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Beverage supply device

阅读:147发布:2023-12-26

专利汇可以提供Beverage supply device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain the sanitary device which can suppress rotting even when an operation frequency needed to process extracted grounds and waste liquid is lowered by irradiating a container which contains the extracted grounds disposed of from an extractor and waste liquid of coffee beverage with ultraviolet rays.
SOLUTION: After ground beans are thrown in, a moving motor 8D is driven and four extracting containers 8A rotate counterclockwise by 90°. Through this rotation, the extracting container 8A in which the ground beans are thrown at a ground bean supply position (a) moves to an extraction position (b) and an extracting container 8A which has extracted grounds moves to a ground disposal position (c) respectively. After the movement, a main control part lowers a lever 83 by driving an extracting motor 89. Consequently, a disk member 86 is inserted into the extracting container 8A at the ground disposal position (c) and the extracted grounds are pushed out through a hole 81; and an extracting head is airtightly coupled with the extracting container 8A at the extraction position (b) and an extracting hot water valve is opened to supply high-temperature water applied with pressure by a pump to the extracting container 8A through a pipe 6. After vending operation, an ultraviolet-ray lamp illuminates for a specific time.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Beverage supply device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 所定の粒度に粉砕された挽き豆を抽出機に供給し、前記抽出機に湯を供給することにより前記挽き豆を抽出してコーヒー飲料を生成する飲料供給装置において、 前記抽出機から廃棄される抽出滓および前記コーヒー飲料の廃液を受容する容器と、 前記容器に紫外線を照射して殺菌する紫外線ランプを有することを特徴とする飲料供給装置。
  • 【請求項2】 所定の粒度に粉砕された挽き豆を抽出機に供給し、前記抽出機に湯を供給することにより前記挽き豆を抽出してコーヒー飲料を生成する飲料供給装置において、 前記抽出機から廃棄される抽出滓および前記コーヒー飲料の廃液を受容する容器と、 前記容器に紫外線を照射して殺菌する紫外線ランプと、 前記紫外線ランプの近傍に配置されるカップ受台等の紫外線劣化部品を前記紫外線ランプから照射される前記紫外線から遮蔽する遮蔽部材を有することを特徴とする飲料供給装置。
  • 【請求項3】 前記紫外線ランプは、前記照射空間が開放されたときに前記紫外線の照射を停止する構成の請求項第1項あるいは第2項記載の飲料供給装置。
  • 【請求項4】 前記紫外線ランプは、前記照射空間で廃液管から前記容器に落下する前記廃液に紫外線を照射する構成の請求項第1項あるいは第2項記載の飲料供給装置。
  • 【請求項5】 前記抽出機は、前記挽き豆を供給する供給位置、前記挽き豆と湯を混合してコーヒー飲料を抽出する抽出位置、抽出後の前記挽き豆の滓を廃棄する滓廃棄位置、および前記供給位置の手前の待機位置を環状に配置して設けられる基台部と、 前記基台部上の前記供給位置、前記抽出位置、前記滓廃棄位置、および前記待機位置に回転駆動される複数の抽出容器と、 前記抽出位置に配置される前記抽出容器と気密的に係合する抽出ヘッドと、 前記滓廃棄位置に配置される前記抽出容器から抽出滓を除去する滓除去部材を有する構成の請求項第1項あるいは第2項記載の飲料供給装置。
  • 【請求項6】 前記抽出機は、前記挽き豆を収容するシリンダ、前記シリンダ内に昇降自在に設けられるピストン、および前記ピストンを駆動する駆動手段を有するシリンダユニットと、 前記シリンダユニットを第1の姿勢から第2の姿勢に傾斜させる傾斜手段と、 前記第2の姿勢において前記シリンダと相対的に係合し、前記加熱手段から前記シリンダ内に前記所定の温度の湯を供給するキャップを有する構成の請求項第1項あるいは第2項記載の飲料供給装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は飲料供給装置に関し、特に、コーヒー抽出に基づいて発生する抽出滓および廃液の腐敗を抑制する飲料供給装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来の飲料供給装置として、所定の粒度に粉砕されたコーヒー豆を抽出機に供給し、ポンプで加圧した所定の高温の湯を抽出機に供給してコーヒー飲料を高圧で抽出するものがある。

