Plasma address liquid crystal panel and channel member thereof

申请号 JP14026199 申请日 1999-05-20 公开(公告)号 JP2000002871A 公开(公告)日 2000-01-07
申请人 Tektronix Inc; テクトロニクス・インコーポレイテッド; 发明人 Thomas S Buzak; Kevin J Ilcisin; ケビン・ジェー・イルシシン; トーマス・エス・ブザック;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To make an aspect ratio of a rib to at least approximately 5:1 in a structure with the rib 22 installed on an anode 24 in a channel member of a PALC(plasma address liquid crystal) panel.
SOLUTION: As for this channel member, a width of the anode 24 is made in a range of 35-90 μm, and a height is made in a range of 0.5-30 μm. A width of a cathode 26 is made in a range of 30-70 μm, and a height is made in a range of 0.5-30 μm. And, a width of the rib 22 is made in a range of 15-40 μm as for the width of rib 22, and a height is made in a range of 80-200 μm, and an aspect ratio of height to width is made to at least approximately 5:1.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 平らな表面を有する透明板と、 該透明板の上記平らな表面上に設けられた少なくとも第1及び第2の電極と、 上記第1電極上に取り付けられたリブとを具え、 上記第1電極は、幅が35〜90μmの範囲であると共に、高さが0.5〜30μmの範囲であり、 上記第2電極は、幅が30〜70μmの範囲であると共に、高さが0.5〜30μmの範囲であり、 上記リブは、幅が15〜40μmの範囲であり、高さが80〜200μmの範囲であると共に、上記高さと上記幅との比が少なくとも約5:1であることを特徴とするプラズマ・アドレス液晶パネル用チャンネル部材。
  • 【請求項2】 平らな表面を有する透明板と、 該透明板の上記平らな表面上に設けられた第1及び第2
    陽極並びに陰極と、 上記第1及び第2陽極上に夫々取り付けられた第1及び第2リブとを具え、 上記第1及び第2陽極の各々は、幅が35〜90μmの範囲であると共に、高さが0.5〜30μmの範囲であり、 上記陰極は、上記第1及び第2陽極の間に設けられ、幅が30〜70μmの範囲であると共に、高さが0.5〜
    30μmの範囲であり、 上記第1及び第2リブの各々は、幅が15〜40μmの範囲であり、高さが80〜200μmの範囲であると共に、上記高さと上記幅との比が少なくとも約5:1であることを特徴とするプラズマ・アドレス液晶パネル用チャンネル部材。
  • 【請求項3】 チャンネル部材と、 該チャンネル部材を密閉するカバー・シートとを具え、 上記チャンネル部材は、 平らな表面を有する透明板と、 該透明板の上記平らな表面上に設けられた複数の平行なストリップ形状の陽極と、 上記透明板の上記平らな表面上に上記複数の陽極と平行に設けられた複数の平行なストリップ形状の陰極と、 上記複数の陽極上に夫々取り付けられた複数のリブとを具え、 上記陽極の各々は、幅が35〜90μmの範囲であると共に、高さが0.5〜30μmの範囲であり、 上記陰極の各々は、上記陽極の隣接した2個の間に設けられ、幅が30〜70μmの範囲であると共に、高さが0.5〜30μmの範囲であり、 上記複数のリブの各々は、幅が15〜40μmの範囲であり、高さが80〜200μmの範囲であると共に、上記高さと上記幅との比が少なくとも約5:1であることを特徴とするプラズマ・アドレス液晶パネル。
  • 【請求項4】 チャンネル部材と、 該チャンネル部材を密閉するカバー・シートとを具え、 上記チャンネル部材は、 一表面に、リブで分離された複数の平行チャンネルを有する透明板と、 上記チャンネルの各々内で露出した陽極及び陰極とを具え、 上記複数のリブの各々は、幅が15〜40μmの範囲であり、高さが80〜200μmの範囲であると共に、上記高さと上記幅との比が少なくとも約5:1であることを特徴とするプラズマ・アドレス液晶パネル。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ・アドレス液晶(PALC)パネルのチャンネル構体に関する。

    【0002】

    【従来の技術】アメリカ合衆国特許第5077553号(日本特許第2601713号に対応)は、データ蓄積要素をアドレス指定する装置を記載している。 このアメリカ合衆国特許第5077553号に開示された装置を実際に実施したPALCパネル(又はPALC表示パネル)の断面を図3に示す。 なお、図を明瞭にするため、
    断面を示す斜線は省略している。

