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Acceleration, deceleration and collision bodily sensation apparatus for driving simulator

阅读:781发布:2020-11-11

专利汇可以提供Acceleration, deceleration and collision bodily sensation apparatus for driving simulator专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a small-scale and low-cost acceleration, deceleration and collision bodily sensation apparatus for a driving simulator that makes a driver feel the strong impact of the driver's braking even if the braking is sluggish.
SOLUTION: The back of a driver's seat loading plate 3 is held by a bearing 3S. A link mechanism rotates the driver's seat loading plate 3. A ball screw 31 drives the link mechanism through a ball screw nut. Connection and disconnection between one end of the link mechanism and the ball screw nut is implemented by a connection control means. The ball screw 31 is driven or stopped through a servomotor 37 according to the acceleration or deceleration by a driven.
COPYRIGHT: (C)1999,JPO,下面是Acceleration, deceleration and collision bodily sensation apparatus for driving simulator专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 運転席搭載板を有するドライブシミュレータにおいて、 上記運転席搭載板の後部を保持する回転自在な軸受けと;上記運転席搭載板の前部を保持するとともに、上記回転自在な軸受けを中心に、上記運転席搭載板を回動させるリンク機構と;ボールスクリュウナットを介して上記リンク機構を駆動するボールスクリュウと;上記ボールスクリュウを駆動するサーボモータと;運転者による加速操作または減速操作に応じて、上記サーボモータを介して、上記ボールスクリュウを駆動または静止保持させる制御手段と;を有することを特徴とするドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置。
  • 【請求項2】 運転席搭載板を有するドライブシミュレータにおいて、 上記運転席搭載板の後部を保持する回転自在な軸受けと;上記運転席搭載板の前部を保持するとともに、上記回転自在な軸受けを中心に、上記運転席搭載板を回動させるリンク機構と;ボールスクリュウナットを介して上記リンク機構を駆動するボールスクリュウと;上記リンク機構の一端と上記ボールスクリュウナットとの連結を断続する連結断続手段と;上記ボールスクリュウを駆動するサーボモータと;運転者による加速操作または減速操作に応じて、上記サーボモータを介して、上記ボールスクリュウを駆動または静止保持させる制御手段と;を有することを特徴とするドライブシミュレータ用加速、
    減速、衝突体感装置。
  • 【請求項3】 請求項2において、 上記連結断続手段は、上記リンク機構の一端と上記ボールスクリュウナットとを連結する2つの電磁石であり、 上記制御手段は、衝突発生を示す信号に応じて、上記2
    つの電磁石のうちの一方の電磁石を逆励磁し、上記2つの電磁石による2つの磁力を互いに反発させる手段であり、 上記2つの電磁石のうちの一方の電磁石が逆励磁されることによって、上記ボールスクリュウナットと上記リンク機構との連結が一気に解除され、上記運転席搭載板が落下し、上記運転席搭載板が所定の角度で前傾することを特徴とするドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置。
  • 【請求項4】 請求項3において、 上記一方の電磁石が逆励磁されたときに、上記リンク機構の一端と上記ボールスクリュウナットとが分離する動作を補助するガススプリングを有することを特徴とするドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置。
  • 【請求項5】 請求項1〜請求項4の少なくとも1項において、 所定のモニタが設けられ、上記モニタに表示される映像の変化と同時に、上記運転席搭載板が傾斜することを特徴とするドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置。
  • 【請求項6】 運転席搭載板を有するドライブシミュレータにおいて、 運転者による加速操作に応じて、運転席を後傾させ、運転者による減速操作に応じて、上記運転席を前傾させる運転席傾斜手段を有することを特徴とするドライブシミュレータ。
  • 【請求項7】 運転席搭載板を有するドライブシミュレータにおいて、 衝突を示す信号に応じて、運転席を前傾させる運転席傾斜手段を有することを特徴とするドライブシミュレータ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、自動車教習所、警察の安全運転教育、損害保険会社や各種団体が独自に行う交通安全指導等に用いられるドライブシミュレータに係り、ドライブシミュレータ操作時の動作体感に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、ドライブシミュレータ装置全体を、可動するベースに乗せ、ドライブシミュレータ装置全体を動かす装置が知られ、また、特開平7−1143
    33に開示されているように、衝突時に運転席を一瞬後退させた後に、前に押し出す装置が知られている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】上記従来例のうちで、
    装置全体を動かす装置においては、装置規模が大きくなり、装置価格が上昇し、経済的に不利であるという問題がある。

