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有害生物防除的に活性な、硫黄含有置換基を有する二環式または三環式複素環

阅读:889发布:2020-05-12

专利汇可以提供有害生物防除的に活性な、硫黄含有置換基を有する二環式または三環式複素環专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且,下面是有害生物防除的に活性な、硫黄含有置換基を有する二環式または三環式複素環专利的具体信息内容。

式(I): A−B(I) (式中、Aは、基A6.1 であり、 G36は、N−R55、酸素または硫黄であり、 R55は、C1〜C4アルキルであり、 G26は、窒素またはメチンであり、 R54は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルであり、 矢印は、基Bに対する結合点を示し;および Bは、基B1.1、B7.1、B9.1またはB11.1 (式中、mは、0、1または2であり、 V11は、窒素またはメチンであり、 R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり、 R50は、素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは、0、1または2であり、 V82は、窒素またはメチンであり、 R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり、 R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは、0、1または2であり、 V81は、窒素またはメチンであり、 R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり、 R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);または (式中、mは、0、1または2であり、 R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり、 R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである)であるが、 以下の式: (式中、R3はHであり、A1はCHであり、A2はCHであり、R1、R2、R4、R5、A3、およびmは以下のとおり: である) で表される化合物は除く) の化合物、または、式(I)の化合物の農芸化学的に許容可能な塩、エナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体もしくはN−オキシド。前記基A6.1 において、 R54が、C1〜C4ハロアルキルであり、 G36が、N−C1〜C4アルキル、酸素または硫黄であり、 G26が、窒素またはメチンであり、 前記基B1.1 において、 mが、2であり、 V11が、窒素またはメチンであり、 R51が、C1〜C4アルキルであり、 R50が、水素またはC1〜C4ハロアルキルであり、 前記基B7.1 において、 mが、2であり、 V82が、窒素またはメチンであり、 R41が、C1〜C4アルキルであり、 R42が、C1〜C4ハロアルキルであり、 前記基B9.1 において、 mが、2であり、 V81が、窒素またはメチンであり、 R43が、C1〜C4アルキルであり、 R44が、C1〜C4ハロアルキルであり、そして 前記基B11.1 において、 mが、2であり、 R45が、C1〜C4アルキルであり、 R46が、C1〜C4ハロアルキルである、請求項1に記載の式(I)の化合物。殺虫的に、殺ダニ的に、殺線虫的にまたは殺軟体動物的に有効な量の請求項1に記載の式(I)の化合物および好適なキャリアまたは希釈剤を含む、殺虫性、殺ダニ性、殺線虫性または殺軟体動物性組成物。有害生物の対処および防除方法であって、殺虫的に、殺ダニ的に、殺線虫的にもしくは殺軟体動物的に有効な量の請求項1に記載の式(I)の化合物または式(I)の化合物を含む組成物を、有害生物、有害生物の生息地または有害生物による被害を受けやすい植物に適用する工程を含むが、手術または治療によるヒトの身体の処置方法、および、ヒトの身体において実施される診断法は除かれることを特徴とする方法。有害生物による被害から植物繁殖体を保護する方法であって、前記繁殖体、または、前記繁殖体が植えられる場所を、請求項3に記載の組成物で処理する工程を含むことを特徴とする方法。請求項5に記載の方法に従って処理された植物繁殖体。

说明书全文

本発明は、殺虫的に活性な複素環式硫黄含有誘導体、その調製プロセス、これらの化合物を含む組成物、ならびに、動物有害生物(節足動物、特に昆虫または代表的なダニ目(Acarina)を含む)を防除するためのその使用に関する。

有害生物防除作用を有するヘテロ環式化合物は公知であり、例えば、国際公開第2009/131237号パンフレット、国際公開第2011/043404号パンフレット、国際公開第2011/040629号パンフレット、国際公開第2010/125985号パンフレット、国際公開第2012/086848号パンフレット、国際公開第2013/018928号パンフレット、国際公開第2013/191113号パンフレット、国際公開第2013/180193号パンフレットおよび国際公開第2013/180194号パンフレットに記載されている。

有害生物防除特性を有する新規な複素環式誘導体がここに見出された。

従って、本発明は、式Iの化合物 A−B(I) (式中、Aは式A1〜A8からなる群から選択されるラジカルであり:

式中、矢印はラジカルBに対する結合点を示し;および Bは式B1〜B11からなる群から選択されるラジカルであり:

式中、矢印はラジカルAに対する結合点を示し; 式中、 L1はメチレンまたは直接結合であり; V0は窒素またはCR5であり; V1は窒素またはCR20であり;V2は窒素またはCR21であり;V3は窒素またはCR22であり;V4は窒素またはCR23であり; V5は窒素またはCR24であり;V6は窒素またはCR25であり;V7は窒素またはCR26であり;V8は窒素またはCR27であり; V9は窒素またはCR28であり;V10は窒素またはCR29であり;V11は窒素またはCR30であり; G1は窒素またはCR31であり; G2は窒素またはCR32であり; G3は、−NR35、酸素原子または硫黄原子であり; G4は窒素またはCR33であり; G5は窒素またはCR34であり; J1、J2、J3は一緒になって、飽和もしくは不飽和であることが可能であり、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1個もしくは2個の原子を含有する5員複素環を形成し、この環は、C1〜C6アルキル、ハロゲンおよび/またはC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるが、ただし、環が2個の酸素原子または2個の硫黄原子を含有する場合、これらは1個の炭素原子によって分離されており; R1およびR2は同一であるか、または異なり、各々は、素、ハロゲン、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキルを表し; R3は、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C3〜C6シクロアルキル(前記C3〜C6シクロアルキル自体、ハロゲンおよびC1〜C3アルキルから選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である)により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル基であり;ならびに、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、ハロゲン、シアノおよびニトロからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である5員もしくは6員複素環基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル基であり; または、R3は、−CO2R36、−C(O)R36または水素であり; または、R3は、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシおよびハロゲンからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC3〜C6シクロアルキルであり; または、R3は、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、ハロゲン、シアノおよびニトロからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である5員もしくは6員複素環基であり; R35は、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、ハロゲンおよびC3〜C6シクロアルキル(前記C3〜C6シクロアルキル自体、ハロゲンおよびC1〜C3アルキルから選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である)からなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキル;またはそのN−オキシド、水素であり; R4、R5、R20、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29およびR30は、同一であるかまたは異なり、シアノ、ニトロ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜C6アルケニルオキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、−C(O)R36−C(O)R36もしくは水素を表し;または シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、ハロゲンおよびC3〜C6シクロアルキル(前記シクロアルキル自体、ハロゲンおよびC1〜C3アルキルからなる群から選択される置換基により置換されていることが可能である)からなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキルであり、または C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、ハロゲン、シアノおよびニトロからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるフェニル基を表し; R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18およびR19は、同一であるかまたは異なり、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルまたは水素を表し、また、基CR13R14はさらにカルボニル基C=Oであることが可能であり; R31、R32、R33、R34およびR40は、同一であるかまたは異なり、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR7、−S(O)nR36、−NR36R37、−CO2R36、−C(O)R36、シアノ、ニトロ、ハロゲンまたは水素を表し; R36およびR37は、同一であるかまたは異なり、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、ハロゲンおよびC3〜C6シクロアルキル(式中、前記C3〜C6シクロアルキルは、ハロゲンおよびC1〜C3アルキルからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である)から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキル、水素を表し;または R36およびR37は、同一であるかまたは異なり、また、 C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、ハロゲン、シアノおよびニトロからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるフェニル基を表し; 各mは、独立して、0、1または2を表し、かつ、nは0、1または2を表し、ただし: a)−S(O)nR36において、nが0である場合R36は水素であり; b)BがB1である場合、AはA2、A3およびA5以外であり; c)AがA1である場合、BはB1、B7、B8、B9およびB10以外であり; d)AがA5である場合、BはB10以外である) 、ならびに、これらの化合物の農芸化学的に許容可能な塩、エナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体およびN−オキシドに関する。

例えば、少なくとも1つの塩基中心を有する式Iの化合物は、例えば過塩素酸、硫酸硝酸、含硝硫酸、リン酸もしくはハロゲン化水素酸といった鉱酸などの強無機酸と共に、例えば酢酸といった無置換であるかもしくは例えばハロゲンにより置換されているC1〜C4アルカンカルボン酸など、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸もしくはフタル酸といった飽和もしくは不飽和ジカルボン酸など、例えばアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸もしくはクエン酸といったヒドロキシカルボン酸など、または、安息香酸などの強有機カルボン酸と共に、または、例えばメタン−もしくはp−トルエンスルホン酸といった無置換であるかもしくは例えばハロゲンにより置換されているC1〜C4アルカン−もしくはアリールスルホン酸などの有機スルホン酸と共に例えば酸付加塩を形成することが可能である。例えば、少なくとも1つの酸性基を有する式Iの化合物は、例えばナトリウム、カリウムもしくはマグネシウム塩といったアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩などの例えば無機塩といった塩を塩基と共に形成することが可能であり、または、例えばエチル−、ジエチル−、トリエチル−もしくはジメチルプロピルアミンといったモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ−、ジ−もしくはトリ−低級アルキルアミンなど、もしくは、例えばモノ−、ジ−もしくはトリエタノールアミンといったモノ−、ジ−もしくはトリヒドロキシ−低級アルキルアミンなどのアンモニアもしくは有機アミンと共に塩を形成することが可能である。

置換基の定義におけるアルキル基は、直鎖または分岐であることが可能であり、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ノニル、デシル、および、これらの分岐異性体である。アルコキシ、アルケニルおよびアルキニルラジカルは、既述のアルキルラジカルから誘導される。アルケニルおよびアルキニル基は一価または多価不飽和であることが可能である。

ハロゲンは一般に、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素である。これは、同様に、ハロアルキルまたはハロフェニルなどの他の意味との組み合わせのハロゲンにも適用される。

ハロアルキル基は1〜6個の炭素原子の鎖長を有することが好ましい。ハロアルキルは、例えば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、ペンタフルオロエチル、1,1−ジフルオロ−2,2,2−トリクロロエチル、2,2,3,3−テトラフルオロエチルおよび2,2,2−トリクロロエチル;好ましくは、トリクロロメチル、ジフルオロクロロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルおよびジクロロフルオロメチルである。

アルコキシ基は、1〜6個の炭素原子の好ましい鎖長を有することが好ましい。アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシおよびt−ブトキシであり、また、異性体ペンチルオキシおよびヘキシルオキシラジカル;好ましくはメトキシおよびエトキシである。

アルコキシカルボニルは、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、sec−ブトキシカルボニルまたはt−ブトキシカルボニル;好ましくは、メトキシカルボニルまたはエトキシカルボニルである。ハロアルコキシ基は1〜6個の炭素原子の鎖長を有することが好ましい。ハロアルコキシは、例えば、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ、2−フルオロエトキシ、2−クロロエトキシ、2,2−ジフルオロエトキシおよび2,2,2−トリクロロエトキシ;好ましくは、ジフルオロメトキシ、2−クロロエトキシおよびトリフルオロメトキシである。

アルキルチオ基は、1〜6個の炭素原子の鎖長を有することが好ましい。アルキルチオは、例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、イソブチルチオ、sec−ブチルチオまたはt−ブチルチオ、好ましくは、メチルチオおよびエチルチオである。アルキルスルフィニルは、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、n−ブチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、sec−ブチルスルフィニル、t−ブチルスルフィニル;好ましくは、メチルスルフィニルおよびエチルスルフィニルである。

アルキルスルホニルは、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n−ブチルスルホニル、イソブチルスルホニル、sec−ブチルスルホニルまたはt−ブチルスルホニル;好ましくは、メチルスルホニルまたはエチルスルホニルである。

アルキルアミノは、例えば、メチルアミノ、エチルアミノ、n−プロピルアミノ、イソプロピルアミノまたは異性体ブチルアミンである。ジアルキルアミノは、例えば、ジメチルアミノ、メチルエチルアミノ、ジエチルアミノ、n−プロピルメチルアミノ、ジブチルアミノおよびジイソプロピルアミノである。1〜4個の炭素原子の鎖長を有するアルキルアミノ基が好ましい。

アルコキシアルキル基は1〜6個の炭素原子の鎖長を有することが好ましい。

アルコキシアルキルは、例えば、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、n−プロポキシメチル、n−プロポキシエチル、イソプロポキシメチルまたはイソプロポキシエチルである。

シクロアルキル基は3〜6環の炭素原子を有することが好ましく、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルである。フェニルは、フェノキシ、ベンジル、ベンジルオキシ、ベンゾイル、フェニルチオ、フェニルアルキル、フェノキシアルキルなどの置換基の一部としても、置換されていてもよい。この場合、置換基は、オルト、メタおよび/またはパラ位にあることが可能である。好ましい置換基の位置は環結合点を基準としてオルトおよびパラ位である。

本発明の文脈において、置換基の定義における「一置換〜多置換」とは、典型的には、置換基の化学構造に応じて、一置換〜七置換、好ましくは一置換〜五置換、より好ましくは一置換、二置換または三置換を意味する。

本発明において「5員複素環式」とは、5員芳香族複素環基または5員非芳香族複素環基を意味し、および、「6員複素環式」とは、6員芳香族複素環基または6員非芳香族複素環基を意味する。従って、本発明において、「5員もしくは6員複素環基」は、5員もしくは6員芳香族複素環基、または、5員もしくは6員非芳香族複素環基を意味する。

本発明において「置換されていることが可能である5員もしくは6員複素環基」とは、炭素原子、窒素原子および/または硫黄原子に結合していた水素原子が既に定義されているリストから選択される1個以上の原子または基により任意選択により置換されている複素環基を意味し、ここで、これらの基は、既に定義されているリストから選択される2個以上の原子または基を有し、これらの原子または基は相互に同一であるか、または異なる。N原子またはS原子の文脈において、酸化されてそれぞれNオキシドまたはスルホンおよびスルホキシドが形成されている場合、酸化された類似体は置換されていないが;しかしながら、このような類似体も本発明の範囲に包含される。

置換されていることが可能である5員もしくは6員複素環基の例としては、ピロリジン−l−イル基、3,3,4,4−テトラフルオロピロリジン−l−イル基、テトラヒドロフラン−2−イル基、ピペリジル基、モルホリル基、チオモルホリル基等が挙げられる。

置換されていることが可能である5員もしくは6員芳香族複素環基の例は、2−ピロリ、2−フリル基、3−フリル、5−ピラゾリル、4−ピラゾリル、1−ピロリ、l−メチル−2−ピロリ、2−メチルスルファニル−l−ピロリ、2−メチルスルフィニル−1−ピロリ、2−メチルスルホニル−l−ピロリ、2−メチルアミノ−l−ピロリ基、2−ジメチルアミノ−l−ピロリ基、5−ブロモ−2−フリル、5−ニトロ−2−フリル基、5−シアノ−2−フリル基、5−メトキシ−2−フリル基、5−アセチル−2−フリル、5−メトキシカルボニル−2−フリル基、2−メチル−3−フリル基、2,5−ジメチル−3−フリル基、2,4−ジメチル−3−フリル基、5−メチル−2−チエニル基、3−メチル−2−チエニル基、l−メチル−3−トリフルオロメチル−5−ピラゾリル基、5−クロロ−l,3−ジメチル−4−ピラゾリル基、ピラゾール−l−イル基、3−クロロ−ピラゾール−l−イル基、3−ブロモピラゾール−l−イル基、4−クロロピラゾール−l−イル基、4−ブロモピラゾール−l−イル基、イミダゾール−l−イル基、1,2,4−トリアゾール−l−イル基、3−クロロ−l,2,4−トリアゾール−l−イル基、1,2,3,4−テトラゾール−l−イル基、1,2,3,5−テトラゾール−l−イル基、2−チエニル基、3−チエニル基、3−トリフルオロメチル−1,2,4−トリアゾール−l−イル基、4−トリフルオロメチルピラゾール−l−イル基、ピラジニル基、4−ピリミジニル基、5−ピリミジニル基、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、3−フルオロ−2−ピリジル基、4−フルオロ−2−ピリジル基、5−フルオロ−2−ピリジル基、6−フルオロ−2−ピリジル基、2−ピリミジニル基、3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル基、5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル基等である。

本発明の好ましい実施形態において、R35は、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、ハロゲンおよびC3〜C6シクロアルキル(前記C3〜C6シクロアルキル自体、ハロゲンおよびC1〜C3アルキルから選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である)からなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキル;または、そのN−オキシドである。

好ましくは、R4、R5、R20、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29およびR30は、同一であるかまたは異なり、シアノ、ニトロ、ハロゲン、ヒドロキシ、−C(O)R36もしくは水素を表し;または シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、ハロゲンおよびC3〜C6シクロアルキル(前記シクロアルキル自体、ハロゲンおよびC1〜C3アルキルからなる群から選択される置換基により置換されていることが可能である)からなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキルであり;または、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、ハロゲン、シアノおよびニトロからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるフェニル基を表す。

式(I)の化合物は、基Aから選択されるラジカルおよび基Bから選択されるラジカルの組み合わせから形成される。

従って、本発明の一実施形態において、式(I)の化合物は、Aから選択されるラジカルおよび基Bから選択されるいずれか1つのラジカルであり、以下のものなどである: a)ラジカルA1とラジカルB1〜B11からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; b)ラジカルA2とラジカルB1〜B11からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; c)ラジカルA3とラジカルB1〜B11からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; d)ラジカルA4とラジカルB1〜B11からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; e)ラジカルA5とラジカルB1〜B11からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; f)ラジカルA6とラジカルB1〜B11からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; g)ラジカルA7とラジカルB1〜B11からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ;または h)ラジカルA8とラジカルB1〜B11からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ。

同様に、他の実施形態において、式(I)の化合物は、Bから選択されるラジカルおよび基Aから選択されるいずれか1つのラジカルであり、以下のものなどである: a)ラジカルB1とラジカルA1〜A8からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; b)ラジカルB2とラジカルA1〜A8からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; c)ラジカルB3とラジカルA1〜A8からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; d)ラジカルB4とラジカルA1〜A8からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; e)ラジカルB5とラジカルA1〜A8からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; f)ラジカルB6とラジカルA1〜A8からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; g)ラジカルB7とラジカルA1〜A8からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; e)ラジカルB8とラジカルA1〜A8からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; f)ラジカルB9とラジカルA1〜A8からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ; g)ラジカルB10とラジカルA1〜A8からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ;または h)ラジカルB11とラジカルA1〜A8からなる群から選択される1つのラジカルとの組み合わせ。

さらなる実施形態において、ラジカルAは、A1〜A8からの以下のより具体的なラジカルQ1〜Q11のいずれか1つから選択され、ここで、R1は、第1の態様において定義されているとおりである。

第1の態様のさらなる実施形態が以下の表Zに記載されている。

本発明の一実施形態において、好ましいラジカルAは、A1、A6、またはA4であり;特に好ましくはA1およびA6であり;特にA1である。

本発明の他の好ましい実施形態において、好ましいラジカルBは、B1、B2、B11、B7、B8、B9、B10、B3またはB6であり;特に好ましくは、B1、B2、B11、B7、B8、B9またはB10であり、特にB1、B2、B11、B7、B8またはB9であり;B1、B2またはB11などである。

従って、式(I)は、ラジカルAおよびBの以下の組み合わせから構成されることが好ましい。

本発明の一実施形態において、B1中のV0がCR5である場合、AはA1以外である。好ましい実施形態において、B1中のV0はCR5であり、および、Aは、A2、A3、A4、A5およびA6から選択され、特にA4およびA6から選択される。

本発明の一実施形態において、L1は、Bの各々に関して、直接結合である。

本発明の他の実施形態において、R1は、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、各々は、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキル;好ましくは、水素、臭素、塩素、メチル、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルを表す。

本発明の他の実施形態において、R2は、Aの各々に関して、同一であるか、または異なり、各々は、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキル;好ましくは、水素を表す。

本発明の他の実施形態において、R3は、Bの各々に関して、同一であるか、または異なり、各々は、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキル;好ましくは、メチルまたはエチルを表す。

本発明の他の実施形態において、R4は、Bの各々に関して、同一であるか、または異なり、各々は、水素またはC1〜C3アルキル;好ましくは、水素またはメチルを表す。

上記の4つの「他の実施形態」群の組み合わせによって表される式Iの化合物もまた好ましい。

本発明の他の実施形態において、mは、Bの各々に関して、同一であるか、または異なり、各々は、0、1または2;好ましくは、2を表す。

本発明の他の実施形態において、R6およびR7は、Bの各々に関して、同一であるか、または異なり、各々は、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキル;好ましくは、メチルを表す。

本発明の他の実施形態において、R10およびR11は、Bの各々に関して、同一であるか、または異なり、各々は、水素、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキル;好ましくは、水素またはメチルを表す。好ましい実施形態において、R11は水素であり、R10はメチルである。

本発明の他の実施形態において、R12、R13、およびR14は、Bの各々に関して、同一であるか、または異なり、各々は、水素、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキル;好ましくは、水素またはメチルを表す。好ましい実施形態において、R13、およびR14は各々水素であり、R12はメチルである。

本発明の他の実施形態において、R15、R16、R17およびR18は、Bの各々に関して、同一であるか、または異なり、各々は、水素、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキル;好ましくは、水素またはメチルを表す。好ましい実施形態において、R15、R16、R17およびR18は各々水素である。

本発明の他の実施形態において、R19は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキル;好ましくは、水素またはt−ブチルを表す。

本発明の他の実施形態において、V1は、Bの各々に関して、同一であるか、または異なり、CHまたはNを表す。

本発明の他の実施形態において、V0は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、CHまたはNを表す。

本発明の他の実施形態において、V2は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、CR21’を表し、ここで、R21’は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、または、フェニルもしくは4−トリフルオロメチルフェニル、好ましくは、水素、塩素、臭素もしくはトリフルオロメチルを表す。

本発明の他の実施形態において、V3は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、CR22’を表し、ここで、R22’は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキル、好ましくは、水素、塩素、臭素またはトリフルオロメチルを表す。

本発明の他の実施形態において、V4は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR23’を表し、ここで、R23’は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、V4はNまたはCHを表す。

本発明の他の実施形態において、V5は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR24’を表し、ここで、R24’は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、V5はCHを表す。

本発明の他の実施形態において、V6は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR25’を表し、ここで、R25’は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、V6はNまたはCHを表す。

本発明の他の実施形態において、V7は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR26’を表し、ここで、R26’は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、V7はN、CH、C−塩素、C−臭素またはC−CF3を表す。

本発明の他の実施形態において、V8は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR27’を表し、ここで、R27’は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、V8はCHを表す。

本発明の他の実施形態において、V9は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR28’を表し、ここで、R28’は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、V9はNまたはCHを表す。

本発明の他の実施形態において、V10は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR29’を表し、ここで、R29’は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、V9はNまたはCHを表す。

本発明の他の実施形態において、V11は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR30’を表し、ここで、R30’は、Bの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、V9はNまたはCHを表す。

本発明の他の実施形態において、G1は、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR31’を表し、ここで、R31’は、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、G1はNまたはCHを表す。

本発明の他の実施形態において、G2は、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR32’を表し、ここで、R32’は、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、G2はNまたはCHを表す。

本発明の他の実施形態において、G3は、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、酸素、硫黄またはNR35’を表し、ここで、R35は、N−メチル’であり、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、G3は、酸素、硫黄またはN−CH3を表す。

本発明の他の実施形態において、G4は、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR33’を表し、ここで、R33’は、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、G4はNまたはN−CH3を表す。

本発明の他の実施形態において、G5は、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、NまたはCR34’を表し、ここで、R34’は、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、水素、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表し;好ましくは、G5はNまたはN−CH3を表す。

本発明の他の実施形態において、J1は、ラジカルA4の各々に関して、Nである。

本発明の他の実施形態において、J2は、ラジカルA4の各々に関して、CH、C−CH3またはC−CF3などの、CH、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルである。

本発明の他の実施形態において、J3は、ラジカルA4の各々に関して、酸素または硫黄である。

本発明に係る式(I)の化合物の調製プロセスは、原理上は、当業者に公知の方法によって、または、例えば国際公開第2009/131237号パンフレット、国際公開第2011/043404号パンフレット、国際公開第2011/040629号パンフレット、国際公開第2010/125985号パンフレット、国際公開第2012/086848号パンフレット、国際公開第2013/018928号パンフレット、国際公開第2013/191113号パンフレット、国際公開第2013/180193号パンフレットおよび国際公開第2013/180194号パンフレットに記載の方法によって行われ、式IIの化合物、

(式中、Qは、ラジカルB1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B9およびB11であり、式中、R3、R4、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、V0、V1、V2、V3、V4、V5、V6、V7、V8およびL1は式Iに記載のとおりであり、ラジカルB1〜B9およびB11中の矢印は式II中のカルボキシル基のカルボニル原子との結合点を示す)と、式III、IVまたはVの化合物

(式中、R1、R2、G1、G2およびG5は式(I)に記載のとおりであり、M1は酸素、硫黄またはNR35である)との、ポリリン酸などの脱水剤の存在下、150℃〜200℃の温度における、置換基は式(I)について記載のとおりである式Ia、IbおよびIcの化合物が得られる反応が含まれる。

このようなプロセスは周知であり、例えば国際公開第2011/040629号パンフレットまたは国際公開第2009131237号パンフレット(M1は酸素)、国際公開第2011088990号パンフレットまたはInorg.Chimica Acta,358(9),2701−2710;2005(M1は硫黄)、および、J.Am.Chem.Soc.,132(5),1545−1557,2010または国際公開第2008128968号パンフレット(M1はNR35)に記載されている。このプロセスは、式Iaの化合物に係るスキーム1にまとめられている。

スキーム1に見られるとおり、Iaは、式VIの化合物中間体を介して形成される。多くの事例においては、それ故、このような中間体を介して式(I)の化合物を調製することが有利である。これは、スキーム2において式Iaの化合物に関して示されている。

スキーム2において、Qが既述のとおりである式IIの化合物は、当業者に公知の方法、および、例えばTetrahedron,61(46),10827−10852,2005に記載の方法によって、式IIaの化合物に活性化される。例えば、X0がハロゲンである化合物は、触媒量のDMFの存在下で、塩化メチレンまたはTHFなどの不活性溶剤中において、20℃〜100℃、好ましくは25℃の温度で、例えば塩化オキサリルまたは塩化チオニルで処理することにより形成される。任意選択により例えばトリエチルアミンまたはピリジンといった塩基の存在下においてIIaを式IIIの化合物で処理することにより、式VIの化合物が得られる。あるいは、例えばピリジンまたはTHFといった不活性溶剤中において、任意選択により例えばトリエチルアミンといった塩基の存在下、50〜180℃の温度で、式IIの化合物をジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)または1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)で処理して活性化種IIa(式中、X0は、それぞれX01およびX02である)を得ることにより、式VIの化合物を調製可能である。次いで、このようにして得られる式VIの化合物は、例えばメタンスルホン酸またはp−トルエンスルホン酸といった酸触媒の存在下で、N−メチルピロリジンなどの不活性溶剤中における、25〜180℃、好ましくは130〜170℃の温度での例えばマイクロ波における化合物の加熱による脱水によって、式Iaの化合物に転換されることが可能である。このようなプロセスは、国際公開第2010125985号パンフレットにおいて既に記載されている。あるいは、式VIの化合物は、トリフェニルホスフィン、ジイソプロピルアゾジカルボキシレートを用いて、THFなどの不活性溶剤中において、25〜50℃の温度で、式Iaの化合物(式中、M1はOである)に転換することが可能である。このような光延条件は、このような形質転換について既述のものである(国際公開第2009131237号パンフレットを参照のこと)。式IIおよびIIaの化合物と式IVおよびVの化合物のそれぞれとの反応においてこのような方法を利用することで、中間体VIIおよびVIIIのそれぞれを介して化合物IbおよびIcが得られる。

あるいは、式(I)の化合物は、式IX、X、XI、XIIおよびXIIIの化合物

(式中、V0、V1、V2、V3、V4、V5、V6、V7、V8およびR4は式(I)について定義されているとおりであり、X04はハロゲンである)と式III、IVおよびVの化合物とをスキーム2および3に記載のとおり反応させて、式XIV、XV、XVI、XVII、XVIII、XIX、XX、XXI、XXII、XXIII、XIV、XV、XVI、XVIIおよびXVIIIの化合物

(式中、R1、R2、R4、G1、G2、G5、V0、V1、V2、V3、V4、V5、V6、V7、V8、J1、J2およびJ3は式Iに定義されているとおりであり、M1は、酸素、硫黄またはNR35であり、X04はハロゲンである)を得ることにより調製可能である。式XIV、XV、XVI、XVII、XVIII、XIX、XX、XXI、XXII、XXIII、XXIV、XXV、XXVI、XXVIIおよびXXVIIIの化合物を、式XXIX R3−SH(XXIX) (式中、R3は式Iにおいて定義されているとおりである)と、例えば炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウムといったアルカリ金属炭酸塩、または、水素化ナトリウムなどのアルカリ金属水素化物などの好適な塩基の存在下で、好適な溶剤中において、25〜120℃の温度で反応させて、式Id、Ie、If、Ig、Ih、Ii、Ij、Ik、Il、Im、In、Io、Ip、IqおよびIrの化合物

を得ることが可能である。

この反応において用いられる溶剤の例としては、THF、エチレングリコールジメチルエーテル、t−ブチルメチルエーテルおよび1,4−ジオキサンなどのエーテル、トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素、アセトニトリルなどのニトリルが挙げられる。例えば国際公開第2013018928号パンフレットのように、同様の化学が既に記載されている。あるいは、この反応は、Perrio et al,Tetrahedron,61,5253−5259,2005に記載されているとおり、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)などのパラジウム触媒の存在下、キサントホスなどのリンリガンドの存在下に、例えばキシレンといった不活性溶剤中において、100〜160℃、好ましくは140℃の温度で実施することが可能である。mが1または2である式(I)によって表されている化合物は、式Id、Ie、If、Ig、Ih、Ii、Ij、Ik、Il、Im、In、Io、Ip、IqおよびIrの化合物を酸化することにより生成可能である。一般に、酸化反応は溶剤の存在下で実施される。この反応において用いられる溶剤の例としては、ジクロロメタンおよびクロロホルムなどの脂肪族ハロゲン化炭化水素;メタノールおよびエタノールなどのアルコール;酢酸;水;および、これらの混合物が挙げられる。この反応において用いられる酸化剤の例としては、過ヨウ素酸ナトリウムおよびm−クロロ過安息香酸が挙げられる。この反応において用いられる酸化剤の量は、一般に、m=1である式(I)の化合物を生成するためには、1モルの化合物Id、Ie、If、Ig、Ih、Ii、Ij、Ik、Il、Im、In、Io、Ip、IqおよびIrに対して、1〜3モル、好ましくは1〜1.2モルであり、および、好ましくは、m=2である式(I)の化合物を生成するためには、1モルの化合物Id、Ie、If、Ig、Ih、Ii、Ij、Ik、Il、Im、In、Io、Ip、IqおよびIrに対して2〜2.2モルの酸化剤、好ましくはメタクロロ安息香酸である。

BがB10である式Iの化合物は、式XXXの化合物 Q1−X05(XXX) (式中、Q1は、A1、A2、A3、A4およびA8であり、X05はハロゲンまたは脱離基OSO2R38であり、A1、A2、A3、A4およびA6における置換基中の矢印はラジカルAの置換基X04に対する結合点を示し、また、式中、R38は、ニトロまたはC1〜C3アルキルにより任意選択により置換されているC1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルまたはフェニルである)と式XXXIの化合物

(式中、V9、V10およびV11は式Iにおいて定義されているとおりである)とを、水素化ナトリウムまたは炭酸セシウムなどの好適な塩基の存在下に、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリジンまたはアセトニトリルなどの不活性溶剤中において、20〜150℃の温度で反応させて式XXXIIの化合物

を得ることにより調製可能である。

あるいは、式XXXIIの化合物は、式XXXの化合物と式XXXIの化合物とを、ジオキサンなどの不活性溶剤中において、触媒量のヨウ化銅および触媒量の例えばN,N−ジメチルエチレンジアミンといったジアミンまたはラセミトランス−N,N−ジメチルシクロヘキサンジアミンの存在下に、例えば炭酸カリウムまたはリン酸カリウムといった塩基と一緒に50〜120℃、好ましくは90〜110℃の温度で反応させることにより得ることが可能である。このような反応は文献中において十分な先例があり、例えばJ.Org.Chem.,68,2609−2617,2003、および、Org.Letts.,9,643−646,2007に記載されている。式XXXIIの化合物は、オキシ塩化リン、三塩化リンもしくは三臭化リン、五塩化リンもしくは五臭化リンまたは塩化チオニルなどのハロゲン化試薬と、任意選択により、不活性溶剤中において、25〜120℃の温度で反応させて、X06がハロゲンである式XXXIIIの化合物

を得ることが可能である。

式XXXIIIの化合物はその後、例えば水素化ナトリウムといったアルカリ土類金属水素化物などの好適な塩基、および、ジメチルホルムアミドなどの極性非プロトン性溶剤の存在下に、25〜120℃の温度で、式XXIXの化合物; R3−SH(XXIX) (式中、R3は式Iにおいて定義されているとおりである)で処理して、式Isの化合物:

を得ることが可能である。

m=1である式Itの化合物を調製するための例えば過ヨウ素酸ナトリウムを用いる当業者に公知の方法による化合物Isの酸化、または、塩化メチレンなどの不活性溶剤中の少なくとも2当量のメタクロロ過安息香酸(MCPBA)による化合物Isの酸化で、m=2である式Itの化合物

が得られる。

この合成はスキーム3にまとめられている。

式Iの化合物のサブグループ(式中、AはA2であり、G5はCR34である)は、式Iuの化合物

(式中、Qは、ラジカルB1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B9またはB11の1つであり、R1、R2、G1、G2およびG4は式(I)に記載のとおりであり、R34はC1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキルである)により表されることが可能であり、式XXXIVの化合物

(式中、R1、R2、G1およびG2は式(I)に記載のとおりである)と式XXXVの化合物

(式中、X07はハロゲンまたは脱離基OSO2R38であり、Qは上記に定義されているとおりである)とを、任意選択により好適な塩基の存在下に、不活性溶剤中において反応させることにより調製可能である。

式Iuの化合物のさらなる調製プロセスは、式XXXIVの化合物とXXXVaの化合物

との反応を含む。

ヨウ化亜鉛(II)またはインジウム(III)トリフレートなどのルイス酸の存在下に、クロロベンゼンまたは1,2ジクロロベンゼンなどの不活性溶剤中において、酢酸Cu(II)などの触媒銅(II)塩により、酸素または空気雰囲気下に、100〜180℃、好ましくは110〜140℃の温度で、R34が水素である式Iuの化合物が得られる。このような反応は文献中において既に記載されている(Adv.Synth.Catal.2013,355,1741−1747、および、J.Org.Chem.,2013,78,12494−12504を参照のこと)。N−クロロスクシンアミド、N−ブロモスクシンアミドまたはN−ヨードスクシンアミドなどのハロゲン化剤による、アセトニトリルまたはジメチルホルムアミドなどの極性非プロトン性溶剤中における、周囲温度でのR34が水素である式Iuの化合物のハロゲン化により、式Iucの化合物

(式中、Q、R1、R2、G1、G2およびG4は式(I)に記載のとおりであり、X15はハロゲンである)が得られる。式Iucの化合物を、パラジウム触媒の存在下で化合物R34−M0(式中、M0はボロン酸である)と反応させて式Iuの化合物を得ることが可能である。M0がボロン酸である場合、この反応は通常、例えば炭酸カリウム、炭酸セシウムまたはリン酸カリウムといった塩基の存在下で、ジオキサンなどの不活性溶剤中において、任意選択により水の存在下に、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムといったパラジウム(0)触媒を伴って、80〜120℃の温度で行われる。このようなスズキ反応は文献中において十分な先例があり、例えばMasuda,Naoyuki et al、国際公開第2012133607号パンフレットを参照のこと。式XXXVおよびXXXVaの化合物は、例えば、スキーム4に示されている方法により式IIの化合物から調製可能である。

スキーム4においては、式IIaのハロゲン化アシルが、当業者に公知の方法および例えばC.Ferri,“Reaktionen der Organischen Synthese”,Georg Thieme Verlag,Stuttgart,1978,page 223ffに記載の方法によるN,O−ジメチルヒドロキシルアミンとの反応で、ワインレブ(Weinreb)アミドIIbに転換される。次いで、式IIbのワインレブ(Weinreb)アミドを式R35CH2MgHalのグリニャール試薬とワインレブ(Weinreb)の方法(Tetrahedron Letters 1981,22,3815−3818)に従って反応させて式XXXVbおよびXXXVaの化合物が得られる。式XXXVaおよびXXXVbの化合物はまた、式IIcのニトリル化合物(式中、Qは式Iにおいて定義されているとおりである)を式R35CH2MgHalのグリニャール試薬で処理し、続いて、酸性加水分解することにより調製可能である(C.Ferri,“Reaktionen der Organischen Synthese”,Georg Thieme Verlag,Stuttgart,1978,page 223ff.に記載のとおり)。

式XXXVaおよびXXXVbの化合物は、例えば酢酸中において臭素および臭化水素酸の混合物を用いて(Phosphorus,Sulfur and Silicon and the Related Elements,2013,188(12),1835−1844に記載されているとおり)、または、例えば、J.Med.Chem.,2013,56(1),84−96に記載されているとおり、例えばクロロホルム、酢酸エチル等といった不活性溶剤中において臭化銅(II)を用いて、式XXXVの化合物にハロゲン化することが可能である。あるいは、R35が水素である式XXXVの化合物は、式IIaの化合物から、ジアゾメタンまたはトリメチルシリルジアゾメタンによる処理、および、例えば臭化水素酸または塩酸といったハロゲン酸によるジエチルエーテルなどの不活性溶剤中における後処理により直接調製可能である。このような手法は文献において周知であり、例えばEu.J.Med.Chem.,1987,22(5),457−62、および、国際公開第2009010455号パンフレットを参照のこと。

同様に、式Iuaの化合物

(式中、R1、G1、G2は式(I)に記載のとおりであり、G5はCR34である)は、式(XXXIVa)の化合物

(式中、R1、G1、G2は式(I)に記載のとおりである)と式XXXVまたはXXXVaの化合物とを式Iuの化合物の調製と同様に反応させることにより調製可能である。当業者は、式Iubの化合物

は同様に、上記のとおり、式XXXIVbの化合物とG5がCR34である式XXXVまたはXXXVaの化合物との反応により調製可能であることを認識するであろう。

式Iの化合物のサブグループ(式中、AはA2であり、および、G5は窒素である)は、式Ivの化合物

(式中、QはラジカルB1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B9またはB11の1つであり、R1、R2、G1、G2およびG4は式Iにおいて定義されているとおりである)によって表されることが可能であり、式XXXVIの化合物

(式中、R1、R2、G1およびG2は式(I)に記載のとおりであり、ここで、X08-はハライドイオンまたは式-OSO2R38のアニオンである)と式IIaの化合物

(式中、X0はハロゲンであり、Qは上記に定義されている)とを任意選択により好適な塩基の存在下に、不活性溶剤中で反応させることにより調製可能である。

上記の式XXXIVの化合物は、式XXXVIIの化合物

(式中、R1、R2、G1およびG2は式(I)に記載のとおりであり、ここで、X09はハロゲンまたは脱離基OSO2R38である)を求核剤としてのアンモニア(ガスまたは水溶液)と反応させることによるアミノ−脱ハロゲン化を介して調製可能である。アンモニアは、等モル量または大過剰量で、適切な不活性溶剤中において、任意選択により加圧された容器中で用いられ得る。この反応は、0〜200℃で、任意選択によりマイクロ波を照射しながら行われ得る。例えば水酸化アンモニウムNH4OH、酢酸アンモニウムNH4OAc、炭酸アンモニウム(NH4)2CO3などのアンモニア均等物もまた窒素供給源として用いられ得る。

式XXXVIIの化合物は、式XXXVIIIの化合物

(式中、R1、R2、G1およびG2は式(I)に記載のとおりである)を例えばオキシ塩化リン、三塩化リンもしくは三臭化リン、五塩化リンもしくは五臭化リンなどの試薬と不活性溶剤中で反応させることにより調製可能である。

式XXXVIIIの化合物は文献中において公知である。例えば、式XXXVIIIの化合物(式中、G2は窒素原子であり、G1はCR31であり、また、R1およびR2は式Iにおいて定義されているとおりである)は、欧州特許第1371638号明細書から公知であり、または、同文献と同様に調製可能である。

