのないUSP Apparatus IIであった。

1. 製剤 1.1 製剤1及び2 3種のチュアブルトリートを、製剤1及び2(F1及びF2)からランダムに採取し、そしてカルプロフェンの溶解性を試験した。結果は、表3及び表4に示される。

1.2 製剤3及び4 3種のチュアブルトリートを、押出しラインの開始、中間及び最終から選択し、そして試験した。押出しラインの最終から得られるチュアブルトリートの溶解時間は、押出しラインの開始から得られたチュアブルトリートの溶解時間よりもわずかに長かった。表5は、F3についての溶解データを要約し、そして表6は、F4についての溶解データを要約する。

2.結論 本発明者は、チュアブルトリートからのAPIの溶解性が、実施される押出しの数の上昇につれて、低下することを見出した。80%以上のAPIが、最初の90分で放出されることが見出された。

スーパー崩壊剤(クロスカルメロースナトリウム及び澱粉グリコール酸ナトリウム)が、さらに溶解性を改善し、そして最初の90分で100%までの薬物放出を示すことができる。

実施例2−メロキシカムを含む犬用チュアブルトリートにおける薬物−賦形剤適合性研究 1.実験計画 薬物−賦形剤適合性研究を、メロキシカム含有チュアブルトリートに対して実施した。

一連の製剤を、表7に概略されるように、各製剤から1つの成分を連続的に差し引くことにより調製した。すべての製剤は、貯蔵の前、手作業により押出された。

1.1 貯蔵条件 すべての製剤を、50℃で1ヶ月間、及び40℃で6ヶ月間、貯蔵した。

2.結果 2.1 外観 各時間間隔で、メロキシカムチュアブルトリートの色は、実質的に暗化していた。詳しく調べると、これが高温でニュトリソイグリッツ(nutrisoy grits)の暗化(あるいはおそらく、「焼ける」(toast))ためであることが示された。いくらかの暗化はまた、牛肉フレーバーのためでもあった。

2.2 メロキシカム含有量 適合性研究の間、メロキシカムアッセイの結果が表8に列挙される。それらの結果は、製剤MLX−2(ニュトリソイグリッツなし)及びMLX−5(ショートニング脂肪なし)が残りの製剤よりも、比較的より安定していたことを示す。従って、メロキシカムの分解が、それぞれ、ニュトリソイグリッツ及びショートニング脂肪に起因した。

2.3 pH 表9に示されるように、pHのわずかな低下が、すべての製剤において観察されたが、但しMLX−4(ゼラチンなし)及びMLX−5(ショートニング脂肪なし)を除く。

実施例3−カルプロフェン含有チュアブルトリートにおける薬物−賦形剤適合性研究 1. 実験計画 一連の製剤を、表10に概略されるように、各製剤から1つの成分を連続的に差し引くことにより調製した。すべての製剤は、貯蔵の前、手作業により押出された。

1.1 貯蔵条件 すべての製剤を、50℃で1ヶ月間、及び40℃で6ヶ月間、貯蔵した。

2.結果 2.1 外観 各時間間隔で、カルプロフェンチュアブルトリートの色は、実質的に暗化していた。詳しく調べると、これが高温でニュトリソイグリッツ(nutrisoy grits)の暗化(あるいはおそらく、「焼ける」(toast)ためであることが示された。いくらかの暗化はまた、牛肉フレーバーのためでもあった。

2.2 カルプロフェン含有量 適合性研究の間、カルプロフェンアッセイの結果が、表11に列挙されている。それらの結果は、製剤CAR−2(ニュトリソイグリッツなし)が最も安定した製剤であることを、明白に示す。製剤CAR−5(ショートニング脂肪なし)が、最初の3ヶ月間、他の製剤よりも比較的より安定していることが見出され、この後、その安定性の低下が観察された。従って、カルプロフェンの分解が、ニュトリソイグリッツに、及びそれよりも低い程度、ショートニング脂肪に起因した。

2.3 pH 最大のpH低下が、カルプロフェン回収に関して、最も安定した製剤でもあった、CAR−2(ニュトリソイグリッツなし)に観察された。興味あることには、3ヶ月間、室温で貯蔵されたCAR−2のサンプルは、何れのpH低下も示さず、このことは、pHが高温でのみ低下したことを示唆する。表12に示されるように、pHのわずかな低下が、すべての他の製剤において観察されたが、但しCAR−5(ショートニング脂肪なし)を除く。