    【0004】また、特開平7−114333に開示されている装置においては、衝突時、エアーシリンダーの圧とブレーキの踏み力とを利用して運転席を後退させているので、運転者のブレーキ操作の緩慢さがそのまま運転席の後退速度に影響するという問題があり、衝突時の動きのみを体験させる機構であり、通常の運転状態では、画面の変化以外には、運転者に体感的反応が全く与えられないという問題がある。

    【0005】本発明によれば、ドライブシミュレータにおいて、運転者のブレーキ操作が緩慢であっても、その衝撃を大きく体感することができ、しかも、ドライブシミュレータの装置規模が比較的小さく、装置が安価であるドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置を提供することを目的とするものである。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明は、運転席搭載板の後部を回転自在な軸受けで保持し、上記運転席搭載板を回動させるリンク機構を設け、ボールスクリュウナットを介してリンク機構を駆動するボールスクリュウを設け、リンク機構の一端とボールスクリュウナットとを連結断続手段によって連結、連結解除を行い、ボールスクリュウをサーボモータによって駆動し、運転者による加速操作または減速操作に応じて、サーボモータを介してボールスクリュウを駆動または静止保持させるドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置である。

    【0007】

    【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一実施例であるドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1の斜視図である。

    【0008】図2は、ドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1の平面図である。

    【0009】図2においては、装置全体の構成を明確にするために、運転席2と運転席搭載板3と運転席用アーム4とを省略して示してある。 また、図1は、図2中、
    その左上部分から、右下部分を見た斜視図である。

    【0010】図3は、定速走行状態におけるドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1の左側面図である。

    【0011】ドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1は、ハンドル1と、運転席2と、運転席搭載板3と、運転席搭載板3を支持する運転席用アーム4
    と、保持軸51と、運転席用アーム保持台5と、筐体6
    と、シャーシ7と、シャーシ補強8と、リンク機構RM
    と、リンクアーム13と、リンクアーム保持台14と、
    ボールスクリュウ31と、ボールスクリュウナット32
    と、連結断続手段としての駆動側電磁石24、従動側電磁石23と、タイミングプーリー34、35と、タイミングベルト36と、タイミングベルト36を介してボールスクリュウ31を駆動するサーボモータ37と、ガススプリング39と、制御手段としての制御部40とを有する。

    【0012】運転席搭載板3は、運転席を搭載する板であり、回転自在な軸受け3Sを有するものである。 回転自在な軸受け3Sは、保持軸51と嵌合し、運転席搭載板3の後部(運転席2の背もたれ側に対応する部分)を保持するものである。

    【0013】リンク機構RMは、リンクアーム止め台1
    0、リンクアーム11、12によって構成され、運転席搭載板3の前部(運転席2のフロントガラス側に対応する部分)を保持するとともに、回転自在な軸受け3Sを中心に、運転席搭載板3を回動させるものである。 リンクアーム12は、ほぼ三形の形状を有し、その各頂点の近傍に軸12R、12L、12Dを有する。 軸12R
    は、リンクアーム保持台14に軸支され、軸12Lは、
    リンクアーム11に軸支され、軸12Dは、リンクアーム13を介して、従動側電磁石取付板25と結合されている。 つまり、リンクアーム12は、リンクアーム1
    1、リンクアーム止め台10を介して運転席搭載板3に連結され、リンクアーム13、従動側電磁石取付板25
    を介して電磁石23、24に連結されている。 なお、従動側電磁石取付板25、駆動側電磁石取付板26は、L
    Mレール21に案内されてスライドする。

