航空機内部用の頭上設備収容ポッド

申请号 JP2016506669 申请日 2014-04-04 公开(公告)号 JP2016517818A 公开(公告)日 2016-06-20
申请人 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッドB/E Aerospace, Inc.; ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッドB/E Aerospace, Inc.; 发明人 アイベスター,クラレンス; パプケ,ロバート;
摘要 頭上式設備収容ポッドは、中心開口部を取り囲む構造材料を有する基部を含む。中心開口部は頂部及び底部が開いており、基部は天井近傍の支持構造に固定されている。交換可能な収容容器は基部を通じて天井に少なくとも部分的に挿入されており、閉鎖可能なドアは収容容器下に懸吊されている。
权利要求

頭上式設備収容ポッド装置であって、 中心開口部を取り囲む構造材料を有する基部であって、前記中心開口部は頂部及び底部が開いており、前記基部が天井近傍の支持構造に固定されている、基部と、 前記基部を通じて前記天井に少なくとも部分的に挿入されている交換可能な収容容器と、 前記収容容器下に懸吊された閉鎖可能なドアと、 を含む、装置。前記閉鎖可能なドアの内側に固定された交換可能な設備パレットを更に含む、請求項1に記載の装置。前記交換可能な設備パレットが非常用設備及び娯楽用設備の少なくとも1つを含む、請求項2に記載の装置。前記天井の近傍で前記基部を取り囲むベゼルを更に含み、前記ベゼルが光を照らす照明要素を含む、請求項1に記載の装置。前記天井の高さよりも下で前記基部を取り囲むベゼルを更に含み、前記天井と前記ベゼルとの間に間隙を残し、前記ベゼルが、前記天井と前記ベゼルとの間の前記間隙内から、前記ベゼルを取り囲む前記天井に光を照らす照明要素を含む、請求項1に記載の装置。前記基部が挿入される切抜部と、 前記基部を取り囲む凹状ポッドウェルと、 を含む天井パネルを更に含む、請求項1に記載の装置。前記凹状ポッドウェルの高さよりも下で前記基部を取り囲むベゼルを更に含み、前記凹状ポッドウェルと前記ベゼルとの間に間隙を残し、前記ベゼルが、前記凹状ポッドウェルと前記ベゼルとの間の前記間隙内から、前記ベゼルを取り囲む前記凹状ポッドウェルに光を照らす照明要素を含み、前記凹状ポッドウェルが前記ベゼル上で上方に傾斜しており、前記照明要素によって照らされた前記光を分散させるためのライトウォッシュとして構成されている、請求項6に記載の装置。前記基部及び前記閉鎖可能なドアに取り付けられた、前記閉鎖可能なドアの昇降を補助するリフト補助ユニットを更に含む、請求項1に記載の装置。前記交換可能な収容容器が、前記天井の障害物を収容するために形成された成形特徴部を含む、請求項1に記載の装置。前記基部を前記支持構造に取り付ける複数のタイロッドを更に含む、請求項1に記載の装置。天井近傍の支持構造に固定された、略垂直の壁及び開放頂部を有する基部と、 前記基部が挿入される切抜部と、前記基部を取り囲む凹状ポッドウェルと、を含む天井パネルと、 前記凹状ポッドウェルの高さよりも下で前記基部を取り囲むベゼルであって、前記凹状ポッドウェルと前記基部との間に間隙を残し、前記ベゼルが、前記凹状ポッドウェルと前記基部との間の前記間隙内から、前記ベゼルを取り囲む前記凹状ポッドウェルに光を照らす照明要素を含み、前記凹状ポッドウェルが前記ベゼル上で上方に傾斜しており、前記照明要素によって照らされた前記光を分散させるためのライトウォッシュとして構成されている、ベゼルと、 前記基部の中心開口部を通じて前記天井に少なくとも部分的に挿入された交換可能な収容容器と、 前記収容容器下に懸吊された閉鎖可能なドアと、 前記閉鎖可能なドアの内側に固定された交換可能な設備パレットと、 を含む、頭上式設備収容ポッド装置。前記基部及び前記閉鎖可能なドアに取り付けられた、前記閉鎖可能なドアの昇降を補助するリフト補助ユニットを更に含む、請求項11に記載の装置。前記交換可能な収容容器が、前記天井の障害物を収容するために形成された成形特徴部を含む、請求項11に記載の装置。前記基部を前記支持構造に取り付ける複数のタイロッドを更に含む、請求項11に記載の装置。頭上式設備収容ポッドを取り付ける方法であって、 中心開口部を取り囲む構造材料を有する基部を、天井パネルの高さよりも上で前記基部を支持構造に固定することによって天井内に取り付けるステップであって、前記中心開口部は頂部及び底部が開いている、ステップと、 障害物を相殺するために、前記基部の前記中心開口部上方及び前記天井パネルの高さよりも上に交換可能な収容容器を形成するステップと、 前記基部の前記中心開口部を通じて前記天井に少なくとも部分的に挿入されたときに前記交換可能な収容容器を前記基部に固定するステップと、 閉鎖可能なドアを前記基部に取り付けるステップと、 を含む、方法。前記閉鎖可能なドアが開かれたときにアクセス可能となるように交換可能な設備パレットを前記閉鎖可能なドアの内側に固定するステップを更に含む、請求項15に記載の方法。前記天井近傍のベゼルによって前記基部を取り囲むステップと、 前記ベゼルから光を照らすステップと、 を更に含む、請求項16に記載の方法。前記天井と前記ベゼルとの間の間隙内から前記ベゼルを取り囲む前記天井に光を照らす、請求項17に記載の方法。前記凹状ポッドウェルと前記ベゼルとの間の間隙内から、前記ベゼルを取り囲む凹状ポッドウェルに光を照らし、前記凹状ポッドウェルが前記ベゼル上で上方に傾斜しており、前記光を分散させる、請求項17に記載の方法。前記基部の前記中心開口部にある前記収容容器を露出させるために前記閉鎖可能なドアを開くステップと、 前記交換可能な収容容器を前記基部の前記中心開口部内から取り外すステップと、 前記基部の前記中心開口部を通じて前記天井パネルの後ろから設備にアクセスするステップと、 前記基部の前記中心開口部内の前記交換可能な収容容器を交換するステップと、 前記閉鎖可能なドアを閉じるステップと、 を更に含む、請求項15に記載の方法。

