Block holder for the bogie brake

申请号 JP2001538215 申请日 2000-11-16 公开(公告)号 JP2003514711A 公开(公告)日 2003-04-22
申请人 サーブ ワブコ アーベー; 发明人 エミルソン,フレツド; ニーマン,ヨハン;
摘要 (57)【要約】 軌条車両ボギー車ブレーキはブレーキビーム(4,5)を有し、その端部に車輪の踏面に対して制動を行なうブレーキブロック(9)を有したブレーキブロックホールダ(8)を備える。 ブレーキブロックホールダはブレーキビームとの旋回可能な連結用の横断シリンダ(19)を有する。 装着軸(4)がブレーキビームの端部に取付けられ、スリーブ(16)が備えられる。 スリーブは装着軸に係合し、シリンダの内径に相応する外径を有する。 スリーブ板(17)がシリンダより僅かに長手のスリーブに対して、装着軸に締付けるネジ(18)により保持され、スリーブに圧縮応 力 を生じさせ得る。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車輪(2)の踏面にブレーキを掛けるブレーキブロック(9
    )を有したブレーキブロックホールダ(8)を各端部に取り付けたブレーキビーム(4,5)を備え、ブレーキブロックホールダ(8)はブレーキビームとの旋回可能な結合用の横断シリンダー(19)を有するボギー車ブレーキ用ブロックホールダにおいて、装着軸(14)がブレーキビーム(4,5)の端部に取り付けられると共にシリンダー(19)の内径に相応する外径を有したスリーブ(1
    6)が装着軸に嵌合し、スリーブを装着軸に保持する装置(17,18)がブレーキブロックホールダ(8)の横断止め具を構成するように設けられることを特徴とするブロックホールダ。 【請求項2】 スリーブ板(17)がシリンダー(19)より僅かに長手のスリーブ(16)の端縁に対し、装着軸(14)に螺着されてスリーブ(16)
    に圧縮応力を与えるネジ(18)によって保持されることを特徴とする請求項1
    のブロックホールダ。 【請求項3】 スリーブ(16)は装着軸(14)に当接する内力伝達リング(16′)を備えることを特徴とする請求項1のブロックホールダ。 【請求項4】 スリーブ(16)がブレーキビーム端板(15)に当接し、
    端板(15)が装着軸(14)の受部(14′)に当接することを特徴とする請求項1のブロックホールダ。 【請求項5】 弾性リング(21)がブレーキホールダ側板(20)のそれぞれの外面とスリーブ板(17)及びブレーキビーム端板(15)との間においてシリンダー(19)の端部周囲に配設されることを特徴とする請求項4のブロックホールダ。 【請求項6】 装着軸(14)がブレーキビーム(4,5)内の横断板(1
    3)に締付され、かつブレーキビーム端板(15)を通過して伸びることを特徴とする請求項4のブロックホールダ。 【請求項7】 摩擦装置(22〜24)がブレーキホールダ側板(20)の同軸穴に配置され、ブレーキビーム端板(15)とスリーブ板(17)とにバネの偏向時に摩擦当接されることを特徴とする請求項4及び6のブロックホールダ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 (技術分野) 本発明は端部にブレーキブロックホールダを備えた軌条車両ボギー車ブレーキ用のブレーキビームに関し、ブレーキブロックホールダは車輪の踏面に対して制動を行うブレーキブロックを備え、更にブレーキビームとの旋回可能な結合用の横断シリンダーを有する。 【0002】 (背景技術) ある場合ブレーキビームとブレーキブロックホールダとの間の相対的な旋回運動を許容することなく、ブレーキブロックホールダをブレーキビームの端部に直接取付けてもよい。 【0003】 しかしながら一般にはこの様な相対的な旋回運動を可能にすることによってビームと車輪との間に生じる相対運動に対処し、ホールダのブロックにより車輪と協働して制動が行われる。 【0004】 本発明は旋回可能に取付けたブレーキブロックホールダを有するブレーキビームに係る。 この目的に対し各ブレーキブロックホールダは標準的な横断シリンダーを備え、ブレーキビームとの旋回結合を可能にする。 