Photonic buoy

申请号 JP2007016949 申请日 2007-01-26 公开(公告)号 JP4563410B2 公开(公告)日 2010-10-13
申请人 レイセオン カンパニー; 发明人 ウイリアム・クロアスデール;
摘要 A photonic buoy including a lengthy hull with a ballast portion which resides below the waterline and a top portion which is disposed above the waterline; an optical bench at the top portion of the hull configured to provide a panoramic view of the horizon; and a transmission cable extending from the optical bench for transmitting video signals to a remote location.
权利要求
  • 水線の下に存在するバラスト部と、前記水線の上に配置される上端部とに分割された長尺な殻体と、
    前記バラスト部内の質量体と、
    前記上端部内の光学ベンチであって、
    水平線のパノラマ視界を提供するよう構成された光学デバイスと、
    前記光学デバイスに向けて垂直に配置された固定式の撮像器と、を含む光学ベンチと、
    を具備してなることを特徴とするフォトニックブ
  • 前記光学デバイスは、透明壁によって取り囲まれた前記長尺な殻体の前記上端部内の円錐ミラーであることを特徴とする請求項1に記載のフォトニックブ
  • 前記光学デバイスは、前記殻体の前記上端に対してシールされた円錐プリズムであることを特徴とする請求項1に記載のフォトニックブ
  • 前記撮像器はCCDカメラ を含むことを特徴とする請求項 に記載のフォトニックブ
  • 前記撮像器は赤外線カメラ を含むことを特徴とする請求項 に記載のフォトニックブ
  • 前記殻体の前記上端部内にブイの姿勢を検出するセンサーをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のフォトニックブ
  • 映像信号を遠隔位置へ伝送するために、前記光学ベンチから延在する伝送ケーブルをさらに含むことを特徴とする請求項 に記載のフォトニックブ
  • 前記殻体は自沈プラグを含むことを特徴とする請求項1に記載のフォトニックブ
  • 前記殻体は潜水艦のランチャーに適合した直径を有することを特徴とする請求項1に記載のフォトニックブ
  • 说明书全文

    本発明は、たとえば、潜艦が浮上する際、それが洋上船と衝突しないようにすること、および/または潜水艦が敵軍に発見されないようにすることを確かなものとするため、洋上に存在する物体を発見あるいはモニタリングするためのシステムに関する。

    海面下の深みから潜望鏡深度までの潜水艦の移動は、潜水艦および洋上船の両方を危険にさらすことがある。 USSGreenvilleおよびUSSJacksonville潜水艦に関係する事故によって明らかなように、受動ソナーおよび潜水艦の潜望鏡を使用した現在のやり方では、必ずしも潜水艦/洋上船衝突を避けられるとは限らない。

    浮上の準備をしているUS潜水艦内の目下の慣例は、受動ソナーを使用して存在するコンタクト(contacts)のチェックを行うことである。 もしコンタクトが潜水艦の近くに存在することが確認され、そして逆探知あるいは衝突の可能性がある場合、潜望鏡深度への浮上は行われない。 もしコンタクトが危険を伴うものではない場合、潜水艦は潜望鏡深度まで移動する。 沿岸環境で潜望鏡深度まで浮上する潜水艦にとっての主要な危険は、釣り船あるいは遊覧船のような騒音のしない洋上コンタクトである。 コンタクト(たとえばセールボート)の静粛性ゆえに、あるいは海水条件(たとえば表層)ゆえに、洋上コンタクトを発見できない場合、潜水艦がコンタクトを最初に発見するのは、明らかに、潜望鏡が海面から飛び出す瞬間となることがある。

