Apparatus and method for adjusting the position of the vehicle

申请号 JP2001538212 申请日 2000-11-16 公开(公告)号 JP2003514709A 公开(公告)日 2003-04-22
申请人 ダイムラークライスラー アーゲー; 发明人 ビユーデンベンダー,ヘルベルト;
摘要 (57)【要約】 本発明は貨車の 位置 を調整する装置に関する。 一体化されたアクティブな位置決め装置が、貨物の積み替え場所および線路の道床に設けられる。 この位置決め装置は、前記位置決め装置が下げた状態にあるときは列車が通過するのに必要な自由空間の外側に位置し、前記位置決め装置が伸ばした状態にあるときは貨車14の底面にある当たり面12、16に押し付ける手段を設けてある。 本発明はまた、貨車の位置を調整する方法にも関する。 機関車によりおよび目標を定めてブレーキをかける操作を使用して、列車全体が規定の停車区域に停止させられる。 その後貨車のブレーキが緩められる。 第3段階で、列車18全体の第1の端に対してアクティブな位置決め装置19が作動される。 したがってこの列車の第1の端を正しい積み替え位置に持ってくるまで押し付け体8が最初の貨車の底部の当たり面12を押し付ける。 アクティブな位置決め装置20が、その後列車18全体の第2の端に対して作動され、この列車の第2の端を正しい積み替え位置に持ってくるまで、同様な操作が行われる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両、特に貨車の位置を調整する装置であって、軌道システムの道床に一体化され、装置の位置が下に下げられているときは列車の運行に必要な空間の外側に位置し、装置を伸ばしたときには車両(14)の底面にある当たり面(12、16)を押し付ける手段を有するアクティブな位置決め装置(1
    9、20、23、24、29〜32)が貨物の積み込み場所に設けられていることを特徴とする車両、特に貨車の位置を調整する装置。 【請求項2】 該軌道システムに連結され、その端にある緩衝作用体(8)
    を駆動する伸張可能なピストンロッド(6)を有する作動シリンダ(1)を備えたアクティブな位置決め装置を特徴とする請求項1に記載の装置。 【請求項3】 該緩衝作用体(8)の伸張/下降を行うのに使用する部分を有し、規定の勾配および隣接する水平部分が設けられているガイドレール(10
    )内の該緩衝作用体(8)を誘導することを特徴とする請求項2に記載の装置。 【請求項4】 該緩衝作用体(8)がガイド車輪(9)を介して該ガイドレール(10)と係合することを特徴とする請求項3に記載の装置。 【請求項5】 該車両(14)に、少なくとも1つの当たり面(12、16
    )を備えた少なくとも1つの位置決めトンネル(13、15)が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。 【請求項6】 列車の各端において該軌道システムにアクティブな位置決め装置(19、20)が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。 【請求項7】 列車の中心において該軌道システムに少なくとも1つのアクティブな位置決め装置(23、24)がさらに設けられていることを特徴とする請求項6に記載の装置。 【請求項8】 列車(18)全体が3つ以上の列車部分(25、26、27
    、28)に分割されている場合に、少なくとも1つのアクティブな位置決め装置(29、30、31、32)が2つの各列車部分の間に設けてあることを特徴とする請求項6または7に記載の装置。 【請求項9】 車両、特に貨車の位置を調整する方法であって、第1段階において目標を定めてブレーキをかける操作を用いて規定の引き込み線区域で機関車により列車全体をまず停止させること、第2段階において車両の貨物積み込みおよび荷降ろしのために該ブレーキが緩められること、実際の位置決めを行うための第3段階において、道床に組み付けられ、列車(18)全体の第1の端に位置するアクティブな位置決め装置(19)が作動し、これによってこのアクティブな位置決め装置の緩衝作用体(8)を伸ばし、その結果、この列車の第1の端を正しい積み込み位置に移動させるまで該緩衝作用体(8)を最初の車両の底面の当たり面(12)に押し付けること、および第4段階において、該道床に組み付けられ、列車(18)全体の第2の端に位置するアクティブな位置決め装置(
    20)が同様なやり方で作動し、この列車の第2の端を正しい積み込み位置に移動させるまで、この位置決め装置(20)の緩衝作用体が最後の車両の底面の当たり面(16)を押し付けることを特徴とする車両、特に貨車の位置を調整する方法。 【請求項10】 列車(18)全体が半分ずつ(21、22)に2分割されている場合、該第3段階が実施される前に該列車の中心に位置する1つのアクティブな位置決め装置(23、24)がまず第一に作動し、これによって列車の中心位置を左または右へ切り替え、この結果、列車の中心位置を正しい積み込み位置へ移動させることを特徴とする請求項9に記載の方法。 【請求項11】 列車(18)全体が3つ以上の列車部分(25、26、2