式XXXVIの化合物は、例えばY.Tamura et al.,J.Heterocyclic Chem.1975,12,107−110に記載のとおり、上記の式XXXIVの化合物をアミノ化試薬としてのO−メシチレンスルホニルヒドロキシルアミン(MSH)と反応させることによるN−アミノ化を介して調製可能である。MSHはまたそのエチル−アセトヒドロキサメートとしての前駆体形態で公知であり;テトラヒドロフラン中における例えば過塩素酸HClO4による前処理により、必要なアミノ化試薬MSHが有利される。O−メシチレンスルホニル−ヒドロキシルアミンおよび関連するアミン化試薬は:Y.Tamura et al.,Synthesis,1−17,1977において概説されている。

AがA3であり、G5が窒素である式Iの化合物のサブグループは、式Iwの化合物

(式中、QはラジカルB1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B9またはB11の1つであり、また、R1、R2、G1、G2およびG4は式Iにおいて定義されているとおりである)により表されることが可能である。

G4がCR33である場合、式Iwの化合物は、式XXXIXの化合物

(式中、R1、R2、G1およびG2は式(I)に記載のとおりである)を式XLの化合物

(式中、X10はハロゲンまたは脱離基OSO2R38であり、Qは上記に定義されているとおりである)と、任意選択により好適な塩基の存在下に、不活性溶剤中で反応させることにより調製可能である。

あるいは、G4が窒素である場合、式Iwの化合物は、式XLIの化合物

(式中、R1、R2、G1およびG2は式(I)に記載のとおりであり、ここで、X11-はハライドイオンまたは式-OSO2R38のアニオンである)を式IIaの化合物

(式中、X0はハロゲンであり、Qは上記に定義されているである)と、任意選択により好適な塩基の存在下に不活性溶剤中において反応させることにより調製可能である。

上記の式XXXIXの化合物は、式XLIIの化合物

(式中、R1、R2、G1およびG2は式(I)に記載のとおりであり、ここで、X12はハロゲンまたは脱離基OSO2R38である)を求核剤としてのアンモニア(ガスまたは水溶液)と反応させることによるアミノ−脱ハロゲン化を介して調製可能である。アンモニアは、等モル量または大過剰量で、適切な不活性溶剤中において、任意選択により加圧された容器中で用いられ得る。この反応は、0〜200℃で、任意選択によりマイクロ波を照射しながら行われ得る。例えば、水酸化アンモニウムNH4OH、酢酸アンモニウムNH4OAcおよび炭酸アンモニウム(NH4)2CO3などのアンモニア均等物もまた窒素供給源として用いられ得る。

式XLIIの化合物は、式XLIIIの化合物

(式中、R1、R2、G1およびG2は式(I)に記載のとおりである)を例えばオキシ塩化リン、三塩化リンもしくは三臭化リン、五塩化リンもしくは五臭化リンまたは塩化チオニルなどの試薬と不活性溶剤中で反応させることにより調製可能である。

式XLの化合物は、例えば、欧州特許第1371638号明細書と同様に調製可能である。

式XLIの化合物は、式XXXVIの化合物の調製について既述のとおり、上記の式XXXIXの化合物を、アミノ化試薬としてのO−メシチレンスルホニルヒドロキシルアミン(MSH)(または、その均等物の1種)と反応させることによるN−アミノ化を介して調製可能である。

式Iの化合物のサブグループ(式中、AはA7であり、G5およびG4は共に窒素である)は、式Ixの化合物

(式中、QはラジカルB1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B9またはB11の1つであり、また、R1、R2、G1およびG2は式Iにおいて定義されているとおりである)により表されることが可能である。

式Icの化合物は、式XLIVの化合物

(式中、R1、R2、G1およびG2は式(I)に記載のとおりである)を式XLVの化合物 X13−Q (式中、X13はハロゲンまたは脱離基OSO2R38であり、Qは上記に定義されているとおりであり、ラジカルB1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8、B9またはB11中の矢印は置換基X13の結合点を示す)と、任意選択により、例えばジメチルホルムアミド中の水素化ナトリウムといった不活性溶剤中の好適な塩基の存在下に、例えば国際公開第10/038081号パンフレットと同様に反応させることにより調製可能である。

あるいは、式Ixの化合物は、式XLIVの化合物を式XLVの化合物と、例えばS.L.Buchwaldetal.,Angew.Chem.Int.Ed.,50,8944−8947,2011に記載されているパラジウム−触媒N−アリール化条件下で反応させることにより調製可能である。

上記の式XLIVの化合物は、式XLVIの化合物

(式中、R1、R2、G1およびG2は式Iにおいて定義されているとおりである)を、水中の亜硝酸ナトリウムおよびハロゲン化水素酸、または、亜硝酸アルキル(例えば、t−亜硝酸ブチルまたは亜硝酸イソアミルなど)と、無水条件下に、任意選択により酸(例えば酢酸など)の存在下で、不活性溶剤(例えば、テトラヒドロフランなど)中に、0〜130℃の温度で反応させることによるジアゾ化を介して調製可能である。テトラヒドロフランの還流において亜硝酸イソアミルおよび酢酸を用いる典型的な例が、I.Torrini et al.,J.Heterocyclic Chem.,23,1459−1463,1986に見いだされ得る。

式(I)の化合物(式中、R21は、C1〜C6アルケニルオキシ、−C(O)R36である)は、ラジカルA1〜B1について例示されているスキーム5に示されているとおり調製可能である。

スキーム5において、式XLVIIの化合物(式中、R1、R2、G1、G2、L1、R3、R4、V1およびV0は式(I)に記載されているとおりであり、X14はハロゲン、好ましくは臭化物である)は、式XLVIIIの化合物(式中、R39は、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2−C6アルケニルオキシ、C2−C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、ハロゲンおよびC3〜C6シクロアルキル(式中、前記C3〜C6シクロアルキルは、ハロゲンおよびC1〜C3アルキルからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である)から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C5アルキル、または、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、ハロゲン、シアノおよびニトロからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるフェニル基である)と、THF、DMF、ジオキサン、オクタン、トルエンおよびキシレンなどの不活性溶剤中において、トルエン、キシレンおよびDMFまたはこれらの混合物等などの不活性溶剤中のテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)またはビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリドなどのパラジウム触媒の存在下に、25〜120℃、好ましくは50〜90℃の温度で反応に供される。次いで、得られた生成物XLIXは、例えばメタノール、アセトン、エタノール、THF等といった有機共溶剤の存在下で、例えば水性塩酸といった鉱酸で処理されて式1yの生成物(式中、置換基R1、R2、G1、G2、L1、R3、R4、V1、V0およびR39は既述のとおりである)が得られる。このようなプロセスは周知であり、例えば、Kosugi,Masanori et al,Bull.Chem.Soc.Japan,60(2),767−8,1987において既に記載されている。

同様の化学反応を用いてこのような置換基をR4、R5、R20、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29およびR30に導入することが可能である。

式IIの化合物は多くの事例において、市販されており、文献において公知であり、または、文献中に記載のものと同様の方法で生成することが可能である。例えば3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボン酸(国際公開第2013180194号パンフレット)、3−エチルスルホニルピリジン−2−カルボン酸(国際公開第2013180194号パンフレット)、3−エチルスルホニルピラジン−2−カルボン酸(国際公開第2013180194号パンフレット)、3−エチルスルホニルチオフェン−2−カルボン酸(Synthesis,2007,(12),1827−1832)、3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)チオフェン−2−カルボン酸(国際公開第2013180193号パンフレット)、2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボン酸(国際公開第2013180194号パンフレット)、5−エチルスルファニルチアゾール−4−カルボン酸(国際公開第2013180193号パンフレット)2−エチルスルファニルチオフェン−3−カルボン酸(国際公開第2013180193号パンフレット)、および、4−ブロモ−2−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロベンゾチオフェン−7−カルボン酸(国際公開第199909023号パンフレット)。

さらなる事例においては、式Iの化合物を調製するために式IIの化合物の合成が特に開発されており、これらが以下のスキームに示されている。

式III、IVおよびVの化合物は、市販されており、文献中において公知であり、または、文献中に記載のものと同様の方法で調製することが可能である。例えば、N−2−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2,3−ジアミン(国際公開第2012086848号パンフレット)、6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(国際公開第2013/048214号パンフレット)、N−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2,3−ジアミン(国際公開第2012/086848号パンフレット)、N−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4,5−ジアミン(CAS[1023817−05−1])、N−1−メチル−4−(トリフルオロメチル)ベンゼン−1,2−ジアミン(国際公開第2005065680号パンフレット)、3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オル(国際公開第2011049222号パンフレット)、3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)−2(1H)−ピリジンチオン(国際公開第2011/043404号パンフレット)。

さらなる事例においては、式Iの化合物を調製するために式III、IVおよびVの化合物の合成が特に開発されており、これらが以下のスキームに示されている。

式Iの化合物へのさらなる合成が以下のスキームに示されている。

A1〜A6およびB1〜B11の定義に従って官能基化された式(I)のさらなる化合物のすべてを調製するために、例えばアルキル化、ハロゲン化、アシル化、アミド化、オキシム化、酸化および還元といった多数の好適な公知の標準的な方法が存在しており、中間体における置換基の特性(反応性)に応じて好適である調製方法が選択される。

反応体は塩基の存在下で反応に供されることが可能である。好適な塩基の例は、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属水素化物、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属アミド、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属アルコキシド、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属酢酸塩、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属ジアルキルアミド、または、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属アルキルシリルアミド、アルキルアミン、アルキレンジアミン、遊離もしくはN−アルキル化飽和もしくは不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複素環、水酸化アンモニウムおよび炭素環式アミンである。これらの例としては、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カリウムt−ブトキシド、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、水酸化カルシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N−シクロヘキシル−N,N−ジメチルアミン、N,N−ジエチルアニリン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N−メチルモルホリン、ベンジルトリメチル水酸化アンモニウムおよび1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセ−7−エン(DBU)が挙げられ得る。

反応体は、そのまま、すなわち溶剤または希釈剤を添加することなく相互に反応に供されることが可能である。しかしながら、ほとんどの場合は、不活性溶剤もしくは希釈剤またはこれらの混合物を添加することは有利である。反応を塩基の存在下で行った場合、過剰量で利用されたトリエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリンまたはN,N−ジエチルアニリンなどの塩基もまた、溶剤または希釈剤として作用し得る。

この反応は、およそ−80℃〜およそ+140℃、好ましくはおよそ−30℃〜およそ+100℃の温度範囲、多くの事例において、周囲温度〜およそ+80℃の範囲内で行われることが有利である。

式Iの化合物は、本発明に従い、慣習的な様式で式Iの出発化合物の1個以上の置換基を他の置換基で置換することにより、それ自体公知の様式で他の式Iの化合物に転換することが可能である。

各事例において好適である反応条件および出発材料の選択に応じて、例えば、1つの反応ステップのみで、本発明に従って1個の置換基を他の置換基で置換することが可能であり、または、同一の反応ステップで本発明に従って複数の置換基を他の置換基で置換することが可能である。

式Iの化合物の塩は、それ自体公知の様式で調製可能である。それ故、例えば、酸付加式Iの化合物の塩は、好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理で得られ、および、塩基による塩は、好適な塩基または好適なイオン交換試薬による処理で得られる。

式Iの化合物の塩は、慣習的な様式で、例えば、好適な塩基化合物または好適なイオン交換試薬による処理によって遊離化合物I、酸付加塩に転換し、また、例えば好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理によって塩基による塩に転換することが可能である。

式Iの化合物の塩は、それ自体公知の様式で、例えば塩酸などの無機酸の塩を例えば酢酸銀といった酸のナトリウム、バリウムまたは銀塩などの好適な金属塩で、形成される例えば塩化銀といった無機塩が不溶性であって反応混合物から析出される好適な溶剤中において処理することにより、例えば他の酸付加塩といった、式Iの化合物の他の塩(酸付加塩)に転換することが可能である。

手法または反応条件に応じて、塩形成特性を有する式Iの化合物は、遊離形態または塩の形態で得ることが可能である。

式Iの化合物および適切な場合にはその互変異性体(それぞれの場合において、遊離形態または塩形態で)は、可能な異性体の1種の形態で、または、これらの混合物として、例えば、鏡像異性体および/もしくはジアステレオマーなどの純粋な異性体の形態で、または、例えばラセミ化合物、ジアステレオマー混合物もしくはラセミ化合物混合物といったエナンチオマー混合物などの異性体混合物として、分子中の不斉炭素原子の数、絶対および相対的立体配置に応じて、ならびに/または、分子中の非芳香族二重結合の立体配置に応じて存在していることが可能であり;本発明は、純粋な異性体に関すると共に可能性のあるすべての異性体混合物にも関し、また、本発明は、本明細書中上記および下記において、各事例において特異的に立体化学が詳述されていない場合においても、各事例においてこの意味で理解されるべきである。

選択された出発材料および手法に応じて得られることが可能である遊離形態または塩形態の式Iの化合物のジアステレオマー混合物またはラセミ化合物混合物は、コンポーネントの物理化学的差異に基づいて、例えば分別晶出、蒸留および/またはクロマトグラフィによる公知の様式で純粋なジアステレオマーまたはラセミ化合物に分離可能である。

同様に得ることが可能であるラセミ化合物などのエナンチオマー混合物は以下のような公知の方法により光学的鏡像体に分割されることが可能である:例えば、光学的に活性な溶剤からの再結晶化;例えば、好適な微生物により補助されるアセチルセルロースでの高速液体クロマトグラフィ(HPLC)といったキラル吸着媒へのクロマトグラフィ;例えば、1つのエナンチオマーのみが錯化されるキラルクラウンエーテルを用いる、包接化合物の形成を介した特定の不動化された酵素による開裂;または、例えば、塩基性最終生成物ラセミ化合物を例えば樟脳酸、酒石酸もしくはリンゴ酸といったカルボン酸または例えばカンファースルホン酸といったスルホン酸などの光学的に活性な酸と反応させ、および、この様式で得ることが可能であるジアステレオマー混合物を、例えば異なる溶解度に基づく分別結晶化によって分離して、例えば塩基性薬剤といった好適な薬剤の作用により所望されるエナンチオマーを遊離させることが可能であるジアステレオマーを得ることによるジアステレオ異性塩への転換。

本発明に基づく純粋なジアステレオマーまたはエナンチオマーの入手は、好適な異性体混合物の分離のみならず、例えば、好適な立体化学の出発材料が伴う本発明によるプロセスの実施といった、一般に公知のジアステレオ選択的もしくはエナンチオ選択的合成方法によっても可能である。

N−オキシドは、例えばトリフルオロ酢酸無水物といった酸無水物の存在下で、式Iの化合物を例えばH2O2/尿素付加物といった好適な酸化剤と反応させることにより調製可能である。このような酸化は、例えばJ.Med.Chem.1989,32,2561または国際公開第2000/15615号パンフレットといった文献から公知である。

個々の成分が異なる生物学的活性を有している場合には、生物学的により活性である、例えばエナンチオマーもしくはジアステレオマーといった異性体、または、例えばエナンチオマー混合物もしくはジアステレオマー混合物といった異性体混合物を各事例において単離もしくは合成することが有利である。

式Iの化合物および適切な場合にはその互変異性体は、遊離形態もしくは塩形態の各事例において、適切な、水和物の形態で得られることも可能であり、および/または、例えば固体形態で存在する化合物の結晶化に用いられていてもよい他の溶剤を含んでいることも可能である。

本発明による式Iの化合物は、きわめて少ない適用量であっても有害生物防除分野において予防的におよび/または治癒的に価値のある活性処方成分であり、きわめて好ましい殺生範囲を有すると共に、温血性の種、魚類、および、植物は良好な耐容性を示すものである。本発明による活性処方成分は、昆虫またはダニ目の代表的なものなどの通常は感受性(耐性)の動物有害生物の成長ステージのすべてもしくは個々に対して作用する。本発明による活性処方成分の殺虫性または殺ダニ性活性は、直接的に顕在化(すなわち、直ぐに、もしくは、例えば脱皮中といった一定時間の経過後のみに生じる有害生物の殺処分において)されるか、または、間接的に顕在化(例えば産卵量および/もしくは孵化率の低減、少なくとも50%の殺処分割合(死亡率)に相当する良好な活性)されることが可能である。

式Iの化合物は、鱗翅目(Lepidoptera)、双翅目(Diptera)、半翅目(Hemiptera)、総翅目(Thysanoptera)、直翅目(Orthoptera)、網翅目(Dictyoptera)、鞘翅目(Coleoptera)、ノミ目(Siphonaptera)、膜翅目(Hymenoptera)および等翅目(Isoptera)などの昆虫有害生物、ならびに、例えば、ダニ類、線虫および軟体動物有害生物といった他の無脊椎有害生物の外寄生の対処および防除に用いられることが可能である。昆虫、ダニ類、線虫および軟体動物を、以降において総括して有害生物と称する。本発明の化合物の使用によって対処および防除され得る有害生物は、農業(この用語は、食品および繊維製品用の作物の栽培を含む)、園芸および家畜学、伴侶動物、営林、ならびに、植物由来の製品(果実、穀粒およびひき材など)の保管に関連する有害生物;人工構造物の損害、ならびに、ヒトおよび動物の疾病の伝染に関連する有害生物;ならびに、迷惑な有害生物(ハエなど)をも含む。

式Iの化合物によって防除され得る有害生物種の例としては、以下が挙げられる:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(アブラムシ)、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)(アブラムシ)、マメクロアブラムシ(Aphis fabae)(アブラムシ)、メクラカメムシ属の一種(Lygus spp.)(カプシッド)、ジスデルクス属の一種(Dysdercus spp.)(カプシッド)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)(ウンカ)、ツマグロヨコバイ(Nephotettixc incticeps)(リーフホッパー)、ネザラ属の一種(Nezara spp.)(カメムシ)、ユースキスツス属の一種(Euschistus spp.)(カメムシ)、レプトコリサ属の一種(Leptocorisa spp.)(カメムシ)、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)(アザミウマ)、トリプス属の一種(Thrips spp.)(アザミウマ)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)(コロラドハムシ)、メキシコワタミゾウムシ(Anthonomus grandis)(ワタミゾウムシ)、アオニジエラ属の一種(Aonidiella spp.)(カイガラムシ)、トリアロイデス属の一種(Trialeurodes spp.)(コナジラミ)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)(コナジラミ)、ヨーロッパアワノメイガ(Ostrinia nubilalis)(アワノメイガ)、エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(コットンリーフワーム(cotton leafworm))、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)(ニセアメリカタバコガ)、オオタバコガ(Helicoverpa armigera)(オオタバコガ)、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)(オオタバコガ)、シレプタデロガタ(Sylepta derogata)(ワタノメイガ)、シロチョウ(Pieris brassicae)(モンシロチョウ)、コナガ(Plutella xylostella)(コナガ)、アグロティス属の一種(Agrotis spp.)(ヨトウムシ)、ニカメイガ(Chilo suppressalis)(ニカメイチュウ)、トノサマバッタ(Locusta migratoria)(イナゴ)、オーストラリアトビバッタ(Chortiocetes terminifera)(イナゴ)、ディアブロティカ属の一種(Diabrotica spp.)(ネクイムシ)、リンゴハダニ(Panonychus ulmi)(リンゴハダニ)、ミカンハダニ(Panonychus citri)(柑橘類アカダニ)、ナミハダニ(Tetranychus urticae)(ナミハダニ)、ニセナミハダニ(Tetranychus cinnabarinus)(ニセナミハダニ)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)(ミカンサビダニ)、チャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)(チャノホコリダニ)、ブレビパルプス属の一種(Brevipalpus spp.)(ヒメハダニ)、オウシマダニ(Boophilus microplus)(ウシマダニ)、アメリカイヌカクマダニ(Dermacentor variabilis)(カクマダニ)、ネコノミ(Ctenocephalides felis)(ネコノミ)、リリオミザ属の一種(Liriomyza spp.)(葉もぐり虫)、イエバエ(Musca domestica)(イエバエ)、ネッタイシマカ(Aedes aegypti)(カ)、ハマダラカ属の一種(Anopheles spp.)(蚊)、イエカ属の一種(Culex spp.)(蚊)、ルシリア属の一種(Lucillia spp.)(クロバエ)、チャバネゴキブリ(Blattella germanica)(ゴキブリ)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)(ゴキブリ)、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)(ゴキブリ)、ムカシシロアリ科(Mastotermitidae)のシロアリ(例えばマストテルメス属の一種(Mastotermes spp.))、レイビシロアリ科(Kalotermitidae)のシロアリ(例えばネオテルメス属の一種(Neotermes spp.))、ミゾガシラシロアリ科(Rhinotermitidae)のシロアリ(例えばイエシロアリ(Coptotermes formosanus)、キアシシロアリ(Reticulitermes flavipes)、ヤマトシロアリ(R.speratu)、R.ビルギニクス(R.virginicus)、R.ヘスペルス(R.hesperus)およびR.サントネンシス(R.santonensis))、および、シロアリ科(Termitidae)のシロアリ(例えばキイロマルガシラシロアリ(Globitermes sulphureus))、アカカミアリ(Solenopsis geminata)(アカカミアリ)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)(イエヒメアリ)、ハジラミの一種(Damalinia spp.)およびシラミ属の一種(Linognathus spp.)(ハジラミおよびシラミの一種)、メロイドギネ属の一種(Meloidogyne spp.)(根こぶ線虫)、グロボデラ属の一種(Globodera spp.)およびシストセンチュウ属の一種(Heterodera spp.)(シストセンチュウ)、ネグサレセンチュウ属の一種(Pratylenchus spp.)(ネグサレセンチュウ)、バナナネモグリセンチュウの一種(Rhodopholus spp.)(バナナネモグリセンチュウ)、チレンクルス属の一種(Tylenchulus spp.)(ミカンネセンチュウ)、捻転胃虫(Haemonchus contortus)(捻転胃虫)、エレガンスセンチュウ(Caenorhabditis elegans)(センチュウ)、毛様線虫属の一種(Trichostrongylus spp.)(消化管内線虫)およびノハラナメクジ(Deroceras reticulatum)(ナメクジ)。

上記の有害生物のさらなる例は以下のとおりである。 ダニ目(Acarina)から、例えば、アカリツス属の一種(Acalitus spp)、アカルス属の一種(Aculus spp)、アカリカルス属の一種(Acaricalus spp)、アセリア属の一種(Aceria spp)、アシブトコナダニ(Acarus siro)、アンブリオンマ属の一種(Amblyomma spp.)、ナガヒメダニ属の一種(Argas spp.)、ブーフィラス属の一種(Boophilus spp.)、ブレビパルプス属の一種(Brevipalpus spp.)、ブリオビア属の一種(Bryobia spp)、カリピトリメルス属の一種(Calipitrimerus spp.)、ショクヒヒゼンダニ属の一種(Chorioptes spp.)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス属の一種(Dermatophagoides spp)、エオテトラニカス属の一種(Eotetranychus spp)、エリオフィエス属の一種(Eriophyes spp.)、ヘミタルソネムス属の一種(Hemitarsonemus spp)、イボマダニ属の一種(Hyalomma spp.)、マダニ属の一種(Ixodes spp.)、オリゴニクス属の一種(Olygonychus spp)、カズキダニ属の一種(Ornithodoros spp.)、ポリファゴタルソネラタス(Polyphagotarsone latus)、パノニクス属の一種(Panonychus spp.)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)、フィトネムス属の一種(Phytonemus spp)、ポリファゴタロソネムス属の一種(Polyphagotarsonemus spp)、キュウセンヒゼンダニ属の一種(Psoroptes spp.)、コイタマダニ属の一種(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属の一種(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属の一種(Sarcoptes spp.)、ステネオタルソネムス属の一種(Steneotarsonemus spp.)、ホコリダニ属の一種(Tarsonemus spp.)およびテトラニクス属の一種(Tetranychus spp.); シラミ目(Anoplura)から、例えば、ブタジラミ属の一種(Haematopinus spp.)、シラミ属の一種(Linognathus spp.)、ペディクルス属の一種(Pediculus spp.)、ペムフィグス属の一種(Pemphigus spp.)およびネアブラムシ属の一種(Phylloxera spp.); 鞘翅目(Coleoptera)から、例えば、アグリオテス属の一種(Agriotes spp.)、アンフィマロンマジャレ(Amphimallon majale)、セマダラコガネ(Anomala orientalis)、アントノムス属の一種(Anthonomus spp.)、アンフォディウス属の一種(Aphodius spp)、アスチラスアトロマクラタス(Astylus atromaculatus)、アテニウス属の一種(Ataenius spp)、アトマリアリネアリス(aria linearis)、カエトクネマチビアリス(Chaetocnema tibialis)、セロトマ属の一種(Cerotoma spp)、コノデルス属の一種(Conoderus spp)、コスモポリテス属の一種(Cosmopolites spp.)、コチニスニチダ(Cotinis nitida)、クルクリオ属の一種(Curculio spp.)、シクロセファラ属の一種(Cyclocephala spp)、デルメステス属の一種(Dermestes spp.)、ディアブロティカ属の一種(Diabrotica spp.)、アデルスツノカブト(Diloboderus abderus)、エピラクナ属の一種(Epilachna spp.)、エレムヌス属の一種(Eremnus spp.)、ヘテロニクスアラトル(Heteronychus arator)、ヒポテネムスハンペイ(Hypothenemus hampei)、ラグリアフイロサ(Lagria vilosa)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)、リッソルホプトルス属の一種(Lissorhoptrus spp.)、リオゲニス属の一種(Liogenys spp)、マエコラスピス属の一種(Maecolaspis spp)、アカビロウドコガネ(Maladera castanea)、メガセリス属の一種(Megascelis spp)、メリゲテスアエネウス(Melighetes aeneus)、メロロンタ属の一種(Melolontha spp.)、マイオクロウスアルマツス(Myochrous armatus)、オリジャエフィルス属の一種(Orycaephilus spp.)、オチオリンクス属の一種(Otiorhynchus spp.)、フィロファーガ属の一種(Phyllophaga spp)、フリクチヌス属の一種(Phlyctinus spp.)、ポピリア属の一種(Popillia spp.)、プシリオデス属の一種(Psylliodes spp.)、リソマツスアウブチリス(Rhyssomatus aubtilis)、リゾペルタ属の一種(Rhizopertha spp.)、コガネムシ科(Scarabeidae)、シトフィルス属の一種(Sitophilus spp.)、シトトルガ属の一種(Sitotroga spp.)、ソマチカス属の一種(Somaticus spp)、スフェノフォラス属の一種(Sphenophorus spp)、ステルネクススブシグナツス(Sternechus subsignatus)、ゴミムシダマシ属の一種(Tenebrio spp.)、トリボリウム属の一種(Tribolium spp.)およびトロゴデルマ属の一種(Trogoderma spp.); 双翅目(Diptera)から、例えば、ヤブカ属の一種(Aedes spp.)、ハマダラカ属の一種(Anopheles spp)、アンテリゴナソカタ(Antherigona soccata)、バクトロシアオレアエ(Bactrocea oleae)、ビビオホルツラヌス(Bibio hortulanus)、ブラジシア属の一種(Bradysia spp)、カリホラエリスロセファラ(Calliphora erythrocephala)、セラチチス属の一種(Ceratitis spp.)、オビキンバエ属の一種(Chrysomyia spp.)、イエカ属の一種(Culex spp.)、クテレブラ属の一種(Cuterebra spp.)、ダクス属の一種(Dacus spp.)、デリア属の一種(Delia spp)、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)、ヒメイエバエ属の一種(Fannia spp.)、ガストロフィラス属の一種(Gastrophilus spp.)、ゲオミザトリプンクタタ(Geomyza tripunctata)、ツェツェバエ属の一種(Glossina spp.)、ウシバエ属の一種(Hypoderma spp.)、ヒッポボスカ属の一種(Hyppobosca spp.)、リリオミザ属の一種(Liriomyza spp.)、キンバエ属の一種(Lucilia spp.)、メラナグロミザ属の一種(Melanagromyza spp.)、イエバエ属の一種(Musca spp.)、ヒツジバエ属の一種(Oestrus spp.)、オルセオリア属の一種(Orseolia spp.)、オシネラフリット(Oscinella frit)、アカザモグリハナバエ(Pegomyia hyoscyami)、ホルビア属の一種(Phorbia spp.)、ラゴレチス属の一種(Rhagoletis spp)、リベリアクアドリファシアタ(Rivelia quadrifasciata)、スカテラ属の一種(Scatella spp)、キノコバエ属の一種(Sciara spp.)、サシバエ属の一種(Stomoxys spp.)、アブ属の一種(Tabanus spp.)、タニア属の一種(Tannia spp.)およびガガンボ属の一種(Tipula spp.); 半翅目(Hemiptera)から、例えば、アカントコリススカブラトル(Acanthocoris scabrator)、アクロステルナム属の一種(Acrosternum spp)、ウススジカスミカメ(Adelphocoris lineolatus)、アンブリペルタニチダ(Amblypelta nitida)、バチコエリアタラシナ(Bathycoelia thalassina)、ブリサス属の一種(Blissus spp)、トコジラミ属の一種(Cimex spp.)、クラビグララトメントシコリス(Clavigralla tomentosicollis)、クレオンチアデス属の一種(Creontiades spp)、ジスタンチエラテオブロマ(Distantiella theobroma)、ジケロプスフルカツス(Dichelops furcatus)、ジスデルクス属の一種(Dysdercus spp.)、イデッサ属の一種(Edessa spp)、オイキスツス属の一種(Euchistus spp.)、ヒメナガメ(Eurydema pulchrum)、エウリガステル属の一種(Eurygaster spp.)、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ホルシアスノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属の一種(Leptocorisa spp.)、メクラカメムシ属の一種(Lygus spp)、マルガロデス属の一種(Margarodes spp)、ムルガンチアヒストリオニク(Murgantia histrionic)、ネオメガロトムス属の一種(Neomegalotomus spp)、タバコカスミカメ(Nesidiocoris tenuis)、ネザラ属の一種(Nezara spp.)、ニシウスシムランス(Nysius simulans)、オエバルスインスラリス(Oebalus insularis)、ピエスマ属の一種(Piesma spp.)、ピエゾドルス属の一種(Piezodorus spp)、ロドニウス属の一種(Rhodnius spp.)、サールベルゲラシングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリスカスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノファラ属の一種(Scotinophara spp.)、チアンタ属の一種(Thyanta spp)、トリアトマ属の一種(Triatoma spp.)、ヴァチガイルデンス(Vatiga illudens);アシルトシウムピスム(Acyrthosium pisum)、アダルゲス属の一種(Adalges spp)、アガリアナエンシゲラ(Agalliana ensigera)、アゴノセナタルギオニイ(Agonoscena targionii)、アレウロジクス属の一種(Aleurodicus spp)、アレウロカンツス属の一種(Aleurocanthus spp)、アレウロロブスバロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリキスフロッコスス(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデスブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、フタテンミドリヒメヨコバイ(Amarasca biguttula)、アムリトズスアトキンソニ(Amritodus atkinsoni)、アオニジエラ属の一種(Aonidiella spp.)、アリマキ科(Aphididae)、ワタアブラムシ属の一種(Aphis spp.)、アスピジオツス属の一種(Aspidiotus spp.)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、バクテリセラコッケレリ(Bactericera cockerelli)、ベミシア属の一種(Bemisia spp)、ブラキカウダス属の一種(Brachycaudus spp)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属の一種(Cacopsylla spp)、ニンジンフタオアブラムシ(Cavariella aegopodii Scop.)、セロプラスタ属の一種(Ceroplaster spp.)、クリソムファルスアオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、オンシツマルカイガラムシ(Chrysomphalus dictyospermi)、シカデラ属の一種(Cicadella spp)、シロオオヨコバイ(Cofana spectra)、クリプトミズス属の一種(Cryptomyzus spp)、シカヅリナ属の一種(Cicadulina spp)、ヒラタカタカイガラムシ(Coccus hesperidum)、ダルブルスマイジス(Dalbulus maidis)、ジアレウロデス属の一種(Dialeurodes spp)、ミカンキジラミ(Diaphorina citri)、ジウラフィスノキシア(Diuraphis noxia)、ジサフィス属の一種(Dysaphis spp)、エムポアスカ属の一種(Empoasca spp.)、リンゴワタムシ(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ属の一種(Erythroneura spp.)、カスカルジア属の一種(Gascardia spp.)、グリカスピスブリンブレコンベイ(Glycaspis brimblecombei)、ヒアダフィスシュードブラシカエ(Hyadaphis pseudobrassicae)、ヒアロプテルス属の一種(Hyalopterus spp)、ヒペロミズスパリズス(Hyperomyzus pallidus)、リュウガンズキンヨコバイ(Idioscopus clypealis)、ヤコビアスカリビカ(Jacobiasca lybica)、ラオデルファクス属の一種(Laodelphax spp.)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス属の一種(Lepidosaphes spp.)、ニセダイコンアブラムシ(Lopaphis erysimi)、リオゲニスマイヂス(Lyogenys maidis)、マクロシフム属の一種(Macrosiphum spp.)、マハナルワ属の一種(Mahanarva spp)、メタカルファプルイノサ(Metcalfa pruinosa)、ムギウスイロアブラムシ(Metopolophium dirhodum)、ミンズスクルズス(Myndus crudus)、ミズス属の一種(Myzus spp.)、ネオトキソプテラ属の一種(Neotoxoptera sp)、ツマグロヨコバイ属の一種(Nephotettix spp.)、ニラパルバタ属の一種(Nilaparvata spp.)、ナシミドリオオアブラムシ(Nippolachnus piri Mats)、オドナスピスルタエ(Odonaspis ruthae)、オレグマラニゲラゼンター(Oregma lanigera Zehnter)、ヤマモモコナジラミ(Parabemisia myricae)、パラトリオザコッケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属の一種(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属の一種(Pemphigus spp.)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属の一種(Perkinsiella spp)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属の一種(Phylloxera spp)、プラノコッカス属の一種(Planococcus spp.)、プセウダウラカスピス属の一種(Pseudaulacaspis spp.)、シュードコッカス属の一種(Pseudococcus spp.)、ワタノミハムシ(Pseudatomoscelis seriatus)、プシラ属の一種(Psylla spp.)、プルビナリアエチオピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラズピジオツス属の一種(Quadraspidiotus spp.)、クエサダギガス(Quesada gigas)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、ロパロシフム属の一種(Rhopalosiphum spp.)、サイセチア属の一種(Saissetia spp.)、スカホイデウス属の一種(Scaphoideus spp.)、スチザフィス属の一種(Schizaphis spp.)、シトビオン属の一種(Sitobion spp.)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、スピシスチルスフェスチヌス(Spissistilus festinus)、タロファガスプロセルピナ(Tarophagus Proserpina)、トキソプテラ属の一種(Toxoptera spp)、トリアロイデス属の一種(Trialeurodes spp)、トリジスカスポロボリ(Tridiscus sporoboli)、トリオニムス属の一種(Trionymus spp)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)、ニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri)、ジギナフラミゲラ(Zygina flammigera)、ジギニジアスクテラリス(Zyginidia scutellaris); カメムシ亜目(Heteroptera)から、例えば、トコジラミ属の一種(Cimex spp.)、ジスタンチエラテオブロマ(Distantiella theobroma)、ジスデルクス属の一種(Dysdercus spp.)、オイキスツス属の一種(Euchistus spp.)、エウリガステル属の一種(Eurygaster spp.)、レプトコリサ属の一種(Leptocorisa spp.)、ネザラ属の一種(Nezara spp.)、ピエスマ属の一種(Piesma spp.)、ロドニウス属の一種(Rhodnius spp.)、サールベルゲラシングラリス(Sahlbergella singularis)、スコチノファラ属の一種(Scotinophara spp.)およびトリアトマ属の一種(Triatoma spp.); 同翅目(Homoptera)から、例えば、アレウロトリキスフロッコスス(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデスブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、アオニジエラ属の一種(Aonidiella spp.)、アリマキ科(Aphididae)、ワタアブラムシ属の一種(Aphis spp.)、アスピジオツス属の一種(Aspidiotus spp.)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、セロプラスタ属の一種(Ceroplaster spp.)、クリソムファルスアオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、オンシツマルカイガラムシ(Chrysomphalus dictyospermi)、ヒラタカタカイガラムシ(Coccus hesperidum)、エムポアスカ属の一種(Empoasca spp.)、リンゴワタムシ(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ属の一種(Erythroneura spp.)、カスカルジア属の一種(Gascardia spp.)、ラオデルファクス属の一種(Laodelphax spp.)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス属の一種(Lepidosaphes spp.)、マクロシフス属の一種(Macrosiphus spp.)、ミズス属の一種(Myzus spp.)、ツマグロヨコバイ属の一種(Nephotettix spp.)、ニラパルバタ属の一種(Nilaparvata spp.)、パルラトリア属の一種(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属の一種(Pemphigus spp.)、プラノコッカス属の一種(Planococcus spp.)、プセウダウラカスピス属の一種(Pseudaulacaspis spp.)、シュードコッカス属の一種(Pseudococcus spp.)、プシラ属の一種(Psylla spp.)、プルビナリアエチオピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラズピジオツス属の一種(Quadraspidiotus spp.)、ロパロシフム属の一種(Rhopalosiphum spp.)、サイセチア属の一種(Saissetia spp.)、スカホイデウス属の一種(Scaphoideus spp.)、スチザフィス属の一種(Schizaphis spp.)、シトビオン属の一種(Sitobion spp.)、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)およびニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri); 膜翅目(Hymenoptera)から、例えば、ヒメハキリアリ属(Acromyrmex)、アルゲ属の一種(Arge spp)、アッタ属の一種(Atta spp.)、セフス属の一種(Cephus spp.)、ジプリオン属の一種(Diprion spp.)、マツハバチ科(Diprionidae)、シマトウヒハバチ(Gilpinia polytoma)、ホプロカンパ属の一種(Hoplocampa spp.)、ケアリ属の一種(Lasius spp.)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、ネオジプリオン属の一種(Neodiprion spp.)、クロナガアリ(Pogonomyrmex spp)、スレノプシスインビクタ(Slenopsis invicta)、ソレノプシス属の一種(Solenopsis spp.)およびベスパ属の一種(Vespa spp.); 等翅目(Isoptera)から、例えば、コプトテルメス属の一種(Coptotermes spp)、コルニテルネスクムランス(Corniternes cumulans)、インシシテルメス属の一種(Incisitermes spp)、マクロテルメス属の一種(Macrotermes spp)、マストテルメス属の一種(Mastotermes spp)、ミクロテルメス属の一種(Microtermes spp)、ヤマトシロアリ属の一種(Reticulitermes spp.);ソレノプシスゲミナーテ(Solenopsis geminate); 鱗翅目(Lepidoptera)から、例えば、アクレリス属の一種(Acleris spp.)、アドキソフィエス属の一種(Adoxophyes spp.)、アエゲリア属の一種(Aegeria spp.)、アグロティス属の一種(Agrotis spp.)、アラバマアルギラセア(Alabama argillaceae)、アミロイス属の一種(Amylois spp.)、アンチカルシアゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルチップス属の一種(Archips spp.)、アルギレスチア属の一種(Argyresthia spp)、アルギロタエニア属の一種(Argyrotaenia spp.)、アウトグラファ属の一種(Autographa spp.)、ブックラトリクスツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、アフリカズイム(Busseola fusca)、スジマラダメイガ(Cadra cautella)、モモシンクイガ(Carposina nipponensis)、キロ属の一種(Chilo spp.)、コリストネウラ属の一種(Choristoneura spp.)、クリソテウチアトピアリア(Chrysoteuchia topiaria)、クリシアアンビグエラ(Clysia ambiguella)、クナファロクロシス属の一種(Cnaphalocrocis spp.)、クネファシア属の一種(Cnephasia spp.)、コチリス属の一種(Cochylis spp.)、コレオフォラ属の一種(Coleophora spp.)、コリアスレスビア(Colias lesbia)、ワタアカキリバ(Cosmophila flava)、クラムバス属の一種(Crambus spp)、ケブカノメイガ(Crocidolomia binotalis)、クリプトフレビアロイコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)、シダリマペルスペクタリス(Cydalima perspectalis)、シジア属の一種(Cydia spp.)、ジアファニアペルスペクタリス(Diaphania perspectalis)、ジアトラエア属の一種(Diatraea spp.)、ジパロプシスカスタネア(Diparopsis castanea)、エアリアス属の一種(Earias spp.)、エルダナサッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属の一種(Ephestia spp.)、エピノチア属の一種(Epinotia spp)、エスチグメネアクレア(Estigmene acrea)、エチエラジンキネラ(Etiella zinckinella)、オイコスマ属の一種(Eucosma spp.)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、ユープロクチス属の一種(Euproctis spp.)、エウクソア属の一種(Euxoa spp.)、フェルチアジャクリフェリア(Feltia jaculiferia)、グラホリタ属の一種(Grapholita spp.)、ヘディアヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、ヘリオティス属の一種(Heliothis spp.)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヘルペトグラマ属の一種(Herpetogramma spp)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ケイフェリアリコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、モロコシマダラメイガ(Lasmopalpus lignosellus)、レウコプテラシテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス属の一種(Lithocollethis spp.)、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana)、ロキソステゲビフィダリス(Loxostege bifidalis)、リマントリア属の一種(Lymantria spp.)、リオネチア属の一種(Lyonetia spp.)、マラコソマ属の一種(Malacosoma spp.)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タバコスズメガ(Manduca sexta)、ミチムナ属の一種(Mythimna spp)、ノクツア属の一種(Noctua spp)、オペロフテラ属の一種(Operophtera spp.)、オルニオデスインディカ(Orniodes indica)、ヨーロッパアワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、パメネ属の一種(Pammene spp.)、パンデミス属の一種(Pandemis spp.)、マツキリガ(Panolis flammea)、パパイペマネブリス(Papaipema nebris)、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiela)、ペリレウコプテラコッフェエラ(Perileucoptera coffeella)、シューダレチアウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、ジャガイモキバガ(Phthorimaea operculella)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、ピエリス属の一種(Pieris spp.)、コナガ(Plutella xylostella)、プレイス属の一種(Prays spp.)、シュードプルシア属の一種(Pseudoplusia spp)、ラキプルシアヌ(Rachiplusia nu)、リチアアルビコスタ(Richia albicosta)、シルポファガ属の一種(Scirpophaga spp.)、セサミア属の一種(Sesamia spp.)、スパルガノチス属の一種(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属の一種(Spodoptera spp.)、シレプタデロガテ(Sylepta derogate)、シナンテドン属の一種(Synanthedon spp.)、タウメトポエア属の一種(Thaumetopoea spp.)、トルトリックス属の一種(Tortrix spp.)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、トマトキバガ(Tuta absoluta)、およびスガ属の一種(Yponomeuta spp.); 食毛目(Mallophaga)から、例えば、 ダマリネア属の一種(Damalinea spp.)およびケモノハジラミ属の一種(Trichodectes spp.); 直翅目(Orthoptera)から、例えば、ゴキブリ属の一種(Blatta spp.)、チャバネゴキブリ属の一種(Blattella spp.)、グリロタルパ属の一種(Gryllotalpa spp.)、マデイラゴキブリ(Leucophaea maderae)、ロクスタ属の一種(Locusta spp.)、ネオクルチラヘキサダクチラ(Neocurtilla hexadactyla)、ワモンゴキブリ属の一種(Periplaneta spp.)、スカプテリスクス属の一種(Scapteriscus spp)、およびコオロギ属の一種(Schistocerca spp.); チャタテムシ目(Psocoptera)から、例えば、リポセリス属の一種(Liposcelis spp.); ノミ目(Siphonaptera)から、例えば、ナガノミ属の一種(Ceratophyllus spp.)、イヌノミ属の一種(Ctenocephalides spp.)およびケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis); 総翅目(Thysanoptera)から、例えば、カリオトリプスファセオリ(Calliothrips phaseoli)、ハナアザミウマ属の一種(Frankliniella spp.)、ヘリオトリプス属の一種(Heliothrips spp)、ヘルシノトリプス属の一種(Hercinothrips spp.)、パルテノトリプス属の一種(Parthenothrips spp)、シルトトリプスアウランチィ(Scirtothrips aurantii)、ダイズアザミウマ(Sericothrips variabilis)、タエニオトリプス属の一種(Taeniothrips spp.)、トリプス属の一種(Thrips spp);および シミ目(Thysanura)から、例えば、セイヨウシミ(Lepisma saccharina)。

