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エステル化合物及びその用途

阅读:55发布:2020-05-08

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一般式[化1](I) [式中、R1は原子またはメチル基を表わし、R1がメチル基を表わすときR2もメチル基を表わし、また、R1が水素原子を表わすときR2は下記一般式[化2](II) (ここでXおよびYは、同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基または炭素数1〜4のハロアルキル基を表わす。)で示される基を表わし、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表し、R4はフッ素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表し、R4がフッ素原子を表すときR5は炭素数1〜4のアルキル基を表し、また、R4が炭素数1〜4のアルキル基を表すとき、R5はR4と同一の炭素数1〜4のアルキル基を表す。]で示されるエステル化合物。請求項1においてR4がフッ素原子で示されるエステル化合物。請求項2においてR5がメチル基またはエチル基で示されるエステル化合物。請求項3においてR5がメチル基で示されるエステル化合物。請求項4においてR3が水素原子、メチル基またはメトキシメチル基で示されるエステル化合物。請求項5においてR3が水素原子で示されるエステル化合物。請求項5においてR3がメチル基またはメトキシメチル基で示されるエステル化合物。請求項1においてR4およびR5がメチル基で示されるエステル化合物。請求項8においてR3が水素原子、メチル基またはメトキシメチル基で示されるエステル化合物。請求項9においてR3が水素原子で示されるエステル化合物。請求項9においてR3がメチル基またはメトキシメチル基で示されるエステル化合物。一般式[化3](I) [式中、R1は水素原子またはメチル基を表わし、R1がメチル基を表わすときR2もメチル基を表わし、また、R1が水素原子を表わすときR2は下記一般式[化4](II) (ここでXおよびYは、夫々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基または炭素数1〜5のハロアルキル基を表わす。但し、XおよびYは、同時にハロゲン原子、又は同時に炭素数1〜4のアルキル基ではない。)で示される基を表わし、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。]で示されるエステル化合物。請求項12においてR4が塩素原子で示されるエステル化合物。請求項13においてR3が水素原子で示されるエステル化合物。請求項13においてR3がメチル基で示されるエステル化合物。請求項13においてR3がメトキシメチル基で示されるエステル化合物。一般式[化5](I) [式中、R1は水素原子を表わし、R2は下記一般式[化6](II) (ここでXおよびYは、塩素原子を表わす。)で示される基を表わし、R3は水素原子、メチル基、メトキシメチル基を表わし、R4は塩素原子を表わす。]で示されるエステル化合物。一般式[化7](I) [式中、R1は水素原子を表わし、R2は下記一般式[化8](II) (ここでXおよびYは、メチル基を表わす。)で示される基を表わし、R3は水素原子、メチル基、メトキシメチル基を表わし、R4は塩素原子を表わす。]で示されるエステル化合物。請求項1乃至請求項18のいずれか1項に記載のエステル化合物を有効成分として含有する有害生物防除剤。請求項1乃至請求項18のいずれか1項に記載のエステル化合物を有害生物又は有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法、ただし人体への使用は除く。

说明书全文

本発明は、エステル化合物、並びにこれを用いた害虫防除剤及び害虫防除方法に関するものである。

従来、有害生物を防除するために種々の化合物が合成されている(非特許文献1、2参照)。また、特許文献1、2には、ある種のエステル化合物が開示されている。しかしながら、これら開示の有害生物防除成分の防除効は必ずしも満足のいくものではない。

特許第4289331号公報

特開昭53−79845号公報

「続医薬品の開発 第18巻 農薬の開発III」、廣川書店、1993年、p.493

「ピレスロイド」、シュプリンガー社、2012年

本発明は、優れた有害生物防除効力を有する新規エステル化合物及びこれを用いた害虫の駆除方法を提供することを課題とする。

本発明者らは、トランスフルトリン、メトフルトリン及びプロフルトリンに代表されるテトラフルオロベンジルエステル化合物の芳香環上のF原子をアルキル基、Cl原子やBr原子に置換することで残効性の向上等、優れた特性を有する化合物を創成することができると考えた。鋭意検討を行った結果、下記一般式[化1](I)で示されるエステル化合物(以下、アルキル含有エステル化合物と称する場合がある)、又は下記一般式[化3](I)で示されるエステル化合物(以下、ジハロ含有エステル化合物と称する場合がある)が優れた有害生物防除効力を有することを見出し、本発明を完成するに至った。

即ち、本発明は、以下の発明に係るものである。 [1]一般式[化1](I)

[式中、R1素原子またはメチル基を表わし、R1がメチル基を表わすときR2もメチル基を表わし、また、R1が水素原子を表わすときR2は下記一般式[化2](II)

(ここでXおよびYは、同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基または炭素数1〜4のハロアルキル基を表わす。)で示される基を表わし、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表し、R4はフッ素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表し、R4がフッ素原子を表すときR5は炭素数1〜4のアルキル基を表し、また、R4が炭素数1〜4のアルキル基を表すとき、R5はR4と同一の炭素数1〜4のアルキル基を表す。]で示されるエステル化合物。 [2][1]においてR4がフッ素原子で示されるエステル化合物。 [3][2]においてR5がメチル基またはエチル基で示されるエステル化合物。 [4][3]においてR5がメチル基で示されるエステル化合物。 [5][4]においてR3が水素原子、メチル基またはメトキシメチル基で示されるエステル化合物。 [6][5]においてR3が水素原子で示されるエステル化合物。 [7][5]においてR3がメチル基で示されるエステル化合物。 [8][5]においてR3がメトキシメチル基で示されるエステル化合物。 [9][1]においてR4およびR5がメチル基で示されるエステル化合物。 [10][9]においてR3が水素原子、メチル基またはメトキシメチル基で示されるエステル化合物。 [11][10]においてR3が水素原子で示されるエステル化合物。 [12][10]においてR3がメチル基で示されるエステル化合物。 [13][10]においてR3がメトキシメチル基で示されるエステル化合物。 [14]一般式[化3](I)

[式中、R1は水素原子またはメチル基を表わし、R1がメチル基を表わすときR2もメチル基を表わし、また、R1が水素原子を表わすときR2は下記一般式[化4](II)

(ここでXおよびYは、同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基または炭素数1〜5のハロアルキル基を表わす。)で示される基を表わし、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。]で示されるエステル化合物。 [15][14]においてR4が塩素原子で示されるエステル化合物。 [16][15]においてR3が水素原子で示されるエステル化合物。 [17][15]においてR3がメチル基で示されるエステル化合物。 [18][15]においてR3がメトキシメチル基で示されるエステル化合物。 [19][1]乃至[18]のいずれか1に記載のエステル化合物を有効成分として含有する有害生物防除剤。 [20][1]乃至[18]のいずれか1に記載のエステル化合物を有害生物又は有害生物の生息場所に施用する有害生物の防除方法。

本発明化合物は優れた有害生物防除効力を有することから、有害生物防除剤の有効成分として有用である。

本発明化合物には、R1が水素原子を表わすとき、シクロプロパン環上の1位および3位に存在する2個の不斉炭素原子に由来する光学異性体、並びに、シクロプロパン環3位の置換基に存在する1’位の二重結合に由来する異性体が存在する場合があるが、本発明には有害生物防除活性を有する各異性体および任意の比率の異性体混合物が含まれる。

<アルキル含有エステル化合物の製造法> 本発明化合物(アルキル含有エステル化合物)の製造法について説明する。 本発明化合物は、通常のエステル化合物を製造する方法であれば、特に限定されるものではないが、例えば以下に示す方法により製造することができる。

(参考製造法1) 式[化5](III)

で示されるアルコール化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表し、R4はフッ素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表し、R4がフッ素原子を表すときR5は炭素数1〜4のアルキル基を表し、また、R4が炭素数1〜4のアルキル基を表すとき、R5はR4と同一の炭素数1〜4のアルキル基を表す。)と、 式[化6](IV)

[式中、R1は水素原子またはメチル基を表わし、R1がメチル基を表わすときR2もメチル基を表わし、また、R1が水素原子を表わすときR2は下記一般式[化7](V)

(ここでXおよびYは、同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基または炭素数1〜4のハロアルキル基を表わす。)で示される基を表わす。]で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体とを反応させることにより本発明化合物を得る。

該反応性誘導体としては、式[化6]で示されるカルボン酸化合物の酸ハロゲン化物、該カルボン酸化合物の酸無水物および該カルボン酸化合物のエステル等が挙げられる。該酸ハロゲン化物としては、酸クロライド化合物が挙げられ、エステルとしてはメチルエステル、エチルエステルなどが挙げられる。 該反応は、通常、縮合剤又は塩基の存在下、溶媒中で行なわれる。 縮合剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライドが挙げられ、 また、塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基が挙げられる。 溶媒としては、例えばトルエン及びヘキサン等の炭化水素、テトラヒドロフラン等のエ−テル、エチルアセテートなどのエステル、並びに、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、及びこれらの混合溶媒等が挙げられる。

該反応において、式[化5]で示されるアルコ−ル化合物と、式[化6]で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体の使用モル比は任意に設定できるが、好ましくは、等モル又はそれに近い比である。 縮合剤又は塩基は、式[化5]で示されるアルコ−ル化合物1モルに対して、通常は0.25モルから過剰量まで任意の割合で使用することができ、好ましくは0.5モル〜2モルである。これらの縮合剤又は塩基は、式[化6]で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体の種類により適宜選択される。 反応終了後の反応混合物は、これを濾過して濾液を濃縮する、又は、これを水に注加した後に有機溶媒抽出、濃縮する等の通常の後処理操作を施すことにより、本発明化合物を得ることができる。得られた本発明化合物はクロマトグラフィ−、蒸留等の操作によって精製することができる。