    7、28)または車両群に分割され、該各列車部分が、列車の中心から開始して、別々に位置決めされることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 説明 本発明は、請求項1の前特徴部分に記載の、車両の位置を調整する装置に関する。 本発明はさらに、請求項9の前特徴部分に記載の車両の位置を調整する方法に関する。 【0002】 特許出願第199 28 435.0号、199 28 437.7号および199 28 433.4号は、鉄道操作の一環としての貨車、特に、トラックと鉄道の組み合わせ輸送に適し、貨物列車の個々の貨車を規定位置に精度よく止めるという点で大きな需要がある、貨車への貨物積み込みと荷降ろしの方法および装置を提案している。 貨車の停車位置は、一般にブレーキの手動操作、または切り替え機関車を使用する貨車の手動切り替えによって定められる。 引き込み線がある場合は、衝突止め(バンプストップ)または輪止めブレーキシューも使用される。 【0003】 特許出願第198 49 023.2号は、間にばねのがある牽引装置と緩衝装置によって連結される機関車1両と何両かの補助車両がある列車の停車位置を定める方法を提案しており、これによればこの列車の第1の端が予備的に位置を決められて停止装置が作動し、この後、この停止装置が固定カウンターストップと相互作用を起こしこのばね力に打ち勝ってさらに弾性的に伸びるまで引っ張り力を加えてこの列車を移動し、この後、列車の第2の端においてさらに別の停止装置が作動し、続いて引っ張り力が弱められ、ばね力の影響のもとにこの別の作動した停止装置が弾性的なプレストレスを保持しつつさらに別のカウンターストップと相互作用を起こすまで、列車が伸張方向と逆の方向に移動して戻る。 【0004】 本発明の基本とする目的は、簡単なやり方で列車の全車両について正確な位置決めを行うのに適した、車両の位置調整装置を規定することである。 【0005】 本発明は、さらにこれに対応した位置調整の方法を規定しようとするものである。 【0006】 本装置に関しては、この目的は、前特徴部分とともに請求項1の特徴部分に記載した特徴によって達成される。 【0007】 本方法に関しては、この目的は、前特徴部分とともに請求項9の特徴部分に記載した特徴によって達成される。 【0008】 本発明によって達成できる利点は、特に、提案された車両の位置調整装置は、
    標準的な部品を使って簡単なやり方で構成でき、低コストで製造することができ、この装置を用い注意深く位置決めすることによって、特に、列車全体あるいは列車の個々の部分の長さを縮小する際に、列車の全車両を正確に調整することができるという事実であり、これによって、たとえば列車の長さに対する熱の影響を補正することができる。 本発明による方法を使用することにより、部分的または完全に自動化したやり方で、車両は正しい位置に正確に移動される。 実際の位置決め操作は、機関車を使用しないで遂行される。 【0009】 位置決めを行うために同様に使用することのできる固定継手方式の選択肢に対しては、本発明による提案の場合、全ての車両が同一構造にできるということ、
    たとえば通常の列車操作で車両を取り除くことができること、承認手続きにおいて固定継手方式をテストするための追加費用が掛からないこと、低価格な制動ブレーキが使用できること、および列車の動力に関する不確定性や発車およびブレーキ操作などに関する不確定性がないことなどを利点として挙げることができる。 【0010】 本発明の有利な改良点の特徴は、従属項に記載されている。 【0011】 提案された装置および方法の更なる利点は、以下の説明から明らかになろう。 【0012】 本発明は、以下において図面中に例示されている実施形態を参照して、より詳細に説明される。 【0013】 図1は、本発明で提案しているアクティブな位置決め装置の側面から見た断面を示す。 これは作動シリンダ1(油圧シリンダが好ましい)を示しており、このシリンダの第1の端は回転継手2によって基板3に取り付けられている。 そしてまたこの基板3は、適切な固定装置(図2の参照数字17を参照)によって、線路5を含む軌道システム(線路システム)の枕木4に据え付けられている。 【0014】 作動シリンダ1の第2の端に配置されているピストンロッド6は、回転継手7
    を介して緩衝作用体8に接続されている。 この緩衝作用体8は、いくつかのガイド車輪9によって、ガイドレール10内に移動可能なように保持されており、このガイドレール10は台座11によって基板3上に固定して据え付けられている。 ガイドレール10は規定の勾配を有しこのアクティブな位置決め装置の伸張や下降を実証する第1の部分、および車両の実際の左右への移動を実証する第2の平部分を有し、これらの両部分は湾曲部分によって互いに接続し、これによってガイド車輪9が、このガイドレール10の別々の部分に沿って連続的に移動することができるようになっている。 【0015】 緩衝作用体8は、このピストンロッド6から離れた側面上に主要面を有し、このピストンロッド5が伸び、その結果、緩衝作用体8がガイドレール10の水平部分に位置するとすぐに、この主要面が車両14の底面に位置する位置決めトンネル13の当たり面12を押し付ける。 この車両14は、当たり面16を備えた別の位置決めトンネル15を有し、これは図1に示される実施形態では何の作用もしていないが、車両14を反対方向に移動するのに使用され、その場合には、
