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Elevator type multistory parking device and elevator type self-advancing vertical double-column multistory parking facility

阅读:426发布:2021-03-21

专利汇可以提供Elevator type multistory parking device and elevator type self-advancing vertical double-column multistory parking facility专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To eliminate the need for the lifting and lowering of a slewing device, and to contribute to space saving in the vertical direction of a getting-on floor by installing two lifting-lowering deck devices on the getting-on floor in a manner that the deck devices may be elevated/lowered in the vertical direction so as to hold the slewing device. SOLUTION: In an elevator type multistory parking device A, two lifting-lowering deck devices 26, 26 are mounted at the two places of this side and an interior section from the entering-leaving port 2 side on a getting-on floor 3 in a manner that the deck devices can be lifted and lowered in the vertical direction so as to hold a slewing device. Lifting-lowering deck plates 25, 25 for each lifting-lowering deck device 26 are elevated up to places just under the level of a getting-on surface at the time of the getting-on/out of cars, and pallets P, P are supported from lower sections and positioned at the level of the getting-on surface. When the directions of the cars are changed, on the other hand, the pallets are lowered up to a level, where the slewing operation of the slewing device is not hindered. Accordingly, the slewing device need not be lifted and brought down, and the ceiling of the getting-on floor 3 can be lowered by the elevating and lowering section.,下面是Elevator type multistory parking device and elevator type self-advancing vertical double-column multistory parking facility专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 入出庫時、昇降路を昇降する昇降台と上記昇降路の側方に階層状に設けられた複数の格納棚との間で車両をパレットごと受け渡すとともに、乗入れ階に設けられた旋回装置により車両の向きを水平面内で格納姿勢又は退出姿勢になるよう変えるようにしたエレベータ式立体駐車装置であって、 上記乗入れ階の入出庫口側から見て手前と奥部との2箇所には、昇降デッキプレートを有する2基の昇降デッキ装置が上記旋回装置を挟むように上下方向に昇降可能に設けられ、 上記各昇降デッキ装置の昇降デッキプレートは、車両乗入れ・乗出し時には乗入れ面レベル直下まで上昇しパレットを下方から支持して乗入れ面レベルに位置付ける一方、車両の向きを変える時には上記旋回装置の旋回動作を阻害しないレベルまで下降するようになされていることを特徴とするエレベータ式立体駐車装置。
  • 【請求項2】 入出庫口と手前の昇降デッキ装置との間には、ロータリデッキプレートを有するロータリデッキ装置が上下方向に回転可能に設けられ、 上記ロータリデッキ装置のロータリデッキプレートの片面には、一対の弾性ブロックがパレットの2つの車輪載置部間の最大幅に対応する間隔をあけて突設され、 上記ロータリデッキプレートは、入庫時には上記両弾性ブロックを上向きにしてパレットの両車輪載置部外側の立上がり部に対応するよう回転する一方、旋回装置作動時には上記両弾性ブロックを横向きにして上記パレットと干渉しないよう回転すること特徴とする請求項1記載のエレベータ式立体駐車装置。
  • 【請求項3】 昇降台には、旋回装置上でパレットが長手方向端部を入出庫口側に向けて車両乗入れ・乗出し姿勢をとった状態で、利用者が乗降りする一対の乗降デッキプレートが上記パレットの両側に位置するように上載されていること特徴とする請求項1記載のエレベータ式立体駐車装置。
  • 【請求項4】 昇降台には、旋回装置の旋回テーブルより広いパレット支持プレートが上載され、 該パレット支持プレートは、パレットを昇降台から旋回装置に受け渡す際、該旋回装置の旋回テーブル上にパレットと共に受け渡され、上記パレットを旋回装置上に支持するようになされていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ式立体駐車装置。
  • 【請求項5】 エレベータ式立体駐車装置が建物内部に入出庫口側から見て前後に複数基連設され、入出庫時、
    車両が入出庫口と各々の立体駐車装置との間を自走するエレベータ式自走縦重列立体駐車設備であって、 少なくとも入出庫口側から見て最も手前の立体駐車装置は、請求項1記載の立体駐車装置であり、 該手前の立体駐車装置の各昇降デッキ装置の昇降デッキプレートは、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、乗入れ面レベルまで上昇し車路としての機能を有することを特徴とするエレベータ式自走縦重列立体駐車設備。
  • 【請求項6】 手前の立体駐車装置の各昇降デッキ装置の昇降デッキプレートには、パレット支持具が上下動可能に設けられ、 該パレット支持具は、上記昇降デッキプレートが乗入れ面レベルに達していない時には該昇降デッキプレート面から上方に突出し、昇降デッキプレートが乗入れ面レベル直下に達した際にパレットを下方から支持して乗入れ面レベルに位置付ける一方、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、上記昇降デッキプレートが乗入れ面レベルに達すると車両の通過の邪魔にならないようデッキプレート面とほぼ同じレベルまで下方に後退することを特徴とする請求項5記載のエレベータ式自走縦重列立体駐車設備。
  • 【請求項7】 エレベータ式立体駐車装置が建物内部に入出庫口側から見て前後に複数基連設され、入出庫時、
    車両が入出庫口と各々の立体駐車装置との間を自走するエレベータ式自走縦重列立体駐車設備であって、 少なくとも入出庫口側から見て最も手前の立体駐車装置は、請求項2記載の立体駐車装置であり、 該手前の立体駐車装置のロータリデッキ装置のロータリデッキプレートは、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、両弾性ブロックを下向きにして該両弾性ブロックが車両の通過を邪魔しないよう回転する機能を有することを特徴とするエレベータ式自走縦重列立体駐車設備。
  • 【請求項8】 エレベータ式立体駐車装置が建物内部に入出庫口側から見て前後に複数基連設され、入出庫時、
    車両が入出庫口と各々の立体駐車装置との間を自走するエレベータ式自走縦重列立体駐車設備であって、 少なくとも入出庫口側から見て最も手前の立体駐車装置は、請求項3記載の立体駐車装置であり、 該手前の立体駐車装置の昇降台の両乗降デッキプレートは、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、乗入れ面レベルに位置し車路としての機能を有することを特徴とするエレベータ式自走縦重列立体駐車設備。
  • 【請求項9】 エレベータ式立体駐車装置が建物内部に入出庫口側から見て前後に複数基連設され、入出庫時、
    車両が入出庫口と各々の立体駐車装置との間を自走するエレベータ式自走縦重列立体駐車設備であって、 少なくとも入出庫口側から見て最も手前の立体駐車装置は、請求項4記載の立体駐車装置であり、 該手前の立体駐車装置の昇降台に上載されたパレット支持プレートは、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、
    乗入れ面レベルに位置し車路としての機能を有することを特徴とするエレベータ式自走縦重列立体駐車設備。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する利用分野】本発明は、エレベータ式立体駐車装置、及び該エレベータ式立体駐車装置が入出庫口側から見て前後に連設され、入出庫時、車両が入出庫口と各々の立体駐車装置との間を自走するタイプのエレベータ式自走縦重列立体駐車設備に関し、特に乗入れ階のスペース対策に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】エレベータ式立体駐車装置を下部乗入れ式のものを例に挙げて説明すると、入庫に際しては、乗入れ階で待機中の昇降台に車両をパレットごと搭載し、
    上記昇降台を入庫しようとする目的の格納棚の側方まで上昇させて該格納棚に車両をパレットごと格納する一方、出庫に際しては、昇降台を出庫しようとする車両が格納されている格納棚の側方まで上昇させて該格納棚から車両をパレットごと受け取り、その後、上記昇降台を乗入れ階まで下降させ、入出庫口から退出させるようになされている。