    【0014】ボールスクリュウ31は、ボールスクリュウナット32を介して、リンク機構RMを駆動するものである。

    【0015】連結断続手段は、駆動側電磁石24と従動側電磁石23とによって構成され、リンク機構RMの一端と、ボールスクリュウ31のボールスクリュウナット32との連結を断続するものである。 なお、駆動側電磁石24は、駆動側電磁石取付板26を介してボールスクリュウナット32に固定され、従動側電磁石23は、従動側電磁石取付板25、リンクアーム13を介してリンク機構RMと連結されている。

    【0016】制御部40は、運転者による加速操作または減速操作に応じて、サーボモータ37を介してボールスクリュウ31を駆動、静止保持させ、また、衝突を示す信号に応じて、従動側電磁石23を逆励磁させる手段である。

    【0017】ガススプリング39は、電磁石23、24
    のうちの一方の電磁石が逆励磁されたときに、リンク機構RMの一端とボールスクリュウ31のボールスクリュウナット32との連結を解除する動作を補助するものである。

    【0018】次に、上記実施例の動作について説明する。

    【0019】まず、定速走行状態または停車状態について説明する。 この場合、図3に示すように、駆動側電磁石24と従動側電磁石23とは互いに吸着するように励磁されている。 たとえば駆動側電磁石24をN極に励磁し、従動側電磁石23をS極に励磁し、互いに吸着させ、一体化し、サーボモータ37の動きが運転席搭載板3に確実に伝達するようにしている。

    【0020】ここで、図1の左手前からサーボモータ3
    7、ボールスクリュウナット32を見た場合、サーボモータ37を時計方向(右回りの方向)に回転をさせたときに、ボールスクリュウナット32は、タイミングプーリー34から遠くなる方向に移動するものとする。

    【0021】加速、減速、衝突体感装置S1の運転操作を運転者が開始し、アクセルペタル(図示せず)を踏み込んだときの加速量をコンピュータ(図示せず)が計算し、車両の移動画面がモニタ3上に作成される。 このときの加速量に見合う運転席2の移動の早さと移動量とを示す信号をサーボモータ37に与え、サーボモータ37
    はこの信号に従って、移動量と速さとに応じて時計方向に回転し、次の指示が出されるまで、運転席2がその位置に保持される。

    【0022】次に、上記実施例においてアクセルペダルを踏み込んだときにおける動作について説明する。

    【0023】図4は、上記実施例において、アクセルを踏み込んだときにおけるドライブシミュレータ用加速、
    減速、衝突体感装置S1の左側面図である。 なお、図3、図4において、サーボモータ37と、補強金具aとを省略して示してあり、図5、図6においても同様である。

    【0024】定速走行状態または停車状態から、運転者自身がアクセルを踏み込むと、そのアクセルの踏み込み量に応じて、運転席搭載板3の前側が起き上がり、運転席2の背もたれが後ろに傾き、運転者の姿勢が強制的に変化するので、運転者が加速感を得ることができる。

    【0025】つまり、運転者自身がアクセルを踏み込むと、そのアクセルの踏み込み量に応じた運転席2の移動の早さと移動量とを示す信号を、制御部40がサーボモータ37に与え、サーボモータ37はこの信号に従って、移動量と速さとに応じて時計方向に回転する。 そして、タイミングベルト36を介して、ボールスクリュウ31が時計方向に回転し、ボールスクリュウナット32
    が図1中、左手前に(車両前方に)移動し、リンクアーム13が車両前方に引き寄せられ、リンクアーム12が図1の右手前から見て時計方向に回動し、これに伴って、リンクアーム止台10が上方に押し上げられ、図1
    右手前から見て、保持軸51を中心にして運転席搭載板3が時計方向に回動し、運転席2が後ろに傾く。

