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Two-passenger seat for economy class changeable to one-passenger seat for first class and manufacture of the same

申请号 JP3451499 申请日 1999-02-12 公开(公告)号 JPH11334699A 公开(公告)日 1999-12-07
申请人 Alstom Transport Sa; アルストム・トランスポール・ソシエテ・アノニム; 发明人 DURAND FRANCOIS; GUINOT ALAIN;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To allow a zone of a specified class to be changed to that of a different class without removing the seat, by providing a means to advance at least specified number of seat cushions in parallel as well as means to advance armrests in parallel.
SOLUTION: A two-passenger seat 1 for an economy class can be changed to a one-passenger seat for a first class. It comprises a means to advance in parallel at least one of two cushions for instance and at least one of two armrests 4 for instance. These two seat cushions and the two armrests 4 are kept in a condition where they are aligned with each other after advanced in parallel. With this configuration, the two-passenger seat can be changed into the one-passenger seat by performing a parallel advancement T by a parallel advancing means 5 so that the seat cushions and the armrests are approaching to each other. Also, the one-passenger seat can be changed into the two-passenger seat by performing the parallel advancement T so that they are separated from each other.
COPYRIGHT: (C)1999,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ファーストクラスのN−1人掛けシートに変更し、また、その逆に変更可能であるエコノミークラスのN人掛けシート(1)(ここで、Nは、整数)において、 N数のシートクッション(3)と、N+1の肘掛け(4)とを有するN数のシート(2)を備え、前記シートクッション(3)の少なくとも1つ、及び前記N+1
    つの肘掛け(4)を並進させる手段(5)を備え、 前記シートクッション(3)および前記肘掛け(4)が互いに整合した状態を保ち、前記の並進手段(5)によりシートクッション及び肘掛けの並進Tが行われ、 前記エコノミークラスのN人掛けシートをファーストクラスのN−1人掛けシートに変更するとき、並進させるべき前記シートクッション及び並進させるべき前記肘掛けを共に接近させることを許容し、又は、前記ファーストクラスのN−1人掛けシートをエコノミークラスのN
    人掛けシートに変更するとき、並進させるべき前記シートクッション及び並進させるべき前記肘掛けを更に離れるように動かすことを許容し、 前記エコノミークラスのN人掛けシートをファーストクラスのN−1人掛けシートに変更するとき、中間の肘掛け(4A)を2つのシート(2)の間から取り外すことを可能にし、また、前記ファーストクラスのN−1人掛けシートをエコノミークラスのN人掛けシートに変更するとき、該中間の肘掛け(4A)を2つのシート(2)
    の間に挿入することが可能であるようにした、エコノミークラスのN人掛けシート。
  • 【請求項2】 請求項1に記載のシートにおいて、N人掛けシートクッション(3)が、少なくとも2つの取り外し可能な部分シートクッション(3A)を備え得るように少なくとも部分的に取り外し可能である、シート。
  • 【請求項3】 請求項2に記載のシート1において、取り外し可能な部分シートクッション(3A)が、ファーストクラスのN人掛けシートに変更可能であるエコノミークラスのN人掛けシートの中心に配置される、シート。
  • 【請求項4】 請求項2に記載のシートにおいて、取り外し可能な部分シートクッション(3A)が、ファーストクラスのN1人掛けシートに変更可能であるエコノミークラスのN人掛けシートの端部に配置される、シート。
  • 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載のシートにおいて、少なくとも1つのシートクッション(3)が固定される、シート。