    反対方向に押すための同一構造のアクティブな位置決め装置が使用される(たとえば、図4、5および6の参照数字20、23、29、31を参照)。 【0016】 別の方法として、全車両に、両方向の緩衝作用体に対して各当たり面を有するただ1つの位置決めトンネルを設けることも可能である。 【0017】 図2は、このアクティブな位置決め装置の図を示す。 これは、固定装置17によって枕木4上に据え付けられている基板3、および前記基板上に継手2によって可動なように固定され、ピストンロッド6を有する作動シリンダ1を示しており、ピストンロッド6が継手7によって緩衝作用体8を移動させ、この移動はガイドレール10および該ガイドレール10に係合するガイド車輪9によって導かれる。 【0018】 図3は、道床に組み付けたこのアクティブな位置決め装置の端を通る断面図を示す。 この図は、位置決めトンネル13がある車両14を示し、伸ばした緩衝作用体8がこの位置決めトンネル13内に突き出し、これによって、必要なときにこの緩衝作用体8を当たり面12(図示していない)に押し付けることが可能になる。 緩衝作用体8の継手7およびガイドレール10内で導かれるガイド車輪9
    が見てとれ、また台座11および基板3によってガイドレール10が、軌道システムの線路5を据えるために用いられる枕木4上に、固定されるのも見てとれる。 【0019】 装置の位置が下に下げられているときは、この装置が鉄道の運行に必要な空間の外側に位置し、こうすることによって道床に組み付けられたアクティブな位置決め装置を設けた軌道システムが、標準的な鉄道のどれでも使用できるように、
    この提案されたアクティブな位置決め装置を軌道システムの道床に配置する必要があることは重要なことである。 【0020】 図4、5および6は、位置調整のための色々な選択肢を示し、第2の選択肢の場合の達成可能な調整精度は第1の選択肢の調整精度より高く、また第3の選択肢の達成可能な調整精度は第2の選択肢のそれよりも高い。 図4、5および6に例示される3つの選択肢全てに対して、第1段階で、目標を定めてブレーキをかける操作(たとえば、±1.5m)を用いて規定の引き込み線区域で、機関車によって列車全体がまず第一に停止させられる。 第2段階で、この車両の貨物積み込みおよび荷降ろしのためのブレーキが緩められる。 機関車が引き続きこの列車に連結されている場合は、どちらもブレーキをかけてはならない。 【0021】 図4に示される第1の選択肢(列車に関する両端の位置決め操作を含む方法)
    によれば、次に実際の位置決め操作のための第3段階で、列車18全体の第1の端にあるアクティブな位置決め装置19が作動され、すなわち、作動シリンダ1
    のピストンロッド6が伸びて水平に移動し、この結果、この列車の第1の端を正しい積み込み位置に移動させるまで、この緩衝作用体8が最初の車両の位置決めトンネル13内の当たり面12を押し付けることになる。 第4段階において、アクティブな位置決め装置20は列車18全体の第2の端で作動し、この列車の第2の端を正しい積み込み位置に移動させるまで、このアクティブな位置決め装置20の緩衝作用体が最後の車両の位置決めトンネル15内の当たり面16を押し付ける。 この第4段階の完了時には、列車18全体の全ての車両がほとんど遊びもなく規定の積み込み位置に到達する。 【0022】 図5に示される第2の選択肢(列車に関する両端の位置決め操作に加え、列車の中心位置決め操作がある方法)によれば、列車全体が半分ずつ21、22に二分割されている。 第3段階において、列車の中心に位置するアクティブな位置決め装置23、24の1つが作動し、これによって列車の中心位置を左または右へ切り替え、この結果列車の中心位置を正しい積み込み位置へ移動させる。 第4段階において、列車の第1の半分21の端を正しい積み込み位置へ移動させるために、その後、列車全体の第1の端においてアクティブな位置決め装置19が作動する。 第5段階において、列車の第2の半分22の端を正しい積み込み位置へ移動させるために、その後、列車全体の第2の端においてアクティブな位置決め装置20が作動する。 この第5段階の完了時には、列車全体の全ての車両がほとんど遊びもなく規定の積み込み位置に到達する。 【0023】 図6に示される第3の選択肢(列車に関する中心位置決め操作に加え、列車の4つの群れに関する位置決め操作がある方法)によれば、列車全体が、好ましくはそれぞれが列車全体の4分の1に相当する4つの列車部分25、26、27、
    28に分割される。 列車部分25および26の間には2つのアクティブな位置決め装置29、30があり、列車部分27および28の間には2つのアクティブな位置決め装置31、32が設けられ、列車部分26および27の間の列車の中心には第2の選択肢と同様に2つのアクティブな位置決め装置23、24がある。
    第3段階においては、図5に示される選択肢の場合のように、列車の中心に位置するアクティブな位置決め装置の1つ23または24が作動し、これによって列車の中心位置を左または右へ切り替え、この結果列車の中心位置を正しい積み込み位置へ移動させる。 第4段階において、列車部分25および26の間の中心位置を左または右へ切り替えるために、今度はアクティブな位置決め装置の1つ2
