Hover-capable aircraft

申请号 JP2013219608 申请日 2013-10-22 公开(公告)号 JP2014088168A 公开(公告)日 2014-05-15
申请人 Agustawestland Spa; アグスタウェストランド ソチエタ ペル アツィオニ; 发明人 ANDREA GABRIELLI; GASPARINI GIUSEPPE;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hover-capable aircraft designed in such a way that operation noise is notably reduced.SOLUTION: A hover-capable aircraft includes propulsion means, at least one rotor, transmission means of transmitting power from the propulsion means to the rotor and lubricated with a lubricant, a heat exchanger receiving a heated lubricant from the transmission means and returning the lubricant after cooling to the transmission means and a fan 10 generating an air flow in the heat exchanger to cool the lubricant and also has an impeller 16 provided with blades 21 and a discharge pipe 18 discharging high-temperature air generated in cooling the lubricant. The hover-capable aircraft has dissipation means 25 designed in such a way that at least a part 23 of the wall part 22 of the discharge pipe 18 selectively absorbs pressure waves in a specified frequency band related to the rotation speed of the impeller 16 and to the number of blades 21 of the impeller 16.
权利要求
  • 推進手段(6)と、
    少なくとも一つのロータ(3)と、
    前記推進手段(6)から前記ロータ(3)へ動力を伝達するための、潤滑剤で潤滑される伝達手段(5)と、
    加熱された前記潤滑剤を前記伝達手段(5)から受け取って冷却後の前記潤滑剤を前記伝達手段(5)へ戻す熱交換器(9)と、
    ブレード(21)を備えるインペラ(16)と、前記潤滑剤を冷却することにより生じる高温空気を排出する排気管(18)とを有し、前記熱交換器(9)に気流を発生させて前記潤滑剤を冷却するファン(10)と、
    を有し、
    前記排気管(18)の壁部(22)の少なくとも一部(23)が、前記インペラ(16)の回転速度(V)と前記インペラ(16)のブレード(21)の数(N)とに関連する所定の周波数帯域の圧力波を選択的に吸収するように設計された散逸手段(25)を有する、
    ホバリング航空機(1)。
  • 前記周波数帯域が、前記インペラ(16)の前記回転速度(V)に前記インペラ(16)のブレード(21)の数(N)を掛けることにより算出される周波数値(f )の90%と110%の間の範囲である、請求項1に記載の航空機。
  • 前記散逸手段(25)が前記排気管(18)の前記壁部(22)に組み込まれている、請求項1または2に記載の航空機。
  • 前記散逸手段(25)が、多孔性により前記圧力波を吸収するように設計されるとともに、前記インペラ(16)の前記回転速度(V)と前記インペラ(16)のブレード(21)の数(N)とに関連する密度を有する吸音材料の層(27)を有する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の航空機。
  • 吸音材料の前記層(27)が、特にはガラス繊維などの繊維、または特にはメラミンフォームなどの連続気泡材料である、請求項4に記載の航空機。
  • 吸音材料の前記層(27)が前記排気管(18)の前記壁部(22)のキャビティ(26)に収容され、
    前記キャビティ(26)の内側が、前記圧力波に吸音材料の前記層(27)を通過させて予備的なキャビティ共振吸音作用を前記圧力波に作用させるように設計された穿孔表面(29)によって画定されている、請求項4または請求項5に記載の航空機。
  • 前記キャビティ(26)の外側が剛性保持シェル(30)によって画定される、請求項6に記載の航空機。
  • 前記ファン(10)の前記インペラ(16)に前記伝達手段(5)により動力が供給される、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の航空機。
  • 说明书全文

    本発明は、コンバーティプレイン(転換式航空機)またはヘリコプターなどのホバリング航空機に関連し、以下の説明では純粋に例として後者のみに言及する。

    周知のように、航空機産業では、キャビンの外側と内部の両方での騒音低減が主な設計上の問題となっている。

    騒音は主として、エンジン、エンジンにより動供給される補助的な構成要素、可動部品、そして機体上の気流により発生され、外部へ直接、また主として気流および構造経路つまりカバーパネルを胴体に接続する点に沿って、航空機自体へ伝搬する。

    騒音源の構成要素に直接的に働きかけることにより、そしてヘリコプターの構造フレームとカバーパネルとの間に騒音減衰材料を使用してキャビンの外部から内部への騒音伝播を最少にすることにより、騒音は低減される。