  • 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載のシートにおいて、並進させるべき前記シートクッション及び並進させるべき前記肘掛け(4)を並進させる前記手段(5)が角度Rだけ回転可能である並進シャフト(6)
    にて構成され、該並進シャフトが、並進させるべき各肘掛け(4)と並進させるべき各シートクッション(3)
    と関係付けられた並進要素(7)を備える、シート。
  • 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載のシートにおいて、並進させるべき前記肘掛け(4)及び前記シートクッション(3)に対する前記並進要素(7)が可変ピッチねじにて構成され、前記ねじ山を備える作用可能な領域の該ねじのピッチ及び長さが、前記固対した肘掛け(4)及びシートクッション(3)に対する、並進させるべき前記肘掛け(4)と並進させるべき前記シートクッション(3)との間の分離距離が増すに伴い増大する、シート。
  • 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載のシートにおいて、並進させるべき前記肘掛け(4)及び並進させるべき前記シートクッション(3)を案内する前記並進シャフト(6)と、少なくとも1つのシャフト(9)
    とを支持するシャーシ(8)を備え、 前記並進シャフト(6)及び前記ガイドシャフト(9)
    が、並進動作の点にて可動である肘掛け支持体(10)
    と、並進の点にて可動であるシートクッション支持体(11)とを支持し、 並進させるべき前記可動の肘掛け支持体(10)が、並進させるべき各肘掛けと関係付けられた前記並進要素(7)によって並進され、 並進させるべき前記可動のシートクッション支持体(1
    1)が、並進させるべき各シートクッションと関係付けられた前記並進要素(7)により並進される、シート。
  • 【請求項9】 請求項1乃至8に記載のシートにおいて、前記並進要素(7)のねじ山が、一部の並進要素(7)の場合、左巻ねじであり、又は、その他の並進要素(7)の場合、右巻ねじであり、実現すべき並進の程度Tに対応する、シート。
  • 【請求項10】 請求項1乃至9に記載のシートにおいて、Nが2に等しいことを特徴とする、シート。
  • 【請求項11】 N数のシートクッション(3)と、N
    +1数の肘掛け(4、4A)とを有するN数のシート(2)を備える変更可能なエコノミークラスのN人掛けシート(1)をファーストクラスのN−1人掛けシートに変更し、またその逆に変更する方法において、 前記変更可能なエコノミークラスのN人掛けシート(1)をファーストクラスのN−1人掛けシートに変更し、またその逆に変更することと、 エコノミークラスのN人掛けシートをファーストクラスのN−1人掛けシートに変更するとき、2つのシート(2)の間の中間の肘掛け(4A)を取り外し、又はファーストクラスのN−1人掛けシートをエコノミークラスのN人掛けシートに変更するとき、中間の肘掛け(4
    A)を2つのシート(2)の間に挿入することと、 並進手段(5)により並進させるべき2つのシートクッション(3)の少なくとも一方及び肘掛け(4)の少なくとも一方をファーストクラスのN−1人掛けシートに変更可能なエコノミークラスのN人掛けシート(1)に内蔵して、シートクッション(3)及び肘掛け(4)が互いに整合した状態に止まることとを許容するステップを備える、方法。
  • 【請求項12】 請求項11に記載の方法において、実際上、エコノミークラスのN人掛けシートをファーストクラスのN−1人掛けシートに変更したとき、少なくとも1つの取り外し可能な部分シートクッション(3A)
    をシートから取り外し、その後に、ファーストクラスのN−1人掛けシートをエコノミークラスのN人掛けシートに変更するとき、再度取り付けるステップを備える、
    方法。
  • 【請求項13】 請求項11又は12に記載の方法において、並進させるべき各肘掛け(4)と、並進させるべき各シートクッション(3)と関係付けられた並進要素(7)により、並進させるべき前記シートクッション(3)及び並進させるべき前記肘掛け(4)を並進させる前記手段(5)内に内蔵させた並進シャフト(6)を角度Rにて回転させるステップを備える、方法。
  • 【請求項14】 請求項11乃至13の何れかに記載の方法において、並進させるべき各肘掛けと関係付けられた前記並進要素(7)により、並進させるべき肘掛け支持体(10)を並進させて移動させることと、並進させるべき各シートクッションと関係付けられた前記並進要素(7)により、並進させるべきシートクッション支持体(11)を並進させて移動させることとから成るステップを備える、方法。
  • 【請求項15】 請求項11乃至14に記載の方法において、Nが2に等しいことを特徴とする、方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、全体として、特に、公共的輸送車両のファーストクラス及びエコノミークラス用シート、より具体的には、ファーストクラスの1人掛けシートに変更し、又はその逆に変更可能であるエコノミークラスの2人掛けシート、及びかかるシートを変更する方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】特に、公共的輸送車両においてファーストクラスのシートをエコノミークラスのシートに変更し、またその逆に、エコノミークラスのシートをファーストクラスのシートに変更するために利用可能である、
    現在の唯一の解決策はシートを交換することである。