    9または30が作動する。 第5段階において、列車部分25の第1の端を正しい積み込み位置へ移動させるために、アクティブな位置決め装置19がその後列車全体の第1の端において作動する。 第6段階において、列車部分27および28
    の間の中心位置を左または右へ切り替えるために、今度はアクティブな位置決め装置の1つ31または32が作動する。 第7段階において、列車部分28の第2
    の端を正しい積み込み位置へ移動させるために、列車全体の第2の端におけるアクティブな位置決め装置20がその後作動する。 この第7段階の完了時には、列車全体の全ての車両がほとんど遊びもなく規定の積み込み位置に到達する。 【0024】 当然のことながら、列車全体を3つまたは5つ以上の列車部分(車両群)に分割することも可能であるが、このことは図6に関して説明した手順には本質的に影響しない。 【0025】 3つの選択肢では、すべて牽引/緩衝装置を通常の装置にして車両を建造することができ、したがって車両はすべて同一の構造になり、どのような標準的列車にも、この車両を個々にあるいはグループとして連結することができる。 車両が損傷した場合は、標準的な列車の場合と同様にその車両を難なく撤去することができる。 各車両はすべて位置決めトンネルを有しているので、この作業が積み込み場所における列車の位置決めに大きな影響を与えることはない。 両端に牽引/
    緩衝装置を持つ車両を建造すると、列車全体を標準的な列車のように扱うことができて有利である。 低価格の空気作動式制動ブレーキを使用することができることも、有利である。 【0026】 さらにまた、接近して連結する斜め方向の緩衝装置を使用することも可能である。 しかしながら、この形態の車両については、列車を構成するために3つの異なったタイプの車両が必要になり、これは確実に不利益になる。 左側に標準的な緩衝装置、右側に斜め方向の緩衝装置を備えた第1のタイプの車両は、左側の端の車両を構成するために使用される。 両側に斜め方向の緩衝装置を備えた第2のタイプの車両は、中央の車両を構成するために使用される。 左側に斜め方向の緩衝装置、右側に標準的な緩衝装置を備えた第3のタイプの車両は、右側の端の車両を構成するために使用される。 車両を撤去することは可能であるが、緩衝装置の形態の差異のために問題なく撤去することができるわけではない。 端の車両が故障すると、列車全体が移動不能になる可能性がある。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明で提案しているアクティブな位置決め装置の側面から見た断面を示す図である。 【図2】 このアクティブな位置決め装置を示す図である。 【図3】 このアクティブな位置決め装置の端の断面を示す図である。 【図4】 位置調整(方法)の別の選択肢を示す図である。 【図5】 位置調整(方法)の別の選択肢を示す図である。 【図6】 位置調整(方法)の別の選択肢を示す図である。

    【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書【提出日】平成13年6月7日(2001.6.7) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書【補正対象項目名】特許請求の範囲【補正方法】変更【補正の内容】 【特許請求の範囲】 【請求項1】 軌道システムの道床に一体化され、装置の位置が下に下げられているときは列車の運行に必要な空間の外側に位置し、装置を伸ばしたときには車両の底面にある当たり面(12、16)を押し付ける手段を有するアクティブな位置決め装置(19、20、23、24、29〜32)が貨物の積み込み場所に組み付けられ、該軌道システムに連結され、伸張可能なピストンロッド(6
    )がピストンロッドの端にある緩衝作用体(8)を駆動する作動シリンダ(1)
    がアクティブな位置決め装置として使用され、いくつかのガイド車輪(9)を使用することにより該緩衝作用体(8)が車両の実際の左右への移動を実証する第2の水平部分を有するガイドレール(10)内に移動可能なように保持される、
    車両、特に貨車の位置を調整する装置であって、 該作動シリンダ(1)の第1の端が回転継手(2)によって基板(3)に取り付けられていることと、 該作動シリンダ(1)の第2の端に配置されているピストンロッド(6)が回転継手(7)を介して該緩衝作用体(8)に接続されていることと、 該ガイドレール(10)が台座(11)によって該基板(3)上に固定して据え付けられていることと、 該ガイドレール(10)が規定の勾配を有し該アクティブな位置決め装置の伸張や下降を示す第1の部分を有することと、 両部分が湾曲部分によって互いに接続し、これによってガイド車輪(9)が該ガイドレール(10)の別々の部分に沿って連続的に移動することができることとを特徴とする装置。 【請求項2】 該車両(14)に、少なくとも1つの当たり面(12、16
    )を備えた少なくとも1つの位置決めトンネル(13、15)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。 【請求項3】 列車の各端において該軌道システムにアクティブな位置決め装置(19、20)が設けられていることを特徴とする請求項1および/または2に記載の装置。 【請求項4】 列車の中心において該軌道システムに少なくとも1つのアクティブな位置決め装置(23、24)がさらに設けられていることを特徴とする請求項3に記載の装置。 【請求項5】 列車(18)全体が3つ以上の列車部分(25、26、27