    従来技術に関し、潜水艦の3インチ逆探知ランチャーから発射されるカメラブイを製作しようとするある試みがなされた。 単一ユニットが、オリジナル非貫通マスト(NPP)デジタル潜望鏡プログラムに付加された試作品として、General Dynamicsによって造られた。 General Dynamicsによって想い描かれたシステムでは、ジャイロ安定化光学アセンブリを備えた使い捨て式の直径3インチブイを使用した。 しかしながら、この試みは不首尾に終わった。 これは、機械式画像安定化サブシステムの重量によりブイの目通り(height-of-eye)が非常に低いこと、および無変更の3インチランチャーの寸法に対するパッケージの制約のためである。 また、ビデオ信号を伝送するのに使用される非常に短い銅線つなぎは、このシステムの完全な展開を妨げた。

    また従来技術に関して、潜水艦に海面に向けてカメラを設置する試みがなされた。 しかしながらこのシステムも、潜水艦の深度が一定の限界を超えた場合、海水がどんよりしている場合、曇りまたは闇の場合、あるいは海面が大きく波打っている場合には機能しない。

    それゆえ本発明の目的は、配置可能なフォトニックブイ(photonic buoy)を提供することである。

    本発明のさらなる目的は、敵艦による潜水艦の発見を阻止するとともに、潜水艦/洋上船衝突を抑止するようなフォトニックブイを提供することである。

    本発明のさらなる目的は、潜水艦以外の環境、たとえば偵察、薬物阻止、真珠養殖場に隣接する海上商業ベンチャーモニタリング、石油プラットフォームなど、そして私有海岸監視およびモニタリング用途に関係して使用可能であるようなフォトニックブイを提供することである。

    本発明のさらなる目的は、ジャイロ安定化光学アセンブリを必要とせず、したがってそれに関係した不都合によって困ることがないようなフォトニックブイを提供することである。

    本発明のさらなる目的は、水平線のパノラマ視界が得られるようなフォトニックブイを提供することである。

    本発明のさらなる目的は、水平線の安定した合成画像が得られるようなフォトニックブイシステムを提供することである。

    本発明のさらなる目的は、フォトニックブイを配置したときでさえ、潜水艦を自由に移動させることが可能な、非常に長い伝送ケーブルつなぎを備えたフォトニックブイシステムを提供することである。

    本発明のさらなる目的は、潜水艦が海面下、かなりの深度にあるときでさえ配置可能なフォトニックブイを提供することである。

    本発明のさらなる目的は、海水がどんよりしている場合でさえも、曇りまたは闇の場合でも、そして海面が大きく波打っている場合でさえも、認識可能な水平線のパノラマ視界が得られるフォトニックブイを提供することである。

    本発明は、水平線のパノラマ視界を示す安定した合成画像を、標準的なランチャーから発射されるよう構成され、かつ、水線上にて光学ベンチ(bench)を維持するバラストを含む長尺なブイの上端部に光学ベンチを配備することにより、高価なジャイロ安定化光学アセンブリを使用せずに提供可能とすることの実現に由来する。 光学ベンチは、円錐ミラーあるいは円錐プリズムのようなパノラマ光学要素に向けられた、垂直に配置された撮像器を含む。 ブイは回転し、小刻みに上下に動き、海中に没したり、海中から現れたりするが、潜水艦内あるいはその他の場所に配置された遠隔ワークステーションは、全てのモーションアーチファクト(artifacts)を補償し、静止フレーム画像を捉え、そして安定した合成画像を完成させるよう構成されている。 発見した洋上船の方位は、ブイ内部のフラックスゲートコンパスによって得られる。

    本発明は、水線の下に存在するバラスト部と、水線の上に配置された上端部とを含む長尺な殻体と、水平線のパノラマ視界を提供するよう構成された、殻体の上端部に存在する光学ベンチと、ビデオ信号を伝送するため光学ベンチから遠隔位置まで延びる伝送ケーブルと、を具備してなるフォトニックブイを特徴とする。

    ある例では、光学ベンチは、殻体の上端部内の、透明壁によって取り囲まれた円錐ミラーと、この円錐ミラーに向けて垂直に配置された撮像器とを含む。 他の例では、光学ベンチは、殻体の上端に対してシールされた円錐プリズムと、殻体内でこの円錐プリズムに向けて垂直に配置された撮像器とを具備する。 いずれの場合も、撮像器は一般にCCDカメラおよび/または赤外線カメラである。

