Reinforcement method of blocks of the block and the composite material of the composite material |
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申请号 | JP2010528452 | 申请日 | 2008-10-01 | 公开(公告)号 | JP2011500401A | 公开(公告)日 | 2011-01-06 |
申请人 | エアバス オペラシオン(エス.ア.エス); | 发明人 | メナード.セバスチャン; ルー.ジャック; ロウイー.フランソワ; | ||||
摘要 | A block including at least one glass ply at least partially covering an outer surface of a core made from composite material. A method for reinforcing a block made from a composite material, including a glass ply placed in a mold, such as to cover the base of the mold; the block is positioned in the mold; the edges of the glass ply are folded such that the glass ply is molded to the outer edge of the block; the mold is closed with a cover; the block housed inside the mold is cured in an oven such as to polymerize the glass ply; and the glass-ply-covered block is recovered. | ||||||
权利要求 | 航空機翼の上側表面に固定されるブロックであって、複合材料のコアと、前記複合材料のコアの外表面全体をカバーしている少なくとも一層の被重ガラス層とを備えることを特徴とするブロック。 3枚の連続層が複合材料のコアの周囲に形成されるように重ねられた、3枚の上層被重ガラス層を備えることを特徴とする、請求項1に記載のブロック。 前記複合材料のコアが、ポリメタクリルイミドフォームであることを特徴とする請求項1に記載のブロック。 複合材料のブロックの補強方法であって、 以下の工程: ‐鋳型の基底をカバーするように、および、下層被重ガラス層の縁が当該鋳型の側壁から突出するように、第1下層被重ガラス層が鋳型に配置され; ‐前記ブロックの外側は、少なくとも一層の上層被重ガラス層でカバーされ; ‐前記ブロックは、前記鋳型に配置され; ‐前記第1下層被重ガラス層が前記ブロックの外部形状に適合するように、前記第1下層被重ガラス層の縁は前記ブロックを覆って折り重ねられ; ‐前記鋳型はカバーにより密閉され; ‐前記鋳型内のブロックは、前記被重ガラス層を重合するために炉の中で焼成され; ‐前記被重ガラス層でカバーされた前記ブロックが取外される; という工程からなることを特徴とする、複合材料のブロックの補強方法。 以下の追加的な工程: ‐第2下層被重ガラス層は、前記第1下層被重ガラス層をカバーするために前記鋳型に配置され; ‐第3下層被重ガラス層は、前記第2下層被重ガラス層上に同じ方法で配置され; ‐前記第3下層被重ガラス層は、接合面に向けられ; ‐前記第3下層被重ガラス層は、前記ブロックの外側を覆って連続して重ねられる; という工程からなることを特徴とする、請求項4記載の複合材料のブロックの補強方法。 以下の追加的な工程: ‐前記ブロックは、150℃+/−20℃の温度に達するまで、2℃/分の割合で次第に温度が上昇する炉の中で焼成され; ‐温度は、2時間+/−15分保たれる; という工程からなることを特徴とする、請求項4記載の複合材料のブロックの補強方法。 以下の追加的な工程: ‐4つの側壁および取外し可能なカバーが載置される基底を有する鋳型が用いられ; ‐前記焼成工程後、前記鋳型の前記カバーおよび4つの側壁は、被重ガラス層で覆われている前記ブロックを取外すために取外される; という工程からなることを特徴とする、請求項4に記載の複合材料のブロックの補強方法。 |
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说明书全文 | 本発明は、衝撃と他の外部応力に耐えるために強化される複合材料のブロックに関するものである。 特に本発明は、航空機の翼が航空機胴体に固定される部位において翼部を修復する(元に戻す)ために航空機の翼の上側表面に配置される複合材料のブロックに関する。 また、本発明は、複合材料のブロックの補強方法にも関するものである。 以前は金属材料製であった構成要素を、特に一つ以上の構成要素を備える装置の総質量を減らすために、複合材料製の構成要素と置き換えることは、多くの分野において現在公知である。 かくして、航空分野において、多くの構成要素、例えば梁、カバーパネルなどは、現在複合材料で製造される。 最終航空機質量の観点から望ましい結果が得られる場合、複合材料の構成要素は、時折、耐えるべき負担に対し、または、環境ストレスに対し、不十分な耐性を有することがある。 