(参考製造法2) 上記参考製造法1において一般式(III)で示されるアルコール化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表し、R4はフッ素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表し、R4がフッ素原子を表すときR5は炭素数1〜4のアルキル基を表し、また、R4が炭素数1〜4のアルキル基を表すとき、R5はR4と同一の炭素数1〜4のアルキル基を表す。)は、例えば下記合成経路[化8](VI)→(III)にて製造することができる。

即ち、一般式(VI)で示されるアルデヒド化合物を還元することにより製造することができる。具体的には、有機溶媒(例えばエタノール、メタノール、ヘキサン、トルエン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等)中で還元剤(例えば、水素化ホウ素ナトリウム等)と−30〜20℃で1〜10時間反応させることで製造することができる。

(参考製造法3) 上記参考製造法2において一般式(VI)で示されるアルデヒド化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表し、R4はフッ素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表し、R4がフッ素原子を表すときR5は炭素数1〜4のアルキル基を表し、また、R4が炭素数1〜4のアルキル基を表すとき、R5はR4と同一の炭素数1〜4のアルキル基を表す。)は、例えば下記合成経路[化9](VII)→(VI)にて製造することができる。

即ち、一般式(VII)で示されるイミン化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表し、Rは炭素数1〜5のアルキル基を表す。)を不活性溶媒(例えばヘキサン、トルエン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等)中でアルキルグリニャール試薬R5MgZ(式中、R5は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Zは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表す。)と−30〜60℃で1〜24時間反応させて、反応液に1規定〜12規定の塩酸水溶液を加えて30分〜2時間さらに反応させることで製造することができる。

(参考製造法4) 一般式(VII)で示されるイミン化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表し、Rは炭素数1〜5のアルキル基を表す。)は、例えば下記合成経路[化10](VIII)→(VII)にて製造することができる。

即ち、一般式(VIII)で示されるアルデヒド化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表す。)を有機溶媒(例えばヘキサン、トルエン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等)中で1級アミンRNH2(Rは炭素数1〜5のアルキル基を表す。)と−10〜100℃で5分〜10時間反応させることで製造することができる。

一方、一般式[化6]で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体は公知物質である。

本発明化合物としては、例えば以下のような化合物が挙げられる。 本発明化合物1;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物2;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物3;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物4;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物5;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物6;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物7;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物8;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物9;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物10;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物11;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物12;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物13;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物14;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物15;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物16;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物17;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物18;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物19;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物20;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物21;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物22;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物23;2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物24;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物25;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物26;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物27;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物28;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物29;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物30;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物31;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物32;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物33;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物34;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物35;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物36;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物37;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物38;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物39;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物40;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物41;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物42;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物43;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物44;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物45;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物46;2−エチル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物47;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物48;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物49;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物50;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物51;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物52;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物53;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物54;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物55;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物56;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物57;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物58;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物59;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物60;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物61;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物62;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物63;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物64;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物65;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物66;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物67;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物68;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物69;2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物70;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物71;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物72;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物73;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物74;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物75;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物76;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物77;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物78;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物79;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物80;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物81;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物82;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物83;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物84;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物P4;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物85;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物86;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物87;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物88;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物89;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物90;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物91;2−エチル−4−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物92;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物93;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物94;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物95;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物96;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物97;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物98;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物99;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物100;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物101;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物102;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物103;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物104;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物105;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物106;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物107;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物108;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物109;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物110;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物111;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物112;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物113;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物114;4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物115;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物116;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物117;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物118;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物119;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物120;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物121;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物122;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物123;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物124;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物125;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物126;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物127;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物128;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物129;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物130;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物131;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物132;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物133;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物134;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物135;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物136;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物137;2−エチル−4−メトキシメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物138;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物139;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物140;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物141;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物142;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物143;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物144;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物145;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物146;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物147;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物148;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物149;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物150;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物151;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物152;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物153;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物154;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物155;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物156;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物157;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物158;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物159;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物160;4−エチニル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物161;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物162;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物163;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物164;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物165;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物166;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物167;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物168;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物169;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物170;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物171;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物172;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物173;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物174;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物175;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物176;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物177;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物178;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物179;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物180;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物181;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物182;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物183;2−エチル−4−エチニル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物184;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物185;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物186;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物187;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物188;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物189;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物190;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物191;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物192;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物193;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物194;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物195;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物196;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物197;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物198;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物199;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物200;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物201;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物202;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物203;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物204;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物205;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物206;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物207;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物208;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物209;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物210;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物211;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物212;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物213;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物214;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物215;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物216;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物217;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物218;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物219;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物220;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物221;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物222;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物223;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物224;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物225;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物226;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物227;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物228;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物229;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物230;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物231;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物232;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物233;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物234;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物235;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物236;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物237;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物238;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物239;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物240;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物241;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物242;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物243;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物244;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物245;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物246;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物247;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物248;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物249;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物250;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物251;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物252;3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物253;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物254;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物255;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物256;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物257;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物258;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物259;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物260;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物261;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物262;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物263;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物264;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物265;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物266;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物267;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物268;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物269;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物270;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物271;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物272;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物273;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物274;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物275;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物276;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物277;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル(1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物278;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物279;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物280;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物281;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物282;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物283;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物284;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物285;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物286;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物287;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物288;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物289;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物290;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物291;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物292;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物293;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物294;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物295;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物296;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物297;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物298;3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物299;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物300;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物301;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物302;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物303;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物304;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物305;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物306;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物307;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物308;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル(1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物309;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物310;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物311;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物312;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物313;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物314;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物315;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物316;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物317;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物318;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物319;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物320;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物321;2,6−ジエチル−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物322;2−(1−プロピル)−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物323;2−(1−プロピル)−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物324;2−(1−プロピル)−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物325;4−メチル−2−(1−プロピル)−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物326;4−メチル−2−(1−プロピル)−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物327;4−メチル−2−(1−プロピル)−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物328;4−メトキシメチル−2−(1−プロピル)−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物329;4−メトキシメチル−2−(1−プロピル)−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物330;4−メトキシメチル−2−(1−プロピル)−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物331;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物332;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物333;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物334;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物335;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物336;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物337;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物338;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物339;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物340;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物341;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物342;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物343;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物344;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物345;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物346;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物347;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物348;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物349;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物350;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物351;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物352;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物353;4−メトキシ−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物354;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物355;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物356;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物357;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物358;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物359;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物360;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物361;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物362;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物363;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物364;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物365;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物366;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物367;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物368;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物369;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物370;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物371;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物372;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物373;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物374;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物375;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物376;2−エチル−4−メトキシ−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物377;2−メチル−3,5,6−トリフルオロ−4−トリフルオロメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物378;2−メチル−3,5,6−トリフルオロ−4−トリフルオロメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物379;4−アリル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物380;4−アリル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物381;2−メチル−4−プロパルギル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物382;2−メチル−4−プロパルギル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)

<ジハロ含有エステル化合物の製造法> 本発明化合物(ジハロ含有エステル化合物)の製造法について説明する。 本発明化合物は、通常のエステル化合物を製造する方法であれば、特に限定されるものではないが、例えば以下に示す方法により製造することができる。

(参考製造法1) 式[化11](III)

で示されるアルコール化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。)と、 式[化12](IV)

[式中、R1は水素原子またはメチル基を表わし、R1がメチル基を表わすときR2もメチル基を表わし、また、R1が水素原子を表わすときR2は下記一般式[化13](V)

(ここでXおよびYは、同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2〜5のアルコキシカルボニル基または炭素数1〜5のハロアルキル基を表わす。)で示される基を表わす。]で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体とを反応させることにより本発明化合物を得る。

該反応性誘導体としては、式(IV)で示されるカルボン酸化合物の酸ハロゲン化物、該カルボン酸化合物の酸無水物および該カルボン酸化合物のエステル等が挙げられる。該酸ハロゲン化物としては、酸クロライド化合物が挙げられ、エステルとしてはメチルエステル、エチルエステルなどが挙げられる。 該反応は、通常、縮合剤又は塩基の存在下、溶媒中で行なわれる。 縮合剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライドが挙げられ、また、塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基が挙げられる。 溶媒としては、例えばトルエン及びヘキサン等の炭化水素、テトラヒドロフラン等のエ−テル、エチルアセテートなどのエステル、並びに、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、及びこれらの混合溶媒等が挙げられる。

該反応において、式(III)で示されるアルコ−ル化合物と、式(IV)で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体の使用モル比は任意に設定できるが、好ましくは、等モル又はそれに近い比である。 縮合剤又は塩基は、式(III)で示されるアルコ−ル化合物1モルに対して、通常は0.25モルから過剰量まで任意の割合で使用することができ、好ましくは0.5モル〜2モルである。これらの縮合剤又は塩基は、式(IV)で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体の種類により適宜選択される。 反応終了後の反応混合物は、これを濾過して濾液を濃縮する、又は、これを水に注加した後に有機溶媒抽出、濃縮する等の通常の後処理操作を施すことにより、本発明化合物を得ることができる。得られた本発明化合物はクロマトグラフィ−、蒸留等の操作によって精製することができる。

(参考製造法2) 上記参考製造法1において一般式(III)で示されるアルコール化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。)は、例えば下記合成経路[化14](VI)→(III)にて製造することができる。

即ち、一般式(VI)で示されるカルボニル化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。)を還元することにより製造することができる。具体的には、一般式(VI)で示されるカルボニル化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。)を有機溶媒(例えばエタノール、メタノール、ヘキサン、トルエン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等)中で還元剤(例えば、水素化ホウ素ナトリウム等)と−30〜20℃で1〜10時間反応させることで製造することができる。

(参考製造法3) 上記参考製造法2において一般式(VI)で示されるカルボニル化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。)は、例えば下記合成経路[化15](VII)→(VI)にて製造することができる。