頭上式設備収容ポッド装置であって、 中心開口部を取り囲む構造材料を有する基部であって、前記中心開口部は頂部及び底部が開いており、前記基部が天井近傍の支持構造に固定されている、基部と、 前記基部を通じて前記天井に少なくとも部分的に挿入されている交換可能な収容容器と、 前記収容容器下に懸吊された閉鎖可能なドアと、 前記天井の近傍で前記基部を取り囲むベゼルと、 含み、 前記ベゼルが光を照らす照明要素を含む、装置。前記閉鎖可能なドアの内側に固定された交換可能な設備パレットを更に含む、請求項1に記載の装置。前記交換可能な設備パレットが非常用設備及び娯楽用設備の少なくとも1つを含む、請求項2に記載の装置。前記ベゼルが前記天井の高さよりも下で前記基部を取り囲み、前記天井と前記ベゼルとの間に間隙を残し、前記照明要素が、前記天井と前記ベゼルとの間の前記間隙内から、前記ベゼルを取り囲む前記天井に光を照らす、請求項1に記載の装置。前記基部が挿入される切抜部と、 前記基部を取り囲む凹状ポッドウェルと、 を含む天井パネルを更に含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。前記ベゼルが前記凹状ポッドウェルの高さよりも下で前記基部を取り囲み、前記凹状ポッドウェルと前記ベゼルとの間に間隙を残し、前記照明要素が、前記凹状ポッドウェルと前記ベゼルとの間の前記間隙内から、前記ベゼルを取り囲む前記凹状ポッドウェルに光を照らし、前記凹状ポッドウェルが前記ベゼル上で上方に傾斜しており、前記照明要素によって照らされた前記光を分散させるためのライトウォッシュとして構成されている、請求項5に記載の装置。前記基部及び前記閉鎖可能なドアに取り付けられた、前記閉鎖可能なドアの昇降を補助するリフト補助ユニットを更に含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。前記交換可能な収容容器が、前記天井の障害物を収容するために形成された成形特徴部を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の装置。前記基部を前記支持構造に取り付ける複数のタイロッドを更に含む、請求項1から8のいずれか1項に記載の装置。天井近傍の支持構造に固定された、略垂直の壁及び開放頂部を有する基部と、 前記基部が挿入される切抜部と、前記基部を取り囲む凹状ポッドウェルと、を含む天井パネルと、 前記凹状ポッドウェルの高さよりも下で前記基部を取り囲むベゼルであって、前記凹状ポッドウェルと前記基部との間に間隙を残し、前記ベゼルが、前記凹状ポッドウェルと前記基部との間の前記間隙内から、前記ベゼルを取り囲む前記凹状ポッドウェルに光を照らす照明要素を含み、前記凹状ポッドウェルが前記ベゼル上で上方に傾斜しており、前記照明要素によって照らされた前記光を分散させるためのライトウォッシュとして構成されている、ベゼルと、 前記基部の中心開口部を通じて前記天井に少なくとも部分的に挿入された交換可能な収容容器と、 前記収容容器下に懸吊された閉鎖可能なドアと、 前記閉鎖可能なドアの内側に固定された交換可能な設備パレットと、 を含む、頭上式設備収容ポッド装置。前記基部及び前記閉鎖可能なドアに取り付けられた、前記閉鎖可能なドアの昇降を補助するリフト補助ユニットを更に含む、請求項10に記載の装置。前記交換可能な収容容器が、前記天井の障害物を収容するために形成された成形特徴部を含む、請求項10又は11に記載の装置。前記基部を前記支持構造に取り付ける複数のタイロッドを更に含む、請求項10から12のいずれか1項に記載の装置。頭上式設備収容ポッドを取り付ける方法であって、 中心開口部を取り囲む構造材料を有する基部を、天井パネルの高さよりも上で前記基部を支持構造に固定することによって天井内に取り付けるステップであって、前記中心開口部は頂部及び底部が開いている、ステップと、 障害物を相殺するために、前記基部の前記中心開口部上方及び前記天井パネルの高さよりも上に交換可能な収容容器を形成するステップと、 前記基部の前記中心開口部を通じて前記天井に少なくとも部分的に挿入されたときに前記交換可能な収容容器を前記基部に固定するステップと、 閉鎖可能なドアを前記基部に取り付けるステップと、 前記天井近傍のベゼルによって前記基部を取り囲むステップと、 前記ベゼルから光を照らすステップと、 を含む、方法。前記閉鎖可能なドアが開かれたときにアクセス可能となるように交換可能な設備パレットを前記閉鎖可能なドアの内側に固定するステップを更に含む、請求項14に記載の方法。前記天井と前記ベゼルとの間の間隙内から前記ベゼルを取り囲む前記天井に光を照らす、請求項14又は15に記載の方法。前記凹状ポッドウェルと前記ベゼルとの間の間隙内から、前記ベゼルを取り囲む凹状ポッドウェルに光を照らし、前記凹状ポッドウェルが前記ベゼル上で上方に傾斜しており、前記光を分散させる、請求項14又は15に記載の方法。前記基部の前記中心開口部にある前記収容容器を露出させるために前記閉鎖可能なドアを開くステップと、 前記交換可能な収容容器を前記基部の前記中心開口部内から取り外すステップと、 前記基部の前記中心開口部を通じて前記天井パネルの後ろから設備にアクセスするステップと、 前記基部の前記中心開口部内の前記交換可能な収容容器を交換するステップと、 前記閉鎖可能なドアを閉じるステップと、 を更に含む、請求項14から17のいずれか1項に記載の方法。