本発明による活性処方成分は、特に植物であって、特に、農業、園芸および営林における有用植物および観賞用植物に、または、このような植物の果実、花、群葉、茎、塊茎もしくは根などの器官に、ならびに、いくつかの場合において、さらには、これらの有害生物に対する保護が有効である期間より後の時点に形成される植物器官に発生する上記の種類の有害生物を防除、すなわち、抑制もしくは駆逐するために用いられることが可能である。

好適な標的作物は、特に、コムギ、オオムギ、ライ麦、カラスムギ、イネ、トウモロコシまたはモロコシ属(Sorghum)などの穀類;サトウダイコンまたは飼料ビートなどのビート;リンゴ、セイヨウナシ、セイヨウスモモ、モモ、アーモンド、サクランボ、または、例えばイチゴ、ラズベリーもしくはブラックベリーといった液果類などの、例えば仁果、石果または軟果といった果実;インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメまたは大豆などのマメ科作物;アブラナ、マスタード、ケシ、オリーヴ、ヒマワリ、ココナツ、トウゴマ、カカオまたは落花生などの油作物;カボチャ、キュウリまたはメロンなどのウリ科植物;綿、亜麻、アサまたはジュートなどの繊維植物;オレンジ、レモン、グレープフルーツまたはタンジェリンなどの柑橘果実;ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモまたはピーマンなどの野菜;アボカド、シナモンまたは樟脳などのクスノキ科;ならびに、タバコ、堅果、コーヒー、ナス、サトウキビ、チャ、コショウ、ブドウ、ホップ、オオバコ科、ラテックス植物および観賞用植物である。

さらなる態様において、本発明はまた、植物寄生性線虫(内部寄生性−、半内部寄生性−および外部寄生性線虫)、特に、根こぶ線虫、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)および他のメロイドギネ属(Meloidogyne)の種;シスト形成線虫、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)および他のグロボデラ属の一種(Globodera)種;ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、クローバシストセンチュウ(Heterodera trifolii)、および他のシストセンチュウ属(Heterodera)の種;シードガル(Seed gall)線虫、アングイナ属(Anguina)の種;クキセンチュウおよびハガレセンチュウ、アフェレンコイデス属(Aphelenchoides)の種;刺毛線虫(sting nematode)、ベロノライムスロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)および他のベロノライムス属(Belonolaimus)の種;マツザイ線虫、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)および他のブルサフェレンクス属(Bursaphelenchus)の種;ワセンチュウ、クリコネマ(Criconema)種、クリコネメラ(Criconemella)種、クリコネモイデス(Criconemoides)種、メソクリコネマ(Mesocriconema)種;茎および鱗茎線虫、イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、クキセンチュウ(Ditylenchus dipsaci)および他のジチレンクス属(Ditylenchus)の種;キリセンチュウ、ドリコドルス(Dolichodorus)種;ラセンセンチュウ、ヘリオコチレンクスムルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)および他のヘリコチレンクス属(Helicotylenchus)の種;サヤセンチュウおよびサヤワセンチュウ(Sheath and sheathoid nematode)、ヘミシクリオホラ属(Hemicycliophora)種およびヘミクリコネモイデス属(Hemicriconemoides)種;ヒルスマンニエラ属(Hirshmanniella)の種;ヤリセンチュウ、ホプロアイムス属(Hoploaimus)の種;ニセネコブセンチュウ、ナコブス属(Nacobbus)の種;ハリセンチュウ、ロンギドルスエロンガツス(Longidorus elongatus)および他のロンギドルス属(Longidorus)の種;ピンセンチュウ、ネグサレセンチュウ属(Pratylenchus)の種;ネグサレセンチュウ、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクスクルビタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクスグーデイイ(Pratylenchus goodeyi)および他のネグサレセンチュウ属(Pratylenchus)の種;ネモグリセンチュウ、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)および他のネモグリセンチュウ属(Radopholus)の種;ニセフクロセンチュウ、ロチレンクスロブスツス(Rotylenchus robustus)、トチレンクスレニホルミス(Rotylenchus reniformis)および他のロチレンクス(Rotylenchus)種;スクテロネマ属(Scutellonema)の種;ユミハリ線虫、トリコドルスピリミチブス(Trichodorus primitivus)および他のトリコドルス属(Trichodorus)の種、パラトリトリコドルス属(Paratrichodorus)の種;イシュクセンチュウ、ナミイシュクセンチュウ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコルヒンクスドゥビウス(Tylenchorhynchus dubius)および他のチレンコルヒンクス属(Tylenchorhynchus)の種;ミカンネセンチュウ、チレンクルス属(Tylenchulus)の種;オオハリセンチュウ、キシフィネマ属(Xiphinema)の種などの植物寄生性線虫;ならびに、スバングイナ属の一種(Subanguina spp.)、ヒプソペリネ属の一種(Hypsoperine spp.)、マクロポストニア属の一種(Macroposthonia spp.)、メリニウス属の一種(Melinius spp.)、プンクトデラ属の一種(Punctodera spp.)およびキニスルシウス属の一種(Quinisulcius spp.)などの他の植物寄生性線虫種による植物およびその一部に対する損害を防止する方法に関し得る。

本発明の化合物はまた、軟体動物に対しても活性を有し得る。その例としては、例えば、スクミリンゴガイ科(Ampullariidae);アリオン属(Arion)(コウラクロナメクジ(A.ater)、A.サーカムスクリプツス(A.circumscriptus)、A.ホルテンシス(A.hortensis)、A.ルーファス(A.rufus));オナジマイマイ科(Bradybaenidae)(ブラジバエナフルチクム(Bradybaena fruticum));オウシュウマイマイ属(Cepaea)(ニワノオウシュウマイマイ(C.hortensis)、モリマイマイ(C.Nemoralis));オクロジナ(ochlodina);デロセラス属(Deroceras)(D.アグレスチス(D.agrestis)、D.エムピリコルム(D.empiricorum)、D.ラエヴェ(D.laeve)、D.レチクラツム(D.reticulatum));ディスクス属(Discus)(D.ロツンダツス(D.rotundatus));ユーオムファリア属(Euomphalia);ガルバ属(Galba)(G.トルンクラタ(G.trunculata));ヘリセリア属(Helicelia)(H.イタラ(H.itala)、H.オブヴィア(H.obvia));マイマイ科(Helicidae)(ヘリシゴナアルブストルム(Helicigona arbustorum));ヘリコディスクス属(Helicodiscus);ヘリクス属(Helix)(H.アペルタ(H.aperta));リマックス属(Limax)(L.シネレオニゲル(L.cinereoniger)、キイロナメクジ(L.flavus)、チャコウラナメクジ(L.marginatus)、マダラコウラナメクジ(L.maximus)、L.テネルス(L.tenellus));モノアライガイ属(Lymnaea);ミラックス属(Milax)(ニワコウラナメクジ(M.gagates)、M.マルギナツス(M.marginatus)、M.ソウェルビイ(M.sowerbyi));オペアス属(Opeas);リンゴガイ属(Pomacea)(スクミリンゴガイ(P.canaticulata));ミジンマイマイ属(Vallonia)およびザニトイデス属(Zanitoides)が挙げられる。

「作物」という用語は、従来の交配または遺伝子操作方法の結果、ブロモキシニルまたはあるクラスの除草剤(例えば、HPPD抑制剤、ALS抑制剤など、例えばプリミスルフロン、プロスルフロンおよびトリフロキシスルフロン、EPSPS(5−エノール−ピロビル−シキメート−3−リン酸−シンターゼ)抑制剤、GS(グルタミンシンテターゼ)抑制剤)のような除草剤に対する耐性が付与された作物をも含んでいると理解されるべきである。従来の交配方法(突然変異誘発)により例えばイマザモックスといったイミダゾリノンに対する耐性が付与された作物の一例は、Clearfield(登録商標)夏ナタネ(アブラナ)である。遺伝子操作法により除草剤もしくはあるクラスの除草剤に対する耐性が付与された作物の例としては、品名RoundupReady(登録商標)およびLibertyLink(登録商標)で市販されている、グリホサート−およびグルホシネート−耐性トウモロコシ変種が挙げられる。

「作物」という用語はまた、例えば、特にバチルス属(Bacillus)に属する毒素生成バクテリアに由来するものなどの1種以上の選択的に作用する毒素を合成することが可能であるよう、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物植物をも含んでいると理解されるべきである。

このような遺伝形質転換植物によって発現されることが可能である毒素としては、例えば、殺虫性タンパク質、例えばセレウス菌(Bacillus cereus)もしくはバチルスポプリエ(Bacillus popliae)に由来する殺虫性タンパク質;または、例えばCryIA(b)、CryIA(c)、CryIF、CryIF(a2)、CryIIA(b)、CryIIIA、CryIIIB(b1)もしくはCry9cといったδエンドトキシン、または、例えばVIP1、VIP2、VIP3もしくはVIP3Aといった栄養型殺虫性タンパク質(VIP)などのバチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)由来の殺虫性タンパク質;または、フォトラブダスルミネッセンス(Photorhabdus luminescens)、ゼノラブダスネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などの、例えば、フォトラブダス属の一種(Photorhabdus spp.)あるいゼノラブダス属の一種(Xenorhabdus spp.)といったバクテリアコロニー形成線虫の殺虫性タンパク質;サソリ毒、クモ毒、大型のハチ(wasp)毒および他の昆虫に特異的な神経毒素などの動物によって産生される毒素;ストレプトミセス毒素などの真菌により産生される毒素、エンドウマメレクチン、オオムギレクチンまたはマツユキソウレクチンなどの植物レクチン;アグルチニン;トリプシン抑制剤、セリンタンパク分解酵素抑制剤、パタチン、シスタチン、パパイン抑制剤などのプロテイナーゼ抑制剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリンまたはブリオジンなどのリボソーム−不活性化タンパク質(RIP);3−ヒドロキシステロイドキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グリコシル−トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン抑制剤、HMG−COA−レダクターゼなどのステロイド代謝酵素、ナトリウムもしくはカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、幼虫ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼおよびグルカナーゼが挙げられる。

本発明の文脈において、δエンドトキシンとは、例えばCryIA(b)、CryIA(c)、CryIF、CryIF(a2)、CryIIA(b)、CryIIIA、CryIIIB(b1)もしくはCry9c、または、栄養型殺虫性タンパク質(VIP)、例えばVIP1、VIP2、VIP3もしくはVIP3A、特に、混成毒素、切断型毒素および変性毒素と理解されるべきである。混成毒素は、これらのタンパク質の異なるドメインの新しい組み合わせにより組み換えで産生される(例えば、国際公開第02/15701号パンフレットを参照のこと)。例えば切断型CryIA(b)といった切断型毒素が公知である。変性毒素の事例の場合、天然の毒素のアミノ酸の1つ以上が置き換えられる。このようなアミノ酸の置き換えにおいて、例えば、CryIIIA055の場合には、カテプシンD−認識配列がCryIIIA毒素に挿入されるなど、好ましくは非天然の存在するタンパク分解酵素認識配列が毒素に挿入される(国際公開第03/018810号パンフレットを参照のこと)。

このような毒素を合成することが可能であるこのような毒素もしくは遺伝形質転換植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第A−0 374 753号明細書、国際公開第93/07278号パンフレット、国際公開第95/34656号パンフレット、欧州特許出願公開第A−0 427 529号明細書、欧州特許出願公開第A−451 878号明細書および国際公開第03/052073号パンフレットに開示されている。

このような遺伝形質転換植物の調製プロセスは、一般に当業者に公知であり、例えば上記の刊行物に記載されている。CryI−タイプデオキシリボ核酸およびこれらの調製は、例えば、国際公開第95/34656号パンフレット、欧州特許出願公開第A−0 367 474号明細書、欧州特許出願公開第A−0 401 979号明細書および国際公開第90/13651号パンフレットから公知である。

遺伝形質転換植物中に含有されている毒素は、有害な昆虫に対する耐性を植物に対して付与する。このような昆虫は昆虫の分類群のいずれに属していてもよいが、特に、甲虫(鞘翅目)、羽を2枚有する昆虫(双翅目)、および、蝶(鱗翅目)に通例見出される。

殺虫剤耐性をコードすると共に1種以上の毒素を発現する1種以上の遺伝子を含有する遺伝形質転換植物が公知であり、そのいく種かが市販されている。このような植物の例としては:YieldGard(登録商標)(CryIA(b)トキシンを発現するトウモロコシ品種);YieldGard Rootworm(登録商標)(CryIIIB(b1)トキシンを発現するトウモロコシ品種);YieldGard Plus(登録商標)(CryIA(b)およびCryIIIB(b1)トキシンを発現するトウモロコシ品種);Starlink(登録商標)(Cry9(c)トキシンを発現するトウモロコシ品種);Herculex I(登録商標)(CryIF(a2)トキシンおよび酵素ホスフィノトリシンN−アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現して、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を達成するトウモロコシ品種);NuCOTN 33B(登録商標)(CryIA(c)トキシンを発現する綿品種);Bollgard I(登録商標)(CryIA(c)トキシンを発現する綿品種);Bollgard II(登録商標)(CryIA(c)およびCryIIA(b)トキシンを発現する綿品種);VIPCOT(登録商標)(VIPトキシンを発現する綿品種);NewLeaf(登録商標)(CryIIIAトキシンを発現するジャガイモ品種);NatureGard(登録商標)Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21グリホサート−耐性形質)、Agrisure(登録商標)CB Advantage(Bt11コーン穿孔性害虫(CB)形質)およびProtecta(登録商標)が挙げられる。

このような遺伝子組換え作物のさらなる例は以下のとおりである。 1.Syngenta Seeds SAS,Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France製のBt11 Maize,登録番号C/FR/96/05/10。切断型CryIA(b)毒素の遺伝形質転換発現により、アワノメイガ(ヨーロッパアワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミアノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性が付与された遺伝子組み換えトウモロコシ(Zea mays)である。Bt11トウモロコシはまた、遺伝子導入で酵素PATを発現して、グルホシネートアンモニウム除草剤に対する耐性を達成している。 2.Syngenta Seeds SAS,Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France製のBt176 Maize,登録番号C/FR/96/05/10。CryIA(b)毒素の遺伝形質転換発現により、アワノメイガ(ヨーロッパアワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミアノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に耐性が付与された遺伝子組み換えトウモロコシ(Zea mays)である。Bt176トウモロコシはまた、遺伝子導入で酵素PATを発現して、グルホシネートアンモニウム除草剤に対する耐性を達成している。 3.Syngenta Seeds SAS,Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France製のMIR604 Maize,登録番号C/FR/96/05/10。修飾CryIIIA毒素の遺伝形質転換発現により昆虫耐性が付与されたトウモロコシである。この毒素は、カテプシンD−タンパク分解酵素認識配列の挿入により修飾されたCry3A055である。このような遺伝形質転換トウモロコシ植物の調製は、国際公開第03/018810号パンフレットに記載されている。 4.Monsanto Europe S.A.270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium製のMON 863 Maize,登録番号C/DE/02/9。MON 863は、CryIIIB(b1)毒素を発現し、一定の鞘翅目の昆虫に対する耐性を有している。 5.Monsanto Europe S.A.270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium製のIPC 531 Cotton,登録番号C/ES/96/02。 6.Pioneer Overseas Corporation,Avenue Tedesco,7 B−1160 Brussels,Belgium,登録番号C/NL/00/10製の1507 Maize。一定の鱗翅目昆虫に対する耐性を達成するためにタンパク質Cry1Fを発現すると共に、グルホシネートアンモニウム除草剤に対する耐性を達成するためにPATタンパク質を発現する遺伝子組み換えトウモロコシ。 7.Monsanto Europe S.A.270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium製のNK603×MON 810トウモロコシ,登録番号C/GB/02/M3/03。遺伝子組み換え変種NK603およびMON810のかけ合わせによる、在来型の品種改良されたトウモロコシ交配変種からなる。NK603×MON810トウモロコシは、遺伝子導入で、除草剤Roundup(登録商標)(グリホサート含有)に対する耐性を付与するアグロバクテリウム属の一種(Agrobacterium sp.)菌株CP4由来のタンパク質CP4 EPSPSを発現し、および、アワノメイガを含む一定の鱗翅目に対する耐性をもたらすバチルスチューリンゲンシスクルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)に由来のCryIA(b)毒素を発現する。昆虫耐性植物の遺伝子組換え作物はまた、BATS(Zentrum fuer Biosicherheit und Nachhaltigkeit,Zentrum BATS,Clarastrasse 13,4058 Basel,Switzerland) Report 2003に記載されている。

「作物」という用語は、例えば、いわゆる「感染特異的タンパク質」(PRP、例えば欧州特許出願公開第0 392 225号明細書を参照のこと)などの選択的な作用を有する抗病原性物質を合成することが可能であるよう組換えDNA技術を用いて形質転換された作物植物をも含むと理解されるべきである。このような抗病原性物質およびこのような抗病原性物質を合成可能である形質転換植物の例は、例えば、欧州特許出願公開第0 392 225号明細書、国際公開第95/33818号パンフレットおよび欧州特許出願公開第0 353 191号明細書から公知である。

このような形質転換植物を製造する方法は一般に当業者に公知であると共に、例えば、上記の公報に記載されている。

このような形質転換植物によって発現可能である抗病原性物質としては、例えば、例えばウイルス性KP1、KP4またはKP6トキシンといったナトリウムおよびカルシウムチャネルの遮断剤などのイオンチャネル遮断剤;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;いわゆる「感染特異的タンパク質」(PRP;例えば欧州特許出願公開第0 392 225号明細書を参照のこと);例えばペプチド抗生物質もしくは複素環式抗生物質といった微生物によって産生される抗病原性物質(例えば、国際公開第95/33818号パンフレットを参照のこと)、または、植物病原体防御に関与するタンパク質またはポリペプチド因子(いわゆる、国際公開第03/000906号パンフレットに記載の「植物病害抵抗性遺伝子」)が挙げられる。

作物はまた、真菌(例えば、フザリウム属(Fusarium)、フザリウム属(Anthracnose)またはフィトフトラ属(Phytophthora))、細菌(例えばシュードモナス属(Pseudomonas))またはウイルス(例えば、ジャガイモ葉巻き病ウイルス、トマト黄化壊疽ウイルス、キュウリモザイクウイルス)病原体に対する耐性を高めるために修飾し得る。

作物はまた、ダイズシスト線虫などの線虫に対する増強された耐性を有するものを含む。

無生物的なストレスに対して許容性である作物は、例えばNF−YBまたは技術分野において公知である他のタンパク質の発現を介して、干ばつ、高塩分、高温、低温、霜もしくは光線に対する増強された許容性を有するものを含む。

増強された収量または品質を示す作物は、向上した開花または果実熟成特性(熟成の遅延など);変性油、デンプン、アミノ酸、脂肪酸、ビタミン、フェノール系または他の含有物(Vistive(商標)ダイズ品種など);高い養分利用(向上した窒素同化など);および、高い品質の植物産物(より高品質の綿繊維など)を有するものを含む。

本発明の化合物および組成物のさらなる使用分野は、貯蔵した物品および倉庫の保護、ならびに、木材、生地、床材もしくは建築物などの原料の保護、ならびに、特に、上記の種類の有害生物に対するヒト、家畜および繁殖家畜の保護といった衛生分野である。

本発明はまた、有害生物(蚊および他の病原媒介者など;また、http://www.who.int/malaria/vector_control/irs/en/を参照のこと)を防除する方法を提供する。一実施形態においては、有害生物を防除する方法は、標的有害生物に、その生息地に、または、表面もしくは基材に、ブラシ、ローラ、吹付け、塗布または浸漬によって本発明に係る組成物を適用するステップを含む。一例として、壁、天井または床面などの表面のIRS(屋内残留噴霧)適用が本発明の方法により想定されている。他の実施形態においては、このような組成物を、網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの(またはこれらの製造に用いられることが可能である)形態の不織布または布材料などの基材に適用することが想定されている。

一実施形態において、このような有害生物を防除する方法は、効果的な残存性の有害生物防除活性が表面もしくは基材にもたらされるよう、標的有害生物、その生息地、または、表面もしくは基材に、殺有害生物的に有効な量の本発明に係る組成物を適用するステップを含む。このような適用は、本発明の有害生物防除組成物をブラシ、ローラ、吹付け、塗布または浸漬することにより達成され得る。一例として、効果的な残存性の有害生物防除活性が表面上にもたらされるよう、壁、天井または床面などの表面へのIRS適用が本発明の方法により想定されている。他の実施形態においては、網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの(またはこれらの製造に用いられることが可能である)形態の布材料などの基材における有害生物の残存性防除のためのこのような組成物の適用が想定されている。

不織布、布または網を含む処理されるべき基材は、綿、ラフィア、ジュート、亜麻、サイザル、麻布もしくはウールなどの天然繊維、または、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリルなどの合成繊維等よりなるものであり得る。ポリエステルが特に好適である。生地処理方法は、例えば国際公開第2008/151984号パンフレット、国際公開第2003/034823号パンフレット、米国特許第5631072号明細書、国際公開第2005/64072号パンフレット、国際公開第2006/128870号パンフレット、欧州特許第1724392号明細書、国際公開第2005113886号パンフレットまたは国際公開第2007/090739号パンフレットにおいて公知である。

本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、すべての観賞用樹木、ならびに、すべての種類の果実および堅果の成る木に対する樹幹注入/幹処理の分野である。

樹幹注入/幹処理の分野において、本発明に係る化合物は、上記の鱗翅目(Lepidoptera)の木喰虫、および、鞘翅目(Coleoptera)の木喰虫に対して特に好適であり、特に、以下の表AAおよびBBに列挙されているウッドボーラー(woodborer)に対して好適である。

衛生分野において、本発明の化合物および組成物は、カタダニ、ヒメダニ、キュウセンヒダニ、ツツガムシ、ハエ(刺咬性および非刺咬性)、寄生性ハエ幼虫、シラミ、毛シラミ、ハジラミ、および、ノミなどの外寄生生物に対して有効である。

このような寄生虫の例は以下の通りである。 シラミ目(Anoplurida)のうち:ブタジラミ属の一種(Haematopinus spp.)、シラミ属の一種(Linognathus spp.)、ペディクルス属の一種(Pediculus spp.)およびフチルス属の一種(Phtirus spp.)、ソレノポテス属の一種(Solenopotes spp.)。

ハジラミ目(Mallophagida)のうち:トリメノポン属の一種(Trimenopon spp.)、タンカクハジラミ属の一種(Menopon spp.)、トリノトン属の一種(Trinoton spp.)、ボビコーラ属の一種(Bovicola spp.)、ウェルネキエラ属の一種(Werneckiella spp.)、レピケントロン属の一種(Lepikentron spp.)、ダマリナ属の一種(Damalina spp.)、ケモノハジラミ属の一種(Trichodectes spp.)およびフェリコラ属の一種(Felicola spp.)。

双翅目(Diptera)、ならびに、長亜目(Nematocera)および単角亜目(Brachycerina)のうち、例えばヤブカ属の一種(Aedes spp.)、ハマダラカ属の一種(Anopheles spp.)、イエカ属の一種(Culex spp.)、ブユ属の一種(Simulium spp.)、エウシムリウム属の一種(Eusimulium spp.)、サシチョウバエ属の一種(Phlebotomus spp.)、ルツォミヤ属の一種(Lutzomyia spp.)、キュリコイデス属の一種(Culicoides spp.)、メクラアブ属の一種(Chrysops spp.)、キボシアブ属の一種(Hybomitra spp.)、アチロータス属の一種(Atylotus spp.)、アブ属の一種(Tabanus spp.)、ゴマフアブ属の一種(Haematopota spp.)、フィリポミイア属の一種(Philipomyia spp.)、ブラウラ属の一種(Braula spp.)、イエバエ属の一種(Musca spp.)、トゲアシメマトイ属の一種(Hydrotaea spp.)、サシバエ属の一種(Stomoxys spp.)、ハエマトビア属の一種(Haematobia spp.)、モレリア属の一種(Morellia spp.)、ヒメイエバエ属の一種(Fannia spp.)、ツェツェバエ属の一種(Glossina spp.)、オオクロバエ属の一種(Calliphora spp.)、キンバエ属の一種(Lucilia spp.)、オビキンバエ属の一種(Chrysomyia spp.)、ヴォールファールトニクバエ属の一種(Wohlfahrtia spp.)、サルコファガ属の一種(Sarcophaga spp.)、ヒツジバエ属の一種(Oestrus spp.)、ウシバエ属の一種(Hypoderma spp.)、ウマバエ属の一種(Gasterophilus spp.)、シラミバエ属の一種(Hippobosca spp.)、リポプテナ属の一種(Lipoptena spp.)およびヒツジシラミバエ属の一種(Melophagus spp.)。

ノミ目(Siphonapterida)のうち、例えばヒトノミ属の一種(Pulex spp.)、イヌノミ属の一種(Ctenocephalides spp.)、ネズミノミ属の一種(Xenopsylla spp.)、ナガノミ属の一種(Ceratophyllus spp.)。

異翅目(Heteropterida)のうち、例えばトコジラミ属の一種(Cimex spp.)、トリアトマ属の一種(Triatoma spp.)、ロドニウス属の一種(Rhodnius spp.)、アカモンサシガメ属の一種(Panstrongylus spp.)。

ゴキブリ目(Blattarida)のうち、例えばトウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、チャバネゴキブリ(Blattelagermanica)およびスペラ属の一種(Supella spp.)。

ダニ亜類(Acaria)(コナダニ科(Acarida))ならびにマダニ亜目(Metastigmata)および中気門亜目(Mesostigmata)のうち、例えばナガヒメダニ属の一種(Argas spp.)、カズキダニ属の一種(Ornithodorus spp.)、オトビウス属の一種(Otobius spp.)、マダニ属の一種(Ixodes spp.)、アンブリオンマ属の一種(Amblyomma spp.)、ブーフィラス属の一種(Boophilus spp.)、カクマダニ属の一種(Dermacentor spp.)、チマダニ属の一種(Haemophysalis spp.)、イボマダニ属の一種(Hyalomma spp.)、コイタマダニ属の一種(Rhipicephalus spp.)、デルマニッスス属の一種(Dermanyssus spp.)、ライリエチア属の一種(Raillietia spp.)、ニューモニサス属の一種(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属の一種(Sternostoma spp.)およびバロア属の一種(Varroa spp.)。

ケダニ亜目(Actinedida)(前気門類(Prostigmata))およびコナダニ亜目(Acaridida)(コナダニ亜目(Astigmata))のうち、例えばアカラピス属の一種(Acarapis spp.)、ツメダニ属の一種(Cheyletiella spp.)、オルニトケイレチア属の一種(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属の一種(Myobia spp.)、ヒツジツメダニ属の一種(Psorergates spp.)、ニキビダニ属の一種(Demodex spp.)、ツツガムシ属の一種(Trombicula spp.)、リストロホルス属の一種(Listrophorus spp.)、アカルス属の一種(Acarus spp.)、ケナガコナダニ属の一種(Tyrophagus spp.)、ゴミコナダニ属の一種(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属の一種(Hypodectes spp.)、プテロリクス属の一種(Pterolichus spp.)、キュウセンヒゼンダニ属の一種(Psoroptes spp.)、ショクヒヒゼンダニ属の一種(Chorioptes spp.)、ミミヒゼンダニ属の一種(Otodectes spp.)、サルコプテス属の一種(Sarcoptes spp.)、ノトエドレス属の一種(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属の一種(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属の一種(Cytodites spp.)およびラミノシオプテス属の一種(Laminosioptes spp.)。

本発明の化合物および組成物はまた、木材、生地、プラスチック、接着剤、糊、塗料、紙および厚紙、皮革、床材、ならびに、建材などの材料の場合にも、昆虫外寄生に対する保護に好適である。

本発明による組成物は、例えば、以下の有害生物に対して用いられることが可能である:ヨーロッパイエカミキリ(Hylotrupes bajulus)、クロロホルスピロシス(Chlorophorus pilosis)、アノビウムプンクタツム(Anobium punctatum)、クセストビウムルホビロスム(Xestobium rufovillosum)、プチリヌスペクチコルニス(Ptilinuspecticornis)、デンドロビウムペルチネクス(Dendrobium pertinex)、マツザイシバンムシ(Ernobius mollis)、オオナガシバンムシ(Priobium carpini)、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、アフリカヒラタキクイムシ(Lyctus africanus)、アメリカヒラタキクイムシ(Lyctus planicollis)、ナラヒラタキクイムシ(Lyctus linearis)、リクツスプベセンス(Lyctus pubescens)、トロゴキシロンアエクアレ(Trogoxylon aequale)、ミンテスルギコリス(Minthesrugicollis)、キシルボルス種(Xyleborus spec.),トリプトデンドロン種(Tryptodendron spec.)、アパテモナクス(Apate monachus)、ボストリクスカプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボストリクスブルンネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン種(Sinoxylon spec.)およびチビタケナガシンクイムシ(Dinoderus minutus)などの甲虫;ならびに、コルリキバチ(Sirex juvencus)、モミノオオキバチ(Urocerus gigas)、ウロセルスギガスタイグヌス(Urocerus gigas taignus)およびウロセルスアウグル(Urocerus augur)などの膜翅類;ならびに、カロテルメスフラヴィコリス(Kalotermes flavicollis)、ニシインドカンザイシロアリ(Cryptotermes brevis)、ヘテロテルメスインディコラ(Heterotermes indicola)、キアシシロアリ(Reticulitermes flavipes)、レティクリテルメスサントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリテルメスルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、ムカシシロアリ(Mastotermes darwiniensis)、ネバダオオシロアリ(Zootermopsis nevadensis)およびイエシロアリ(Coptotermes formosanus)などのシロアリ;ならびに、セイヨウシミ(Lepisma saccharina)などのシミ類。

本発明は、従って、殺虫性、殺ダニ性、殺線虫性または殺軟体動物性組成物を提供するものであり、好ましくは、殺虫的に、殺ダニ的に、殺線虫的にもしくは殺軟体動物的に有効な量の式Iの化合物および好適なキャリアまたは希釈剤を含む殺虫性または殺ダニ性組成物を提供する。

さらなる態様本において、本発明は、殺虫的に、殺ダニ的に、殺線虫的にまたは殺軟体動物的に有効な量、好ましくは、殺虫的におよび殺ダニ的に有効な量の式Iの化合物または式Iの化合物を含む組成物を、有害生物、有害生物の生息地または有害生物による被害を受けやすい植物に適用するステップを含む有害生物の対処および防除方法を提供するものであり、ただし、手術または治療によるヒトまたは動物の身体の処置法、および、ヒトまたは動物の身体において実施される診断法は除かれる。

式Iの化合物は、昆虫またはダニ類に対して用いられることが好ましい。

「植物」という用語は、本明細書において用いられるところ、実生、潅木および高木を含む。

本発明はまた、含まれる式Iの化合物に追加して、配合助剤を含む有害生物防除組成物に関する。

従って、本発明はまた、(少なくとも)1種の本発明による活性処方成分を含んでいると共に意図された目的および背景的な状況に適しているよう選択されるべきである、乳化性懸濁液濃縮物、懸濁液濃縮物、直接的に噴霧可能もしくは希釈可能な溶液、延展可能なペースト、希釈エマルジョン、可溶性の粉末、分散性の粉末、水和剤、粉剤、高分子物質中の顆粒もしくはカプセルなどの有害生物防除組成物に関する。

これらの組成物において、活性処方成分は、好ましくは、例えば溶剤もしくは固体キャリアといった増量剤など、または、表面活性化合物(界面活性剤)などの配合技術分野において従来から用いられている(少なくとも)1種の助剤と一緒に、または、例えば、特定の粒径で、純粋な形態の固体活性処方成分で採用される。

好適な溶剤の例は:無水素化または部分水素化芳香族炭化水素、好ましくは、キシレン混合物、アルキル化ナフタレンもしくはテトラヒドロナフタレンなどのアルキルベンゼンのC8〜C12画分、パラフィンもしくはシクロヘキサンなどの脂肪族もしくは脂環式炭化水素、エタノール、プロパノールもしくはブタノールなどのアルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールエーテル、エチレングリコールもしくはエチレングリコールモノメチルエーテルもしくはエチレングリコールモノエチルエーテルなどのグリコールおよびそのエーテルならびにエステル、シクロヘキサノン、イソホロンまたはジアセトンアルコールなどのケトン、N−メチルピロリド−2−オン、ジメチルスルホキシドまたはN,N−ジメチルホルムアミドなどの強極性溶剤、水、無エポキシ化もしくはエポキシ化ナタネなどの無エポキシ化もしくはエポキシ化植物油、ひまし油、ココナツもしくは大豆油、および、シリコーン油である。

例えば粉剤および分散性粉末に用いられる固体キャリアは、概して、方解石、タルク、カオリン、モンモリロナイトまたはアタパルジャイトなどの地下天然鉱物である。物理特性を向上させるために、高分散シリカまたは高分散吸収ポリマーを添加することも可能である。顆粒の好適な粒状吸着キャリアは、軽石、レンガグリット、セピオライトまたはベントナイトなどの多孔性のものであり、および、好適な非吸着性キャリア材料は方解石または砂である。加えて、特にドロマイトまたは細片植物残渣といった多数の無機または有機粒状化材料を用いることが可能である。

好適な表面活性化合物は、配合される活性処方成分のタイプに応じて、良好な乳化、分散および濡れ特性を有するノニオン性、カチオン性および/もしくはアニオン性界面活性剤、または、界面活性剤混合物である。以下に記載の界面活性剤は、単なる例とみなされるべきである;配合の技術分野において従来から用いられており、本発明に好適な多数のさらなる界面活性剤が関連する文献に記載されている。

好適なノニオン性界面活性剤は、特に、脂肪族もしくは脂環式アルコールの、飽和もしくは不飽和脂肪酸の、または、アルキルフェノールのポリグリコールエーテル誘導体であり、これは、およそ3個〜およそ30個のグリコールエーテル基、および、およそ8個〜およそ20個の炭素原子を(シクロ)脂肪族炭化水素ラジカルに含有し得、または、およそ6個〜およそ18個の炭素原子をアルキルフェノールのアルキル部分に含有し得る。また、ポリプロピレングリコール、エチレンジアミノポリプロピレングリコール、または、アルキルポリプロピレングリコールとの水溶性ポリエチレンオキシド付加物であって、1個〜およそ10個の炭素原子をアルキル鎖中に、および、およそ20個〜およそ250個のエチレングリコールエーテル基、および、およそ10個〜およそ100個のプロピレングリコールエーテル基を有しているものが好適である。通常、上記の化合物は、1個〜およそ5個のエチレングリコールユニットユニット/プロピレングリコールユニットを含有している。記載し得る例は、ノニルフェノキシポリエトキシエタノール、ヒマシ油ポリグリコールエーテル、ポリプロピレングリコール/ポリエチレンオキシド付加物、トリブチルフェノキシポリエトキシエタノール、ポリエチレングリコールまたはオクチルフェノキシポリエトキシエタノールである。また、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエートなどのポリオキシエチレンソルビタンの脂肪酸エステルが好適である。

カチオン性界面活性剤は、特に、一般に、置換基としておよそ8個〜およそ22個のC原子の少なくとも1個のアルキルラジカルを有する、および、さらなる置換基として、(無ハロゲン化もしくはハロゲン化)低級アルキルまたはヒドロキシアルキルまたはベンジルラジカルを有する第4級アンモニウム塩である。塩は、ハロゲン化物、硫酸メチル、または、硫酸エチルの形態であることが好ましい。例は、ステアリルトリメチル塩化アンモニウムおよびベンジルビス(2−クロロエチル)エチルアンモニウムブロミドである。