    、28)に分割されている場合に、少なくとも1つのアクティブな位置決め装置(29、30、31、32)が2つの各列車部分の間に設けてあることを特徴とする請求項3および4に記載の装置。 【請求項6】 第1段階において、列車全体が目標を定めてブレーキをかける操作を用いて規定の引き込み線区域で機関車によりまず停止させられ、第2段階において、該ブレーキが車両の貨物積み込みおよび荷降ろしのために緩められる、車両、特に貨車の位置を調整する方法であって、実際の位置決めを行うための第3段階において、道床に組み付けられ、列車(18)全体の第1の端に位置するアクティブな位置決め装置(19)が作動し、これによってこのアクティブな位置決め装置の緩衝作用体(8)を伸ばし、その結果、この列車の第1の端を正しい積み込み位置に移動させるまで該緩衝作用体(8)を最初の車両の底面の当たり面(12)に押し付けることと、および第4段階において該道床に組み付けられ、列車(18)全体の第2の端に位置するアクティブな位置決め装置(2
    0)が同様なやり方で作動し、この列車の第2の端を正しい積み込み位置に移動させるまでこの位置決め装置(20)の緩衝作用体が最後の車両の底面の当たり面(16)を押し付けることとを特徴とする方法。 【請求項7】 列車(18)全体が半分ずつ(21、22)に2分割されている場合、該第3段階が実施される前に該列車の中心に位置する1つのアクティブな位置決め装置(23、24)がまず第一に作動し、これによって列車の中心位置を左または右へ切り替え、この結果、列車の中心位置を正しい積み込み位置へ移動させることを特徴とする請求項6に記載の方法。 【請求項8】 列車(18)全体が3つ以上の列車部分(25、26、27
    、28)または車両群に分割され、該各列車部分が、列車の中心から開始して、
    別々に位置決めされることを特徴とする請求項7に記載の方法。 【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書【提出日】平成13年12月5日(2001.12.5) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書【補正対象項目名】全文【補正方法】変更【補正の内容】 【発明の名称】 車両の位置を調整する装置と方法【特許請求の範囲】 【請求項1】 軌道システムの道床に一体化され、装置の位置が下に下げられているときは列車の運行に必要な空間の外側に位置し、装置を伸ばしたときには車両の底面にある当たり面(12、16)を押し付ける手段を有するアクティブな位置決め装置(19、20、23、24、29〜32)が貨物の積み込み場所に組み付けられ、該軌道システムに連結され、伸張可能なピストンロッド(6
    )がピストンロッドの端にある緩衝作用体(8)を駆動する作動シリンダ(1)
    がアクティブな位置決め装置として使用され、いくつかのガイド車輪(9)を使用することにより該緩衝作用体(8)が車両の実際の左右への移動を実証する第2の水平部分を有するガイドレール(10)内に移動可能なように保持される、
    車両、特に貨車の位置を調整する装置であって、 該作動シリンダ(1)の第1の端が回転継手(2)によって基板(3)に取り付けられていることと、 該作動シリンダ(1)の第2の端に配置されているピストンロッド(6)が回転継手(7)を介して該緩衝作用体(8)に接続されていることと、 該ガイドレール(10)が台座(11)によって該基板(3)上に固定して据え付けられていることと、 該ガイドレール(10)が規定の勾配を有し該アクティブな位置決め装置の伸張や下降を示す第1の部分を有することと、 両部分が湾曲部分によって互いに接続し、これによってガイド車輪(9)が該ガイドレール(10)の別々の部分に沿って連続的に移動することができることとを特徴とする装置。 【請求項2】 該車両(14)に、少なくとも1つの当たり面(12、16
    )を備えた少なくとも1つの位置決めトンネル(13、15)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。 【請求項3】 列車の各端において該軌道システムにアクティブな位置決め装置(19、20)が設けられていることを特徴とする請求項1および/または2に記載の装置。 【請求項4】 列車の中心において該軌道システムに少なくとも1つのアクティブな位置決め装置(23、24)がさらに設けられていることを特徴とする請求項3に記載の装置。 【請求項5】 列車(18)全体が3つ以上の列車部分(25、26、27