说明书全文

関連出願の相互参照 [0001]本出願は、米国特許商標庁にて2013年4月5日に出願された「航空機内部用の頭上設備収容ポッド(Overhead Equipment Stowage Pod for an Aircraft Interior)」という名称の米国仮特許出願第61/808,857号の優先権利益を主張する。同開示は参照によってその内容全体が本明細書中に組み込まれる。

分野 [0002]実施形態は、航空機上で設備を収容するための筐体に関する。より具体的には、実施形態は、航空機内部用の頭上式設備収容ポッドに関する。

従来技術 [0003]航空機上で設備を収容するための従来の筐体は、航空機の壁、例えば、客室後部の座席最後列の後ろにあるクローゼット内、ギャレー領域内、又は頭上荷物収納棚の一部内に配置されている。これら各領域は、追加の座席又は荷物保管スペースなどの他の目的に使用されるはずのスペースを奪っている。商用航空機においては、これら他の目的は収入発生源となり得るが、収容設備は収入発生源となり得ない。スペースの効率的な利用は航空機内部設計の重要な目的である。特に商用航空機では、収入発生用途のために利用可能なスペースを最大化することは重要事項である。

概要 [0004]一実施形態によれば、頭上式設備収容ポッドは、天井近傍の支持構造に固定された、略垂直の壁及び開放頂部を有する基部と、基部を通じて天井に少なくとも部分的に挿入されている交換可能な収容容器と、収容容器下に懸吊された閉鎖可能なドアと、閉鎖可能なドアの内側に固定された交換可能な設備パレットと、を含む。

[0005]別の実施形態によれば、頭上式設備収容ポッドを取り付ける方法は、略垂直の壁及び開放頂部を有する基部を、天井パネルの高さよりも上で基部を支持構造に固定することによって天井内に取り付けるステップと、略垂直の壁の間の障害物を相殺するために、天井パネルの高さよりも上に交換可能な収容容器を形成するステップと、基部を通じて天井に少なくとも部分的に挿入されているときに、交換可能な収容容器を基部に固定するステップと、閉鎖可能なドアを基部に取り付けるステップと、閉鎖可能なドアが開かれたときにアクセス可能となるように交換可能な設備パレットを閉鎖可能なドアの内側に固定するステップと、を含む。

[0006]別の実施形態によれば、頭上式設備収容ポッド装置は中心開口部を取り囲む構造材料を有する基部を含む。中心開口部は頂部及び底部が開いており、基部は天井近傍の支持構造に固定されている。交換可能な収容容器は基部を通じて天井に少なくとも部分的に挿入されており、閉鎖可能なドアは収容容器下に懸吊されている。