即ち、一般式(VII)で示されるエポキシド化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。)に対して酸化開裂を行うことで製造することができる。具体的には、一般式(VII)で示されるエポキシド化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。)のジエチルエーテル溶液を0〜20℃において過ヨウ素酸を添加し、同温度下で1〜10時間反応させることで製造できる。

(参考製造法4) 上記参考製造法3において一般式(VII)で示されるエポキシド化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。)は、例えば下記合成経路[化16](VIII)→(VII)にて製造することができる。

即ち、一般式(VIII)で示される化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。)のエポキシ化を行うことで製造することができる。エポキシ化には有機過酸(例えば、メタクロロ過安息香酸、ジオキシラン、過酸化水素、ターシャリーブチルヒドロペルオキシド等)を用いる方法が挙げられる。具体的には、一般式(VIII)で示される化合物(式中、R3は水素原子、トリフルオロメチル基、メチル基、メトキシ基、メトキシメチル基、アリル基、エチニル基またはプロパルギル基を表わし、R4は塩素原子または臭素原子を表わす。)のジクロロメタン溶液に氷冷下でメタクロロ過安息香酸を添加し、10〜30℃に昇温し1〜20時間反応させることで製造することができる。

一方、一般式(IV)で示されるカルボン酸化合物又はその反応性誘導体は公知物質である。

本発明化合物としては、例えば以下のような化合物が挙げられる。 本発明化合物1;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物2;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物3;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物4;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物5;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物6;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物7;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物8;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物9;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物10;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物11;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物12;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物13;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物14;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物15;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物16;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物17;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物18;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物19;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物20;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物21;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物22;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物23;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物24;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物25;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物26;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物27;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物28;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物29;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物30;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物31;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物32;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物33;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物34;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物35;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物36;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物37;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物38;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物39;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物40;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物41;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物42;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物43;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物44;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物45;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物46;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物47;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物48;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物49;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物50;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物51;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物52;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物53;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物54;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物55;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物56;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物57;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物58;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物59;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物60;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物61;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物62;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物63;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物64;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物65;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物66;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物67;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物68;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物69;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物70;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物71;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物72;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物73;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物74;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物75;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物76;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物77;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物78;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物79;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物80;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物81;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物82;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物83;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物84;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物85;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物86;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物87;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物88;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物89;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物90;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物91;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物92;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物93;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物94;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物95;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物96;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物97;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物98;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物99;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物100;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物101;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物102;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物103;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物104;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物105;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物106;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物107;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物108;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物109;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物110;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物111;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物112;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物113;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物114;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物115;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メチルベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物116;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物117;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物118;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物119;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物120;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジフルオロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物121;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物122;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物123;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物124;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物125;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物126;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物127;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−トランス、シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物128;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物129;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物130;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物131;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物132;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物133;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物134;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物135;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物136;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス、シス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物137;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)、 本発明化合物138;2,6−ジブロモ−3,5−ジフルオロ−4−メトキシメチルベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物139;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−トリフルオロメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物140;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−トリフルオロメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物141;4−アリル−2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物142;4−アリル−2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)、 本発明化合物143;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−プロパルギルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート、 本発明化合物144;2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロ−4−プロパルギルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)

<アルキル含有エステル化合物、ジハロ含有エステル化合物の製剤化> 本発明の有害生物防除剤は本発明化合物(アルキル含有エステル化合物、ジハロ含有エステル化合物)そのもののみ単独で用いることも可能であるが、下記のような製剤として使用することもできる。それら製剤としては、例えば、蚊取線香、蚊取マットや蚊取リキッドのような加熱蒸散剤、ファン式蚊取、油剤、乳剤、エアゾール剤、炭酸ガス製剤、水和剤、フロアブル剤(水中懸濁剤、水中乳濁剤等)、マイクロカプセル剤、粉剤、粒剤、錠剤、ピエゾ式殺虫製剤、加熱燻煙剤(自己燃焼型燻煙剤、化学反応型燻煙剤、多孔セラミック板燻煙剤等)、非加熱蒸散剤(樹脂蒸散剤、紙蒸散剤、不織布蒸散剤、編織物蒸散剤、昇華性錠剤等)、煙霧剤(フォッギング剤)、直接接触剤(シート状接触剤、テープ状接触剤、ネット状接触剤等)、ULV剤及び毒餌などが挙げられる。

製剤化の方法としては、例えば以下の方法を挙げることができる。 (1)本発明化合物を、固体担体、液体担体、ガス状担体、餌等と混合し、必要に応じて界面活性剤その他の製剤用補助剤を添加・加工する方法。 (2)本発明化合物を、有効成分を含有していない基材に含浸する方法。 (3)本発明化合物及び基材を混合した後に成形加工する方法。 これらの製剤には、製剤形態にもよるが、通常、本発明化合物を重量比で0.001〜98%含有する。

製剤化の際に用いられる固体担体としては、例えば粘土類(カオリンクレー、珪藻土、ベントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、合成含水酸化珪素、タルク、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、活性炭、炭酸カルシウム、シリカ等)等の微粉末及び粒状物、常温で固体の物質(2,4,6−トリイソプロピル−1,3,5−トリオキサン、ナフタリン、p−ジクロロベンゼン、樟脳、アダマンタン等)、並びに羊毛、絹、綿、麻、パルプ、合成樹脂(例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等のポリエチレン系樹脂;エチレン−酢酸ビニル共重合体等のエチレン−ビニルエステル共重合体;エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸エチル共重合体等のエチレン−メタクリル酸エステル共重合体;エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体等のエチレン−アクリル酸エステル共重合体;エチレン−アクリル酸共重合体等のエチレン−ビニルカルボン酸共重合体;ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体等のポリプロピレン系樹脂;ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリブテン−1、ポリブタジエン、ポリスチレン;アクリロニトリル−スチレン樹脂;アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、スチレン−共役ジエンブロック共重合体、スチレン−共役ジエンブロック共重合体水素添加物等のスチレン系エラストマー;フッ素樹脂;ポリメタクリル酸メチル等のアクリル系樹脂;ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレエート等のポリエステル系樹脂;ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリアリレート、ヒドロキシ安息香酸ポリエステル、ポリエーテルイミド、ポリエステルカーボネート、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、発泡ポリウレタン、発泡ポリプロピレン、発泡エチレン等の多孔質樹脂)、ガラス、金属、セラミック等の1種または2種以上からなるフェルト、繊維、布、編物、シート、紙、糸、発泡体、多孔質体及びマルチフィラメントが挙げられる。

液体担体としては、例えば芳香族または脂肪族炭化水素類(キシレン、アルキルナフタレン、フェニルキシリルエタン、ケロシン、軽油、ヘキサン、シクロヘキサン等)、アルコール類(メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、ヘキサノール、ベンジルアルコール、エチレングリコール等)、エーテル類(ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、テトラヒドロフラン等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシド等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチル−ピロリドン等)、炭酸アルキリデン類(炭酸プロピレン等)、植物油(大豆油、綿実油等)、植物精油(オレンジ油、ヒソップ油、レモン油等)、及び水が挙げられる。

ガス状担体としては、例えばブタンガス、フロンガス、液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル、及び炭酸ガス等の圧縮ガスが挙げられる。

界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類、アルキルアリールエーテル類のポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多価アルコールエステル類及び糖アルコール誘導体が挙げられる。

その他の製剤用補助剤としては、固着剤、分散剤及び安定剤等、具体的には例えばカゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン)、ポリアクリル酸等、BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、及びBHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)が挙げられる。更に、必要に応じて着色剤や香料等が適宜配合されても構わない。

蚊取線香の基材としては、例えば木粉、除虫菊抽出粕粉等の植物性粉末とタブ粉、澱粉、カルボキシメチルセルロース、グルテン等の結合剤との混合物が挙げられる。 蚊取マットの基材としては、例えばコットンリンターを板状に固めたもの、及びコットンリンターとパルプとの混合物のフィリブルを板状に固めたものが挙げられる。 自己燃焼型燻煙剤の基材としては、例えば、硝酸塩、亜硝酸塩、グアニジン塩、塩素酸カリウム、ニトロセルロース、エチルセルロース、木粉等の燃焼発熱剤、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩の熱分解刺激剤、硝酸カリウム等の酸素供給剤、メラミン、小麦デンプン等の支燃剤、珪藻土等の増量剤及び合成糊料等の結合剤が挙げられる。

化学反応型燻煙剤の基材としては、例えば、アルカリ金属の硫化物、多硫化物、水硫化物、酸化カルシウム等の発熱剤、炭化鉄、活性白土等の触媒剤、アゾジカルボンアミド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ジニトロペンタメチレンテトラミン、ポリスチレン、ポリウレタン等の有機発泡剤、及び、天然繊維片、合成繊維片等の充填剤が挙げられる。

樹脂蒸散剤等の基材に用いられる樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等のポリエチレン系樹脂;エチレン−酢酸ビニル共重合体等のエチレン−ビニルエステル共重合体;エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸エチル共重合体等のエチレン−メタクリル酸エステル共重合体;エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体等のエチレン−アクリル酸エステル共重合体;エチレン−アクリル酸共重合体等のエチレン−ビニルカルボン酸共重合体;ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体等のポリプロピレン系樹脂;ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリブテン−1、ポリブタジエン、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン樹脂;アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、スチレン−共役ジエンブロック共重合体、スチレン−共役ジエンブロック共重合体水素添加物等のスチレン系エラストマー;フッ素樹脂;ポリメタクリル酸メチル等のアクリル酸樹脂;ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンフタレート等のポリエステル系樹脂;ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリアリレート、ヒドロキシ安息香酸ポリエステル、ポリエーテルイミド、ポリエステルカーボネート、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン等が挙げられ、これらの基材は、単独で用いても2種以上の混合物として用いても良く、これらの基材には必要によりフタル酸エステル類(フタル酸ジメチル、フタル酸ジオクチル等)、アジピン酸エステル類、ステアリン酸等の可塑剤が添加されていてもよい。樹脂蒸散剤は、本発明化合物を上記基材中に混練した後、射出成型、押出成型、プレス成型等により成型することにより得ることができる。得られた樹脂製剤は、必要により更に成型、裁断等の工程を経て、板状、フィルム状、テープ状、網状、ひも状等の形状に加工することもできる。これらの樹脂製剤は、例えば、非加熱蒸散剤、動物用首輪、動物用イヤータッグ、シート製剤、誘引テープ、誘引紐、園芸用支柱、長期持続性殺虫ネットとして加工される。