好適なアニオン性界面活性剤の例は、水溶性の石鹸または水溶性の合成表面活性化合物である。好適な石鹸の例は、オレイン酸もしくはステアリン酸の、または、例えばココナツもしくはトール油から入手可能である天然脂肪酸混合物のナトリウムもしくはカリウム塩などのおよそ10個〜およそ22個のC原子を有する脂肪酸のアルカリ、アルカリ土類または(無置換または置換)アンモニウム塩であり;脂肪酸メチルタウレートについても注記されなければならない。しかしながら、特に脂肪族スルホン酸塩、脂肪族硫酸塩、スルホン化ベンズイミダゾール誘導体、または、アルキルアリールスルホン酸塩といった合成界面活性剤がより頻繁に用いられる。概して、脂肪族スルホン酸塩および脂肪族硫酸塩がアルカリ、アルカリ土類または(置換もしくは非置換)アンモニウム塩として存在しており、これらは、一般に、およそ8個〜およそ22C原子のアルキルラジカルを有しており、アルキルはまたアシルラジカルのアルキル部分を含んでいると理解されるべきであり;記載し得る例は、リグノスルホン酸、ドデシル硫酸エステル、または、天然の脂肪酸から調製された脂肪族アルコールスルフェート混合物のナトリウムもしくはカルシウム塩である。この基はまた、脂肪族アルコール/エチレンオキシド付加物の硫酸エステルおよびスルホン酸の塩を含む。スルホン化ベンズイミダゾール誘導体は、2つのスルホニル基、および、およそ8個〜およそ22C原子の脂肪酸ラジカルを含有していることが好ましい。アルキルアリールスルホネートの例は、デシルベンゼンスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸、または、ナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド縮合物のナトリウム、カルシウム、もしくは、トリエタノールアンモニウム塩である。また、p−ノニルフェノール/(4−14)エチレンオキシド付加物のリン酸エステル、または、リン脂質の塩などの好適なリン酸塩がさらに可能である。さらに好適なリン酸塩は、リン酸と脂肪族もしくは芳香族アルコールとのトリス−エステル、および/または、アルキルホスホン酸と脂肪族もしくは芳香族アルコールとのビス−エステルであり、これらは、高性能油性補助剤である。これらのトリス−エステルは、例えば、国際公開第01/47356号パンフレット、国際公開第00/56146号パンフレット、欧州特許出願公開第0579052号明細書もしくは欧州特許出願公開第1018299号明細書に記載されており、または、その化学物質名で市販されている。新規組成物において用いられるリン酸の好ましいトリス−エステルは、トリス−(2−エチルヘキシル)リン酸塩、トリス−n−オクチルリン酸塩およびトリス−ブトキシエチルリン酸塩であり、ここで、トリス−(2−エチルヘキシル)リン酸塩が最も好ましい。アルキルホスホン酸の好適なビス−エステルは、ビス−(2−エチルヘキシル)−(2−エチルヘキシル)−ホスホネート、ビス−(2−エチルヘキシル)−(n−オクチル)−ホスホネート、ジブチル−ブチルホスホネートおよびビス(2−エチルヘキシル)−トリプロピレン−ホスホネートであり、ここで、ビス−(2−エチルヘキシル)−(n−オクチル)−ホスホネートが特に好ましい。

本発明に係る組成物は、好ましくは、植物由来もしくは動物由来の油、鉱油、このような油のアルキルエステル、または、このような油および油誘導体の混合物を含む添加剤を追加的に含んでいることが可能である。本発明に係る組成物において用いられる油系添加剤の量は、一般に、スプレー混合物に基づいて0.01〜10%である。例えば、油系添加剤は、スプレー混合物を調製した後に、所望の濃度で噴霧タンクに加えることが可能である。好ましい油系添加剤は、鉱油、または、例えば、ADIGOR(登録商標)およびMERO(登録商標)などのナタネ油、オリーブ油またはヒマワリ油、AMIGO(登録商標)(Rhone−Poulenc Canada Inc.)などの乳化植物油といった植物由来の油、例えばメチル誘導体といった植物由来の油のアルキルエステル、または、魚油もしくは脂などの動物由来の油を含む。好ましい添加剤は、例えば、活性コンポーネントとして、実質的に、魚油の80重量%アルキルエステル、15重量%メチル化ナタネ油、ならびに、5重量%の通常の乳化剤およびpH変性剤を含有する。特に好ましい油系添加剤はC8〜C22脂肪酸のアルキルエステルを含み、特にC12〜C18脂肪酸のメチル誘導体、例えばラウリン酸、パルミチン酸およびオレイン酸のメチルエステルが重要である。これらのエステルは、ラウリン酸メチル(CAS−111−82−0)、パルミチン酸メチル(CAS−112−39−0)およびオレイン酸メチル(CAS−112−62−9)として公知である。好ましい脂肪酸メチルエステル誘導体は、Emery(登録商標)2230および2231(Cognis GmbH)である。これらおよび他の油誘導体は、the Compendium of Herbicide Adjuvants,5th Edition,Southern Illinois University,2000からも公知である。また、アルコキシル化脂肪酸を本発明の組成物における添加剤として用いることが可能であり、ならびに、国際公開第2008/037373号パンフレットに記載されているポリメチルシロキサン系添加剤を用いることが可能である。

油添加剤の適用および作用は、これらを、ノニオン性、アニオン性またはカチオン性界面活性剤などの表面活性物質と共に組み合わせることによりさらに向上させることが可能である。好適なアニオン性、ノニオン性およびカチオン性界面活性剤の例が、国際公開第97/34485号パンフレットの第7ページおよび第8ページに列挙されている。好ましい表面活性物質は、ドデシル−ベンジルスルホネートタイプ、特にそのカルシウム塩のアニオン性界面活性剤であり、また、脂肪族アルコールエトキシレートタイプのノニオン性界面活性剤である。5〜40のエトキシル化度を有するエトキシル化C12〜C22脂肪族アルコールが特に好ましい。市販されている界面活性剤の例は、Genapolタイプ(Clariant AG)である。また、シリコーン界面活性剤、特に、例えばSilwet L−77(登録商標)、また、過フッ素化界面活性剤として市販されているポリアルキル−オキシド−変性ヘプタメチルトリシロキサンが好ましい。添加剤の総量に比した表面活性物質の濃度は、一般に、1〜30重量%である。油または鉱油またはその誘導体と界面活性剤との混合物から構成される油添加剤の例は、Edenor ME SU(登録商標)、Turbocharge(登録商標)(Syngenta AG,CH)およびActipron(登録商標)(BP Oil UK Limited,GB)である。

前記表面活性物質はまた、配合物中に単独で、すなわち、油添加剤を伴わずに用いられてもよい。

さらに、有機溶剤の油添加剤/界面活性剤混合物への添加は、作用のさらなる増強に寄与する可能性がある。好適な溶剤は、例えば、Solvesso(登録商標)(ESSO)およびAromatic Solvent(登録商標)(Exxon Corporation)である。このような溶剤の濃度は、総重量の10〜80重量%であることが可能である。溶剤と混和物となり得るこのような油添加剤が、例えば、米国特許第−A−4 834 908号明細書に記載されている。ここに開示されている市販されている油添加剤は、名称MERGE(登録商標)(BASF Corporation)として知られている。本発明において好ましいさらなる油添加剤は、SCORE(登録商標)(Syngenta Crop Protection Canada)である。

本発明に係る組成物の活性を高めるために、上記に列挙した油添加剤に追加して、アルキルピロリドンの配合物(例えばAgrimax(登録商標))を噴霧混合物に添加することも可能である。例えば、ポリアクリルアミド、ポリビニル化合物またはポリ−1−p−メンテン(例えばBond(登録商標)、Courier(登録商標)またはEmerald(登録商標))などの合成ラテックスの配合物もまた用いられることが可能である。例えばEurogkem Pen−e−trate(登録商標)といったプロピオン酸を含有する溶液もまた、活性−増強剤として噴霧混合物に混合されることが可能である。

「活性処方成分」という用語は、式Iの化合物の1種を指し、特に、表中において特定的に開示されている式Iの化合物を指す。この用語はまた、式Iの化合物、特に前記表1から選択される化合物と、他の殺虫剤、殺菌・殺カビ剤、除草剤、毒性緩和剤、補助剤等との混合物を指し、これらの混合物は以下に特定的に開示されている。

組成物はまた、安定化剤、例えば無エポキシ化またはエポキシ化植物油(例えば、エポキシ化ココナツ油、ナタネ油または大豆油)、消泡剤、例えばシリコーン油、防腐剤、粘度調整剤、バインダおよび/または粘着剤などのさらなる固体または液体助剤;本発明の化合物の効を増強させることが可能である、国際公開第2008/017388号パンフレットに記載の硝酸アンモニウムおよび尿素などの、特に窒素含有肥料といった肥料;または、国際公開第2007/068427号パンフレットおよび国際公開第2007/068428号パンフレットに記載の、例えば、アンモニウムもしくはホスホニウム塩、特にハロゲン化物、硫化物(硫化水素)、硝酸塩、炭酸塩(炭酸水素)、クエン酸塩、酒石酸塩、ギ酸塩および酢酸塩といった特定の効果を実現するための他の活性処方成分であって、本発明の化合物の効力を増強させることが可能であると共に、アルコキシル化脂肪酸などの浸透促進剤と組み合わされて用いられることが可能であるもの;殺菌剤、殺菌・殺カビ剤、抗線虫薬、植物抵抗性誘導剤、殺軟体動物剤または除草剤を含んでいることが可能である。

本発明に係る組成物は、それ自体は公知である様式において、助剤の不在下で、例えば、活性処方成分を粉末化し、スクリーニングし、および/または、固体に圧縮することにより調製され、ならびに、少なくとも1種の助剤の存在下に、例えば活性処方成分を助剤と共に均質混合し、および/または、粉末化することにより調製される。

組成物の適用方法、すなわち、吹付け、噴霧、散布、はけ塗り、粉衣、拡散、または、流しかけ(これらは、背景状況の意図される目的に適するよう選択される)などの上記の種類の有害生物の防除方法、および、上記の種類の有害生物の防除のための組成物の使用が本発明の他の主題である。典型的な濃度割合は、0.1〜1000ppm、好ましくは0.1〜500ppmの活性処方成分である。

作物保護分野における好ましい適用方法は植物の群葉への適用(葉面処理)であり、対象となる有害生物による外寄生の脅威に合致する適用頻度および量を選択することが可能である。代わりに、植物の生育場所に液体組成物を潅注することにより、または、固体形態の活性処方成分を植物の生育場所に(例えば土壌に例えば顆粒形態で)導入する(土壌適用)ことにより、根系を介して植物に活性処方成分を到達させることが可能である(全身作用)。水稲作物の場合、このような顆粒は、満たされた水田に計量されることが可能である。

本発明に係る組成物はまた、果実、塊茎もしくは穀粒などの例えば種子といった植物繁殖体、または、苗床植物の上記の種類の有害生物に対する保護に好適である。繁殖体を植える前に組成物で処理することが可能であり、例えば、種子を播種の前に処理することが可能である。もしくは、穀粒を液体組成物中に液浸させることにより、または、固体組成物層を塗布することにより、組成物を種子穀粒に適用する(コーティング)ことが可能である。繁殖体を適用場所に植える際、例えばドリルまきの最中に種子畝間に組成物を適用することも可能である。植物繁殖体のこれらの処理方法、および、上記に定義されている式(I)の化合物を含む植物繁殖体が本発明のさらなる主題である。

本発明の組成物のさらなる適用方法は、土壌への滴下適用、根、鱗茎、または、塊茎などの植物の一部の浸漬、土壌潅注、ならびに、土壌注入を含む。これらの方法は技術分野において公知である。

殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤または殺軟体動物剤として、有害生物に、有害生物の生息場所に、または、有害生物による被害を受けやすい植物に式Iの化合物を適用するために、式Iの化合物は、通常、本明細書または例えば、欧州特許第B−1062217号明細書に記載のとおり、式Iの化合物に追加して、好適な不活性希釈剤またはキャリア、および、任意により、表面活性剤(SFA)の形態の配合物補助剤を含む組成物に配合される。SFAは、界面張力を低下させることにより界面(例えば、液体/固体、液体/空気または液体/液体界面)の特性を改変させ、これにより、他の特性(例えば分散性、乳化性および濡れ性)に変化をもたらすことが可能である化学物質である。

概して、組成物は、0.1〜99%、特に0.1〜95%の式I活性処方成分、および、1〜99.9%、特に5〜99.9%の少なくとも1種の固体または液体補助剤を含み、一般に、組成物の0〜25%、特に0.1〜20%が界面活性剤であることが可能である(各事例における%は、重量パーセントを意味する)。市販物としては濃縮組成物が好ましい傾向にある一方で、最終消費者は、概して、活性処方成分を実質的に低い濃度で含む希釈組成物を用いる。

典型的な濃度割合は、0.1〜1000ppm、好ましくは0.1〜500ppmの活性処方成分である。ヘクタール当たりの適用量は、一般に、活性処方成分1〜2000g/ヘクタール、特に10〜1000g/ha、好ましくは10〜600g/haである。

種子粉衣において用いられる場合、式Iの化合物は、種子1キログラム当たり、0.0001g〜10g(例えば0.001gまたは0.05g)、好ましくは0.005g〜10g、より好ましくは0.005g〜4gの量で用いられる。

好ましい種子処理予混合配合物は水性懸濁液濃縮物である。この配合物は、流動床技術、ローラミル法、ロトスタチックシードトリータ(rotostatic seed treater)およびドラムコータなどの従来の処理技術および機器を用いて種子に適用することが可能である。噴流床などの他の方法もまた有用であり得る。これらの種子はコーティング前に予め分級されていてもよい。コーティング後、種子を、典型的には、乾燥し、次いで、分級のために分級器に移す。このような手法は技術分野において公知である。

組成物は、散布可能な粉末(DP)、可溶性粉末(SP)、水溶性顆粒(SG)、水分散性顆粒(WG)、水和剤(WP)、顆粒(GR)(遅放性または速放性)、可溶性濃縮物(SL)、油に混和性の液体(OL)、超低量液体(UL)、乳化性濃縮物(EC)、分散性濃縮物(DC)、エマルジョン(水中油型(EW)および油中水型(EO)の両方)、マイクロエマルジョン(ME)、懸濁濃縮物(SC)、油系懸濁液濃縮物(OD)、エアロゾル、煙霧/燻蒸配合物、カプセル懸濁液(CS)および種子処理配合物を含む多数の配合物タイプから選択されることが可能である。いずれの事例においても、選択される配合物タイプは、想定されている特定の目的、ならびに、式Iの化合物の物理的、化学的および生物学的特性に応じることとなる。

散布可能な粉末(DP)は、式Iの化合物を、1種以上の固体希釈剤(例えば天然クレイ、カオリン、葉ろう石、ベントナイト、アルミナ、モンモリロナイト、キースラガー、チョーク、珪藻土、リン酸カルシウム、炭酸カルシウムおよび炭酸マグネシウム、硫黄、石灰、小麦粉、タルク、ならびに、他の有機および無機固体キャリア)と混合し、この混合物を微粉末に機械的に粉砕することにより調製され得る。

可溶性粉末(SP)は、式Iの化合物を、1種以上の水溶性無機塩(重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウムまたは硫酸マグネシウムなど)もしくは1種以上の水溶性有機固形分(多糖類など)、および、任意により、1種以上の湿潤剤、1種以上の分散剤、または、前記薬剤の混合物と混合して、水への分散性/溶解度を向上させることにより調製され得る。次いで、混合物は微粉末に粉砕される。同様の組成物が粒状化されて、水溶性顆粒(SG)が形成されてもよい。

水和剤(WP)は、式Iの化合物を、1種以上の固体希釈剤またはキャリア、1種以上の湿潤剤、ならびに、好ましくは、1種以上の分散剤、および、任意により、1種以上の懸濁剤と混合して、液体における分散性を促進させることにより調製され得る。

次いで、混合物は微粉末に粉砕される。同様の組成物が粒状化されて、水分散性顆粒(WG)が形成されてもよい。

顆粒(GR)は、式Iの化合物と、1種以上の粉末固体希釈剤もしくはキャリアとの混合物を造粒することにより形成され得、または、式Iの化合物(または、好適な薬剤中のその溶液)を多孔性の顆粒状材料(軽石、アタパルジャイトクレイ、フーラー土、キースラガー、珪藻土または粉砕されたトウモロコシ穂軸など)中に吸収させ、もしくは、式Iの化合物(または、好適な薬剤中のその溶液)を硬質の核材料(砂、ケイ酸、炭酸塩鉱物、硫酸塩またはリン酸塩など)に吸収させ、必要に応じて乾燥させることにより予め形成されている圧縮粉顆粒から形成され得る。吸収または吸着を助けるために通常用いられる薬剤としては、溶剤(脂肪族および芳香族石油溶剤、アルコール、エーテル、ケトン、ならびに、エステルなど)および固着材(ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、デキストリン、糖質および植物油など)が挙げられる。1種以上の他の添加剤もまた顆粒中に含まれていてもよい(例えば、乳化剤、湿潤剤または分散剤)。

分散性濃縮物(DC)は、式Iの化合物を水、または、ケトン、アルコールあるいはグリコールエーテルなどの有機溶剤中に溶解させることにより調製され得る。これらの溶液は、表面活性剤を含有していてもよい(例えば、水による希釈を向上させるか、または、噴霧タンク中での結晶化を防止するため)。

乳化性濃縮物(EC)または水中油型エマルジョン(EW)は、式Iの化合物を有機溶剤(任意により、1種以上の湿潤剤、1種以上の乳化剤または前記薬剤の混合物を有する)中に溶解させることにより調製され得る。ECにおいて好適に用いられる有機溶剤としては、芳香族炭化水素(SOLVESSO 100、SOLVESSO 150およびSOLVESSO 200(SOLVESSOは登録商標である)により例示されるアルキルベンゼンまたはアルキルナフタレンなど)、ケトン(シクロヘキサノンまたはメチルシクロヘキサノンなど)、および、アルコール(ベンジルアルコール、フルフリルアルコールまたはブタノールなど)、N−アルキルピロリドン(N−メチルピロリドンまたはN−オクチルピロリドンなど)、脂肪酸のジメチルアミド(C8〜C10脂肪酸ジメチルアミドなど)、および、塩素化炭化水素が挙げられる。EC生成物は、水に添加されると自然に乳化して、適切な器具での噴霧用途が可能なほどに十分な安定性を有するエマルジョンをもたらし得る。EWの調製では、液体(室温で液体ではない場合には、典型的には70℃未満といった適切な温度で溶融されていてもよい)として、または、溶液(適切な溶剤中に溶解させることにより)で式Iの化合物を得、次いで、得られた液体または溶液が1種以上のSFAを含有する水中に、高せん断下で乳化してエマルジョンがもたらされる。EWにおいて好適に用いられる溶剤としては、植物油、塩素化炭化水素(クロロベンゼンなど)、芳香族溶剤(アルキルベンゼンまたはアルキルナフタレンなど)、および、水への溶解度が低い他の適切な有機溶剤が挙げられる。

ミクロエマルジョン(ME)は、1種以上の溶剤と1種以上のSFAとのブレンドを水と混合して、熱力学的に安定な等方性液体配合物を自然にもたらすことにより調製され得る。式Iの化合物は、最初は、水または溶剤/SFAブレンドのいずれかの中に存在している。MEにおいて好適に用いられる溶剤としては、ECまたはEWにおける使用について前述されているものが挙げられる。MEは、水中油型または油中水型系のいずれかであり得(どちらの系が存在しているかは、伝導率の測定によって判定され得る)、同一の配合物中の水溶性および油溶性有害生物防除剤の混合に好適であればよい。MEは、マイクロエマルジョンのままで、または、従来の水中油型エマルジョンを形成して水中に好適に希釈される。懸濁濃縮物(SC)は、式Iの化合物の微細な不溶性固体粒子の水性または不水性懸濁液を含んでいてもよい。SCは、式Iの固体化合物を、好適な媒体中で、任意により1種以上の分散剤と共にボールミルまたはビーズミルにかけて、化合物の微細な粒子懸濁液をもたらすことにより調製され得る。1種以上の湿潤剤が組成物中に含まれていてもよく、懸濁剤が、粒子の沈降速度を低減するために含まれていてもよい。あるいは、式Iの化合物は、乾式ミルにかけられ、および、明細書中に上述されている薬剤を含有する水に添加されることにより、所望の最終生成物がもたらされてもよい。

油系懸濁液濃縮物(OD)は、式Iの化合物の微細な不溶性固体粒子を有機流体(例えば、少なくとも1種の鉱油または植物油)中に懸濁させることにより同様に調製され得る。ODは、少なくとも1種の浸透促進剤(例えば、アルコールエトキシレートまたは関連する化合物)、少なくとも1種のノニオン性界面活性剤、および/または、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤、ならびに、任意により、乳化剤、抑泡剤、防腐剤、抗酸化剤、染料、および/または、不活性充填材の群からの少なくとも1種の添加剤をさらに含んでいてもよい。ODは、適切な器具を介した噴霧適用に許容される十分な安定性を有する噴霧溶液を生成するため、使用前での水による希釈が意図されていると共に、そのために好適である。

エアロゾル配合物は、式Iの化合物および好適な噴射剤(例えばn−ブタン)を含む。式Iの化合物はまた、好適な媒体(例えば水、または、n−プロパノールなどの水和性の液体)中に溶解または分散されて、非加圧式の手動噴霧ポンプにおける使用のための組成物がもたらされてもよい。

式Iの化合物は、乾燥状態で火工混合物と混合されて、閉鎖空間において前記化合物を含有する煙を発生させるために好適な組成物が形成されてもよい。

カプセル懸濁液(CS)は、EW配合物の調製と同様に調製され得るが、油滴の各々が高分子シェルに内包されており、式Iの化合物と、任意により、これのためのキャリアまたは希釈剤とが含有されている、油滴の水性分散体が得られるような追加の重合ステージが伴う。高分子シェルは、界面重縮合反応より、もしくは、コアセルベーション手法の一方により生成され得る。組成物は式Iの化合物の徐放をもたらし得、種子処理に用いられ得る。式Iの化合物はまた、生分解性高分子マトリックス中に配合されて、化合物がゆっくりとした、徐放性とされてもよい。

式Iの化合物はまた、例えば、乾燥種子処理調用粉末(DS)、水溶性粉末(SS)、もしくは、スラリー処理用の水分散性粉末(WS)を含む粉末組成物、または、流動性濃縮物(FS)、溶液(LS)、もしくは、カプセル懸濁液(CS)を含む液体組成物といった種子処理剤として用いられるために配合されてもよい。DS、SS、WS、FSおよびLS組成物の調製は、それぞれ、上述したDP、SP、WP、SC、ODおよびDC組成物の調製ときわめて類似している。種子を処理するための組成物は、種子への組成物の接着を補助する薬剤を含み得る(例えば、鉱油またはフィルム形成性バリア)。

組成物は、1種以上の添加剤が含まれていることで組成物の生物学的性能(例えば、式Iの化合物の濡れ性、保持性、あるいは、表面上での分布;被処理表面上での雨に対する耐性;または、摂取もしくは易動性を向上することにより)が向上されていてもよい。このような添加剤としては、表面活性剤(SFA)、例えば一定の鉱油、野菜油もしくは天然の植物油(大豆油およびナタネ油など)といった油系の噴霧添加剤、および、これらと他の生体活性増強(bio−enhancing)補助剤(式Iの化合物の作用を補助もしくは改変し得る処方成分)とのブレンドが挙げられる。式Iの化合物の効果の向上は、例えば、アンモニウムおよび/もしくはホスホニウム塩、ならびに/または、任意により、脂肪族アルコールアルコキシレート(例えば、ナタネ油メチルエステル)もしくは植物油エステルなどの少なくとも1種の浸透促進剤を添加することにより達成され得る。

湿潤剤、分散剤および乳化剤は、カチオン性、アニオン性、両性またはノニオン性の表面SFAであり得る。

好適なカチオン性のSFAとしては、第4級アンモニウム化合物(例えばセチルトリメチルアンモニウムブロミド)、イミダゾリン、および、アミン塩が挙げられる。

好適なアニオン性SFAとしては、脂肪酸のアルカリ金属塩、脂肪族モノエステルの硫酸塩(例えばラウリル硫酸ナトリウム)、スルホン化芳香族化合物の塩(例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム、ブチルナフタレンスルホネート、および、ジ−イソプロピル−ナフタレンスルホン酸ナトリウムとトリ−イソプロピル−ナフタレンスルホン酸ナトリウムとの混合物)、エーテル硫酸塩、アルコールエーテル硫酸塩(例えばナトリウムラウレス−3−スルフェート)、エーテルカルボキシレート(例えばナトリウムラウレス−3−カルボキシレート)、リン酸エステル(例えば、ラウリルアルコールと四リン酸との反応といった1種以上の脂肪族アルコールとリン酸(主にモノエステル)または五酸化リン(主にジ−エステル)との反応からの生成物;また、これらの生成物はエトキシル化されていてもよい)、スルホスクシナメート、パラフィンまたはオレフィンスルホン酸塩、タウレートおよびリグノスルホネートが挙げられる。

好適な両性SFAとしては、ベタイン、プロピオネート、および、グリシネートが挙げられる。

好適なノニオン性のSFAとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、または、これらの混合物などのアルキレンオキシドと、脂肪族アルコール(オレイルアルコールまたはセチルアルコールなど)もしくはアルキルフェノール(オクチルフェノール、ノニルフェノールまたはオクチルクレゾールなど)との縮合物;長鎖脂肪酸またはヘキシトール無水物由来の部分エステル;前記部分エステルとエチレンオキシドとの縮合物;ブロックポリマー(エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを含む);アルカノールアミド;単純エステル(例えば脂肪酸ポリエチレングリコールエステル);アミンオキシド(例えばラウリルジメチルアミンオキシド);ならびに、レシチンが挙げられる。

好適な懸濁剤としては、親水性コロイド(多糖類、ポリビニルピロリドンまたはナトリウムカルボキシメチルセルロースなど)および膨潤粘土(ベントナイトまたはアタパルジャイトなど)が挙げられる。

式Iの化合物は、有害生物防除化合物を適用する公知の手段のいずれかによって適用されればよい。例えば、式Iの化合物は、配合された状態もしくは未配合の状態で、有害生物に、または、有害生物の場所(有害生物の棲息地、または、有害生物に侵襲されやすい栽培植物など)に、または、群葉、茎、枝あるいは根を含む植物のいずれかの部位に、植える前の種子に、または、植物が成長しているか、もしくは、植えられる他の媒体(根の周囲の土壌、一般的な土壌、田面水または水耕栽培システムなど)に直接的に適用され得るか、または、式Iの化合物は、噴霧され、散布され、浸漬により適用され、クリームもしくはペースト配合物として適用され、気化されて適用され、あるいは、土壌もしくは水環境中の組成物(顆粒状組成物もしくは水溶性バッグに充填された組成物など)の分布もしくは取込みを介して適用され得る。

式Iの化合物はまた、植物に注入されるか、または、電気式噴霧技術または他の低体積法を用いて植生に噴霧されるか、または、土地または大気潅漑システムにより適用されればよい。

水性調製物(水溶液または分散体)として用いられる組成物は、一般に、有効成分を高い割合で含有している濃縮物の形態で提供され、この濃縮物は水に加えられてから使用される。DC、SC、OD、EC、EW、ME、SG、SP、WP、WGおよびCSを含んでいてもよいこれらの濃縮物は、度々、長期にわたる保管に耐え、このような保管の後に、水に加えられて、従来の噴霧器具による適用が可能であるよう十分な時間均質なままである水性調製物を形成することが可能であることが要求される。このような水性調製物は、用いられる目的に応じて様々な量の式(I)の化合物(例えば0.0001〜10重量%)を含有し得る。

式Iの化合物は、肥料(例えば窒素−、カリウム−またはリン−含有肥料およびより好適には硝酸アンモニウムおよび/または尿素肥料)との混合物において用いられ得る。好適な配合物タイプは肥料の顆粒を含む。混合物は、25重量%以下の式Iの化合物を含有していることが好ましい。

好ましい組成物は、特に以下のとおり組成される(%=重量パーセント)。 乳化性濃縮物: 活性処方成分:1〜95%、好ましくは5〜20% 界面活性剤:1〜30%、好ましくは10〜20% 溶剤:5〜98%、好ましくは70〜85% 粉剤: 活性処方成分:0.1〜10%、好ましくは0.1〜1% 固体キャリア:99.9〜90%、好ましくは99.9〜99% 懸濁液濃縮物: 活性処方成分:5〜75%、好ましくは10〜50% 水:94〜24%、好ましくは88〜30% 界面活性剤:1〜40%、好ましくは2〜30% 水和剤: 活性処方成分:0.5〜90%、好ましくは1〜80% 界面活性剤:0.5〜20%、好ましくは1〜15% 固体キャリア:5〜99%、好ましくは15〜98% 粒質物: 活性処方成分:0.5〜30%、好ましくは3〜15% 固体キャリア:99.5〜70%、好ましくは97〜85%

調製例: 「Mpt.」は、℃での融点を意味する。フリーラジカルはメチル基を表す。

LCMS法: 方法(SQD13) スペクトルを、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたは陰イオン、毛管:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒温度:350℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶媒ガス流:650L/Hr、質量範囲:100〜900Da)およびWaters製Acquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器を備えるWaters製質量分光計(SQDシングル四重極型質量分析計)で記録した。溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶剤勾配:A=水+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH:勾配:勾配:0分間0%B、100%A;1.2〜1.5分間100%B;流量(ml/min)0.85。

方法(ZCQ13): スペクトルを、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたが陰イオン、毛管:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒温度:350℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶媒ガス流:650L/Hr、質量範囲:100〜900Da)およびWaters製Acquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器を備えるWaters製質量分光計(ZQシングル四重極型質量分析計)で記録した。溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶剤勾配:A=水+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH:勾配:勾配:0分間0%B、100%A;2.7〜3.0分間100%B;流量(ml/min)0.85。

方法(ZDQ13): スペクトルを、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたは陰イオン、毛管:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒温度:350℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶媒ガス流:650L/Hr、質量範囲:100〜900Da)およびWaters製Acquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器を備えるWaters製質量分光計(ZQシングル四重極型質量分析計)で記録した。溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶剤勾配:A=水+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH:勾配:勾配:0分間0%B、100%A;1.2〜1.5分間100%B;流量(ml/min)0.85。

方法(ZQ2000): ZQ2000Waters製質量分光計(シングル四重極型質量分析計) イオン化法:エレクトロスプレー 極性:陽イオン 毛管(kV)3.5、コーン(V)60.00、抽出器(V)3.00、ソース温度(℃)150、脱溶媒温度(℃)350、コーンガス流(L/Hr)50、脱溶媒ガス流(L/Hr)800 質量範囲:140〜800Da DAD波長範囲(nm):210〜400 方法:以下のHPLC勾配条件でのWaters ACQUITY UPLC (溶剤A:水/メタノール9:1,0.1%ギ酸および溶剤B:アセトニトリル,0.1%ギ酸)

カラムタイプ:Waters ACQUITY UPLC HSS T3;カラム長:30mm;カラム内径:2.1mm;粒径:1.8ミクロン;温度:60℃。

1H NMRおよび19F NMR計測:Brucker 400MHzまたは300MHz分光計で計測し、化学シフトはTMS標準に関連するppmである。スペクトルは記載した溶剤中で計測した。

質量分析法MS Shimadzu製LC−20AD質量分光計(シングル四重極型質量分析計) 機器パラメータ: イオン化法:エレクトロスプレー 極性:陽イオンおよび陰イオン 毛管(kV)1.50 コーン(V)不明 抽出器(V)5.00 ソース温度(℃)200 脱溶媒温度(℃)250 コーンガス流(l/Hr)90 脱溶媒ガス流(l/Hr)90 質量範囲:50〜1000Da

実施例P1:2−メチル−7−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル]−4−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロベンゾチオフェン1,1−ジオキシド(化合物A1.014−B2.022):

ステップA:2−メチル−N−[2−(メチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−1,1−ジオキソ−4−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロベンゾチオフェン−7−カルボキサミド:

2−メチル−1,1−ジオキソ−4−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロベンゾチオフェン−7−カルボン酸(308mg、1.05mmol、国際公開第9909023号パンフレットに記載されているとおり調製)およびN2−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2,3−ジアミン(200mg、1.05mmol、国際公開第2012/092051号パンフレットに記載されているとおり調製した)のTHF(15ml)中の懸濁液を、3−(エチルイミノメチレンアミノ)−N,N−ジメチル−プロパン−1−アミン(487mg、3.14mmol)およびピリジン(100mg、1.26mmol)で処理した。反応混合物を18時間撹拌し、次いで、酢酸エチルおよび1N HClで希釈した。有機相を分離し、水性相を酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機相を水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。酢酸エチル:シクロヘキサン1:1で溶出するフラッシュクロマトグラフィによる精製で、表題の生成物(105mg、21%)を白色の固体として得た。LCMS(方法 SQD13):468(M+H),保持時間0.97分.

ステップB:2−メチル−7−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル]−4−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロベンゾチオフェン1,1−ジオキシド(化合物A1.014−B2.022):

1−メチルピロリジン−2−オン(1ml)中に溶解した2−メチル−N−[2−(メチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−1,1−ジオキソ−4−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロベンゾチオフェン−7−カルボキサミド(71mg、0.15mmol)およびトルエン−4−スルホン酸(8mg、0.05mmol)の溶液をマイクロ波中において160℃で100分間加熱した。この時間の後、反応混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出し、無水Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。得られた生成物をシクロヘキサンで倍散して、表題の化合物(45mg、66%)を融点206℃を有する白色の固体として得た。LCMS(方法 SQD13):450(M+H),保持時間0.99 min. 1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 8.77(d,J=1.5Hz,1H);8.42(d,J=1.5Hz,1H);8.05(d,J=8.1Hz,1H);7.75(d,J=7.1Hz,1H);3.90(s,3H);3.74(d,J=16.9,8.1Hz,1H)3.52−3.68(m,1H)3.19(dd,J=16.87,8.1Hz,1H);1.55ppm(d,J=7.0Hz,3H).

実施例P2:4−ブロモ−2−メチル−7−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル]−2,3−ジヒドロベンゾチオフェン1,1−ジオキシド(化合物A1.014−B2.023):

ステップA;4−ブロモ−2−メチル−N−[2−(メチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロベンゾチオフェン−7−カルボキサミド:

4−ブロモ−2−メチル−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロベンゾチオフェン−7−カルボン酸(320mg、1mmol、国際公開第9909023号パンフレットに記載されているとおり調製した)のジクロロメタン(10ml)中の溶液を塩化オキサリル(170mg、1,3mmol)および1〜2滴のDMFで、室温で処理した。1時間後、N2−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2,3−ジアミン(200mg、1.0mmol)およびトリエチルアミン(100mg、1.2mmol)を添加し、反応混合物を室温で反応が完了するまで撹拌した。反応混合物を塩化メチレンで希釈し、水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。酢酸エチル:シクロヘキサン1:1で溶出するフラッシュクロマトグラフィによる精製で、表題の化合物(240mg、48%)を黄色の固体として得た。LCMS(方法 SQD13):478/480(M+H),保持時間0.95分.

ステップB:4−ブロモ−2−メチル−7−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル]−2,3−ジヒドロベンゾチオフェン1,1−ジオキシド(A1.014−B2.023)

1−メチルピロリジン−2−オン(3ml)中に溶解した4−ブロモ−2−メチル−N−[2−(メチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−1,1−ジオキソ−2,3−ジヒドロベンゾチオフェン−7−カルボキサミド(210mg、0.44mmol)およびトルエン−4−スルホン酸(23mg、0.13mmol)の溶液を、マイクロ波中において160℃で1時間加熱した。この時間の後、反応混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出し、無水Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。酢酸エチル:シクロヘキサン(0/100)→(50/50)で溶出するフラッシュクロマトグラフィによる精製で、表題の化合物を白色の結晶として得た。LCMS(方法 SQD13):460/462(M+H),保持時間0.97 min. 1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 8.76(d,J=1.10Hz,1H);8.41(d,J=1.1Hz,1H);8.22(d,J=7.70Hz,1H);7.73(d,J=7.70Hz,1H);4.02(dd,J=17.8,7.5Hz,1H);3.44−3.60(m,1H);3.35(dd,J=17.8,7.5Hz,1H);2.74(s,3H)1.51ppm(d,J=7.0Hz,3H).

実施例P3:2−[4−エチルスルホニル−6−(トリフルオロメチル)ピラダジン−3−イル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン(A1.014−B1.058).

ステップA:5−エチルスルファニル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラダジン−6−オン.

EtSNa(100mg、1.2mmol)を、5−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラダジン−6−オン(243mg、1mmol、国際公開第2008128995号パンフレットに記載されているとおり調製した)の10mlのDMF中の溶液に添加した。添加の後、混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、5−エチルスルファニル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラダジン−6−オン(182mg、81%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ:1.27(t,3H),3.00(q,2H),7.38(s,1H),13.63(s,1H);19F NMR(400MHz,DMSO−d6):δ−65.49(s,3F);ESI−MS:223(M−H)-.

ステップB:3−クロロ−4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン.

5−エチルスルファニル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラダジン−6−オン(5.8g、26mmol)の25mlのPOCl3中の混合物を16時間環流に供した。次いで、反応混合物を室温に冷却し、POCl3を減圧下で留去した。残渣を水中に注ぎ入れ、水酸化ナトリウムでアルカリに調節した。得られた混合物を酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、3−クロロ−4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン(4.9g、79%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.31(t,3H),3.23(q,2H),8.00(s,1H);1F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−65.19(s,3F);ESI−MS(+):243(M+H)+.

ステップC:メチル4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−カルボキシレート.

一酸化炭素ガスを3−クロロ−4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン(2.5g、10mmol)、Pd(OAc)2(232mg、0.1mmol)、dppf(572mg、0.1mmol)およびEt3N(3.1g、30mmol)の30mlのMeOH中の混合物に導入したところ、内部圧力は1.5MPaに高まった。次いで、反応を80℃で16時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、メチル4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−カルボキシレート(1.0g、37%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.28(t,3H),3.19(q,2H),3.99(s,3H),8.01(s,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−65.61(s,3F);ESI−MS(+):267(M+H)+,289(M+Na)+.

ステップD:4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−カルボン酸.

メチル4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−カルボキシレート(532mg、2mmol)およびLiOH(96mg、4mmol)の30mlのTHFおよび6mlのH2O中の混合物を室温で30分間撹拌した。次いで、混合物を水中に注ぎ入れ、希塩酸でpHを3〜4に調節した。得られた混合物を酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮して、4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−カルボン酸(398mg、79%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.22(t,3H),3.16(q,2H),8.03(s,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−65.52(s,3F);ESI−MS(−):267(M−H)-.

ステップE:4−エチルスルファニル−N−[2−(メチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−カルボキサミド.

4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−カルボン酸(230mg、0.9mmol)、N2−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2,3−ジアミン(209mg、1.1mmol、国際公開第2012092051号パンフレットに記載されているとおり調製した)、HATU(520mg、1.4mmol)、DIPEA(235mg、1.8mmol)の20mlのDMF中の混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、4−エチルスルファニル−N−[2−(メチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−カルボキサミド(369mg、95%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.30(t,3H),2.87(d,3H),3.12(q,2H),7.03(s,1H),7.77(s,1H),8.07(s,1H),8.33(s,1H),10.54(s,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ:−65.43(s,3F),−58.81(s,3F);ESI−MS(+):426(M+H)+.

ステップD:2−[4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピラダジン−3−イル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン(化合物A1.014−B1.050):

10mlのAcOH中の4−エチルスルファニル−N−[2−(メチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−カルボキサミド(369mg、0.9mmol)を2時間環流に供した。次いで、反応混合物を減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して2−[4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピラダジン−3−イル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン(化合物A1.014−B1.050、181mg、51%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.27(t,3H),3.20(q,2H),4.07(s,1H),8.12(s,1H).8.75(s,1H),8.93(s,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−66.44(s,3F),−58.33(s,3F);ESI−MS(+):408(M+H)+.)+.Mpt.149−156℃.LCMS(SQD13)Rt.1.12分,408(M+H).

ステップE:2−[4−エチルスルホニル−6−(トリフルオロメチル)ピラダジン−3−イル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン(A1.014−B1.058):

2−[4−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピラダジン−3−イル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン(109mg、0.3mmol)およびm−CPBA(232mg、1.3mmol)の20mlのCH2Cl2中の混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、混合物を飽和亜硫酸ナトリウム、水性重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過の後、溶剤を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィによって精製して表題の化合物(化合物A1.014−B1.058)(113mg、96%)を得た。1HNMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.26(t,3H),3.91(s,3H),3.94(q,2H),8.77(s,1H),8.79(s,1H),8.97(s,1H);19F−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−65.30(s,3F),−58.32(s,3F);ESI−MS(+):440(M+H)+.)Mpt.172−174℃.LCMS(ZCQ13)Rt.1.06分,440(M+H).

実施例P4:5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(V13.05):

ステップAエチル5−エチルスルファニルチアゾール−4−カルボキシレート:

イソシアノ酢酸エチル(5.6g、0.05mol)の100mlのTHF中の溶液を、カリウムt−ブトキシド(6.1g、0.055mol)の20mlのTHF中の懸濁液に−40℃で滴下した。添加の後、混合物を−60℃に冷却し、温度を−50℃未満に維持しながら二硫化炭素(3.8g、0.05mol)を滴下した。次いで、混合物を10℃に温め、臭化メチル(5.4g、0.05mol)を添加した。混合物をさらに2時間撹拌し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物エチル5−エチルスルファニルチアゾール−4−カルボキシレート(5.6g、52%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ1.27−1.37(m,6H),3.03(q,2H),4.25(q,2H),8.97(s,1H);ESI−MS(+):218(M+H)+,240(M+Na)+.