【0005】 本発明の主たる目的は各部品間の良好なの伝達と共にブレーキブロックホールダのブレーキビームへの良好で安価な旋回取り付けを得ることにある。 この取付けはブレーキブロックホールダに安定性を与えるがまた柔軟性も与え、例えば消耗部品の交換のための着脱が簡単になる。 【0006】 (発明の開示) これは本発明によれば、装着軸がブレーキビームの端部に取付けられると共にシリンダーの内径に相応する外径を有したスリーブが装着軸に嵌合し、スリーブを装着軸に保持する装置がブレーキブロックホールダの横断止め具を形成するように設けることによって達成される。 【0007】 上記の保持装置は、望ましくはシリンダーより僅かに長いスリーブの端縁に対し、装着軸に螺着されてスリーブに圧縮応力を与えるネジにより保持されるスリーブ板でなる。 【0008】 この構成において消耗部品であるスリーブは良好な力伝達のための圧縮応力を受けるのみでなく、ネジとスリーブ板を取り外すことによって容易に取り外すことができる。 【0009】 スリーブから装着軸への改良されかつ制御された曲げモーメントの付与が、装着軸に当接する内力伝達リングをスリーブ内に設けることによって得られる。 【0010】 装着軸にブレーキビーム端板の受部を設け、この端板にスリーブを当接させることによって良好な装着と力伝達が達成される。 【0011】 本発明を添付の図面を参照して以下に詳述する。 【0012】 (発明を実施するための最良の形態) 図1は主としてボギー車ブレーキの平面図で、このブレーキが取付けられるボギー車は受台3によって示される。 この場合当業者には、軌条車両用のボギー車では車輪2を含む台車1がサイドフレーム(図示せず)に軸支され、サイドフレームはバネ(図示せず)によって横断受台3に連結されることは周知である。 この受台3はその中央に軌条車両の下枠(図示せず)に回転可能に軸支される。 【0013】 簡略に記載すれば2本のブレーキビーム4および5が受台3から吊り下げられる。 図1において左側のブレーキビーム4は2組のブレーキユニット6を備えると共に、各ユニットの制動力付与用押し桿は他方のブレーキビーム5に結合した押棒7に連結される。 ブレーキビーム4及び5の各々は両端に、夫々車輪2の踏面と協働する取替え可能なブレーキブロック9を有したブレーキブロックホールダ8を備える。 【0014】 与圧したブレーキ液(あるいは圧縮空気)のブレーキユニット6への受入れと共に、ブレーキブロックホールダ8とブレーキブロック9とを介して制動力が車輪2に加えられる。 【0015】 図2に示す如く受台3が断面で示される。 簡単に述べれば、その端部近くには吊下げリンク11を旋回可能に取付けた吊下げブラケット10が備えられ、各リンクは下方端においてブレーキブロックホールダ8に旋回可能に連結される。 また図2には車輪2、ブレーキビーム4及び5、ブレーキユニット6(殆ど見えないが)、押棒7、ブレーキブロックホールダ8及びブレーキブロック9が示されている。 【0016】 ブレーキブロックホールダ8とそのブレーキビーム4の端部への結合形態を図3に示してあり、先ずこの点について述べる。 ブレーキビームはこの場合、図3
    に示す符号13でその一を示すいくつかの横断板を有したZ字状の長手の板12
    の組立体で構成される。 【0017】 ブレーキビーム4の長手方向に延びる筒状装着軸14が横断板13に、望ましくは溶接により取付けられる。 装着軸14はブレーキビーム端板15の穴を介してブレーキビーム4の外側に延び、端板の受部14′がそのために設けられている。 【0018】 装着軸14のブレーキビーム4の外へ延びる部分に筒状スリーブ16が配設され、図3で右側となるその端部でスリーブはブレーキビーム端板15に接する。
    スリーブ板17がスリーブ16の他方の自由端に配設される。 ネジ18がスリーブ板17の穴を介して、装着軸14の端面の螺条孔内に延びる。 この構成によりスリーブ16は装着軸14に対して圧縮応力が与えられると同時に、ブレーキビーム端板15が装着軸の受部14′に締付けられる。 スリーブ16は後述の理由で装着軸14に当接する内力伝達リング16′を有する。 【0019】 ブレーキブロックホールダ8はシリンダ19を介しスリーブ16に旋回可能に連結され、シリンダ19はそれに装着したブレーキホールダ側板20と共にブレーキブロックホールダ8の主要な構成部品を形成する。 シリンダ19の長さは圧縮応力を与えた状態のスリーブ16より僅かに短くし、内径はスリーブ16の外径より僅かに大きくすることにより、シリンダ19とブレーキブロックホールダ8はスリーブ16上で回動自在となるようにする(シリンダ19の内径は望ましくは標準的な直径となる)。 スリーブ16上でのブレーキブロックホールダ8の運動の緩衝と、内部の密封のために、ブレーキブロックホールダ8の両側板20
