Aircraft fuselage |
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申请号 | JP2008530417 | 申请日 | 2006-09-14 | 公开(公告)号 | JP2009508081A | 公开(公告)日 | 2009-02-26 |
申请人 | エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー; | 发明人 | ライナー ミュラー; | ||||
摘要 | 【課題】 本発明は、少なくとも部分的な領域において防弾層を備える航空機胴体を提供する。 【解決手段】 航空機胴体は、航空機の主要な胴体構造(すなわち板金および関連するフレームおよび縦桁(519))、航空機胴体絶縁(504)、更にはキャビン内部パネル(509)として理解される。 キャビン内部パネルは、主要な胴体構造に向かう外部に対して与圧キャビンを囲む。 このようにして、航空機胴体の防弾セキュリティ(511、512)を保証し、従って航空機の乗客(510)および/または飛行関連システムに対する脅威を防止することが可能である。 【選択図】図1 |
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权利要求 | 航空機胴体であって、少なくとも部分的な領域における防弾層と、絶縁構造とを備え、前記絶縁構造は、コア材料と、被覆とを備え、前記コア材料は、防弾層を備え、前記防弾層は、ハニカム構造を備える、ことを特徴とする航空機胴体。 前記防弾層が複数のウェブを備える、ことを特徴とする請求項1に記載の航空機胴体。 前記複数のウェブが重複した状態にある、ことを特徴とする請求項2に記載の航空機胴体。 前記防弾層が繊維材料を備える、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの請求項に記載の航空機胴体。 前記繊維材料が、芳香族ポリアミドおよび/またはガラス繊維材料である、ことを特徴とする請求項4に記載の航空機胴体。 前記防弾層が、サンドイッチ構造を備える、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つの請求項に記載の航空機胴体。 前記防弾層が、フィルムとして実現される、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つの請求項に記載の航空機胴体。 前記防弾層が、コア材料で構成される、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つの請求項に記載の航空機胴体。 前記コア材料が、防弾層として構成される、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つの請求項に記載の航空機胴体。 前記被覆が、防弾層として構成される、ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つの請求項に記載の航空機胴体。 客室パネルをさらに備え、前記防弾層が、前記客室パネルの一部として実現される、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つの請求項に記載の航空機胴体。 |
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说明书全文 | 本発明は、航空機胴体、特に防弾の航空機胴体を提供する。 旅客機構造における従来の絶縁システムは、コア材料および被覆を基本的に備える。 代表的な胴体絶縁は、例えば独国特許第10 2004 001 049号明細書により公知であり、これを図11に概略的に示す。 独国特許第102 52 886号明細書により、航空機用のスキンパネル装着が公知であり、これは弾丸(あるいは射出体)に抵抗するために機体に取り付ける装甲パネルを有する。 米国特許第6,286,785号明細書により、航空機の機械的構造システムが公知であり、これは既存の構造要素をまったく交換することなく、胴体フレームアルミニウムスキンおよび胴体フレームを補強することによって、既存の航空機構造を改善する。 米国特許第5,102,723号明細書により、軽量ハイブリッド構造エネルギー吸収パネルが公知であり、これは表面板の間に配置されるソフトエネルギー吸収材料(例えばケブラー)の複数の層を有し、複数の強固なロッド部材がエネルギー吸収材料の層を通して表面板の間に延びることによって、表面板を構造的に結合し、そのようなパネルは弾丸のエネルギーを吸収する。 米国特許第2,925,098号明細書により、改善した防弾布、より具体的には飛行断片およびミサイルなどの貫通に抵抗する改善した防弾布が公知である。 米国特許第5,654,518号明細書により、二重トラス構造装甲部品が公知であり、これは、第1表面板と、第1表面板に対抗する中間シートと、第1表面板および中間シートの間にはさまれる第1トラス芯部材と、中間シートに対抗する第2表面板と、第2表面板および中間シートの間にはさまれる第2トラス芯部材と、第1および第2トラス芯部材の内部溝の中に配置されるラミネート材とを含む。 米国特許第3,575,786号明細書により、二重層コンポジット積層板が公知であり、これは、周辺シールコートおよびウレタンエラストマを有する弾道ナイロンフェルトからなり、壁の内部表面または車両構造の他の部分に結合する。 