ステップB:5−エチルスルファニルチアゾール−4−カルボン酸。

エチル5−エチルスルファニルチアゾール−4−カルボキシレート(4.6g、0.02mol)およびNaOH(1.68mg、0.04mol)の25mlの水および50mlのTHF中の混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、反応混合物を希塩酸に注ぎ入れた。次いで、沈殿した沈殿物をろ過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させて表題の化合物(3.9g、90%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ 1.32(t,3H),3.00(q,2H),8.94(s,1H),12.94(br s,1H);ESI−MS(+):190(M+H)+,212(M+Na)+;HPLC:99.9%.

ステップC:t−ブチルN−[4−アミノ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]カルバメート:

6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(3.14g、17.73mmol、米国特許第7767687号明細書に記載されているとおり調製した)のTHF(50ml)中の溶液に、t−ブトキシカルボニルt−ブチルカーボネート(4.64g、21.27mmol)を添加し、混合物を50℃で撹拌した。8時間後、さらに1.1g(5.0mmol)のt−ブトキシカルボニルt−ブチルカーボネートを添加し、50℃で攪拌をさらに4時間継続した。次いで、反応混合物を減圧中で濃縮し、茶色の残渣をジクロロメタン中に懸濁させ、ろ過し、減圧下で乾燥させて表題の化合物を白色の結晶として得た。LCMS(方法 SQD13):保持時間0.79min,278(M+H).

ステップD:t−ブチルN−[4−アミノ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−N−メチル−カルバメート

水素化ナトリウム(0.648g、14.85mmol)の30mlのDMF中の撹拌懸濁液に、20mlのDMF中に溶解したt−ブチルN−[4−アミノ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]カルバメート(3.92g、14.14mmol)を、20〜25℃で20分間かけて滴下した。室温で15分間攪拌した後、ヨードメタン(2.21g、15.55mmol)を添加した。周囲温度で30分間後、混合物を200mlの水に注ぎ入れ、酢酸エチルで2回抽出し、引き続き、組み合わせた有機画分を水および塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧中で濃縮した。粗生成物を酢酸エチル/ヘプタンから再結晶させて表題の化合物(3.18g)を白色の結晶として得た。LCMS(方法 SQD13):保持時間0.85min,292(M+H).

ステップE:N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン:

t−ブチルN−[4−アミノ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−N−メチル−カルバメート(3.53g、12.119mmol)のオキサン中の清透で無色の溶液に、塩化水素(18mlの2M水溶液、36.36mmol)を添加し、混合物を還流に加熱した。ガスの発生が停止した後、反応混合物を室温に冷却し、固体炭酸水素ナトリウム(3.1g、36.9mmol)で処理した。スラリーを水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。組み合わせた有機層を水および塩水で順次に洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧中で濃縮して2.25gの表題の化合物を無色の結晶(Mpt138〜140℃)として得た;LCMS(方法 SQD13):,保持時間0.24min,192(M+H).

あるいは、N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミンは以下の手法により得ることが可能である。 6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(2.0g、12.2mmol)および炭酸カリウム(3.2g、23.1mmol)のアセトニトリル(10mL)中の溶液に、ヨードメタン(0.8mL)を添加した。反応混合物を30℃で一晩撹拌した。炭酸カリウムをろ出し;濾液を減圧下で乾燥させ、シリカゲルによるクロマトグラフィカラム(石油:EtOAc=4:3)で精製して、表題の化合物を明るい黄色の固体(0.32g、収率:37%)として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ(ppm)7.57(s,1H),6.83(s,1H),5.82(s,2H),5.23(d,J=4.8Hz,1H),2.80(d,J=4.8Hz,3H).19F NMR(300MHz,DMSO−d6):δ(ppm)−60.12(s,3 F).ESI−MS(+):192(M+H).

ステップF:5−エチルスルファニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物A6.002−B7.037):

5−エチルスルファニルチアゾール−4−カルボン酸(567mg、3mmol)、N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(483mg、3mmol)およびN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(EDC.HCL)(576mg、3.6mmol)の20mlのピリジン中の混合物を16時間環流に供した。反応混合物を減圧中で濃縮し、シリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して表題の化合物(120mg)5−エチルスルファニル−N−[5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]チアゾール−4−カルボキサミド(51mgおよび)およびN−[4−アミノ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−5−エチルスルファニル−N−メチル−チアゾール−4−カルボキサミド(162mg)を得た。後者の2種の化合物を10mlのAcOH中に溶解し、16時間環流に供した。次いで、混合物を減圧中で濃縮し、残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、追加の表題の化合物(140mg)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 1.34(t,3H),3.08(q,2H),4.23(s,3H),8.20(s,1H),9.17(s,1H),9.27(s,1H);19F−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ−59.68(s,3F);ESI−MS:345(M+H)+,367(M+Na)+;Mpt.167−169℃.

ステップG:5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(V13.05)

10mlのジクロロメタン中の5−エチルスルファニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(140mg、0.4mmol)およびm−CPBA(280mg、1.6mmol)を室温で0.5時間撹拌した。次いで、混合物をNa2CO3およびNa2SO3の飽和水溶液中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(147mg、96%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 1.28(t,3H),4.04(q,2H),4.05(s,3H),8.32(s,1H),9.29(s,1H),9.70(s,1H);19F−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ−58.84(s,3F);ESI−MS(+):377(M+H)+,399(M+Na)+;LCMS(方法 SQD13)Rt.0.85分 377(M+H).Mpt.178−179℃

実施例P5:2−[5−(ジフルオロメトキシ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物V12.19):

ステップA:2,3−ジクロロ−5−[(4−メトキシフェニル)メトキシ]ピリジン

CH3CN(250ml)中の混合物5,6−ジクロロピリジン−3−オル(8.2g、50mmol)、4−メトキシベンジルクロリド(11.8g、75mmol)およびK2CO3(21.0g、150mmol)を6時間環流に供した。次いで、混合物を室温に冷却し、ろ過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(10.0g、70%収率)を白色の固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 3.72(s,3H),5.09(s,2H),6.92(d,J=8.8Hz,2H),7.35(d,J=8.8Hz,2H),7.89(d,J=2.8Hz,1H),8.15(d,J=2.8Hz,1H);ESI−MS(+):284(M+H)+;Mpt.:124〜125℃.

ステップB:エチル3−クロロ−5−[(4−メトキシフェニル)メトキシ]ピリジン−2−カルボキシレート

COガスを2,3−ジクロロ−5−[(4−メトキシフェニル)メトキシ]ピリジン(10.0g、35.2mmol)、dppf(975mg、1.8mmol)、Pd(OAc)2(158mg、0.7mmol)およびEt3N(10.2ml、70.4mmol)の110mlのEtOH中の混合物に導入したところ、内部圧力は1.6MPaに高まった。反応混合物を125℃で約7時間撹拌した。次いで、混合物を室温に冷却し、ろ過した。濾液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(6.8g、60%収率)を明るい黄色の固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 1.26(t,J=6.8Hz,3H),3.72(s,3H),4.28(q,J=6.8Hz,2H),5.15(s,2H),6.92(d,J=8.0Hz,2H),7.37(d,J=8.0Hz,2H),7.76(d,J=2.0Hz,1H),8.32(d,J=2.0Hz,1H);ESI−MS(+):322(M+H)+,345(M+Na)+;Mp:45−46℃.

ステップC:エチル3−エチルスルファニル−5−[(4−メトキシフェニル)メトキシ]ピリジン−2−カルボキシレート

エチル3−クロロ−5−[(4−メトキシフェニル)メトキシ]ピリジン−2−カルボキシレート(6.4g、0.02mol)およびEtSNa(3.35g、0.04mol)の50mlのDMF中の混合物を90℃で4時間撹拌した。次いで、混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(3g、43%収率)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 1.22(t,3H),1.29(t,3H),2.97(q,2H),3.76(s,3H),4.27(q,2H),5.24(s,2H),6.96(d,2H),7.34(d,1H),7.41(d,2H),8.15(d,1H);ESI−MS(+):370(M+Na)+.

ステップD:3−エチルスルファニル−5−[(4−メトキシフェニル)メトキシ]ピリジン−2−カルボン酸:

エチル−3−エチルスルファニル−5−[(4−メトキシフェニル)メトキシ]ピリジン−2−カルボキシレート(3g、0.009mol)およびNaOH(692mg、0.017mol)の10mlの水および30mlのTHF中の混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、反応混合物を希塩酸に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して表題の化合物(2.3g、83%収率)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 1.23(t,3H),2.94(q,2H),3.76(s,3H),5.24(s,2H),6.96(d,2H),7.32(d,1H),7.41(d,2H),8.13(d,1H),12.69(br s,1H);ESI−MS(+):320(M+H)+,342(M+Na)+.

ステップE:3−エチルスルファニル−5−[(4−メトキシフェニル)メトキシ]−N−[5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピリジン−2−カルボキサミド:

化合物3−エチルスルファニル−5−[(4−メトキシフェニル)メトキシ]ピリジン−2−カルボン酸(284mg、0.89mmol)、N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(149mg、0.89mmol、実施例P4、ステップEに記載されているとおり調製した)およびEDC.HCl(188mg、0.98mmol)の10mlのピリジン中の混合物を16時間環流に供した。次いで、混合物を減圧中で濃縮し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して表題の粗生成物(320mg)を得、これをさらに精製することなく次のステップに直接用いた。

ステップF:5−エチルスルファニル−6−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]ピリジン−3−オル:

10mlのAcOH中の3−エチルスルファニル−5−[(4−メトキシフェニル)メトキシ]−N−[5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピリジン−2−カルボキサミド(320mg)を16時間環流に供した。次いで、混合物を減圧中で濃縮し、残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(151mg)を得た。1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 1.18(t,3H),2.91(q,2H),3.96(s,3H),7.34(d,1H),8.11(d,1H),8.22(s,1H),9.18(s,1H),10.74(s,1H);19F−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ−64.84(s,3F);ESI−MS(+):355(M+H)+.

ステップG:2−[5−(ジフルオロメトキシ)−3−エチルスルファニル−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン:

50℃で、CHClF2ガスを、5−エチルスルファニル−6−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]ピリジン−3−オル(100mg、0.28mmol)およびCs2CO3(460mg、1.41mmol)の10mlのDMF中の混合物に2時間かけて導入した。次いで、混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の生成物(94mg、82%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 1.35(t,3H),2.93(q,2H),4.07(s,3H),6.67(t,1H),7.52(d,1H),8.19(s,1H),8.36(d,1H),8.95(s,1H);19F−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ−81.81(d,1F),−66.25(s,3F);ESI−MS(+):405(M+H)+,427(M+Na)+,459(M+MeOH+Na)+;HPLC:98.2%

ステップH:2−[5−(ジフルオロメトキシ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物V12.19):

5mlのジクロロメタン中の2−[5−(ジフルオロメトキシ)−3−エチルスルファニル−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(80mg、0.2mmol)およびm−CPBA(136mg、0.8mmol)を室温で0.5時間撹拌した。次いで、混合物をNa2CO3およびNa2SO3の飽和水溶液中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(67mg、88%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 1.19(m,3H),3.78(d,3H),3.90(s,3H),6.77(t,1H),8.11(s,2H),8.30(d,1H),8.86(d,1H),9.00(s,1H);19F−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ−78.62(d,1F),−62.07(s,3F);ESI−MS(+):437(M+H)+.Mpt.146−148℃;LCMS(方法 SQD13):保持時間1.03mins,405(M+H).

実施例P6:6−(2−エタンスルホニル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−3−メチル−2−トリフルオロメチル−3,5−ジヒドロ−ジイミダゾ[4,5−b;4’,5’−e]ピリジン(化合物V26.03):

ステップA:3−メチル−6−ニトロ−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン:

TFA(10mL)中のN2−メチル−5−ニトロ−ピリジン−2,3−ジアミン(10g、59.52mmol)を70℃で16時間撹拌した。混合物をシリカによるクロマトグラフィによって精製して純粋な表題の化合物(9.81g、67%)を黄色の固体として得た。1HNMR(300MHz,d6−DMSO):δ 9.46(d,J=2.4Hz,1H),9.22(d,J=2.4Hz,1H),4.04(s,3H).

ステップB:3−メチル−6−ニトロ−4−オキシド−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−4−イウム:

3−メチル−6−ニトロ−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン(5.3g、21.54mmol)のジクロロメタンジクロロメタン(60mL)中の溶液に、尿素過酸化水素(UHP、6.17g、65.7mmol)を添加し、氷浴で冷却し、TFAA(13.6g、65.7mmol)を滴下した。混合物を周囲温度で18時間撹拌した。TCLにより出発材料の約50%が消費されたことが示された。他のバッチのUHP(6.08g、64.63mmol)およびTFAA(13.8g、64.63mmol)を0℃で添加した。混合物を周囲温度でさらに24時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、20分間撹拌した。有機相を分離し、水性相をジクロロメタンで逆抽出した(3回)。組み合わせた有機相を水および塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧中で濃縮した。残渣をシリカによるクロマトグラフィによって精製して表題の化合物を白色の固体(1.91g)として得た。1HNMR(300MHz,d6−DMSO):δ 9.17(d,J=1.8Hz,1H),8.83(d,J=1.8Hz,1H),4.41(d,J=1.2Hz,3H).

ステップC:5−クロロ−3−メチル−6−ニトロ−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン:

3−メチル−6−ニトロ−4−オキシド−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−4−イウム(2.8g、10.69mmol)をPOCl3(50mL)中に溶解し、還流で2時間撹拌した。混合物を氷水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した(3回)。有機相をNaHCO3(aq)および水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、乾燥するまで蒸発させて、表題の粗化合物(3.8g)を得、これをさらに精製することなく次のステップにおいて用いた。

ステップD:N5,3−ジメチル−6−ニトロ−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−アミン:

化合物5−クロロ−3−メチル−6−ニトロ−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン(3.8g)のエタノール(40mL)中の溶液に、MeNH2(aq、5mL)を添加した。反応混合物を周囲温度で18時間撹拌した。混合物をろ過し、減圧中で乾燥させて純粋な表題の化合物(2.3g)を白色の固体として得た。1HNMR(300MHz,d6−DMSO):δ 8.90(s,1H),8.64−8.62(m,1H),3.79(d,J=1.2Hz,3H),3.07(d,J=4.8Hz,3H).

ステップE:N5,3−ジメチル−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5,6−ジアミン:

化合物N5,3−ジメチル−6−ニトロ−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−アミン(2.3g、8.36mmol)のEtOAc(30mL)およびメタノール(30mL)中の溶液に、200mgのパラジウム炭素をN2雰囲気下で添加した。混合物を水素風船を用いて室温で4時間水素化した。混合物をセライトを介してろ過し、濾液を乾燥するまで蒸発させた。残渣をシリカによるクロマトグラフィによって精製して表題の化合物(1.6g、78%)を紫色の固体として得た。1HNMR(300MHz,d6−DMSO):δ 7.01(s,1H),6.29(d,J=3.3Hz,1H),4.69(s,2H),3.77(d,J=1.2Hz,3H),2.92(d,J=4.5Hz,3H).

ステップF:3−ブロモ−2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン:

化合物2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−アミン(5.88g、30mmol、国際公開第2009110475号パンフレットに記載されているとおり調製した)、亜硝酸イソアミル(7.02g、60mmol)、p−TsOH(6.19g、36mmol)、TBAB(19.32g、60mmol)およびCuBr2(1.40g、6mmol)の60mlのMeCN中の混合物を室温で4時間撹拌した。次いで、混合物を減圧中で濃縮し、残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(5.85g、75%)を得た。1H−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 7.85(d,1H),8.52(s,1H);19F−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−65.72(s,3F).

ステップG:3−ブロモ−2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン:

3−ブロモ−2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン(5.98g、23mmol)およびEtSNa(1.93g、23mmol)の50mlのMeCN中の混合物を2時間撹拌した。次いで、混合物を希塩酸に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(4.06g、58%)を得た。1H−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.26(t,3H),3.08(q,2H),7.50(d,1H),8.20(d,1H);19F−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−65.45(s,3F).

ステップH:エチル2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボキシレート:

一酸化炭素ガスを3−ブロモ−2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン(572mg、2mmol)、Pd(OAc)2(90mg、0.4mmol)、dppf(444mg、0.8mmol)およびEt3N(1.01g、10mmol)の10mlのEtOHおよび10mlのDMF中の混合物に導入したところ、内部圧力は2.7MPaに高まった。混合物を90℃で6時間加熱し、室温に冷却した。次いで、これを水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(795mg、88%)を得た。1H−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.23(t,3H),1.28(t,3H),3.05(q,2H),4.29(q,2H),7.66(d,1H),8.39(d,1H);19F−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−62.88(s,3F).

ステップI:2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボン酸:

エチル2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボキシレート(480mg、1.7mmol)およびKOH(482mg、8.6mmol)の10mlの水および10mlのTHF中の混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を希塩酸に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して表題の化合物(430mg、90%)を得た。1H−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.23(t,3H),3.02(q,2H),7.64(d,1H),8.37(d,1H),13.85(br s,1H);19F−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−62.78(s,3F);ESI−MS(−):250(M−H)-.

ステップJ:2−エチルスルファニル−N−[3−メチル−5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボキサミド:

2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボン酸(251mg、1mmol)、N5,3−ジメチル−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5,6−ジアミン(245mg、1.0mmol、本実施例のステップEの生成物)、HATU(570mg、1.5mmol)およびDIPEA(258mg、2mmol)の10mlのDMF中の混合物を16時間撹拌した。混合物を減圧中で濃縮し、シリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して表題の化合物(408mg、84%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.26(t,3H),2.91(d,3H),3.07(q,2H),3.83(s,3H),6.69(q,1H),7.76(d,1H),7.80(s,1H),8.44(d,1H),9.97(s,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−62.50(s,3F),−57.02(s,3F).

ステップK:6−(2−エチルスルファニル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−3−メチル−2−トリフルオロメチル−3,5−ジヒドロ−ジイミダゾ[4,5−;4’,5’−e]ピリジン:

2−エチルスルファニル−N−[3−メチル−5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボキサミド(382mg、0.8mmol)の10mlのAcOH中の混合物を2時間環流に供し、次いで、混合物を減圧中で濃縮し、残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(231mg、63%)を得た。1H−NMR(300Mz,CDCl3):δ 1.33(t,3H),3.22(q,2H),3.85(s,3H),4.09(s,3H),7.51(d,1H),7.86(d,1H),8.59(d,1H);19F NMR(300Mz,CDCl3):δ−68.64(s,3F),−63.72(s,3F);ESI−MS(+):461(M+H)+,483(M+Na)+.Mpt.154−156℃;LCMS;保持時間1.13分,461(M+H)

ステップL:6−(2−エタンスルホニル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−3−メチル−2−トリフルオロメチル−3,5−ジヒドロ−ジイミダゾ[4,5−b;4’,5’−e]ピリジン(化合物V26.03):

6−(2−エチルスルファニル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−3−メチル−2−トリフルオロメチル−3,5−ジヒドロ−ジイミダゾ[4,5−;4’,5’−e]ピリジン(161mg、0.35mmol)およびm−CPBA(242mg、1.4mmol)の10mlのジクロロメタン中の混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、混合物をNaHCO3およびNa2SO3の飽和水溶液に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物を白色の固体(163mg、94%)として得た。1H NMR(300Mz,CDCl3):δ 1.30(t,3H),3.53(q,2H),3.85(s,3H),4.09(s,3H),8.08(d,1H),8.30(d,1H),8.54(s,1H);19F NMR(300Mz,CDCl3):δ−63.78(s,3F),−59.57(s,3F);ESI−MS:493(M+H)+,515(M+Na)+.Mpt.197−199℃;LCMS(方法 SQD13):保持時間0.95分,493(M+H).

実施例P7:4−エチルスルホニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)チアゾール(化合物V14.05):

ステップA:4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)チアゾール:

2,4−ジブロモチアゾール(24.3g、0.1mol)、FSO2CF2COOCH3(23.0g、0.12mmol)およびCuI(19.0g、0.1mol)の200mlのDMF中の混合物を100℃で4時間加熱した。次いで、反応混合物を水中に注ぎ入れ、表題の化合物(22.9g、83%)を水ポンプ圧力で留去した。生成物をさらに精製することなく次のステップにおいて用いた。

ステップB:4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−カルボン酸:

60℃で、n−BuLi(ヘキサン中に2.5M、62mmol)を、150mlの無水THF中において窒素雰囲気下でi−Pr2NH(6g、59mmol)にゆっくりと添加した。添加の後、混合物を同じ温度でさらに0.5時間撹拌した。次いで、4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)チアゾール(12g、52.0mmol)を上記の混合物にゆっくりと添加し、攪拌を20分間継続した。混合物をドライアイス中に注ぎ入れ、さらに1時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に温め、酢酸エチルで希釈し、有機相を水および飽和塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮して表題の生成物(10.1g、71%)を得た。

ステップC:4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−塩化カルボニル:

4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−カルボン酸(276mg、1mmol)の10mlのSOCl2中の混合物を4時間環流に供した。過剰量のSOCl2を留去して表題の粗生成物(295mg)を得、これをさらに精製することなく次のステップにおいて直接用いた。

ステップD:4−ブロモ−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)チアゾール:

4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−塩化カルボニル(477mg、1.7mmol)およびN3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(330mg、1.7mmol、実施例P4、ステップEに記載されているとおり調製した)の10mlのトルエン中の混合物を16時間環流に供した。次いで、反応混合物を減圧中で濃縮し、残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して表題の化合物(358mg、44%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ:3.98(s,3H),8.30(s,1H),9.28(s,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−61.58(s,3F),−57.88(s,3F);ESI−MS:433(M+H)+.

ステップE:4−エチルスルファニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)チアゾール:

EtSNa(123mg、1.5mmol)を4−ブロモ−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)チアゾール(315mg、0.7mmol)の10mlのDMF中の混合物に添加した。添加の後、混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(176mg、58%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.25(t,3H),3.18(q,2H),4.02(s,3H),8.25(s,1H),9.24(s,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−59.80(s,3F),−55.95(s,3F);ESI−MS:413(M+H)+.LCMS(方法 SQD13):Rt.1.12分,413(M+H)Mpt.92−94℃

ステップF:4−エチルスルホニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)チアゾール(化合物V14.05):

4−エチルスルファニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)チアゾール(109mg、0.3mmol)およびm−CPBA(228mg、1.3mmol)の15mlのCH2Cl2中の混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を飽和亜硫酸ナトリウムおよび水性重炭酸ナトリウムで希釈し、有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィによって精製して表題の化合物(71mg、61%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.16(t,3H),3.51(q,2H),3.89(s,3H),8.28(s,1H),9.27(s,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−59.81(s,3F),−55.74(s,3F);ESI−MS:445(M+H)+,467(M+Na)+,499(M+MeOH+Na)+.

実施例P8:4−エチルスルホニル−2−(トリフルオロメチル)−5−[7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物V2.11):

ステップA:4−ブロモ−N−メトキシ−N−メチル−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−カルボキサミド:

4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−カルボン酸(5.8g、21mmol、実施例P7のステップBに記載されているとおり調製した)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(2.5g、25mmol)、HATU(9.6g、25mmol)、およびDIPEA(5.4g、42mmol)の35mlのDMF中の混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(4.7g、70%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 3.27(s,3H),3.68(s,3H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−56.33(s,3F);ESI−MS:341(M+Na)+.

ステップB:1−[4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−イル]エタノン:

MeMgBr(THF中に3M、15ml、45mmol)を、4−ブロモ−N−メトキシ−N−メチル−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−カルボキサミド(5.7g、21mmol)の30mlの乾燥THF中の溶液に、窒素雰囲気下に0℃で滴下した。添加の後、混合物を周囲温度に温め、30分間撹拌した。次いで、混合物を希塩酸に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィによって精製して表題の生成物(4.8g、86%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 2.68(s,3H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−66.14(s,3F).

ステップC:4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)−5−[7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]チアゾール:

1−[4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−5−イル]エタノン(220mg、1mmol)、2−アミノ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン(193mg、1.2mmol、国際公開第2011090122号パンフレットに記載されているとおり調製した)、Cu(OAc)2.H2O(12mg、0.1mmol)、1,10−フェナントロリン(18mg、0.1mmol)、ZnI2(32mg、0.1mmol)の12mlのジクロロベンゼン中の混合物を、空気雰囲気下に120℃で16時間撹拌した。混合物を減圧中で濃縮し、残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(153mg、36%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 7.25(d,1H),8.12(s,1H),8.84(d,1H),8.96(s,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−64.34(s,3F),−62.89(s,3F);ESI−MS(−):414(M−H)-;HPLC:97.7%.

ステップD:4−エチルスルファニル−2−(トリフルオロメチル)−5−[7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]チアゾール:

EtSNa(157mg、1.9mmol)を4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)−5−[7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]チアゾール(389mg、0.9mmol)の15mlのDMF中の混合物に添加した。添加の後、混合物を周囲温度で2時間撹拌した。次いで、反応混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(281mg、76%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.28(t,3H),3.23(q,2H),7.24(d,1H),8.11(s,1H),8.75(s,1H),8.86(d,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−66.81(s,3F),−65.09(s,3F);ESI−MS(+):398(M+H)+;HPLC:96.3%.

ステップE:4−エチルスルホニル−2−(トリフルオロメチル)−5−[7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物V2.11):

4−エチルスルファニル−2−(トリフルオロメチル)−5−[7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]チアゾール(80mg、0.2mmol)およびm−CPBA(105mg、0.6mmol)の10mlのCH2Cl2中の混合物を周囲温度で2時間撹拌した。次いで、混合物を飽和亜硫酸ナトリウムおよび水性重炭酸ナトリウムで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィによって精製して表題の化合物(66mg、77%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.22(t,3H),3.57(q,2H),7.27(d,1H),8.16(s,1H),8.94(d,2H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−48.60(s,3F),−50.52(s,3F);ESI−MS(+):430(M+H)+;HPLC:96.9%.Mpt.126−128℃.

実施例P9:3−メチル−2−[3−メチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物V12.18):

ステップA:3−メチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−塩化カルボニル:

3−メチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボン酸(1.0g、3.7mmol、米国特許第20100234603号明細書に記載されているとおり調製した)をSOCl2(5mL)中に懸濁させ、1滴のDMFを混合物に添加した。反応混合物を還流に加熱し、3時間撹拌した。次いで、これを減圧下で乾燥するまで蒸発させて表題の化合物を白色の固体(1.1g、100%)として得た。残渣を、さらに精製することなく次のステップにおいて直接用いた。

ステップB:N−[5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−メチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド:

3−メチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−塩化カルボニル(80mg、0.3mmol)の5mlのトルエン中の溶液に、化合物N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(60mg、1.1mmol、実施例P4、ステップEに記載されているとおり調製した)を添加し、次いで、反応混合物を100℃で5時間温めた。その後、これを室温に冷却し、15mlの水で希釈し、EtOAcで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、シリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製(EtOAc:石油エーテル=1/4)して表題の化合物を白色の固体(50mg、40%収率)として得た。

ステップC:3−メチル−2−[3−メチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物V12.18):

5−メチル−N−[2−メチル−5−(メチルアミノ)−4−ピリジル]−3−メチルスルホニル−ピリジン−2−カルボキサミド(85mg、0.2mmol)を5mlの酢酸に添加し、反応混合物を100℃で12時間温めた。反応混合物を室温に冷却し、20mlの水で希釈し、EtOAcで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、シリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製(EtOAc:石油エーテル=1/4)して表題の化合物を白色の固体(40mg、50%収率)として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 3.65(s,3H),3.94(s,3H),8.11(s,1H),8.82(s,1H),9.01(s,1H),9.24(s,1H).19F NMR(300Mz,CDCl3)δ−67.27(s,3H),δ−63.34(s,3H).ESI−MS:425(M +1).Mpt..234−236℃.LCMS(方法 SQD 13)Rt.0.93分,425(M+H).

実施例P10:2−[2−エチルスルホニル−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン(化合物V3.05):

ステップA:2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−塩化カルボニル:

2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボン酸(502mg、2mmol、実施例P6のステップIに記載されているとおり調製)の10mlのSOCl2中の混合物を4時間環流に供した。次いで、過剰量のSOCl2を蒸発させて表題の化合物(538mg、100%)を得、これをさらに精製することなく次のステップに直接用いた。

ステップB:2−エチルスルファニル−N−メトキシ−N−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボキサミド:

粗生成物2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−塩化カルボニル(538mg、2mmol)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(588mg、6mmol)およびK2CO3(1.66g、12mmol)の10mlのTHFおよび1mlの水中の混合物を室温で10分間撹拌した。次いで、混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(411mg、y:70%)を得た。1H−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.23(t,3H),3.10(q,2H),3.23(s,3H),3.45(s,3H),7.64(d,1H),7.94(d,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−62.44(s,3F).

ステップC:1−[2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]エタノン:

2−エチルスルファニル−N−メトキシ−N−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボキサミド(411mg、1.4mmol)の10mlのTHF中の溶液に1.4mlのMeMgBr(THF中に3M)を室温で添加し、反応を30分間撹拌した。次いで、混合物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(290mg、y:83%)を得た。1H−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.22(t,3H),2.60(s,3H),3.02(q,2H),7.71(d,1H),7.52(d,1H);19F−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−67.93(s,3F).

ステップD:2−[2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン:

1−[2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]エタノン(249mg、1mmol)、4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン(162mg、1.2mmol)、Cu(OAc)2・H2O(12mg、0.1mmol)、ZnI2(32mg、0.1mmol)および1,10−フェナントロリン(18mg、0.1mmol)の5mlのジクロロベンゼン中の混合物を130℃で48時間撹拌した。次いで、混合物を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(120mg、y:30%)を得た。1H NMR(300Mz,CDCl3):δ 1.39(t,3H),3.29(q,2H),7.00(dd,1H),7.46(d,1H),7.94(s,1H),8.27(d,1H),8.42(s,1H),8.47(d,1H);19F NMR(300Mz,CDCl3):δ−69.33(s,3F),−64.83(s,3F);ESI−MS(+):392(M+H)+.

ステップE:2−[2−エチルスルホニル−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン(化合物V3.05):

化合物2−[2−エチルスルファニル−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン(156mg、0.4mmol)およびm−CPBA(277mg、1.6mmol)の10mlのジクロロメタン中の混合物を周囲温度で2時間撹拌した。次いで、混合物をNaHCO3およびNa2SO3の飽和水溶液中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(115mg、y:68%)を得た。1H−NMR(300Mz,CDCl3):δ 1.50(t,3H),3.74(q,2H),7.01(dd,1H),7.95(s,1H),7.96(d,1H),8.27(d,1H),8.77(s,1H),8.92(d,1H);19F NMR(300Mz,CDCl3):δ−73.07(s,3F),−69.08(s,3F);ESI−MS(+):424(M+H)+.Mpt.188−190℃ LCMS(方法 SQD 13):Rt.1.07分,424(M+H).

実施例P11:3−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル]−1,2,5−チアジアゾール(化合物A1.014−B8.012):

ステップA:エチル(2Z)−2−シアノ−2−ヒドロキシイミノ−アセテート:

H3PO4(1.83mL、27mmol)をエチルシアノアセテート(5g、44.2mmol)およびNaNO2(2.87g、41.5mmol)の35mLの水中の混合物に室温で添加した。添加の後、混合物を40℃に温め、さらに1時間撹拌した。次いで、3.69mlの塩酸を混合物に添加し、攪拌を18時間継続した。混合物をジエチルエーテルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(4.3g、y:69%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.28(t,3H),4.32(q,2H).

ステップB:エチル2−アミノ−2−シアノ−アセテート:

Na2S2O4(17g、105mmol)をエチル(2Z)−2−シアノ−2−ヒドロキシイミノ−アセテート(5g、35mmol)およびNaHCO3(1.5g、17mmol)の40mlの水中の混合物にゆっくりと添加した。次いで、混合物を室温で16時間撹拌し、クロロホルムで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮して表題の化合物(3.18g、y:71%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.24(t,3H),3.53(s,2H),4.19(q,2H),4.81(s,1H).

ステップC:エチル4−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−3−カルボキシレート:

二塩化二硫黄(4.06g、30mmol)をエチル2−アミノ−2−シアノ−アセテート(1.28g、10mmol)の10mlのDMF中の溶液に周囲温度で添加した。混合物を周囲温度で16時間撹拌し、氷中に注ぎ入れ、ジクロロメタンで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(1.2g、y:63%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.35(t,3H),4.39(q,2H).

ステップD:エチル4−エチルスルファニル−1,2,5−チアジアゾール−3−カルボキシレート:

10mlの水中のNa2S9H2O(2.4g、10mmol)をエチル4−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−3−カルボキシレート(1.92g、10mmol)の30mLのエタノール中の溶液に添加し、混合物を4時間環流に供した。次いで、混合物を減圧中で濃縮し、臭化エチル(3.24g、30mmol)の10mlのDMF中の溶液を添加した。反応混合物を周囲温度で16時間撹拌し、希塩酸中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(1.57g、y:72%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.34(t,3H),1.36(t,3H),3.19(q,2H),4.37(q,2H);ESI−MS(+):219(M+H)+,241(M+Na)+.

ステップE:4−エチルスルファニル−1,2,5−チアジアゾール−3−カルボン酸:

エチル4−エチルスルファニル−1,2,5−チアジアゾール−3−カルボキシレート(680mg、3.12mmol)およびLiOH(240mg、10mmol)の5mlの水および5mlのTHF中の混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、反応混合物を希塩酸に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して表題の化合物である生成物(550mg、y:93%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.35(t,3H),3.12(q,2H).

ステップF:3−エチルスルファニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル]−1,2,5−チアジアゾール(化合物A1.014−B8.010):

4−エチルスルファニル−1,2,5−チアジアゾール−3−カルボン酸(570mg、3mmol)、N2−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2,3−ジアミン(669mg、3.5mmol、国際公開第2012092051号パンフレットに記載されているとおり調製した)およびEDC.HCl(672mg、3.5mmol)の5mlのピリジン中の混合物を16時間環流に供した。次いで、混合物を減圧下で濃縮し、シリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して表題の化合物(621mg、y:60%)を得た。1H−NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.41(t,3H),3.27(q,2H),4.24(s,3H),8.73(s,1H),8.90(s,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−53.72(s,3F);ESI−MS(+):346(M+H)+.LCMS(方法 SQD13):Rt.1.21分,346(M+H)Mpt.188−189℃.

ステップG:3−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル]−1,2,5−チアジアゾール(化合物A1.014−B8.012):

3−エチルスルファニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2−イル]−1,2,5−チアジアゾール(0.87mmol、300mg)およびm−CPBA(519mg、3mmol)を10mlのDCM中において室温で4時間撹拌した。次いで、混合物をNaHCO3およびNa2SO3の飽和水溶液中に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(245mg、75%)を得た。1H NMR(300Mz,DMSO−d6):δ 1.31(t,3H),3.97(q,2H),4.00(s,3H),8.76(s,1H),8.94(s,1H);19F NMR(300Mz,DMSO−d6):δ−53.85(s,3F);ESI−MS(+):378(M+H)+,400(M+Na)+,432(M+Na+MeOH)+.LCMS(方法 SQD13):Rt.0.93分,378(M+H)Mpt.144−146℃

実施例P12:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(化合物V16.03):

ステップA:4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−1−イウム−1,6−ジアミン、2,4,6−トリメチルベンゼンスルホネート塩(MSH):

注意:MSHは乾燥粉末では易爆発性であり、ジクロロメタン溶液で取り扱うことが最良である。 磁気攪拌棒を備えたマイクロ波チューブに、2,2,2−トリフルオロ酢酸(4.4g、2.54mmol、2.9mL)を仕込んだ。次いで、(t−ブトキシカルボニルアミノ)2,4,6−トリメチルベンゼンスルホネート(1g、2.54mmol)を0℃で添加した。反応混合物を0℃で2時間撹拌し、氷水を添加し、沈殿物をろ過により回収した。濡れたケーキを水で洗浄し、ジクロロメタン(5mL)に溶解し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。得られた溶液を、6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.3723g、国際公開第2007113558号パンフレットのとおり調製した)のジクロロメタン(5mL)中の撹拌溶液に0℃で滴下した。0℃で1時間および室温で一晩(白色の懸濁液)の後、反応混合物をジエチルエーテル(8mL)で希釈し、沈殿物をろ過により回収して表題の化合物(0.791g、82%)を得た。

ステップB:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(化合物V16.03):

4−(トリフルオロメチル)ピリミジン−1−イウム−1,6−ジアミン、2,4,6−トリメチルベンゼンスルホネート塩(0.3g、0.791mmol)、3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボン酸(0.33593g、1.1861mmol)および3−(エチルイミノメチレンアミノ)−N,N−ジメチル−プロパン−1−アミンヒドロクロリド(0.1819098g、0.9489mmol)をピリジン(2mL)に溶解し、120℃で3時間加熱した。この時間の後、反応混合物を水中に注ぎ入れ、水性層をEtOAcで3回抽出した。組み合わせた有機層を水および塩水で順次に洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をジエチルエーテルで倍散し、ろ過して生成物を白色の粉末(110mg、33%)として得た。 1H NMR(400MHz,CDCl3):δ(ppm)9.31(d,J=2.2Hz,1H),9.17(d,J=1.5Hz,1H),8.34−8.53(m,1H),3.23(q,J=7.5Hz,2H),1.37(t,J=7.5Hz,3H).LCMS(方法 SQD13):Rt:0.94分,426(M+H).Mpt.:190−192℃

実施例P13:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)オキサゾロ[5,4−c]ピリジン(化合物V12.05):

ステップA:4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−オル:

温度を10℃未満に維持しながら、6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−オル(5.00g、30.7mmol)の0℃の硫酸(92.0mL)中の溶液に、氷(25.0g、1390mmol)を添加した。この溶液に硝酸(2.97g、2.14mL、30.7mmol)を添加し、混合物を85℃で4時間加熱した。第2の分量の硝酸(2.97g、2.14mL、30.7mmol)を添加し、反応を85℃で一晩撹拌した。LCMS分析では約40%の転換が見られ、それ故、硝酸(2.97g、2.14mL、30.7mmol)を添加し、反応を85℃で5時間撹拌した。さらなる分量の硝酸(2.97g、2.14mL、30.7mmol)を添加し、反応を85℃で一晩撹拌した。この時間の後、混合物を氷水に注ぎ入れ、250mLのEt2Oで抽出した。組み合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧中で濃縮した。残渣をジクロロメタンで溶出するフラッシュクロマトグラフィにより精製して、表題の化合物(18%収率)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):10.32(s,1H),8.82(s,1H),8.30(s,1H)ppm.

ステップB:4−アミノ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−オル:

4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−オル(1.15g、5.53mmol)のエタノール(50mL)およびテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液にパラジウム炭素(0.12g)をアルゴン雰囲気下で添加した。水素雰囲気を適用し(風船)、混合物を室温で一晩撹拌した。還元が完了した後、混合物をセライトでろ過し、ケーキをエタノールで洗浄した。溶剤を減圧中で除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィ(シクロヘキサン/酢酸エチル)により精製して表題の化合物(0.98g、定量的)を赤色のガムとして得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):7.92(s,1H),6.92(s,1H),4.75(s,2H)ppm.

ステップC:2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)オキサゾロ[5,4−c]ピリジン.(化合物A6.006−B1.014):

4−アミノ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−オル(100mg、0.56mmol)および3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボン酸(155mg、0.62mmol、国際公開第2013018928号パンフレットに記載されているとおり調製した)のポリリン酸(2mL)中の溶液を185℃で24時間撹拌した。次いで、反応混合物を激しく攪拌しながら水(50mL)中に注ぎ入れ、pHをNaOH(2N)で8に調節した。水性相をジクロロメタン(×2)で抽出し、有機相を組み合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶剤を減圧中で蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィ(シクロヘキサン/酢酸エチル)により精製して表題の化合物(75mg、34%)を得た。 1H NMR(400MHz,CDCl3):9.20(s,1H),8.82(s,1H),8.32(s,1H),7.98(s,1H),3.14(q,2H),1.54(t,3H)ppm.LCMS(方法 SQD13):Rt:1.15min,394(M+H).