    【0003】このようなエレベータ式立体駐車装置において、乗入れ階に進入した入庫車両の姿勢や乗入れ階から退出しようとする出庫車両の姿勢と、格納棚における車両の格納姿勢とが平面内で90°異なる場合、上記乗入れ階に旋回装置を設け、該旋回装置に車両をパレットごと搭載して車両の向きを水平面内で90°変えるようにしている。

    【0004】この場合、一般には、旋回装置に旋回機能と昇降機能の2つの機能を持たせ、まず、車両をパレットごと搭載した状態の旋回テーブルを上昇させてその周りのデッキに上記パレットが干渉しないようにし、この状態でパレットを旋回させて車両の向きを変えた後、上記旋回テーブルを元の位置に下降させるようにしている。 例えば特開昭63−284372号公報や特開平3
    −194071号公報等参照。 このものは上述の如き旋回装置を備えたエレベータ式立体駐車装置を2基連設したエレベータ式自走縦重列立体駐車設備である。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如きエレベータ式立体駐車装置では、車両の向きを変えるのに車両を旋回させるだけではなく、旋回時にその周りのデッキと干渉しないように上昇させる必要があるため、
    この上昇ストローク分だけ乗入れ階の上下方向にスペースを確保しなければならず、建物全体が上昇ストローク分だけ高くなって省スペース性が劣る嫌いがある。

    【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、旋回装置の昇降機能をその周りのデッキ側に肩代わりさせることにより、旋回装置を旋回時に上昇させずに済む分だけ乗入れ階の上下方向のスペースを狭め、省スペース化を達成しようとすることにある。 さらには、このことに関連して入出庫効率をも良くしようとするものである。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明は、旋回装置周りのデッキを上下方向に可動式としたエレベータ式立体駐車装置及びエレベータ式自走縦重列立体駐車設備を対象とし、次のような解決手段を講じた。

    【0008】すなわち、本発明の第1〜4の解決手段は、エレベータ式立体駐車装置に関するものであり、これらは、入出庫時、昇降路を昇降する昇降台と上記昇降路の側方に階層状に設けられた複数の格納棚との間で車両をパレットごと受け渡すとともに、乗入れ階に設けられた旋回装置により車両の向きを水平面内で格納姿勢又は退出姿勢になるよう変えるようにしたエレベータ式立体駐車装置を前提とする。

    【0009】第1の解決手段は、昇降デッキプレートを有する2基の昇降デッキ装置を乗入れ階の入出庫口側から見て手前と奥部との2箇所に、旋回装置を挟むように上下方向に昇降可能に設ける。 そして、上記各昇降デッキ装置の昇降デッキプレートを、車両乗入れ・乗出し時には乗入れ面レベル直下まで上昇させパレットを下方から支持して乗入れ面レベルに位置付ける一方、車両の向きを変える時には上記旋回装置の旋回動作を阻害しないレベルまで下降させるようにしたことを特徴とする。