毒餌の基材としては、例えば、穀物粉、植物油、糖、結晶セルロース等の餌成分、BHT、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ粉末等の子どもやペットによる誤食防止剤、及びチーズ香料、タマネギ香料、ピーナッツオイル等の害虫誘引性香料があげられる。

本発明化合物は他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、忌避剤、共力剤、肥料、土壌改良材と混用または併用して用いることもできる。

かかる殺虫剤、殺ダニ剤の有効成分としては、例えば、 (1)ピレスロイド系化合物 ピレトリン(pyrethrins)、アレスリン(allethrin)、プラレトリン(prallethrin)、フラメトリン(furamethrin)、レスメトリン(resmethrin)、フタルスリン(phthalthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、イミプロトリン(imiprothrin)、エンペントリン(empenthrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、メトフルトリン(metofluthrin)、プロフルトリン(profluthrin)、フェノトリン(phenothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、ペルメトリン(permethrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、ベータ−シフルトリン(beta−cyfluthrin)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、フルメトリン(flumethrin)、アクリナトリン(acrinathrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、ラムダシハロトリン(lambda−cyhalothrin)、テフルトリン(tefluthrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルバリネート(fluvalinate)、エトフェンプロックス(etofenprox)、シラフルオフェン(silafluofen)、モンフルオロトリン(momfluorothrin)、ジメフルトリン(dimefluthrin)等; (2)有機リン系化合物 アセフェート(acephate)、ブタチオホス(butathiofos)、ダイアジノン(diazinon)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フェニトロチオン(fenitrothion:MEP)、マラチオン(malathion)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、プロパホス(propaphos)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)等; (3)カーバメート系化合物 カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、フェノブカルブ(fenobucarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メソミル(methomyl)、NAC、プロポクスル(propoxur:PHC)等; (4)ネライストキシン系化合物 カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)等; (5)ネオニコチノイド系化合物 イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、クロチアニジン(clothianidin)等; (6)ベンゾイル尿素系化合物 クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)等; (7)フェニルピラゾール系化合物 フィプロニル(fiproni1)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)等; (8)ヒドラジン系化合物 クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)等; (9)天然系殺虫剤 マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine−sulfate); (10)その他の殺虫剤 アベルメクチン(avermectin−B)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、ハイドロプレン(hydroprene)、メトプレン(methoprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin−A)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、フルベンジアミド(flubendiamide)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、臭化メチル(Methyl bromide)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)等が挙げられる。

忌避剤の有効成分としては、例えばN,N−ジエチル−m−トルアミド、リモネン、リナロール、シトロネラール、メントール、メントン、ヒノキチオール、ゲラニオール、p−メンタン−3,8−ジオール、ユーカリプトール、カラン−3,4−ジオール、イカリジン、IR−3535、MGK−R−326、MGK−R−874等が挙げられる。

共力剤の有効成分としては、例えば5−〔2−(2−ブトキシエトキシ)エトキシメチル〕−6−プロピル−1,3−ベンゾジオキソール、N−(2−エチルヘキシル)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、オクタクロロジプロピルエーテル、チオシアノ酢酸イソボルニル、N−(2−エチルへキシル)−1−イソプロピル−4−メチルビシクロ[2.2.2]オクト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド等が挙げられる。

本発明化合物が効力を有する有害生物としては、例えば有害昆虫や有害ダニ等の有害節足動物が挙げられ、具体的には以下のものが挙げられる。 双翅目害虫:アカイエカ、コガタアカイエカ、チカイエカ、ネッタイイエカ等のイエカ類、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等のヤブカ類、オオツルハマダラカ、シナハマダラカ等のハマダラカ類、ユスリカ類、イエバエ、オオイエバエ、ヒメイエバエ等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、タネバエ、タマネギバエ等のハナバエ類、ミバエ類、ハモグリバエ類、ショウジョウバエ類、チョウバエ類、ノミバエ類、アブ類、ブユ類、サシバエ類、ヌカカ類等; 網翅目害虫:チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、トビイロゴキブリ、コバネゴキブリ等; 膜翅目害虫:アリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、カブラハバチ等のハバチ類等; 隠翅目害虫:イヌノミ、ネコノミ、ヒトノミ等; シラミ目害虫:ヒトジラミ、ケジラミ、アタマジラミ、コロモジラミ等; 等翅目害虫:ヤマトシロアリ、イエシロアリ等; 半翅目害虫:ヒメトビウンカ、トビイロウンカ等のウンカ類、ツマグロヨコバイ等のヨコバイ類、ワタアブラムシ等のアブラムシ類、カメムシ類、トコジラミ等のトコジラミ類等; 鱗翅目害虫:ニカメイガ、コブノメイガ等のメイガ類、ハスモンヨトウ、アワヨトウ、ヨトウガ等のヨトウ類、シンクイガ類、ハモグリガ類、ドクガ類、コナガ、イチモンジセセリ、イガ、コイガ等; 鞘翅目害虫:ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ、コクゾウムシ、アズキゾウムシ等のゾウムシ類、チャイロコメノゴミムシダマシ、コクヌストモドキ等のゴミムシダマシ類、シバンムシ類、ヒラタキクイムシ類等; ダニ類:コナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニ等のヒョウヒダニ類、ケナガコナダニ、ムギコナダニ等のコナダニ類、チリニクダニ、イエニクダニ、サナアシニクダニ等のニクダニ類、クワガタツメダニ、フトツメダニ等のツメダニ類、ホコリダニ類、マルニクダニ類、イエササラダニ類、フタトゲチマダニ等のマダニ類、トリサシダニ、ワクモ等のワクモ類。

本発明の有害生物の防除方法は、本発明化合物の有効量を、通常本発明の有害生物防除剤の形態にて、有害生物又は有害生物の生息場所に施用することにより行われる。 本発明の有害生物防除剤の施用方法としては、例えば以下の方法が挙げられ、本発明の有害生物防除剤の形態、使用場所等に応じて適宜選択できる。 (1)本発明の有害生物防除剤をそのまま有害生物又は有害生物の生息場所に処理する方法。 (2)本発明の有害生物防除剤を水等の溶媒で希釈した後に、有害生物又は有害生物の生息場所に散布処理する方法。 この場合には、通常、乳剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル製剤等に製剤化された本発明の有害生物防除剤を本発明化合物の濃度が0.1〜10000ppmとなるように希釈する。 (3)本発明の有害生物防除剤を有害生物の生息場所で、加熱等の手段により有効成分を揮散させる方法。 この場合、本発明化合物の施用量、施用濃度はいずれも本発明の有害生物防除剤の形態、施用時期、施用場所、施用方法、有害生物の種類、被害状況等に応じて適宜定めることができる。

本発明化合物を害虫防除用として用いる場合は、その施用量は空間に適用するときは、本発明化合物の量として通常0.001〜100mg/m3であり、平面に適用するときは0.001〜100mg/m2である。蚊取線香、蚊取マット等はその製剤形態に応じて加熱により有効成分を揮散させて施用する。樹脂蒸散剤、紙蒸散剤、不織布蒸散剤、編織物蒸散剤、昇華性錠剤等は例えば施用する空間にそのまま放置する、および、該製剤に送風下に設置することにより使用できる。 本発明の有害生物防除組成物を害虫防除用として施用する空間としては、例えば、リビングルーム、食堂、寝室、クローゼット、押入れ、和ダンス、食器棚、トイレ、浴場、物置、倉庫、車内等が挙げられ、さらに野外の開放空間で施用することもできる。

本発明の有害生物防除組成物をウシ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ニワトリ等の家畜、イヌ、ネコ、ラット、マウス等の小動物の外部寄生虫防除に用いる場合は、獣医学的に公知の方法で動物に使用することができる。具体的な使用方法としては、全身抑制(systemic control)を目的にする場合には、例えば錠剤、飼料混入、坐薬、注射(筋肉内、皮下、静脈内、腹腔内等)により投与され、非全身的抑制(non−systemic control)を目的とする場合には、例えば油剤若しくは水性液剤を噴霧する、ポアオン(pour−on)処理若しくはスポットオン(spot−on)処理する、シャンプー製剤で動物を洗う又は樹脂蒸散剤を首輪や札にして動物に付ける等の方法により用いられる。動物体に投与する場合の本発明化合物の量は、通常動物の体重1kgに対して、0.01〜100mgの範囲である。

以下、製造例、製剤例及び効果試験例等により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。

<アルキル含有エステル化合物の実施例> 本発明化合物(アルキル含有エステル化合物)の製造例を示す。

製造例1:化合物(IX)の製造 2,3,5,6−テトラフルオロベンズアルデヒド(1.00g,5.62mmol)のトルエン(4mL)溶液に氷冷下で1−ブタンアミン(0.9mL,8.98mmol)、p−トルエンスルホン酸一水和物(11mg,0.06mmol)を順次添加した。同温度下で1時間撹拌した後、反応液に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、下記式[化17](IX)

で示されるN−ブチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジリデンイミンの粗生成物1.50gを得た。