    【0003】図12は、従来の飲料供給装置を示し、取管1に接続されるシスターン2と、シスターン2から配管3Aを介して飲料水を供給されるボイラー4と、配管3Aに設けられて飲料水を加圧して供給するポンプ5
    と、コーヒー豆を所定の粒度に粉砕して挽き豆を形成する挽き豆供給部7と、挽き豆供給部7から供給される所定の粒度の挽き豆をボイラー4から配管6を介して供給される湯で抽出してコーヒー飲料を生成し、飲料供給管8Bを介してカップ9に供給する抽出機8と、シスターン2から配管3Bを介して供給される飲料水を加熱して所定の温度の湯として貯蔵する湯タンク10と、砂糖を貯蔵する砂糖容器11と、クリームを貯蔵するクリーム容器12と、砂糖およびクリームをシュート13を介して供給されるミキシングボウル14と、湯タンク10からミキシングボウル14に湯を供給するための配管15
    と、湯タンク10からカップ9に湯を供給するための配管16と、抽出機8で発生するコーヒー豆の抽出滓を受容する滓バケツ17と、カップ9の下部に配置される排水バケツ18と、取水管1の設けられる取水弁1Aと、
    配管3Aに設けられて飲料水の流量に応じた流量信号を発生する流量計19と、配管3Bに設けられる電磁弁2
    0と、ポンプ5の下流の配管3Aに設けられる逆止弁2
    1と、ボイラー4の下流の配管6に設けられる抽出湯弁22と、配管15に設けられる湯弁23と、配管16に設けられる湯弁24を有する。

    【0004】シスターン2は、貯水される飲料水の水位変化を検出し、所定の水位以下となったときに水位低下信号を発生するフロートスイッチ2Aを有する。 ボイラー4は、飲料水加熱用のヒータH に電流を供給する電源部4Aと、ボイラー内部の水位低下を検出する水位センサ4Bと、ボイラー内部の水温を検出する温度センサ4Cを有し、水位センサ4Bは所定の水位レベルに一対の電極を設け、湯に浸漬された状態で電極間が導通し、
    湯面から露出すると非通電となることに基づいて水位の低下を検出する。 ポンプ5は、ポンプ外周に設けられたコイルに50/60Hzの交流電流を供給することで発生する磁とポンプ本体内に内蔵されたスプリングの付勢力に基づいて往復運動するプランジャによって飲料水を供給方向に圧送する。 挽き豆供給部7は、コーヒー豆を貯蔵する豆貯蔵容器7Aと、コーヒー豆を高速で回転する粉砕刃(図示せず)で粉砕するコーヒーミル7B
    と、コーヒーミル7Bの粉砕刃を回転させるミルモータ7Cと、コーヒーミル7Bで粉砕された挽き豆を受けて所定の落下方向に導くシュート7Dを有する。 抽出機8
    は、コーヒーミル7から供給される挽き豆を受容する複数の抽出容器8Aを有する。 湯タンク10は、飲料水加熱用のヒータH に電流を供給する電源部10Aと、タンク内の湯の水位変化を検出し、所定の水位以下となったときに水位低下信号を発生するフロートスイッチ10
    Bと、タンク内の湯温に応じた温度検出信号を発生する湯温センサ10Dを有する。 抽出湯弁22は、配管6から分岐した開放側に排水バケツ18に接続される図示しない配管が接続されている。

    【0005】上記構成の飲料供給装置において、コーヒー飲料の抽出動作が行われると、コーヒーを抽出した抽出滓が発生し、滓バケツ17に落下する。 また、カップ9からのコーヒー飲料のこぼれ、配管3Aのガス抜き等によって排出される液体分が廃液として排水バケツで受容される。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の飲料供給装置によると、コーヒー飲料の抽出を行うことによって発生した抽出滓や飲料の廃液に空中浮遊菌が付着して腐敗するため、衛生を保持するために抽出滓や廃液の廃棄、清掃といった作業を高頻度で行うか、腐敗防止処置を必要とし、これを行わない場合、悪臭の原因になるという問題がある。 従って、本発明の目的は抽出滓や廃液の処理に要する作業頻度を低減しても、腐敗を抑制でき衛生的な飲料供給装置を提供することにある。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するため、所定の粒度に粉砕された挽き豆を抽出機に供給し、前記抽出機に湯を供給することにより前記挽き豆を抽出してコーヒー飲料を生成する飲料供給装置において、前記抽出機から廃棄される抽出滓および前記コーヒー飲料の廃液を受容する容器と、前記容器に紫外線を照射する紫外線ランプと、前記紫外線の照射空間を包囲して非照射空間と分離する包囲部材を有する飲料供給装置を提供する。

