照明装置

申请号 JP2013084227 申请日 2013-04-12 公开(公告)号 JP2014207149A 公开(公告)日 2014-10-30
申请人 パナソニック株式会社; Panasonic Corp; 发明人 TATENO YOJI; MOTOIE ATSUSHI; OTA TAKASHI; KIDO HIROSHI; HASEGAWA JUNICHI; GOSHIMA SHIGEO; MATSUI NOBUYUKI; MURAKAMI TADASHI; NISHIMURA TADASHI;
摘要 【課題】配光 角 及び発光色の異なる複数のLEDを備えた照明装置において、互いに隣接するLEDの各々から出射された光同士を混色させて照射光の色むらを低減する。【解決手段】本照明装置は、列状に配置された3つ以上のLED3を備える。LED3の各々は、自身に隣接するLED3とは異なる色の光を出射し、且つ相対的に配光角の広いLED3Gと、相対的に配光角の狭いLED3R、3Bと、を含む。配光角の広いLED3Gは、3つ以上のLED3の並びにおいて内方に配置されている。上記構成によれば、配光角の広いLED3Gから出射された光がLED3Gに隣接するLED3R、3Bの各々から出射された光と混色するので、照射光の色むらを低減することができる。【選択図】図4
权利要求
  • 列状又はマトリクス状に配置された3つ以上のLEDを備えた照明装置であって、
    前記LEDは、自身に隣接する前記LEDとは異なる色の光を出射し、且つ相対的に配光角の広いLEDと、相対的に配光角の狭いLEDと、を含み、
    前記配光角の広いLEDは、前記LEDの並びにおいて内方に配置されていることを特徴とする照明装置。
  • 前記配光角の広いLEDは、LEDチップと、このLEDチップから出射された光を波長変換する蛍光体と、を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  • 前記LEDチップは、青色光を出射する青色LEDチップにより構成され、
    前記蛍光体は、青色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体により構成されていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  • 前記LEDは、赤色光を出射する赤色LEDチップを有する赤色LEDと、緑色光を出射する緑色LEDと、青色光を出射する青色LEDと、を含み、
    前記赤色LEDと前記緑色LED又は青色LEDとの間の距離は、前記緑色LEDと前記青色LEDとの間の距離よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
  • 说明书全文

    本発明は、配光及び発光色の異なる複数のLEDを備えた照明装置に関する。

    従来から、列状に配置され発光色の異なる複数のLEDを備えた照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。 照明装置に用いられるLEDには、図7に示すように、LEDチップ10を封止する封止材20にLEDチップ10から出射された光の波長を変換する蛍光体30が分散されたLED40aや、LEDチップ10からの光を直接に出射するLED40bがある。 一般に、LED40aは、LEDチップ10からの光によって励起された蛍光体30自体が発光するので蛍光体30を有する封止材20全体が擬似光源のように振る舞い、LED40bに比べて広い配光角を有する。

    特開2008−147049号公報

    しかしながら、上述したような照明装置では配光角の異なるLEDを列状に配置しているので、これらLEDの並びによっては互いに隣接するLEDの各々から出射された光同士が十分に混色せず、照射光に色むらが生じることがある。

    本発明は、上記課題を解決するものであって、配光角及び発光色の異なる複数のLEDを備えた照明装置において、互いに隣接するLEDの各々から出射された光同士を十分に混色させて照射光の色むらを低減することができる照明装置を提供することを目的とする。

    本発明の照明装置は、列状又はマトリクス状に配置された3つ以上のLEDを備え、前記LEDは、自身に隣接する前記LEDとは異なる色の光を出射し、且つ相対的に配光角の広いLEDと、相対的に配光角の狭いLEDと、を含み、前記配光角の広いLEDは、前記LEDの並びにおいて内方に配置されていることを特徴とする。

    前記配光角の広いLEDは、LEDチップと、このLEDチップから出射された光を波長変換する蛍光体と、を有することが好ましい。

    前記LEDチップは、青色光を出射する青色LEDチップにより構成され、前記蛍光体は、青色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体により構成されていることが好ましい。