    周知の航空機と比較して運転騒音を著しく低減させるように設計されたホバリング航空機を提供することが、本発明の目的である。

    本発明によれば、
    推進手段と、
    少なくとも一つのロータと、
    推進手段からロータへ動力を伝達するための、潤滑剤で潤滑される伝達手段と、
    加熱された潤滑剤を伝達手段から受け取って冷却後の潤滑剤を伝達手段へ戻す熱交換器と、
    ブレードを備えるインペラと、潤滑剤を冷却することにより発生される高温空気を排出するための排気管とを有する、熱交換器に気流を発生させて潤滑剤を冷却するためのファンと、
    を有し、
    排気管の壁部の少なくとも一つの部分が、インペラの回転速度とインペラのブレードの数とに関連する所与の周波数帯域の圧力波を選択的に吸収するように設計された散逸手段を有する、
    ホバリング航空機が提供される。

    本発明の好適で非限定的な実施形態が、添付図面を参照して例として説明される。

    本発明の教示による、ホバリング航空機、特にヘリコプターの斜視図を示す。

    本発明による騒音低減特徴を備える図1の航空機のアクチュエータアセンブリの概略図を示す。

    図2のアクチュエータアセンブリのファンの拡大斜視図を示す。

    図3のファンの拡大断面図を示す。

    図1の数字1は、本発明の教示によるホバリング航空機―図の例ではヘリコプター―の全体を指す。

    ヘリコプター1は、胴体2と、第1面で回転して、航空機1の全体を支える揚力を発生させるように胴体2に取り付けられるメインロータ3と、胴体2の後端部にあるテイルロータ4とを実質的に有する。 より詳しく述べると、ロータ4は第1面に対して横方向の第2面で回転して、ロータ3により胴体2に生じる回転トルクを相殺する。

    ヘリコプター1はまた、タービン6(図2に概略図示)からロータ3の駆動シャフト(不図示)へ動力を伝達するためのメイントランスミッション5と、トランスミッション5により動力が供給されてロータ4に動力を供給する補助トランスミッション7とを有する。

    両方のトランスミッション5,7は、ヘリコプター1の周知の流体回路(不図示)を循環する潤滑剤、例えばオイルで常に潤滑される。

    潤滑剤が使用時に高温となるのは自明であり、常に冷却する必要がある。 そのため、トランスミッション5は、熱交換器9とファン10とを有する冷却システム8と関連付けられている。 トランスミッション5と冷却システム8とは、ヘリコプター1のアクチュエータアセンブリ11を一緒に画定する。

    より詳しく述べると、熱交換器9はトランスミッション5の潤滑剤を冷却する。 そのために熱交換器9は、加熱された潤滑剤をトランスミッション5から入口管12を介して受け取り、出口管13を介して冷却後の潤滑剤をトランスミッション5へ戻す。

    熱交換器9の内部では、外部からの空気によって潤滑剤が冷却される。

    より詳しく述べると、トランスミッション5に機械的に接続されるファン10は、管12および13に対して横方向に熱交換器9を通る気流を発生させて、潤滑剤を冷却する。

    図2から4に示されているように、ファン10は少なくとも1本のシャフト14によってトランスミッション5に接続され、一定の回転速度Vでトランスミッション5により動力供給される。

    ファン10は好ましくは混合流遠心力タイプであるが、軸流その他のタイプのものであってもよい。

    より詳しく述べると、ファン10は、ケーシング15と、シャフト14に接続されるとともにケーシング15の内部に取り付けられて軸Aを中心に回転するインペラ16と、軸Aと同軸にケーシング15に形成された空気流入部17と、ケーシング15に形成された流出部19に接続されて軸Aに対して径方向に配置された空気排気管18とを実質的に有する。

    より詳しく述べると、ファン10の流入部17には熱交換器9から高温空気が送られ、それからこの空気が排気管18を介して外部へ排出される。

    図3および4に示されているように、インペラ16は、軸Aの中央シャフト20と、シャフト20に装着されてこれから突出し軸Aを中心として等間隔である数枚のブレード21とを有する。

    以下の説明では、インペラ16のブレード21の数は単純にNと記す。

    排気管18は、軸Aと平行に延在するメイン部分23と、ブランチ部分24とを有する管形壁部22によって形成されている。 ブランチ部分24は、ケーシング15の流出部19に一端部で接続され、反対の端部でメイン部分23に接続されている。

    ヘリコプター1の運転中に生じる大量の熱出力のため、ファン10には通常、非常に高い質量気流が要求される。 航空機の構成要素全般に言えることだが、小型で軽量の冷却システム8を達成するため、軸Aに関して非常に短い直径と非常に高い回転速度Vとを備えるファン10が好ましい。