[0007]装置は、閉鎖可能なドアの内側に固定された交換可能な設備パレットを更に含んでもよい。

[0008]交換可能な設備パレットは非常用設備及び娯楽用設備の少なくとも1つを含んでもよい。

[0009]装置は天井の近傍で基部を取り囲むベゼルを更に含んでもよく、ベゼルは光を照らす照明要素を含んでもよい。

[00010]装置は、天井の高さよりも下で基部を取り囲むベゼルを更に含んでもよく、天井とベゼルとの間に間隙を残す。ベゼルは、天井とベゼルとの間の間隙内から、ベゼルを取り囲む天井に光を照らす照明要素を含んでもよい。

[00011]装置は、基部が挿入される切抜部と、基部を取り囲む凹状ポッドウェルと、を含む天井パネルと、を更に含んでもよい。

[00012]装置は、凹状ポッドウェルの高さよりも下で基部を取り囲むベゼルを更に含んでもよく、凹状ポッドウェル(recessed pod well)とベゼルとの間に間隙を残す。ベゼルは、凹状ポッドウェルとベゼルとの間の間隙内から、ベゼルを取り囲む凹状ポッドウェルに光を照らす照明要素を含んでも良く、凹状ポッドウェルはベゼル上で上方に傾斜してもよく、照明要素によって照らされた光を分散させるためのライトウォッシュ(light wash)として構成されてもよい。

[00013]装置は、基部及び閉鎖可能なドアに取り付けられた、閉鎖可能なドアの昇降を補助するリフト補助ユニットを更に含んでもよい。

[00014]交換可能な収容容器は天井の障害物を収容するために形成された成形特徴部を含んでもよい。

[00015]装置は、基部を支持構造に取り付ける複数のタイロッドを更に含んでもよい。

[00016]別の実施形態によれば、頭上式設備収容ポッド装置は、天井近傍の支持構造に固定された、略垂直の壁及び開放頂部を有する基部と、基部が挿入される切抜部と、基部を取り囲む凹状ポッドウェルと、を含む天井パネルと、を含む。装置は、また、凹状ポッドウェルの高さよりも下で基部を取り囲むベゼルを含み、凹状ポッドウェルと基部との間に間隙を残す。ベゼルは、凹状ポッドウェルと基部との間の間隙内から、ベゼルを取り囲む凹状ポッドウェルに光を照らす照明要素を含む。凹状ポッドウェルはベゼル上で上方に傾斜しており、照明要素によって照らされた光を分散させるためのライトウォッシュとして構成されている。交換可能な収容容器は基部の中心開口部を通じて天井に少なくとも部分的に挿入されており、閉鎖可能なドアは収容容器下に懸吊されており、交換可能な設備パレットが閉鎖可能なドアの内側に固定されている。

[00017]装置は、基部及び閉鎖可能なドアに取り付けられた、閉鎖可能なドアの昇降を補助するリフト補助ユニットを更に含んでもよい。

[00018]交換可能な収容容器は天井の障害物を収容するために形成された成形特徴部を含んでもよい。

[00019]装置は、基部を支持構造に取り付ける複数のタイロッドを更に含んでもよい。

[00020]別の実施形態によれば、頭上式設備収容ポッドを取り付ける方法は、中心開口部を取り囲む構造材料を有する基部を、天井パネルの高さよりも上で基部を支持構造に固定することによって天井内に取り付けるステップを含む。中心開口部は頂部及び底部が開いている。方法は、また、障害物を相殺するために、基部の中心開口部上方及び天井パネルの高さよりも上に交換可能な収容容器を形成するステップと、基部の中心開口部を通じて天井に少なくとも部分的に挿入されたときに、交換可能な収容容器を基部に固定するステップと、閉鎖可能なドアを基部に取り付けるステップと、を含む。

[00021]方法は、閉鎖可能なドアが開かれたときにアクセス可能となるように交換可能な設備パレットを閉鎖可能なドアの内側に固定するステップを更に含んでもよい。

[00022]方法は、天井近傍のベゼルによって基部を取り囲むステップと、ベゼルから光を照らすステップと、を更に含んでもよい。

[00023]天井とベゼルとの間の間隙内から、ベゼルを取り囲む天井に光を照らしてもよい。

[00024]凹状ポッドウェルとベゼルとの間の間隙内から、ベゼルを取り囲む凹状ポッドウェルに光を照らしてもよく、凹状ポッドウェルはベゼル上で上方に傾斜し、光を分散させてもよい。

[00025]方法は、基部の中心開口部にある収容容器を露出させるために閉鎖可能なドアを開くステップと、交換可能な収容容器を基部の中心開口部内から取り外すステップと、基部の中心開口部を通じて天井パネルの後ろから設備にアクセスするステップと、基部の中心開口部内の交換可能な収容容器を交換するステップと、閉鎖可能なドアを閉じるステップと、を更に含んでもよい。

