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Semiconductor device

阅读:785发布:2024-02-22

专利汇可以提供Semiconductor device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a semiconductor device which can reduce a parasitic capacitance between a gate and a drain.
SOLUTION: A MOS transistor is provided with a p-type semiconductor region 11, drain layers 15, 16 and a source layer 13 which are formed on a surface of the region 11, a gate electrode 18 which is formed on the region 11 across the drain region 16 and the source region 13 via a gate insulating film 17, a drain electrode 24 and a source electrode 20 which are formed on the drain region 15 and the source region 13, respectively, a first conductive film formed on the gate electrode 18 via an insulating film 19, and a drain wiring layer which is formed on the source electrode 20 and the first conductive film via an interlayer insulating film 22 electrically connected with the drain electrode 24 and overlapped with the gate electrode 18. A potential equal to the source electrode 20 is applied to the first conductive film.
COPYRIGHT: (C)2003,JPO,下面是Semiconductor device专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1導電型の第1半導体領域と、 前記第1半導体領域の表面に、互いに離隔するようにして選択的に設けられた第2導電型の第2、第3半導体領域と、 前記第1半導体領域上に、前記第2、第3半導体領域間に渡って、ゲート絶縁膜を介在して設けられたゲート電極と、 前記第2、第3半導体領域上にそれぞれ設けられた第1、第2電極と、 前記ゲート電極の上面及び側面を取り囲むようにして設けられた絶縁膜と、 前記絶縁膜を介在して前記ゲート電極上に設けられ、前記第2電極と同電位、または前記第1、第2電極の間の一定電位を有する第1導電膜と、 前記第2電極及び前記第1導電膜上に設けられた層間絶縁膜と、 少なくとも前記ゲート電極直上の前記層間絶縁膜上に設けられ、前記第1電極に電気的に接続された配線層とを具備することを特徴とする半導体装置。 【請求項2】 前記第1導電膜は、前記第2電極の一部であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 【請求項3】 前記絶縁膜と前記第1電極との間に設けられ、前記第2半導体領域及び前記第1電極と電気的に分離された第2導電膜を更に備え、該第2導電膜は、前記第2電極と同電位、または前記第1、第2電極の間の一定電位を有することを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置。 【請求項4】 前記第2導電膜は、前記第2電極の一部であることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。 【請求項5】 前記第2導電膜の材質は、前記ゲート電極と同一であることを特徴とする請求項3または4記載の半導体装置。 【請求項6】 前記絶縁膜は前記第2半導体領域上にも設けられ、前記第1電極は、該第2半導体領域上の該絶縁膜の表面から該第2半導体領域に達する第1コンタクトホールを埋め込むようにして設けられていることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載の半導体装置。 