製造例2:化合物(X)及び(XI)の製造 N−ブチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジリデンイミンの粗生成物(1.50g)のテトラヒドロフラン(4mL)溶液に氷冷下でメチルマグネシウムブロマイド(0.91M テトラヒドロフラン溶液,30mL,27.3mmol)を30分かけて滴下した。室温に昇温し6時間撹拌した後、氷冷下で反応液に1N塩酸水溶液及び水を注加し、2時間撹拌した。該反応液を酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、下記式[化18](X)

で示される2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンズアルデヒドと下記式[化19](XI)

で示される3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンズアルデヒドの混合物1.05gを得た。

製造例3:化合物(XII)及び(XIII)の製造 2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンズアルデヒドと3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンズアルデヒドの混合物(1.05g)のエタノール(12mL)溶液に氷冷下で水素化ホウ素ナトリウム(342mg,9.0mmol)を添加した。氷冷下で1時間撹拌した後、同温度下で反応液に飽和重曹水を注加し、酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化20](XII)

で示される2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール384mgを得た。

白色固体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.67(t,1H)、2.30(m,3H)、4.78(m,2H)、6.87(m,1H)

さらにより極性の高い成分として下記式[化21](XIII)

で示される3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジルアルコール170mgを得た。

白色固体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.35(t,1H)、2.29(m,6H)、4.74(d,2H)、6.74(t,1H)

製造例4:化合物(XIV)の製造 4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンズアルデヒド(1.22g,6.35mmol)のトルエン(5mL)溶液に氷冷下で1−ブタンアミン(0.8mL,8.09mmol)、p−トルエンスルホン酸一水和物(20mg,0.11mmol)を順次添加した。同温度下で30分撹拌した後、反応液に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、下記式[化22](XIV)

で示されるN−ブチル−4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジリデンイミンの粗生成物1.18gを得た。

製造例5:化合物(XV)及び(XVI)の製造 N−ブチル−4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジリデンイミンの粗生成物(1.18g)のテトラヒドロフラン(5mL)溶液に氷冷下でメチルマグネシウムブロマイド(0.91M テトラヒドロフラン溶液,11.0mL,10.00mmol)を30分かけて滴下した。室温に昇温し5時間撹拌した後、氷冷下で反応液に1N塩酸水溶液及び水を注加し、1時間撹拌した。該反応液を酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、下記式[化23](XV)

で示される2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンズアルデヒドと下記式[化24](XVI)

で示される3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンズアルデヒドの混合物600mgを得た。

製造例6:化合物(XVII)及び(XVIII)の製造 2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンズアルデヒドと3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンズアルデヒドの混合物(600mg)のエタノール(10mL)溶液に氷冷下で水素化ホウ素ナトリウム(181mg,4.78mmol)を添加した。氷冷下で40分撹拌した後、同温度下で反応液に飽和重曹水を注加し、酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化25](XVII)

で示される2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール165mgを得た。

白色固体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.58(t,1H)、2.21(m,3H)、2.29(m,3H)、4.75(m,2H)

さらにより極性の高い成分として下記式[化26](XVIII)

で示される3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジルアルコール127mgを得た。

白色固体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.27(t,1H)、2.17(m,3H)、2.28(m,6H)、4.71(m,2H)

製造例7:化合物(XIX)の製造 4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンズアルデヒド(1.35g,6.08mmol)のトルエン(4mL)溶液に氷冷下で1−ブタンアミン(0.7mL,7.08mmol)、p−トルエンスルホン酸一水和物(23mg,0.12mmol)を順次添加した。110℃で1時間撹拌した後、反応液に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、下記式[化27](XIX)

で示されるN−ブチル−4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジリデンイミンの粗生成物1.30gを得た。

製造例8:化合物(XX)及び(XXI)の製造 N−ブチル−4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジリデンイミンの粗生成物(1.30g)のテトラヒドロフラン(5mL)溶液に氷冷下でメチルマグネシウムブロマイド(0.91M テトラヒドロフラン溶液,10.5mL,9.56mmol)を30分かけて滴下した。室温に昇温し4時間撹拌した後、氷冷下で反応液に1N塩酸水溶液及び水を注加し、1時間撹拌した。該反応液を酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、下記式[化28](XX)

で示される4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンズアルデヒドと下記式[化29](XXI)

で示される3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンズアルデヒドの混合物689mgを得た。

製造例9:化合物(XXII)及び(XXIII)の製造 4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンズアルデヒドと3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンズアルデヒドの混合物(400mg)のエタノール(6mL)溶液に氷冷下で水素化ホウ素ナトリウム(104mg,2.75mmol)を添加した。氷冷下で30分撹拌した後、同温度下で反応液に飽和重曹水を注加し、酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化30](XXII)

で示される4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール250mgを得た。

白色固体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.62(t,1H)、2.32(m,3H)、3.38(s,3H)、4.55(t,2H)、4.77(m,2H)

さらにより極性の高い成分として下記式[化31](XXIII)

で示される3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジルアルコール106mgを得た。

白色固体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.34(t,1H)、2.30(m,6H)、3.38(s,3H)、4.55(t,2H)、4.77(m,2H)

製造例10:本発明化合物3の製造 2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(40mg,0.23mmol)及び(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(57mg,0.34mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(65mg,0.34mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で17時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化32](XXIV)

で示される2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物3)26mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.12(s,3H)、1.26(s,3H)、1.38(d,1H)、1.69(s,3H)、1.70(s,3H)、2.07(m,1H)、2.23(m,3H)、4.87(m,1H)、5.19(m,2H)、6.90(m,1H)

製造例11:本発明化合物9の製造 2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(55mg,0.31mmol)及び(1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(105mg,0.50mmol)のクロロホルム溶液(4mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(98mg,0.51mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化33](XXV)

で示される2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物9)52mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.18(s,3H)、1.28(s,3H)、1.59(d,1H)、2.24(m,3H)、2.25(m,1H)、5.21(m,2H)、5.59(d,1H)、6.92(m,1H)

製造例12:本発明化合物16の製造 2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(50mg,0.28mmol)及び(1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)(72mg,0.47mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(81mg,0.42mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で32時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化34](XXVI)

で示される2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル(1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物16)(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)66mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.13(s,3H,Z+E体)、1.27(s,3H,Z+E体)、1.45(d,1H,Z+E体)、1.69(dd,3H,Z+E体)、2.17(m,1H,Z+E体)、2.24(m,3H,Z+E体)、5.11(m,1H,Z+E体)、5.20(m,2H,Z+E体)、5.58(m,1H,Z+E体)、6.91(m,1H,Z+E体)

製造例13:本発明化合物18の製造 2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(40mg,0.23mmol)及び(1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(74mg,0.35mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(67mg,0.35mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(4mg)を加えた。室温で20時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化35](XXVII)

で示される2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物18)32mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.22(s,3H)、1.31(s,3H)、1.72(d,1H)、1.93(s,3H)、2.22(m,1H)、2.23(m,3H)、3.72(s,3H)、5.20(m,2H)、6.44(m,1H)、6.91(m,1H)

製造例14:本発明化合物20の製造 2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(35mg,0.20mmol)及び(1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(59mg,0.30mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(58mg,0.30mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で18時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化36](XXVIII)

で示される2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物20)28mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.27(s,3H)、1.32(s,3H)、1.94(d,1H)、2.23(m,3H)、3.27(t,1H)、3.71(s,3H)、5.19(m,2H)、5.90(d,1H)、6.61(t,1H)、6.91(m,1H)

製造例15:本発明化合物22の製造 2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(50mg,0.28mmol)及び(1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)(56mg,0.42mmol)のクロロホルム溶液(5mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(81mg,0.42mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で21時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化37](XXIX)

で示される2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)(本発明化合物22)25mgを得た。

黄色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.20(s,3H,Z+E体)、1.32(s,3H,Z+E体)、1.70(d,1H,Z+E体)、1.95(s,3H,Z+E体)、2.19(m,1/3H,E体)、2.23(m,3H,Z+E体)、2.46(m,2/3H,Z体)、5.24(s,2H,Z+E体)、5.78(m、2/3H,Z体)、6.01(m,1/3H,E体)、6.89(m,1H,Z+E体)

製造例16:本発明化合物23の製造 2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(50mg,0.28mmol)及び2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボン酸(60mg,0.42mmol)のクロロホルム溶液(5mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(81mg,0.42mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で23時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化38](XXX)

で示される2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物23)43mgを得た。

無色液体:MS(EI)m/z[M]+:300

製造例17:本発明化合物49の製造 2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(30mg,0.16mmol)及び(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(53mg,0.32mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(45mg,0.23mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(4mg)を加えた。室温で18時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化39](XXXI)

で示される2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物49)25mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.11(s,3H)、1.25(s,3H)、1.37(d,1H)、1.69(s,3H)、1.70(s,3H)、2.07(m,1H)、2.22(m,6H)、4.87(m,1H)、5.16(m,2H)

製造例18:本発明化合物55の製造 2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(44mg,0.23mmol)及び(1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(73mg,0.35mmol)のクロロホルム溶液(4mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(67mg,0.35mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で19時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化40](XXXII)

で示される2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物55)73mgを得た。

白色固体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.17(s,3H)、1.28(s,3H)、1.58(d,1H)、2.22(m,6H)、2.23(m,1H)、5.19(m,2H)、5.59(d,1H)

製造例19:本発明化合物62の製造 2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(47mg,0.25mmol)及び(1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)(57mg,0.37mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(71mg,0.37mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で20時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化41](XXXIII)

で示される2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物62)(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)27mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.13(s,3H,Z+E体)、1.26(s,3H,Z+E体)、1.44(d,1H,Z+E体)、1.70(dd,3H,Z+E体)、2.16(m,1H,Z+E体)、2.23(m,6H,Z+E体)、5.10(m,1H,Z+E体)、5.17(m,2H,Z+E体)、5.59(m,1H,Z+E体)