    【0026】アクセルペタルを踏んでいるときでも加速量の減少があれば、その加速量の減少を制御部40(コンピュータ)が判断し、加速量減少に見合う指示を制御部40がサーボモータ37に与え、制御部40から指示された早さと移動量とに応じて、サーボモータ37が、
    反時計方向(左回りの方向)に回転し、ボールスクリュウナット32がタイミングベルト36側に移動し、リンクアーム13が車両後方に押し戻され、リンクアーム1
    2が図1の右手前から見て反時計方向に回動する。 これに伴って、リンクアーム止台10が下方に押し下げられ、図1右手前から見て、保持軸51を中心にして運転席搭載板3が反時計方向に回動し、運転席2が前傾する方向に回動する。 そして、定速走行に移行していると制御部40(コンピュータ)が判断した場合、制御部40
    は定速走行に見合う指示をサーボモータ37に与え、運転席搭載板3が平になると、サーボモータ37の回転が停止され、運転席搭載板3がその位置で静止し、この静止位置を保持する。

    【0027】次に、運転者が、ブレーキペタル(図示せず)を踏み込んだときの動作について説明する。

    【0028】図5は、上記実施例において、ブレーキペタルを踏んだときにおけるドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1の左側面図である。

    【0029】走行状態から、運転者自身がブレーキを踏み込むと、そのブレーキの踏み込み量に応じて、運転席搭載板3の前側が下がり、運転席2の背もたれが前に傾き、運転者の姿勢が強制的に前傾するので、運転者が減速感を得ることができる。

    【0030】つまり、走行状態から、運転者がブレーキペタルを踏み込んだときに、その踏み込み量に応じて、
    制御部40(コンピュータ)が減速量を判断し、その減速量に応じた移動量と早さとの指示を制御部40がサーボモータ37に与え、上記減速量に応じた移動量だけサーボモータ37が反時計方向に回転し、ボールスクリュウナット32がタイミングベルト36側に移動し、リンクアーム13が車両後方に押し戻され、リンクアーム1
    2が図1の右手前から見て反時計方向に回動し、これに伴って、リンクアーム止台10が下方に押し下げられ、
    図1右手前から見て、保持軸51を中心にして運転席搭載板3が反時計方向に回動し、運転席2が前傾する方向に回動する。 運転席2が前傾する方向に回動することによって、運転者が減速感を得ることができる。

    【0031】そして、定速走行に移行していると、制御部40が判断した場合、制御部40は定速走行に見合う指示をサーボモータ37に与え、サーボモータ37が時計方向に回転し、タイミングベルト36を介して、ボールスクリュウ31が時計方向に回転し、ボールスクリュウナット32が図1中、左手前に(車両前方に)移動し、リンクアーム13が車両前方に引き寄せられ、リンクアーム12が図1の右手前から見て時計方向に回動する。 これに伴って、リンクアーム止台10が上方に押し上げられ、図1右手前から見て、保持軸51を中心にして運転席搭載板3が時計方向に回動し、運転席2が後ろに傾く方向に回動し、運転席搭載板3が水平になると、
    サーボモータ37の回転が停止され、運転席搭載板3がその位置で静止し、この静止位置を保持する。

    【0032】また、ブレーキペタルを踏み、そのまま停止した場合も、上記動作と同様にして、運転席搭載板3
    を通常の水平状態に戻し、運転席搭載板3がその位置で静止し、この静止位置を保持する。

    【0033】次に、上記実施例において、事故等によって発生する衝突時の動作状態について説明する。

    【0034】図6は、何かに衝突したときにおけるドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1の左側面図である。

