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Method for forming air gap under gate electrode end using disposable spacer/liner

阅读:948发布:2024-02-27

专利汇可以提供Method for forming air gap under gate electrode end using disposable spacer/liner专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for forming an air gap under the end of a gate electrode to reduce the parasitic overlap capacitance of a gate end. SOLUTION: A gate spacer oxide layer (40) is formed on a semiconductor substrate (10) at least at the same thickness as a gate electrode (22), wherein the gate spacer oxide layer (40) partly fills a reverse T-shaped opening (34) from upward to downward and an air gap spacer (46) is formed close to the bottom of the reverse T-shaped opening (34). The gate spacer (40), liner nitride layer (28) and liner oxide layer (26) are etched to form a gate spacer (60) close to the gate electrode (22). The gate spacer (60) is provided with the etched liner nitride layer (28) and liner oxide layer (26) thereunder.,下面是Method for forming air gap under gate electrode end using disposable spacer/liner专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 半導体デバイスのエアギャップスペーサーを形成する方法であって、 活性領域の範囲を限定する少なくとも一対のSTIを有する半導体基板を準備し、 前記活性領域内の前記基板上にゲート電極を形成し、前記ゲート電極はその下にゲート誘電体層を有しており、 前記構造体上にライナー酸化物層を形成し、これにより前記ゲート誘電体層と前記ゲート電極の側壁及び前記ゲート電極の頂面を被覆し、 前記ライナー酸化物層上にライナー窒化物層を形成し、 前記構造体上に厚い酸化物層を形成し、 前記厚い酸化物層、前記ライナー窒化物層、及び前記ライナー酸化物層を前記ゲート電極の前記頂面と同じ高さに平坦化し、そして前記ゲート電極のいずれかの面において前記ライナー酸化物層を露出させ、 前記平坦化された厚い酸化物層及び前記ライナー酸化物層の一部及び前記ゲート電極の下の前記ゲート誘電体層の一部を除去して、前記ゲート電極のいずれかの面上に断面逆T字形の開口を形成し、 前記構造体上にゲートスペーサー酸化物層を前記ゲート電極と少なくとも同じ厚さに形成し、ここで前記ゲートスペーサー酸化物層が前記逆T字形開口を上方から下方に部分的に満たし、ここでエアギャップスペーサーが前記逆T字形開口の底部に近接して形成され、 前記ゲートスペーサー酸化物層、前記ライナー窒化物層、及び前記ライナー酸化物層をエッチングして、ゲートスペーサーを前記ゲート電極に近接して形成し、前記ゲートスペーサーはエッチングされたライナー窒化物層とライナー酸化物層をその下に有する、工程を含む前記方法。 【請求項2】 前記ゲート電極は約1000〜3000
    Åの厚さであり、ゲート誘電体層は約10〜75Åの厚さであり、前記ライナー酸化物層は約100〜500Å
    の厚さであり、前記ライナー窒化物層は約50〜300