2.4 水分含量 すべての製剤の水分含量は、40℃での6ヶ月間の貯蔵の後、上昇した。最大の上昇がCAR−4(ゼラチンなし)及びCAR−5(ショートニング脂肪なし)の水分含量において観察され、このことは、ゼラチン及びショートニングがチュアブルトリート中への湿分吸収を制限することを示唆する。水分含量の最小の上昇が、MLX−2(ニュトリソイグリッツなし)及びMLX−3(ビーフフレバー)の場合、観察され、このことは、ニュトリソイグリッツ及びビーフフレバーが大気水分を吸収する傾向があることを示唆する。

実施例4−カルプロフェン及びメロキシカム含有チュアブルトリート 1.実験計画 カルプロフェン(3.2%w/w)及びメロキシカム(0.073%w/w)を含むチュアブルトリートを、6ヶ月間にわたって、そのトリートの安定性を試験するために、研究した。

チュアブルトリートの3種の製剤バッチを調製した。 ・F1:5%牛肉型フレーバーを含むカルプロフェンチュアブルトリート ・F2:10%牛肉型フレーバーを含むカルプロフェンチュアブルトリート ・F3:10%牛肉型フレーバーを含むメロキシカムチュアブルトリート

製剤を、次の方法により製造した。

カルプロフェン又はメロキシカム、パルミチン酸アスコルビル、Decanox, Arbocel M80、Avicel DG、Methocel A15 Premium、牛肉型フレーバー、粉砂糖、塩化ナトリウム及びPrecirol AT05を、プラネタリーミキサーでドライブレンドにより、一緒に混合した。

ドライブレンドの完結の後、グリセリン及びプロピレングリコールを、乾燥粉末ブレンドに添加し、そして得られる混合物を、塊がなくなるまで、プラネタリーミキサーで混合した。

次に、プレゼラチン化されたトウモロコシ澱粉を添加し、そして得られる混合物をさらに、混合した。

次に、得られる混合物を、単一スクリュー押出機に充填し、そして約46rpmで押出した。

製造されたF1及びF2の量は500gであった。製造されたF3の量は700gであった。

1 化学的安定性 1.1 F1(5%のフレーバーを含むカルプロフェンチュアブルトリート) F1を、それぞれ、40℃及びRTでブリスターパックに貯蔵した。6ヶ月の安定性研究の結果を、表15に要約する。

6ヶ月での表15に示されるように、RTでホイルパック及びブルスターパックの個々においてカルプロフェンの分解はほとんど存在しなかった。カルプロフェンの割合は、40℃で貯蔵されたブリスターパックにおいて、5.9%低下した。

1.2 F2(10%のフレーバーを含むカルプロフェンチュー) F2を、50℃、40℃及びRTで、ホイルパックに貯蔵した。6ヶ月の安定性研究の結果を、表16に要約する。

1.3 F3(10%フレーバーを含むメロキシカムチュー) F3を、それぞれ50℃、40℃及びRTでホイルパックに貯蔵した。6ヶ月安定性試験の結果を、表17に要約する。

2. 物理的安定性 2.1 外観 F1〜F3チューの有意な暗化が、40℃及び50℃で観察され、ここで暗色は、チューの表面で及びその内部において、より強かった。有意な色の変化は、室温で貯蔵されたF1〜F3チューにおいては観察されなかった。

2.2 水分含量 チューの水分含量を、カール・フィッシャー滴定法により分析した。F1〜F3の水分含量(%w/w)の小さな変化が、表18に要約されるように、6ヶ月の貯蔵の間、観察された。

F1の高い初期水分含量は、チューの粉砕と分析との間のタイムラグ(12日間)のためであると思われる(その後、これを回避した)。

2.3 pH F1〜F3のpHにおける最小変化が、表19に要約されるように、6ヶ月の貯蔵の間、観察された。

2.4 微生物学的安定性 微生物学的評価を、それぞれ、室温での6ヶ月後、F1について、及び室温及び40℃での6ヶ月後、F2について行った。微生物学的アッセイの結果は、表20に要約される。