    【0010】この構成により、第1の解決手段では、車両乗入れ時、各昇降デッキ装置の昇降デッキプレートが乗入れ面レベル直下まで上昇し、車両乗入れ時のパレットの転倒を防ぐべく旋回装置上の空パレットを下方から支持して乗入れ面レベルに位置付ける。 この状態で、入出庫口から進入した車両が上記空パレットに乗り入れる。 その後、上記各昇降デッキ装置の昇降デッキプレートが上記旋回装置の旋回動作を阻害しないレベルまで下降し、この状態で旋回装置が作動して上記車載パレットを水平面内で旋回させ、車両の向きを格納姿勢に変えた後、昇降台で目的の格納棚の側方に搬送して格納する。
    一方、車両乗出し時、各昇降デッキ装置の昇降デッキプレートが旋回装置の旋回動作を阻害しないレベルまで下降し、この状態で上記旋回装置が作動して車載パレットを水平面内で旋回させ、車両の向きを退出姿勢に変える。 その後、上記各昇降デッキ装置の昇降デッキプレートが乗入れ面レベル直下まで上昇し、車両乗入れ時のパレットの転倒を防ぐべく旋回装置上の車載パレットを下方から支持して乗入れ面レベルに位置付ける。 この状態で、車両がパレットから乗り出して入出庫口から退出する。

    【0011】したがって、車両の向きが旋回装置の旋回動作だけで変わり、よって上昇動作が必要な旋回装置の場合に比べて上下方向のストロークが短くなり、乗入れ階の天井が低くなってその分省スペース化が図られる。

    【0012】第2の解決手段は、第1の解決手段において、ロータリデッキプレートを有するロータリデッキ装置を入出庫口と手前の昇降デッキ装置との間に上下方向に回転可能に設ける。 さらに、上記ロータリデッキ装置のロータリデッキプレートの片面に一対の弾性ブロックをパレットの2つの車輪載置部間の最大幅に対応する間隔をあけて突設する。 そして、上記ロータリデッキプレートを、入庫時には上記両弾性ブロックを上向きにしてパレットの両車輪載置部外側の立上がり部に対応するよう回転させる一方、旋回装置作動時には上記両弾性ブロックを横向きにして上記パレットと干渉しないよう回転させることを特徴とする。

    【0013】この構成により、第2の解決手段では、入庫時、両弾性ブロックが乗入れ側から見てパレットの両車輪載置部外側の立上がり部の手前に対応して位置し、
    車両がパレットに乗り入れる際にその乗入れ位置が中心から外れて車輪が上記両立上がり部に接触しようとしても、その手前にある上記両弾性ブロックに当たって両立上がり部には当たらず、車輪が損傷しない。 また、旋回装置作動時には、上記両弾性ブロックが横向きになってパレットとの干渉が回避され、パレットの姿勢変更に支障をきたさない。

    【0014】第3の解決手段は、第1の解決手段において、旋回装置上でパレットが長手方向端部を入出庫口側に向けて車両乗入れ・乗出し姿勢をとった状態で、利用者が乗降りする一対の乗降デッキプレートを上記パレットの両側に位置するように昇降台に上載したこと特徴とする。

    【0015】この構成により、第3の解決手段では、入出庫に際し、利用者が上記両乗降デッキプレートを通過することで乗降りがスムーズに行われる。

    【0016】第4の解決手段は、第1の解決手段において、旋回装置の旋回テーブルより広いパレット支持プレートを昇降台に上載する。 そして、パレットを昇降台から旋回装置に受け渡す際、上記パレット支持プレートを該旋回装置の旋回テーブル上にパレットと共に受け渡し、上記パレットを旋回装置上に支持するようにしたこと特徴とする。

    【0017】この構成により、第4の解決手段では、パレットは支持面積の広いパレット支持プレートを介して旋回装置の旋回テーブル上に支持され、旋回テーブルでダイレクトに支持する場合に比べてその支持状態が安定する。

    【0018】本発明の第5〜9の解決手段は、エレベータ式自走縦重列立体駐車設備に関するものであり、これらは、エレベータ式立体駐車装置が建物内部に入出庫口側から見て前後に複数基連設され、入出庫時、車両が入出庫口と各々の立体駐車装置との間を自走するエレベータ式自走縦重列立体駐車設備であり、かつ少なくとも入出庫口側から見て最も手前の立体駐車装置が第1〜4の解決手段のいずれか1の解決手段の立体駐車装置であることを前提とする。

    【0019】第5の解決手段は、上述の如き前提において、手前の立体駐車装置の各昇降デッキ装置の昇降デッキプレートに、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、
    乗入れ面レベルまで上昇し車路としての機能を付与したことを特徴とする。

    【0020】この構成により、第5の解決手段では、入出庫口から乗入れ階に進入した入庫車両は、手前の立体駐車装置の各昇降デッキプレートを通過して奥部の立体駐車装置に進入する一方、奥部の立体駐車装置からの出庫車両は、逆に手前の立体駐車装置の各昇降デッキプレートを通過して入出庫口から退出する。 よって、奥部の立体駐車装置用に入退出専用の車路を設けずに済む。