    Åの厚さであり、そして前記ゲート誘電体層は前記ゲート電極の下から約50〜300Å除去される、請求項1
    記載の方法。 【請求項3】 前記ゲート電極は約1000〜2500
    Åの厚さであり、ゲート誘電体層は約14〜20Åの厚さであり、前記ライナー酸化物層は約100〜200Å
    の厚さであり、前記ライナー窒化物層は約50〜200
    Åの厚さであり、そして前記ゲート誘電体層は前記ゲート電極の下から約50〜150Å除去される、請求項1
    記載の方法。 【請求項4】 前記ゲート電極上にパターン化されたハードマスク層を形成する工程を含み、ここで前記ハードマスク層は前記平坦化工程のストップ層として使用され、そして前記平坦化された厚い酸化物層、ライナー窒化物層、及びライナー酸化物層は前記ハードマスク層の頂面と同じ高さである、請求項1記載の方法。 【請求項5】 前記ゲート電極上にパターン化されたハードマスク層を形成する工程を含み、ここで前記ハードマスク層はSi 24 、SiO 2 、SiON、SiO 2 +S
    iN、及びSiO 2 +SiONから成る群から選ばれる物質から構成される、請求項1記載の方法。 【請求項6】 前記STIはHDP‐SiO 2 、TEO
    S‐LPCVD、及びO 3及びTEOS(APCVD)
    から成る群から選ばれる物質から構成され、前記ゲート誘電体層はSiO 2 、Ta 25 、SiN、SiON、S
    iO 2 +SiN、SiN+SiO 2 、HFO 2及びZrO 2
    から成る群から選ばれる物質から構成され、そして前記ゲート電極はポリシリコン、ポリサイド、アモルファスシリコンから成る物質、及び上述の物質の1つから成る下層と上層のポリサイド層を有する2層構造体から構成される、請求項1記載の方法。 【請求項7】 前記STIはHDP‐SiO 2から構成され、前記ゲート誘電体層はSiO 2 、Ta 25 、Si
    N、SiON、SiO 2 +SiN、SiN+SiO 2 、H
    FO 2及びZrO 2から成る群から選ばれる物質から構成され、そして前記ゲート電極はアモルファスシリコンから構成される、請求項1記載の方法。 【請求項8】 前記半導体基板上にパッド酸化物層を形成し、 前記パッド酸化物層上に窒化物層を形成し、 前記窒化物層、パッド酸化物層、及び半導体基板をエッチングして、 活性領域の範囲を示す少なくとも一対のSTIトレンチを形成し、 前記STIトレンチ内に平坦化されたSTIを形成し、 前記窒化物層を除去し、そして前記活性領域内に前記ゲート電極を形成する前に前記パッド酸化物層を除去する、工程を更に含む、請求項1記載の方法。 【請求項9】 半導体デバイスのエアギャップスペーサーを形成する方法であって、 半導体基板上に連続して形成されたパッド酸化物層及び窒化物層を有する半導体基板を準備し、 前記窒化物層及び前記パッド酸化物層を貫通して前記基板中に少なくとも一対のSTIを形成し、前記STIは活性領域の範囲を限定し、 少なくとも前記活性領域内で前記基板を露出する前記窒化物層及びパッド酸化物層を除去し、 前記活性領域内の前記露出した基板上にゲート電極を形成し、前記ゲート電極はその下にゲート誘電体層を有しており、 前記構造体上にライナー酸化物層形成し、これにより前記ゲート誘電体層と前記ゲート電極の側壁及び前記ゲート電極の頂面を被覆し、 前記ライナー酸化物層上にライナー窒化物層を形成し、 前記構造体上に厚い酸化物層を形成し、 前記厚い酸化物層、前記ライナー窒化物層、及び前記ライナー酸化物層を前記ゲート電極の前記頂面と同じ高さに平坦化し、そして前記ゲート電極のいずれかの面において前記ライナー酸化物層を露出させ、 前記平坦化された厚い酸化物層及び前記ライナー酸化物層の一部及び前記ゲート電極の下の前記ゲート誘電体層の一部を除去して、前記ゲート電極のいずれかの面上に断面逆T字形の開口を形成し、 前記構造体上にゲートスペーサー酸化物層を前記ゲート電極と少なくとも同じ厚さに形成し、ここで前記ゲートスペーサー酸化物層が前記逆T字形開口を上方から下方に部分的に満たし、ここでエアギャップスペーサーが前記逆T字形開口の底部に近接して形成され、そして前記ゲートスペーサー酸化物層、前記ライナー窒化物層、及び前記ライナー酸化物層をエッチングして、ゲートスペーサーを前記ゲート電極に近接して形成し、前記ゲートスペーサーはエッチングされたライナー窒化物層とライナー酸化物層をその下に有する、工程を含む前記方法。 【請求項10】 前記ゲート電極は約1000〜300