【請求項7】 前記第1電極は前記配線層の一部であり、前記層間絶縁膜の表面から前記第2半導体領域に達するようにして設けられた第2コンタクトホールを介して前記第2半導体領域に接続されることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載の半導体装置。 【請求項8】 前記絶縁膜は前記第2半導体領域上にも設けられ、前記第2コンタクトホールは該第2半導体領域上の該絶縁膜を貫通するようにして設けられていることを特徴とする請求項7記載の半導体装置。 【請求項9】 前記第1電極の材質は、前記配線層と異なることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載の半導体装置。 【請求項10】 前記第1半導体領域表面内に、前記第2半導体領域から前記第3半導体領域に渡って設けられた第1導電型の第4半導体領域を更に備えることを特徴とする請求項1乃至9いずれか1項記載の半導体装置。 【請求項11】 前記第4半導体領域表面内に、前記第3半導体領域及び前記第2電極と接するようにして設けられ、前記第4半導体領域よりも高不純物濃度の第1導電型の第5半導体領域と、 前記第1半導体領域の裏面に設けられ、該第1半導体領域よりも高不純物濃度の第1導電型の第6半導体領域と、 前記第5、第6半導体領域を接続するようにして前記第1、第4半導体領域内に設けられ、該第1半導体領域よりも高不純物濃度の第1導電型の第7半導体領域と、 前記第6半導体領域裏面に設けられた第3電極とを更に具備することを特徴とする請求項1乃至10いずれか1
    項記載の半導体装置。 【請求項12】 第1導電型の半導体領域と、 前記半導体領域の表面に、互いに離隔するようにして選択的に設けられた第2導電型のソース、ドレイン領域と、 前記半導体領域上に、前記ソース、ドレイン領域間に渡って、ゲート絶縁膜を介在して設けられたゲート電極と、 前記ゲート電極の上面及び側面を取り囲むようにして設けられた絶縁膜と、 前記ドレイン領域上に設けられたドレイン電極と、 前記ソース領域上から前記絶縁膜上に沿って設けられ、
    且つ前記ドレイン電極と電気的に分離されたソース電極と、 前記ソース電極及び前記絶縁膜を被覆するようにして設けられた層間絶縁膜と、 少なくとも前記ゲート電極直上の前記層間絶縁膜上に設けられ、前記ドレイン電極に電気的に接続されたドレイン配線層とを具備することを特徴とする半導体装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関し、特に高周波動作を行う同期整流用の半導体装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、コンピュータ等に使用される電源には、同期整流方式のDC−DCコンバータが多用されている。 DC−DCコンバータは、その高効率化のために低オン抵抗特性が重要視されており、DC−DCコンバータを構成するMOSトランジスタには、トレンチゲート型が広く使用されてきた。 【0003】ところが近年の高周波化に伴い、DC−D
    Cコンバータには低オン抵抗化と同時にスイッチング損失の低減が求められてきている。 従って、MOSトランジスタにおいても低抵抗化及び低容量化が重要となっている。 この観点においてトレンチゲート型のMOSトランジスタは、薄いゲート絶縁膜が直接ドレイン層と接する構造を有するが故に、ゲート・ドレイン間の寄生容量が大きく、好ましいものではない。 【0004】そこで、トレンチゲート型に代わってオフセットゲート型のMOSトランジスタが用いられ始めている。 従来のオフセットゲート型MOSトランジスタの構造について、図6を用いて説明する。 図6はMOSトランジスタの断面図である。 【0005】図示するように、p 型シリコン基板10
    0上のp型エピタキシャル成長層110の表面領域内に、p型ベース層120が選択的に設けられている。 ベース層120の表面領域内には、n 型ソース層130
    が選択的に設けられ、更にソース層130に接するようにしてp 型コンタクト層140が設けられている。 また、隣接するベース層120間のp型エピタキシャル層110の表面領域内にはn 型ドレイン層150が設けられ、このn 型ドレイン層150からベース層120
    内に沿って且つソース層130と離隔するようにしてn
    型ドレイン層160が設けられている。 ソース層130
    とn型ドレイン層160との間のベース層120上には、ゲート絶縁膜170を介在してゲート電極180が設けられ、ゲート電極を絶縁膜190が取り囲んでいる。 ソース層130及びコンタクト層140上には互いを電気的に短絡するようにしてソース電極200が設けられ、n 型ドレイン層150上にはドレイン電極21