    【0021】第6の解決手段は、第5の解決手段において、手前の立体駐車装置の各昇降デッキ装置の昇降デッキプレートにパレット支持具を上下動可能に設ける。 そして、該パレット支持具を、上記昇降デッキプレートが乗入れ面レベルに達していない時には該昇降デッキプレート面から上方に突出させ、昇降デッキプレートが乗入れ面レベル直下に達した際にパレットを下方から支持して乗入れ面レベルに位置付けて車両の入出庫時のパレットの転倒を防ぐ一方、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、上記昇降デッキプレートが乗入れ面レベルに達すると車両の通過の邪魔にならないよう該デッキプレート面とほぼ同じレベルまで下方に後退させることを特徴とする。

    【0022】この構成により、第6の解決手段では、パレット支持具は、奥部の立体駐車装置に対して入出庫する時には、昇降デッキプレートのデッキプレート面とほぼ同じレベルまで下方に後退し、車両の通過の邪魔にならない。

    【0023】第7の解決手段は、上述の如き前提において、手前の立体駐車装置のロータリデッキ装置のロータリデッキプレートに、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、両弾性ブロックを下向きにして該両弾性ブロックが車両の通過を邪魔しないよう回転する機能を付与したことを特徴とする。

    【0024】この構成により、第7の解決手段では、両弾性ブロックは、奥部の立体駐車装置に対して入出庫する時には、下向きになって車両の通過の邪魔にならない。

    【0025】第8の解決手段は、上述の如き前提において、手前の立体駐車装置の昇降台の両乗降デッキプレートに、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、乗入れ面レベルに位置し車路としての機能を付与したことを特徴とする。

    【0026】この構成により、第8の解決手段では、第5の解決手段と同様に、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、入出庫車両は、乗降デッキプレートを通過して入退出し、奥部の立体駐車装置用に入退出専用の車路を設けずに済む。

    【0027】第9の解決手段は、上述の如き前提において、手前の立体駐車装置の昇降台に上載されたパレット支持プレートに、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、乗入れ面レベルに位置し車路としての機能を付与したことを特徴とする。

    【0028】この構成により、第9の解決手段においても、第5の解決手段と同様に、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、入出庫車両は、パレット支持プレートを通過して入退出し、奥部の立体駐車装置用に入退出専用の車路を設けずに済む。

    【0029】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

    【0030】図1〜5において、1は鉄塔からなる建物、2は該建物1の地上階に設けられた入出庫口であって、上記建物1内部には、下部乗入れ方式のエレベータ式立体駐車装置Aが入出庫口2側から見て前後に2基連設され、この前後2基の立体駐車装置A,Aでもって、
    入出庫時、車両Cが入出庫口2と各々の立体駐車装置A
    との間を自走するエレベータ式自走縦重列立体駐車設備Bが構成されている。

    【0031】上記建物1内部の地上階には、各々の立体駐車装置Aごとに乗入れ階3が構成され、該各立体駐車装置Aでは、乗入れ階3を1階としてその上方である2
    階以上(上端部分を除く)を駐車階4とし、建物1内部の上端部分を駆動装置類が設置された機械室(図示せず)としている。 上記建物1内部の機械室下方には、昇降路5が上記乗入れ階3に達するように設けられ、上記駐車階4の昇降路5両側方には多数の格納棚6,6,…
    が階層状に設けられ(図5参照)、該各格納棚6は案内ローラ7,7,…を有する2条の棚レール8,8でもって構成されている。

    【0032】上記各立体駐車装置Aの昇降路5には、入出庫時、昇降路5を昇降する昇降台9が設置され、該昇降台9は四隅に連結された4本のワイヤロープ(図示せず)によって吊下げ支持され、該各ワイヤロープを上記機械室の駆動装置類の起動によって巻上げあるいは巻戻しすることにより、上記昇降台9を昇降路5に沿って昇降させるようになっている。 そして、この昇降台9と各格納棚6との間で車両CをパレットPごと受け渡すようにしている。

    【0033】上記各立体駐車装置Aの乗入れ階3にはピット10が凹設され、入出庫口2側から見て手前と奥部の立体駐車装置Aのピット10には旋回機能のみを有する旋回装置11が、奥部の立体駐車装置Aのピット10
    には旋回機能と昇降機能の両機能を有する旋回装置11
    ´がそれぞれ設置され、各々の旋回装置11,11´により車両Cの向きを水平面内で格納姿勢又は退出姿勢になるよう変えるようにしている。 つまり、入出庫時、車両Cは乗入れ階3で待機中のパレットPに前進運転で乗り入れたり、パレットPから乗り出したりする一方、格納時には建物1の構造上それと直交する方向に向きを変えている。

    【0034】入出庫口2側から見て手前の立体駐車装置Aの乗入れ階3の入出庫口2と後述する手前の昇降デッキ装置26との間には、ロータリデッキプレート12を有するロータリデッキ装置13が上下方向に回転可能に設けられている。 図6及び図7に拡大詳示するように、
    該ロータリデッキ装置13のロータリデッキプレート1
    2は幅の狭い矩形形状をしており、その片面にはゴム等の弾性体からなる一対の弾性ブロック14,14がパレットPの2つの車輪載置部p1 ,p1 間の最大幅Wに対応する間隔をあけて突設され、該各弾性ブロック14は片面だけであってその反対面には設けられていない。