ステップD:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)オキサゾロ[5,4−c]ピリジン(化合物V12.05):

2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)オキサゾロ[5,4−c]ピリジン(60mg、0.153mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液に、m−CPBA(83mg、0.34mmol)を添加した。得られた黄色の溶液を室温で1時間撹拌し、次いで、さらに60mgのm−CPBAを添加した。反応混合物を室温でさらに2時間撹拌し、次いで、炭酸カリウムの飽和溶液中に注ぎ入れた。水性相をジクロロメタンで2回抽出し、組み合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧中で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィ(シクロヘキサン/酢酸エチル)により精製して表題の化合物(49mg、75%)を白色の粉末(75%)として得た。 1H NMR(400MHz,CDCl3):9.28(s,1H),9.22(s,1H),8.84(s,1H),8.24(s,1H),3.98(q,2H),1.48(t,3H)ppm.LCMS(方法 SQD13):Rt.1.02min,426(M+H+).

実施例P14:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−c]ピリミジン(化合物V16.02):

ステップA:1−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]エタノン:

ブロモ(メチル)マグネシウム(THF:トルエン1:3中に1.4M、14Ml、18.95mmol)の乾燥トルエン(90mL)中の溶液を0℃に冷却し、3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボニトリル(4.00g、17.23mmol、国際公開第2013018928号パンフレットに記載されているとおり調製した)を30mlのトルエンに溶解した溶液を滴下して処理した。反応を0℃で30分間撹拌した。その後のLCMS分析で反応の完了が示された。反応混合物をNH4Cl飽和水溶液(50ml)およびHCl10%(30ml)でゆっくりと失活させ、得られた混合物を室温で15分間激しく撹拌した。水性層をEtOAcで2回抽出し、組み合わせた有機相を10%HCl水溶液、水および塩水で順次に洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。表題の粗生成物(4.335g、91%)を次のステップにおいて精製することなく用いた。 1H NMR(400MHz,CDCl3):δ(ppm)8.62(s,1H),7.85(d,J=1.1Hz,1H),2.96(q,J=7.3Hz,2H),2.74(s,3H),1.43(t,J=7.5Hz,3H).LCMS(方法 SQD13):保持時間1.05分,250(M+H).

ステップB:1−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]エタノン:

0℃で、m−CPBA(24.29g、98.53mmol)を、1−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]エタノン(11.98g、48.06mmol)の0℃のクロロホルム(400mL)中の溶液に滴下した。得られた混合物を室温に温め、20時間撹拌した。次いで、反応混合物を200mL NaHCO3水溶液および50mL飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液で失活させ、EtOAcで3回で抽出した。組み合わせた有機相を水性NaHCO3および塩水で順次に洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧中で濃縮した。EtOAc/ヘプタンで溶出するtorrent機における220gのカラムによる精製で、表題の化合物(8.5g、63%)を白色の固体として得た。 1H NMR(400MHz,CDCl3):δ(ppm)9.07(d,J=1.1Hz,1H),8.59(d,J=1.5Hz,1H),3.58(q,J=7.3Hz,2H),2.74(s,3H),1.38(t,J=7.5Hz,3H).LCMS(方法 SQD13):保持時間0.87分,282(M+H).

ステップC:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−c]ピリミジン:

6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(232mg、1.0607mmol、国際公開第2007113558号パンフレットに記載されているとおり調製した)、1−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]エタノン(200mg、0.71mmol)、ヨウ化銅(I)(7.0mg、0.036mmol)、In(III)トリフレート(4.0mg、0.0071mmol)および1−メチル−2−ピロリドン(4mL)の混合物を120℃で19時間撹拌した。LC−MS:所望の生成物および出発材料、それ故、反応を120℃でさらに27時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、水および酢酸エチルを添加した。水性層を酢酸エチルで2回抽出し、組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。生成物を、12gのカラムを備えるcombiflashクロマトグラフィおよびシクロヘキサン+0〜80%酢酸エチルの勾配で精製して表題の化合物(96mg、31%)を白色の固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ(ppm)9.20(s,1H),9.14(s,1H),8.80(d,J=1.5Hz,1H),8.44(s,1H),7.99(s,1H),4.10(q,J=7.5Hz,2H),1.43(t,J=7.5Hz,3H).LCMS(方法 SQD13):Rt:0.98分,425(M+H).Mpt.180−181℃.

実施例P15:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−c]ピリミジン(化合物V16.01):

ステップA:3−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−c]ピリミジン:

2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−c]ピリミジン(52mg、0.123mmol)をアセトニトリル(1mL)中に溶解し、周囲温度でN−ブロモスクシンイミド(24.5mg、0.135mmol)で処理した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を減圧中で濃縮し、4gのカラムを備えるcombiflashクロマトグラフィおよび勾配シクロヘキサン+0〜50%酢酸エチルで精製した。表題の生成物を白色の固体として得た。 1H NMR(400MHz,CDCl3):δ(ppm)9.22(d,J=0.7Hz,1H),9.20(s,1H),8.77(d,J=1.5Hz,1H),7.94(s,1H),4.00(q,J=7.6Hz,2H),1.40−1.47(t,J=7.6Hz,3H).LCMS(方法 SQD13):Rt:1.04分,503/505(M+H).

ステップB:3−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−c]ピリミジン(化合物V16.01):

3−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−c]ピリミジン(100mg、0.199mmol)および炭酸カリウム(84mg、0.60mmol)の1,4−ジオキサン(3mL)中の懸濁液をアルゴンで10分間パージし、次いで、2,4,6−トリメチル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリボリナン(30.0mg、0.24mmol、0.0332mL)およびPd(Ph3)4(23mg、0.02mmol)で処理した。反応混合物を95℃で12時間加熱した。LCMS分析で所望の生成物と出発材料が見られ、それ故、混合物を冷却し、アルゴンで10分間パージし、2,4,6−トリメチル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリボリナン(30.0mg、0.24mmol、0.0332mL)およびPd(Ph3)4(23mg、0.02mmol)で処理した。反応混合物をさらに95℃で5時間、反応が完了するまで加熱した。反応混合物をNH4Cl飽和溶液および水で希釈し、次いで、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。生成物を、12gのカラムを備えるCombiflashクロマトグラフィおよび勾配シクロヘキサン0〜50%酢酸エチルで精製した。これにより、表題の生成物(51mg、59%)を白色の固体として得た。 1H NMR(400MHz,CDCl3):δ(ppm)9.17(d,J=1.5Hz,1H),9.01(s,1H),8.77(d,J=1.5Hz,1H),4.10(q,J=7.6Hz,2H),2.78(s,3H),1.40−1.47(t,7.6Hz,3H).LCMS(方法 SQD13):Rt:1.01分,439(M+H).Mpt.240−242℃.

実施例P16:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピラジン(化合物A1.026−B1.022):

ステップA:3,5−ジヨード−N−メチル−ピラジン−2−アミン:

N−メチルピラジン−2−アミン(1g、9.2mmol)のジメチルスルホキシド(20ml)/水(0.4ml)中の撹拌溶液に、10℃で、N−ヨードスクシンイミド(4.1g、18.4mmol)を数回に分けて添加した。次いで、反応混合物をゆっくりと室温に温め、その温度で一晩撹拌した。次いで、追加アリコートのN−ヨードスクシンイミド(4.1g、18.4mmol)を室温で添加した。7時間攪拌した後、反応混合物を氷(20g)上に注いだ。沈殿物を回収し、冷水(20ml)で洗浄し、乾燥させて表題の化合物(2.15g、65%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ(ppm):8.14(s,1H),6.69(br,1H),2.77(d,3 H,J=4.5Hz);ESI−MS(−):360.

ステップB:5−ヨード−N2−メチル−ピラジン−2,3−ジアミン:

EtOH(15ml)中のNH3(g)を3,5−ジヨード−N−メチル−ピラジン−2−アミン(2.15g、6mmol)に添加し、混合物を封止したチューブ中で150℃で18時間加熱した。溶液を冷却した後、ジクロロメタンおよび水(1:1、200ml)を添加した。水性相を塩化メチレン(50ml)で抽出し、組み合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮して表題の化合物を白色の固体として得た。(1.19g、80%)。1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ(ppm):7.41(s,1H)6.35(br,3H),2.78(s,3H);ESI−MS(−):249,ESI−MS(+):251.

ステップC:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−5−ヨード−1−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピラジン:

この化合物は、上記の実施例に記載の方法により5−ヨード−N2−メチル−ピラジン−2,3−ジアミンおよび3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボン酸から調製した。

ステップD:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピラジン(化合物A1.026−B1.022):

化合物2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−5−ヨード−1−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピラジン(497mg、1mmol)、FSO2CF2COOMe(384mg、2mmol)およびCuI(191mg、1mmol)の5mlのDMF中の混合物を120℃で、窒素雰囲気下に24時間撹拌した。次いで、混合物を希塩酸に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題の化合物(197.5mg、Y:45%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ(ppm):9.26(s,1H),8.88(s,1H),8.75(s,1H),3.98(m,5H),1.42(t,J= 6.9Hz,3H).19F NMR(300Mz,CDCl3)δ(ppm):−62.15;−65.18.ESI−MS:440(M+H),462(M+Na+).Mpt.162−165℃.LCMS(方法 SQD13):Rt.1.04mins,440(M+H).

実施例P17:3−メチル−2−[3−(メチルスルホニルメチル)−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン(化合物A.014−B1.106):

エチル3−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキシレート(1.0g4.29mmol、J.Amer.Chem.Soc.,2013,135,12122−12134に記載されているとおり調製した)をアセトニトリル(40ml)中に溶解し、N−ブロモスクシンアミド(1.21g、6.43mmol)および過酸化ベンゾイル(0.150g、0.600mmol)で処理した。紫外線灯を用いて反応混合物を照射し、これを還流(浴温度75℃)で加熱し、10時間後、混合物を冷却し、ろ過し、減圧中で濃縮した。主にエチル3−(ブロモメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキシレートを含有する粗生成物(1.27g)を、さらに精製することなく次のステップにおいて用いた。

エチル3−(ブロモメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキシレート(0.5g、1.6mmol、上記のとおり調製した)をDMF中に溶解し、0℃に冷却し、ナトリウムメタンチオレート(0.22g、3.2mmol)で処理し、混合物を室温に温め、一晩撹拌した。反応混合物を水性NH4Clで希釈し、TBME(2×)で抽出した。残った水性層を6N HCl水溶液で酸性化し、ジクロロメタンで3回抽出した。組み合わせたジクロロメタン層をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、蒸発させて、所望の3−(メチルスルファニルメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボン酸を含有する0.31gのベージュ色の固体を得た。これをさらに精製することなく次のステップにおいて用いた。

N2−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2,3−ジアミン(0.24g、1.3mmol、国際公開第2012092051号パンフレットに記載されているとおり調製した)、EDC.HCl(0.24g、1.3mmol)および3−(メチルスルファニルメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボン酸(0.29g、上記からの粗サンプル)をピリジン(15ml)中に溶解した。茶色の懸濁液を120℃で2時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層を分離し、塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、蒸発させた。粗生成物をEtOAc/シクロヘキサン勾配で溶出するRF200機によるクロマトグラフィで精製して、所望の生成物であるN−[2−(メチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−3−(メチルスルファニルメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミドを含有する0.35gのベージュ色の固体を得た。この生成物をトルエン−4−スルホン酸(0.072g、0.41mmol)を伴う1−メチルピロリジン−2−オン(5ml)中に溶解し、マイクロ波中において160℃で1時間加熱した。この時間の後、反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層を水および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧中で濃縮した。シクロヘキサン/EtOAcで溶出するシリカゲルカートリッジ(Rf200)で精製して3−メチル−2−[3−(メチルスルファニルメチル)−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン(140mg)を白色の固体として得た。LCMS(方法 SQD13):Rt.1.17mins,407(M+H).

3−メチル−2−[3−(メチルスルファニルメチル)−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン(100mg、0.25mmol)のジクロロメタン中の溶液を0℃に冷却し、MCPBA(61mg、0.25mmol)を0℃で添加した。1時間後のLC/MSでスルホキシドおよびスルホンが見られ、それ故、さらに61mgのMCPBAを添加した。反応が完了した時点で、混合物を2M Na2CO3およびジクロロメタンで失活させた。有機層を分離し、水で1回洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。シクロヘキサン/EtOAcで溶出するシリカゲルカートリッジ(Rf200)による精製により、表題の化合物(80mg、70%)を白色の固体として得た。LCMS(方法 SQD13):Rt.1.02mins,439(M+H).1H NMR(400MHz,CDCl3):δ(ppm)9.08(d,J=1.5Hz,1H),8.79(d,J=1.5Hz,1H),8.34−8.36(m,1H),8.33(d,J=1.8Hz,1H),5.25(s.,2H),4.13(s,3H),2.93(s,3H).

実施例P18:6−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル −イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物V12.20):

ステップA:2−ブロモ−5−フルオロ−1−オキシド−ピリジン−1−イウム:

2−ブロモ−5−フルオロピリジン(5.0g、28.4mmol)のTFA(10.0mL)中の撹拌溶液にH2O2(30%、15mL)を0℃で滴下し、混合物を還流下で一晩撹拌した。冷却した後、反応系を氷水に注ぎ入れ、ジクロロメタン/メタノール(10:1、50mL×3)で抽出し、有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液および塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過および減圧中での濃縮の後、粗生成物(オフホワイトの固体、4.6g、y:84%)をさらに精製することなく次のステップに用いた。

ステップB:2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロ−1−オキシド−ピリジン−1−イウム:

2−ブロモ−5−フルオロ−1−オキシド−ピリジン−1−イウム(4.6g、23.9mmol)の硫酸(濃)(20mL)中の溶液に、発煙硝酸(10mL)を0℃でゆっくりと添加した。添加の後、反応温度を120℃に昇温し、攪拌をこの温度で4時間継続した。室温に冷却した後、反応溶液を氷水に注ぎ入れた。pH値をNH4OHで1に調節した。沈殿物をろ過し、オーブン乾燥させて表題の化合物(2.3g、40%)を明るい黄色の固体として得た。

ステップC:6−ブロモ−N−メチル−4−ニトロ−1−オキシド−ピリジン−1−イウム−3−アミン:

2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロ−1−オキシド−ピリジン−1−イウム(1.1g、4.6mmol)のエタノール(10mL)中の溶液に、MeNH2/エタノール(4mL)を添加した。反応混合物を室温で4時間撹拌した。混合物を減圧中で濃縮して表題の化合物を固体として得、これをさらに精製することなく次のステップに用いた。

ステップD:6−ブロモ−N−メチル−4−ニトロ−ピリジン−3−アミン:

6−ブロモ−N−メチル−4−ニトロ−1−オキシド−ピリジン−1−イウム−3−アミン(上記からの粗生成物、4.6mmol)のジクロロメタン(10mL)中の溶液に、PBr3(1.0mL)を添加した。反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。混合物を減圧下で乾燥させて表題の化合物を赤橙色の固体として得、次のステップにさらに精製することなく用いた。

ステップE:6−ブロモ−N3−メチル−ピリジン−3,4−ジアミン:

6−ブロモ−N−メチル−4−ニトロ−ピリジン−3−アミン(粗、4.6mmol)のメタノール(10mL)中の溶液にラネーNi(20重量%)を添加し、ヒドラジン水和物(1.0mL)を0℃で滴下した。反応混合物を室温で数分間撹拌した。ラネーNiをセライトを通してろ出し;濾液を減圧下で乾燥させ、シリカゲルによるクロマトグラフィカラム(ジクロロメタン:メタノール、10:1)で精製して表題の化合物を明るい紫色の固体(0.6g、3ステップ収率、63%)として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ(ppm)7.20(s,1H),6.65(s,1H),6.54(brs,2H),3.34(s,1H),2.69(d,J=6.4Hz,3H).ESI−MS(+):203(M+H).

ステップF:N−(4−アミノ−6−ブロモ−3−ピリジル)−3−エチルスルホニル−N−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド:

6−ブロモ−N3−メチル−ピリジン−3,4−ジアミン(0.60g、2.96mmol)、3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボン酸(0.92g、3.26mmol、国際公開第2013180194号パンフレットのとおり調製した)およびHATU(1.4g、3.68mmol)のDMF(5.0mL)中の撹拌溶液に、DIPEA(1.2ml、7.26mmol)を添加した。この系を室温で一晩撹拌した。反応をEtOAcおよびH2Oで希釈し、有機層を塩水および水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過および減圧下での濃縮の後、表題の粗生成物をさらに精製することなく次のステップに用いた。

ステップG:6−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物V12.20):

N−(4−アミノ−6−ブロモ−3−ピリジル)−3−エチルスルホニル−N−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド(粗、2.96mmol)の酢酸(5.0mL)中の溶液を120℃で一晩撹拌した。混合物を乾燥するまで蒸発させた。残渣をシリカによるクロマトグラフィゲル(石油エーテル:EtOAc=4:1)により精製して表題の化合物を白色の固体(0.65g、2ステップ収率:48%)として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ(ppm)9.53(s,1H),8.94(s,1H),8.74(s,1H),8.01(s,1H),3.83(q,J=7.6Hz,2H),3.79(s,3H),1.19(t,J=7.2Hz,3H).19F NMR(300MHz,DMSO−d6):δ(ppm)−60.42(s,3 F).ESI−MS(+):449(M+H),472(M+Na);ESI−MS(−):447(M−H).Mpt.188−190℃.LCMS(方法 SQD13):Rt.0.95分,449/451(M+H).

実施例P19:3−クロロ−6−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−メチル−イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(化合物V12.17)

ステップA:3,6−ジクロロピラダジン−4−アミン

4−ブロモ−3,6−ジクロロ−ピリダジン(15.0g、65.8mmol、国際公開第2008116815号パンフレットに記載されているとおり調製した)をEtOH(73.1mL)中に溶解し、オートクレーブに導入した。室温で、気体NH3(4.48g、263mmol)を導入し、次いで、反応混合物を還流で一晩撹拌した。溶液を減圧中で濃縮し、残渣をEtOAcで倍散し、不溶分をろ過し、母液を蒸発させて粗生成物を得た。これをシクロヘキサン/EtOAc 1/1+2.5%Et3Nで溶出するフラッシュクロマトグラフィにより精製して、表題の化合物を薄い茶色の固体(5.82g、53%)として得た。LCMS(方法 ZCQ13):Rt.0.3min,164/166/168(M+H).

ステップB:6−クロロ−N3−メチル−ピリダジン−3,4−ジアミン

オートクレーブ中で、3,6−ジクロロピラダジン−4−アミン(2.35g、14.3mmol)をEtOH(20.2g、215mmol、26.7mL)中に溶解したメチルアミンで処理し、100℃に加熱した。100℃で48時間後、LCMSでは出発材料は見られなかった。反応混合物を乾燥するまで蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中で希釈し、4mlのEt3Nを添加した。混合物を室温で5分間撹拌し、蒸発させた。残渣を5mlの水で希釈し、不溶物をろ過し、乾燥させて表題の生成物(1.35g、57%)を薄い茶色の固体として得た。 LCMS(方法 ZCQ13):Rt.0.17分,157/159(M−H).

ステップC:N−[6−クロロ−3−(メチルアミノ)ピラダジン−4−イル]−3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド

ピリジン(14.6mL)中に溶解した6−クロロ−N3−メチル−ピリダジン−3,4−ジアミン(0.3g、1.89mmol)を3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボン酸(0.499g、1.99mmol、国際公開第2013018928号パンフレットに記載されているとおり調製した)およびEDCI.HCl(0.4352g、2.27mmol)で処理した。反応混合物を室温で4時間撹拌し、次いで、さらなる分量のEDCI.HCl(0.4352g、2.27mmol)で処理した。混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、反応混合物を減圧中で濃縮し、残渣をEtOAcおよび水にとった。相を分離し、有機相を塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧中で濃縮した。粗生成物をFlash−Master(溶剤:シクロヘキサン/EtOAc3/1)により精製して表題の化合物を白色の固体(250mg、33%)として得た。LCMS(方法 ZCQ13)保持時間1.01min,392/394(M+H).

ステップD:3−クロロ−6−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−メチル−イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(化合物A6.015−B1.014)

N−[6−クロロ−3−(メチルアミノ)ピラダジン−4−イル]−3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド(250mg、0.64mmol)をDMF(2mL)およびトルエン(8mL)中に溶解した。p−トルエンスルホン酸一水和物(0.123g、0.70mmol)を添加した。ボンベのチューブを閉め、160℃に4時間加熱した。次いで、これを室温に冷却し、乾燥するまで蒸発させた。残渣をFlash−Master(溶剤:シクロヘキサン/EtOAc2/1)により精製して表題の化合物(172mg、72%)を黄色の固体として得た。 1H NMR(400MHz,CDCl3):δ(ppm)8.65−8.88(m,1H),7.86−8.05(m,2H),4.13−4.27(m,3H),3.04(q,J=7.5Hz,2H),1.41(t,J=7.5Hz,3H).LCMS(方法 ZCQ13):保持時間1.01min,374/376(M+H).Mpt.:156°−158℃.

ステップD:3−クロロ−6−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−メチル−イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(化合物V12.17)

3−クロロ−6−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−7−メチル−イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(0.14g、0.3745mmol)をジクロロメタン(8mL)中に溶解した。0℃で、MCPBA(0.1747g、0.7491mmol)を添加し、混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで、室温で3時間撹拌した。反応をチオ硫酸ナトリウム飽和溶液で失活させた。分離した有機相をNaHCO3水溶液および塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をFlash−Master(溶剤:シクロヘキサン/EtOAc1/1)により精製して表題の化合物(164mg、96%)を白色の固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ(ppm)9.28(d,J=1.5Hz,1H),8.78(d,J=1.8Hz,1H),7.71−8.03(m,1H),4.02(s,3H),3.84(q,J=7.6Hz,2H),1.40(t,J=7.5Hz,3H).LCMS(方法 ZCQ13):保持時間0.91min,406/408(M+H).Mpt.228−229℃.

式(I)の化合物の特定の例が以下の表1〜130に例示されており、ここで、表A〜Kは基Bを示し、表L〜Qは基Aを示す。 A−B(I)

表1:この表は66種の式A1.014−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.049〜B1.084およびB1.091〜B1.120であり、A1.014は表Lに定義されている。

表2:この表は66種の式A1.018−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.049〜B1.084およびB1.091〜B1.120であり、A1.018は表Lに定義されている。

表3:この表は66種の式A1.022−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.049〜B1.084およびB1.091〜B1.120であり、A1.022は表Lに定義されている。

表4:この表は36種の式A1.014−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.036であり、A1.014は表Lに定義されている。

表5:この表は36種の式A1.018−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.036であり、A1.018は表Lに定義されている。

表6:この表は36種の式A1.022−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.036であり、A1.022は表Lに定義されている。

表7:この表は24種の式A1.014−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.024であり、A1.014は表Lに定義されている。

表8:この表は24種の式A1.018−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.024であり、A1.018は表Lに定義されている。

表9:この表は24種の式A1.022−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.024であり、A1.022は表Lに定義されている。

表10:この表は8種の式A1.014−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A1.014は表Lに定義されている。

表11:この表は8種の式A1.018−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A1.018は表Lに定義されている。

表12:この表は8種の式A1.022−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A1.022は表Lに定義されている。

表13:この表は24種の式A1.014−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A1.014は表Lに定義されている。

表14:この表は24種の式A1.018−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A1.018は表Lに定義されている。

表15:この表は24種の式A1.022−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A1.022は表Lに定義されている。

表16:この表は16種の式A1.014−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A1.014は表Lに定義されている。

表17:この表は16種の式A1.018−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A1.018は表Lに定義されている。

表18:この表は16種の式A1.022−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A1.022は表Lに定義されている。

表19:この表は54種の式A1.014−B7の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A1.014は表Lに定義されている。

表20:この表は54種の式A1.018−B7の化合物を開示するものであり、式中、B7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A1.018は表Lに定義されている。

表21:この表は54種の式A1.022−B7の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A1.022は表Lに定義されている。

表22:この表は12種の式A1.014−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A1.014は表Lに定義されている。

表23:この表は12種の式A1.018−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A1.018は表Lに定義されている。

表24:この表は12種の式A1.022−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A1.022は表Lに定義されている。

表25:この表は30種の式A1.014−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A1.014は表Lに定義されている。

表26:この表は30種の式A1.018−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A1.018は表Lに定義されている。

表27:この表は30種の式A1.022−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A1.0122は表Lに定義されている。

表28:この表は12種の式A1.014−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A1.014は表Lに定義されている。

表29:この表は12種の式A1.018−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A1.018は表Lに定義されている。

表30:この表は12種の式A1.022−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A1.022は表Lに定義されている。

表31:この表は64種の式A1.014−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A1.014は表Lに定義されている。

表29:この表は64種の式A1.018−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A1.018は表Lに定義されている。

表30:この表は64種の式A1.022−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A1.022は表Lに定義されている。

表31:この表は132種の式A2.006−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A2.006は表Mに定義されている。

表32:この表は132種の式A2.018−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A2.018は表Mに定義されている。

表33:この表は36種の式A2.006−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.0036であり、A2.006は表Mに定義されている。

表34:この表は36種の式A2.018−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.0036であり、A2.018は表Mに定義されている。

表35:この表は24種の式A2.006−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.0024であり、A2.0006は表Mに定義されている。

表36:この表は24種の式A2.018−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.0024であり、A2.018は表Mに定義されている。

表37:この表は8種の式A2.006−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A2.006は表Mに定義されている。

表38:この表は8種の式A2.018−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A2.018は表Mに定義されている。

表39:この表は24種の式A2.006−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A2.006は表Mに定義されている。

表40:この表は24種の式A2.018−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A2.018は表Mに定義されている。

表42:この表は16種の式A2.006−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A2.006は表Mに定義されている。

表43:この表は16種の式A2.018−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A2.018は表Mに定義されている。

表44:この表は54種の式A2.006−B7の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A2.0106は表Mに定義されている。

表45:この表は54種の式A2.018−B7の化合物を開示するものであり、式中、B7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A2.018は表Mに定義されている。

表46:この表は12種の式A2.006−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A2.006は表Mに定義されている。

表47:この表は12種の式A2.018−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A2.018は表Mに定義されている。

表48:この表は30種の式A2.006−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A2.006は表Mに定義されている。

表49:この表は30種の式A2.018−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A2.018は表Mに定義されている。

表50:この表は12種の式A2.006−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A2.006は表Mに定義されている。

表51:この表は12種の式A2.018−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A2.018は表Mに定義されている。

表52:この表は64種の式A2.006−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A2.006は表Mに定義されている。

表53:この表は64種の式A2.018−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A2.018は表Mに定義されている。

表54:この表は132種の式A3.006−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A3.006は表Nに定義されている。

表55:この表は132種の式A3.018−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A3.018は表Nに定義されている。

表56:この表は36種の式A3.006−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.0036であり、A3.006は表Nに定義されている。

表57:この表は36種の式A3.018−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.0036であり、A3.018は表Nに定義されている。

表58:この表は24種の式A3.006−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.0024であり、A3.006は表Nに定義されている。

表59:この表は24種の式A3.018−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.0024であり、A3.018は表Nに定義されている。

表60:この表は8種の式A3.006−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A3.006は表Nに定義されている。

表61:この表は8種の式A3.018−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A3.018は表Nに定義されている。

表62:この表は24種の式A3.006−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A3.006は表Nに定義されている。

表63:この表は24種の式A3.018−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A3.018は表Nに定義されている。

表64:この表は16種の式A3.006−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A3.006は表Nに定義されている。

表65:この表は16種の式A3.018−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A3.018は表Nに定義されている。

表66:この表は54種の式A3.006−B7の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A3.006は表Nに定義されている。

表67:この表は54種の式A3.018−B7の化合物を開示するものであり、式中、B7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A3.018は表Nに定義されている。

表68:この表は12種の式A3.006−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A3.006は表Nに定義されている。

表69:この表は12種の式A3.0018−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A3.018は表Nに定義されている。

表70:この表は30種の式A3.006−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A3.006は表Nに定義されている。

表71:この表は30種の式A3.018−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A3.018は表Nに定義されている。

表72:この表は12種の式A3.006−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A3.006は表Nに定義されている。

表73:この表は12種の式A3.018−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A3.018は表Nに定義されている。

表74:この表は64種の式A3.006−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A3.006は表Nに定義されている。

表75:この表は64種の式A3.018−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A3.018は表Nに定義されている。

表76:この表は132種の式A4.006−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A4.006は表Oに定義されている。

表77:この表は132種の式A4.008−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A4.008は表Oに定義されている。

表78:この表は36種の式A4.006−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.0036であり、A4.006は表Oに定義されている。

表79:この表は36種の式A4.008−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.0036であり、A4.008は表Oに定義されている。

表80:この表は24種の式A4.006−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.0024であり、A4.006は表Oに定義されている。

表81:この表は24種の式A4.008−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.0024であり、A4.008は表Oに定義されている。

表82:この表は8種の式A4.006−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A4.006は表Oに定義されている。

表83:この表は8種の式A4.008−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A4.008は表Oに定義されている。

表84:この表は24種の式A4.006−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A4.006は表Oに定義されている。

表85:この表は24種の式A4.008−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A4.008は表Oに定義されている。

表86:この表は16種の式A4.006−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A4.006は表Oに定義されている。

表87:この表は16種の式A4.008−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A4.008は表Oに定義されている。

表88:この表は54種の式A4.006−B7の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A4.006は表Oに定義されている。

表89:この表は54種の式A4.008−B7の化合物を開示するものであり、式中、B7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A4.008は表Oに定義されている。

表90:この表は12種の式A4.006−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A4.006は表Oに定義されている。

表91:この表は12種の式A4.008−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A4.008は表Oに定義されている。

表92:この表は30種の式A4.006−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A4.006は表Oに定義されている。

表93:この表は30種の式A4.008−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A4.008は表Oに定義されている。

表94:この表は12種の式A4.006−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A4.006は表Oに定義されている。

表95:この表は12種の式A4.008−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A4.008は表Oに定義されている。

表96:この表は64種の式A4.006−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A4.006は表Oに定義されている。

表97:この表は64種の式A4.008−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A3.008は表Oに定義されている。

表98:この表は132種の式A5.006−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A5.006は表Pに定義されている。

表99:この表は36種の式A5.006−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.0036であり、A5.006は表Pに定義されている。

表100:この表は24種の式A5.006−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.0024であり、A5.006は表Pに定義されている。

表101:この表は8種の式A5.006−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A4.006は表Pに定義されている。

表102:この表は24種の式A5.006−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A5.006は表Pに定義されている。

表103:この表は16種の式A5.006−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A5.006は表Pに定義されている。

表104:この表は54種の式A5.006−B7の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A5.006は表Pに定義されている。

表105:この表は12種の式A5.006−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A5.006は表Pに定義されている。

表106:この表は30種の式A5.006−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A5.006は表Pに定義されている。

表107:この表は12種の式A5.006−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A5.006は表Pに定義されている。

表108:この表は64種の式A5.006−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A5.006は表Pに定義されている。

表109:この表は132種の式A6.002−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A6.002は表Qに定義されている。

表110:この表は132種の式A6.014−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A6.014は表Qに定義されている。

表111:この表は36種の式A6.002−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.0036であり、A6.002は表Qに定義されている。

表112:この表は36種の式A6.014−B2の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB2は表Bに示されているラジカルB2.001〜B2.0036であり、A6.014は表Qに定義されている。

表113:この表は24種の式A6.002−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.0024であり、A6.002は表Qに定義されている。

表114:この表は24種の式A6.014−B3の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB3は表Cに示されているラジカルB3.001〜B3.0024であり、A6.014は表Qに定義されている。

表115:この表は8種の式A6.002−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A6.002は表Qに定義されている。

表116:この表は8種の式A6.014−B4の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB4は表Dに示されているラジカルB4.001〜B4.008であり、A6.014は表Qに定義されている。

表117:この表は24種の式A6.002−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A6.002は表Qに定義されている。

表118:この表は24種の式A6.014−B5の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB5は表Eに示されているラジカルB5.001〜B5.024であり、A4.014は表Qに定義されている。

表119:この表は16種の式A6.002−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A6.002は表Qに定義されている。

表120:この表は16種の式A6.014−B6の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB6は表Fに示されているラジカルB6.001〜B6.016であり、A6.014は表Qに定義されている。

表121:この表は54種の式A6.002−B7の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A6.002は表Qに定義されている。

表122:この表は54種の式A6.014−B7の化合物を開示するものであり、式中、B7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A6.014は表Qに定義されている。

表123:この表は12種の式A6.002−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A6.002は表Qに定義されている。

表124:この表は12種の式A6.0014−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A6.014は表Qに定義されている。

表125:この表は30種の式A6.002−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A6.002は表Qに定義されている。

表126:この表は30種の式A6.014−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A6.014は表Qに定義されている。

表127:この表は12種の式A6.002−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A6.002は表Qに定義されている。

表128:この表は12種の式A6.014−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A6.014は表Qに定義されている。

表129:この表は64種の式A6.002−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A6.002は表Qに定義されている。

表130:この表は64種の式A6.014−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A6.014は表Qに定義されている。

表131:この表は132種の式A7.002−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A7.002は表Rに定義されている。

表132:この表は132種の式A7.006−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A7.006は表Rに定義されている。

表133:この表は132種の式A7.010−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A7.010は表Rに定義されている。

表134:この表は54種の式A7.002−B7の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A7.002は表Rに定義されている。

表135:この表は54種の式A7.006−B7の化合物を開示するものであり、式中、B7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A7.006は表Rに定義されている。

表136:この表は54種の式A7.010−B7の化合物を開示するものであり、式中、B7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A7.010は表Rに定義されている。

表137:この表は12種の式A7.002−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A7.002は表Rに定義されている。

表138:この表は12種の式A7.006−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A7.006は表Rに定義されている。

表139:この表は12種の式A7.010−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A7.010は表Rに定義されている。

表140:この表は30種の式A7.002−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A7.002は表Rに定義されている。

表142:この表は30種の式A7.006−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A7.006は表Rに定義されている。

表143:この表は30種の式A7.010−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A7.010は表Rに定義されている。

表144:この表は12種の式A7.002−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A7.002は表Rに定義されている。

表145:この表は12種の式A7.006−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A7.006は表Rに定義されている。

表146:この表は12種の式A7.010−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A7.010は表Rに定義されている。

表147:この表は64種の式A7.002−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A7.002は表Rに定義されている。

表148:この表は64種の式A7.006−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A7.006は表Rに定義されている。

表149:この表は64種の式A7.010−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A7.010は表Rに定義されている。

表150:この表は132種の式A8.002−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A8.002は表Rに定義されている。

表151:この表は132種の式A8.006−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A8.006は表Sに定義されている。

表152:この表は132種の式A8.010−B1の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB1は表Aに示されているラジカルB1.001〜B1.132であり、A8.010は表Sに定義されている。

表153:この表は54種の式A8.002−B7の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A8.002は表Sに定義されている。

表154:この表は54種の式A8.006−B7の化合物を開示するものであり、式中、B7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A8.006は表Rに定義されている。

表155:この表は54種の式A8.010−B7の化合物を開示するものであり、式中、B7は表Gに示されているラジカルB7.001〜B7.054であり、A8.010は表Rに定義されている。

表156:この表は12種の式A8.002−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A8.002は表Sに定義されている。

表157:この表は12種の式A8.006−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A8.006は表Sに定義されている。

表158:この表は12種の式A8.010−B8の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB8は表Hに示されているラジカルB8.001〜B8.012であり、A8.010は表Sに定義されている。

表159:この表は30種の式A8.002−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A8.002は表Sに定義されている。

表160:この表は30種の式A4.006−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A8.006は表Sに定義されている。

表161:この表は30種の式A8.010−B9の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB9は表Iに示されているラジカルB9.001〜B9.030であり、A8.010は表Sに定義されている。

表162:この表は12種の式A8.002−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A8.002は表Sに定義されている。

表164:この表は12種の式A8.006−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A8.006は表Sに定義されている。

表165:この表は12種の式A8.010−B10の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB10は表Jに示されているラジカルB10.001〜B10.012であり、A8.010は表Sに定義されている。

表166:この表は64種の式A8.002−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A8.002は表Sに定義されている。

表167:この表は64種の式A8.006−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A8.006は表Sに定義されている。

表168:この表は64種の式A8.010−B11の化合物を開示するものであり、式中、ラジカルB11は表Kに示されているラジカルB11.001〜B11.064であり、A8.010は表Sに定義されている。

実施形態(1)〜(7)として定義されている式Iの化合物の群が好ましく、以下に例示されている。

本発明に係る式Iの化合物の特に好ましい群は実施形態(1)として定義され、以下の組み合わせを含む。 (1):ラジカルA2とB7、B9およびB11から選択されるラジカルB; ここで、A2は、好ましくは、ラジカルA2.1

(式中、R40は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルであり; G21は、窒素、CH、C−C1〜C6アルキル、C−C1〜C6ハロアルキル、C−ハロゲン、C−CN、C−O−C1〜C4アルキル、C−S−C1〜C4アルキル、C−SO2−C1〜C4アルキル、C−S−フェニル、C−SO2−フェニルまたはC−SO2−C1〜C4ハロアルキルであり;および G51は、窒素、CH、C−C1〜C6アルキル、C−C1〜C6ハロアルキル、C−ハロゲン、C−CN、C−O−C1〜C4アルキル、C−S−C1〜C4アルキル、C−SO2−C1〜C4アルキル、C−S−フェニル、C−SO2−フェニルまたはC−SO2−C1〜C4ハロアルキルである)によって表され、また、ラジカルB7、B9およびB11は、好ましくは、B7.1、B9.1およびB11.1

(式中、mは0、1または2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);

(式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);ならびに

(式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである) から選択されるラジカルによって表される。

特に好ましい実施形態(1)に係る化合物は、実施形態(1.1)によって表され、ここで、 (1.1)ラジカルA2.1において、

R40はC1〜C4ハロアルキル、特にトリフルオロメチルであり; G21は窒素またはCHであり;および G51は、窒素またはC−C1〜C6アルキル、特に窒素またはC−メチルであり; また、ラジカルB7.1、B9.1およびB11.1において

mは2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R42はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり;

mは2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R44はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり;

mは2であり; R45はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R46はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルである。

本発明に係る式Iの化合物のさらに特に好ましい群は実施形態(2)として定義され、以下の組み合わせを含む。 (2):ラジカルA3とB7、B9およびB11から選択されるラジカルB; ここで、A3は、好ましくは、ラジカルA3.1

(式中、R47は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルであり; G41は、窒素、CH、C−C1〜C6アルキル、C−C1〜C6ハロアルキル、C−ハロゲン、C−CN、C−O−C1〜C4アルキル、C−S−C1〜C4アルキル、C−SO2−C1〜C4アルキル、C−S−フェニル、C−SO2−フェニルまたはC−SO2−C1〜C4ハロアルキルであり;および G22は、窒素、CH、C−C1〜C6アルキル、C−C1〜C6ハロアルキル、C−ハロゲン、C−CN、C−O−C1〜C4アルキル、C−S−C1〜C4アルキル、C−SO2−C1〜C4アルキル、C−S−フェニル、C−SO2−フェニルまたはC−SO2−C1〜C4ハロアルキルである)によって表され、また、ラジカルB7、B9およびB11は、好ましくは、B7.1、B9.1およびB11.1

(式中、mは0、1または2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);

(式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);および

(式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである) から選択されるラジカルによって表される。

特に好ましい実施形態(2)に係る化合物は実施形態(2.1)によって表され、ここで、 (2.1)ラジカルA3.1において

R47はC1〜C4ハロアルキル、特にトリフルオロメチルであり; G22は窒素またはCHであり;および G41は窒素またはC−C1〜C6アルキル、特に窒素またはC−メチルであり; また、ラジカルB7.1、B9.1およびB11.1において

mは2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R42はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり;

mは2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R44はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり;

mは2であり; R45はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R46はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルである。

本発明に係る式Iの化合物のさらに特に好ましい群は実施形態(3)として定義され、以下の組み合わせを含む。 (3):ラジカルA4とラジカルB1、 ここで、A4は、好ましくは、ラジカルA4.1

(式中、R48は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルであり; J3は、硫黄、酸素またはN−メチルであり;および R49は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、CN、O−C1〜C4アルキル、S−C1〜C4アルキル、SO2−C1〜C4アルキル、S−フェニル、SO2−フェニルまたはSO2−C1〜C4ハロアルキルである); によって表され、また、ラジカルB1は

(式中、mは0、1または2であり; R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R50は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである) である。