F1〜F3は、試験された期間にわたって安定する。

安定性試験、薬物−賦形剤研究、及び押出し試験に基づいて、カルプロフェン及びメロキシカムを含む半−ソフトチュアブルトリートを、次の通りに製剤化した。 ・水は、製造の間、何れの時点でもチュー製剤に添加されなかった。 ・グアーガムを、高濃度の強い乾燥結合剤、すなわちMethocel(メチルセルロース)及びAvicel(75%の微結晶性セルロース+25%のニ塩基性リン酸カルシウム)により置換し、チューの剛性及び強度を改善した。 ・ニュトリソイグリッツの量は低められるか、又はニュトリソイグリッツは不在であった。 ・ポビドンを、それらにおける微量の過酸化物不純物のために除去した。それらを、他の崩壊剤、例えばプレゼラチン化トウモロコシ澱粉、クロスカルメロースナトリウム及び澱粉グリコール酸ナトリウムにより置換した。 ・パルミチン酸アスコルビルは、これが、粉末ブレンドにおいて良好な分布が予測される粉末であるので、酸化防止剤として使用された。 ・ショートニング脂肪を、40〜90℃で溶融する他の脂肪/脂質により置換した。50〜60℃の融点を有するジステアリン酸グリセリルNF/ジステアリン酸グリセロール(タイプI)EPを、製剤に使用した。いくつかの他の脂肪、例えばグリセロールモノステアレート(融点:54〜64℃)、ベヘノイルポリオキシル−8−グリセリドNF(滴点:60〜74℃)、水素化ココナッツ油又は硬質脂肪(融点:42〜44℃)もまた、試みた。 ・デキストロース糖を、非還元糖(スクロース)により置換し、それらのメイラード反応を回避した。

このような態様で製造されたチューは、次の利点を有した。 ・硬質であるが、しかし咀嚼性がある。容易には変形せず、0%又は非常に低い摩損度を有する。 ・時間とともに、硬化も又は脆化もしない。 ・製造が容易である。 ・活性成分の良好な化学的安定性を有する。 ・微生物による汚染がない。 ・市販の他の製品(Drontal, Heartgard)に比べて、急速な溶解性を有する。

実施例5−メロキシカムについての6ヶ月の予備安定性の報告 この実施例は、メロキシカム含有イヌ用チュアブルトリートの3種のバッチについての6ヶ月安定性試験を記載する。

2.5 実験計画 メロキシカム含有イヌ用チュアブルトリートの3種の小規模バッチ(各1.5kg)を製造した。

3種のバッチの各々は、異なる製剤を表す。各バッチからのすべてのチューを、熱シールされたアルミ箔バッグに充填し、そして12ヶ月間、3種の安定性条件下で貯蔵した。

2.6 製剤の詳細 メロキシカム含有イヌ用チュアブルトリートの3種のバッチB1、B2及びB3を、調製した。各バッチの製剤の詳細が表21に示される。すべての量は、%w/wで示される。

2.7 貯蔵条件及び試験 安定性サンプルを、安定性仕様AR−STS−0014、Issue−1に対して試験した。安定性試験の貯蔵条件及び時点が表22に提供されている。

スペアは、室内条件、すなわち30℃/65% RH及び40℃/75% RHで交換される。

3.結果 試験結果の要約は、下記表23に示される。

3.1 官能特性 メトキシカム含有イヌ用チュアブルトリートの色及び外観に有意な変化が存在した。チューの色は、時間及び温度とともに、より濃くなった。何れの貯蔵条件下でも、匂いには変化は存在しなかった。

3.2 pH 6ヶ月間にわたって、メロキシカム含有イヌ用チュアブルトリートのpHに有意な低下が存在した。pHの差異は、B1よりもB2及びB3で高かった。

3.3 崩壊時間 すべての3種のバッチの崩壊時間に有意な変化が存在した。B1についての崩壊時間は温度により上昇するが、ところがB2及びB3の崩壊時間は、高温での貯蔵の後、下降した。

任意の温度での貯蔵の後、B2及びB3についての崩壊時間は、B1についてのその反応する崩壊時間以下であった。

3.4 %水分含量 イヌ用チューの3種のすべてのバッチの水分含量に全体的な上昇が存在した。最大の変化が、40℃/75%RHで貯蔵されたサンプルにおいて観察された。水分含量の差異は、B1に比べて、B2及びB2において高いことが見出された。

3.5 メロキシカム含有量 メロキシカム含有量は、時間とともに直線的に低下することが見出された。30℃/65% RH及び40℃/75% RHでの6ヶ月間の貯蔵の後、それは90% w/wの規格限界以下に低下した。

3.6 内容物の均一性 メトキシカム含有イヌ用チュアブルトリートにおけるメロキシカムの内容物の均一性を、放出の時間でのみ試験し、そして許容できる限界内に存在することが見出された。

3.7 物理的性質 チュアブルトリートは、乾燥しておらず、そしてそれらの柔軟な性質を保持していた。

チュアブルトリートを、チュアブルトリートの変形可能性を測定する硬度測定に供した。水により製造されたチュアブルトリートについての測定値よりも低い測定値は、遊離水(すなわち、添加された水)の不在下での製造が、添加される水により製造されたチュアブルトリートに比較して、チュアブルトリートの変形能力の保持を可能にすることを実証する。水により製造されたチュアブルトリートは、脆くなり、それがそれらの溶解速度及び薬物安定性に影響を及ぼす。