    【0008】上記した飲料供給装置によると、紫外線の照射範囲を包囲部材で包囲することによって紫外線の拡散が抑制され、紫外線照射による樹脂等の劣化をが抑制される。

    【0009】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の飲料供給装置を図面を参照して詳細に説明する。

    【0010】図1(a)は、本発明の第1の実施の形態における飲料供給装置を示し、図12と同一の部分は同一の引用数字で示しているので重複する説明は省略する。 シスターン2からボイラー4に飲料水を供給する配管3Aに熱交換コイル10Cが設けられて湯タンク10
    の湯に浸漬されている。 湯に浸漬される熱交換コイル1
    0Cの長さは約10mであり、湯タンク10の下部からコイル内に流入した飲料水が湯タンク上部からボイラー4に流出するようになっている。 湯タンク10の貯水量は12リットル、ヒータH の出力は1kwである。 ボイラー4の貯水量は約1リットル、ヒータH の出力は0.35kwである。 また、配管3Aには配管内の圧力に応じた圧力信号を発生する圧力センサ25と、配管内に滞留する空気を除去するための空気弁26と、空気弁26の開放に基づいて配管3A内から排出される湯を排水バケツ18に誘導する配管26Aと、滓バケツ17と配管26Aおよびカップ9からこぼれた液体を受容する排水バケツ18に紫外線を照射する紫外線ランプ28
    と、紫外線ランプ28を保護するとともに紫外線を所定の方向に照射させる反射板28Aと、滓バケツ17,配管26A,および排水バケツ18以外の部分への紫外線の照射を防止する隔壁部材28Bを有する。

    【0011】図1(b)は、排水バケツ18を示し、配管3Aから放出される気体とともに排出される液体分が滴下するときに紫外線が照射される。 また、図示されないがカップ9からこぼれた液体分についてもカップ受台9Aの下部から配管を介して滴下する際に同様に紫外線が照射される。

    【0012】また、上記構成の飲料供給装置では、説明を簡単にするために、カップ9を供給するカップ供給部、ポンプ5に電流を供給する電源部,ミルモータ7C
    に電流を供給する電源部、カップ9内の飲料を攪拌する攪拌機、コールド飲料の配管および原料貯蔵部等の構成を図示省略している。

    【0013】図2は、紫外線ランプをON/OFFさせるスイッチ44を示し、例えば、飲料供給装置が自動販売機であるとき、前面扉41の開閉に応じて操作される操作部44Aを有するスイッチ44を筐体45側に固定し、前面扉41の開放時に紫外線ランプがOFFになり、閉じるとONされるようにする。 このことによって、前面扉41を保守点検等に開閉する際に不用意に紫外線を浴びることがないようにすることができる。 スイッチ44は、原料補給等の妨げにならないように商品販売口42および硬貨返却口43より下方に設けることが好ましい。

    【0014】図3は、抽出機8を示し、4つの抽出容器8Aを搭載する基部80と、基部80の滓廃棄位置に開口された滓廃棄孔81と、基部80の垂直部にピン82
    によって回動自在に支持されるレバー83と、レバー8
    3の略中間部にピン84によって回動自在に支持される抽出ヘッド85と、レバー83の先端部にピン84によって回動自在に支持される円板部材86と、レバー83
    にピン84によって結合され、駆動系のクランク円板8
    8に回動自在に接続されるレバー87と、回転軸89A
    に固定されたクランク円板88を駆動する抽出モータ8
    9を有し、抽出ヘッド85には配管6が接続されている。 円板部材86は、抽出容器8Aの内径に略等しい軟質の弾性部材をロッド部材に固定して形成されている。
    4つの抽出容器8Aは、ステー8Bに90度間隔で固定されており、ステー8Bには移動モータ8Dの回転軸8
    Cが固定されている。 移動モータ8Dを反時計方向に駆動させると抽出容器8Aが挽き豆供給位置(位置a)、
    抽出位置(位置b)、滓廃棄位置(位置c)、および待機位置(位置d)の順に移動する。 挽き豆供給位置aには、基部80を貫通して抽出されたコーヒー飲料を供給するための孔8Eが設けられている。