[00026]本明細書中に記載される代表的実施形態は航空機客室という状況で示されるが、これら実施形態は単に例示であり、限定とみなされるべきではない。装置の実施形態は航空機客室内での使用に限定されない。実施形態は、宇宙機、船、バス、列車、娯楽的車両、トラック、乗用車等を含むがこれらに限定されない種々の他の車両において使用されてもよい。装置の実施形態は、また、家、事務所、ホテル、工場、倉庫、車庫及び頭上ポッド内に設備収容を有することが望ましい場合がある他の場所において使用されてもよい。

図面の簡単な説明 [00027]代表的実施形態が、以下に簡潔に記載される実施形態が示される添付の図面を参照してより詳細に説明される。

一実施形態による、頭上式設備収容ポッドを含む航空機客室を示す斜視図である。

一実施形態による、閉位置にある頭上式設備収容ポッドを示す拡大斜視図である。

一実施形態による、開位置にある頭上式設備収容ポッドを示す拡大斜視図である。

一実施形態による、頭上式設備収容ポッドを取り付ける方法を示すフローチャートである。

一実施形態による、頭上式設備収容ポッドを通じて天井パネルの後ろの設備にアクセスする方法を示すフローチャートである。

詳細な説明 [00033]図1は、一実施形態による、頭上式設備収容ポッド150を含む航空機客室を示す斜視図である。頭上式設備収容ポッド150は、航空機客室の天井140内、例えば、側壁130及び隣接する座席120の列から離れた航空機客室の中心領域の通路110上方に凹設されたコンテナ、容器又はバケットを含んでもよい。頭上式設備収容ポッド150が航空機客室の装飾及び環境と調和し得るように、頭上式設備収容ポッド150は航空機客室の内部を補完する傾斜のある外面を有してもよい。

[00034]頭上式設備収容ポッド150は、天井140から、人が脚立又は梯子に立つことなくその内容物にアクセスために頭上式設備収容ポッド150のハンドルに手を延ばすことができ得るほど十分に遠くまで下方に突出した部分を有してもよい。例えば、一実施形態においては、身長5フィート3インチの人が上に手を延ばして頭上式設備収容ポッド150のハンドルを把持し、下方に引き、頭上式設備収容ポッド150を開いて内部に保管された設備にアクセスすることができ得る。

[00035]図1では頭上式設備収容ポッド150は航空機客室の後部の方にあるものとして示されるが、これは限定と解釈されるべきではない。頭上式設備収容ポッド150は、航空機の種々の他の位置、例えば、航空機客室の前方、航空機客室の1つ又は複数の通路の天井、航空機のギャレーの天井、及び全般的に、航空機の天井内での設備の収容が有益となるあらゆる位置に取り付けられてもよい。

[00036]図2は、一実施形態による、閉位置にある頭上式設備収容ポッド200を示す拡大斜視図である。頭上式設備収容ポッド200は図1の頭上式設備収容ポッド150の一実施形態であってもよい。頭上式設備収容ポッド200は、ドアハンドル250の操作によって開かれてもよいドア210を含む。頭上式設備収容ポッド200は、また、ドア210を取り囲むベゼル220を含む。ベゼル220は1つ又は複数の締結具を用いて取り付けられてもよく、且つ交換可能であっても個々に取り替え可能であってもよい。種々の実施形態においては、ベゼル220は航空機客室の装飾を補う装飾的なベゼルであってもよい。頭上式設備収容ポッド200は、頭上式設備収容ポッド200が挿入される切抜部を含む天井パネル230及び頭上式設備収容ポッド200を取り囲む凹状ポッドウェル240とともに航空機客室の天井に取り付けられてもよい。天井パネル230はモジュール式であってもよく、既存の航空機の頭上式設備収容ポッドを含まない従来の天井パネルの代わりに用いてもよい。天井パネル230は既存の航空機の既存の天井パネルの適切なセクションの代わりに用いるために形状、色、材料及びサイズがカスタマイズされてもよく、それによって、既存の航空機に後付け部品として頭上式設備収容ポッド200を取り付けることが容易になる。

[00037]図示されるように、ベゼル220は天井パネル230までの全域には延びず、むしろ、ベゼル220と凹状ポッドウェル240との間に間隙が残る。ベゼル220は航空機客室内部の主照明を補完する照明を含んでもよい。例えば、ベゼル220内に含まれる照明は上方に、凹状ポッドウェル240上に光260を照らしてもよい。凹状ポッドウェル240はベゼル220上で上方に傾斜してもよく、天井パネル上に及び頭上式設備収容ポッド200が取り付けられた航空機客室の領域全体を一様に照らす光270として光260を分散させるためのライトウォッシュとして機能してもよい。ベゼル220は、主客室イルミネーション照明、非常時用照明、非常出口の方向を示す照明、又は航空機客室の天井において所望され得る任意の他の照明を含む種々の形態の照明を含んでもよい。