4. 結論 メロキシカム含有量は、30℃/65% RH及び40℃/75% RHでの6ヶ月間の貯蔵の後に試験される場合、メロキシカム含有イヌ用チュアブルトリートのすべての3種のバッチについて、90% w/w未満に低下した。これは、実施例2に示されるNutriSoyGrits 40/20の存在のためであり、これは、メロキシカムの安定性に対して有害な影響を及ぼす。製剤B1での水の存在はまた、メロキシカムの安定性に対して有害な効果を有することができる。また、すべての貯蔵条件下で、すべての3種のバッチの外観、崩壊及び水分含有に観察される有意な変化が存在した。

実施例6−水活性 2種のチュアブル製剤の水活性を試験した。製剤の1つは、医薬活性剤を含まないプラシーボであり、そして他の1つは、メロキシカムを含んだ。使用される方法は、AOAC 978.18であった。結果は、下記表24に示される。

両製剤は、低い水活性を有した。

F3及びF6の成分の詳細が、下記表25に提供される。すべての量は、% w/wで示される。

試験当日、F3は、貯蔵23ヵ月目であり、そしてF6は6ヶ月目であった。データは、低い水活性が延長された時間にわたって、チュアブル製剤に保持され得ることを示す。

実施例7−質感プロフィール分析 5種のチュアブル製剤(F1、F3、F7、F8及びF9)の質感プロフィールを分析した。

1.製剤 製剤は、15mmの直径及び14−16mmの高さを有する円柱状押出し物の形で存在した。

各製剤の各成分の詳細が、下記表26に提供される。

F1、F3及びF9は、それぞれカルプロフェン、メロキシカム及びメトクロプラミドを含んだ。F7及びF8は、医薬活性を含まないプラシーボであった。試験当日、F1は貯蔵24ヶ月目であり、F3は23ヶ月目であり、F7及びF8は、6ヶ月目であり、そしてF9は2ヶ月目であった。

2. 質感プロフィール分析 質感プロフィール分析は、ベースとプレートとの間の食品サンプルを、一定速度で2度、圧縮し、そして時間に対する力を測定することにより、2つの「噛み心地(bites)」をシミュレートする質感測定である。試験は、食品調査に広く使用されている。

2.1 試験手順 各製剤の15mmの直径及び14−16mmの高さを有する単一の円柱状押出し物を、Instron 4444質感分析測定器を用いて試験した。二重9mm圧縮を、100mm/分のクロスヘッド速度で、65mmの直径のアルミニウムプレートを用いて、各錠剤に対して実施した。すべての試験は、室温(25±1℃)で行われた。

2.2 結果 質感プロフィール分析の結果は、下記表27及び28に示されている。 同等の程度の圧縮が、試験される、すべての錠剤により達成された。

結果は、おおむね、試験されたすべての製剤に関して類似する。これは、製剤の質感が貯蔵に基づいて有意に変化しないことを示唆する。

注目すべきは、試験されたすべてのサンプルは、最初の一噛みで崩れずに変形したことである。

F8についての二重圧縮曲線が図2に示される。この曲線は、試験された製剤について典型的である。

表27における製剤の性質、及びその性質が何にして評価されるかの記載が、下記表28に提供される。

実施例8−チュアブル製剤の成分 表29に示される成分を有するチュアブル製剤を調製した。すべての量は、% w/wで示される。

上記表29における活性成分(API)を、下記表30に列挙されるそれらから選択した。すべての量は、% w/wで示される。

調製された45種のチュアブル製剤(いくつかは、プラシーボ)の詳細が、下記表31に提供される。

実施例9−本発明の製剤の溶解性 8種のチュアブル製剤を調製し、そしてそれらの溶解性を試験した。使用される手順は、上記実施例1に記載されている。結果は、下記表32に示される。すべての量は、%w/wで示される。

製剤F#1〜F#8の成分の詳細は、下記表33に示される。すべての量は、%w/wで示される。

時間の経過と共に製剤の溶解プロフィールが、図3に示される。30分で、すべての製剤の溶解性は、>75%であった。90分で、すべての製剤の溶解性は100%であった。

従って、本発明の好ましい実施形態を詳細に記載して来たが、上記パラグラフにより定義される発明は、上記の説明に示される特定の詳細に制限されるものではなく、多くの明らかな変更が、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく可能であることが理解されるべきである。

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