    0Åの厚さであり、前記ゲート誘電体層は約10〜75
    Åの厚さであり、前記ライナー酸化物層は約100〜5
    00Åの厚さであり、前記ライナー窒化物層は約50〜
    300Åの厚さであり、そして前記ゲート誘電体層は前記ゲート電極の下から約50〜300Å除去される、請求項9記載の方法。 【請求項11】 前記ゲート電極は約1000〜250
    0Åの厚さであり、前記ゲート誘電体層は約14〜20
    Åの厚さであり、前記ライナー酸化物層は約100〜2
    00Åの厚さであり、前記ライナー窒化物層は約50〜
    200Åの厚さであり、そして前記ゲート誘電体層は前記ゲート電極の下から約50〜150Å除去される、請求項9記載の方法。 【請求項12】 前記ゲート電極上にパターン化されたハードマスク層を形成する工程を含み、ここで前記ハードマスク層は前記平坦化工程のストップ層として使用され、そして前記平坦化された厚い酸化物層、ライナー窒化物層、及びライナー酸化物層は前記ハードマスク層の頂面と同じ高さである、請求項9記載の方法。 【請求項13】 前記ゲート電極上にパターン化されたハードマスク層を形成する工程を含み、ここで前記ハードマスク層はSi 24 、SiO 2 、SiON、SiO 2
    SiN、及びSiO 2 +SiONから成る群から選ばれる物質から構成される、請求項9記載の方法。 【請求項14】 前記窒化物層はSiON、及びSiN
    +SiONから成る群から選ばれる物質から構成され、
    前記STIはHDP‐SiO 2 、TEOS‐LPCV
    D、及びO 3及びTEOS(APCVD)から成る群から選ばれる物質から構成され、前記ゲート誘電体層はS
    iO 2 、Ta 25 、SiN、SiON、SiO 2 +Si
    N、SiN+SiO 2 、HFO 2及びはZrO 2から成る群から選ばれる物質から構成され、そして前記ゲート電極はポリシリコン、ポリサイド、アモルファスシリコンから成る物質、及び上述の物質の1つから成る下層と上層のポリサイド層を有する2層構造体から構成される、
    請求項9記載の方法。 【請求項15】 前記窒化物層はSiON、及びSiN
    +SiONから成る群から選ばれる物質から構成され、
    前記STIはHDP‐SiO 2から構成され、前記ゲート誘電体層はSiO 2 、Ta 25 、SiN、SiON、
    SiO 2 +SiN、SiN+SiO 2 、HFO 2及びZr
    2から成る群から選ばれる物質から構成され、そして前記ゲート電極はアモルファスシリコンから構成される、請求項9記載の方法。 【請求項16】 半導体デバイスのエアギャップスペーサーを形成する方法であって、 半導体基板上に連続して形成されたパッド酸化物層及び窒化物層を有する半導体基板を準備し、 前記窒化物層及び前記パッド酸化物層を貫通して前記基板中に少なくとも一対のSTIを形成し、前記STIは活性領域の範囲を限定し、 少なくとも前記活性領域内で前記基板を露出する前記窒化物層及びパッド酸化物層を除去し、 前記活性領域内の前記露出した基板上に約1000〜3
    000Åの厚さのゲート電極を形成し、前記ゲート電極はその下にゲート誘電体層を有し、このゲート誘電体層は約10〜75Åの厚さであり、 前記構造体上に約100〜500Åの厚さのライナー酸化物層を形成し、これにより前記ゲート誘電体層と前記ゲート電極の側壁及び前記ゲート電極の頂面を被覆し、 前記ライナー酸化物層上に約50〜300Åの厚さのライナー窒化物層を形成し、 前記構造体上に厚い酸化物層を形成し、 前記厚い酸化物層、前記ライナー窒化物層、及び前記ライナー酸化物層を前記ゲート電極の前記頂面と同じ高さに平坦化し、そして前記ゲート電極のいずれかの面において前記ライナー酸化物層を露出させ、 前記平坦化された厚い酸化物層及び前記ライナー酸化物層の一部及び前記ゲート電極の下の約50〜300Åの厚さの前記ゲート誘電体層の一部を除去して、前記ゲート電極のいずれかの面上に断面逆T字形の開口を形成し、 前記構造体上にゲートスペーサー酸化物層を前記ゲート電極と少なくとも同じ厚さに形成し、ここで前記ゲートスペーサー酸化物層が前記逆T字形開口を上方から下方に部分的に満たし、ここでエアギャップスペーサーが前記逆T字形開口の底部に近接して形成され、そして前記ゲートスペーサー酸化物層、前記ライナー窒化物層、及び前記ライナー酸化物層をエッチングして、ゲートスペーサーを前記ゲート電極に近接して形成し、前記ゲートスペーサーはエッチングされたライナー窒化物層とライナー酸化物層をその下に有する、工程を含む前記方法。 【請求項17】 前記ゲート電極は約1000〜250
