Process for converting 1,2-dichloropropane to propylene |
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申请号 | JP50902593 | 申请日 | 1993-08-13 | 公开(公告)号 | JP2670189B2 | 公开(公告)日 | 1997-10-29 |
申请人 | ザ ダウ ケミカル カンパニー; | 发明人 | エヌ. イトー,ラリー; ディー. シスネロス,マーク; ディー. スミス,デビッド; ハーレー,エー.デイル; ティー. ホルブルック,マイケル; ビー. マーチソン,クレイグ; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】1,2−ジクロロプロパンを工業上十分な割合でプロピレンに転化する方法であって、元素もしくは化合物形状の1種以上のIB族金属及び元素もしくは化合物形状の1種以上のVIII族金属を含む、担体に担持された触媒の存在下において1,2−ジクロロプロパンを水素と反応させることを特徴とする方法。 【請求項2】反応の供給材料に塩化水素を混入する、請求項1記載の方法。 【請求項3】少なくとも15パーセントの収率でプロピレンが形成される、請求項1記載の方法。 【請求項4】少なくとも35パーセントの収率でプロピレンが形成される、請求項3記載の方法。 【請求項5】触媒が担体上の、元素もしくは化合物形状の1種以上のIB族金属及び元素もしくは化合物形状の1種以上のVIII族金属から本質的になる、請求項1記載の方法。 【請求項6】触媒が担体上の、元素もしくは化合物形状の1種以上のIB族金属及び元素もしくは化合物形状の1種以上のVIII族金属からなる、請求項5記載の方法。 【請求項7】1種以上のIB族金属が銅を含み、1種以上のVIII族金属が白金を含む、請求項6記載の方法。 【請求項8】触媒中のIB族金属及びVIII族金属が銅及び白金から本質的になる、請求項7記載の方法。 【請求項9】IB族金属及びVIII族金属が銅及び白金からなる、請求項8記載の方法。 【請求項10】触媒が元素を基準として0.01〜5.0重量パーセントの白金及び元素を基準として0.1〜15重量パーセントの銅を含み、触媒担体が少なくとも200m 2 /gの比表面積を有するカーボンである、請求項9記載の方法。 【請求項11】触媒が元素を基準として0.10〜3.0重量パーセントの白金及び元素を基準として0.05〜5重量パーセントの銅を含み、触媒担体が少なくとも500m 2 /gの比表面積を有するカーボンである、請求項9記載の方法。 【請求項12】触媒が元素を基準として0.20〜1.0重量パーセントの白金及び元素を基準として0.1〜2.0重量パーセントの銅を含み、触媒担体が少なくとも800m 2 /gの比表面積を有するカーボンである、請求項11記載の方法。 【請求項13】触媒が塩化物源への暴露により予備処理されている、請求項10記載の方法。 【請求項14】触媒が塩化物源への暴露により予備処理されている、請求項11記載の方法。 【請求項15】触媒が塩化物源への暴露により予備処理されている、請求項12記載の方法。 【請求項16】反応が、大気圧〜10.3MPa(gauge)の圧力、100℃〜350℃の温度、0.25秒〜180秒の滞留時間、 及び0.1:1〜100:1の水素−1,2−ジクロロプロパンのモル比で気相内で行われる、請求項10記載の方法。 【請求項17】反応が、大気圧〜10.3MPa(gauge)の圧力、100℃〜350℃の温度、0.25秒〜180秒の滞留時間、 及び0.1:1〜100:1の水素−1,2−ジクロロプロパンのモル比で気相内で行われる、請求項13記載の方法。 【請求項18】反応が、0.03MPa(gauge)〜3.4MPa(ga uge)の圧力、180℃〜300℃の温度、1.0秒〜20秒の滞留時間、及び0.3:1〜10:1の水素−1,2−ジクロロプロパンのモル比で気相内で行われる、請求項11〜12のいずれか記載の方法。 