[00038]図3は、一実施形態による、開位置にある頭上式設備収容ポッド300を示す拡大斜視図である。頭上式設備収容ポッド300は図2の頭上式設備収容ポッド200の一実施形態であってもよい。ドアハンドル250を図2に示されるように操作すると、ドアラッチ340が外れてドア210が開く。その後、ドア210を下方に引いて頭上式設備収容ポッド300を開いてもよく、あるいは、ドア210は少なくとも部分的に重の力の下で開いてもよい。頭上式設備収容ポッド300は、航空機客室の天井と略平行なリップを有する基部305にドア210を取り付ける1つ又は複数のヒンジ330を含んでもよい。基部305の少なくとも一部はベゼル220の下に隠れていてもよい。1つ又は複数のヒンジ330はドア210を支持しつつもドア210の開閉を容易にしてもよい。頭上式設備収容ポッド300はドア210の昇降を補助するための1つ又は複数のリフト補助ユニットを含んでもよい。リフト補助ユニットの例はガススプリング350である。図3にはガススプリング350が示されるが、これは限定と解釈されるべきではなく、ドア210の昇降を補助するために、代わりに種々の他のデバイス、例えば、スナッバ、機械的なスプリング又は当技術分野で周知の他のデバイスが使用されてもよい。例えば、人がドア210を完全に開いた位置から解放すると、ガススプリング350はドア210を少なくとも部分的に閉じてもよく、あるいは、頭上式設備収容ポッド300内の閉位置からドア210を解放するためにドアハンドル250が操作されるとドア210の開きを遅らせてもよい。

[00039]頭上式設備収容ポッド300は、中心開口部を取り囲む構造材料を有する基部305を含む。構造材料は、航空機客室の天井の開口部内に凹設された略垂直の壁320と、略垂直の壁320間の開放頂部と、を含んでもよい。略垂直の壁320はほぼ天井パネル230の高さにて基部305と結合されてもよい。基部305及び/又は略垂直の壁320は航空機の支持構造、例えば、フレーム又はタイロッドに固定されてもよい。一実施形態においては、頭上式設備収容ポッド300は6つのタイロッドが航空機のフレームに取り付けられた状態で機体から懸吊されてもよい。これは限定と解釈されるべきではなく、種々の実施形態では、頭上式設備収容ポッド300は航空機客室の天井から懸吊させるために航空機の支持構造に別の手法で取り付けてもよい。頭上式設備収容ポッド300は略垂直の壁320間の開放頂部を通じたアクセスにより支持構造に固定してもよい。

[00040]加えて、頭上式設備収容ポッド300は、頭上式設備収容ポッド300内の略垂直の壁320の間に嵌め込まれる交換可能なライニング310を含む。交換可能なライニング310は、コンテナ、収容容器又はバケットとも呼ばれ得る。交換可能なライニング310は圧力成形法又は真空成形法によって単一部品として形成されてもよい。交換可能なライニング310は頭上式設備収容ポッド300が航空機頭上ライニング内に取り付けられた後に頭上式設備収容ポッド300内に別個に取り付けられてもよく、それによって、頭上式設備収容ポッド300の取り外しを要することなく、頭上式設備収容ポッド300の取り付け時、並びに頭上式設備収容ポッド300の取り付け後の整備及び保守のための航空機頭上ライニングの内部構造及び構成要素への簡単なアクセスを容易にする。例えば、天井パネルの後ろからのみアクセス可能な照明設備は、ドア210を開き、ガススプリング350を取り外し、交換可能なライニング310を取り外し、交換可能なライニング310の取り外しによりアクセス可能となった頭上式設備収容ポッド300の開口部を通じて照明にアクセスすることによって照明の整備を実施し、その後、交換可能なライニング310を交換し、ガススプリング350を再度取り付け、最後にドア210を閉じることによって整備されてもよい。

[00041]1つ又は複数の締結具325がライニング310を略垂直の壁320に固定してもよい。1つ又は複数の締結具325は、また、ライニング310、基部305及び/又は略垂直の壁320を航空機の支持構造に固定してもよい。ライニング310は、頭上式設備収容ポッド300の配置を妨げる可能性のある種々の設備、構造及び障害物を航空機客室の頭上ライニング内に収容するように形成された1つ又は複数の成形特徴部315を含んでもよい。例えば、成形特徴部315は航空機の頭上ライニング内のダクト、電子制御システム設備、補助設備、配線束等を取り囲むように成形されてもよい。ライニング310は、異なる設備、構造及び障害物を、航空機の頭上ライニング内の、頭上式設備収容ポッド300の取り付けが望まれる場所とは異なる位置に収容するように交換可能であり、且つカスタマイズ可能であってもよい。このカスタマイズのしやすさにより、頭上式設備収容ポッド300を、シンプルな矩形の箱の取り付けに支障のある位置を含む事実上航空機内のあらゆる天井位置に取り付けることが容易になる。