これは、航空機の翼が航空機胴体に固定される部分にトランジションブロックが使用される場合、そして固定部分において翼部を元に戻すことを目的とする場合に、特に該当する。 このような複合材料のブロックは、特許文献1に記載されている。 複合材料のトランジションブロックは、翼の上側表面に設置されており、悪天候に晒され且つ他の外部応力を受ける。 トランジションブロックは、例えば硬質で軽量のポリメタクリルイミドフォームで製造され、航空機翼の上側表面上でのその取扱いと設置とを容易にする。 しかし、複合材料のブロックの外表面は、単層または複数層の保護塗装層の塗布後でも、ざらつきが残る。 その上、複合材料のブロックは、航空機翼上への固着時に疵がつく、それどころか損傷を受けることが頻繁に起こる。 ブロックは、設置に携わる職工の膝の跡により、そしてブロックをカバーするために使用する塗料のポットなどによって、多くの場合凹んでいる。 ブロックの外表面上の凹みは航空機の空力(空気力学的)性能を低下させる傾向があり、それにより特に航空機の燃料消費が増加する。 本発明の目的の1つは、例えば翼と航空機の胴体との間の接合部におけるトランジションブロックとして使用される、複合材料のブロックの耐性を補強させることである。 このために、本発明によれば、ブロックの外部輪郭に適合する単層または複層のガラス層で複合材料のブロックをカバーすることが提案される。 このガラス層は、複合材料の中央部分(the central mass)上に有利に重合する。 ゆえに、たとえその形状がどのようなものであっても、ブロックは、外表面を滑らかにし且つ外部応力に対して外表面を補強するガラス層で、全面的にカバーされる。 本発明は、複合材料のブロックが単層または複層のガラス層でカバーされるという、ブロックの補強方法を提供することを目的とする。 本発明の目的は、したがって、航空機翼の上側表面に固定されるよう意図されたブロックであり、そのブロックは、複合材料のコアと、当該複合材料のコアの外表面や壁部を少なくとも部分的にカバーする少なくとも1層の重ねられたガラス層とを備えることを特徴とする。 本発明のブロックの実施例によれば、以下の追加的な特徴の全部または一部を提供することが可能である: 本発明はまた、以下の工程: 本発明の方法のある実施例によれば、以下の追加的な工程の全部または一部を実施することが可能であることを特徴とする: 本発明は、以下の説明及び添付図面から、より十分に理解されるであろう。 これらの図面は表示的な図面として示されているが、本発明の非制限的な具体例である。 下記で記載されている実施例において、航空機胴体に翼を固着する手段から翼の上側表面までの接合の移行(passage)を容易にするために、航空機翼の上側表面に固定されるトランジションブロックのみについて言及される。 当然、本発明は、たとえその寸法がどのようなものでも、他のいかなる複合材料のブロックにも適用可能である。 このようなトランジションブロックは、数10メートルの長さと、ブロックの一方から他方まで変化する厚みを有してもよい。 「長さ」とは、ブロックの縦軸に対して平行に伸びるブロックの寸法を意味する。 「厚さ」とは、ブロックが延在する面に垂直に伸びるブロックの寸法を意味する。 また、「外側」とは、鋳型の外側に面しているブロック面を意味し、さらに「内側」は、鋳型の底面と接触するブロック面を意味する。 一方、使用時において、ブロックの外側は航空機翼の上側表面に固定され、そして内側は外部応力を受ける。 図1では、航空機翼の上側表面に固定される複合材料のブロック1の第1の実施例を示す。 ブロック1は斜切端部2(面取端部2)と、斜切端部2の反対側に直角の端部である第2端部3を備える。 その上、断面図I‐Iから明らかなように、ブロック1の厚さE、eは横方向に減少する。 「幅」は、ブロック1の縦軸Aに直角に延在するブロック1の寸法を意味する。 図2では、トランジションブロック10の第2の実施例を示し、当該ブロック10は一定の厚さを有しているが、第1端部11から第2端部12まで減少する幅I、I´を有し、斜切端とは対照的に、両端部は直角の端部である。 ブロック10は、外部応力に対するブロック10の耐性を補強させる少なくとも1層の被重ガラス層でカバーされる複合材料のコア13を備える。 本発明の方法において、いかなるブロックも、その寸法や形状等が何であれ、単層または複層の被重ガラス層でカバーすることができる。 この目的を達成するために、本発明の方法によれば、図4に示されるような鋳型が使用される。 鋳型100は、基底101、そしてブロック10を受ける内側102を備える。 「内側」とは、鋳型100の内部容積Vにおける面を意味する。 鋳型100は、別途4つの側壁103(側面の左右2枚の壁のみが図4に示される。)を備え、当該側壁103は、基底101から取外されるように取外し可能である。 さらに鋳型100は、鋳型100の内部容積Vを密封するために、側壁103の上端105上で封止可能なカバー104を備える。 鋳型100の内部容積Vは、ブロック10を受容することが可能である。 本発明の方法によれば、第1下層被重ガラス層14は、鋳型100の基底101の内側壁102に対し最初に配置される。 第1下層被重ガラス層14は、鋳型100の形状に適合し、基底の内側102および側壁103を上端105までカバーする。 より正確に言えば、第1下層被重ガラス層の外縁15は、側壁103の上端105に対して併置される。 