    普通、フォトニックブイは、殻体内にブイの姿勢を検出するセンサーをさらに含む。 また伝送ケーブルは、一般に光ファイバーを含むとともに、ブイ内部には撮像器に応対するコンバーターが存在し、このコンバーターは、画像データを伝送ケーブルにおける光ファイバーを介して伝送するため光データに変換する。

    フォトニックブイは自沈プラグを含んでいてもよい。 フォトニックブイの殻体は、好ましくは、潜水艦のランチャーに適合した直径を有する。 バラスト部は、その内部に配置された重り、および伝送ケーブルのスプールをも含む。

    本発明のシステムは、水線の下に存在するバラスト部と水線の上に配置された上端部と含む長尺な殻体と、水平線のパノラマ視界を提供するよう構成された、殻体における上端部に存在する光学ベンチとを備えたブイを特徴とする。 このためのシステムは、光学ベンチに応対するとともに、ディスプレイと、このディスプレイに水平線の合成画像を提供するための画像安定化回路とを含む、殻体から離れて存在するワークステーションと、ブイとワークステーションとを相互連結する伝送ケーブルとを含む。

    ある実施形態では、殻体のバラスト部は、伝送ケーブルの第1スプールを含むとともに、ワークステーションは、伝送ケーブルの第2スプールを含む潜水艦内に設置される。 一般に画像安定化回路は、フレーム率画像処理ソフトウエアおよびハードウエアを含む。

    このシステムのフォトニックブイは、通常、殻体内に垂直に配置された撮像器と、水平線のパノラマ視界を、垂直に配置された撮像器に導くよう構成された、殻体における上端部に存在する光学要素とを含む。 ある例では、この光学要素は円錐ミラーである。 他の例では、この光学要素は円錐プリズムである。

    当業者は、以下の好ましい実施形態の説明および添付図面から、他の目的、特徴および利点に想到するであろう。

    図1に示すように、潜水艦10が浮上する際、それは、潜水艦10およびこの潜水艦10に近接する洋上船を損傷させ、あるいは潜水艦10および/または洋上船の搭乗者の気分を悪くさせ、傷害を与え、あるいは死亡させるような、かなり激烈な出来事となり得る。

    上記背景技術の部分に関して、そうした衝突阻止および/または潜水艦10の発見抑止を試みた従来技術は、その大部分が失敗してしまった。

    本発明においては、図2の潜水艦10が潜望鏡深度に達する遥か以前に、長さ4〜6'のブイ12が潜水艦10のランチャー14から、通常は信号弾および使い捨て式バシサーモグラフ(XBTs)の発射に一般に使用される3インチ逆探知ランチャーから配置される。 潜水艦10は、攻撃級あるいはトライデント級潜水艦であってもよい。 ブイ12は、ランチャーのブリーチ(breech)ドアを経て延び、かつブイ12と潜水艦10内のワークステーション18とを相互連結する、以下で説明されるケーブル16を介して潜水艦10につながれている。

    使い捨て式のフォトニックブイ12の配置は、このブイを潜水艦に存在している逆探知ランチャー14内に装填することから始まる。 ブイを画像ワークステーション18に接続するのに使用される光ファイバーケーブル16は、ランチャーのブリーチドアを経て供給されるとともに、画像ワークステーション18に接続される。 発射に続いて使い捨て式フォトニックブイ12は、光ファイバーケーブルを繰り出している間、海面へと浮上する。 いったんブイが海面に到達してしまうと、ブイ12内のカメラによって捉えられたパノラマ画像(洋上船20を含む)が、光ファイバーケーブルを介して画像ワークステーション18に伝送される。 画像ワークステーション18を用いることにより、オペレーターはビデオ画像を監視し、静止フレーム画像を捉え、そして22で示すコンタクトをマークすることが可能である。 北に対するビデオ画像の方位は、内部のフラックスゲートコンパスを用いて決定される。 ブイを使用している間、ランチャー14内に残る光ファイバーケーブルのスプールからケーブルを繰り出している限りは、潜水艦10は自由に移動できる。 フォトニックブイ12の処分は、溶解プラグの使用により、オペレーターが選択可能な期間の末期に、ブイを自沈させることによってなされる。