    0が設けられている。 これらソース電極200及びドレイン電極210を被覆するようにして層間絶縁膜220
    が設けられており、層間絶縁膜220上にはコンタクトホール230を介してドレイン電極210と接続されるドレイン配線層240が設けられている。 また、p型エピタキシャル層110内には、ソース電極200直下からp 型シリコン基板に達するp 型リーチスルー層2
    50が設けられ、ソース層130がp 型シリコン基板100に電気的に接続されている。 そして、p 型シリコン基板100裏面上にソース電極260が設けられている。 【0006】上記のような構成によれば、p 型シリコン基板裏面にもソース電極を設けることにより、MOS
    トランジスタの寄生容量や寄生インダクタンスを低減できる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のMOSトランジスタであると、ドレイン電極210
    及びドレイン配線層240とゲート電極180とが絶縁膜190及び層間絶縁膜220を介在して近接する。 より具体的には、ゲート電極180は、横方向でドレイン電極210と隣接し、上方向でドレイン配線層240と隣接する。 その結果、MOSトランジスタの帰還容量が増大し、高周波動作時に悪影響を及ぼすという問題があった。 【0008】この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ゲート・ドレイン間の寄生容量を低減できる半導体装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、この発明に係る半導体装置は、第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域の表面に、互いに離隔するようにして選択的に設けられた第2導電型の第2、
    第3半導体領域と、前記第1半導体領域上に、前記第2、第3半導体領域間に渡って、ゲート絶縁膜を介在して設けられたゲート電極と、前記第2、第3半導体領域上にそれぞれ設けられた第1、第2電極と、前記ゲート電極の上面及び側面を取り囲むようにして設けられた絶縁膜と、前記絶縁膜を介在して前記ゲート電極上に設けられ、前記第2電極と同電位、または前記第1、第2電極の間の一定電位を有する第1導電膜と、前記第2電極及び前記第1導電膜上に設けられた層間絶縁膜と、少なくとも前記ゲート電極直上の前記層間絶縁膜上に設けられ、前記第1電極に電気的に接続された配線層とを具備することを特徴としている。 【0010】上記のような半導体装置であると、ゲート電極と配線層との間に、絶縁膜及び層間絶縁膜を介在して第1導電膜が設けられている。 そしてこの第1導電膜は第2電極と同じ電位、または第1、第2電極の間の一定電位が与えられている。 従って、第1導電膜がシールドの役割を果たす結果、ゲート電極と配線層との間の寄生容量が低減され、帰還容量を削減できる。 そのため、
    高速のスイッチング動作時等における半導体装置の動作信頼性を向上できる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面を参照して説明する。 この説明に際し、全図にわたり、
    共通する部分には共通する参照符号を付す。 【0012】この発明の第1の実施形態に係る半導体装置について図1を用いて説明する。 図1はオフセットゲート型のMOSトランジスタの断面図である。 【0013】図示するように、p 型シリコン基板10
    上のp型エピタキシャル成長層11の表面領域内に、p
    型ベース層12が選択的に設けられている。 ベース層1
    2の表面領域内には、n 型ソース層13が選択的に設けられ、更にソース層13に接するようにしてp 型コンタクト層14が設けられている。 また、隣接するベース層12間のp型エピタキシャル層11の表面領域内にはn 型ドレイン層15が設けられ、このn 型ドレイン層15からベース層12内に沿って且つソース層13
    と離隔するようにしてn型ドレイン層16が設けられている。 ソース層13とn型ドレイン層16との間のベース層12上には、ゲート絶縁膜17を介在してゲート電極18が設けられ、ゲート電極18の上面及び側面を絶縁膜19が取り囲んでいる。 ソース層13及びコンタクト層14上には互いを電気的に短絡するようにしてソース電極20が設けられている。 このソース電極20は、
    ゲート電極18を被覆する絶縁膜19の上面及び側面を取り囲むようにして設けられており、ソース電極20とドレイン層15、16との間は絶縁膜21によって絶縁されている。 すなわち、ゲート電極18の上面及び側面をソース電極20が取り囲む構造である。 絶縁膜21