[00042]ドア210を開く者による容易なアクセスのため、設備パレット360がドア210の内部表面に取り付けられてもよい。設備パレット360は、航空機の乗務員及び/又は乗客による素早いアクセスのため航空機内に保管しておくことが望ましい場合のある種々の異なるタイプの設備及び雑貨のどれを含んでもよい。例えば、図3の示される実施形態においては、設備パレット360は、除細動器361、個人用呼吸装置(PBE:personal breathing equipment)又は防煙フード362、消火器363、ハロン消火器364及びグローブ365を含む。種々の他の実施形態においては、設備パレット360は、機内安全デモンストレーション用設備;ポータブルDVDプレーヤなどの娯楽用設備;リネン;毛布;枕;救命キット;種々のタイプの非常用設備;カップ、道具、皿及びナプキンなどの飛行中サービス用物品;私物;航空機乗務員の荷物;又は設備収容ポッド300のない従来の航空機の乗客荷物収容棚、クローゼット、食器棚又は他のスペースを占有し得る任意の他の物品を含んでもよい。

[00043]設備パレット360はドア210の内部表面に1つ又は複数の締結具370を用いて固定されてもよい。設備パレット360は単に設備パレット360を取り外し、交換用設備パレット360と交換することによって交換可能とされてもよい。したがって、設備パレット360内に保管された設備は、単に元の設備パレット360を取り外し、新たな設備パレット360を挿入することによってグループとして容易に交換されてもよい。そのようにすることによって、設備パレット360内の設備を交換することができるだけでなく、設備パレット360内の設備の品揃えを変更することができる。例えば、設備パレット360が使用期限までの使用が認められた非常用設備を収容しており、使用期限に近付いたときに、この非常用設備を、将来の更に長い使用期限を有する新たな非常用設備と取り替えることが望まれる場合、設備パレット360内の全ての物品を個々に記録し、交換する必要なしに航空機の日常の整備時に設備パレット360全体を容易に交換してもよい。これにより、航空機の整備時間並びに設備パレット360内に取り付けられる設備のロジスティクス及び保管の節減につながる可能性がある。

[00044]1つ又は複数の締結具(例えば、ベゼル220の、締結具325及び/又は締結具370)は、釘、ねじ、リベット、ボルト、磁石、ピン、ペグ、クリップ、スナップ、フック及びループファスナ、接着剤又は当技術分野で周知の他の締結具を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ライニング310は所定の位置にスナップ嵌めされてもよく、ベゼル220は所定の位置にスナップ嵌めされてもよく、及び/又は設備パレット360は所定の位置にスナップ嵌めされ、且つ摩擦及び/又は所定の位置にスナップ嵌めされる際に係合するタブによって所定の位置に保持されてもよい。

[00045]頭上式設備収容ポッド300の構成要素は複合材料、プラスチック材料、金属材料及び/又はガラス材料で構成されても、複合材料、プラスチック材料、金属材料及び/又はガラス材料を含んでもよい。例えば、基部305及び壁320は複合材料で構成されてもよい。交換可能なライニング310及びベゼル220は圧力成形又は熱成形プラスチック材料で構成されてもよく、ドア210は複合材又はアルミニウムハニカムパネルで構成されてもよい。

[00046]交換可能且つカスタマイズ可能なベゼル220及びライニング310は、様々な航空機及び他の点で同じ頭上式設備収容ポッドの様々な位置への取り付けにおけるモジュール性及び柔軟性を促進する。これにより、更には、同じ設備パレット360を、どの航空機タイプ及び頭上式設備収容ポッドが取り付けられるどの位置への取り付けにも適合することを促進する。これにより、種々の異なるタイプの航空機を含む航空機フリート用の設備パレット360のロジスティクス及び保管費の節減を促進する。

[00047]本明細書中に記載される頭上式設備収容ポッドの実施形態は、航空機パネルの天井上の、使用不能となっていたはずのデッドスペースを収容スペースとして生産性のあるものにし、頭上荷物収納棚、クローゼット、引出し、ギャレーインサート及び床スペースなどの航空機内の他のスペースをより生産的な用途のために空ける。商用航空機においては、これにより、更なる収入発生機会が発生する場合がある。