    【0035】上記ロータリデッキプレート12の両端は回転軸15,15によって支持枠16,16上端に回転可能に水平に支持され、一方(図6及び図7で左側)の回転軸15にはモータ17の出軸17aが連結され、
    該モータ17の正転・逆転作動によって上記ロータリデッキプレート12を上下方向に回転させるようになっている。 具体的には、上記ロータリデッキプレート12
    は、入庫時には上記両弾性ブロック14,14を上向きにしてパレットPの両車輪載置部p1 ,p1 外側の立上がり部p2 ,p2 に対応するよう回転する(図8(a)
    参照)一方、旋回装置11作動時には上記両弾性ブロック14,14を横向きにして上記パレットPと干渉しないよう回転し(図8(c)参照)、さらには、奥部の立体駐車装置Aに対する入出庫時、両弾性ブロック14,
    14を下向きにして該両弾性ブロック14,14が車両Cの通過を邪魔しないよう回転するようになっている(図8(b)参照)。

    【0036】また、上記モータ17側の支持枠16上端には、ロータリデッキプレート12の係合孔12aに係脱可能に係合するストッパー18が流体若しくは電動駆動のシリンダ19のピストンロッド19a先端に連結されて出退可能に配置され、上記ロータリデッキプレート12を回転させる際には、上記シリンダ19の収縮作動により上記ストッパー18を後退させて上記係合孔12
    aより離脱させる一方、上記デッキプレート12を両弾性ブロック14,14の上向き姿勢及び下向き姿勢に保持する際には、上記シリンダ19の伸張作動により上記ストッパー18を進出させて上記係合孔12aに係合させるようになっている。

    【0037】一方、上記両立体駐車装置A,Aの間には間仕切りドア20が開閉可能に設けられ、奥部の立体駐車装置Aの上記間仕切りドア20内側には、スイングデッキプレート21を有するスイングデッキ装置22が鉛直姿勢と水平姿勢をとり得るように90°の範囲で上下方向に回転可能に設けられている。 図12及び図13に拡大詳示するように、該スイングデッキ装置22のスイングデッキプレート21は、上記ロータリデッキ装置1
    3のロータリデッキプレート12と同様に幅の狭い矩形形状をしており、その片面にはゴム等の弾性体からなる一対の弾性ブロック14,14がパレットPの2つの車輪載置部p1 ,p1 間の最大幅Wに対応する間隔をあけて突設されている。

    【0038】上記スイングデッキ装置22のスイングデッキプレート21の裏面側にはモータ23が設置され、
    その出力軸23aにはアーム24の一端が連結されているとともに、該アーム24の他端には押上げローラ24
    a,24aが連結され、上記モータ23の正転・逆転作動により、車両Cが両立体駐車装置A,Aを通過する際には通路を確保すべく上記スイングデッキプレート21
    を水平姿勢(図13実線参照)に保持し、奥部の立体駐車装置AでパレットPが旋回する際にはパレットPとの干渉を避けるべく上記スイングデッキプレート21を鉛直姿勢(図13仮想線参照)をとるようになっている。
    なお、上記スイングデッキプレート21が水平姿勢をとっている状態で、押上げローラ24a,24aはスイングデッキプレート21から離れているが、該スイングデッキプレート21は、旋回時にパレットPを案内支持する支持ローラ40,40で下方から水平に支持されている。

    【0039】上記手前の立体駐車装置Aの乗入れ階3の入出庫口2側から見て手前と奥部との2箇所には、昇降デッキプレート25を有する2基の昇降デッキ装置2
    6,26が上記旋回装置11を挟むように上下方向に昇降可能に設けられている。

    【0040】図9及び図10に拡大詳示するように、上記昇降デッキ装置26の昇降デッキプレート25は、支持台27に一対の平行リンク28,28によって昇降可能に水平に支持され、該両平行リンク28,28はロッド29によって連結されているとともに、一方(図9右側)の平行リンク28の下端にはその下方に設置された揺動シリンダ30のピストンロッド30a先端に連結され、該揺動シリンダ30の伸縮作動を3段階に切り換えることにより上記昇降デッキプレート25の高さを3段階に変位させるようになっている。 具体的には、上記昇降デッキプレート25は、車両乗入れ・乗出し時には乗入れ面レベル直下まで上昇しパレットPを下方から支持して乗入れ面レベルに位置付けて車両Cの入出庫時のパレットPの転倒を防ぐ。

    【0041】(図9及び図10一点鎖線参照)一方、車両Cの向きを変える時には上記旋回装置11の旋回動作を阻害しないレベルまで下降し(図9及び図10実線参照)、さらに、奥部の立体駐車装置Aに対する入出庫時、乗入れ面レベルまで上昇し車路としての機能を付与するようになっている(図9及び図10二点鎖線参照)。