    は、絶縁膜19の一部であっても良い。 そして、ソース電極20及び絶縁膜21を被覆するようにして、全面に層間絶縁膜22が設けられている。 更に、層間絶縁膜2
    2表面から絶縁膜21を貫通してn 型ドレイン層15
    に達するコンタクトホール23が開口され、ドレイン電極(ドレイン配線層)24が、このコンタクトホール2
    3を埋め込み、且つ層間絶縁膜22上に延設されている。 この層間絶縁膜22上のドレイン配線層24は、ゲート電極18及びソース電極20上にまで拡がって設けられている(ゲート電極18、ソース電極20にオーバーラップしている)。 また、p型エピタキシャル層11
    内には、ソース電極20直下からp 型シリコン基板に達するp 型リーチスルー層25が設けられることにより、ソース層13がp 型シリコン基板10に電気的に接続されている。 そして、p 型シリコン基板10裏面上にソース電極26が設けられている。 【0014】図示するMOSトランジスタにおいて、ソース・ドレイン間、及びゲートに順方向電圧が印加されると、ソース層13・ドレイン層16間のベース層12
    表面にチャネルが形成される。 すると、ドレイン層16
    からチャネルを通ってソース層13に達する電流は、ソース電極20、コンタクト層14、リーチスルー層2
    5、及びp 型シリコン基板を通ってソース電極26へ流れ込む。 【0015】上記構成を有するMOSトランジスタであると、ゲート電極18直上に存在するドレイン配線層2
    4及びゲート電極18側部に存在するドレイン配線層2
    4と、ゲート電極18との間に、ソース電極20が介在している。 このソース電極20は、通常接地電位に固定されている。 その結果、ソース電極20がシールドとしての役割を果たすため、MOSトランジスタのゲート・
    ドレイン間の寄生容量を低減できる。 寄生容量を低減できれば、高速スイッチング等、MOSトランジスタの高周波動作時における動作信頼性を向上できる。 【0016】また、本実施形態に係るMOSトランジスタでは、高不純物濃度のリーチスルー層25によって、
    ソース層13とp 型シリコン基板10とを接続している。 従って、MOSトランジスタの低抵抗化を図ることが出来る。 更に図1の構成においては、実質的にソース電極として機能するのはソース電極26である。 すると、実装工程は、ソース電極26の電極面が実装基板上に接するようにして行われる。 すなわち、ソース電極2
    6はソース電位を供給する配線面にワイヤボンディングされるのではなく、ソース電極26面が直接配線面に接するようにして接着される。 従って、ボンディングワイヤによって発生する寄生インダクタンス等の問題を解消できる上に、実装工程を簡略化することが出来る。 【0017】なお、本実施形態に係るMOSトランジスタでは、コンタクトホール23は、ドレイン配線層ともなるドレイン電極24によって埋め込まれている。 しかし、コンタクトホール23内を金属プラグ等により埋め込むことでドレイン電極24を形成し、その後、改めてドレイン配線層となる金属配線層を層間絶縁膜22上に形成しても良い。 【0018】次にこの発明の第2の実施形態に係る半導体装置について、図2を用いて説明する。 図2はオフセットゲート型のMOSトランジスタの断面図である。 なお、p型エピタキシャル成長層11内の構造は第1の実施形態と同様であるので説明は省略し、p型エピタキシャル成長層11上の構造についてのみ説明する。 【0019】すなわち、ソース層13とn型ドレイン層16との間のベース層12上には、ゲート絶縁膜17を介在してゲート電極18が設けられ、ゲート電極18を絶縁膜19が取り囲んでいる。 ソース層13及びコンタクト層14上には互いを電気的に短絡するようにしてソース電極20が設けられている。 このソース電極20
    は、絶縁膜19を介在してゲート電極18の直上まで延設されている。 また、ドレイン層15上にはドレイン電極24が設けられている。 そして、ソース電極20、ドレイン電極24、及び絶縁膜19を被覆するようにして、全面に層間絶縁膜22が設けられている。 更に、層間絶縁膜22表面からドレイン電極24に達するコンタクトホール23が開口され、ドレイン配線層27が、このコンタクトホール23を埋め込み、且つ層間絶縁膜2
    2上に延設されている。 【0020】上記構成を有するMOSトランジスタであると、ゲート電極18直上に存在するドレイン配線層2
    7とゲート電極18との間に、ソース電極20が介在している。 そして、このソース電極20は、通常接地電位に固定されている。 従って、上記第1の実施形態で説明したように、ソース電極20がシールドとしての役割を果たすため、MOSトランジスタのゲート・ドレイン間の寄生容量を低減できる。 【0021】このように、本実施形態によれば上記第1