【請求項19】反応が、0.03MPa(gauge)〜3.4MPa(ga uge)の圧力、180℃〜300℃の温度、1.0秒〜20秒の滞留時間、及び0.3:1〜10:1の水素−1,2−ジクロロプロパンのモル比で気相内で行われる、請求項14〜12のいずれか記載の方法。 【請求項20】反応が、0.34MPa(gauge)〜2.1MPa(ga uge)の圧力、200℃〜260℃の温度、5秒〜15秒の滞留時間、及び0.5:1〜3:1の水素−1,2−ジクロロプロパンのモル比で気相内で行われる、請求項12記載の方法。 【請求項21】反応が、0.34MPa(gauge)〜2.1MPa(ga uge)の圧力、200℃〜260℃の温度、5秒〜15秒の滞留時間、及び0.5:1〜3:1の水素−1,2−ジクロロプロパンのモル比で気相内で行われる、請求項15記載の方法。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 プロピレンオキシドを製造するためのクロロヒドリン法において、副生成物として多量の1,2−ジクロロプロパンが形成される。 従来、この材料をプロピレン(これはクロロヒドリン法に再利用することができ、塩化アリルの製造に用いることができ、又は他の用途に用いることができる)に転化することが当該分野において試みられてきた。 独特許出願No.235,630A1(DE'630)において、例えば DE'630に記載された他の方法は、ロジウム触媒の存在下における180〜250℃での水素化、及び純粋なチタン触媒の存在下における常温でのPDCのプロピレンとクロロプロピレンの混合物(9:1)への脱塩素化を含む。 本発明は、工業上十分な割合(すなわち少なくとも10 IB族金属及びVIII族金属に関して、好ましい触媒は、VIII族金属として元素もしくは化合物形状の白金及びIB族金属として元素もしくは化合物形状の銅を含む。 より好ましくは、IB族及びVIII族金属は元素もしくは化合物形状の銅及び白金のみから実質的になり、最も好ましい触媒は、特定の担体上のIB族及びVIII族金属として元素もしくは化合物形状の銅及び白金のみを用いる。 特に好ましいものは、担体に担持されたバイメタル白金/銅触媒である。 この好ましい触媒において用いられる白金及び銅の量について、白金は好ましくは触媒の0.01〜5.0重量パーセント(元素基準)であり、銅は触媒の0.01〜15重量パーセント(元素基準)である。 担体は従来において用いられたいずれのものであってもよいが、好ましくはカーボンもしくはシリカであり、カーボンがより好ましい。 より好ましくは、触媒は、0.10〜3.0重量パーセントの白金及び0.05〜5重量パーセントの銅を含み、カーボン担体は少なくとも500m 2 /gの比表面積を有する。 最も好ましくは、触媒は、0.20〜1.0重量パーセントの白金及び0.1〜2.0重量パーセントの銅を含み、カーボン担体は少なくとも800m 2 /gの比表面積を有する。 本発明における使用に適していることが見出された市販入手可能なカーボンの例は、商品名「BPLF3」としてCalgon 好ましくは、この目的のための触媒は、プロパンよりもプロピレンへの選択性を改良し、そして塩化アリル法(この方法において不純物プロパンが塩素と反応し、1 塩化物源への暴露によって予備処理され還元されていない、又は単に乾燥された(そして現場で開始時に塩化水素により処理された)触媒は、実質的に転化には不利ではあるが、最小量のプロパンを形成した。 このため、 また、触媒不活性速度を低下させるため供給材料に塩化水素を用いることも好ましい。 転化損失の速度は好ましくは約0.03パーセント/hr以下、とりわけ約10パーセント/hr以下である。 本発明の実施条件は、例えば、この反応を気相中(回分もしくは連続モード)か液相中で行うかによって異なる。 液相法において、大気圧〜3000psig(20.6MPa(gau 好ましい気相法に関して、反応圧力は、好ましくは大気圧〜1500psig(10.3MPa(gauge))、より好ましくは 温度は、好ましくは100〜350℃、より好ましくは180 好ましい滞留時間は、0.25〜180秒、より好ましくは 水素−PDCの比は、好ましくは(モル基準で)0.1:〜 実施例 以下に示す実施例により本発明をさらに詳細に説明する。 