    【0035】加速、減速、衝突体感装置S1において、
    運転席搭載板3に取り付けられた運転席用アーム4における回転自在な軸受け3Sと、運転席用アーム保持台5
    における保持軸51とが軸着され、これによって、運転席搭載板3が運転席用アーム保持台5に保持され、運転者の重心が保持軸51の内側に存在するよう構成されている。 したがって、通常の状態において、リンクアーム11の支え力がない場合、運転席搭載板3が、必ず保持軸51を中心に円弧を描き落下するが、上記実施例において、サーボモータ37を駆動源とする機構にリンクアーム11が支えられ、リンクアーム11に支持されている運転席搭載板3が水平状態を維持している。

    【0036】運転操作中、衝突が発生した旨を示す信号が制御部40に伝達されると、従動側電磁石23が直ちに逆励磁され、従動側電磁石23が駆動側電磁石24から分離され、つまり、従動側電磁石23がタイミングプーリ34側に後退し、これに伴って、リンクアーム13
    もタイミングプーリ34側に後退し、リンクアーム12
    が、図1の右手前から見て、反時計方向に回動し、リンクアーム11が下降し、リンクアーム11に支持されていた運転席搭載板3が回転自在な軸受け3Sを中心として、図1の右手前から見て、左下がりに傾斜し、運転席搭載板3が落下位置調整台15に当たるまで傾斜する。
    この場合、従動側電磁石23が直ちに逆励磁されるので、上記各動作が急速に実行され、運転席搭載板3が一気に回動(落下)し、運転席2は、図6に示す状態になり、衝突時のショックを運転者に体感させることができる。

    【0037】上記実施例において、事故時における運転席2の回動による落下は、運転者と運転席2と取付部品との重量による自然落下を基本としている。 ここで、電磁石24から電磁石23が分離されるときに、ガススプリング39が、電磁石23、24を引き離す手助けをするので、運転席搭載板3の落下がより高速に実行され、
    運転者により強い衝突体感を与える。

    【0038】つまり、上記実施例において、運転者が、
    アクセルペタルを踏み、加速操作を行うと、画像処理用コンピュータはモニター画面上に、アクセルペタルによる加速操作に応じた加速量に従った移動画面を作成表示し、これと同時に、加速量に応じた動作指示を、制御部40から運転席駆動用のサーボモータ37に与え、サーボモータ37に連結されたボールスクリュウナット32
    は、2つの電磁石23、24を介してリンク機構RMを駆動し、決められた範囲内で回転軸51を中心に運転席2が円弧運動し、押し上げられ、運転者は後ろに反り返る状態になる。 これによって、運転者が加速状態を感じる。

    【0039】等速走行に入ると、運転席2が平常の状態に戻るように制御部40が指示を出し、制御部40が指示した加速量の減少に従って、運転席2の傾きを徐々に戻し、運転席2が平常位置に戻ると、運転席2の移動が停止される。

    【0040】等速状態から減速されたり、ブレーキ操作が行われると、その減速量に応じて、定められた移動量と速さとによって、加速時とは逆の動作に入り、運転席2を前部に傾けることによって、減速感を運転者が体感でき、減速が無くなると、運転席2が平常位置に戻るように制御部40からサーボモータ37に指示され、運転席2は平常位置に戻った状態で安定静止する。

    【0041】走行中に、危険状態を確認し、ブレーキ操作が行われたが事故が発生した場合、このときの減速量に応じて、定められた移動量と早さとによって、減速時の動作に入り、運転席2が前部に傾けられ、その後に、
    事故が発生すると、運転席2を前に傾けた位置で、連結されていた2つの電磁石が分離し、予め設定された位置まで運転席2が一気に落下し、落下位置調整台15に当たって止まり、運転者に衝突時のショックを与える。 この場合、ブレーキを強く踏めば、ブレーキペタルを介して、足で体を支える状態になり、衝突時のショックの体感は軽減され、これとは逆に、ブレーキ操作を全く行わずに衝突した場合、平常位置から落下設定位置まで一気に落ちるので、より強いショックを体感できる。