    したがって図3のフォトニックブイ12は、たとえば200フィートの発射深度において200psiの圧に耐えることが可能な、アルミニウム製で長尺な円筒形の長さ4'の殻体30を含む。 殻体30は二つの区画あるいは部分、すなわち水線34の下に存在するバラスト部32と水線34の1 / 〜2'上に配置された上端部36とに分割されている。 ブイ12は上端部36に、図示のとおり一般に水平線の上側40°までの、かつその下側20°までの、40で示される水平線のパノラマ視界を提供するよう構成された光学ベンチ38を含む。 伝送ケーブル16は、潜水艦10内にある図2のワークステーション18のような遠隔位置へビデオ信号を伝送する。 しかしながら他の実施形態においては、図3のブイ12を固定するとともに、監視目的およびブイ12に送信機などを設けることによって達成される遠隔通信のために使用することが可能である。 応用例には、繊細な海上環境(たとえばサンゴ礁、絶滅危惧種生息地など)の監視、薬物阻止、真珠養殖場および石油プラットフォームのような海上商業ベンチャーの監視、そして私有海岸所有地の監視が含まれる。 フォトニックブイは、音響および無線周波センサーのような他のタイプの公知のセンサーを含んでいてもよく、ワークステーション18に通信チャンネルを提供するため衛星上り回線を含んでいてもよく、そしてこれによって鑑定および告発目的の写真撮影による証拠を提供するため連続的な写真撮影による監視を行うようプログラムすることができる。

    図3の光学ベンチ38および図4の光学ベンチ38'は、撮像器に水平線のパノラマ視界を導くよう構成された光学要素を含む。 ある実施形態では、図3の光学ベンチ38は、ブイ12の上端部36内にあって、透明ガラスシリンダー壁54によって取り囲まれ、かつ、それに対してシールされた45°円錐ミラー50を含む。 円錐ミラー50は直径10mmで、かつ、 / 波長(wave)アルミニウム被覆が施されていてもよい。 垂直に配置された撮像器56(たとえば単一基盤(single board)カラービデオCCDカメラ、NTSCフォーマット768×494解像度)が円錐ミラー52に向けられている。 いくつかの実施形態では、撮像器56は夜間監視用の赤外線カメラでもよく、あるいは二つのカメラ、すなわちCCDビデオカメラと、さらに赤外線カメラとを使用してもよい。

    他の実施形態では、ブイ12'における図4の光学ベンチ38'は、図示するように殻体30'の上端に対してシールされた円錐プリズム60を含み、したがってブイ12'の殻体には透明シリンダー部が必要とされない。

    両実施形態では、本発明のフォトニックブイに関係する他の主要構成要素は同一あるいは類似しており、それゆえ図3および図4では同じ符合を使用する。

    殻体30内のセンサー70、これは一般にフラックスゲートコンパスであるが、このセンサー70は、北に対するビデオ画像の方位情報を、72で示すように、伝送ケーブル14を介して図2のワークステーション18に提供するためブイ12の姿勢を検出する。 好ましい実施形態では、ケーブル14は光ファイバーを含み、したがって図3および図4のブイは、カメラ56によって捉えた画像データを、82で示すようにコンバーター80に接続されたケーブル14内の光ファイバーを介して伝送される光データに変換するコンバーター80を含む。 ある例では、コンバーター80は、“FiberPath”という商品名でBlackbox Corporationから入手可能な、NTSCからファイバーへの(NTSC to fiber)エンコーダー/デコーダーである。