    【0003】このため、道路又は鉄道の公共的輸送車両において領域の範疇を変更する唯一の方法は、シートを交換することである。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】このため、本発明の1
    つの目的は、第二の所定の幅を有するファーストクラスの1人掛けのシートに変更することができ、また、その逆に、変更可能であり、シートを取り外すことなく、所定のクラスの領域を別のクラスの領域に変更することを可能にする、第一の所定の幅のエコノミークラスの2人掛けシートに関するものである。

    【0005】より一般的には、本発明の目的は、N=2
    及びN>2の双方の場合に、ファーストクラスのN−1
    人掛けシートに変更し、また、その逆にN−1人掛けシートに変更可能であるエコノミークラスのN−1人掛けシート(ここでNは整数)を提供することである。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明によれば、ファーストクラスの1人掛けシートに変更し、また、その逆に1人掛けシートから変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシート、及びかかるシートを変更する方法は、以下に掲げる特徴を備えている。

    【0007】ファーストクラスの1人掛けシートに変更し、また、その逆に1人掛けシートから変更可能であるエコノミークラスの2人掛けシート、及び本発明のかかるシートを変更する方法の1つの有利な点は、所定のクラスの領域から別のクラスの領域に変更するために必要な時間が極めて短く、その現場にて列車の収容能を増すことを可能にすることができる点にある。

    【0008】ファーストクラスの1人掛けシートに変更し、また、その逆にそのファーストクラスの1人掛けシートから変更可能であるエコノミークラスの2人掛けシート及び本発明のかかるシートを変更する方法のもう一つの有利な点は、最初に、ファーストクラス用としてのみ設計されたトレラー内のシートの数の2倍のシートをオペレータに提供する点である。 このことは、例えば、
    週末と平日との間にて需要に差があるという問題点を緩和することを可能にするものである。

    【0009】ファーストクラスの1人掛けシートに変更し、また、その逆に1人掛けシートから変更することができるエコノミークラスの2人掛けシート、及び本発明のかかるシートを変更する方法の別の有利な点は、トレラーの数を変更することなく列車にて提供されるシートの数を最適化する点にある。

    【0010】本発明のその他の目的、特徴、及び有利な点は、ファーストクラスの1人掛けシートに変更し、また、その逆にファーストクラスの1人掛けシートから変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシート、及びかかるシートを変更する方法の2つの好適な実施の形態に関する説明を読むことにより、明らかになるであろう。 この説明は、添付図面に関して記述するものである。

    【0011】

    【発明の実施の形態】本発明は、ファーストクラスの1
    人掛けシートに変更し、また、その逆に1人掛けシートから変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシートであって、所定の数の座席スペースを有する2人掛けシートを形成するシートを維持することと、シートの固定具の幅を変更し得るように、これらシートの一部の位置を変更することとにある。

    【0012】本発明のエコノミークラスの2人掛けシートは、エコノミークラスの2人掛けシートのシートクッション及び肘掛けを動かして更に離れさせることにより、ファーストクラスの1人掛けシートに変更される。

    【0013】本発明のファーストクラスの1人掛けシートは、ファーストクラスの1人掛けシートのシートクッション及び肘掛けを互いに接近するように動かすことによりエコノミークラスの2人掛けシートに変更される。

    【0014】このエコノミークラスの2人掛けシート1
    は、ファーストクラスの1人掛けシートに変更し、また、その逆に、ファーストクラスの1人掛けシートから変更することが可能である。