本発明の目的は、現代の必要条件を満たす航空機胴体を提供することにある。 本発明の1つの例示的実施形態によると、上記目的は、少なくとも部分的な領域において防弾層を有する航空機胴体を使用して達成される。 本発明の例示的実施形態についての基本的考えは、少なくとも部分的な領域において、航空機胴体に防弾層を備えるものとして理解してもよい。 本発明の例示的実施形態による航空機胴体を使用すると、防弾であることに関して特別な特性を有しない標準的な航空機胴体とは対照的に、民間航空機および軍用機の両方において、航空機胴体を確実に防弾にすることが可能である。 本発明による航空機胴体は、場合によっては航空機の飛行関連システムが損傷を受けることをも防止することがある。 こうした損傷は、民間航空機または軍用機の飛行機能を損ない得るし、更には乗客にとって大きな不利となる。 従って、本発明の例示的実施形態によると、一般的な航空機胴体よりも、現代の必要条件をよく満たす航空機胴体を提供することが可能である。 本発明の更なる目的、実施形態、および利点は、独立請求項および従属請求項から生じる。 以下に、本発明の例示的実施形態を更に詳細に記載する。 1つの例示的実施形態によると、防弾層は、複数のウェブ(細長い帯)を備え、複数のウェブは、好ましくは部分的に重複した状態にある。 個々のウェブのそのような少なくとも部分的な重複によって、隣接するウェブの領域においては、場合によっては弾丸が貫通することを確実に防止でき、ウェブはフィルムまたはブランケットの形で実現してもよい。 更なる例示的実施形態によると、防弾層は、繊維材料を含み、繊維材料は、好ましくは芳香族ポリアミドおよび/またはガラス繊維材料である。 従って、例えば防弾チョッキにおける他の分野において公知の防弾繊維材料を、防弾層として使用してもよい。 防弾層は、いわゆるSガラス、すなわちガラス繊維材料を用いて、ガラス繊維材料の特定の厚さにおいて実現してもよい。 別の例示的実施形態によると、防弾層は、サンドイッチ構造および/またはハニカム構造を備える。 特にガラス繊維材料と関連して、ハニカムサンドイッチ構造は、場合によっては防弾層を実現するために使用してもよい。 例示的実施形態によると、航空機胴体は、絶縁構造をさらに備える。 絶縁構造は、コア材料と被覆とを備える。 被覆は防弾層を有し、および/または防弾層はコア材料で実現する。 絶縁構造(絶縁パッケージとも呼ぶ)のコア材料は、場合によっては防弾として実現してもよい。 弾丸トラップとして絶縁構造の絶縁材料を使用する代わりに、またはそれに加えて、代表的なコア材料を有する絶縁パッケージを使用してもよく、絶縁パッケージが、更なる弾丸トラップすなわち防弾層を実現する。 更なる例示的実施形態によると、被覆は、防弾層として実現される。 コア材料に加えて、絶縁パッケージは、被覆をさらに備え、被覆は、防弾フィルムを使用するプラスチック被覆として実現してもよい。 別の例示的実施形態によると、航空機胴体は客室パネルをさらに備え、防弾層は客室パネルの一部として実現する。 キャビンパネルを変更することによって防弾キャビンを実現することは、防弾航空機胴体を実現する更なる可能性である。 防弾キャビンパネルは、場合によっては、基本的に閉じた防弾表面を実現するという利点を有する。 内部から外部に向けて発砲された場合には、防弾キャビンパネルは、キャビンパネルの背後、すなわちキャビンパネルと胴体構造との間に配置される航空機システムをも保護することがある。 別の例示的実施形態によると、航空機胴体は、主要な胴体構造をさらに備え、主要な胴体構造は、防弾層を備える。 防弾胴体構造のそのような実施形態は、外部から内部に貫通する弾丸に対する効果的な保護を意味する。 例示的な改良によると、防弾層は、炭素繊維および/またはガラス繊維および樹脂から製造される複合材料を使用して実現する。 航空機構造の一部の領域に使用するハイブリッド構造を最適化することも可能であり、ハイブリッド構造は、防弾に関して、樹脂系に接着したアルミニウムおよび炭素繊維および/またはガラス繊維を含む。 更なる部品が必要でないということは、航空機胴体の防弾の実施形態を用いて特に有利であり、それは特に費用効果的であり重量的に中立であり得る。 なお、上記の例示的実施形態の1つを参照して説明した特徴またはステップは、上記の他の例示的実施形態の他の特徴またはステップと組み合わせて使用してよい。 図1は、本発明の例示的実施形態による絶縁パッケージの防弾被覆の概略図を示す。 防弾コア材料を備える絶縁パッケージの2つの例示的実施形態を、図2に概略的に例示する。 図3は、更なる弾丸トラップを備える絶縁パッケージの概略図を明記する。 絶縁パッケージ300もまた、被覆301を有し、その中にコア材料302がある。 図1〜3に関連して説明する例示的実施形態は、本発明によって互いに組み合わせてもよい。 図4は、防弾絶縁およびその取付け原理の概略図を示す。 図5は、防弾航空機胴体絶縁の概略図を示す。 図6は、防弾航空機キャビンの配置の概略図を示す。 図7は、防弾航空機胴体の概略図を示す。 図6は、防弾航空機胴体構造の配置の概略図を示す。 図9は、外部911から発砲される航空機900の概略図を示す。 それとは対照的に、図10は、防弾セキュリティのための基準系の概略図を示す。 なお、「備える(含む)」は、他の部材またはステップを除外せず、「1つの」は、複数を除外しない。 以下に、図を参照して、例示的実施形態に基づき、本発明をより詳細に記載する。 同一または類似の構成要素は、同一または類似の参照符号によって提供する。 |