    0Åの厚さであり、前記ゲート誘電体層は約14〜20
    Åの厚さであり、前記ライナー酸化物層は約100〜2
    00Åの厚さであり、前記ライナー窒化物層は約50〜
    200Åの厚さであり、そして前記ゲート誘電体層は前記ゲート電極の下から約50〜150Å除去される、請求項16記載の方法。 【請求項18】 前記ゲート電極上にパターン化されたハードマスク層を形成する工程を含み、ここで前記ハードマスク層は前記平坦化工程のストップ層として使用され、そして前記平坦化された厚い酸化物層、ライナー窒化物層、及びライナー酸化物層は前記ハードマスク層の頂面と同じ高さである、請求項16記載の方法。 【請求項19】 前記ゲート電極上にパターン化されたハードマスク層を形成する工程を含み、ここで前記ハードマスク層はSi 24 、SiO 2 、SiON、SiO 2
    SiN、及びSiO 2 +SiONから成る群から選ばれる物質から構成される、請求項16記載の方法。 【請求項20】 前記窒化物層はSiON、及びSiN
    +SiONから成る群から選ばれる物質から構成され、
    前記STIはHDP‐SiO 2 、TEOS‐LPCV
    D、及びO 3及びTEOS(APCVD)から成る群から選ばれる物質から構成され、前記ゲート誘電体層はS
    iO 2 、Ta 25 、SiN、SiON、SiO 2 +Si
    N、SiN+SiO 2 、HFO 2及びはZrO 2から成る群から選ばれる物質から構成され、そして前記ゲート電極はポリシリコン、ポリサイド、アモルファスシリコンから成る物質、及び上述の物質の1つから成る下層と上層のポリサイド層を有する2層構造体から構成される、
    請求項16記載の方法。 【請求項21】 前記窒化物層はSiON、及びSiN
    +SiONから成る群から選ばれる物質から構成され、
    前記STIはHDP‐SiO 2から構成され、前記ゲート誘電体層はSiO 2 、Ta 25 、SiN、SiON、
    SiO 2 +SiN、SiN+SiO 2 、HFO 2及びZr
    2から成る群から選ばれる物質から構成され、そして前記ゲート電極はアモルファスシリコンから構成される、請求項16記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は半導体デバイス、特に半導体デバイスのゲート電極の形成に関する。 【0002】 【従来の技術】一般のゲート電極はゲート端部において好ましくない寄生オーバーラップキャパシタンス(paras
    itic overlap capacitance)の損害を受ける。 【0003】Gardner等の米国特許番号5,998,2
    88はエッチバックをゲート誘電体層まで継続しない酸化物スペーサー22のエッチバックを記述する。 Buynos
    kiの米国特許番号5,864,160は一側面にエアギャップを有するゲート及びシール工程を記述する。 【0004】Yeh等の米国特許番号6,015,746
    はゲートの両側面上のエアギャップを記述する。 Chen等の米国特許番号5,770,507はゲートの一側面上のエアギャップを記述する。 【0005】Chou等の米国特許番号5,972,763
    は金属‐酸化物半導体デバイスのエアギャップスペーサーの形成を記述する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はゲート電極の端部の下にエアギャップを形成する方法を提供することである。 【0007】本発明の別の目的はゲート電極端部の寄生オーバーラップキャパシタンスを下げる方法を提供することである。 本発明の更に別の目的はゲート端部の寄生オーバーラップキャパシタンスを下げるために、ゲート電極の端部の下にエアギャップを形成する方法を提供することである。 【0008】本発明の更に別の目的はゲート端部の寄生オーバーラップキャパシタンスを下げるために、従来の方法を用いてゲート電極の端部の下にエアギャップを形成する方法を提供することである。 【0009】本発明の更に別の目的は素子分離用酸化物に悪影響を与えることなくゲート電極の端部の下にエアギャップを形成する方法を提供することである。 その他の目的は以下に明らかになるであろう。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明の上記及びその他の目的は下記の方法で達成できることが判明した。 即ち、活性領域の範囲を限定する少なくとも一対のSTI