    間の外方の距離より僅かに長いシリンダ19の両端部の外側にO−リング21が配設される。 【0020】 また上述したブレーキブロックホールダ8は図2に側面が示される。 外方の側板20と、スリーブ板17並びにネジ18がここでは明瞭に図示されている。 当業者では周知のようにブレーキブロックホールダ8には取替え可能なブレーキブロック9が設けられる。 【0021】 制動動作時に生じる力とモーメントはブレーキブロックホールダシリンダ19
    と、圧縮応力を与えたスリーブ16と装着軸14とを介して伝達される。 各部品の寸法並びにブレーキビーム端板15に近接するスリーブ16内の力伝達リング16′の図示の設定位置は、装着軸14を介するブレーキビーム4への力の伝達に有利に働き、装着軸はレバーあるいは適用領域(力伝達リング16′)が限定される剪断力と制御された曲げ力に晒される。 装着軸14自体の内部における力の伝達はその円周溝14″の設置によって改善される。 【0022】 上述のようにブレーキブロックホールダ8とブレーキブロック9はスリーブ1
    6の周囲を回動する。 これらを前回の制動動作で得た位置に保持するには、当業者に周知のように、この場合下記の構成(図3)の摩擦装置が設けられる。 【0023】 ブレーキホールダ側板20の下方部の整合孔に桿22が配置される。 図において左方に桿22がスリーブ板17の弧状スロット17′を介して外方に延びる。
    図示のようにして桿22上の2つのリング座金23がブレーキビーム端板15とスリーブ板17の各表面と摩擦力を介して当接する。 これらのリング座金23が桿22上のカップバネ24によって摩擦力を介して当接位置にバネによって偏向され得る。 【0024】 既に述べたようにブレーキビーム4及び5は吊下げリンク11によってブレーキブロックホールダ8と共に吊下げられる。 各吊下げリンク11は上端において吊下げブラケット10に、下端においてブレーキブロックホールダ8に旋回可能に連結される。 旋回可能に連結した構成は一般に符号25で示されており、それ自体は公知である(例えば欧州特許第0503724号に開示)から詳述は不要であろう。 その構成は単に旋回可能な連結を提供するのみではなく、ブレーキブロックホールダ8に上下位置の復帰力をもってある程度の横移動をも可能にするものである。 復帰力機能は弾性リング26によって得られる。 【0025】 図示並びに記載の構成においてスリーブ16は摩耗を生じ、何度かの制動動作後には交換する必要がある。 ネジ18を取り除いた後スリーブ板17が取り外されスリーブ16が交換される。 部品の再組立ての際には摩擦装置22〜24がスリーブ板17により係止される。 【0026】 本発明においては添付の特許請求の範囲内で各種の設計変更が可能である。 例えばブレーキブロックホールダ8とブレーキビーム4及び5の吊下げ装置自体は本発明の一部をの構成しないので他の構成にし得る。 更にブレーキブロックシリンダ19は標準的な要素であって本発明の一部をも構成せず、異なる構成が採用される。 【図面の簡単な説明】 【図1】 図1は本発明によるブレーキブロックホールダを組込んだ、ボギー車ブレーキを伴う軌条車両ボギー車の簡略正面図である。 【図2】 図2は図1に示すブレーキブロックホールダを有するボギー車のブレーキの、
    一部を断面で示した側面図である。 【図3】 図3は本発明によるブレーキブロックホールダの図2のIII−III線に沿って一部を切断して示す正面図である。 【図4】 図4は本発明によるブレーキブロックホールダ用のブレーキブロックハンガの上方の吊下げ部の図2のIV−IV線に沿って一部を切断して示す正面図である。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

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