    、28)に分割されている場合に、少なくとも1つのアクティブな位置決め装置(29、30、31、32)が2つの各列車部分の間に設けてあることを特徴とする請求項3および4に記載の装置。 【請求項6】 第1段階において、列車全体が目標を定めてブレーキをかける操作を用いて規定の引き込み線区域で機関車によりまず停止させられ、第2段階において、該ブレーキが車両の貨物積み込みおよび荷降ろしのために緩められる、車両、特に貨車の位置を調整する方法であって、実際の位置決めを行うための第3段階において、道床に組み付けられ、列車(18)全体の第1の端に位置するアクティブな位置決め装置(19)が作動し、これによってこのアクティブな位置決め装置の緩衝作用体(8)を伸ばし、その結果、この列車の第1の端を正しい積み込み位置に移動させるまで該緩衝作用体(8)を最初の車両の底面の当たり面(12)に押し付けることと、および第4段階において該道床に組み付けられ、列車(18)全体の第2の端に位置するアクティブな位置決め装置(2
    0)が同様なやり方で作動し、この列車の第2の端を正しい積み込み位置に移動させるまでこの位置決め装置(20)の緩衝作用体が最後の車両の底面の当たり面(16)を押し付けることとを特徴とする方法。 【請求項7】 列車(18)全体が半分ずつ(21、22)に2分割されている場合、該第3段階が実施される前に該列車の中心に位置する1つのアクティブな位置決め装置(23、24)がまず第一に作動し、これによって列車の中心位置を左または右へ切り替え、この結果、列車の中心位置を正しい積み込み位置へ移動させることを特徴とする請求項6に記載の方法。 【請求項8】 列車(18)全体が3つ以上の列車部分(25、26、27
    、28)または車両群に分割され、該各列車部分が、列車の中心から開始して、
    別々に位置決めされることを特徴とする請求項7に記載の方法。 【発明の詳細な説明】 【0001】 説明 本発明は、請求項1の前特徴部分に記載の、車両の位置を調整する装置に関する。 本発明はさらに、請求項9の前特徴部分に記載の車両の位置を調整する方法に関する。 【0002】 特許出願第199 28 435.0号、199 28 437.7号および199 28 433.4号は、鉄道操作の一環としての貨車、特に、トラックと鉄道の組み合わせ輸送に適し、貨物列車の個々の貨車を規定位置に精度よく止めるという点で大きな需要がある、貨車への貨物積み込みと荷降ろしの方法および装置を提案している。 貨車の停車位置は、一般にブレーキの手動操作、または切り替え機関車を使用する貨車の手動切り替えによって定められる。 引き込み線がある場合は、衝突止め(バンプストップ)または輪止めブレーキシューも使用される。 【0003】 特許出願第198 49 023.2号は、間にばねの力がある牽引装置と緩衝装置によって連結される機関車1両と何両かの補助車両がある列車の停車位置を定める方法を提案しており、これによればこの列車の第1の端が予備的に位置を決められて停止装置が作動し、この後、この停止装置が固定カウンターストップと相互作用を起こしこのばね力に打ち勝ってさらに弾性的に伸びるまで引っ張り力を加えてこの列車を移動し、この後、列車の第2の端においてさらに別の停止装置が作動し、続いて引っ張り力が弱められ、ばね力の影響のもとにこの別の作動した停止装置が弾性的なプレストレスを保持しつつさらに別のカウンターストップと相互作用を起こすまで、列車が伸張方向と逆の方向に移動して戻る。 【0004】 独国特許298 22 746 Uは、軌道システムの道床に組み付けられ、
    装置の位置が下に下げられているときは列車の運行に必要な空間の外側に位置し、装置を伸ばしたときには車両の底面の当たり面を押し付ける手段を有するアクティブな位置決め装置が貨物の積み込み場所に設けられている車両位置調整装置を開示している。 この既知の装置は、軌道システムに連結され、その端にある緩衝作用体を駆動する伸張可能なピストンロッドを有する作動シリンダを備えたアクティブな位置決め装置を有する。 この緩衝作用体を誘導する水平部分を備えたガイドレールが設けられており、この緩衝作用体はガイド車輪を介してこのガイドレールと係合している。 列車の位置決めは列車の中心から始められる。 いくつかのアクティブな位置決め装置を設けることも可能であり、それぞれの位置決め装置は各車両と相互に作用を及ぼす機能を有するが、これを遂行する一定のやり方というのはない。 【0005】 本発明の基本とする目的は、簡単なやり方で列車の全車両について正確な位置決めを行うのに適した、車両の位置調整装置を規定することである。 【0006】 本発明は、さらにこれに対応した位置調整の方法を規定しようとするものである。 【0007】 本装置に関しては、この目的は、前特徴部分とともに請求項1の特徴部分に記載した特徴によって達成される。 【0008】 本方法に関しては、この目的は、前特徴部分とともに請求項9の特徴部分に記載した特徴によって達成される。 【0009】 本発明によって達成できる利点は、特に、提案された車両の位置調整装置は、
    標準的な部品を使って簡単なやり方で製造し、低コストで製造することができ、
    この装置を用い注意深く位置決めすることによって、特に、列車全体あるいは列車の個々の部分の長さを縮小する際に、列車の全車両を正確に調整することができるという事実であり、これによって、たとえば列車の長さに対する熱の影響を補正することができる。 本発明による方法を使用することにより、部分的または完全に自動化したやり方で、車両は正しい位置に正確に移動される。 実際の位置決め操作は、機関車を使用しないで遂行される。 【0010】 位置決めを行うために同様に使用することのできる固定継手方式の選択肢に対しては、本発明による提案の場合、全ての車両が同一構造にできるということ、