    【0042】また、上記各昇降デッキ装置26の昇降デッキプレート25には、2つのパレット支持具31,3
    1が上下動可能に設けられている(図4参照)。 図11
    に拡大詳示するように、上記各パレット支持具31には、三形状のレバー32の1つ目の角部が固定され、
    2つ目の角部には連結部材33の上端が回動可能に連結され、該連結部材33の下端には長孔33aが形成され、該連結部材33の下端は上記長孔33aにボルト3
    4を挿入することで支持台27に上下方向に移動可能に連結されている。 また、上記レバー32の3つ目の角部はコイルスプリング35によって昇降デッキプレート2
    5に連結され、上記レバー32はコイルスプリング35
    のばね力によって常時図11時計回り方向に付勢され、
    各パレット支持具31を昇降デッキプレート25上面から上方に突出させている。

    【0043】具体的には、上記各パレット支持具31
    は、上記昇降デッキプレート25が乗入れ面レベルに達していない時には、上記コイルスプリング35のばね力によりレバー32を図11時計回り方向に回転させ、デッキプレート面から上方に突出し(図11実線参照)、
    昇降デッキプレート25が乗入れ面レベル直下に達した際にパレットPを下方から支持して乗入れ面レベルに位置付ける一方、奥部の立体駐車装置Aに対する入出庫時、上記昇降デッキプレート25が乗入れ面レベルに達すると、コイルスプリング35のばね力に抗してレバー32が図11反時計回り方向に回転させ車両Cの通過の邪魔にならないようデッキプレート面とほぼ同じレベルまで下方に後退する。 これらの動作は、上記昇降デッキプレート25の昇降動作に連動して行われるものである。 すなわち、昇降デッキプレート25が上昇すると、
    連結部材33が下方に引っ張られ、これによりレバー3
    2がコイルスプリング35のばね力に抗して図11反時計回り方向に回転し、その結果、各パレット支持具31
    が倒れてその高さが昇降デッキプレート25の上面とほぼ同じになるのである。

    【0044】一方、奥部の立体駐車装置Aにもデッキが旋回装置11´を挟むように両側に設けられているが、
    こちらのデッキは固定デッキ36であり、旋回装置11
    ´の旋回時にパレットPと干渉しないように乗入れ面レベルより低い位置に設けている。

    【0045】上記両立体駐車装置A,Aの各昇降台9には、一対の乗降デッキプレート37,37が距離を隔てて上載され、該両乗降デッキプレート37,37は、旋回装置11,11´上でパレットPが長手方向端部を入出庫口2側に向けて車両乗入れ・乗出し姿勢をとった状態で、上記パレットPの両側に位置し、入出庫時に利用者が乗降りできるようになっている(図5参照)。 また、手前の立体駐車装置Aの昇降台9の両乗降デッキプレート37,37は、昇降台9が乗入れ階3に着床した状態において、上記両昇降デッキ装置26,26に受け渡して支持され、奥部の立体駐車装置Aに対する入出庫時、乗入れ面レベルに位置して車路としての機能を付与するようになっている。 奥部の立体駐車装置Aの昇降台9の両乗降デッキプレート37,37は、昇降台9が乗入れ階3に着床した状態において、上記両固定デッキ装置36,36に受け渡して支持され、固定デッキ装置3
    6,36と同様に、旋回装置11´の旋回時にパレットPと干渉しない位置、すなわち乗入れ面より低い位置で支持されるようになっている。

    【0046】上記両立体駐車装置A,Aの各昇降台9には、旋回装置11,11´の旋回テーブル11a,11
    ´aより広いパレット支持プレート38が受け部9a,
    9a,…によって下方から支持されて上載され、該パレット支持プレート38は、パレットPを昇降台9から旋回装置11,11´に受け渡す際、該旋回装置11の旋回テーブル11a,11´a上にパレットPと共に受け渡され、上記パレットPを旋回装置11,11´上に支持してパレットPが撓まないようにしている。 また、手前の立体駐車装置Aの昇降台9に上載されたパレット支持プレート38は、奥部の立体駐車装置Aに対する入出庫時、乗入れ面レベルに位置し車路としての機能を付与するようになっている。

    【0047】なお、上記昇降台9の長手方向両端には、
    案内ローラ39,39,…が設けられ、この案内ローラ39と上記各格納棚6の案内ローラ7との間で車両CをパレットPごと受け渡すようになっている。

    【0048】次に、上記実施例の入庫の要領を説明する。

    【0049】まず、車両Cの進入に備えてロータリデッキ装置13は両弾性ブロック14,14を上向きにした表向き姿勢になっている(図8(a)参照)。 また、両昇降デッキ装置26,26は各昇降デッキプレート25
    を乗入れ面レベル直下まで上昇させ、旋回装置11上の空パレットPを下方から支持して乗入れ面レベルに位置付けている。

    【0050】次いで、車両Cが入出庫口2から乗入れ階3に進入し上記空パレットPに乗り入れる。

    【0051】この際、上記両弾性ブロック14,14
    が、図4に仮想線で示す上記空パレットPの両車輪載置部p1 ,p1 外側の立上がり部p2 ,p2 の手前に対応していることから、車両Cが空パレットPに乗り入れる際にその乗入れ位置が中心から外れて車輪が上記両立上がり部p2 ,p2 に接触しようとしても、その手前にある上記両弾性ブロック14,14に当たって両立上がり部p2 ,p2 には当たらず、車輪の損傷を防止することができる。