    (shallow trench isolation:浅いトレンチ分離)を有する半導体基板を準備する。 前記活性領域内の前記基板上にゲート電極を形成する。 前記ゲート電極はその下にゲート誘電体層を有する。 前記構造体上にライナー酸化物層(liner oxide layer)を形成し、これにより前記ゲート誘電体層と前記ゲート電極の側壁及び前記ゲート電極の頂面を被覆する。 前記ライナー酸化物層上にライナー窒化物層を形成する。 前記構造体上に厚い酸化物層を形成する。 前記厚い酸化物層、前記ライナー窒化物層、
    及び前記ライナー酸化物層を前記ゲート電極の前記頂面と同じ高さに平坦化し、そして前記ゲート電極のいずれかの面において前記ライナー酸化物層を露出させる。 前記平坦化された厚い酸化物層を前記ライナー酸化物層の一部及び前記ゲート電極の下の前記ゲート誘電体層の一部と共に除去して、前記ゲート電極のいずれかの面上に断面逆T字形の開口を形成する。 前記構造体上にゲートスペーサー酸化物層を前記ゲート電極と少なくとも同じ厚さに形成し、ここで前記ゲートスペーサー酸化物層が前記逆T字形開口を上方から下方に部分的に満たし、ここでエアギャップスペーサーが前記逆T字形開口の底部に近接して形成される。 前記ゲートスペーサー酸化物層、前記ライナー窒化物層、及び前記ライナー酸化物層をエッチングして、ゲートスペーサーを前記ゲート電極に近接して形成する。 前記ゲートスペーサーはエッチングされたライナー窒化物層とライナー酸化物層をその下に有する。 【0011】 【発明の実施の形態】本発明の方法の特徴と利点は添付の図面と共に下記の記述から更に明確に理解されるであろう。 図面において、同じ参照番号は類似又は対応の要素、領域及び部分を示す。 【0012】特に指示しない限り、全ての構造体、層、
    等はこの技術分野で公知の方法により形成又は達成できる。 本発明はゲート端部に近接するエアギャップを形成することによりゲート端部の寄生オーバーラップキャパシタンスを低減する。 本発明の方法は従来の方法を用い、そしてウエットケミカルエッチングを用いて実施できる。 本発明の方法は上層の保護窒化物により、素子分離用酸化物に悪影響を与えないであろう。 【0013】 STIの形成 図1に示すように、パッド酸化ケイ素(パッド酸化物)
    層12を半導体基板10上に形成する。 半導体基板10
    は好ましくはケイ素から形成される。 窒化物層14をパッド酸化物層12の上に形成する。 窒化物層14はオキシ窒化ケイ素(SiON)、又は窒化ケイ素(SiN)
    及びSiONから形成されてもよい。 【0014】図2に示すように、この構造体をマスクし、そしてエッチングして、少なくとも1つの活性領域15の範囲を示す浅いトレンチ分離(STI)のトレンチ16を形成する。 この構造体は、例えば、窒化物層1
    4上にパターン化されたフォトレジストの層を形成することによってマスクされてもよい。 【0015】STI物質を前記構造体上に堆積して、S
    TIトレンチ16を埋める。 STI物質はHDP(高密度プラズマ)‐SiO 2 、TEOS‐LPCVD(低圧化学的気相成長法)、又はO 3及びTEOS(APCV
    D)(大気圧CVD)プロセスのいずれかによって形成された物質であってもよい。 STI物質は好ましくはH
    DP‐SiO 2である。 【0016】図3に示すように、次にSTI物質は好ましくは化学的機械研磨(CMP)により平坦化されて、
    実質的な平坦面19を有する複数のSTI18を形成する。 ゲート電極の形成 図4に示すように、窒化物層14を好ましくは約150
    〜200℃の温度で熱リン酸処理することにより除去する。 【0017】次いで、パッド酸化物層12を好ましくは希HF酸、HFガス又は緩衝酸化物エッチング剤(BO