    電源90(たとえば12ボルトバッテリー)は、コンバーター82、コンパス70およびカメラ56に電力を供給する。

    ブイ12のバラスト部32は一般に、隔壁94の下方に配置された重り90およびケーブルスプール92を含む。 自沈プラグ96は、水中で所定時限後、溶解あるいは侵食され、したがって殻体部32は海水で満たされ、そしてブイ12は沈む。

    図5のワークステーション18は、ディスプレイ100と、図3の円錐ミラー52を経て、あるいは図4の円錐プリズム60を経て、あるいはカメラ56に水平線のパノラマ視界を導くよう構成された他の好適な光学要素を経て、図3、図4のカメラ56によって撮像された水平線の一つ以上の合成画像102,104および106を表示するための画像安定化回路とを具備する。 この画像安定化回路は普通、フレーム捕捉およびフレーム率画像処理(8×8重畳(convolution)、フレーム平均およびLUT操作)を支援するDataCube(Danvers,MA)MAX PCI盤セット(INTEL/PCI)のような、フレーム率画像処理ソフトウエアおよびハードウエアを含む。 各画像に関して、船20(図2参照)は、海面が波打っているときでさえ、安定した合成画像を完成させるワークステーション18によるピクセルモザイク(pixel mosaic)ソフトウエア操作を使用することにより安定した様態で示される。 波によるブイのモーションアーチファクト補償はまた、ブイが波の頂点(観察可能な範囲を増大させるため、水線上の、図3、図4の光学ベンチ38の高さをさらに押し上げるのが特徴)に位置している間に、静止フレーム画像を捉えることにより達成される。

    ブイ12はそれ自体、一般に、複雑で、高価で、そして従来技術においては効果のないジャイロ安定化光学アセンブリを含んでいない。 代わりに、図5のワークステーション18は、ブイに存在するカメラによって、ビデオ信号出力に関する波の動きによる影響を克服する。

    さらに、図3、図4のフラックスゲートコンパス70の使用は、ピクセルスペースによって計測される各コンタクトの方位を決定する、図5のワークステーション18に方位情報を提供する。

    図5はまた、ブイを発射した後に潜水艦が動くとき、伝送ケーブル16を繰り出すための、ランチャー14内に配置されたスプール120を示している。 ランチャー14は標準的な3インチランチャーとして描写されており、したがってブイ12は一般に直径3インチ以下で、かつ長さ4'であるが、他のランチャーを使用することもでき、しかも/あるいはランチャー14に、より長い、長さ6'のブイの使用を可能にするブリーチドアアダプターを取り付けることができる。 ブイ12に存在する図3、図4のスプール92は、通常、200'超の伝送ケーブルを含み、一方、図5のスプール120は1 / マイルまでの長さの伝送ケーブルを含む。

    カメラ型ブイを製造しようと試みた従来技術に比べると、図3、図4のブイ12内にはジャイロ安定化光学機器が必要とされず、しかも図3、図4の光学ベンチ38それ自体は、水平線のパノラマ視界を捉えるため水線上のより高い位置にあり、そして画像安定化は図5のワークステーション18によってなされる。 光学通信を使用することにより、伝送ケーブル16は、従来技術にて提案された短い銅線つなぎに比べて非常に長くすることができる。

    図3の円錐ミラー52(あるいは図4のプリズム60)を使用することで、可動式構成要素を使用せずに、水平線のパノラマ視界が提供される。 図3の画像ワークステーション18を使用することにより生成画像を、水平線全体を、106で示す平面図の周囲を「上」として表す未加工の形態(環状面として)で、あるいは、102および104で示されるような、現存する潜水艦の潜望鏡によって表示される画像をエミュレート(emulate)するよう垂直方向に調整された画像を使用者に提供するべく処理して見ることを可能にする。 本質的に静止フレーム画像の画像捕捉デバイスとして図3、図4のカメラ56を使用したことにより、水線上の目通り(光学ベンチ38の高さ)を得るのに、波の動きが都合よく利用される。 以前に開発されたフォトニックスマスト(photonics mast)ワークステーションソフトウエアの再利用によって支援されるフレーム率画像処理は、都合よくワークステーション18に備わっている。