    【0052】さらに、この状態で昇降台9の両乗降デッキプレート37,37が上記パレットPの両側に位置していることから、利用者はこれを両乗降デッキプレート37,37を通過することで、つまり踏み台として利用することでスムーズに降車することができる。

    【0053】その後、手前の立体駐車装置Aに入庫する場合には、上記ロータリデッキ装置13のストッパー1
    8をシリンダ19の収縮作動により後退させてロータリデッキプレート12の係合孔12aから離脱させ、この状態でモータ17を作動させて上記ロータリデッキプレート12を図8(c)の鉛直姿勢に回転させ、旋回装置11の旋回に備える。 また、上記各昇降デッキ装置26
    の昇降デッキプレート25を揺動シリンダ30の伸張作動により下降させ、旋回装置11の旋回動作を阻害しないようにするとともに車載パレットPを旋回装置11上に受け渡す。

    【0054】この状態で上記空パレットPは、支持面積が広いパレット支持プレート38を介して旋回装置11
    上に支持されていることから、車両Cを搭載しても旋回テーブル11aでダイレクトに支持する場合のようには撓まずその支持状態を安定させることができる。

    【0055】その後、上記旋回装置11を作動させて車載パレットPの向きを水平面内で90°変えた後、昇降台9を目的の格納棚6側方まで上昇させ、車両CをパレットPごと格納棚6に受け渡して格納する。

    【0056】一方、奥部の立体駐車装置Aに格納する場合には、上記ロータリデッキ装置13のストッパー18
    をシリンダ19の収縮作動により後退させてロータリデッキプレート12の係合孔12aから離脱させ、この状態でモータ17を作動させて上記デッキプレート12を図8(b)の裏向き姿勢に回転させ、両弾性ブロック1
    4,14をデッキプレート面の下方に位置させる。 また、手前の立体駐車装置Aの昇降台9はパレットPを搭載しない状態で下降し、乗降デッキプレート37,37
    を昇降デッキ装置26,26に支持させて、パレット支持プレート38を旋回テーブル11aに支持させる一方、上記各昇降デッキ装置26の昇降デッキプレート2
    5を最上段に上昇させる。 これによりパレット支持具3
    1,31が下方に後退して昇降デッキプレート25の表面がフラットになるとともに、乗降デッキプレート3
    7,37も旋回装置11上のパレット支持プレート38
    と同じ高さとなり、ロータリデッキプレート12、昇降デッキプレート25、乗降デッキプレート37及びパレット支持プレート38でもって車両Cが通過する車路を構成する。

    【0057】その後、間仕切りドア20を開いて奥部の立体駐車装置Aで待機中の空パレットPに乗り入れ、スイングデッキ装置22のモータ23を作動させてスイングデッキプレート21を図13の仮想線の鉛直姿勢に回転させて車載パレットPの旋回に干渉しないようにし、
    この状態で上記旋回装置11´を旋回作動させて上記車載パレットPの向きを水平面内で90°変え、さらに、
    昇降台9を目的の格納棚6側方まで上昇させ、車両CをパレットPごと格納棚6に受け渡して格納する。

    【0058】なお、出庫の要領は入庫と逆の要領で行えばよいので説明を省略する。 この場合、ロータリデッキ装置13の各弾性ブロック14をロータリデッキプレート12の下方に位置させているので、車両Cの退出動作の邪魔をすることはない。

    【0059】このように、本実施例では、立体駐車装置Aの旋回装置11を旋回動作だけにし、その代わりに手前の立体駐車装置Aの昇降デッキ装置26の各昇降デッキプレート25を下降させ、これにより旋回時におけるパレットPの干渉を避けるようにしていることから、旋回装置11を上昇させない分だけ乗入れ階3の天井を低くしてその省スペース化を図ることができる。

    【0060】なお、上記実施例では、手前の立体駐車装置Aのみ昇降デッキ装置26等を設けたが、奥部の立体駐車装置Aも同様に構成してもよく、さらには、3基以上の立体駐車装置Aを連設した自走縦重列立体駐車設備Bにも適用することができるものである。

    【0061】

    【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る本発明によれば、昇降デッキ装置の昇降デッキプレートを、車両乗入れ・乗出し時には乗入れ面レベル直下まで上昇させパレットを下方から支持して乗入れ面レベルに位置付ける一方、車両の向きを変える時には旋回装置の旋回動作を阻害しないレベルまで下降させるようにしたので、車両の向きを旋回装置の旋回動作だけで変えることができ、上昇動作を不要とする分だけ乗入れ階の天井を低くしてその省スペース化を図ることができる。

    【0062】請求項2に係る本発明によれば、入出庫口と手前の昇降デッキ装置との間にロータリデッキ装置を上下方向に回転可能に設け、該ロータリデッキ装置のロータリデッキプレートの片面に一対の弾性ブロックを突設し、上記ロータリデッキプレートを、入庫時には上記両弾性ブロックを上向きにしてパレットの両立上がり部に対応するよう回転させる一方、旋回装置作動時には上記両弾性ブロックを横向きにして上記パレットと干渉しないよう回転させた。 したがって、入庫時、車両がパレットに乗り入れる際にその乗入れ位置が中心から外れても上記両弾性ブロックで車輪が損傷しないよう両立上がり部に当たらないようにすることができる。 また、旋回装置作動時には、上記ロータリデッキプレートがパレットと干渉しないよう横向きになるので、パレットの姿勢変更に支障をきたさないようにできる。