第1下層被重ガラス層の外縁15は、それが取り囲むフォーム(発砲体)コア13の外側と接触することが意図される層である。 次に、第2下層被重ガラス層16は、第1下層被重ガラス層14を覆って配置される。 第2下層被重ガラス層16の縁17は、第1下層被重ガラス層14の外縁15をカバーする。 次に、第3下層被重ガラス層18は、それが取り囲む第2下層被重ガラス層を覆って配置される。 第3下層被重ガラス層18の外縁19は、鋳型100の側壁103の上端105に向けられる。 被重ガラス層14、16、18の縁15、17、19がブロック10のコア13の外側21に対して折り重ねられるので、前記外側21の必要以上の厚さは回避される。 複合材料のコア13の内側20が鋳型100の基底101の内壁(内側)102に対して配置されるように、ブロック10の複合材料のコア13は鋳型100の内部容積V内に配置される。 図5で示される実施例において、複合材料のコア13の外側21は、最初に3枚の重畳上層被重ガラス層22でカバーされる。 これにより、コア13の表面全体が少なくとも一層の被重ガラス層でカバーされることを保証するとともに、ブロック10のコア13を確実に堅固にすることが可能となる。 それどころか、複合材料のコア13の外側21がそれ自体の被重ガラス層でカバーされない場合、そして、下層被重ガラス層の寸法が不十分である場合、下層被重ガラス層がブロック10のコア13の外側を覆って折り重ねられれば、ブロック10のコア13の中央部がカバーされない可能性がある。 もちろん、重畳上層被重ガラス層22は、このコアが鋳型100に配置された場合にのみ、そして下層被重ガラス層14、16、18の縁19、17、15がコアの外側21を覆って折り重ねられる前に、さらにコアの外側21を覆って縁19、17、15を折り重ねた後でさえ、複合材料のコア13の外側21上に配置することができる。 複合材料のコア13が鋳型100の内部容積Vに配置されると、第3下層被重ガラス層18の外縁19は、コア13の外壁(外側)21に対し、それから第2下層被重ガラス層16の外縁17に対し、そして最後に第1下層被重ガラス層14の外縁15に対して、折り重ねられる。 したがって被重ガラス層14、16、18、22は、その形状に適合しながら、フォームコア13上を覆う。 コア13の外壁(外側)21上に下層被重ガラス層14、16、18を折り重ねる前に、局所的に損傷しやすい過剰な厚さになりうる被重ガラス層14、16、18の過剰重複を防ぐために、被重ガラス層の全ての角、あるいはそのうちの数箇所のみを、45°の角度で切断してもよい。 次いで鋳型100の内部容積Vは、側壁103に何らかの手段によって固定されるカバー104によって密閉される。 次に、鋳型100は炉に入れられ、2℃/分の割合で150℃まで加熱され、次いで鋳型はこの温度で2時間放置される。 次に、鋳型100は炉から取り出され、自然対流によって60℃まで冷却するために放置される。 鋳型100は、ブロック10を取り出すために開かれる。 そのために、側壁103は、鋳型100からブロック10を取り外し易くするために、基底101から取外される。 図3A、3B、3Cは、本発明による被重ガラス層でカバーされるブロック10の異なる断面図を示す。 当然ブロック10は、被重ガラス層の厚さによって、そしてブロックの目的によって、程度の差はあるが被重ガラス層でカバーすることができる。 そして図3Aは、ブロック10の前端12の縦断面図を示す。 3枚の重畳上層被重ガラス層22は、航空機翼の上側表面に固定されるブロック10の複合材料のコア13の外壁21(外側)をカバーする。 3枚の下層被重ガラス層14、16、18は、外部応力を受ける複合材料のコア13の内壁(内側)20の外部形状に適合する。 この端部12において、当該上層被重ガラス層は、下層被重ガラス層14、16、18をカバーし、これによって複合材料のコア13をガラスの保護により確実に堅固にすることが可能となる。 図3Bは、ブロック10のある位置におけるブロック10の縦断面図を示す。 以上から、コア13の内側20をカバーしている3層の下層被重ガラス層14、16、18と同様に、ブロック10のコア13の外側21をカバーしている3枚の上層被重層22が理解できる。 図3Bで示される実施例において、考慮される各被重ガラス層14、16、18、22は、同じ面で連続して配置される予備含浸ファブリックの多数のバンドから形成される。 当然、使用される予備含浸ファブリックのバンドが十分な寸法を有する場合、各被重ガラス層に対し1つのバンドを使用することができる。 しかしながら、ブロック10が大きい寸法を有する場合、所定の被重ガラス層を形成するための予備含浸ファブリックのバンドを多数使用することで、鋳型100への設置を容易にすることができる:鋳型100の全長を覆って、鋳型100の基底102に対して、および鋳型の側壁103に対して、それを配置するために大きい寸法を有する予備含浸ファブリックのバンドを1つだけ扱う代わりに、鋳型100の内側面全体をカバーするために、多数の小さな予備含浸ファブリックのバンドが連続して配置される。 図3Cは、ブロック10のある位置におけるブロック10の横断面を示しており、コア13の周囲に堅固な保護曲面板を形成する被重ガラス層14、16、18、22の連続層によって囲まれる複合材料のコア13を示す。 航空機翼の上側表面に固定されるトランジションブロックの具体的事例において、各被重ガラス層は、0.2mm+/−0.05mmの厚さを有利に有する。 1 ブロック 2 斜切端部(面取端部) |