製造例20:本発明化合物64の製造 2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(48mg,0.25mmol)及び(1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(70mg,0.33mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(63mg,0.33mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で26時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化42](XXXIV)

で示される2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物64)30mgを得た。

無色液体:MS(EI)m/z[M]+:384

製造例21:本発明化合物66の製造 2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(50mg,0.26mmol)及び(1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(77mg,0.39mmol)のクロロホルム溶液(4mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(75mg,0.39mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(4mg)を加えた。室温で24時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化43](XXXV)

で示される2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物66)41mgを得た。

無色液体:MS(EI)m/z[M]+:370

製造例22:本発明化合物69の製造 2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(52mg,0.27mmol)及び2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボン酸(58mg,0.41mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(79mg,0.41mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で22時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化44](XXXVI)

で示される2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物69)22mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.16(s,7H)、1.24(s,6H)、2.22(m,6H)、5.12(m,2H)

製造例23:本発明化合物94の製造 4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(30mg,0.14mmol)及び(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(27mg,0.16mmol)のクロロホルム溶液(2mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(31mg,0.16mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で16時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化45](XXXVII)

で示される4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物94)30mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.12(s,3H)、1.25(s,3H)、1.37(d,1H)、1.69(s,3H)、1.70(s,3H)、2.07(m,1H)、2.25(m,3H)、3.39(s,3H)、4.55(m,2H)、4.87(d,1H)、5.18(m,2H)

製造例24:本発明化合物100の製造 4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(35mg,0.16mmol)のテトラヒドロフラン溶液(3mL)にピリジン(75mg,0.95mmol)、(1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸クロリド(54mg,0.24mmol)を順次加えた。室温で15時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化46](XXXVIII)

で示される4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物100)35mgを得た。

黄色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.18(s,3H)、1.28(s,3H)、1.59(d,1H)、2.24(m,1H)、2.26(m,3H)、3.39(s,3H)、4.56(m,2H)、5.21(m,2H)、5.59(m,1H)

製造例25:本発明化合物107の製造 4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(45mg,0.20mmol)及び(1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)(41mg,0.27mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(51mg,0.27mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(4mg)を加えた。室温で20時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化47](XXXIX)

で示される4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物107)(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)57mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.13(s,3H,Z+E体)、1.27(s,3H,Z+E体)、1.44(d,1H,Z+E体)、1.70(dd,3H,Z+E体)、2.17(m,1H,Z+E体)、2.26(m,3H,Z+E体)、3.39(s,3H,Z+E体)、4.55(m,2H,Z+E体)、5.11(m,1H,Z+E体)、5.17(m,2H,Z+E体)、5.58(m,1H,Z+E体)

製造例26:本発明化合物109の製造 4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(50mg,0.23mmol)及び(1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(63mg,0.30mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(58mg,0.30mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(4mg)を加えた。室温で18時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化48](XL)

で示される4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−[(E)−(2−メトキシカルボニル−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物109)21mgを得た。

無色液体:MS(EI)m/z[M]+:414

製造例27:本発明化合物111の製造 4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(40mg,0.18mmol)及び(1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(54mg,0.27mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(52mg、0.27mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で20時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化49](XLI)

で示される4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−シス−3−[(Z)−(2−メトキシカルボニル−1−エテニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物111)76mgを得た。

無色液体:MS(EI)m/z[M]+:400

製造例28:本発明化合物113の製造 4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(50mg,0.23mmol)及び(1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)(47mg,0.35mmol)のクロロホルム溶液(5mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(67mg,0.35mol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で24時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化50](XLII)

で示される4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−シアノ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約2/1)(本発明化合物113)32mgを得た。

黄色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.20(s,3H,Z+E体)、1.31(s,3H,Z+E体)、1.70(d,1H,Z+E体)、1.94(s,3H,Z+E体)、2.18(m,1/3H,E体)、2.25(m,3H,Z+E体)、2.46(m,2/3H,Z体)、3.39(s,3H,Z+E体)、4.55(m,2H,Z+E体)、5.23(m,2H,Z+E体)、5.78(m、2/3H,Z体)、6.01(m,1/3H,E体)

製造例29:本発明化合物114の製造 4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(45mg,0.20mmol)及び2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボン酸(38mg,0.27mmol)のクロロホルム溶液(2mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(51mg,0.27mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で9時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化51](XLIII)

で示される4−メトキシメチル−2−メチル−3,5,6−トリフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物114)45mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.17(s,7H)、1.24(s,6H)、2.25(m,3H)、3.39(s,3H)、4.55(m,2H)、5.15(m,2H)

製造例30:本発明化合物186の製造 3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジルアルコール(36mg,0.21mmol)及び(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(53mg,0.32mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(60mg,0.31mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で24時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化52](XLIV)

で示される3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物186)19mgを得た。

無色液体: 1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.11(s,3H)、1.25(s,3H)、1.38(d,1H)、1.69(s,3H)、1.70(s,3H)、2.07(m,1H)、2.24(m,6H)、4.88(m,1H)、5.16(m,2H)、6.77(m,1H)

製造例31:本発明化合物192の製造 3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジルアルコール(30mg,0.17mmol)及び(1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(60mg,0.29mmol)のクロロホルム溶液(4mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(50mg,0.26mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(4mg)を加えた。室温で22時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化53](XLV)

で示される3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物192)35mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.17(s,3H)、1.28(s,3H)、1.59(d,1H)、2.24(m,6H)、2.25(m,1H)、5.18(m,2H)、5.59(d,1H)、6.78(m,1H)

製造例32:本発明化合物199の製造 3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジルアルコール(41mg,0.24mmol)及び(1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)(55mg,0.36mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(69mg,0.36mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化54](XLVI)

で示される3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物199)(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)23mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.13(s,3H,Z+E体)、1.27(s,3H,Z+E体)、1.45(d,1H,Z+E体)、1.70(dd,3H,Z+E体)、2.17(m,1H,Z+E体)、2.25(m,6H,Z+E体)、5.11(m,1H,Z+E体)、5.17(m,2H,Z+E体)、5.60(m,1H,Z+E体)、6.77(m,1H,Z+E体)

製造例33:本発明化合物232の製造 3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジルアルコール(28mg,0.15mmol)及び(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(38mg,0.23mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(43mg,0.22mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で14時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化55](XLVII)

で示される3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物232)23mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.11(s,3H)、1.25(s,3H)、1.37(d,1H)、1.69(s,3H)、1.70(s,3H)、2.06(m,1H)、2.18(m,3H)、2.22(m,6H)、4.87(m,1H)、5.14(m,2H)

製造例34:本発明化合物238の製造 3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジルアルコール(73mg,0.39mmol)及び(1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(98mg,0.47mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(90mg,0.47mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で19時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化56](XLVIII)

で示される3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物238)84mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.16(s,3H)、1.27(s,3H)、1.58(d,1H)、2.18(m,3H)、2.23(m,6H)、2.24(m,1H)、5.16(m,2H)、5.59(d,1H)

製造例35:本発明化合物245の製造 3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジルアルコール(30mg,0.16mmol)及び(1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)(37mg,0.24mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(46mg,0.24mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で24時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化57](XLIX)

で示される3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物245)(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)17mgを得た。

無色液体::1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.12(s,3H)、1.26(s,3H)、1.44(d,1H)、1.70(dd,3H)、2.16(m,1H)、2.18(m,3H)、2.24(m,6H)、5.10(m,1H)、5.15(m,2H)、5.59(m,1H)

製造例36:本発明化合物252の製造 3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジルアルコール(30mg,0.16mmol)及び2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボン酸(34mg,0.24mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(46mg,0.24mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で26時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化58](L)

で示される3,5−ジフルオロ−2,4,6−トリメチルベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物252)21mgを得た。

無色液体:MS(EI)m/z[M]+:310

製造例37:本発明化合物278の製造 3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジルアルコール(23mg,0.11mmol)及び(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(27mg,0.16mmol)のクロロホルム溶液(2mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(31mg,0.16mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(2mg)を加えた。室温で20時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化59](LI)

で示される3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物278)25mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.11(s,3H)、1.25(s,3H)、1.37(d,1H)、1.69(s,3H)、1.70(s,3H)、2.06(m,1H)、2.26(m,6H)、3.38(s,3H)、4.54(m,2H)、4.87(m,1H)、5.15(m,2H)

製造例38:本発明化合物284の製造 3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジルアルコール(41mg,0.19mmol)のテトラヒドロフラン溶液(4mL)にピリジン(100mg,1.27mmol)、(1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸クロリド(59mg,0.26mmol)を順次加えた。室温で21時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化60](LII)

で示される3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物284)51mgを得た。

無色液体::1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.17(s,3H)、1.27(s,3H)、1.58(d,1H)、2.24(m,1H)、2.26(m,6H)、3.39(s,3H)、4.54(m,2H)、5.18(m,2H)、5.59(d,1H)

製造例39:本発明化合物291の製造 3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジルアルコール(106mg,0.49mmol)及び(1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)(91mg,0.59mmol)のクロロホルム溶液(4mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(113mg,0.59mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で16時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化61](LIII)

で示される3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物291)(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)36mgを得た。

無色液体::1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.13(s,3H)、1.26(s,3H)、1.44(d,1H)、1.70(dd,3H)、2.16(m,1H)、2.26(m,6H)、3.39(s,3H)、4.55(m,2H)、5.11(m,1H)、5.16(m,2H)、5.59(m,1H)

製造例40:本発明化合物298の製造 3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジルアルコール(30mg,0.14mmol)及び2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボン酸(30mg,0.21mmol)のクロロホルム溶液(2mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(40mg,0.21mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で17時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化62](LIV)