    【0063】請求項3に係る本発明によれば、パレットが旋回装置上で車両乗入れ・乗出し姿勢をとった際、利用者が乗降りする一対の乗降デッキプレートを上記パレットの両側に位置するように昇降台に上載したので、入出庫に際し、利用者が上記両乗降デッキプレートを通過することで乗降りをスムーズに行うことができる。

    【0064】請求項4に係る本発明によれば、パレットを昇降台から旋回装置に受け渡す際、上記昇降台上に上載したパレット支持プレートを旋回装置にパレットと共に受け渡し、上記パレットを旋回装置上に支持するようにしたので、パレットをパレット支持プレートで安定して旋回装置上に支持することができる。

    【0065】請求項5に係る本発明によれば、奥部の立体駐車装置に対して入出庫する際、手前の立体駐車装置の両昇降デッキ装置の昇降デッキプレートに車路としての機能を付与したので、専用の入退出車路を設けることなく該各昇降デッキプレートを通過して入退出することができ、設備費用を低減することができる。

    【0066】請求項6に係る本発明によれば、手前の立体駐車装置の各昇降デッキ装置の昇降デッキプレートにパレット支持具を上下動可能に設け、該パレット支持具を、上記昇降デッキプレートが乗入れ面レベルに達していない時にはデッキプレート面から上方に突出させ、昇降デッキプレートが乗入れ面レベル直下に達した際にパレットを下方から支持して乗入れ面レベルに位置付ける一方、奥部の立体駐車装置に対する入出庫時、上記昇降デッキプレートが乗入れ面レベルに達すると車両の通過の邪魔にならないようデッキプレート面とほぼ同じレベルまで下方に後退させた。 したがって、パレット支持具を奥部の立体駐車装置に対して入出庫する時に、昇降デッキプレートのデッキプレート面とほぼ同じレベルまで下方に後退させ、車両の通過の邪魔にならないようにすることができる。

    【0067】請求項7に係る本発明によれば、手前の立体駐車装置のロータリデッキ装置のロータリデッキプレートに、奥部の立体駐車装置に対して入出庫する際、両弾性ブロックを下向きにして該両弾性ブロックが車両の通過を邪魔しないよう回転する機能を付与したので、両弾性ブロックを奥部の立体駐車装置に対して入出庫する時に下向きにして車両の通過の邪魔にならないようにできる。

    【0068】請求項8に係る本発明によれば、奥部の立体駐車装置に対して入出庫する際、手前の立体駐車装置の昇降台の両乗降デッキプレートに車路としての機能を付与したので、専用の入退出車路を設けることなく両乗降デッキプレートを通過して入退出することができ、設備費用を低減することができる。

    【0069】請求項9に係る本発明によれば、奥部の立体駐車装置に対して入出庫する際、手前の立体駐車装置の昇降台に上載されたパレット支持プレートに車路としての機能を付与したので、専用の入退出車路を設けることなくパレット支持プレートを通過して入退出することができ、設備費用を低減することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】エレベータ式自走縦重列立体駐車設備を一部破断して示す正面図である。

    【図2】エレベータ式自走縦重列立体駐車設備を一部破断して示す側面図である。

    【図3】エレベータ式自走縦重列立体駐車設備の乗入れ階の平面図である。

    【図4】エレベータ式自走縦重列立体駐車設備において入出庫口側から見て手前の立体駐車装置の乗入れ階を乗入れ階側から見た平面図である。

    【図5】エレベータ式自走縦重列立体駐車設備において入出庫口側から見て奥部の立体駐車装置の乗入れ階を最下段の格納棚側から見た平面図である。

    【図6】ロータリデッキ装置の平面図である。

    【図7】ロータリデッキ装置の正面図である。

    【図8】(a)は入出庫口側から見て手前の立体駐車装置に対し入出庫する際におけるロータリデッキの回転姿勢を示す側面図、(b)は入出庫口側から見て奥部の立体駐車装置に対し入出庫する際におけるロータリデッキの回転姿勢を示す側面図、(c)は入出庫口側から見て手前の立体駐車装置の旋回装置作動時におけるロータリデッキの回転姿勢を示す側面図である。

    【図9】昇降デッキ装置の正面図である。

    【図10】昇降デッキ装置の側面図である。

    【図11】昇降デッキ装置のパレット支持具取付け部分を示す側面図である。

    【図12】スイングデッキ装置を一部破断して示す平面図である。

    【図13】図12のXIII−XIII線における断面図である。

    【符号の説明】

    1 建物 2 入出庫口 3 乗入れ階 5 昇降路 6 格納棚 9 昇降台 11,11´ 旋回装置 11a,11´a 旋回テーブル 12 ロータリデッキプレート 13 ロータリデッキ装置 14 弾性ブロック 25 昇降デッキプレート 26 昇降デッキ装置 31 パレット支持具 37 乗降デッキプレート 38 パレット支持プレート A エレベータ式立体駐車装置 B エレベータ式自走縦重列立体駐車設備 C 車両 P パレット p1 車輪載置部 p2 立上がり部 W 車輪載置部間の最大幅

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