    の実施形態と同様の効果を得ることが出来る。 また、第1の実施形態に比べて比較的容易に実施が可能である。
    なぜなら、絶縁膜19を用いたセルフアラインによってドレイン電極24を形成出来るためであり、微細化に適した構造と言うことが出来る。 勿論、図1に示すように、ドレイン電極24及びドレイン配線層27を一体のものとして形成しても構わない。 【0022】次にこの発明の第3の実施形態に係る半導体装置について、図3を用いて説明する。 図3は、オフセットゲート型のMOSトランジスタの断面図である。
    なお、p型エピタキシャル成長層11内の構造は第1の実施形態と同様であるので説明は省略し、p型エピタキシャル成長層11上の構造についてのみ説明する。 【0023】すなわち、ソース層13とn型ドレイン層16との間のベース層12上には、ゲート絶縁膜17を介在してゲート電極18が設けられ、ゲート電極を絶縁膜19が取り囲んでいる。 また、隣接するゲート電極1
    8間には絶縁膜19と同一の高さを有する絶縁膜19−
    1が、絶縁膜19から所定の間隔だけ離隔して設けられ、更に、隣接する絶縁膜19、19−1間のドレイン層16上にも、絶縁膜19、19−1よりも小さな膜厚を有する絶縁膜19−2が設けられている。 そして、絶縁膜19、19−1間の絶縁膜19−2上には多結晶シリコン膜28が設けられている。 ソース層13及びコンタクト層14上には互いを電気的に短絡するようにしてソース電極20が設けられている。 このソース電極20
    は、ゲート電極18を被覆する絶縁膜19の上面から多結晶シリコン膜28上まで延設されており、多結晶シリコン膜28と電気的にも接続されている。 そして、ソース電極20及び絶縁膜19−1を被覆するようにして、
    全面に層間絶縁膜22が設けられている。 更に、層間絶縁膜22表面から絶縁膜19−1を貫通してn 型ドレイン層15に達するコンタクトホール23が開口され、
    ドレイン電極(ドレイン配線層)24が、このコンタクトホール23を埋め込み、且つ層間絶縁膜22上に延設されている。 【0024】上記構成を有するMOSトランジスタであると、ゲート電極18直上に存在するドレイン配線層2
    7とゲート電極18との間に、ソース電極20が介在している。 そして、このソース層20は、通常接地電位に固定されている。 更に、ゲート電極18の側面には、ソース電極20に接続され、ソース電極20と同電位とされた多結晶シリコン膜28が設けられている。 従って、
    上記第1の実施形態で説明したように、ソース電極20
    及び多結晶シリコン膜28がシールドとしての役割を果たすため、MOSトランジスタのゲート・ドレイン間の寄生容量を低減できる。 【0025】このように、本実施形態によれば上記第1
    の実施形態と同様の効果を得ることが出来る。 また、第1の実施形態に比べて比較的容易に実施が可能である。
    なぜなら、多結晶シリコン膜28は、ゲート電極18材を流用できるからである。 すなわち、ゲート電極の形成は、ゲート電極18を形成するための多結晶シリコン膜をゲート絶縁膜17上に形成した後、この多結晶シリコン膜をゲート電極パターンにパターニングすることで行う。 この際、ゲート電極に隣接する部分に多結晶シリコン膜を残しておくことで、多結晶シリコン膜28が作成できる。 【0026】なお、上記第2の実施形態で説明した図2
    に示すように、コンタクトホール23内を金属プラグ等により埋め込むことでドレイン電極24を形成し、その後、改めて層間絶縁膜22上にドレイン配線層27を形成しても構わない。 また、多結晶シリコン膜28は、ゲート電極とは別の工程で形成する金属配線層であっても良く、導電膜であり且つソース電極と同電位が与えられていれば限定されるものではない。 【0027】なお、上記実施形態のように、必ずしもソース電極20をゲート電極18直上まで引き出さなければならないものではない。 このような場合について、上記実施形態の変形例として、図4、図5を用いて説明する。 【0028】図4はこの発明の第1乃至第3の実施形態の第1の変形例に係るMOSトランジスタの断面図である。 図示するように、本変形例に係るMOSトランジスタでは、ゲート電極18直上にソース電極20を設ける代わりに導電膜29−1を設けている。 この導電膜29
    −1にはソース電極20と同電位が与えられている。 【0029】図5はこの発明の第1乃至第3の実施形態の第2の変形例に係るMOSトランジスタの断面図である。 図示するように、本変形例に係るMOSトランジスタは、上記第1の変形例で説明した図4の構成において、ドレイン電極24とゲート電極18側壁との間にも導電膜29−2を設けたものである。 導電膜29−2にも、ソース電極20電位と同電位が与えられている。 【0030】このように、ゲート電極18の周辺に、ソース電極と同電位の領域を設けることで、第1乃至第3