で示される3,5−ジフルオロ−2,6−ジメチル−4−メトキシメチルベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物298)23mgを得た。

無色液体:MS(EI)m/z[M]+:340

製造例41:本発明化合物59の製造 2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジルアルコール(35mg,0.184mmol)及び(1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(45mg,0.185mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(43mg、0.224mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(4mg)を加えた。室温で17時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化63](LV)

で示される2,4−ジメチル−3,5,6−トリフルオロベンジル (1RS)−シス−3−[(Z)−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)]−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物59)44mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.28(s,3H)、1.29(s,3H)、1.96(d,1H)、2.16(m,1H)、2.22(m,6H)、5.18(m,2H)、6.89(d、1H)

次に、製剤例を示す。なお、部は質量部を示す。

製剤例1 本発明化合物3,9,16,18,20,22,23,49,55,59,62,64,66,69,94,100,107,109,111,113,114、186,192,199,232,238,245,252,278,284,291および298の各々0.1部をキシレン10部に溶解し、これを脱臭灯油89.9部に混合して、油剤を得る。

製剤例2 本発明化合物3,9,16,18,20,22,23,49,55,59,62,64,66,69,94,100,107,109,111,113,114、186,192,199,232,238,245,252,278,284,291および298の各々0.1部及び脱臭灯油39.9部を混合溶解したものをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)60部を加圧充填して、油性エアゾールを得る。

製剤例3 本発明化合物3,9,16,18,20,22,23,49,55,59,62,64,66,69,94,100,107,109,111,113,114、186,192,199,232,238,245,252,278,284,291および298の各々0.6部、キシレン5部、脱臭灯油3.4部及びレオドールMO−60(乳化剤、花王株式会社登録商標)1部を混合溶解したものと、水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。

製剤例4 本発明化合物3,9,16,18,20,22,23,49,55,59,62,64,66,69,94,100,107,109,111,113,114、186,192,199,232,238,245,252,278,284,291および298の各々0.3g及びBHT0.5gを、蚊取線香用基材(除虫菊抽出粕粉、木粉、タブ粉、及び澱粉を混合したもの)99.2gに均一に攪拌混合した後、着色剤としてマラカイトグリーンを含む水100mLを加え、十分混練したものを成型乾燥し、蚊取線香を得る。

製剤例5 本発明化合物3,9,16,18,20,22,23,49,55,59,62,64,66,69,94,100,107,109,111,113,114、186,192,199,232,238,245,252,278,284,291および298の各々0.8g、ピペロニルブトキシド0.4g、及び染料に脱臭灯油を加えて溶解し、全部で10mLとする。この溶液0.5mLを22mm×35mm、厚さ2.8mmの蚊取マット用基材(コットンリンターとパルプの混合物のフィリブルを板状に固めたもの)に均一に含浸させて、蚊取マット剤を得る。

製剤例6 本発明化合物3,9,16,18,20,22,23,49,55,59,62,64,66,69,94,100,107,109,111,113,114、186,192,199,232,238,245,252,278,284,291および298の各々0.7部及びBHT0.3部を、界面活性剤(ジエチレングリコールモノブチルエーテル)50部と精製水49部に溶解して得られる液剤をポリエステル製容器に入れ、上部をヒーターで加熱できるようにした吸液芯(無機粉体を焼成したもの)を挿入することにより、加熱蒸散装置に用いる水性蚊取リキッド剤を得る。

製剤例7 本発明化合物3,9,16,18,20,22,23,49,55,59,62,64,66,69,94,100,107,109,111,113,114、186,192,199,232,238,245,252,278,284,291および298の各々3.0部、メトキサジアゾン3.0部及びアゾジカルボンアミド94.0部をよく混合後、その20gをプラスチックフィルム袋に充填し、これを耐熱容器に収納するとともに点火具を装填して燻煙剤を得た。

製剤例8 本発明化合物3,9,16,18,20,22,23,49,55,59,62,64,66,69,94,100,107,109,111,113,114、186,192,199,232,238,245,252,278,284,291および298の各々10mgを適量のアセトンに溶解し、5cm×5cm、厚さ0.3mmの不織布に均一に塗布した後、アセトンを風乾して、常温揮散剤を得る。

製剤例9 本発明化合物3,9,16,18,20,22,23,49,55,59,62,64,66,69,94,100,107,109,111,113,114、186,192,199,232,238,245,252,278,284,291および298の各々10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部、及び水55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、10%フロアブル剤を得る。

次に、本発明化合物が有害生物防除剤の有効成分として有効であることを効果試験例として示す。

効果試験例1(アカイエカを用いた接触試験) 直径28mm、内高13mm、底面積6.15cm2であるシャーレに本発明化合物94,100,107,109、111、113、114,278,284,291および298を0.1mg含む0.2%アセトン溶液0.05mLを滴下し、底面に均一になるよう拡げた後、2連球でアセトンを除去する。各試料が底面に保持されたシャーレに、アカイエカの雌6匹を入れ、穴あきフィルムで上側をカバーした後、1分毎にノックダウン数を記録し、KT50(50%ノックダウンする時間)と24時間後の致死率を測定しかつ記録した。ノックダウン率につき所定以上の数値を示す試料については、前記0.2%アセトン溶液に更にアセトンを加えて10倍に希釈し、0.02%アセトン溶液とし、前記の各器具(シャーレ)、試験方法を順次繰り返した。 また、比較対照としてフタルスリン:1,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、比較化合物Aと記す。)を用い、同様に試験を行った。 結果を表1に示す。

試験の結果、本発明化合物94,100,107,109,111,113,114,278,284,291および298は、いずれも比較化合物A(フタルスリン)を上回る高いノックダウン活性を示すことが分かった。

効果試験例2(アカイエカを用いた接触試験) 直径28mm、内高13mm、底面積6.15cm2であるシャーレに本発明化合物3,9,16,18、20、22、23,186,192および199を0.1mg含む0.2%アセトン溶液0.05mLを滴下し、底面に均一になるよう拡げた後、2連球でアセトンを除去する。各試料が底面に保持されたシャーレに、アカイエカの雌6匹を入れ、穴あきフィルムで上側をカバーした後、1分毎にノックダウン数を記録し、KT50(50%ノックダウンする時間)と24時間後の致死率を測定しかつ記録した。ノックダウン率につき所定以上の数値を示す試料については、前記0.2%アセトン溶液に更にアセトンを加えて10倍に希釈し、0.02%アセトン溶液とし、前記の各器具(シャーレ)、試験方法を順次繰り返した。 また、比較対照としてフタルスリン:1,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、比較化合物Aと記す。)を用い、同様に試験を行った。 結果を表2に示す。

試験の結果、本発明化合物3,9,16,18、20、22、23,186,192および199は、いずれも比較化合物A(フタルスリン)を上回る高いノックダウン活性を示すことが分かった。

効果試験例3(アカイエカを用いた接触試験) 直径28mm、内高13mm、底面積6.15cm2であるシャーレに本発明化合物49,55,62,64、66、69,232,238,245および252を0.1mg含む0.2%アセトン溶液0.05mLを滴下し、底面に均一になるよう拡げた後、2連球でアセトンを除去する。各試料が底面に保持されたシャーレに、アカイエカの雌6匹を入れ、穴あきフィルムで上側をカバーした後、1分毎にノックダウン数を記録し、KT50(50%ノックダウンする時間)と24時間後の致死率を測定しかつ記録した。ノックダウン率につき所定以上の数値を示す試料については、前記0.2%アセトン溶液に更にアセトンを加えて10倍に希釈し、0.02%アセトン溶液とし、前記の各器具(シャーレ)、試験方法を順次繰り返した。 また、比較対照としてフタルスリン:1,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、比較化合物Aと記す。)を用い、同様に試験を行った。 結果を表3に示す。

試験の結果、本発明化合物49,55,62,64、66、69,232,238,245および252は、いずれも比較化合物A(フタルスリン)を上回る高いノックダウン活性を示すことが分かった。

効果試験例4(アカイエカを用いた常温揮散性試験) 直径9cm、内高1.9cm、底面積63.6cm2であるシャーレにアカイエカの雌10匹を入れ、16メッシュの金網で蓋をする。同じサイズのシャーレ(直径9cm、内高1.9cm、底面積63.6cm2)に調製した薬剤の本発明化合物9,16,55,62,100,107,114,192,238,245,291および298を0.09mg含む2%アセトン溶液0.5mLを滴下し、アセトンを風乾した。ついで、この薬剤を塗布したシャーレを上記金網の上に倒置した。そして、20分後まで1分毎にノックダウンしたアカイエカ雌成虫の数を調査し、ノックダウン率を求めた。 また、比較対照としてエンペントリン:(RS)−(EZ)−1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、比較化合物Bと記す。)を用い、同様に試験を行った。 結果を表4に示す。

試験の結果、本発明化合物である9,16,55,62,100,107,114,192,238,245,291および298はいずれも比較化合物B(エンペントリン)を上回る高いノックダウン活性を示すことが分かった。

効果試験例5(蚊取線香による殺虫試験) 70cm立方のガラスチャンバー内にアカイエカ成虫約50匹を放ち、電池式小型扇風機(羽根の径13cm)を箱内に設置し回転させた。そこへ製剤例4によって得られた本発明化合物3,9,16,20,49,55,59,62,94,100,107,111,186,192,199,232,238,245,278,284および291の蚊取線香0.1gの両端に点火したものを入れると、15分以内に80%以上のアカイエカをノックダウンさせることができ、翌日にはその80%以上を致死させることができた。