    たとえば通常の列車操作で車両を取り除くことができること、承認手続きにおいて固定継手方式をテストするための追加費用が掛からないこと、低価格な制動ブレーキが使用できること、および列車の動力に関する不確定性や発車およびブレーキ操作などに関する不確定性がないことなどを利点として挙げることができる。 【0011】 本発明の有利な改良点の特徴は、従属項に記載されている。 【0012】 提案された装置および方法の更なる利点は、以下の説明から明らかになろう。 【0013】 本発明は、以下において図面中に例示されている実施形態を参照して、より詳細に説明される。 【0014】 図1は、本発明で提案しているアクティブな位置決め装置の側面から見た断面を示す。 これは作動シリンダ1(油圧シリンダが好ましい)を示しており、このシリンダの第1の端は回転継手2によって基板3に取り付けられている。 そしてまたこの基板3は、適切な固定装置(図2の参照数字17を参照)によって、線路5を含む軌道システム(線路システム)の枕木4に据え付けられている。 【0015】 作動シリンダ1の第2の端に配置されているピストンロッド6は、回転継手7
    を介して緩衝作用体8に接続されている。 この緩衝作用体8は、いくつかのガイド車輪9によって、ガイドレール10内に移動可能なように保持されており、このガイドレール10は台座11によって基板3上に固定して据え付けられている。 ガイドレール10は規定の勾配を有しこのアクティブな位置決め装置の伸張や下降を実証する第1の部分、および車両の実際の左右への移動を実証する第2の水平部分を有し、これらの両部分は湾曲部分によって互いに接続し、これによってガイド車輪9が、このガイドレール10の別々の部分に沿って連続的に移動することができるようになっている。 【0016】 緩衝作用体8は、このピストンロッド6から離れた側面上に主要面を有し、このピストンロッド5が伸び、その結果、緩衝作用体8がガイドレール10の水平部分に位置するとすぐに、この主要面が車両14の底面に位置する位置決めトンネル13の当たり面12を押し付ける。 この車両14は、当たり面16を備えた別の位置決めトンネル15を有し、これは図1に示される実施形態では何の作用もしていないが、車両14を反対方向に移動するのに使用され、その場合には、
    反対方向に押すための同一構造のアクティブな位置決め装置が使用される(たとえば、図4、5および6の参照数字20、23、29、31を参照)。 【0017】 別の方法として、全車両に、両方向の緩衝作用体に対して各当たり面を有するただ1つの位置決めトンネルを設けることも可能である。 【0018】 図2は、このアクティブな位置決め装置の図を示す。 これは、固定装置17によって枕木4上に据え付けられている基板3、および前記基板上に継手2によって可動なように固定され、ピストンロッド6を有する作動シリンダ1を示しており、ピストンロッド6が継手7によって緩衝作用体8を移動させ、この移動はガイドレール10および該ガイドレール10に係合するガイド車輪9によって導かれる。 【0019】 図3は、道床に組み付けたこのアクティブな位置決め装置の端を通る断面図を示す。 この図は、位置決めトンネル13がある車両14を示し、伸ばした緩衝作用体8がこの位置決めトンネル13内に突き出し、これによって、必要なときにこの緩衝作用体8を当たり面12(図示していない)に押し付けることが可能になる。 緩衝作用体8の継手7およびガイドレール10内で導かれるガイド車輪9
    が見てとれ、また台座11および基板3によってガイドレール10が、軌道システムの線路5を据えるために用いられる枕木4上に、固定されるのも見てとれる。 【0020】 装置の位置が下に下げられているときは、この装置が鉄道の運行に必要な空間の外側に位置し、こうすることによって道床に組み付けられたアクティブな位置決め装置を設けた軌道システムが、標準的な鉄道のどれでも使用できるように、
    この提案されたアクティブな位置決め装置を軌道システムの道床に配置する必要があることは重要なことである。 【0021】 図4、5および6は、位置調整のための色々な選択肢を示し、第2の選択肢の場合の達成可能な調整精度は第1の選択肢の調整精度より高く、また第3の選択肢の達成可能な調整精度は第2の選択肢のそれよりも高い。 図4、5および6に例示される3つの選択肢全てに対して、第1段階で、目標を定めてブレーキをかける操作(たとえば、±1.5m)を用いて規定の引き込み線区域で、機関車によって列車全体がまず第一に停止させられる。 第2段階で、この車両の貨物積み込みおよび荷降ろしのためのブレーキが緩められる。 機関車が引き続きこの列車に連結されている場合は、どちらもブレーキをかけてはならない。 【0022】 図4に示される第1の選択肢(列車に関する両端の位置決め操作を含む方法)
    によれば、次に実際の位置決め操作のための第3段階で、列車18全体の第1の端にあるアクティブな位置決め装置19が作動され、すなわち、作動シリンダ1