    【0003】図3に示すPALCパネルは、下側から順番に、偏光子2と、チャンネル部材4と、カバー・シート(マイクロシートとして一般的に知られている)6
    と、電気光学材料層10と、平行で透明なデータ駆動電極の配列(図3の場合、12で示す1個のみのデータ駆動電極が見える)と、データ駆動電極を支持する上側基板14と、上側偏光子16とを具えている。 カラー表示パネルの場合、このパネルは、電気光学材料層10及び上側基板14の間にカラー・フィルタ(図示せず)を含んでいる。 このパネルは、視野度を改善する層や他の目的の層を含んでもよい。 チャンネル部材4は、典型的には、ガラスで作られており、その上側主面に多数の平行なチャンネル20が形成されている。 複数のチャンネル20は、リブ22で分離されており、ヘリウムなどのイオン化可能なガスが充填されている。 陽極24及び陰極26がチャンネル20の各々に設けられている。 チャンネル20は、(パネルに対して垂直に見た場合)データ駆動電極12と直交しており、データ駆動電極12がチャンネル20と交差する領域が、個別のパネル要素2
    8を形成する。 各パネル要素28は、電気光学材料層1
    0と、上側偏光子16と、下側偏光子2とを含んでいるとみなせる。 パネル要素28の境界となる表示パネルの上側面の領域は、表示パネルの単一ピクセル30を構成する。 なお、参照番号32は、観察者の視点を示す。

    【0004】1個のチャンネル20内の陽極24が基準電位に供給され、適切でより負の電圧がこのチャンネル内の陰極26に供給されると、そのチャンネル内のガスがプラズマを生成し、このプラズマがカバー・シート6
    の下側面に対して基準電位源への導電路を形成する。 データ駆動電極12が基準電位ならば、このデータ駆動電極12がチャンネル20と交差する電気光学材料層10
    のボリューム要素(ある量から成る要素)には実質的な電界が存在せず、パネル要素28はオフとみなせる。 これとは反対に、データ駆動電極12が基準電位と実質的に異なる電位ならば、電気光学材料層10のボリューム要素内に実質的な電界が生じ、パネル要素28はオンとみなせる。

    【0005】以下の説明においては、本発明の要旨を制限するものではないが、下側偏光子2は、線形偏光子であり、その偏光面は、基準面に対して0度の如く任意にでき、上側偏光子16は、90度の偏光面を有する線形偏光子であると仮定する。 また、電気光学材料層10の材料は、そこを通過する線形に偏光された光の偏光面を、電気光学材料の電界の関数である角度だけ回転させる。 パネル要素がオフのとき、回転角は90度であり、
    パネル要素がオンのとき、回転角はゼロである。

    【0006】偏光されない白色光を放射する幅広な光源34により、このパネルを下側から照明する。 パネルを均一に照明するために、散乱面を有する背面ガラス・ディフーザー(すりガラス)18を光源34及びパネルの間に配置してもよい。 光源34から所定のパネル要素2
    8に入射する光は、下側偏光子2によりゼロ度に線形偏光され、チャンネル部材4、チャンネル20、カバー・
    シート6、電気光学材料のボリューム要素を順次通過して、上側偏光子16及び観察者32に向かう。 パネル要素がオフならば、電気光学材料のボリューム要素を通過する線形に偏光された光の偏光面は90度回転するので、上側偏光子16への入射光の偏光面は90度である。 この光は、上側偏光子16を通過し、ピクセルを照明する。 一方、パネル要素がオンならば、線形に偏光された光の偏光面は、液晶材料のボリューム要素を通過しても変化しない。 上側偏光子16の入射光の偏光面はゼロ度なので、この光は、上側偏光子16により阻止され、ピクセルは暗い。 液晶材料内の電界が、パネル要素28のオフ及びオンに関連した値の中間ならば、この光は、上側偏光子16を通過するが、その輝度は電界により決まり、グレー・スケール(中間調)を表示できる。

    【0007】PALC表示パネルの実施においては、チャンネルを形成する領域の付近で、チャンネル部材4をエッチングして、台部(プラトー)36を設けて、この台部内にチャンネル20を形成する。 台部の周辺部付近に延びるラベット(さねはぎ)40内のエンドレス・フリット・ビーズ38により、カバー・シート6をチャンネル部材4に固定(密閉)する。 上側基板14及びそこに支持されたデータ駆動電極12を含む上側基板アセンブリ(組立体)を、接着用ビーズ42によりチャンネル部材4に取り付ける。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】PALCパネルで用いるチャンネル部材を作成するいくつかの技術がある。 S
    ID97ダイジェストの383ページに記載のエム・ハヤシ、エイ・セキ及びティー・トガワの論文「マルチメディア・アプリケーション用25インチ・プラズマ・アドレス液晶表示の開発」では、平らな上側面及び下側面を有するガラス基板からチャンネル部材を作成する方法を開示している。 この論文では、電極をガラス基板の上側表面上にデポジションし、これら陽極の頂部にリブを構成して、各陽極が2個の隣接したチャンネル内に露出している。