    前記LEDは、赤色光を出射する赤色LEDチップを有する赤色LEDと、緑色光を出射する緑色LEDと、青色光を出射する青色LEDと、を含み、前記赤色LEDと前記緑色LED又は青色LEDとの間の距離は、前記緑色LEDと前記青色LEDとの間の距離よりも大きいことが好ましい。

    本発明によれば、配光角の広いLEDが3つ以上のLEDの並びにおいて内方に配置されているので、配光角の広いLEDから出射された光を同LEDに隣接するLEDから出射された光と混色させて、照射光の色むらを低減することができる。

    本発明の実施形態に係る照明装置が設置された航空機の断面図。

    上記照明装置の上面図。

    図2のI−I線断面を含む斜視図。

    上記照明装置を構成するLEDの断面図。

    上記実施形態のより好ましい形態に係る照明装置を構成するLEDの配置を示す断面図。

    上記実施形態の変形例に係る照明装置を構成するLEDの配置を示す上面図。

    従来の照明装置を構成するLEDの断面図。

    本発明の実施形態に係る照明装置について図1乃至図4を参照して説明する。 図1に示すように、照明装置1は、例えば、航空機APのキャビンにおいて天井Cを照明するのに用いられる。 照明装置1は、乗客用通路Pの一側及び他側の各々に沿って収納棚Rの上端部に取り付けられている。 各々の照明装置1から出射された光(破線矢印で示す)は、天井Cに照射されるほか、自身に対向する収納棚Rの上部にも照射される。

    図2及び図3に示すように、照明装置1は、長尺形状とされ、直線状に配置された複数のLEDユニット2を有し、図例では、10個のLEDユニット2が20.8mm置きに配置されている。 各々のLEDユニット2は、列状に配置された3つ以上のLED3を有し、図例では、赤色LED3R、緑色LED3G及び青色LED3Bが、互いに0.5mmずつ間隔を置いてLED3の並び方向における長さが10.3mmとなるように配置されている。 このようにLEDユニット2及びLED3を配置することで、LEDユニット2同士の光そして各LEDユニット2におけるLED3同士の光を効率良く混色させることができる。

    また、照明装置1は、LEDユニット2を実装する配線基板4と、配線基板4に搭載されLEDユニット2を駆動するための駆動回路5と、LEDユニット2から出射された光を配光制御するレンズ6と、これら部材2、4乃至6を保持する枠体7と、を備える。 駆動回路5は、赤色LED3R、緑色LED3G及び青色LED3Bの各々を個別に調光制御するためのドライバ(不図示)を有する。

    レンズ6は、10個のLEDユニット2を一括して覆う長尺形状とされ、LEDユニット2と相対する面に凹部61を有する(図3参照)。 凹部61は、その底面をLEDユニット2から正面方向に出射された光が入射する第1の光入射面61aとし、その側面をLEDユニット2から側方に出射された光が入射する第2の光入射面61bとしている。 また、レンズ6は、第2の光入射面61bに相対して設けられ第2の光入射面61bから入射した光を全反射する全反射面62と、全反射面62により全反射された光及び第1の光入射面61aから入射した光を出射する光出射面63と、を有する。 光出射面63は、凸形状とされ、光を集光して出射させる。 また、レンズ6は、その短手方向における両端部の各々から外方に伸びるように設けられた一対の鍔部64を有し、一対の鍔部64が枠体7の長手方向に沿って設けられた一対の溝71にスライド挿入されることで、枠体7に対して着脱可能に取り付けられている。

    図4に示すように、赤色LED3Rは、赤色光を出射する赤色LEDチップ31Rと、赤色LEDチップ31Rを搭載する基台32と、赤色LEDチップ31Rを封止する封止材33と、を有する。 赤色LED3Rは、基台32のLEDチップ搭載面32aとは反対側の実装面32bを介して配線基板4に実装されている。 基台32は、一端が赤色LEDチップ31Rに接続され他端が実装面32bから導出された配線(不図示)を有し、実装面32bから導出された配線は、配線基板4の配線パターン(不図示)に接続されている。 基台32は、熱伝導性及び耐熱性に優れた材料、例えば、アルミニウムやセラミックにより構成される。