[00048]図4は、一実施形態による、頭上式設備収容ポッドを取り付ける方法を示すフローチャートである。図4を参照して説明する頭上式設備収容ポッドは、図1、2又は3の頭上式設備収容ポッド150、200又は300の一実施形態であってもよい。ステップ410では、中心開口部を取り囲む構造材料を有する基部が、天井パネルの高さよりも上で基部を支持構造に固定することによって天井内に取り付けられる。中心開口部は頂部及び底部の両方が開いている。ステップ420では、交換可能な収容容器が、障害物を相殺するために、基部の中心開口部上方及び天井パネルの高さよりも上に形成される。ステップ430では、基部の中心開口部を通じて天井に少なくとも部分的に挿入されたときに、交換可能な収容容器が基部に固定される。一実施形態では、交換可能な収容容器は基部の中心開口部を通じて完全に挿入されてもよい。ステップ440では、閉鎖可能なドアが基部に取り付けられる。閉鎖可能なドアは基部及び交換可能な収容容器の下に懸吊されてもよい。閉鎖可能なドアは1つ又は複数のヒンジ、1つ又は複数のリフト補助ユニット又はその両方によって基部に取り付けてもよい。ステップ450では、閉鎖可能なドアが開かれたときにアクセス可能となるように、交換可能な設備パレットが閉鎖可能なドアの内側に固定される。ステップ460では、基部が天井近傍のベゼルで取り囲まれ、ベゼルから光が照らされる。一実施形態においては、天井とベゼルとの間の間隙内からベゼルを取り囲む天井に光を照らす。別の実施形態においては、凹状ポッドウェルとベゼルとの間の間隙内から、ベゼルを取り囲む凹状ポッドウェルに光を照らす。この実施形態においては、凹状ポッドウェルはベゼル上で上方に傾斜しており、光を分散させる。

[00049]図5は、一実施形態による、頭上式設備収容ポッドを通じて天井パネルの後ろの設備にアクセスする方法を示すフローチャートである。図5を参照して説明する頭上式設備収容ポッドは図1、2又は3の頭上式設備収容ポッド150、200又は300の一実施形態であってもよい。ステップ510では、頭上式設備収容ポッドの閉鎖可能なドアを開き、収容ポッドの基部の中心開口部内の収容容器を露出させる。ステップ520では、交換可能な収容容器は基部の中心開口部内から取り外される。ステップ530では、天井パネルの後ろの設備に基部の中心開口部を通じてアクセスする。ステップ540では、交換可能な収容容器を基部の中心開口部内において交換する。ステップ550では、閉鎖可能なドアを閉じ、基部の中心開口部を覆う。

[00050]本明細書中に引用した出版物、特許出願及び特許を含む全ての参照文献は参照により、それぞれの参照文献が参照により組み込まれることを個々に且つ具体的に示し、その全体を本明細書中に説明したのと同程度本明細書に組み込まれる。

[00051]本発明の原理の理解を促進するため、図面に示される実施形態を参照し、これら実施形態を説明するために特定の言語を用いてきた。しかしながら、この特定の言語により発明の範囲を限定する意図はなく、本発明は当業者が通常想起するあらゆる実施形態を含むものと解釈されるべきである。本明細書中で使用される専門用語は特定の実施形態を説明するためであり、本発明の代表的実施形態を限定することを意図するものではない。実施形態の説明では、従来技術の特定の詳細な説明は、本発明の本質を不必要にあいまいにする可能性があると考えられる場合、省略される。

[00052]本明細書中に記載される一切の例又は例示的な言語(例えば、「などの」)の使用は単に本発明を更に明らかにすることを意図するものであり、別段の記載がなければ本発明の範囲に限定を課すものではない。当業者には、以下の特許請求の範囲によって定義される本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく多くの改良形態及び適応形態が容易に明らかとなろう。したがって、本発明の範囲は本発明の詳細な説明によってではなく以下の特許請求の範囲によって定義され、範囲内のあらゆる相違は本発明に含まれるものと解釈される。

[00053]要素が「必須(essential)」又は「重要(critical)」と具体的に記載されない限りはいずれの物品又は構成要素も本発明の実施に必須ではない。また、用語「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、「含む(includes)」、「含む(including)」、「有する(has)」及び「有する(having)」は、本明細書で使用する場合、特に、非限定的な専門用語として解釈されることを意図するものと理解される。本発明の説明との関連において(特に、以下の特許請求の範囲との関連において)「a」及び「an」及び「the」及び類似の指示対象の使用は、文脈で明確に記載されない限りは単数形及び複数形の両方を包含するものと解釈される。加えて、本明細書中において、種々の要素を説明するために用語「第1の(first)」、「第2の(second)」等が使用される場合があるが、これら要素はこれら用語によって限定されるべきではなく、これら用語は単に1つの要素を別の要素と区別するために使用されることを理解すべきである。更に、本明細書中における数値範囲の記述は単に本明細書中で特に指示がない限りは当該範囲内の各別個の数値を個々に参照する簡潔な方法として機能することを意図するものであり、各別個の数値は本明細書中に個々に列挙したかのように本明細書に組み込まれる。

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