    【0015】ファーストクラスの1人掛けシートに変更可能である、このエコノミークラスの2人掛けシート1
    は、2つのシートクッション3と、3つの肘掛け4、4
    Aとを有する2つのシート2を備えている。

    【0016】シートの各々の間に配置された中央の肘掛け4Aは、エコノミークラスの2人掛けシートをファーストクラスのシートに変更したとき、取り外され、また、ファーストクラスの1人掛けシートをエコノミークラスの2人掛けシートに変更したとき、再度、取り付けられる。

    【0017】ファーストクラスの1人掛けシートに変更可能であるエコノミークラスの2人掛けシート1は、2
    つのシートクッション3の少なくとも一方、及び2つの肘掛け4の少なくとも一方を並進させる手段5を備えている。

    【0018】これら2つのシートクッション3及び2つの肘掛け4は、並進後、互いに整合した状態を保つ。

    【0019】図5、図13、図6、図14、図7、図1
    5、図8、図16、図18は、以前の図と同一種類の図であり、本発明に従って、ファーストクラスの1人掛けシートに変更し、また、その逆にファーストクラスの1
    人掛けシートから変更させることのできるエコノミークラスの2人掛けシートの第二の好適な実施の形態を示すものである。

    【0020】ファーストクラスの1人掛けシートに変更可能であるエコノミークラスの2人掛けシート1は、2
    つのシートクッション3と、3つの肘掛け4、4Aとを有する2つのシート2を備えている。

    【0021】これら2つのシートクッション3は、少なくとも一部分が取り外し可能であり、このため、取り外し可能な部分シートクッション3Aを備えている。

    【0022】これらの取り外し可能な部分シートクッション3Aは、ファーストクラスの1人掛けシートに変更可能であるエコノミークラスの2人掛けシートの中心付近に配置されることが好ましい。

    【0023】図示しない、もう1つの実施の形態は、ファーストクラスの1人掛けシートに変更可能であるエコノミークラスの2人掛けシートの端部にこれら取り外し可能な部分シートクッションを配置することから成る。

    【0024】取り外し可能な部分シートクッション3A
    は、エコノミークラスの2人掛けシートをファーストクラスの1人掛けシートに変更するとき、シートから取り外し、また、ファーストクラスの1人掛けシートをエコノミークラスの2人掛けシートに変更するとき、再び取り付けられる。

    【0025】各シート2の間に配置された中央の肘掛け4Aは、エコノミークラスの2人掛けシートをファーストクラスの1人掛けシートに変更するときに取り外し、
    その後に、ファーストクラスの1人掛けシートをエコノミークラスの2人掛けシートに変更するとき、再び取り付けられる。

    【0026】図17および図18には、本発明に従って、ファーストクラスの1人掛けシートに変更し、また、その逆に、ファーストクラスの1人掛けシートから変更させることのできるエコノミークラスの2人掛けシートの肘掛け及びシートクッションを並進させる手段が図示されている。

    【0027】これら2つの好適な実施の形態において、
    エコノミークラスの2人掛けシートをファーストクラスの1人掛けシートに変更するとき、並進させるべきシートクッション、及び並進させるべき肘掛けを互いに接近させ得るように、並進手段5によって、シートクッション及び肘掛けの並進Tが行われる。 又は、ファーストクラスの1人掛けシートをエコノミークラスの2人掛けシートに変更するとき、並進させるべきシートクッション、及び並進させるべき肘掛けを互いに離れるように動かすことによって、シートクッション及び肘掛けの並進Tが行われる。

    【0028】このシートは、例えば、次のようなものとする。 すなわち、変更する間に、少なくとも1つのシートクッション3、例えば、その一端におけるシートクッションを固定する。

    【0029】並進させるべきシートクッション3及び並進させるべき肘掛け4を並進させる手段5は、並進シャフト6によって構成される。 このシャフト6は、度R
    だけ回転させることができ、又、シャフト6は、並進させるべき各肘掛け4、及び並進させるべき各シートクッション3と関係付けられた並進要素を備えている。