    【0009】上述のSID97の論文に記載された構造に応じてチャンネル部材を作ることが望ましい。 なお、
    この構造では、リブのアスペクト比(高さ:幅)が少なくとも約3:1であった。 このアスペクト比により、高分解能PALCパネルのチャンネルの特性にとって、非常に好ましい寸法の組み合わせが達成できる。

    【0010】支持部材上に形成したリブ状の構造の最大アスペクト比は、一般に、リブ状構造を構成する方法に依存する。 上述のSID97の論文に記載された技術では、約2:1よりも大きいアスペクト比のリブを形成できなかった。

    【0011】京セラがプラズマ表示パネル用のガラス背面板を製造する技術を開発したことが、雑誌「デンパ」
    に記載されている。 ここでは、基板にペーストをコーティング(被覆)し、このペーストを成形プレスして、アスペクト比が7:1よりも大きいリブをガラス基板上に形成している。 しかし、これは、陽極上にリブを取り付けた構造のPALCパネルのチャンネル部材ではない。

    【0012】本発明は、陽極上にリブを取り付けた構造で、リブのアスペクト比を少なくとも約5:1にしたP
    ALCパネルのチャンネル部材を提供するものである。

    【0013】

    【課題を解決するための手段】そこで、本発明の第1の観点によれば、本発明のプラズマ・アドレス液晶パネル用チャンネル部材(4)は、平らな表面を有する透明板(50)と;この透明板の平らな表面上に設けられた少なくとも第1及び第2の電極(24、26)と;第1電極上に取り付けられたリブ(22)とを具え;第1電極(24)は、幅が35〜90μmの範囲であると共に、
    高さが0.5〜30μmの範囲であり;第2電極(2
    6)は、幅が30〜70μmの範囲であると共に、高さが0.5〜30μmの範囲であり;リブ(22)は、幅が15〜40μmの範囲であり、高さが80〜200μ
    mの範囲であると共に、高さと上記幅との比が少なくとも約5:1であることを特徴としている。

    【0014】本発明の第2の観点によれば、本発明のプラズマ・アドレス液晶パネル用チャンネル部材(4)
    は、平らな表面を有する透明板(50)と;この透明板の平らな表面上に設けられた第1及び第2陽極(24)
    並びに陰極(26)と;第1及び第2陽極(24)上に夫々取り付けられた第1及び第2リブ(22)とを具え;第1及び第2陽極(24)の各々は、幅が35〜9
    0μmの範囲であると共に、高さが0.5〜30μmの範囲であり;陰極(26)は、第1及び第2陽極の間に設けられ、幅が30〜70μmの範囲であると共に、高さが0.5〜30μmの範囲であり;第1及び第2リブ(22)の各々は、幅が15〜40μmの範囲であり、
    高さが80〜200μmの範囲であると共に、高さと幅との比が少なくとも約5:1であることを特徴としている。

    【0015】本発明の第3の観点によれば、本発明のプラズマ・アドレス液晶パネルは、チャンネル部材(4)
    と;このチャンネル部材を密閉するカバー・シート(6)とを具え;チャンネル部材は、平らな表面を有する透明板(50)と;この透明板の平らな表面上に設けられた複数の平行なストリップ形状の陽極(24)と;
    透明板の平らな表面上に複数の陽極と平行に設けられた複数の平行なストリップ形状の陰極(26)と;複数の陽極上に夫々取り付けられた複数のリブ(22)とを具え;陽極(24)の各々は、幅が35〜90μmの範囲であると共に、高さが0.5〜30μmの範囲であり;
    陰極(26)の各々は、陽極の隣接した2個の間に設けられ、幅が30〜70μmの範囲であると共に、高さが0.5〜30μmの範囲であり;複数のリブの(22)
    各々は、幅が15〜40μmの範囲であり、高さが80
    〜200μmの範囲であると共に、高さと幅との比が少なくとも約5:1であることを特徴としている。