    【0042】上記実施例において、ガススプリング39
    を使用する代わりに、コイルバネを使用してもよく、このようにしても、上記と同様に、運転席搭載板3をより高速で落下させることができる。 また、ガススプリング39を使用する代わりに、エアーシリンダーを取り付け、エアーシリンダーに供給する空気圧を、車速に応じて変化させるようにしてもよい。 このようにすることによって、衝突時の車速の変化に応じて衝突体感の大きさを変化させることができる。

    【0043】上記実施例において、連結電磁石を構成する従動側電磁石23と駆動側電磁石24として電磁石を使用しているが、従動側電磁石23と駆動側電磁石24
    とのうちのいずれか一方に永久磁石を使用してもよく、
    この場合も、2つの電磁石23、24をともに電磁石を使用した場合と同様に動作する。

    【0044】また、制御部40は、衝突発生を示す信号に応じて、2つの電磁石23、24のうちの一方の電磁石を逆励磁し、2つの電磁石23、24による2つの磁力を互いに反発させる手段であってもよい。 この場合、
    2つの電磁石23、24のうちの一方の電磁石が逆励磁されることによって、ボールスクリュウナット31とリンク機構RMとの連結が一気に解除され、運転席搭載板3が一気に落下し、運転席搭載板3が所定の角度で前傾する。

    【0045】さらに、運転席2と保持軸51との距離を長く設定し、運転者の体重が落下時の荷重として大きく取れるようにしてもよい。 このようにすると、磁石によって連結する機構の代わりに、機械的な連結方法、たとえば一般的な爪による連結を使用するようにしてもよい。

    【0046】また、連結断続手段としての電磁石23、
    24を削除し、ボールスクリュウナット32とリンクアーム13とを接続するようにしてもよい。 このようにすれば、衝突時における運転席搭載板3の落下速度が低下するが、運転席搭載板3と落下位置調整台15との衝突音が小さく、ドライブシミュレータが設置されている教室における騒音が少なくなる。

    【0047】さらに、運転席搭載板を有するドライブシミュレータにおいて、運転者による加速操作に応じて、
    運転席を後傾させ、運転者による減速操作に応じて、上記運転席を前傾させる運転席傾斜手段を有するものであれば、上記実施例以外の構成を使用するようにしてもよい。 また、運転席搭載板を有するドライブシミュレータにおいて、衝突を示す信号に応じて、上記運転席を前傾させる運転席傾斜手段を有するものであれば、上記実施例以外の構成を使用するようにしてもよい。

    【0048】

    【発明の効果】本発明によれば、ドライブシミュレータにおいて、運転者のブレーキ操作が緩慢であっても、その衝撃を大きく体感することができ、しかも、ドライブシミュレータの装置規模が比較的小さく、装置が安価であるという効果を奏する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例であるドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1の斜視図である。

    【図2】ドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1の平面図である。

    【図3】定速走行状態におけるドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1の左側面図である。

    【図4】アクセルを踏み込んだときにおけるドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1の左側面図である。

    【図5】ブレーキペタルを踏んだときにおけるドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1の左側面図である。

    【図6】何かに衝突したときにおけるドライブシミュレータ用加速、減速、衝突体感装置S1の左側面図である。

    【符号の説明】

    1…ハンドル、 2…運転席、 3…運転席搭載板、 3S…回転自在な軸受け、 4…運転席用アーム、 5…運転席用アーム保持台、 51…保持軸、 6…筐体、 7…シャーシ、 8…シャーシ補強、 RM…リンク機構、 10…リンクアーム止め台、 11、12、13…リンクアーム、 14…リンクアーム保持台、 15…落下位置調整台、 22…LMベアリング、 23…従動側電磁石、 24…駆動側電磁石、 25…従動側電磁石取付板、 26…駆動側電磁石取付板、 31…ボールスクリュウ、 32…ボールスクリュウナット、 33…ボールスクリュウ受け台、 34、35…タイミングプーリ、 36…タイミングベルト、 37…サーボモータ、 38…エンコーダ、 39…ガススプリング、 31…ガススプリング保持台、 40…制御部。

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