好ましい実施形態(3)に係る化合物はまた、実施形態(3.1)によって表され、ここで、 (3.1)ラジカルA4.1において

R48はC1〜C4ハロアルキル、特にトリフルオロメチルであり; J3は、酸素、硫黄またはN−メチルであり;および R49は、水素またはC1〜C6アルキル、特に水素またはメチルである) また、ラジカルB1、B7、B9およびB11は、好ましくは、B1.1、B7.1、B9.1およびB11.1

(式中、mは0、1または2であり; R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R50は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);

(式中、mは0、1または2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);

(式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);および

(式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである) から選択されるラジカルによって表される。

さらに特に好ましい実施形態(3)に係る化合物は実施形態(3.2)によって表され、ここで、 (3.2)ラジカルA4.1において

R48はC1〜C4ハロアルキル、特にトリフルオロメチルであり; J3は、酸素、硫黄またはN−メチルであり;および R49は、水素またはC1〜C6アルキル、特に水素またはメチルであり; また、ラジカルB1.1において

mは2であり; V11は窒素またはメチンであり; R51はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R50は、水素またはC1〜C4ハロアルキル、好ましくは水素またはトリフルオロメチルである。

本発明に係る式Iの化合物のさらに特に好ましい群は実施形態(4)として定義され、以下の組み合わせを含む。 (4):ラジカルA5とB1、B7、B9およびB11から選択されるラジカルB; ここで、A5は、好ましくは、ラジカルA5.1

(式中、 G55は窒素またはC−R53であり; R53はC1〜C4アルキルであり; G25は窒素またはメチンであり;および R52は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルである); によって表され、また、ラジカルB1、B7、B9およびB11は、好ましくは、B1.1、B7.1、B9.1およびB11.1

(式中、mは0、1または2であり; R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R50は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり);

(式中、mは0、1または2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);

(式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);および

(式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである) から選択されるラジカルによって表される。

特に好ましい実施形態(4)に係る化合物は実施形態(4.1)によって表され、ここで、 (4.1)ラジカルA5.1において

R52はC1〜C4ハロアルキル、特にトリフルオロメチルであり; G55は、窒素またはC−C1〜C4アルキル、好ましくは窒素またはメチルであり;および G25は窒素またはメチンであり; また、ラジカルB1.1において

mは2であり; V11は窒素またはメチンであり; R51はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R50は、水素またはC1〜C4ハロアルキル、好ましくは水素またはトリフルオロメチルであり; ラジカルB7.1において

mは2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R42はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり; ラジカルB9.1において

mは2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R44はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり; および、ラジカルB11.1において

mは2であり; R45はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R46はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルである。

本発明に係る式Iの化合物のさらに特に好ましい群は実施形態(5)として定義され、以下の組み合わせを含む。 (5):ラジカルA6とB1、B7、B9およびB11から選択されるラジカルB; ここで、A6は、好ましくは、ラジカルA6.1

(式中、 G36は、N−R55、酸素または硫黄であり; R55はC1〜C4アルキルであり; G26は窒素またはメチンであり;および R54は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルである); によって表され、また、ラジカルB1、B7、B9およびB11は、好ましくは、B1.1、B7.1、B9.1およびB11.1

(式中、mは0、1または2であり; R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R50は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);

(式中、mは0、1または2であり; は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);

(式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);および

(式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである) から選択されるラジカルによって表される。

特に好ましい実施形態(5)に係る化合物は実施形態(5.1)によって表され、ここで、 (5.1)ラジカルA6.1において

R54はC1〜C4ハロアルキル、特にトリフルオロメチルであり; G36は、N−C1〜C4アルキル、酸素または硫黄;好ましくは、N−CH3、酸素または硫黄であり;および G26は窒素またはメチンであり; また、ラジカルB1.1において

mは2であり; V11は窒素またはメチンであり; R51はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R50は、水素またはC1〜C4ハロアルキル、好ましくは水素またはトリフルオロメチルであり; ラジカルB7.1において

mは2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R42はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり; ラジカルB9.1において

mは2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R44はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり; および、ラジカルB11.1において

mは2であり; R45はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R46はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルである。

本発明に係る式Iの化合物のさらに特に好ましい群は実施形態(6)として定義され、以下の組み合わせを含む。 (6):ラジカルA7とB1、B7、B9およびB11から選択されるラジカルB; ここで、A7は、好ましくは、ラジカルA7.1

(式中、 G57は窒素またはC−R57であり; R57は水素またはC1〜C4アルキルであり;および R56は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルである); によって表され、また、ラジカルB1、B7、B9およびB11は、好ましくは、B1.1、B7.1、B9.1およびB11.1

(式中、mは0、1または2であり; R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R50は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);

(式中、mは0、1または2であり; V82は、窒素、メチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);

(式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);および

(式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである) から選択されるラジカルによって表される。

特に好ましい実施形態(6)に係る化合物は実施形態(6.1)によって表され、ここで、 (6.1)ラジカルA7.1において

R56はC1〜C4ハロアルキル、特にトリフルオロメチルであり;および G57は、窒素、C−HまたはC−C1〜C4アルキル;好ましくは、窒素、C−HまたはC−CH3であり; また、ラジカルB1.1において

mは2であり; V11は窒素またはメチンであり; R51はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R50は、水素またはC1〜C4ハロアルキル、好ましくは水素またはトリフルオロメチルであり; ラジカルB7.1において

mは2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R42はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり; ラジカルB9.1において

mは2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R44はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり; および、ラジカルB11.1において

mは2であり; R45はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R46はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルである。

本発明に係る式Iの化合物のさらに特に好ましい群は実施形態(7)として定義され、以下の組み合わせを含む。 (7):ラジカルA8とB1、B7、B9およびB11から選択されるラジカルB; ここで、A8は、好ましくは、ラジカルA8.1

(式中、 G48は窒素またはC−R59であり; R59は水素またはC1〜C4アルキルであり;および R58は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルである); によって表され、また、ラジカルB1、B7、B9およびB11は、好ましくは、B1.1、B7.1、B9.1およびB11.1

(式中、mは0、1または2であり; R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R50は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);

(式中、mは0、1または2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);

(式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである);および

(式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである) から選択されるラジカルによって表される。

特に好ましい実施形態(7)に係る化合物は実施形態(7.1)によって表され、ここで、 (7.1)ラジカルA8.1において

R58はC1〜C4ハロアルキル、特にトリフルオロメチルであり;および G48は、窒素、C−HまたはC−C1〜C4アルキル;好ましくは、窒素、C−HまたはC−CH3であり; また、ラジカルB1.1において

mは2であり; V11は窒素またはメチンであり; R51はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R50は、水素またはC1〜C4ハロアルキル、好ましくは水素またはトリフルオロメチルであり; ラジカルB7.1において

mは2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R42はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり; ラジカルB9.1において

mは2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R44はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルであり; および、ラジカルB11.1において

mは2であり; R45はC1〜C4アルキル、好ましくはエチルであり;および R46はC1〜C4ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチルである。

特に好ましい本発明の式Iの化合物が以下の表V1〜V26に列挙されている。表V1〜V26は本発明のさらなる実施形態を表す:これらの表において、例えば、EtはCH2CH3であり、MeはCH3であり、NMeはN−CH3であり、CMeはC−Meである。

任意の所望される濃度のエマルジョンはこのような濃縮物から水による希釈で調製可能である。

溶液は、微小滴の形態での使用に好適である。

活性処方成分をジクロロメタン中に溶解し、この溶液をキャリアに噴霧し、その後、溶剤を減圧中で蒸発させる。

すぐに使用できる粉剤は、キャリアおよび活性処方成分を均質に混合することにより得られる。

活性処方成分を添加剤と混合し、混合物を好適なミル中で完全に粉砕する。これにより水和剤が得られ、これを水で希釈して任意の所望される濃度の懸濁液を得ることが可能である。

実施例F6:押出し顆粒 活性処方成分 10% リグノスルホン酸ナトリウム 2% カルボキシメチルセルロース 1% カオリン 87%

活性処方成分を添加剤と混合し、混合物を粉砕し、水で湿らし、押出し、粒状化し、空気流中で乾燥させる。

実施例F7:被覆顆粒活性処方成分 3% ポリエチレングリコール(MW 200) 3% カオリン 94%

ミキサ中で、微細に粉砕した活性処方成分を、ポリエチレングリコールで湿らせたカオリンに均一に適用する。これによりダストフリー被覆顆粒が得られる。

実施例F8:懸濁液濃縮物 活性処方成分 40% エチレングリコール 10% ノニルフェノキシポリエチレングリコールエーテル(15molのEO) 6% リグノスルホン酸ナトリウム 10% カルボキシメチルセルロース 1% 37 % ホルムアルデヒド水溶液 0.2% シリコーン油(75%水性エマルジョン) 0.8% 水 32%

微細に粉砕した活性処方成分を添加剤と均質に混合する。任意の所望される濃度の懸濁液を、このようにして得られる懸濁液濃縮物から水で希釈することにより調製することが可能である。

組み合わせを補助剤と完全に混合し、混合物を好適なミルで完全に粉砕して、種子処理に直接用いることが可能である粉末が得られる。

実施例F10:乳化性濃縮物 活性処方成分 10% オクチルフェノールポリエチレングリコールエーテル 3% (4〜5molのエチレンオキシド) ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 3% ヒマシ油ポリグリコールエーテル(35molのエチレンオキシド) 4% シクロヘキサノン 30% キシレン混合物 50%

植物の保護に用いることが可能であるいずれかの要求される希釈率のエマルジョンは、この濃縮物から水による希釈によって得ることが可能である。

実施例F11:種子処理用流動性濃縮物 活性処方成分 40% プロピレングリコール 5% コポリマーブタノールPO/EO 2% 10〜20モルのEOを伴うトリスチレンフェノール 2% 1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(20%水溶液の形態) 0.5% モノアゾ顔料カルシウム塩 5% シリコーン油(水中の75 %エマルジョンの形態) 0.2% 水 45.3%

微細に粉砕した組み合わせを補助剤と均質に混合して懸濁液濃縮物を得、これから、いずれかの所望される希釈率の懸濁液を水による希釈によって得ることが可能である。このような希釈物を用いることで、吹付け、注入または浸漬により、生きている植物ならびに植物繁殖体を処理し、微生物による外寄生に対して保護することが可能である。

本発明による組成物の活性は、他の殺虫的、殺ダニ的および/または殺菌・殺カビ的に活性な処方成分を加えることにより、相当な広範化、および、流行している状況に対する適応が可能である。式Iの化合物と他の殺虫的、殺ダニ的および/または殺菌・殺カビ的に活性な処方成分との混合物はまた、より広い意味で、相乗的活性とも説明可能であるさらに意外な利点を有し得る。例えば、植物によるより優れた耐性、低い殺草性、異なる成長段階昆虫を防除可能であること、または、例えば粉砕もしくは混合の最中、保管もしくは使用の最中といった製造中の挙動が良好であることである。

ここで、活性処方成分に対する好適な添加物は、例えば、以下の分類の活性処方成分が代表的である:有機リン化合物、ニトロフェノール誘導体、チオ尿素、幼虫ホルモン、ホルムアミジン、ベンゾフェノン誘導体、尿素、ピロール誘導体、カルバメート、ピレスロイド、塩素化炭化水素、アシル尿素、ピリジルメチレンアミノ誘導体、マクロライド、ネオニコチノイドおよびバチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)調製物。

式Iの化合物と活性処方成分との以下の混合物が好ましい(「TX」という略記は、「本発明の表1〜168およびV1〜V26に記載の化合物からなる群から選択される1種の化合物」を意味する)。 石油(代替名)(628)+TXから構成される物質群から選択される補助剤、 アセキノシル([57960−19−7][CCN])+TX、フェンピロキシメート[134098−61−6][CCN]+TX、フルシトリネート[70124−77−5][CCN]+TX、1,1−ビス(4−クロロフェニル)−2−エトキシエタノール(IUPAC名)(910)+TX、ヘキシチアゾックス[78587−05−0][CCN]+TX、2,4−ジクロロフェニルベンゼンスルホネート(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1059)+TX、2−フルオロ−N−メチル−N−1−ナフチルアセタミド(IUPAC名)(1295)+TX、4−クロロフェニルフェニルスルホン(IUPAC名)(981)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセキノシル(3)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドフルメト[CCN]+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミトン(875)+TX、シュウ酸水素アミトン(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アラマイト(881)+TX、三酸化ヒ素(882)+TX、AVI382(化合物コード)+TX、AZ60541(化合物コード)+TX、アジンホスエチル(44)+TX、アジンホスメチル(45)+TX、アゾベンゼン(IUPAC名)(888)+TX、アゾシクロチン(46)+TX、アゾトエート(889)+TX、ベノミル(62)+TX、ベノキサホス(代替名)[CCN]+TX、ベンゾキメート(71)+TX、ベンジル安息香酸塩(IUPAC名)[CCN]+TX、ビフェナゼート(74)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビナパクリル(907)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホスエチル(921)+TX、ブロモプロピレート(94)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、多硫酸カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロール(941)+TX、カルバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、CGA50’439(開発コード)(125)+TX、チノメチオナート(126)+TX、クロルベンシド(959)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルムヒドロクロリド(964)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェネトール(968)+TX、クロルフェンソン(970)+TX、クロルフェンスルフィド(971)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロロベンジラート(975)+TX、クロロメブホルム(977)+TX、クロロメチウロン(978)+TX、クロロプロピレート(983)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホスメチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリンス(696)+TX、クロフェンテジン(158)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クフラエブ(1013)+TX、シアントエート(1020)+TX、シフルメトフェン[400882−07−7]+TX、シハロトリン(196)+TX、シヘキサチン(199)+TX、シペルメトリン(201)+TX、DCPM(1032)+TX、DDT(219)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン−O(1037)+TX、デメフィオン−S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトンメチル(224)+TX、デメトン−O(1038)+TX、デメトン−O−メチル(224)+TX、デメトン−S(1038)+TX、デメトン−S−メチル(224)+TX、デメトン−S−メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ダイアジノン(227)+TX、ジクロフルアニド(230)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジコホル(242)+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジエノクロル(1071)+TX、ジメホクス(1081)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジナクチン(代替名)(653)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクスジクレキシン(1089)+TX、ジノブトン(269)+TX、ジノカップ(270)+TX、ジノカップ−4[CCN]+TX、ジノカップ−6[CCN]+TX、ジノクトン(1090)+TX、ジノペントン(1092)+TX、ジノスルホン(1097)+TX、ジノテルボン(1098)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジフェニルスルホン(IUPAC名)(1103)+TX、ジスルフィラム(代替名)[CCN]+TX、ジスルホトン(278)+TX、DNOC(282)+TX、ドフェナピン(1113)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、EPN(297)+TX、エピリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エチオン(309)+TX、エトエートメチル(1134)+TX、エトキサゾール(320)+TX、エトリムホス(1142)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェナザキン(328)+TX、酸化フェンブタスズ(330)+TX、フェノチオカルブ(337)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンピロキシメート(345)+TX、フェンソン(1157)+TX、フェントリファニル(1161)+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フルアクリピリム(360)+TX、フルアズロン(1166)+TX、フルベンジミン(1167)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルオルベンシド(1174)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC1137(開発コード)(1185)+TX、ホルメタネート(405)+TX、ホルメタネートヒドロクロリド(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、γ−HCH(430)+TX、グリオジン(1205)+TX、ハルフェンプロクス(424)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシレート(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1216)+TX、ヘキシチアゾクス(441)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イソカルボホス(代替名)(473)+TX、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ジョドフェンホス(1248)+TX、リンダン(430)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、メカルバム(502)+TX、メホスフォラン(1261)+TX、メスルフェン(代替名)[CCN]+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メソミル(531)+TX、臭化メチル(537)+TX、メトルカルブ(550)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、ミパホクス(1293)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、NC−512(化合物コード)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニッコマイシン(代替名)[CCN]+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI−0101(化合物コード)+TX、NNI−0250(化合物コード)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’−DDT(219)+TX、パラチオン(615)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(代替名)(628)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホキシム(642)+TX、ピリミホスメチル(652)+TX、ポリクロロテルペン(慣習名)(1347)+TX、ポリナクチン(代替名)(653)+TX、プロクロノール(1350)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロマシル(1354)+TX、プロパルギット(671)+TX、プロペタムホス(673)+TX、プロポキスル(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロトエート(1362)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、キナルホス(711)+TX、キンチオホス(1381)+TX、R−1492(開発コード)(1382)+TX、RA−17(開発コード)(1383)+TX、ロテノン(722)+TX、シュラダン(1389)+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、SI−0009(化合物コード)+TX、ソファミド(1402)+TX、スピロジクロフェン(738)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、SSI−121(開発コード)(1404)+TX、スルフィラム(代替名)[CCN]+TX、スルフラミド(750)+TX、スルホテプ(753)+TX、スルフル(754)+TX、SZI−121(開発コード)(757)+TX、τ−フルバリネート(398)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、TEPP(1417)+TX、テルバム(代替名)+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラジホン(786)+TX、テトラナクチン(代替名)(653)+TX、テトラスル(1425)+TX、チアフェノクス(代替名)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオキノックス(1436)+TX、ツリンギエンシン(代替名)[CCN]+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアラテン(1443)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリナクチン(代替名)(653)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]およびYI−5302(化合物コード)+TXから構成される物質群から選択される殺ダニ剤、 ベトキサジン[CCN]+TX、ニオクタノン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、硫酸銅(172)+TX、シブトリン[CCN]+TX、ジクロン(1052)+TX、ジクロロフェン(232)+TX、エンドタール(295)+TX、フェンチン(347)+TX、消石灰[CCN]+TX、ナーバム(566)+TX、キノクラミン(714)+TX、キノンアミド(1379)+TX、シマジン(730)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TXから構成される物質群から選択される殺藻剤、 アバメクチン(1)+TX、クルホメート(1011)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エピリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ピペラジン[CCN]+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)およびチオファネート(1435)+TXから構成される物質群から選択される駆虫薬、 クロラロース(127)+TX、エンドリン(1122)+TX、フェンチオン(346)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)およびストリキニン(745)+TXから構成される物質群から選択される殺鳥剤、 1−ヒドロキシ−1H−ピリジン−2−チオン(IUPAC名)(1222)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、8−硫酸ヒドロキシキノリン(446)+TX、ブロノポール(97)+TX、ニオクタノン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、水酸化銅(IUPAC名)(169)+TX、クレゾール[CCN]+TX、ジクロロフェン(232)+TX、ジピリチオン(1105)+TX、ドジチン(1112)+TX、フェナミノスルフ(1144)+TX、ホルムアルデヒド(404)+TX、ヒドラルガフェン(代替名)[CCN]+TX、カスガマイシン(483)+TX、カスガマイシンヒドロクロリド水和物(483)+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)(IUPAC名)(1308)+TX、ニトラピリン(580)+TX、オクチリノン(590)+TX、オキソリン酸(606)+TX、オキシテトラサイクリン(611)+TX、硫酸ヒドロキシキノリンカリウム(446)+TX、プロベナゾール(658)+TX、ストレプトマイシン(744)+TX、ストレプトマイシンセスキスルフェート(744)+TX、テクロフタラム(766)+TX、およびチオメルサール(代替名)[CCN]+TXから構成される物質群から選択される殺バクテリア剤、 リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV(代替名)(12)+TX、アグロバクテリウムラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)(代替名)(13)+TX、 アムブリセイウス属の一種(Amblyseius spp.)(代替名)(19)+TX、アナグラファファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV(代替名)(28)+TX、アングルスアトムス(Anagrus atomus)(代替名)(29)+TX、アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)(代替名)(33)+TX、コレマンアブラバチ(Aphidius colemani)(代替名)(34)+TX、ショクガタマバエ(Aphidoletes aphidimyza)(代替名)(35)+TX、オートグラファカリホルニカ(Autographa californica NPV)(代替名)(38)+TX、バシラスフィルムス(Bacillus firmus)(代替名)(48)+TX、バシラススファエリクス(Bacillus sphaericus Neide)(学名)(49)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis Berliner)(学名)(51)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis subsp.aizawai)(学名)(51)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis subsp.israelensis)(学名)(51)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis subsp.japonensis)(学名)(51)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)(学名)(51)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis subsp.tenebrionis)(学名)(51)+TX、ベアウベリアバッシアナ(Beauveria bassiana)(代替名)(53)+TX、ベアウベリアブロングニアルチイ(Beauveria brongniartii)(代替名)(54)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(代替名)(151)+TX、ツマアカオオヒメテントウ(Cryptolaemus montrouzieri)(代替名)(178)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV(代替名)(191)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(代替名)(212)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(代替名)(254)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(学名)(293)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(代替名)(300)+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)NPV(代替名)(431)+TX、ヘテロルハブジチスバクテリオホラ(Heterorhabditis bacteriophora)およびH.メギジス(H.megidis)(代替名)(433)+TX、ヒポダミアコンベルゲンス(Hippodamia convergens)(代替名)(442)+TX、フジコナヒゲナガトビコバチ(Leptomastix dactylopii)(代替名)(488)+TX、マクロロフスカリジノサス(Macrolophus caliginosus)(代替名)(491)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV(代替名)(494)+TX、メタフィクスヘルボルス(Metaphycus helvolus)(代替名)(522)+TX、メタリジウムアニソプリアエ(Metarhizium anisopliae var.acridum)(学名)(523)+TX、メタリジウムアニソプリアエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)(学名)(523)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer NPV)およびN.レコンテイ(N.lecontei NPV)(代替名)(575)+TX、ヒメハナカメムシ属の一種(Orius spp.)(代替名)(596)+TX、パエシロマイセスフモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(代替名)(613)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(代替名)(644)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)マルチカプシド核多角体ウイルス(学名)(741)+TX、ステイネルネマビビオニス(Steinernema bibionis)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマカルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマフェルチアエ(Steinernema feltiae)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマグラセリ(Steinernema glaseri)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマリオブラエb(Steinernema riobrave)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマリオブラビス(Steinernema riobravis)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマスカプテリスキ(Steinernema scapterisci)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマ属の一種(Steinernema spp.)(代替名)(742)+TX、トリコグラマ属の一種(Trichogramma spp.)(代替名)(826)+TX、チフロドロムスオクシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)(代替名)(844)およびベルチシリウムレカニイ(Verticillium lecanii)(代替名)(848)+TXから構成される物質群から選択される生物剤、 ヨードメタン(IUPAC名)(542)および臭化メチル(537)+TXから構成される物質群から選択される土壌不毛剤、 アホレート[CCN]+TX、ビサジル(代替名)[CCN]+TX、ブスルファン(代替名)[CCN]+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジマチフ(代替名)[CCN]+TX、ヘメル[CCN]+TX、ヘムパ[CCN]+TX、メテパ[CCN]+TX、メチオテパ[CCN]+TX、メチルアホレート[CCN]+TX、モルジド[CCN]+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、テパ[CCN]+TX、チオヘムパ(代替名)[CCN]+TX、チオテパ(代替名)[CCN]+TX、トレタミン(代替名)[CCN]およびウレデパ(代替名)[CCN]+TXから構成される物質群から選択される不妊化剤、 (E)−デカ−5−エン−1−イルアセテートを伴う(E)−デカ−5−エン−1−オール(IUPAC名)(222)+TX、(E)−トリデカ−4−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(829)+TX、(E)−6−メチルヘプタ−2−エン−4−オール(IUPAC名)(541)+TX、(E,Z)−テトラデカ−4,10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(779)+TX、(Z)−ドデカ−7−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(285)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エナル(IUPAC名)(436)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(437)+TX、(Z)−ヘキサデカ−13−エン−11−イン−1−イルアセテート(IUPAC名)(438)+TX、(Z)−イコス−13−エン−10−オン(IUPAC名)(448)+TX、(Z)−テトラデカ−7−エン−1−アル(IUPAC名)(782)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−オール(IUPAC名)(783)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(784)+TX、(7E,9Z)−ドデカ−7,9−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(283)+TX、(9Z,11E)−テトラデカ−9,11−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(780)+TX、(9Z,12E)−テトラデカ−9,12−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(781)+TX、14−メチルオクタデカ−1−エン(IUPAC名)(545)+TX、4−メチルノナン−5−オールを伴う4−メチルノナン−5−オン(IUPAC名)(544)+TX、α−ムルチストリアチン(代替名)[CCN]+TX、ブレビコミン(代替名)[CCN]+TX、コドレルレ(代替名)[CCN]+TX、コドレモン(代替名)(167)+TX、クエルレ(代替名)(179)+TX、ジスパールア(277)+TX、ドデカ−8−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(286)+TX、ドデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(287)+TX、ドデカ−8+TX、10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(284)+TX、ドミニカルア(代替名)[CCN]+TX、エチル4−メチルオクタノエート(IUPAC名)(317)+TX、オイゲノール(代替名)[CCN]+TX、フロンタリン(代替名)[CCN]+TX、ゴシップルア(代替名)(420)+TX、グランドルア(421)+TX、グランドルアI(代替名)(421)+TX、グランドルアII(代替名)(421)+TX、グランドルアIII(代替名)(421)+TX、グランドルアIV(代替名)(421)+TX、ヘキサルア[CCN]+TX、イプスジエノール(代替名)[CCN]+TX、イプセノール(代替名)[CCN]+TX、ジャポニルア(代替名)(481)+TX、リネアチン(代替名)[CCN]+TX、リトルア(代替名)[CCN]+TX、ループルア(代替名)[CCN]+TX、メドルア[CCN]+TX、メガトモ酸(代替名)[CCN]+TX、メチルオイゲノール(代替名)(540)+TX、ムスカルア(563)+TX、オクタデカ−2,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(588)+TX、オクタデカ−3,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(589)+TX、オルフラルア(代替名)[CCN]+TX、オリクタルア(代替名)(317)+TX、オストラモン(代替名)[CCN]+TX、シグルア[CCN]+TX、ソルジジン(代替名)(736)+TX、スルカトール(代替名)[CCN]+TX、テトラデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(785)+TX、トリメドルア(839)+TX、トリメドルアA(代替名)(839)+TX、トリメドルアB1(代替名)(839)+TX、トリメドルアB2(代替名)(839)+TX、トリメドルアC(代替名)(839)およびトランクコール(代替名)[CCN]+TXから構成される物質群から選択される昆虫フェロモン、 2−(オクチルチオ)−エタノール(IUPAC名)(591)+TX、ブトピロノキシル(933)+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)(936)+TX、ジブチルアジペート(IUPAC名)(1046)+TX、フタル酸ジブチル(1047)+TX、ジブチルコハク酸塩(IUPAC名)(1048)+TX、ジエチルトルアミド[CCN]+TX、ジメチルカルベート[CCN]+TX、ジメチルフタレート[CCN]+TX、エチルヘキサンジオール(1137)+TX、ヘキサミド[CCN]+TX、メトキンブチル(1276)+TX、メチルネオデカンアミド[CCN]+TX、オキサメート[CCN]およびピカリジン[CCN]+TXから構成される物質群から選択される昆虫忌避剤、 モンフルオロトリン[609346−29−4]+TX、ピラフルプロール[315208−17−4]+TX、フロメトキン[875775−74−9]+TX、フルピラジフロン[951659−40−8]+TX、1−ジクロロ−1−ニトロエタン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1058)+TX、1,1−ジクロロ−2,2−ビス(4−エチルフェニル)−エタン(IUPAC名)(1056)、+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンを伴う1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1−ブロモ−2−クロロエタン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(916)+TX、2,2,2−トリクロロ−1−(3,4−ジクロロフェニル)酢酸エチル(IUPAC名)(1451)+TX、2,2−ジクロロビニル2−エチルスルフィニルエチルメチルリン酸(IUPAC名)(1066)+TX、2−(1,3−ジチオラン−2−イル)フェニルジメチルカルバメート(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1109)+TX、2−(2−ブトキシエトキシ)エチルチオシアネート(IUPAC/Chemical Abstracts名)(935)+TX、2−(4,5−ジメチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニルメチルカルバメート(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1084)+TX、2−(4−クロロ−3,5−キシリルオキシ)エタノール(IUPAC名)(986)+TX、2−クロロビニルジエチルリン酸(IUPAC名)(984)+TX、2−イミダゾリドン(IUPAC名)(1225)+TX、2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、2−メチル(プロプ−2−イニル)アミノフェニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1284)+TX、2−チオシアナトエチルラウレート(IUPAC名)(1433)+TX、3−ブロモ−1−クロロプロプ−1−エン(IUPAC名)(917)+TX、3−メチル−1−フェニルピラゾール−5−イルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1283)+TX、4−メチル(プロプ−2−イニル)アミノ−3,5−キシリルメチルカルバメート(IUPAC名)(1285)+TX、5,5−ジメチル−3−オキソシクロヘキサ−1−エニルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1085)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセフェート(2)+TX、アセタミプリド(4)+TX、アセチオン(代替名)[CCN]+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アクリロニトリル(IUPAC名)(861)+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、アルドリン(864)+TX、アレトリン(17)+TX、アロサミジン(代替名)[CCN]+TX、アリキシカルブ(866)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、α−エクジソン(代替名)[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミノカルブ(873)+TX、アミトン(875)+TX、シュウ酸水素アミトン(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アナバシン(877)+TX、アチダチオン(883)+TX、AVI382(化合物コード)+TX、AZ60541(化合物コード)+TX、アザジラクチン(代替名)(41)+TX、アザメチホス(42)+TX、アジンホスエチル(44)+TX、アジンホスメチル(45)+TX、アゾトエート(889)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)δエンドトキシン(代替名)(52)+TX、バリウムヘキサフルオロシリケート(代替名)[CCN]+TX、バリウムポリスルフィド(IUPAC/Chemical Abstracts名)(892)+TX、バルトリン[CCN]+TX、バイエル22/190(開発コード)(893)+TX、バイエル22408(開発コード)(894)+TX、ベンジオカルブ(58)+TX、ベンフラカルブ(60)+TX、ベンサルタップ(66)+TX、β−シフルトリン(194)+TX、β−シペルメトリン(203)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビオアレトリン(78)+TX、ビオアレトリンS−シクロペンテニル異性体(代替名)(79)+TX、バイオエタノメトリン[CCN]+TX、ビオパーメトリン(908)+TX、ビオレスメトリン(80)+TX、ビス(2−クロロエチル)エーテル(IUPAC名)(909)+TX、ビストリフルロン(83)+TX、ホウ酸ナトリウム(86)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロムフェンビンホス(914)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモ−DDT(代替名)[CCN]+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホスエチル(921)+TX、ブフェンカルブ(924)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブタカルブ(926)+TX、ブタチオホス(927)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトネート(932)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、多硫酸カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロール(941)+TX、カルバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(IUPAC/Chemical Abstracts名)(945)+TX、四塩化炭素(IUPAC名)(946)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、カルボスルファン(119)+TX、カルタップ(123)+TX、カルタップヒドロクロリド(123)+TX、セバジン(代替名)(725)+TX、クロルビシクレン(960)+TX、クロルダン(128)+TX、クロルデコン(963)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルムヒドロクロリド(964)+TX、クロルエトキシホス(129)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロルフルアズロン(132)+TX、クロルメホス(136)+TX、クロロホルム[CCN]+TX、クロルピクリン(141)+TX、クロルホキシム(989)+TX、クロルプラゾホス(990)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホスメチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、クロマフェノジド(150)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリンス(696)+TX、cis−レスメスリン(代替名)+TX、シスメトリン(80)+TX、クロシトリン(代替名)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クロチアニジン(165)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、ヒ酸銅[CCN]+TX、オレイン酸銅[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クミトエート(1006)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クルホメート(1011)+TX、氷晶石(代替名)(177)+TX、CS708(開発コード)(1012)+TX、シアノフェンホス(1019)+TX、シアノホス(184)+TX、シアントエート(1020)+TX、シクレトリン[CCN]+TX、シクロプロトリン(188)+TX、シフルトリン(193)+TX、シハロトリン(196)+TX、シペルメトリン(201)+TX、シフェノトリン(206)+TX、シロマジン(209)+TX、シチオエート(代替名)[CCN]+TX、d−リモネン(代替名)[CCN]+TX、d−テトラメトリン(代替名)(788)+TX、DAEP(1031)+TX、ダゾメット(216)+TX、DDT(219)+TX、デカルボフラン(1034)+TX、デルタメトリン(223)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン−O(1037)+TX、デメフィオン−S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトンメチル(224)+TX、デメトン−O(1038)+TX、デメトン−O−メチル(224)+TX、デメトン−S(1038)+TX、デメトン−S−メチル(224)+TX、デメトン−S−メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ダイアジノン(227)+TX、ジカプトン(1050)+TX、ジクロロフェンチオン(1051)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジクレシル(代替名)[CCN]+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジシクラニル(244)+TX、ディルドリン(1070)+TX、ジエチル5−メチルピラゾール−3−イルリン酸(IUPAC名)(1076)+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジロール(代替名)[CCN]+TX、ジメフルトリン[CCN]+TX、ジメホクス(1081)+TX、ジメタン(1085)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジメトリン(1083)+TX、ジメチルビンホス(265)+TX、ジメチラン(1086)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクスジクレキシン(1089)+TX、ジノプロプ(1093)+TX、ジノサム(1094)+TX、ジノセブ(1095)+TX、ジノテフラン(271)+TX、ジオフェノラン(1099)+TX、ジオキサベンゾホス(1100)+TX、ジオキサカルブ(1101)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジスルホトン(278)+TX、ジチクロホス(1108)+TX、DNOC(282)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、DSP(1115)+TX、エクジステロン(代替名)[CCN]+TX、EI1642(開発コード)(1118)+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、EMPC(1120)+TX、エムペントリン(292)+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、エンドリン(1122)+TX、EPBP(1123)+TX、EPN(297)+TX、エポフェノナン(1124)+TX、エピリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エスフェンバレレート(302)+TX、エタホス(代替名)[CCN]+TX、エチオフェンカルブ(308)+TX、エチオン(309)+TX、エチプロール(310)+TX、エトエートメチル(1134)+TX、エトプロホス(312)+TX、ギ酸エチル(IUPAC名)[CCN]+TX、エチル−DDD(代替名)(1056)+TX、エチレンジブロミド(316)+TX、ジクロロエタン(化学名)(1136)+TX、エチレンオキシド[CCN]+TX、エトフェンプロックス(319)+TX、エトリムホス(1142)+TX、EXD(1143)+TX、ファンファー(323)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェンクロルホス(1148)+TX、フェネタカルブ(1149)+TX、フェンフルトリン(1150)+TX、フェニトロチオン(335)+TX、フェノブカルブ(336)+TX、フェノキサクリム(1153)+TX、フェノキシカルブ(340)+TX、フェンピリトリン(1155)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、フェンチオン(346)+TX、フェンチオンエチル[CCN]+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フロニカミド(358)+TX、フルベンジアミド(CAS登録番号:272451−65−7)+TX、フルコフロン(1168)+TX、フルシク ロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェネリム[CCN]+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルフェンプロックス(1171)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC1137(開発コード)(1185)+TX、フォノホス(1191)+TX、ホルメタネート(405)+TX、ホルメタネートヒドロクロリド(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、ホスメチラン(1194)+TX、ホスピレート(1195)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フラチオカルブ(412)+TX、フレトリン(1200)+TX、γ−シハロトリン(197)+TX、γ−HCH(430)+TX、グアザチン(422)+TX、グアザチン酢酸塩(422)+TX、GY−81(開発コード)(423)+TX、ハルフェンプロクス(424)+TX、ハロフェノジド(425)+TX、HCH(430)+TX、HEOD(1070)+TX、ヘプタクロル(1211)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヘキサフルムロン(439)+TX、HHDN(864)+TX、ヒドラメチルノン(443)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヒドロプレン(445)+TX、ヒキンカルブ(1223)+TX、イミダクロプリド(458)+TX、イミプロトリン(460)+TX、インドキサカルブ(465)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、IPSP(1229)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イソベンザン(1232)+TX、イソカルボホス(代替名)(473)+TX、イソドリン(1235)+TX、イソフェンホス(1236)+TX、イソラン(1237)+TX、イソプロカルブ(472)+TX、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イソプロチオラン(474)+TX、イソチオエート(1244)+TX、イソキサチオン(480)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ジョドフェンホス(1248)+TX、幼虫ホルモンI(代替名)[CCN]+TX、幼虫ホルモンII(代替名)[CCN]+TX、幼虫ホルモンIII(代替名)[CCN]+TX、ケレバン(1249)+TX、キノプレン(484)+TX、λ−シハロトリン(198)+TX、砒酸鉛[CCN]+TX、レピメクチン(CCN)+TX、レプトホス(1250)+TX、リンダン(430)+TX、リリムホス(1251)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、リチダチオン(1253)+TX、m−クメニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1014)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、マジドクス(1255)+TX、メカルバム(502)+TX、メカルホン(1258)+TX、メナゾン(1260)+TX、メホスフォラン(1261)+TX、塩化第一水銀(513)+TX、メスルフェンホス(1263)+TX、メタフルミゾン(CCN)+TX、メタム(519)+TX、メタムカリウム(代替名)(519)+TX、メタムナトリウム(519)+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、ノルニコチン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1268)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトクロトホス(1273)+TX、メソミル(531)+TX、メトプレン(532)+TX、メトキンブチル(1276)+TX、メトトリン(代替名)(533)+TX、メトキシクロル(534)+TX、メトキシフェノジド(535)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、メチルクロロホルム(代替名)[CCN]+TX、塩化メチレン[CCN]+TX、メトフルトリン[CCN]+TX、メトルカルブ(550)+TX、メトキサジアゾン(1288)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、ミパホクス(1293)+TX、ミレックス(1294)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ナフタロホス(代替名)[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、ナフタレン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1303)+TX、NC−170(開発コード)(1306)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、ニコチン(578)+TX、ニコチンスルフェート(578)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニテンピラム(579)+TX、ニチアジン(1311)+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI−0101(化合物コード)+TX、NNI−0250(化合物コード)+TX、ノルニコチン(慣習名)(1319)+TX、ノバルロン(585)+TX、ノビフルムロン(586)+TX、O−5−ジクロロ−4−ヨードフェニルO−エチルエチルホスホノチオエート(IUPAC名)(1057)+TX、O,O−ジエチルO−4−メチル−2−オキソ−2H−クロメン−7−イルホスホロチオネート(IUPAC名)(1074)+TX、O,O−ジエチルO−6−メチル−2−プロピルピリミジン−4−イルホスホロチオネート(IUPAC名)(1075)+TX、O,O,O’,O’−テトラプロピルジチオピロホスフェート(IUPAC名)(1424)+TX、オレイン酸(IUPAC名)(593)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデメトンメチル(609)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’−DDT(219)+TX、パラ−ジクロロベンゼン[CCN]+TX、パラチオン(615)+TX、パラチオンメチル(616)+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ラウリン酸ペンタクロロフェニル(IUPAC名)(623)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(代替名)(628)+TX、PH60−38(開発コード)(1328)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェノトリン(630)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスニクロル(1339)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、ホキシム(642)+TX、ホキシムメチル(1340)+TX、ピリメタホス(1344)+TX、ピリミカーブ(651)+TX、ピリミホスエチル(1345)+TX、ピリミホスメチル(652)+TX、ポリクロロジシクロペンタジエン異性体(IUPAC名)(1346)+TX、ポリクロロテルペン(慣習名)(1347)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、カリウムチオシアネート[CCN]+TX、プラレトリン(655)+TX、プレコセンI(代替名)[CCN]+TX、プレコセンII(代替名)[CCN]+TX、プレコセンIII(代替名)[CCN]+TX、プリミドホス(1349)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロフルトリン[CCN]+TX、プロマシル(1354)+TX、プロメカルブ(1355)+TX、プロパホス(1356)+TX、プロペタムホス(673)+TX、プロポキスル(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロチオホス(686)+TX、プロトエート(1362)+TX、プロトリフェンブト[CCN]+TX、ピメトロジン(688)+TX、ピラクロホス(689)+TX、ピラゾホス(693)+TX、ピレスメトリン(1367)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダリル(700)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、ピリプロキシフェン(708)+TX、カッシア(代替名)[CCN]+TX、キナルホス(711)+TX、キナルホスメチル(1376)+TX、キノチオン(1380)+TX、キンチオホス(1381)+TX、R−1492(開発コード)(1382)+TX、ラホキサニド(代替名)[CCN]+TX、レスメスリン(719)+TX、ロテノン(722)+TX、RU15525(開発コード)(723)+TX、RU25475(開発コード)(1386)+TX、リアニア(代替名)(1387)+TX、リアノジン(慣習名)(1387)+TX、サバジラ(代替名)(725)+TX、シュラダン(1389)+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、SI−0009(化合物コード)+TX、SI−0205(化合物コード)+TX、SI−0404(化合物コード)+TX、SI−0405(化合物コード)+TX、シラフルオフェン(728)+TX、SN72129(開発コード)(1397)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、ナトリウムフッ化物(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1399)+TX、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム(1400)+TX、ペンタクロロフェノキシドナトリウム塩(623)+TX、セレン酸ナトリウム(IUPAC名)(1401)+TX、チオシアン酸ナトリウム[CCN]+TX、ソファミド(1402)+TX、スピノサド(737)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、スピロテトラマト(CCN)+TX、スルコフロン(746)+TX、スルコフロンナトリウム(746)+TX、スルフラミド(750)+TX、スルホテプ(753)+TX、スルフリルフッ化物(756)+TX、スルプロホス(1408)+TX、タール油(代替名)(758)+TX、τ−フルバリネート(398)+TX、チオナジン(1412)+TX、TDE(1414)+TX、テブフェノジド(762)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、テブピリムホス(764)+TX、テフルベンズロン(768)+TX、テフルトリン(769)+TX、テメホス(770)+TX、TEPP(1417)+TX、テラレスリン(1418)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロエタン[CCN]+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラメトリン(787)+TX、θ−シペルメトリン(204)+TX、チアクロプリド(791)+TX、チアフェノクス(代替名)+TX、チアメトキサム(792)+TX、チクロホス(1428)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオシクラム(798)+TX、チオシクラム水素オキサレート(798)+TX、チオジカルブ(799)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオナジン(1434)+TX、チオスルタップ(803)+TX、チオスルタップナトリウム(803)+TX、ツリンギエンシン(代替名)[CCN]+TX、トルフェンピラド(809)+TX、トラロメトリン(812)+TX、トランスフルトリン(813)+TX、トランスパーメトリン(1440)+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアザメート(818)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリクロルメタホス−3(代替名)[CCN]+TX、トリクロロナト(1452)+TX、トリフェノホス(1455)+T X、トリフルムロン(835)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、トリプレン(1459)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]+TX、ベラトリジン(代替名)(725)+TX、ベラトリン(代替名)(725)+TX、XMC(853)+TX、キシリルカルブ(854)+TX、YI−5302(化合物コード)+TX、ζ−シペルメトリン(205)+TX、ζメトリン(代替名)+TX、亜鉛ホスフィド(640)+TX、ゾラプロホス(1469)およびZXI8901(開発コード)(858)+TX、シアントラニリプロール[736994−63−19]+TX、クロラントラニリプロール[500008−45−7]+TX、シエノピラフェン[560121−52−0]+TX、シフルメトフェン[400882−07−7]+TX、ピリフルキナゾン[337458−27−2]+TX、スピネトラム[187166−40−1+187166−15−0]+TX、スピロテトラマト[203313−25−1]+TX、スルホキサフロル[946578−00−3]+TX、フルフィプロール[704886−18−0]+TX、メペルフルトリン[915288−13−0]+TX、テトラメチルフルトリン[84937−88−2]+TX、および式B1の化合物