    E)により除去する。 次いで、ゲート誘電体層17を露出した半導体基板10上に約10〜75Å、好ましくは約14〜20Åの厚さに選択的に成長/堆積させる。 ゲート誘電体層17はSiO 2 、Ta 25 、SiN、Si
    ON、SiO 2 +SiN、SiN+SiO 2 、HFO 2
    又はZrO 2 、から形成できる。 【0018】次いで、ゲート電極層20をゲート誘電体層17及びSTI18の上に形成する。 ゲート電極層2
    0はポリシリコンから形成されるか又は、WSi x 、T
    iSi x 、CoSi x又はNiSi xを用いたポリサイドから形成されてもよく、例えば、アモルファスシリコンから形成されるか、又は上述の物質の1つから成る下層と上層のポリサイド層を有する2層構造体から形成されてもよく、好ましくはアモルファスシリコンから形成される。 ゲート電極は、例えばW/TaN/アモルファスシリコンのようなメタルゲートを含むことができる。 【0019】図5に示すように、パターン化されたハードマスク層24がゲート電極層20の上に約300〜1
    000Åの厚さに形成される。 ハードマスク層24はS
    3 Ni 4 (SiN)、SiO 2 、SiON、SiO 2 +S
    iN、又はSiO 2 +SiONから形成されてもよく、
    好ましくはSiONから形成される。 【0020】次いで、ゲート電極層20をパターン化ハードマスク層24をマスクとして用いて、エッチングして活性領域15の内側にゲート電極22を形成する。 一般的なドライプラズマエッチングがゲート電極層20をエッチングするために好ましく使用される。 ゲート電極22の厚さは約1000〜3000Å、より好ましくは約1000〜2500Åである。 ゲート電極22の幅は好ましくは約300〜3500Å、より好ましくは約5
    00〜3500Åである。 【0021】また、ゲート電極層20のエッチングにより、ゲート電極22の下方に存在しないゲート誘電体層17の部分がエッチングされて、エッチングされたゲート誘電体層17´が残留する。 【0022】図5において“図6〜10”として示されるダッシュラインボックスは図6〜10においてわずかに拡大された領域を示す。 ライナー酸化物及びライナー窒化物の層の形成 図6(図5のダッシュボックス“図6〜10”のわずかに拡大した部分)に示されるように、ライナー酸化物層26を図5の構造体上に約100〜500Å、より好ましくは約100〜200Åの厚さで堆積/成長する。 【0023】次に、低濃度にドープされたソース及びドレイン(LDD)30が一般的なイオン注入法により形成されてもよい。 このLDDの注入は前記ライナー酸化物工程の前又は後で実施できる。 【0024】次いで、ライナー窒化物層28をライナー酸化物層26の上に約50〜300Å、より好ましくは約50〜200Åの厚さで形成する。 ライナー酸化物層26及びライナー窒化物層28は以下に述べるように、
    STI18端部又はSTI18酸化物の保護のために、
    またゲート電極22のスペーサー形成のために使用されるであろう。 【0025】 厚い酸化物層の堆積とCMP図7に示すように、厚い酸化物層32を図6の構造体上に少なくとも突起ゲート電極22/ライナー酸化物層2
    6/ライナー窒化物層28部分と同じ厚さに堆積する。 【0026】次いで、この構造体を、好ましくはCMP
    によりゲート電極22上のパターン化されたハードマスク24をストップ層として用いて平坦化する。 これにより、パターン化ハードマスク層24に隣接するライナー酸化物層26の部分27が露出する。 【0027】 酸化物の除去 図8に示すように、好ましくはHF酸蒸気又はHF酸希薄溶液を用いて、平坦化された厚い酸化物層32が除去されるにつれて、ライナー酸化物層26の一部とエッチングされたゲート電極層17´の一部はゲート電極22
    及びパターン化ハードマスク24に隣接する断面逆T字形の開口34を形成する。 ゲート電極22/パターン化ハードマスク24及びライナー窒化物層28の間に形成される狭い隙間のために、露出したライナー酸化物層2
    6の除去は自己制限的である。 【0028】エッチングされたゲート電極層17´はゲート電極22の底端部50から約50〜300Å、より好ましくは約50〜150Åの距離36だけ後退する。
    また、断面逆T字形の開口34はライナー窒化物層28