    【0015】図4(a)は、図3の線a−aに沿った断面を示し、抽出位置bに挽き豆が供給された抽出容器8
    Aが配置され、滓廃棄位置cに抽出滓の入った抽出容器8Aが配置されている。 この状態で抽出モータ89を駆動してクランク円板88を上死点(点線で示す位置)から下死点に回転させると、レバー83がピン82を軸にしてb方向に回動し、抽出ヘッド85および円板部材8
    6が図示する位置に配置される。 抽出ヘッド85の係合部には、配管6(図示せず)から供給される湯を拡散させる拡散板85aが設けられており、基部80の抽出位置bにはフィルタ85bが設けられている。 このフィルタ85bは、耐腐蝕性の薄い金属板に挽き豆の粒を通過させない微小な孔を複数設けたものである。

    【0016】図4(b)は、(a)に示す状態での挽き豆供給位置aにおける抽出容器8Aを示し、シュート7
    Dを介して容器内部に所定量の挽き豆が供給される。

    【0017】図4(c)は、(a)に示す状態での抽出位置bにおける抽出容器8Aを示し、抽出容器8Aに抽出ヘッド85が係合すると、シール部材85Aによって抽出ヘッド85と抽出容器8Aの隙間がシールされる。
    また、基部80に埋設されたガスケット85cと容器下部が圧接してシールされることによって抽出容器8Aが気密化される。 この後、配管6から湯を供給して拡散板85aで拡散させることによってコーヒー飲料の抽出を行う。 抽出されたコーヒー飲料は基部80に設けられたフィルタ85bで抽出滓と分離され、孔8Eから送出する。

    【0018】図4(d)は、(a)に示す状態での滓廃棄位置cにおける抽出容器8Aを示し、抽出容器8Aに収容された抽出滓Aは、円板部材86によって孔81から外部に押し出される。

    【0019】図5は、飲料供給装置の制御ブロックを示し、販売制御部101、流量計19、圧力センサ25、
    シスターンのフロートスイッチ2A、湯タンクのフロートスイッチ10A、ボイラーの水位センサ4Bおよび温度センサ4Cから入力する信号に基づいて各部を制御する主制御部101と、飲料供給装置の各部の制御データを格納するメモリ102と、基準クロック発生部(図示せず)で発生するクロックをカウントして時間を計測するタイマー103を有する。

    【0020】図6は、飲料供給装置のタイミングチャートを示し、販売制御部101からコーヒーの販売要求信号が主制御部100に出力されると、主制御部100はミルモータ7Cの電源部に通電信号を出力する。 この通電信号に基づいてミルモータ7Cが回転し、豆貯蔵容器7Aから供給されるコーヒー豆をコーヒーミル7Bで粉砕して挽き豆を形成する。 また、カップ供給装置からカップが分与される。 挽き豆は図示しない計量器によって計量され、所定の計量値になると主制御部100に通電停止信号が出力されることによってミルモータ7Cの回転が停止する。 挽き豆供給部7で形成された所定量の挽き豆はシュート7Dを介して抽出機8の挽き豆供給位置aに配置された抽出容器8Aに投入される。 挽き豆の投入後、移動モーター8Dが駆動されて4個の抽出容器8
    Aが反時計方向に90度回転する。 この回転に基づいて挽き豆供給位置aで挽き豆を投入された抽出容器8Aが抽出位置bに、抽出滓Aを有する抽出容器8Aが滓廃棄位置cに、空の抽出容器8Aが挽き豆供給位置aにそれぞれ移動する。 移動後、主制御部100は抽出モータ8
    9を駆動してレバー83を下降させる。 このことによって滓廃棄位置cの抽出容器8Aに円板部材86が挿入されて抽出滓Aが孔81を介して押し出され、また、抽出位置bの抽出容器8Aに抽出ヘッド25が気密的に係合し、抽出湯弁22が開かれてポンプ5で加圧された高温の湯が配管6を介して抽出容器8Aに供給される。 また、販売動作の実行時、紫外線ランプ28が15分点灯する。 この紫外線ランプ28は、販売動作が2時間行われないとき30分点灯し、1日の照射時間の累計が10
    時間を超えたときは販売動作1回毎に10分点灯するように制御される。 また、空気弁26の開放動作を行ったときも紫外線ランプ28が所定の時間で点灯する。