    いったんブイ12が海面に浮上すると、ブイのおおよそ2〜3フィートが露出することになる。 これは、初期安全偵察に使用された場合、現存する潜望鏡の典型的な出現に見える。 トロール船(65フィートのマストヘッド高を有する)の探知範囲は5海里の範囲内である。 100フィートのマストヘッド高を有する大きな面積のコンタクトは、10海里以上離れていても探知可能である。

    この方法によれば、図2ないし図4のフォトニックブイは、衝突および敵艦による潜水艦の発見をも抑止する。 ジャイロ安定化光学アセンブリは画像安定化のために必要がなく、しかもブイシステムはやはり使用者に、水平線のパノラマ視界を安定化した画像を提供する。 長い伝送ケーブルつなぎは、フォトニックブイが配置されたときでさえ、潜水艦が自由に移動することを可能とし、しかも潜水艦が海面下、かなりの深度にあるときでさえ、フォトニックブイの配置を可能とする。

    水平線のパノラマ視界を示す安定した合成画像は、高価なジャイロ安定化光学アセンブリを使用しなくとも得られる。 代わりに、ブイの上端部に存在する光学ベンチは、パノラマ光学要素に向けて垂直に配置された、円錐ミラーあるいは円錐プリズムのような撮像器を含む。 ブイは回転し、小刻みに上下に動き、波の中に没したり、波の中から現れたりする。 しかしながら潜水艦内あるいはその他の場所に配置された遠隔ワークステーションは、全てのモーションアーチファクトを補償し、静止フレーム画像を捉え、そして安定した合成画像を完成させるよう構成されている。 発見された洋上船の方位は、ブイのフラックスゲートコンパスによって得られる。

    本発明の具体的特徴については、他でもない、ある図面に示されているが、これは、各特徴が、本発明による他の特徴のいくつかと、あるいはその全てと組み合わせが可能であるゆえの単に便宜的なものである。 ここで用いた「〜を含む(including)」、「〜を具備してなる(comprising)」、「〜を有する(having)」および「〜を備える(with)」という用語は、大まかに、かつ包括的に解釈されるべきであり、いかなる物理的な相互連結にも限定されない。 さらに、本出願において開示した実施形態は、ただ一つの可能な実施形態として受け取るべきではない。

    当業者は他の実施形態に想到するであろうし、しかもそれは請求範囲に包含される。

    海面に飛び出した潜水艦を示す概略図である。

    本発明のフォトニックブイシステムに関係する主要な構成要素を示す概略図である。

    本発明の一つの実施形態による、図2に示すフォトニックブイに関係する主要な構成要素を示す概略図である。

    本発明の他の実施形態に従った、図2に示すフォトニックブイに関係する主要な構成要素を示す概略図である。

    本発明のフォトニックブイシステムに関係する主要な構成要素を示す他の概略図であり、特に本発明のシステムによって提供された、異なるモーションアーチファクト補償画像を示す。

    符号の説明

    10 潜水艦 12,12' ブイ 14 ランチャー 16 ケーブル 18 ワークステーション 20 海上船 22 コンタクト 30,30' 殻体 32 バラスト部 34 水線 36 上端部 38,38' 光学ベンチ 40 水平線のパノラマ視界 50 円錐ミラー 54 透明ガラスシリンダー壁 56 撮像器 60 円錐プリズム 70 センサー(フラックスゲートコンパス)
    80 コンバーター 90 重り 92 ケーブルスプール 94 隔壁 96 自沈プラグ 100 ディスプレイ 102,104,106 合成画像 120 スプール

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