例1〜9において、1,2−ジクロロプロパンをプロピレンを含む反応生成物に転化させることについて多くの触媒を評価した。 比較のため、PDC転化率(未反応水素及び反応により形成された塩酸を除き、反応器流出液中のPDCのモルパーセントを100から減ずる)、与えられた成分への選択率(成分のモル数を転化したPDCのモル数で割り、100倍する)、液空間速度(hr -1 、反応器中の触媒の充填体積で割った反応器に1時間あたり供給される液体PDCの体積)、及び触媒生産性(用いた触媒の1 例1〜9の各例において、評価する触媒に気相中において水素及びPDCを流すことによりPDCをプロピレンに転化した。 液体PDCは、ピストンポンプにより1/16インチ(1.6mm)(OD)のニッケルチューブを通して、ガラスビーズを充填したMonel合金(Huntington Alloys,Inc 水素供給流はあらかじめ検量したマスフローコントローラーによって調節された。 所望の水素流は加熱されたサンプルシリンダーに通され、そこで気体PDCと水素の混合が行われる。 次いでこの混合されたガスは、セラミックライニング電気エレメントにより所望の反応温度に加熱された充填Monelチューブ反応器(外径0.75インチ(1.9cm)、長さ18インチ(45.7cm))に入れられる。 各ケースにおいて触媒(1.2cm 3 )を反応器内の3mmのガラスビーズの間に入れ、これを反応器の中央に入れた。 その後この触媒を窒素流下において130℃で1時間乾燥し、次いで5:1モルの比の窒素−水素の流れのもとで還元した。 触媒の還元において、温度を3℃/minで13 上記反応温度における反応器内での混合された水素と 例1 この例において、カーボン担体上のバイメタル白金− 白金−銅触媒について、100.00mlの脱イオン化した蒸留水に3.179gのH 2 PtCl 6・6H 2 O(JTBaker,Inc.Baker A 同様の方法を用いて、Calgon BPLF3活性炭担体担体上の0.48重量パーセントの銅(クロロ白金酸を用いない)、及び同じ活性炭上に0.25重量パーセントの白金(CuCl 2を用いない)の触媒を製造した。 反応は、これら各々の触媒を用いて様々な反応温度で行い、また担体の活性のテストとして未含浸Calgon BPL 各触媒を、約12cm 3の触媒を用いて、上記長さ18インチのチューブ状反応器に入れた。 液空間速度(LHSV)は この触媒を用いた実験において、18インチのMonel反応器に1.2cm 3の触媒を用い、水素−PDC供給比はモル基準で5:1(例1では6:1)にセットした。 液空間速度及び反応温度を変えた。 この実験の結果を表2に示し、この表2はプロピレン収率がこの条件において28.5パーセント(250℃でのカーボン上の0.5Pt/12.3Cu触媒で、又は(36.7×77.7)/100)〜64.2パーセント(250℃でのカーボン上の0.28Pt/3.42Cu触媒、0.30LHSVで、又は(87 この例のパラジウム−銅触媒の製造において、0.393g 10.00gのCalgon BPLF3活性炭(6×16メッシュ、Calg チューブ状反応器内の1.2cm 3の触媒を用いて、上記例1に示した方法及び装置により、この触媒で3種の実験を行った。 この実験の結果を表3に示す。 この結果は、
50.00mlのメスフラスコ内の4.988gの0.1MのHCl溶液に 0.095gのCuCl 2 (Aldrich Chemical Company,Inc.,純度99.999パーセント)を50mlの三角フラスコに入れ、2. チューブ状反応器内の1.2cm 3の触媒を用いて、上記例1に示した方法及び装置により、この触媒で3種の実験を行った。 残りの反応パラメーター及び実験の結果を表4に示す。 この結果は、プロピレンへのPDCの転化について、イリジウム/銅触媒が同様のモル比の白金/銅触媒よりも選択率が低いことを示唆している。 例9 この例においてテストした触媒は、Calgon活性炭上の この結果を前記表5に示す。 