    【0021】湯タンク10は、シスターン2から供給される飲料水の水温が10℃であるとき、熱交換コイル1
    0Cを介してボイラー4に湯タンク10の温度より6℃
    低い温度の湯80gを3杯/分で連続25杯供給することができる蓄熱性を有する。 湯タンク10の湯温は湯温センサ10Dから出力される温度検出信号に基づいてヒータH の通電を制御することにより約80〜85℃に保持される。 シスターン2から供給される10℃の飲料水を熱交換コイル10Cを通過させることで85℃に加熱した場合、熱交換コイル10Cでの温度上昇分は75
    ℃で、25杯分の熱エネルギーに換算すると150kc
    al、ヒータ出力に換算して1.26kwとなる。 連続25杯の販売に要する時間は約8.3分である。 このことから、湯タンク10の湯温が約80〜85℃であるとき、ヒータH への通電を行わずに約74℃の湯を連続25杯ボイラー4に供給することができる。 このヒータH への通電は、例えば、販売動作が行われない販売待機時、あるいは主制御部100に内蔵されるタイマー1
    03で設定された時刻に行うことができる。

    【0022】ボイラー4に設けられるヒータH は、発熱効率75%として80gの飲料水を約15〜16℃上昇させることが可能であり、このことによって湯タンク10から供給される約74℃の湯を89〜90℃に加熱して配管6を介して抽出機8の抽出容器8Aに供給する。

    【0023】抽出容器8Aに供給された湯は、挽き豆を通過する際にコーヒー成分を溶解してコーヒー飲料となり、飲料供給管8Bを介してカップ9に注がれる。 主制御部100は、流量計19から入力する流量信号が所定の値になるとポンプ5を停止し、抽出湯弁22を閉じる。 販売するコーヒー飲料がブラックコーヒー飲料であるとき、抽出されたコーヒー飲料がカップ9に注がれている間に希釈湯弁24が開かれて所定量の湯を加えて飲料濃度を調整する。 そして顧客に提供される。 また、販売されるコーヒー飲料が砂糖、クリーム等の補助原料を添加するものであるとき、抽出されたコーヒー飲料がカップ9に注がれている間に砂糖又はクリームをミキシングボウル14に分与して湯タンク10から湯弁23を介して供給される湯で溶解し、供給管14Aを介してカップ9に注ぐことにより砂糖又はクリームの添加されたコーヒー飲料が作られて顧客に提供される。 コーヒー飲料の抽出動作が終了すると、主制御部100は抽出モータ89を回転させてレバー83を上昇させ、抽出ヘッド8
    5および円板部材86が抽出容器8Aと分離された状態で販売待機する。

    【0024】上記した飲料供給装置によると、販売動作の実行毎に紫外線ランプ28を点灯させることによって、排水バケツ18内の廃液、および滓バケツ17内の抽出滓Aの腐敗を防止できる。 また、隔壁部材28Bで紫外線の非照射範囲に紫外線が照射されないようにしているので、排水バケツ18や滓バケツ17に隣接する部分の樹脂部材や弾性部材の劣化を防止し、殺菌対象物に紫外線を効果的に照射することができる。 また、紫外線の照射時間の累計に応じて点灯時間を制御することによって、紫外線ランプ28の寿命を大にできる。

    【0025】上記した実施の形態では、販売要求信号に基づいて挽き豆供給装置7で挽き豆を形成し、抽出容器8Aに供給しているが、例えば、販売待機時に予め挽き豆を形成して抽出容器8Aに投入しておくようにしても良い。 この場合には、販売動作に要する時間を短縮することができる。 また、挽き豆を投入された抽出容器8A
    を抽出位置bに配置し、抽出ヘッド85を抽出容器8A
    に係合させた状態で待機させても良く、この場合には、
    販売動作に要する時間を更に短縮することができる。

    【0026】また、配管6に設けられる圧力センサ、流量計の検出信号に基づいて、表1に示す制御内容をテーブルとしてメモリ102に格納し、抽出制御を行うようにしても良い。