    同様に、熱交換器9は、小型化のため非常に狭い空気通路(周知なので不図示)と、潤滑剤熱交換器の表面を増大させるため高密度に詰め込まれたフィン(周知なので不図示)とを有する。 これはすべて空気回路に相当の負荷損失を発生させ、熱交換器9での正確な質量流量を保証するにはファン10の圧力がこの負荷損失を上回らなければならない。

    インペラ16のブレード21がファン10の流出部19を通過する際に生じる著しい圧力変化は、インペラ16のシャフト20の回転速度Vにブレード21の数Nを掛けたものに等しい一定の周波数f の音を発生させることを出願人は確認した。

    高い回転速度Vのためにこの音は可聴周波数範囲に含まれ、そのためヘリコプター1のキャビンの内部と外部の両方で騒音源となることも出願人は確認した。

    この音を低減または除去するため、排気管18の壁部22の一部は、インペラ16のブレード21の回転速度Vおよび数Nに関連する所定の周波数帯域の圧力波を選択的に吸収するように設計された散逸手段25を備えることが好ましい。

    換言すると、散逸手段25は、ヘリコプター1のキャビンの外部または内側へ圧力波が伝播するのを防止するのに役立つ。

    上述した周波数帯域は、インペラ16の回転速度Vにインペラ16のブレード21の数Nを掛けることにより算出される周波数値f の90%と110%の間の範囲であることが好ましい。

    より詳しく述べると、散逸手段25は、排気管18の壁部22に組み込まれている。 図の例では、この目的のため比較的厚くて内側キャビティ26を画定する壁部22のメイン部分23の内部に、散逸手段25が収容されている。

    図4に示されているように、散逸手段25は、周波数値f 付近の周波数帯域の圧力波を多孔性によって吸収するように設計された吸音材料の層27を有する。

    より詳しく述べると、吸音材料の層27は、好ましくは、例えばガラス繊維の材料などの繊維、またはメラミンフォームなどの連続気泡材料である。

    吸音材料の層27は、インペラ16のブレード21の回転速度Vおよび数Nに関連する密度と、フィルタリングのための音の強さに関連する体積とを有する。

    吸音材料の層27は、空気を透過しを透過しない例えばポリアラミド生地の袋28に好ましくは包囲される。

    吸音材料の層27を通る音波は、音を運動エネルギーに変換することによって散逸される。

    散逸手段25は、排気管18の内側にキャビティ26を画定して、吸音材料の層27に圧力波を通過させて、予備的なキャビティ共振吸音作用を圧力波に作用させるように設計された穿孔金属板29も有する。

    穿孔金属板29はまた、吸音材料の層27の上を流れる空気の速度からこの層を保護する。

    キャビティ26の外側は、好ましくはガラス繊維製の剛性保持シェル30によって画定される。 剛性保持シェル30は、好ましくは炭素繊維製の排気管18の壁部22の残部に固定される。

    シェル30は、ヘリコプター1の隣接部品との物理的な接触から吸音材料の層27を保護し、あらゆる運転条件において層の形状および密度を維持する。

    実際の使用では、軸Aを中心とするインペラ16の回転が熱交換器9に気流を発生させて、トランスミッション5から入口管12を介して流れる潤滑剤を冷却し、冷却後の潤滑剤は出口管13を介してトランスミッション5へ戻される。

    インペラ16によって発生される気流は、ファン10の流入部17へ吸入され、排気管18を介して運ばれて、外部へ排出される。

    各ブレード21がファン10の流出部19を通過すると、各ブレード21は圧力に変化を生じさせ、インペラ16の回転速度Vにブレード21の数Nを掛けたものと等しい周波数f の可聴音を発生させる。

    気流によって運搬される高周波数の圧力成分(平均するとファン10から一定)は、最初に、穿孔金属板29の開口部を通過する際にキャビティ共振によって減衰され、次に吸音材料の層27の変形によって減衰される。

    気流が排気管18から外部へ排出される際の圧力はこうして、可聴周波数範囲の不要な騒音を生む高周波数成分を含まない。

    本発明によるヘリコプター1の利点は、上の説明から明らかとなるだろう。

    特に、排気管18の壁部22に散逸手段25を組み込むことにより、インペラ16のブレード21によって生じてファン10のケーシング15の流出部19を通過する圧力波は、一部は穿孔金属板29の開口部を流れる際に、また一部は吸音材料の層27の変形により減衰される。 そのため、こうして冷却システム8からの音の音圧および強さの変化を抑制する。

    ここで説明および図示されたヘリコプター1に変更が加えられてもよく、しかし添付の請求項に規定される保護範囲から逸脱してはならないことは明らかである。

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