    【0016】本発明の第4の観点によれば、本発明のプラズマ・アドレス液晶パネルは、チャンネル部材(4)
    と;このチャンネル部材を密閉するカバー・シート(6)とを具え;チャンネル部材は、一表面に、リブで分離された複数の平行チャンネルを有する透明板(5
    0)と;チャンネルの各々内で露出した陽極(24)及び陰極(26)とを具え;複数のリブ(22)の各々は、幅が15〜40μmの範囲であり、高さが80〜2
    00μmの範囲であると共に、高さと幅との比が少なくとも約5:1であることを特徴としている。

    【0017】

    【発明の実施の形態】本発明を更に理解すると共に、本発明をどのように実施するかを添付図を参照して、以下に説明する。 なお、図1及び図2において、図3と同様な素子は同じ参照符号で示す。 また、本明細書において、上側及び下側などのように方向及び位置を表す用語は、図面に対する方向及び位置を示すが、これらは、絶対的な意味においても、このように限定するものではない。 よって、例えば、本明細書で上側として説明した表面は、本発明を実際に実施した場合においては、下面かもしれないし、上側でも下側でもなく垂直面かもしれない。

    【0018】図1は、本発明によるPALC表示パネルの好適実施例の拡大部分的断面図である。 この図1に示すPALC表示パネルのチャンネル部材4は、平行な上側及び下側主面を有する透明板であるガラス板50を具えている。 このガラス板50の上側表面上に、平行電極ストリップの配列を形成する。 この場合、例えば、ガラス板50の上側表面にわたって、導電材料のブランケット層をスクリーン・プリントするか、又はデポジションする。 次に、サンドブラスト(表面磨き)又はフォトリソグラフィーにより、導電材料を選択的に除去する。 電極ストリップは、ガラス基板50の上側表面上に2組が交互になっている。 一方の組の電極ストリップが互いに接続されて、陽極24を構成する。 また、他方の組の電極ストリップが夫々ストローブ増幅器(ストローブ・パルスを出する)に接続されて、陰極26を構成する。
    リブ22の各側部に沿って陽極24が露出するように、
    陽極24の各々の上にリブ22が構成される(取り付けられる)。 よって、各陽極24の2個のセグメントが、
    各チャンネル20の対向する各端部に沿って露出している。 陰極26は、2個の陽極セグメントの間に配置される。

    【0019】電極(陽極24及び陰極26)の高さは、
    約0.5μmから約30μmの範囲である。 陰極26の幅は約、30〜70μmの範囲であり、陽極24の幅は、35〜90μmの範囲である。

    【0020】リブ22は、高さが約80〜200μmの範囲であり、幅が約15〜40μmの範囲であると共に、高さと幅との比であるアスペクト比が少なくとも約5:1である。 好適には、リブのアスペクトは、約1
    0:1である。

    【0021】これらリブ及び電極の寸法は、上述の範囲にわたって線形にスケーリング(拡大/縮小)する必要性がない。 しかし、陽極の幅の値が小さくなると、これに関連して、一般的には、リブの幅及び高さの値も小さくなる。

    【0022】図1を参照して特定した寸法の組み合わせにより、表示ピッチを200〜400μmにできる。 これは、高分解能モニタに使用できる。

    【0023】なお、上述の「デンパ」に記載されたような比較的高いアスペクト比のリブを有するチャンネル部材をPALCパネルの製造で用いてもよい。 この場合、
    図2に示すように、各チャンネル内で、2個の分離した電極が露出される。 かかるチャンネル部材は、アスペクト比を除けば図3に示すものと類似したパネル内に用いてもよい。

    【0024】本発明は、上述の特定実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形変更が可能なことが理解できよう。

    【0025】

    【発明の効果】上述の如く本発明によれば、PALCパネルのチャンネル部材において、陽極上にリブを取り付けた構造で、リブのアスペクト比を少なくとも約5:1
    にできる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明によるPALC表示パネルの好適実施例の拡大部分的断面図である。

    【図2】本発明によるPALC表示パネルに関連した拡大部分的断面図である。

    【図3】従来のプラズマ・アドレス液晶表示パネルの部分的断面図である。

    【符号の説明】

    2 下側偏光子 4 チャンネル部材 6 カバー・シート 10 電気光学材料層 12 データ駆動電極 14 上側基板 16 上側偏光子 18 背面ガラス・ディフーザー 20 チャンネル 22 リブ 24 陽極 26 陰極 28 パネル要素 30 ピクセル 32 観察者の視点 34 光源 38 フリット・シール 50 透明板(ガラス板)

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・エス・ブザック アメリカ合衆国 オレゴン州 97007 ビ ーバートン サウス・ウェスト ストーン クリーク・ドライブ 9755

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