    【表1】

    上記した制御内容を温度・湿度条件、原料、あるいは抽出機の構成に基づいて適宜設定することによって抽出条件の最適化を図ることができる。

    【0027】図7は、本発明の第2の実施の形態における飲料供給装置を示し、図1と同一の部分は同一の引用数字で示しているので重複する説明は省略する。 挽き豆供給部7から挽き豆を供給されてコーヒー飲料を抽出する抽出機30を有する。 この抽出機30は、シュート7
    Dを介して挽き豆を供給されるシリンダ32、シリンダ32内のピストン39を昇降させるピストン駆動モータ33、ピストン駆動モータの駆動トルクをピストン39
    に伝達するトルク伝達部34、シリンダ32の上部に設けられ、抽出機本体に形成される図示しないガイドレールに係合するスライドガイド40を一体的に形成したシリンダユニットDと、シリンダ32に係合し、配管6を介して所定の高温の湯をシリンダ32内に供給するキャップ37と、モータ35の駆動トルクを伝達されてシリンダユニットDを支点34Aを中心に傾斜させるとともにキャップ37をシリンダ32に係合させるギヤ36を有する。 シリンダユニットDのシリンダ32の下部には、抽出されたコーヒー飲料をカップ9に供給する飲料供給管30Aが取り付けられている。

    【0028】図8は、シリンダユニットDを示し、
    (a)は正面側、(b)は背面側を示す。 キャップ37
    は、シリンダ32への挿入時に隙間をシールするシール部材37Aを有し、ロッド38によってギヤ36と結合されている。 また、ロッド38の固定部には所定のガイドパターンを有するガイド溝gを形成されたガイドプレート31が固定されており、ガイド溝gの下部には、シリンダ32の側壁外部に形成された係合突起32Aが係合している。 シュート7Dの下部側壁には、ピストン3
    9によって上方に押し上げられた抽出滓(図示せず)をピストン39から分離させるワイパWが設けられており、ワイパWによって分離された抽出滓をスライドガイド40の傾斜部Sに沿って落下させる。

    【0029】このシリンダユニットDは、モータ35の駆動トルクをギヤ35Aを介して伝達してギヤ36をr
    方向に駆動すると、ガイド溝gのガイドパターンに基づいて支点34Aを中心にr 方向に約30度傾斜するとともにキャップ37がr 方向に変位してシリンダ3
    2に挿入される。

    【0030】図9は、トルク伝達部34を示し、(a)
    は左側面、(b)は正面、(c)は右側面を示す。 ピストン駆動モータ33の駆動トルクは、ピストン駆動モータ33の回転軸に取り付けられたギヤ341からギヤ3
    42Aに伝達され、ギヤ342Aに同軸状に設けられるギヤ342Bに伝達され、ギヤ342Bから軸343に設けられるギヤ344Aに伝達される。 軸343の下部にはウォームギヤ344Bが設けられており、ギヤ34
    4Aから伝達された駆動トルクはウォームギヤ344B
    から軸343に直交する方向に配置される軸345に取り付けられたギヤ345Aに伝達され、ギヤ345Aに同軸状に設けられるギヤ345Bに伝達される。 ギヤ3
    45Bから伝達された駆動トルクは軸346に取り付けられたギヤ346Aに伝達され、ギヤ346Aに同軸状に設けられるギヤ346Bに伝達されるとともにギヤ3
    46Aと噛合するギヤ347Aに伝達され、ギヤ347
    Aに同軸状に設けられるギヤ347Bに伝達される。 ピストン39の下部にはラック部348が取り付けられており、ラック部348の両面にはギヤ346Bおよび3
    47Bが噛合している。 このギヤ346Bおよび347
    Bは、ピストン駆動モータ33の回転方向に応じた駆動トルクを伝達されると、ラック部348を挟持した状態で相反する方向に回転することによってピストン39をシリンダ32内で上下させる。

    【0031】軸343に設けられるウォームギヤ344
    Bは、コーヒー飲料の抽出過程においてピストン39側から圧力が加えられたときにピストン39が下降することを防止する。