    の実施形態と同様の効果を得ることが出来る。 なお、導電膜29−1、29−2は、必ずしもソース電極と同電位である必要はない。 例えばソース電位とドレイン電位との間の電位であって且つ一定電位であれば上記効果が得られる。 また、電流をドレイン層15、16、ソース層13、ソース電極20、コンタクト層14、リーチスルー層25、及びp 型シリコン基板に流すことで、実質的なソース電極はソース電極26であって、ソース電極20は単なる電流経路の一部に過ぎない場合を例に挙げて説明した。 しかし、勿論、ソース電極20を実質的にソース電極として機能するものとして用いても良い。
    すなわち、半導体装置を実装する際に、実装基板上においてソース電位を供給する配線層とソース電極20とを接続しても構わない。 更に、上記実施形態及びその変形例ではオフセットゲート型のMOSトランジスタを例に挙げて説明したが、同一面上に3つの異なる電位の電極が存在し、そのうちの2者間でのオーバーラップによる寄生容量が問題になるような構成の半導体装置全般に適用できる。 【0031】上記のように、第1乃至第3の実施形態及びその第1、第2の変形例によれば、ソース電極20、
    またはソース電極20と導電膜28、29−1、29−
    2により、ゲート電極18を取り囲んでいる。 そして導電膜28、29−1、29−2に、ソース電極20と同電位、またはソース電位とドレイン電位との間の一定電位を与えている。 そのため、MOSトランジスタのゲート電極とドレイン電極及びドレイン配線層との間の寄生容量が低減され、帰還容量を削減できる。 そのため、高速のスイッチング動作時等における半導体装置の動作信頼性を向上できる。 【0032】なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。 更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。 例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。 【0033】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、ゲート・ドレイン間の寄生容量を低減できる半導体装置を提供できる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の第1の実施形態に係るMOSトランジスタの断面図。 【図2】この発明の第2の実施形態に係るMOSトランジスタの断面図。 【図3】この発明の第3の実施形態に係るMOSトランジスタの断面図。 【図4】この発明の第1乃至第3の実施形態の第1の変形例に係るMOSトランジスタの断面図。 【図5】この発明の第1乃至第3の実施形態の第2の変形例に係るMOSトランジスタの断面図。 【図6】従来のMOSトランジスタの断面図。 【符号の説明】 10、100…p 型シリコン基板11、110…p型エピタキシャル成長層12、120…p型ベース層13、130…n 型ソース層14、140…p 型コンタクト層15、150…n 型ドレイン層16、160…n型ドレイン層17、170…ゲート絶縁膜18、180…ゲート電極19、19−1、19−2、21、22、190、22
    0…絶縁膜20、26、200、260…ソース電極23、230…コンタクトホール24、210…ドレイン電極(ドレイン配線層) 25、250…p 型リーチスルー層27、240…ドレイン配線層28…多結晶シリコン膜29−1、29−2…導電膜

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安原 紀夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内(72)発明者 川口 雄介 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内(72)発明者 帆玉 信一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内(72)発明者 中川 明夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内Fターム(参考) 5F140 AA11 BA01 BB13 BC12 BF01 BF04 BF47 BG08 BH15 BH26 BH30 BJ00 BJ05 BJ11 BJ14 BJ15 BJ25 BJ27 BK01 CA08 CD08 CE20

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