    の底端部52から約100〜300Å、より好ましくは約100〜250Åの距離38だけ拡大する。 【0029】ライナー酸化物層26の露出部分27の一面上にマスクを形成することにより、ライナー酸化物層26の一面及びエッチングされたゲート誘電体層17´
    の対応面のみがHF処理により除去されることが判る。 【0030】 ゲートスペーサー酸化物層の堆積 図9に示すように、(ゲートスペーサー形成用の)ゲートスペーサー酸化物層40を図8の構造体上に約300
    〜1000Å、より好ましくは約300〜500Åの厚さで堆積する。 ゲートスペーサー酸化物層40の堆積物は開口34中に42で部分的に拡大し、そして44でシールを形成する。 CVD堆積物の本質は端部において厚い堆積物を生じることにあるため、厚い堆積物は自己封入的になるであろう。 【0031】ゲート電極22/パターン化ハードマスク層24及びライナー窒化物層28の間に形成された狭い隙間のために、ゲートスペーサー酸化物層40の堆積物は44で自己封入して、エアギャップスペーサー46を形成する。 エアギャップスペーサー46は空気が最も低い誘電率を有しているため、ゲート端部50における寄生オーバーラップキャパシタンスを減少させる。 【0032】 酸化物スペーサーの形成 図10に示すように、ゲートスペーサー酸化物層40、
    ライナー窒化物層28及びライナー酸化物層26を異方性エッチングしてゲート電極スペーサー60を形成する。 【0033】次いで、一般的なビルドアッププロセスがトランジスタ/半導体デバイスを形成するために使用されてもよい。 例えば、高濃度にドープされたソース及びドレイン(HDD)の注入(図示しない)がゲート電極スペーサー60の外側寄りに実施されてもよい。 【0034】本発明の特定の態様が示されたが、本発明の特許請求の範囲で示されたものを除いて、本発明は限定されない。

    【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の方法の工程を示す概略断面図である。 【図2】本発明の方法の工程を示す概略断面図である。 【図3】本発明の方法の工程を示す概略断面図である。 【図4】本発明の方法の工程を示す概略断面図である。 【図5】本発明の方法の工程を示す概略断面図である。 【図6】本発明の方法の工程を示す概略断面図である。 【図7】本発明の方法の工程を示す概略断面図である。 【図8】本発明の方法の工程を示す概略断面図である。 【図9】本発明の方法の工程を示す概略断面図である。 【図10】本発明の方法の工程を示す概略断面図である。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エレハンカ・ラマチャンドラマーシー・プ ラディープ シンガポール国シンガポール 760279 イ シュン・ストリート 22,ビーエルケイ 279,06−328 (72)発明者 ジア−ツェン・チェン シンガポール国シンガポール 688570 ヴ ァーデ・グローヴ 38 (72)発明者 ラップ・チャン アメリカ合衆国カリフォルニア州94109, サンフランシスコ,ラーキン・ストリート 1631,ナンバー 3 (72)発明者 エルジン・クーク シンガポール国シンガポール 310239 ロ ア・イー・トア・パヨー 239,ナンバー 04−98 (72)発明者 ラヴィ・サンダレサン アメリカ合衆国カリフォルニア州95117, サン・ホセ,ウォルトン・ウェイ 3369 (72)発明者 ヤン・パン シンガポール国シンガポール 591401 パ イン・グローヴ,ビーエルケイ 1ピー, ナンバー 02−077 (72)発明者 ジェームズ・ヨン・メン・リー シンガポール国シンガポール 600103 ジ ュロング・イースト・ストリート 13,ビ ーエルケイ 103,ナンバー12−208 (72)発明者 イン−キュン・レウン 香港 アバーディーン,カ・ルン・コー ト,カ・キット・ハウス,フラット 2301 Fターム(参考) 5F140 AA11 BD01 BD07 BD09 BD10 BD11 BD12 BF01 BF04 BF11 BF18 BF20 BF21 BF27 BF34 BG10 BG12 BG14 BG17 BG20 BG22 BG37 BG52 BG53 BG54 BH15 BK02 BK13 CB04 CE07

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