    【0030】好適な実施の形態に従って、並進させるべき肘掛け4及びシートクッション3の並進要素7は、可変ピッチねじにて構成される。 ねじ山を有する作用可能な領域におけるこの可変ピッチねじのねじピッチ及び長さは、固定した肘掛け4及びシートクッション3に対して並進させるべき肘掛け4と並進させるべきシートクッション3との分離距離が増すに伴って増大する。

    【0031】並進要素7のねじ山は、これら並進要素7
    の一部の場合、左巻きねじ山であり、又は、その他の並進並進要素7の場合、右巻きねじ山であり、また、達成すべき変化程度Tに対応する。

    【0032】本発明によるシートは、並進シャフト6を支持するシャシー8と、並進させるべき肘掛け4及び並進させるべきシートクッション3を案内する少なくとも1つのシャフト9とを備えている。

    【0033】並進シャフト6および案内シャフト9は、
    並進動作として可動である肘掛け支持体10と、並進動作として可動であるシートクッション支持体11とを支持する。

    【0034】並進させるべき可動の肘掛け支持体10
    は、並進させるべき各肘掛けと関係付けられた並進要素によって並進させる。

    【0035】同様に、並進させるべき可動のシートクッション支持体11は、並進させるべき各シートクッションと関係付けられた並進要素7によって並進させる。

    【0036】エコノミークラスの2人掛けシートをファーストクラスの1人掛けシートに変更するとき、各シート2の間に配置された中央の肘掛け4Aは取り外す。

    【0037】シートをファーストクラスの2人掛けシートと見なし、このため、座席スペース当たり2つの肘掛けを必要とするとき、例えば、ファーストクラス/エコノミークラスの変更可能な2人掛けシートにてこの中央の肘掛け4Aを再度、使用することができる。

    【0038】例えば、その相対的な変位及び並進を許容し得るように、肘掛け及びシートクッションを滑り路に取り付けたとき、並進動作は、モータ駆動により、又は手動にて行うことができる。

    【0039】並進させるべき肘掛け及びシートクッションを並進させるために使用可能な種々の装置がある。 例えば、可変ピッチねじ、連結機構(図示せず)又は一組のカムを使用することが可能である。

    【0040】一例として、ねじ無しのガイドを使用して、並進させるべき肘掛け及びシートクッションを手動で並進させることにより、種々の並進が達成される。

    【0041】ストッパーが種々の要素の端位置を設定し、例えば、拘束具、又は、歯止め装置によって全体的な係止が提供され、操作後のあらゆる動きを防止することが可能である。

    【0042】また、本発明は、ファーストクラスの1人掛けシートに変更し、また、その逆にファーストクラスの1人掛けシートから変更可能であるエコノミークラスの2人掛けシートを変更する方法にも関するものである。

    【0043】本発明による方法は、次のことを許容するステップ、すなわち、−エコノミークラスの2人掛けシート1をファーストクラスの1人掛けシートに変更することと、−エコノミークラスの2人掛けシートをファーストクラスの1人掛けシートに変更するとき、各シート2の間の中央の肘掛け4Aを取り外すこと、又は、ファーストクラスの1人掛けシートをエコノミークラスの2
    人掛けシートに変更するとき、中央の肘掛け4Aを各シート2の間に挿入することと、−並進手段5により並進させるべき2つのシートクッション3の少なくとも1
    つ、及び2つの肘掛けの少なくとも1つをファーストクラスの1人掛けシートに変更可能なエコノミークラスの2人掛けシート内に内蔵させ、それら2つのシートクッション3及び2つの肘掛け4が互いに整合したままであるようにすることとを許容するステップを備えている。

    【0044】本発明による方法は、実際上、エコノミークラスの2人掛けシートをファーストクラスの1人掛けシートに変更したとき、少なくとも1つの取り外し可能な部分シートクッション3Aをシートから取り外し、その後に、ファーストクラスの1人掛けシートをエコノミークラスの2人掛けシートに変更するとき、再度、取り付けるステップを備えることができる。