効果試験例6(燻煙剤による殺虫試験) 製剤例7に準じて調製した本発明化合物3,9,16,49,55,59,62,94,100,107,111,186,192,232,238,245,278,284および291の燻煙剤1袋を6畳の部屋でヒーターを用いて約250℃に加熱したところ、プラスチックフィルムで形成された噴煙孔から成分が部屋全体に拡散し、ゴキブリ、ノミ、トコジラミをはじめ、ヒョウヒダニやケナガコナダニ等の屋内塵性ダニ類の防除にも効果的であった。

効果試験例7(エアゾールによる殺虫試験) 60cm立方のガラスチャンバー内にイエバエ雌成虫約30匹を放ち、チャンバーの側壁の孔から、製剤例2によって得られた本発明化合物3,9,16,49,55,59,62,94,100,107,111,113,114,186,192,199,232,238,245,252,278,284,291および298のエアゾールを1秒間噴霧した。その結果、2分以内に100%のイエバエをノックダウンさせることができた、本発明化合物は高いノックダウン効果を有していることが認められた。

<ジハロ含有エステル化合物の実施例> 本発明化合物(ジハロ含有エステル化合物)の製造例を示す。

製造例1:化合物(IX)の製造 2,4−ジクロロ−3−エテニル−1,5−ジフルオロベンゼン(669mg,3.20mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液に氷冷下でメタクロロ過安息香酸(1.22g,7.05mmol)を注加した。室温に昇温し21時間撹拌した後、反応液に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和重曹水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化64](IX)

で示される2−(2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロフェニル)−オキシラン344mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):3.00(m,1H)、3.31(m,1H)、3.99(m,1H)、7.04(m,1H)

製造例2:化合物(X)の製造 2−(2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロフェニル)−オキシラン(300mg,1.33mmol)のジエチルエーテル(10mL)溶液に氷冷下で過ヨウ素酸(600mg)を注加して、反応液を同温度下で1時間撹拌した後、反応液に水を注加し、ジエチルエーテルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化65](X)

で示される2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンズアルデヒド140mgを得た。

黄色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):7.24(m,1H)、10.44(s,1H)

製造例3:化合物(XI)の製造 2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(140mg,0.66mmol)のエタノール(5mL)溶液に氷冷下下で水素化ホウ素ナトリウム(50mg,1.32mmol)を注加する。室温に昇温し2時間撹拌した後、室温下で反応液に水を注加し、酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化66](XI)

で示される2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジルアルコール60mgを得た。 白色固体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.10(t,1H)、4.99(m,2H)、7.04(m,1H)

製造例4:本発明化合物3の製造 2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジルアルコール(31mg,0.146mmol)及び(1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(37mg,0.220mmol)のクロロホルム溶液(2mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(42mg、0.219mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で22時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化67](XII)

で示される2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物3)27mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.13(s,3H)、1.28(s,3H)、1.39(d,1H)、1.70(s,3H)、1.71(s,3H)、2.10(m,1H)、4.89(m,1H)5.39(m,2H)、7.07(m、1H)

製造例5:本発明化合物9の製造 2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジルアルコール(60mg,0.282mmol)及び(1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(88mg,0.421mmol)のクロロホルム溶液(3mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(81mg、0.422mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた。室温で26時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化68](XIII)

で示される2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロ−1−エテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物9)39mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.18(s,3H)、1.30(s,3H)、1.61(d,1H)、2.27(m,1H)、5.41(m,2H)5.60(d,1H)、7.09(m、1H)

製造例6:本発明化合物16の製造 2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジルアルコール(35mg,0.164mmol)及び(1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)(44mg,0.286mmol)のクロロホルム溶液(2mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(47mg、0.244mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(2mg)を加えた。室温で30時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化69](XIV)

で示される2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(二重結合に関する異性体の比率:Z/E=約8/1)(本発明化合物16)51mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.14(s,3H)、1.29(s,3H)、1.47(d,1H)、1.71(d,3H)、2.19(m,1H)、5.17(m,1H)、5.40(m,2H)、5.60(m,1H)、7.08(m、1H)

製造例7:本発明化合物23の製造 2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジルアルコール(30mg,0.141mmol)及び2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボン酸(35mg,0.246mmol)のクロロホルム溶液(2mL)に1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド ハイドロクロライド(41mg、0.213mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(3mg)を加えた。室温で19時間攪拌した後、反応液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧条件下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、下記式[化70](XV)

で示される2,6−ジクロロ−3,5−ジフルオロベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化合物23)22mgを得た。

無色液体:1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):1.18(s,6H)、1.19(s,1H)、1.26(s,6H)、5.36(m,2H)、7.07(m,1H)

次に、製剤例を示す。なお、部は質量部を示す。

製剤例1 本発明化合物3、9、16及び23の各々0.1部をキシレン10部に溶解し、これを脱臭灯油89.9部に混合して、油剤を得る。

製剤例2 本発明化合物3、9、16及び23の各々0.1部及び脱臭灯油39.9部を混合溶解したものをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)60部を加圧充填して、油性エアゾールを得る。

製剤例3 本発明化合物3、9、16及び23の各々0.6部、キシレン5部、脱臭灯油3.4部及びレオドールMO−60(乳化剤、花王株式会社登録商標)1部を混合溶解したものと、水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)40部を加圧充填して、水性エアゾールを得る。

製剤例4 本発明化合物3、9、16及び23の各々0.3g及びBHT0.5gを、蚊取線香用基材(除虫菊抽出粕粉、木粉、タブ粉、及び澱粉を混合したもの)99.2gに均一に攪拌混合した後、着色剤としてマラカイトグリーンを含む水100mLを加え、十分混練したものを成型乾燥し、蚊取線香を得る。

製剤例5 本発明化合物3、9、16及び23の各々0.8g、ピペロニルブトキシド0.4g、及び染料に脱臭灯油を加えて溶解し、全部で10mLとする。この溶液0.5mLを22mm×35mm、厚さ2.8mmの蚊取マット用基材(コットンリンターとパルプの混合物のフィリブルを板状に固めたもの)に均一に含浸させて、蚊取マット剤を得る。

製剤例6 本発明化合物3、9、16及び23の各々0.7部及びBHT0.3部を、界面活性剤(ジエチレングリコールモノブチルエーテル)50部と精製水49部に溶解して得られる液剤をポリエステル製容器に入れ、上部をヒーターで加熱できるようにした吸液芯(無機粉体を焼成したもの)を挿入することにより、加熱蒸散装置に用いる水性蚊取リキッド剤を得る。

製剤例7 本発明化合物3、9、16及び23の各々3.0部、メトキサジアゾン3.0部及びアゾジカルボンアミド94.0部をよく混合後、その20gをプラスチックフィルム袋に充填し、これを耐熱容器に収納するとともに点火具を装填して燻煙剤を得た。

製剤例8 本発明化合物3、9、16及び23の各々10mgを適量のアセトンに溶解し、5cm×5cm、厚さ0.3mmの不織布に均一に塗布した後、アセトンを風乾して、常温揮散剤を得る。

製剤例9 本発明化合物3、9、16及び23の各々10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部、及び水55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、10%フロアブル剤を得る。

次に、本発明化合物が有害生物防除剤の有効成分として有効であることを試験例として示す。

効果試験例1(アカイエカを用いた接触試験) 直径28mm、内高13mm、底面積6.15cm2であるシャーレに本発明化合物3、9、16及び23を0.1mg含む0.2%アセトン溶液0.05mLを滴下し、底面に均一になるよう拡げた後、2連球でアセトンを除去する。各試料が底面に保持されたシャーレに、アカイエカの雌6匹を入れ、穴あきフィルムで上側をカバーした後、1分毎にノックダウン数を記録し、KT50(50%ノックダウンする時間)と24時間後の致死率を測定しかつ記録した。ノックダウン率につき所定以上の数値を示す試料については、前記0.2%アセトン溶液に更にアセトンを加えて10倍に希釈し、0.02%アセトン溶液とし、前記の各器具(シャーレ)、試験方法を順次繰り返した。 また、比較対照としてフタルスリン:1,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−イル (1R)−トランス、シス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、比較化合物Aと記す。)を用い、同様に試験を行った。 結果を表5に示す。

試験の結果、本発明化合物3、9、16及び23は、いずれも比較化合物A(フタルスリン)を上回る高いノックダウン活性を示すことが分かった。

効果試験例2(蚊取線香による殺虫試験) 70cm立方のガラスチャンバー内にアカイエカ成虫約50匹を放ち、電池式小型扇風機(羽根の径13cm)を箱内に設置し回転させた。そこへ製剤例4によって得られた本発明化合物3、9、16及び23の蚊取線香0.1gの両端に点火したものを入れると、15分以内に80%以上のアカイエカをノックダウンさせることができ、翌日にはその80%以上を致死させることができた。

効果試験例3(燻煙剤による殺虫試験) 製剤例7に準じて調製した本発明化合物3、9、16及び23の燻煙剤1袋を6畳の部屋でヒーターを用いて約250℃に加熱したところ、プラスチックフィルムで形成された噴煙孔から成分が部屋全体に拡散し、ゴキブリ、ノミ、トコジラミをはじめ、ヒョウヒダニやケナガコナダニ等の屋内塵性ダニ類の防除にも効果的であった。

効果試験例4(エアゾールによる殺虫試験) 60cm立方のガラスチャンバー内にイエバエ雌成虫約30匹を放ち、チャンバーの側壁の孔から、製剤例2によって得られた本発明化合物3、9、16及び23のエアゾールを1秒間噴霧した。その結果、2分以内に100%のイエバエをノックダウンさせることができた、本発明化合物は高いノックダウン効果を有していることが認められた。

本発明化合物は優れた有害生物防除効力を有することから、有害生物防除剤の有効成分として利用することができる。また本発明化合物は抵抗性を獲得した有害生物に対する防除剤の有効成分としても利用できる可能性があり、極めて有効である。

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