    【0032】ピストン39は、所定の耐圧強度を有するピストンヘッド39Aと、ピストンヘッド39Aにネジ39Cによって係止され、ラック部348に固定されるピストンベース39Bと、ピストンヘッド39Aに取り付けられてシリンダ32内からコーヒー飲料を送出させる送出部39Dと、ピストンヘッド39Aの外周部に装着されるOリング39Eと、耐腐蝕性の薄い金属板で形成されてピストンヘッド39Aの上部に装着されるフィルタ39Fを有し、ピストンヘッド39Aとピストンベース39Bは、ピストンヘッド39Aに圧力が作用しない状態で所定のクリアランスを有するように係止されている。

    【0033】図10は、シリンダユニットDが傾斜した状態を示し、モータ35の回転に基づいて支点34Aを中心に反時計方向に傾斜するとともにキャップ37が下降してシリンダ32に挿入される。 同図においては図示されないが、シリンダ32には傾斜前にシュート7Dを介して所定量の挽き豆が供給される。

    【0034】図11(a)から(h)は、第2の実施の形態におけるコーヒー飲料の抽出動作を簡略的に示す。
    図11(a)は、挽き豆の供給工程を示し、シリンダユニットDは垂直状態にあり、挽き豆供給部7(図示せず)から供給される挽き豆Pはシュート7Dを介してシリンダ32に供給される。

    【0035】図11(b)は、抽出準備工程の第1の状態を示し、シリンダ32に挽き豆が供給されると、モータ35が通電されてシリンダユニットDが支点34Aを中心に反時計方向に回動する。

    【0036】図11(c)は、抽出準備工程の第2の状態を示し、シリンダユニットDの傾斜に同期してキャップ37が下降してシリンダ32に挿入され、モータ35
    の駆動が停止される。

    【0037】図11(d)は、抽出工程の第1の状態を示し、キャップ37がシリンダ32に挿入されると、ピストン駆動モータ33が通電されてピストン39を矢印方向に上昇させて挽き豆を圧縮する。 圧縮量上限まで圧縮されるとピストン39がロックし、ピストン駆動モータ33の電流値に変化が生じる。 この電流値の変化に基づいてピストン駆動モータ33の通電が停止される。 このようにすることで挽き豆に湯を均一に浸透させることが可能になる。 圧縮後、配管6を介してシリンダ32の内部に湯が供給される。

    【0038】図11(e)は、抽出工程の第2の状態を示し、湯の供給後にモータ35が通電されてキャップ3
    7がシリンダ32内に更に挿入され、このことによってコーヒー飲料を含んだ抽出滓が絞られる。 キャップ37
    の挿入によってピストン39に圧力が加わると、ピストンヘッド39Aが圧力作用方向に移動し、この移動に基づいてピストンベース39Bとの間に設けられるOリング39Eが弾性変形してピストン39とシリンダ32に圧接することによってシリンダ32の気密が保持される。 シリンダ32内に供給された湯は、挽き豆を通過する際にコーヒー成分を溶解してコーヒー飲料となり、飲料供給管30Aを介してカップ9(図示せず)に注がれる。

    【0039】図11(f)は、シリンダ32に空気を吸引する吸引工程を示し、抽出湯弁22を開放して配管6
    を大気圧とした後、ピストン駆動モータ33が通電されてピストン39をシリンダ32内で上昇させた後に下降させる。 ピストン39の上昇動作によって抽出滓の液体分が絞り込まれ、続くピストン39の下降動作によってシリンダ32内に空気が吸引される。

    【0040】図11(g)は、飲料供給管30Aに残留したコーヒー飲料の除去工程を示し、シリンダ32内に空気を吸引した後、ピストン39を再び上昇させることによってシリンダ32内の空気が飲料供給管30Aに残留したコーヒー飲料の液体分とともに放出される。

    【0041】図11(h)は、抽出滓Aの廃棄工程を示し、モータ35が通電されてキャップ37がシリンダ3
    2から分離する。 この分離動作に同期してシリンダユニットDが矢印方向に回動する。 また、シリンダ32内に残留した抽出滓Aは、ピストン39の上昇動作に基づいて押し上げられ、シュート7Dの下部側壁に設けられたワイパWによってかき落とされてピストン39から分離される。 分離された抽出滓Aは矢印で示すように落下して滓バケツ(図示せず)に入る。

    【0042】上記した飲料供給装置によると、1つの抽出容器でコーヒー飲料の抽出動作を行うことで抽出機を小型化できるとともに、抽出時の挽き豆の圧縮量や滓廃棄のタイミングを個別に制御することができ、抽出条件設定時の自由度が大になる。