    【0045】シートを変更する方法は、並進させるべき各肘掛け4と、並進させるべきシートクッション3と関係付けられた並進要素7によって、並進させるべきシートクッション3を並進させ手段5と、並進させるべき肘掛け4とに内蔵させた並進シャフト6を角度Rにて回転させるステップから成っている。

    【0046】シートを変更する方法は、並進させるべき各肘掛けと関係付けられた並進要素7によって、並進させるべき肘掛け支持体10を並進駆動することと、並進させるべき各シートクッションと関係付けられた上記の並進要素7によって、並進させるべきシートクッション支持体11を並進駆動することとから成るステップを備えている。

    【0047】上記のことを考慮すれば、ファーストクラスの1人掛けシートに変更可能であるエコノミークラスの2人掛けシート、及びこのシートを変更する方法は、
    ファーストクラスのN−1人掛けシートに変更することのできるエコノミークラスのN人掛けシート(ここで、
    Nは整数)に、及びこのシートを変更する方法に一般化することができることが明確である。

    【0048】特に、ファーストクラスの2人掛けシートに変更することのできるエコノミークラスの3人掛けシート及びかかるシートを変更する方法が具体化可能である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に従ってファーストクラスの1人掛けシートに変更し、またその逆に変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシートであって、エコノミークラスの2人掛けシートを形成するように変更されるシートの全体図である。

    【図2】図1に図示した本発明に従ってファーストクラスの1人掛けシートに変更し、又はその逆に変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシートの正面図であり、この場合、該シートはエコノミークラスの2人掛けシートを形成するように変更される。

    【図3】図1に図示した本発明に従ってファーストクラスの1人掛けシートに変更し、またその逆に変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシートのシャーシの全体図であり、この場合、シートはエコノミークラスの2人掛けシートを形成するように変更される。

    【図4】図1に図示した本発明に従ってファーストクラスの1人掛けシートに変更し、またその逆に変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシートの平面図であり、この場合、シートはエコノミークラスの2人掛けシートを形成するように変更される。

    【図5】本発明に従ってファーストクラスの1人掛けシートに変更し、またその逆に変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシートの第二の好適な実施の形態を示す上記の図と同一形式の図である。

    【図6】図5と同様の図である。

    【図7】図5と同様の図である。

    【図8】図5と同様の図である。

    【図9】発明に従ってファーストクラスの1人掛けシートに変更し、またその逆に変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシートであって、エコノミークラスの2人掛けシートを形成するように変更されるシートの全体図である。

    【図10】図9に図示した本発明に従ってファーストクラスの1人掛けシートに変更し、又はその逆に変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシートの全体図であり、この場合、シートはファーストクラスの1人掛けシートを形成するように変更される。

    【図11】図9に図示した本発明に従ってファーストクラスの1人掛けシートに変更し、またその逆に変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシートのシャーシの全体図であり、この場合、シートはファーストクラスの1人掛けシートを形成するように変更される。

    【図12】図9に図示した本発明に従ってファーストクラスの1人掛けシートに変更し、またその逆に変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシートの平面図であり、この場合、シートはファーストクラスの1人掛けシートを形成するように変更される。

    【図13】図5と同様の図である。

    【図14】図5と同様の図である。

    【図15】図5と同様の図である。

    【図16】図5と同様の図である。

    【図17】本発明に従ってファーストクラスの1人掛けシートに変更し、またその逆に変更することのできるエコノミークラスの2人掛けシートの肘掛け及びシートクッションを並進させる手段の図である。

    【図18】図5と同様の図である。

    【符号の説明】

    1、2 シート 3 シートクッション 4 肘掛け 4A 肘掛け 5 並進手段 6 並進シャフト 7 並進要素 8 シャーシ 9 シャフト 10 肘掛けの支持体 11 シートクッションの支持体

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