    のピストンロッド6が伸びて水平に移動し、この結果、この列車の第1の端を正しい積み込み位置に移動させるまで、この緩衝作用体8が最初の車両の位置決めトンネル13内の当たり面12を押し付けることになる。 第4段階において、アクティブな位置決め装置20は列車18全体の第2の端で作動し、この列車の第2の端を正しい積み込み位置に移動させるまで、このアクティブな位置決め装置20の緩衝作用体が最後の車両の位置決めトンネル15内の当たり面16を押し付ける。 この第4段階の完了時には、列車18全体の全ての車両がほとんど遊びもなく規定の積み込み位置に到達する。 【0023】 図5に示される第2の選択肢(列車に関する両端の位置決め操作に加え、列車の中心位置決め操作がある方法)によれば、列車全体が半分ずつ21、22に二分割されている。 第3段階において、列車の中心に位置するアクティブな位置決め装置23、24の1つが作動し、これによって列車の中心位置を左または右へ切り替え、この結果列車の中心位置を正しい積み込み位置へ移動させる。 第4段階において、列車の第1の半分21の端を正しい積み込み位置へ移動させるために、その後、列車全体の第1の端においてアクティブな位置決め装置19が作動する。 第5段階において、列車の第2の半分22の端を正しい積み込み位置へ移動させるために、その後、列車全体の第2の端においてアクティブな位置決め装置20が作動する。 この第5段階の完了時には、列車全体の全ての車両がほとんど遊びもなく規定の積み込み位置に到達する。 【0024】 図6に示される第3の選択肢(列車に関する中心位置決め操作に加え、列車の4つの群れに関する位置決め操作がある方法)によれば、列車全体が、好ましくはそれぞれが列車全体の4分の1に相当する4つの列車部分25、26、27、
    28に分割される。 列車部分25および26の間には2つのアクティブな位置決め装置29、30があり、列車部分27および28の間には2つのアクティブな位置決め装置31、32が設けられ、列車部分26および27の間の列車の中心には第2の選択肢と同様に2つのアクティブな位置決め装置23、24がある。
    第3段階においては、図5に示される選択肢の場合のように、列車の中心に位置するアクティブな位置決め装置の1つ23または24が作動し、これによって列車の中心位置を左または右へ切り替え、この結果列車の中心位置を正しい積み込み位置へ移動させる。 第4段階において、列車部分25および26の間の中心位置を左または右へ切り替えるために、今度はアクティブな位置決め装置の1つ2
    9または30が作動する。 第5段階において、列車部分25の第1の端を正しい積み込み位置へ移動させるために、アクティブな位置決め装置19がその後列車全体の第1の端において作動する。 第6段階において、列車部分27および28
    の間の中心位置を左または右へ切り替えるために、今度はアクティブな位置決め装置の1つ31または32が作動する。 第7段階において、列車部分28の第2
    の端を正しい積み込み位置へ移動させるために、列車全体の第2の端におけるアクティブな位置決め装置20がその後作動する。 この第7段階の完了時には、列車全体の全ての車両がほとんど遊びもなく規定の積み込み位置に到達する。 【0025】 当然のことながら、列車全体を3つまたは5つ以上の列車部分(車両群)に分割することも可能であるが、このことは図6に関して説明した手順には本質的に影響しない。 【0026】 3つの選択肢では、すべて牽引/緩衝装置を通常の装置にして車両を建造することができ、したがって車両はすべて同一の構造になり、どのような標準的列車にも、この車両を個々にあるいはグループとして連結することができる。 車両が損傷した場合は、標準的な列車の場合と同様にその車両を難なく撤去することができる。 各車両はすべて位置決めトンネルを有しているので、この作業が積み込み場所における列車の位置決めに大きな影響を与えることはない。 両端に牽引/
    緩衝装置を持つ車両を建造すると、列車全体を標準的な列車のように扱うことができて有利である。 低価格の空気作動式制動ブレーキを使用することができることも、有利である。 【0027】 さらにまた、接近して連結する斜め方向の緩衝装置を使用することも可能である。 しかしながら、この形態の車両については、列車を構成するために3つの異なったタイプの車両が必要になり、これは確実に不利益になる。 左側に標準的な緩衝装置、右側に斜め方向の緩衝装置を備えた第1のタイプの車両は、左側の端の車両を構成するために使用される。 両側に斜め方向の緩衝装置を備えた第2のタイプの車両は、中央の車両を構成するために使用される。 左側に斜め方向の緩衝装置、右側に標準的な緩衝装置を備えた第3のタイプの車両は、右側の端の車両を構成するために使用される。 車両を撤去することは可能であるが、緩衝装置の形態の差異のために問題なく撤去することができるわけではない。 端の車両が故障すると、列車全体が移動不能になる可能性がある。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明で提案しているアクティブな位置決め装置の側面から見た断面を示す図である。 【図2】 このアクティブな位置決め装置を示す図である。 【図3】 このアクティブな位置決め装置の端の断面を示す図である。 【図4】 位置調整(方法)の別の選択肢を示す図である。 【図5】 位置調整(方法)の別の選択肢を示す図である。 【図6】 位置調整(方法)の別の選択肢を示す図である。

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