    【0043】

    【発明の効果】以上説明した通り、本発明の飲料供給装置によると、抽出機から廃棄される抽出滓およびコーヒー飲料の廃液を受容する容器と、容器に紫外線を照射する紫外線ランプを有するようにしたため、抽出滓や廃液の処理に要する作業頻度を低減しても、腐敗を抑制でき衛生を維持することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る飲料供給装置を示す説明図 (b)は、排水バケツの部分の斜視図

    【図2】紫外線ランプのスイッチを設けた自動販売機の斜視図

    【図3】本発明の第1の実施の形態に係る抽出機の斜視図

    【図4】(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る抽出機の断面図 (b)は、挽き豆供給位置における抽出容器の断面図 (c)は、抽出位置における抽出容器の断面図 (c)は、滓廃棄位置における抽出容器の断面図

    【図5】本発明の第1の実施の形態に係る飲料供給装置の制御ブロック

    【図6】本発明の第1の実施の形態に係る飲料供給装置のタイミングチャート

    【図7】本発明の第2の実施の形態に係る飲料供給装置の説明図

    【図8】(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る抽出機の正面図 (b)は、本発明の第2の実施の形態に係る抽出機の背面図

    【図9】(a)は、本発明の第2の実施の形態に係るトルク伝達部の側面図 (b)は、本発明の第2の実施の形態に係るトルク伝達部の正面図 (c)は、本発明の第2の実施の形態に係るトルク伝達部の側面図

    【図10】本発明の第2の実施の形態に係る抽出機の説明図

    【図11】(a)から(h)は、本発明の第2の実施の形態に係る抽出機の動作を示す説明図

    【図12】従来の飲料供給装置を示す説明図

    【符号の説明】

    1,取水管 1A,取水弁 2,シスターン 2A,フロートスイッチ 3A,配管 3B,配管 4,ボイラー 4A,電源部 4B,水位センサ 4C,温度センサ 5,ポンプ 6,配管 7,挽き豆供給部 7A,豆貯蔵容器 7B,コーヒーミル 7C,ミルモータ 7D,シュート 8,抽出機 8A,抽出容器 8B,飲料供給管 8C,回転軸 8D,移動モータ 8E,孔 9,カップ 9A,カップ受台 10,湯タンク 10A,電源部 10B,フロートスイッチ 10C,熱交換コイル 10D,湯温センサ 11,砂糖容器 12,クリーム容器 13,シュート 14,ミキシングボウル 14A,供給管 15,配管 16,配管 17,滓バケツ 18,排水バケツ 19,流量計 20,電磁弁 21,逆止弁 22,抽出湯弁 23,湯弁 24,湯弁 25,圧力センサ 26,空気弁 26A,配管 28,紫外線ランプ 28A,反射板 28B,隔壁部材 30,抽出機 30A,飲料供給管 31,ガイドプレート 32,シリンダ 33,ピストン駆動モータ 34,トルク伝達部 34A,支点 35,モータ 35A,ギヤ 36,ギヤ 36A,回転軸 37,キャップ 38,ロッド 39,ピストン 39A,ピストンヘッド 39B,ピストンベース 39C,ネジ 39D,送出部 39E,Oリング 39F,フィルタ 40,スライドガイド 41,前面扉 42,商品販売口 43,硬貨返却口 44,スイッチ 44A,操作部 45,筐体 80,基部 81,滓廃棄孔 82,ピン 83,レバー 84,ピン 85,抽出ヘッド 85A,シール部材 85a,拡散板 85b,フィルタ 85c,ガスケット 86,円板部材 87,レバー 88,クランク円板 89,抽出モータ 89A,回転軸 100,主制御部 101,販売制御部 102,メモリ 103,タイマー 341,ギヤ 342A,ギヤ 342B,ギヤ 343,軸 344A,ギヤ 344B,ウォームギヤ 345,軸 345A,ギヤ 345B,ギヤ 346,軸 346A,ギヤ 346B,ギヤ 347A,ギヤ 347B,ギヤ 348,ラック部 A,抽出滓 D,シリンダユニット W,ワイパ P,挽き豆 g,ガイド溝 S,傾斜部

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