    青色LED3Bは、赤色LEDチップ31Rの代わりに青色光を出射する青色LEDチップ31Bを有する以外は、赤色LED3Rと同様に構成されている。

    緑色LED3Gは、青色LEDチップ31Bと、青色LEDチップ31Bを搭載する基台34と、封止材33中に分散され青色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体35と、を有する。 基台34は、その中央に凹部34aを有し、凹部34aの底面に青色LEDチップ31Bが搭載され、凹部34aを埋めるように緑色蛍光体35を有する封止材33が充填されている。 基台34は、赤色LED3Rや青色LED3Bの基台32と同様に配線(不図示)を有し、青色LEDチップ31Bと配線基板4の配線パターン(不図示)とを接続する。

    一般に、緑色光を出射する緑色LEDチップは、青色LEDチップ31B等に比べて、エネルギ/光変換効率及び発光輝度が低い。 上記のように青色LEDチップ31Bと緑色蛍光体35とを組み合わせて緑色LED3Gを構成することで、緑色LEDチップを用いて緑色LEDを構成する場合に比べて、エネルギ/光変換効率及び発光輝度を向上することができる。

    上記のように構成された赤色LED3R及び青色LED3Bは、一般的なLEDと同様に相対的に狭い配光角(例えば、80°)を有する。 これに対して、緑色LED3Gは、青色LEDチップ31Bからの青色光によって励起された緑色蛍光体35自体が発光するので、緑色蛍光体35を有する封止剤33全体が疑似光源のように振る舞って相対的に広い配光角(例えば、120°)を有する。 配光角の広い緑色LED3Gは、LEDユニット2におけるLED3の並びにおいて中央(内方)に配置され、配光角の狭い赤色LED3R及び青色LED3Bの各々は、LED3の並びにおいて端部に配置されている。

    本実施形態の照明装置1によれば、配光角の広い緑色LED3Gが中央に配置されているので、緑色LED3Gから出射された緑色光は、緑色LED3Gに隣接する赤色LED3R及び青色LED3Bから出射された赤色光及び青色光と十分に混ざり合う。 そのため、照射光の色むらを低減することができる。 また、駆動回路5によって赤色LED3R、緑色LED3G及び青色LED3Bの各々を個別に調光制御することで、照明装置1から照射される光の光色を任意に制御することができる。 これにより、例えば、キャビン内の天井を青白く照明して早朝のシーンを演出したり、橙色に照明して夕方のシーンを演出する等、様々な照明演出を行うことができる。

    次に、上記実施形態のより好ましい形態に係る照明装置について図5を参照して説明する。 本照明装置では、赤色LED3Rと緑色LED3G又は青色LED3Bとの間の距離d1が、緑色LED3Gと青色LED3Bとの間の距離d2よりも大きい。 このようにすることで、緑色LED3G及び青色LED3Bにおいて発光に伴って生じた熱が、赤色LED3Rに伝熱され難くなるので、赤色LED3Rの温度上昇によって引き起こされ得る赤色光出射の出低下を防止することができる。

    次に、上記実施形態の変形例に係る照明装置について図6を参照して説明する。 本変形例の照明装置では、赤色LED3R、緑色LED3G及び青色LED3Bが、配線基板4上において5x5のマトリクス状に配置されている。 ここで、緑色LED3Gは、マトリクスにおいて内方に配置され、マトリクスの周縁部には赤色LED3R又は青色LED3Bが配置されている。 このようにすることで、色むらの低減された光を照射する面発光照明装置を得ることができる。

    なお、本発明に係る照明装置は、上記実施形態及びその変形例に限定されず、種々の変形が可能である。 例えば、本照明装置はRGB以外の色の光を出射するLEDを有していてもよく、RGBのLEDに加えて、白色光を出射する白色LEDを有していてもよい。 このような白色LEDは、例えば、青色LEDチップと青色光を黄色光に変換する黄色蛍光体とを含むものとされ、上記実施形態の緑色LEDと同様に、LEDの並びにおいて内方に配置される。

    1 照明装置3 LED
    3R 赤色LED
    3G 緑色LED
    3B 青色LED
    31R (赤色)LEDチップ31B (青色)LEDチップ35 (緑色)蛍光体d1 赤色LEDと緑色LED又は青色LEDとの間の距離d2 緑色LEDと青色LEDとの間の距離

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