一般名トリフルメゾピリム(国際公開第2012/092115号パンフレットに開示されている)+TXから構成される物質群から選択される殺虫剤、 ビス(トリブチルスズ)オキシド(IUPAC名)(913)+TX、ブロモアセタミド[CCN]+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、クロエトカルブ(999)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、硫酸銅(172)+TX、フェンチン(347)+TX、第二鉄リン酸(IUPAC名)(352)+TX、メタアルデヒド(518)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ニクロスアミド(576)+TX、ニクロスアミドオラミン(576)+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ペンタクロロフェノキシドナトリウム塩(623)+TX、チオナジン(1412)+TX、チオジカルブ(799)+TX、酸化トリブチルスズ(913)+TX、トリフェンモルフ(1454)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TX、ピリプロール[394730−71−3]+TXから構成される物質群から選択される殺軟体動物剤、 AKD−3088(化合物コード)+TX、1,2−ジブロモ−3−クロロプロパン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1045)+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンを伴う1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1,3−ジクロロプロペン(233)+TX、3,4−ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1−ジオキシド(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1065)+TX、3−(4−クロロフェニル)−5−メチルロダニン(IUPAC名)(980)+TX、5−メチル−6−チオキソ−1,3,5−チアジアジナン−3−イル酢酸(IUPAC名)(1286)+TX、6−イソペンテニルアミノプリン(代替名)(210)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、AZ60541(化合物コード)+TX、ベンクロチアズ[CCN]+TX、ベノミル(62)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(945)+TX、カルボスルファン(119)+TX、クロルピクリン(141)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、サイトカイニン(代替名)(210)+TX、ダゾメット(216)+TX、DBCP(1045)+TX、DCIP(218)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジクロロフェンチオン(1051)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジメトエート(262)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エピリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エトプロホス(312)+TX、エチレンジブロミド(316)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、ルフラール(代替名)[CCN]+TX、GY−81(開発コード)(423)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イサミドホス(1230)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、カイネチン(代替名)(210)+TX、メカルホン(1258)+TX、メタム(519)+TX、メタムカリウム(代替名)(519)+TX、メタムナトリウム(519)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ミロテシウムベルカリア(Myrothecium verrucaria)組成物(代替名)(565)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、オキサミル(602)+TX、ホレート(636)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスホカルブ[CCN]+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロチオフェン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1422)+TX、チアフェノクス(代替名)+TX、チオナジン(1434)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、キシレノルス[CCN]+TX、YI−5302(化合物コード)およびゼアチン(代替名)(210)+TX、フルエンスルホン[318290−98−1]+TXから構成される物質群から選択される殺線虫剤、 エチルキサントゲン酸カリウム[CCN]およびニトラピリン(580)+TXから構成される物質群から選択される硝化抑制剤、 アシベンゾラル(6)+TX、アシベンゾラル−S−メチル(6)+TX、プロベナゾール(658)およびオオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物(代替名)(720)+TXから構成される物質群から選択される植物活性化剤、 2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、α−クロロヒドリン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アンツ(880)+TX、三酸化ヒ素(882)+TX、炭酸バリウム(891)+TX、ビスチオセミ(912)+TX、ブロジファクム(89)+TX、ブロマジオロン(91)+TX、ブロメタリン(92)+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、クロラロース(127)+TX、クロロファシノン(140)+TX、コレカルシフェロール(代替名)(850)+TX、クマクロル(1004)+TX、クマフリル(1005)+TX、クマテトラリル(175)+TX、クリミジン(1009)+TX、ジフェナクム(246)+TX、ジフェチアロン(249)+TX、ジファシノン(273)+TX、エルゴカルシフェロール(301)+TX、フロクマフェン(357)+TX、フルオロアセタミド(379)+TX、フルプロパジン(1183)+TX、フルプロパジンヒドロクロリド(1183)+TX、γ−HCH(430)+TX、HCH(430)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、リンダン(430)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、臭化メチル(537)+TX、ノルボルミド(1318)+TX、ホスアセチム(1336)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、リン[CCN]+TX、ピンドン(1341)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、ピリヌロン(1371)+TX、シリロシド(1390)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フルオロ酢酸ナトリウム(735)+TX、ストリキニン(745)+TX、硫酸タリウム[CCN]+TX、ワルファリン(851)および亜鉛ホスフィド(640)+TXから構成される物質群から選択される殺鼠剤、 2−(2−ブトキシエトキシ)−エチルピペロニレート(IUPAC名)(934)+TX、5−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−3−ヘキシルシクロヘキサ−2−エノン(IUPAC名)(903)+TX、ファルネソールを伴うネロリドール(代替名)(324)+TX、MB−599(開発コード)(498)+TX、MGK264(開発コード)(296)+TX、ピペロニルブトキシド(649)+TX、ピプロタール(1343)+TX、プロピル異性体(1358)+TX、S421(開発コード)(724)+TX、セサメックス(1393)+TX、セサスモリン(1394)およびスルホキシド(1406)+TXから構成される物質群から選択される共力剤、 アントラキノン(32)+TX、クロラロース(127)+TX、ナフテン酸銅[CCN]+TX、オキシ塩化銅(171)+TX、ダイアジノン(227)+TX、ジシクロペンタジエン(化学名)(1069)+TX、グアザチン(422)+TX、グアザチン酢酸塩(422)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)+TX、チラム(804)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、ナフテン酸亜鉛[CCN]およびジラム(856)+TXから構成される物質群から選択される動物忌避剤、 イマニン(代替名)[CCN]およびリバビリン(代替名)[CCN]+TXから構成される物質群から選択される抗ウイルス剤、 酸化水銀(II)(512)+TX、オクチリノン(590)およびチオファネートメチル(802)+TXから構成される物質群から選択される創傷保護剤、 ならびに、アザコナゾール(60207−31−0]+TX、ビテルタノール[70585−36−3]+TX、ブロムコナゾール[116255−48−2]+TX、シプロコナゾール[94361−06−5]+TX、ジフェンコナゾール[119446−68−3]+TX、ジニコナゾール[83657−24−3]+TX、エポキシコナゾール[106325−08−0]+TX、フェンブコナゾール[114369−43−6]+TX、フルキンコナゾール[136426−54−5]+TX、フルシラゾール[85509−19−9]+TX、フルトリアホール[76674−21−0]+TX、ヘキサコナゾール[79983−71−4]+TX、イマザリル[35554−44−0]+TX、イミベンコナゾール[86598−92−7]+TX、イプコナゾール[125225−28−7]+TX、メトコナゾール[125116−23−6]+TX、ミクロブタニル[88671−89−0]+TX、ペフラゾエート[101903−30−4]+TX、ペンコナゾール[66246−88−6]+TX、プロチオコナゾール[178928−70−6]+TX、ピリフェノックス[88283−41−4]+TX、プロクロラズ[67747−09−5]+TX、プロピコナゾール[60207−90−1]+TX、シメコナゾール[149508−90−7]+TX、テブコナゾール[107534−96−3]+TX、テトラコナゾール[112281−77−3]+TX、トリアジメホン[43121−43−3]+TX、トリアジメノール[55219−65−3]+TX、トリフルミゾール[99387−89−0]+TX、トリチコナゾール[131983−72−7]+TX、アンシミドール[12771−68−5]+TX、フェナリモル[60168−88−9]+TX、ヌアリモル[63284−71−9]+TX、ブピリメート[41483−43−6]+TX、ジメチリモール[5221−53−4]+TX、エチリモール[23947−60−6]+TX、ドデモルフ[1593−77−7]+TX、フェンプロピジン[67306−00−7]+TX、フェンプロピモルフ[67564−91−4]+TX、スピロキサミン[118134−30−8]+TX、トリデモルフ[81412−43−3]+TX、シプロジニル[121552−61−2]+TX、メパニピリム[110235−47−7]+TX、ピリメタニル[53112−28−0]+TX、フェンピクロニル[74738−17−3]+TX、フルジオキソニル[131341−86−1]+TX、ベナラキシル[71626−11−4]+TX、フララキシル[57646−30−7]+TX、メタラキシル[57837−19−1]+TX、R−メタラキシル[70630−17−0]+TX、オフレース[58810−48−3]+TX、オキサジキシル[77732−09−3]+TX、ベノミル[17804−35−2]+TX、カルベンダジム[10605−21−7]+TX、デバカルブ[62732−91−6]+TX、フベリダゾール[3878−19−1]+TX、チアベンダゾール[148−79−8]+TX、クロゾリネート[84332−86−5]+TX、ジクロゾリン[24201−58−9]+TX、イプロジオン[36734−19−7]+TX、ミクロゾリン[54864−61−8]+TX、プロシミドン[32809−16−8]+TX、ビンクロゾリン[50471−44−8]+TX、ボスカリド[188425−85−6]+TX、カルボキシン[5234−68−4]+TX、フェンフラム[24691−80−3]+TX、フルトラニル[66332−96−5]+TX、メプロニル[55814−41−0]+TX、オキシカルボキシン[5259−88−1]+TX、ペンチオピラド[183675−82−3]+TX、チフルザミド[130000−40−7]+TX、グアザチン[108173−90−6]+TX、ドジン[2439−10−3][112−65−2](遊離塩基)+TX、イミノクタジン[13516−27−3]+TX、アゾキシストロビン[131860−33−8]+TX、マンデストロビン[173662−97−0]+TX、ジモキシストロビン[149961−52−4]+TX、エネストロビン{Proc.BCPC,Int.Congr.,Glasgow,2003,1,93}+TX、フルオキサストロビン[361377−29−9]+TX、クレソキシムメチル[143390−89−0]+TX、メトミノストロビン[133408−50−1]+TX、トリフロキシストロビン[141517−21−7]+TX、オリザストロビン[248593−16−0]+TX、ピコキシストロビン[117428−22−5]+TX、ピラクロストロビン[175013−18−0]+TX、フェルバム[14484−64−1]+TX、3−[5−(4−クロロフェニル)−2,3−ジメチル−3−イソキサゾリジニル]ピリジンpyridine(SYP−Z048)、マンコゼブ[8018−01−7]+TX、マンネブ[12427−38−2]+TX、メチラム[9006−42−2]+TX、プロピネブ[12071−83−9]+TX、チラム[137−26−8]+TX、ジネブ[12122−67−7]+TX、ジラム[137−30−4]+TX、カプタホール[2425−06−1]+TX、キャプタン[133−06−2]+TX、ジクロフルアニド[1085−98−9]+TX、フルオロイミド[41205−21−4]+TX、ホルペット[133−07−3]+TX、トリルフルアニド[731−27−1]+TX、ボルドー液[8011−63−0]+TX、水酸化銅(II)[20427−59−2]+TX、塩化銅[1332−40−7]+TX、硫酸銅[7758−98−7]+TX、酸化銅(II)[1317−39−1]+TX、マンカッパー[53988−93−5]+TX、オキシン銅[10380−28−6]+TX、ジノカップ[131−72−6]+TX、ニトロタルイソプロピル[10552−74−6]+TX、エディフェンホス[17109−49−8]+TX、イプロベンホス[26087−47−8]+TX、イソプロチオラン[50512−35−1]+TX、ホスジフェン[36519−00−3]+TX、ピラゾホス[13457−18−6]+TX、トルコホスメチル[57018−04−9]+TX、アシベンゾラル−S−メチル[135158−54−2]+TX、アニラジン[101−05−3]+TX、ベンチアバリカルブ[413615−35−7]+TX、ブラストサイジン−S[2079−00−7]+TX、チノメチオナート[2439−01−2]+TX、クロロネブ[2675−77−6]+TX、クロロタロニル[1897−45−6]+TX、シフルフェナミド[180409−60−3]+TX、シモキサニル[57966−95−7]+TX、ジクロン[117−80−6]+TX、ジクロシメット[139920−32−4]+TX、ジクロメジン[62865−36−5]+TX、ジクロラン[99−30−9]+TX、ジエトフェンカルブ[87130−20−9]+TX、ジメトモルフ[110488−70−5]+TX、SYP−LI90(フルモルフ)[211867−47−9]+TX、ジチアノン[3347−22−6]+TX、エタボキサム[162650−77−3]+TX、エトリジアゾール[2593−15−9]+TX、ファモキサドン[131807−57−3]+TX、フェンアミドン[161326−34−7]+TX、フェノキサニル[115852−48−7]+TX、フェンチン[668−34−8]+TX、フェリムゾン[89269−64−7]+TX、フルアジナム[79622−59−6]+TX、フルオピコリド[239110−15−7]+TX、フルスルファミド[106917−52−6]+TX、フェンヘキサミド[126833−17−8]+TX、ホセチルアルミニウム[39148−24−8]+TX、ヒメキサゾール[10004−44−1]+TX、イプロバリカルブ[140923−17−7]+TX、IKF−916(シアゾファミド)[120116−88−3]+TX、カスガマイシン[6980−18−3]+TX、メタスルホカルブ[66952−49−6]+TX、メトラフェノン[220899−03−6]+TX、ペンシクロン[66063−05−6]+TX、フタリド[27355−22−2]+TX、ポリオキシン[11113−80−7]+TX、プロベナゾール[27605−76−1]+TX、プロパモカルブ[25606−41−1]+TX、プロキナジド[189278−12−4]+TX、ピロキロン[57369−32−1]+TX、キノキシフェン[124495−18−7]+TX、キントゼン[82−68−8]+TX、スルフル[7704−34−9]+TX、チアジニル[223580−51−6]+TX、トリアゾキシド[72459−58−6]+TX、トリシクラゾール[41814−78−2]+TX、トリホリン[26644−46−2]+TX、バリダマイシン[37248−47−8]+TX、ゾキサミド(RH7281)[156052−68−5]+TX、マンジプロパミド[374726−62−2]+TX、 および ペンフルフェン([494793−67−8]、米国特許第7538073号明細書(N−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)+TX、フラメトピル([123572−88−3](5−クロロ−N−(1,3−ジヒドロ−1,1,3−トリメチル−4−イソベンゾフラニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)+TX、ペンチオピラド(米国特許第5747518号明細書、[183675−82−3]、(N−[2−(1,3−ジメチルブチル)−3−チエニル]−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)+TX、ビキサフェン(米国特許第7329633号明細書、[581809−46−3]、(N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)+TX、イソピラザム(米国特許第7598395号明細書、[881685−58−1](2syn−異性体3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[(1RS,4SR,9RS)−1,2,3,4−テトラヒドロ−9−イソプロピル−1,4−メタノナフタレン−5−イル]ピラゾール−4−カルボキサミドおよび2抗異性体3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[(1RS,4SR,9SR)−1,2,3,4−テトラヒドロ−9−イソプロピル−1,4−メタノナフタレン−5−イル]ピラゾール−4−カルボキサミドの混合物)+TX、セダキサン(欧州特許第1480955B1号明細書、[874967−67−6](2シス−異性体2’−[(1RS,2RS)−1,1’−ビシクロプロプ−2−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−カルボキサニリドおよび2トランス−異性体2’−[(1RS,2SR)−1,1’−ビシクロプロプ−2−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−カルボキサニリドの混合物)+TX、フルキサピロキサド(米国特許第8008232号明細書、[907204−31−3](3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−(3’,4’,5’−トリフルオロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)+TX、solatenol(国際公開第2007/048556号パンフレット(3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(9−ジクロロメチレン−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノ−ナフタレン−5−イル)−アミド)+TX、化合物3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミド(国際公開第2010/063700号パンフレットに記載)+TX、チフルザミド(米国特許第5045554号明細書、[130000−40−7](N−[2,6−ジブロモ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−5−チアゾールカルボキサミド)+TX、ボスカリド(米国特許第5589493号明細書、[188425−85−6(2−クロロ−N−(4’−クロロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−3−ピリジンカルボキサミド)+TX、オキシカルボキシン([5259−88−1](5,6−ジヒドロ−2−メチル−N−フェニル−1,4−オキサチイン−3−カルボキサミド4,4−ジオキシド)+TX、カルボキシン([5234−68−4](5,6−ジヒドロ−2−メチル−N−フェニル−1,4−オキサチイン−3−カルボキサミド)+TX、フルオピラム(米国特許第7572818号明細書、[658066−35−4]、(N−[2−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]エチル]−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)+TX、フルトラニル([24691−80−3]、(2−メチル−N−フェニル−3−フランカルボキサミド、フェンフラム)、米国特許第4093743号明細書、CA Reg.No.66332−96−5(N−[3−(1−メチルエトキシ)フェニル]−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)+TX、メプロニル([55814−41−0]、(2−メチル−N−[3−(1−メチルエトキシ)フェニル]ベンズアミド)+TXおよびベノダニル([15310−01−7]、(2−ヨード−N−フェニルベンズアミド)+TXからなる群から選択されるSDHI抑制剤; および、化合物[(3S,4R,4aR,6S,6aS,12R,12aS,12bS)−3−[(シクロプロピルカルボニル)オキシ]−1,3,4,4a,5,6,6a,12,12a,12b−デカヒドロ−6,12−ジヒドロキシ−4,6a,12b−トリメチル−11−オキソ−9−(3−ピリジニル)−2H,11Hナフト[2,1−b]ピラノ[3,4−e]ピラン−4−イル]メチル− シクロプロパンカルボキシレート[915972−17−7]+TX、1,3,5−トリメチル−N−(2−メチル−1−オキソプロピル)−N−[3−(2−メチルプロピル)−4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メトキシ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[926914−55−8]+TXおよび4−オキソ−4−[(2−フェニルエチル)アミノ]−酪酸(国際公開第2010/137677号パンフレットに開示されている)+TX。

例えば[3878−19−1]といった有効成分に続く括弧中の参照は、Chemical Abstracts Registry numberを指している。上記の混合相手は公知である。有効成分が「The Pesticide Manual」[The Pesticide Manual−A World Compendium;Thirteenth Edition;Editor:C.D.S.TomLin;The British Crop Protection Council]中に含まれている場合、これらは、特定の化合物について本明細書中上記の丸括弧中に示されている項目番号下でその中に記載されており;例えば、化合物「アバメクチン」は、項目番号(1)下に記載されている。上記に記載の特定の化合物について「[CCN]」が付記されている場合、対象の化合物は[A.Wood;Compendium of Pesticide Common Names,Copyright(著作権)1995−2013]にてインターネットを介してアクセス可能である「Compendium of Pesticide Common Names」に含まれており;例えば、化合物「アセトプロール」は、インターネットアドレスhttp://www.alanwood.net/pesticides/acetoprole.htmlにおいて記載されている。

上記明細書において、上記の活性処方成分の大部分は、いわゆる「慣用名」、関連する「ISO慣用名」または他の「慣用名」を個々の事例において用いることにより言及されている。「慣用名」による呼称ではない場合、代わりに用いられる呼称の性質は特定の化合物について丸括弧中に記載されており;この場合、IUPAC名、IUPAC/Chemical Abstracts名、「化学名」、「慣習名」、「化合物名」もしくは「開発コード」が用いられており、または、これらの呼称もしくは「慣用名」のいずれも用いられていない場合には、「代替名」が採用されている。

表1〜168およびおよびV1〜V26から選択される式Iの化合物と、上記の活性処方成分との活性処方成分混合物は、表1〜130から選択される化合物と、上記の活性処方成分とを、100:1〜1:6000、特に50:1〜1:50、特に20:1〜1:20の比、特に10:1〜1:10、特に5:1〜1:5の混合比で含んでいることが好ましく、2:1〜1:2の比が特に好ましく、および、4:1〜2:1の比が同様に好ましく、とりわけ、1:1、または、5:1、または、5:2、または、5:3、または、5:4、または、4:1、または、4:2、または、4:3、または、3:1、または、3:2、または、2:1、または、1:5、または、2:5、または、3:5、または、4:5、または、1:4、または、2:4、または、3:4、または、1:3、または、2:3、または、1:2、または、1:600、または、1:300、または、1:150、または、1:35、または、2:35、または、4:35、または、1:75、または、2:75、または、4:75、または、1:6000、または、1:3000、または、1:1500、または、1:350、または、2:350、または、4:350、または、1:750、または、2:750、または、4:750の比が好ましい。これらの混合比は、重量比である。

上記の混合物は、上記の混合物を含む組成物を有害生物もしくはその環境に適用するステップを含む有害生物を防除する方法において用いられることが可能であるが、手術もしくは治療によるヒトもしくは動物の身体の処置法、および、ヒトまたは動物の身体において実施される診断法は除かれる。

表1〜168およびV1〜V26から選択される式Iの化合物と、上記の1種以上の活性処方成分とを含む混合物は、例えば、単一の「調合済み」形態で、単一の活性処方成分コンポーネントの個々の配合物から組成される「タンク混合物」などの複合型噴霧混合物で、および、逐次的(すなわち、数時間または数日間などの適度に短時間のうちに次々と)に適用される場合には単一の活性処方成分を併用して適用されることが可能である。表1〜168およびV1〜V26から選択される式Iの化合物と上記の活性処方成分を適用する順番は本発明の作用については重要ではない。

生物学的実施例: 実施例B1:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトコットンリーフワーム) テスト化合物を10,000ppmのDMSOストック溶液から24−ウェルプレートにピペットにより採取し、寒天と混合した。レタスの種子を寒天の上に置き、マルチウェルプレートを同様に寒天を含有する他のプレートで閉じた。7日後、根が化合物を吸収し、レタスが蓋プレート中で育っていた。この時点でレタスの葉を蓋プレート中に切り取った。スポドプテラ(Spodoptera)の卵をピペットでプラスチック製のステンシルを介して湿性のゲル吸取り紙上にとり、プレートをこれで閉じた。外寄生から6日後に、サンプルを、未処理のサンプルと比して死亡率、摂食阻害効果および発育阻害について評価した。

以下の化合物が、12.5ppmのテスト量で3つのカテゴリー(死亡率、摂食阻害または発育阻害)の少なくとも一方において少なくとも80%の効果をもたらした: V20.02,V20.01,V16.02,V12.02,V16.01,V12.01,およびV12.03

実施例B2:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトコットンリーフワーム): 綿葉片を24−ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000ppm DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に5匹のL1幼虫を外寄生させた。サンプルを、外寄生から3日後の死亡率について評価した。

以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした: 以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の防除をもたらした: V14.01、V12.18、V16.08、V20.02、V16.02、V12.20、V12.02、V16.01、V12.01、V7.11、V12.03、V25.03およびV7.09

実施例B3:コナガ(Plutella xylostella)(コナガ): 人工餌料の入った24−ウェルマイクロタイタープレートをピペットにより10,000ppm DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫(ウェル当たり10〜15匹)を外寄生させた。サンプルを、外寄生から5日後の死亡率について評価した。

以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした: V14.01,V16.08,V20.08,V20.02,V16.09,V16.03,V16.07,V16.02,V12.02,V16.01,V12.01,V7.11,V12.03,V13.05,V25.03およびV7.09

実施例B4:ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)(コーンルートワーム): 人工餌料の入った24−ウェルマイクロタイタープレートをピペットにより10,000ppm DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫(ウェル当たり6〜10匹)を外寄生させた。外寄生から5日後に、サンプルを未処理のサンプルと比して死亡率および発育阻害について評価した。

以下の化合物が、200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率または発育阻害)の少なくとも一方において少なくとも80%の効果をもたらした: V14.01,V12.18,V16.08,V20.02,V16.09,V16.03,V16.07,V16.02,V12.20,V12.02,V12.01,V7.11,V12.03,V13.05,V25.03およびV7.09.

実施例B5:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ): ヒマワリの葉片を24−ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000ppm DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させた。サンプルを、外寄生から6日後の死亡率について評価した。

以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした: V14.01,V16.08,V20.08,V16.09,V16.03,V16.07,V16.02,V12.20,V12.02,V14.05,V16.01,V12.17,V12.01,V7.11,V12.03,V25.03およびV7.09.

実施例B6:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ): 様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させたエンドウの実生の根を、10,000のDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液中に直接入れた。実生をテスト溶液中に入れてから6日後に、サンプルを死亡率について評価した。

以下の化合物が、24ppmのテスト量でで少なくとも80%の死亡率をもたらした: V16.08,V20.08,V16.09,V16.03,V16.07,V12.20,V12.02,V14.05,V12.17,V12.01,およびV12.03.

実施例B7:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ) 10,000ppm DMSOストック溶液からのテスト化合物をピペットにより24−ウェルマイクロタイタープレートに入れ、スクロース溶液と混合した。プレートを、延伸したParafilmで閉じた。24個の孔を有するプラスチック製のステンシルをプレート上に置き、外寄生させたエンドウの実生をParafilm上に直接置いた。外寄生されたプレートをゲル吸取り紙および他のプラスチック製のステンシルで閉じ、次いで、上下を逆さまにした。サンプルを、外寄生から5日後の死亡率について評価した。

以下の化合物が、12ppmのテスト量で少なくとも80%の死亡率をもたらした: V12.20,V12.02,V14.05,V16.01,V12.17,V12.01,V7.11,V12.03,およびV7.09

実施例B8:ネギアザミウマ(Thrips tabaci)(タマネギアザミウマ): ヒマワリの葉片を24−ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000ppm DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に様々な齢数のアザミウマ個体群を外寄生させた。サンプルを、外寄生から6日後の死亡率について評価した。

以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした: V12.01,V12.03,およびV7.09

実施例B9:ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)(ミカンキイロアザミウマ): ヒマワリの葉片を24−ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000のDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に様々な齢数のハナアザミウマ属(Frankliniella)の個体群を外寄生させた。サンプルを、外寄生から7日後の死亡率について評価した。

以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした: V12.02

実施例B10:タバココナジラミ(Bemisia tabaci)(綿コナジラミ): 綿葉片を24−ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000ppm DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片にコナジラミの成虫を外寄生させた。インキュベーションの6日後に、サンプルを死亡率について確認した。

以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした: V12.20,V12.02,V12.01,V13.05,V25.03およびV7.09.

実施例B11:ナミハダニ(Tetranychus urticae)(ナミハダニ): 24−ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のインゲンの葉片に、10,000ppm DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に様々な齢数のダニ個体群を外寄生させた。外寄生から8日後に、サンプルを、混合個体群(可動状態)における死亡率について評価した。

以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした: V14.01,V12.18,V20.08,およびV16.02.

実施例B12:ネッタイシマカ(Aedes aegypti)(ネッタイシマカ): 幼虫駆除剤、接触/摂食活性、治癒性 10〜15匹ヤブカ属(Aedes)幼虫(L2)を栄養混合物と一緒に96−ウェルマイクロタイタープレートに入れた。テスト化合物をウェル中にピペットでとった。2日間のインキュベーション期間の後、昆虫を死亡率および発育阻害について評価した。

以下の化合物が、5ppmのテスト量で2つのカテゴリー(死亡率または発育阻害)の少なくとも一方において少なくとも80%の効果をもたらした: V12.01 本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。 〔1〕式Iの化合物 A−B(I) (式中、Aは、式A1〜A8からなる群から選択されるラジカルであり: 式中、矢印は、ラジカルBに対する結合点を示し;および Bは、式B1〜B11からなる群から選択されるラジカルであり: 式中、矢印は前記ラジカルAに対する結合点を示し; 式中、 L1はメチレンまたは直接結合であり; V0は窒素またはCR5であり; V1は窒素またはCR20であり; V2は窒素またはCR21であり; V3は窒素またはCR22であり; V4は窒素またはCR23であり; V5は窒素またはCR24であり; V6は窒素またはCR25であり; V7は窒素またはCR26であり; V8は窒素またはCR27であり; V9は窒素またはCR28であり; V10は窒素またはCR29であり; V11は窒素またはCR30であり; G1は窒素またはCR31であり; G2は窒素またはCR32であり; G3は、−NR35、酸素原子または硫黄原子であり; G4は窒素またはCR33であり; G5は窒素またはCR34であり; J1、J2、J3は一緒になって、飽和もしくは不飽和であることが可能であり、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1個もしくは2個の原子を含有する5員複素環を形成し、この環は、C1〜C6アルキル、ハロゲンおよび/またはC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるが、ただし、前記環が2個の酸素原子または2個の硫黄原子を含有する場合、これらは1個の炭素原子によって分離されており; R1およびR2は同一であるか、または異なり、各々は、水素、ハロゲン、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキルを表し; R3は、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C3〜C6シクロアルキル(前記C3〜C6シクロアルキル自体、ハロゲンおよびC1〜C3アルキルから選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である)からなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル基であり;ならびに、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、ハロゲン、シアノおよびニトロからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である5員もしくは6員複素環基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル基であり; または、R3は、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシおよびハロゲンからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC3〜C6シクロアルキルであり; または、R3は、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、ハロゲン、シアノおよびニトロからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である5員もしくは6員複素環基であり; または、R3は、−CO2R36、−C(O)R36または水素であり; R35は、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、ハロゲンおよびC3〜C6シクロアルキル(前記C3〜C6シクロアルキル自体、ハロゲンおよびC1〜C3アルキルから選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である)からなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキル;またはそのN−オキシド、水素であり; R4、R5、R20、R21、R22、R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29、およびR30は、同一であるかまたは異なり、シアノ、ニトロ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜C6アルケニルオキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、−C(O)R36もしくは水素を表し;または シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、ハロゲンおよびC3〜C6シクロアルキル(前記シクロアルキル自体、ハロゲンおよびC1〜C3アルキルからなる群から選択される置換基により置換されていることが可能である)からなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキルであり;または C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、ハロゲン、シアノおよびニトロからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるフェニル基を表し; R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18およびR19は、同一であるかまたは異なり、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルまたは水素を表し、また、基CR13R14はさらにカルボニル基C=Oであることが可能であり; R31、R32、R33およびR34は、同一であるかまたは異なり、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−OR7、−S(O)nR36、−NR36R37、−CO2R36、−C(O)R36、シアノ、ニトロ、ハロゲンまたは水素を表し; R36およびR37は、同一であるかまたは異なり、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2−C6アルケニルオキシ、C2−C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C2〜C6ハロアルキニルオキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、シアノ、ヒドロキシ、ハロゲンおよびC3〜C6シクロアルキル(式中、前記C3〜C6シクロアルキルは、ハロゲンおよびC1〜C3アルキルからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能である)から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるC1〜C6アルキル、水素を表し;または R36およびR37は、同一であるかまたは異なり、また、 C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、ハロゲン、シアノおよびニトロからなる群から選択される置換基により一置換もしくは多置換されていることが可能であるフェニル基を表し; 各mは、独立して、0、1または2を表し、かつ、nは0、1または2を表し、ただし: a)−S(O)nR36において、nが0である場合R36は水素であり; b)BがB1である場合、AはA2、A3およびA5以外であり; c)AがA1である場合、BはB1、B7、B8、B9およびB10以外であり; d)AがA5である場合、BはB10以外である) 、ならびに、これらの化合物の農芸化学的に許容可能な塩、エナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体およびN−オキシド。 〔2〕ラジカルA2とB7、B9およびB11から選択されるラジカルBとの組み合わせにより表される前記〔1〕に記載の式Iの化合物であって; A2がラジカルA2.1 (式中、R40は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルであり; G21は、窒素、CH、C−C1〜C6アルキル、C−C1〜C6ハロアルキル、C−ハロゲン、C−CN、C−O−C1〜C4アルキル、C−S−C1〜C4アルキル、C−SO2−C1〜C4アルキル、C−S−フェニル、C−SO2−フェニルまたはC−SO2−C1〜C4ハロアルキルであり;および G51は、窒素、CH、C−C1〜C6アルキル、C−C1〜C6ハロアルキル、C−ハロゲン、C−CN、C−O−C1〜C4アルキル、C−S−C1〜C4アルキル、C−SO2−C1〜C4アルキル、C−S−フェニル、C−SO2−フェニルまたはC−SO2−C1〜C4ハロアルキルである)により表され、ならびに、前記ラジカルB7、B9およびB11がB7.1、B9.1およびB11.1 (式中、mは0、1または2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである)から選択されるラジカルにより表される化合物。 〔3〕ラジカルA3とB7、B9およびB11から選択されるラジカルBとの組み合わせにより表される前記〔1〕に記載の式Iの化合物であって; A3がラジカルA3.1 (式中、R47は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルであり; G41は、窒素、CH、C−C1〜C6アルキル、C−C1〜C6ハロアルキル、C−ハロゲン、C−CN、C−O−C1〜C4アルキル、C−S−C1〜C4アルキル、C−SO2−C1〜C4アルキル、C−S−フェニル、C−SO2−フェニルまたはC−SO2−C1〜C4ハロアルキルであり;および G22は、窒素、CH、C−C1〜C6アルキル、C−C1〜C6ハロアルキル、C−ハロゲン、C−CN、C−O−C1〜C4アルキル、C−S−C1〜C4アルキル、C−SO2−C1〜C4アルキル、C−S−フェニル、C−SO2−フェニルまたはC−SO2−C1〜C4ハロアルキルである)により表され、ならびに、前記ラジカルB7、B9およびB11がB7.1、B9.1およびB11.1 (式中、mは0、1または2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである)から選択されるラジカルにより表される化合物。 〔4〕ラジカルA4とラジカルB1との組み合わせにより表される前記〔1〕に記載の式Iの化合物であって; A4がラジカルA4.1 (式中、R48は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルであり; J3は、硫黄、酸素またはN−メチルであり;および R49は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、CN、O−C1〜C4アルキル、S−C1〜C4アルキル、SO2−C1〜C4アルキル、S−フェニル、SO2−フェニルまたはSO2−C1〜C4ハロアルキルである) により表され、ならびに、前記ラジカルB1が (式中、mは0、1または2であり; R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R50は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである) である化合物。 〔5〕ラジカルA5とB1、B7、B9およびB11から選択されるラジカルBとの組み合わせにより表される前記〔1〕に記載の式Iの化合物であって; A5がラジカルA5.1 (式中、 G55は窒素またはC−R53であり; R53はC1〜C4アルキルであり; G25は窒素またはメチンであり;および R52は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルである) により表され、ならびに、前記ラジカルB1、B7、B9およびB11がB1.1、B7.1、B9.1およびB11.1 (式中、mは0、1または2であり; R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R50は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり; R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである)から選択されるラジカルにより表される化合物。 〔6〕ラジカルA6とB1、B7、B9およびB11から選択されるラジカルBとの組み合わせにより表される前記〔1〕に記載の式Iの化合物であって; A6がラジカルA6.1 (式中、 G36は、N−R55、酸素または硫黄であり; R55はC1〜C4アルキルであり; G26は窒素またはメチンであり;および R54は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルである) により表され、ならびに、前記ラジカルB1、B7、B9およびB11がB1.1、B7.1、B9.1およびB11.1 (式中、mは0、1または2であり; R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R50は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり、 R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである)から選択されるラジカルにより表される化合物。 〔7〕ラジカルA7とB1、B7、B9およびB11から選択されるラジカルBとの組み合わせにより表される前記〔1〕に記載の式Iの化合物であって; A7がラジカルA7.1 (式中、 G57は窒素またはC−R57であり; R57は水素またはC1〜C4アルキルであり;および R56は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルである) により表され、ならびに、前記ラジカルB1、B7、B9およびB11がB1.1、B7.1、B9.1およびB11.1 (式中、mは0、1または2であり; R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R50は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり; R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである) (式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである)から選択されるラジカルにより表される化合物。 〔8〕ラジカルA8とB1、B7、B9およびB11から選択されるラジカルBとの組み合わせにより表される前記〔1〕に記載の式Iの化合物であって; A8が好ましくはラジカルA8.1 (式中、 G48は窒素またはC−R59であり; R59は水素またはC1〜C4アルキルであり;および R58は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、SF5、フェニルカルボニルチオ、メルカプトまたはC1〜C4アルコキシカルボニルである) により表され、ならびに、前記ラジカルB1、B7、B9およびB11が、好ましくは、B1.1、B7.1、B9.1およびB11.1 (式中、mは0、1または2であり; R51は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R50は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; V82は窒素またはメチンであり; R41は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R42は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; V81は窒素またはメチンであり; R43は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R44は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである); (式中、mは0、1または2であり; R45は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;および R46は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルである)から選択されるラジカルにより表される化合物。 〔9〕L1が、Bの各々に関して、直接結合である、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。 〔10〕R1が、Aの各々に関して、同一であるかまたは異なり、各々が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表す、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。 〔11〕R2が、Aの各々に関して、同一であるか、または異なり、各々が、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表す、前記〔10〕に記載の式Iの化合物。 〔12〕R3が、Bの各々に関して、同一であるか、または異なり、各々が、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルを表す、前記〔10〕に記載の式Iの化合物。 〔13〕R4が、Bの各々に関して、同一であるか、または異なり、各々が、水素またはC1〜C3アルキルを表す、前記〔10〕に記載の式Iの化合物。 〔14〕殺虫的に、殺ダニ的に、殺線虫的にまたは殺軟体動物的に有効な量の前記〔1〕に記載の式Iの化合物および好適なキャリアまたは希釈剤を含む、殺虫性、殺ダニ性、殺線虫性または殺軟体動物性組成物。 〔15〕殺虫的に、殺ダニ的に、殺線虫的にもしくは殺軟体動物的に有効な量の前記〔1〕に記載の式Iの化合物または式Iの化合物を含む組成物を、有害生物、有害生物の生息地または有害生物による被害を受けやすい植物に適用するステップを含む有害生物の対処および防除方法であって、手術または治療によるヒトまたは動物の身体の処置方法、および、ヒトまたは動物の身体において実施される診断法は除かれる方法。 〔16〕有害生物による被害から植物繁殖体を保護する方法であって、前記繁殖体、または、前記繁殖体が植えられる場所を前記〔14〕に記載の組成物で処理するステップを含む方法。 〔17〕前記〔16〕に記載の方法に従って処理された植物繁殖体。

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