例10〜13 この例は、水素下で触媒を還元せず塩化物源(塩化水素)に暴露することによりバイメタル白金/銅触媒を予備処理すること、塩化物源予備処理を行い水素下で還元すること、塩化物源予備処理を行わないで還元すること、及び不活性環境において触媒を単に乾燥し、塩化物源へ暴露しないで又は還元しないで工程を開始すること、のプロピレン及びプロパンへの転化率及び選択率に対する効果を比較する。 この比較を可能にするため、まず例1に記載の一般法によって所定量の触媒を調製した(窒素乾燥及び還元工程を行わない)。 この触媒は、Ca この量の触媒より得た第一の触媒サンプル(0.6g) 同様にして第二のサンプル(1.0g)を充填し、第一のサンプルと同様にして窒素流下で25℃から120℃に高め乾燥した。 しかしながら、120℃に1時間保った後、50c 第三の触媒サンプル(1.0g)を充填し、90cc/minの窒素流下で3℃/minの速度で25℃から235℃に高め乾燥した。 235℃に4時間保った後、50cc/minの純粋なHCl流を流し始め、さらに4時間保った。 表6におけるこの触媒Cはこの第三の触媒サンプルに相当する。 最後に、第四の触媒サンプル(1.0g)を、温度を3℃ この触媒サンプルによるプロピレンへのPDCの転化を行うため、高圧シリンジポンプにより1/16インチ(1.6m 1/16インチのチューブは充填シリンダーのほぼ中心まで伸び、そこで電気ヒートトレーシング(tracing)を用いて180℃の蒸発温度まで加熱された。 供給ライン内で供給材料の蒸発が達成され、供給材料は水素供給流と混合された際に過熱となった。 エバポレーターのスキン温度及びこのエバポレーターから出るガスの温度をモニターするためサーモカップルを用いた。 電気ヒートトレーシングで包まれた充填サンプルシリンダーからなるプレヒーターを備えた、Matheson Gas P エバポレーターを出る蒸発した供給材料を、140℃に保った1/4インチ(0.64cm)チューブの2フィート(0.6 こうしてチューブ状反応器内で気相中において供給材料と水素を反応させた後、この反応からの生成物をガスサンプリングバルブに通す。 このガスサンプリングバルブはHewlett−Packard Model 5890 Series IIガスクロマトグラフにおけるオンラインガスクロマトグラフ分析用のガスを与える。 このガスクロマトグラフにはフレームイオン化ディテクターが備えられており、種々の反応生成物を分離するため30m×0.53mm(内径)の100パーセントメチルシリコーン/溶融シリカ及び30m×0.53mm 触媒A及びBの反応条件は、235℃、75psig(0.52MPa プロピレン、2−クロロプロパン(2−CPa)及びプロパンへの選択率、並びに転化したPDCの割合を、触媒A〜Dの各々について表6に示す。 例14〜18 この例において、例10〜13と同様の装置及び方法を用い、異なる触媒組成を評価し、比較した。 各々の触媒は金属の塩化物及び水中の溶液より調製し、Calgon BPLF3
この比較のための反応温度は220℃であり、圧力は大気圧であり、滞留時間は1秒であり、そして水素−PDC この実験における種々の生成物への選択率及び転化率(パーセント)を表7に示す。 ここで2−CPAは2−クロロプロパンである。 本発明の方法及び触媒の種々の実施態様を示したが、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 1/26 6958−4H C07C 1/26 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 ホルブルック,マイケル ティー. アメリカ合衆国,ルイジアナ 70808, バトン ルージュ,ヘリテイジ ドライ ブ 5030 (72)発明者 スミス,デビッド ディー. アメリカ合衆国,ルイジアナ 70809, バトン ルージュ,ウエストウッド ア ベニュ 10345 (72)発明者 マーチソン,クレイグ ビー. アメリカ合衆国,ミシガン 48640,ミ ッドランド,ウエスト メドウブルック ドライブ 606 (72)発明者 シスネロス,マーク ディー. アメリカ合衆国,ルイジアナ 70810, バトン ルージュ,プランテーション リッジ ドライブ 204 |