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申请号 JP7841186 申请日 1986-04-07 公开(公告)号 JP2565868B2 公开(公告)日 1996-12-18
申请人 インドウストリメカニク イ− ストツクホルム アクテイ−ボラ−グ; 发明人 SUTEN DAFURUMAN;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】バンド、ロープ、ワイヤ、チェーン等の索条5と協働するモータ駆動式駆動ローラ等を具備し、該駆動ローラの作用により、索条5に対して移動する携帯駆動部材であって、索条5との協働作用を保持する為に、駆動ローラ2と協働するローラ3,4、及び駆動ローラ2が、駆動ローラ2と索条5との協働下に作用する位置と、索条5を自由に走行させ得るニュートラル位置との2つの位置に設定可能であり、駆動ローラ2及びこれと協働する前記ローラ3,4が、片持ち梁式に支持され、
    索条5を、駆動部材から外す為に側方に取り出され、且つ作用位置において、駆動ローラ2と協働し得るように側方から駆動ローラ2上に挿入されるようになされていることを特徴とする携帯駆動部材。
  • 【請求項2】前記索条5が、駆動ローラ2と協働する案内ローラ4の周りを走り、駆動ローラ2を周回し、駆動ローラ2と保持用の張りローラ3との間から出るようになされた特許請求の範囲第(1)項に記載の携帯駆動部材。
  • 【請求項3】前記駆動部材が、索条5に沿って移動すると同時に、スキーヤーを引張ることができるように、スキーヤーの背中若しくは太腿に装着されるように設計された支持部材により支持されることを特徴とし、且つ丘に配設され、例えば木に上端部が取付けられた索条5に沿ってスキーヤーを移送する特許請求の範囲第(1)項または第(2)項に記載の携帯駆動部材。
  • 【請求項4】前記駆動部材に接続された前記支持部材が、駆動部材の作用により、第2のスキーヤーを同時に移送する為の支持位置に折畳み可能な別の支持部材と、
    関節によりリンク結合されている特許請求の範囲第(3)項に記載の携帯駆動部材。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 平若しくは垂直に離間した点間で、荷重を移動させる為の駆動部材は昔から公知である。 最も一般的な構造は、荷重が何等かの方法で係止される無端ロープを駆動するものである。 この場合、駆動部材は、固定設置されている。

    他の方法は、非駆動ロープと、このロープに沿って登る可動駆動部材である。

    上記後者の原理、即ち固定線体と可動駆動部材とから成る場合は、例えば、仏国特許第1,155,822号の発明により公知であり、これは、始点と終点との間に張られたロープに沿って駆動されるスノーモービルを開示している。

    米国特許第3,307,494号の発明は、移送中にワイヤを巻上げる駆動部材を教示している。

    米国特許第3,473,486号の発明は、両端部が張下に固定されたロープを登る駆動部材に関するもので、これは原理的に、所謂ケーブル・フェリィの為に用いられる駆動部材としての構成を示している。

    スイス国特許第518,827号の発明は、作業サイクル中にロープを巻上げる駆動部材に関するものである。

    先行技術としてはまた、例えば、米国特許第3,739,72
    8号、同第3,368,498号及び同第3,001,483号、並びにスイス国特許第632,962号、同第198,602号及び仏国特許第
    2,097,254号に夫々開示された発明がある。

    上述の特許に係る駆動部材は、以下の特徴の1つ若しくは複数を有することが包括的に言える。

    (1) 個人により移動若しくは移送できないという意味からは、これ等には可動性がない。

    (2) これ等は、ロープに「係止」され、即ちロープから駆動部材を解放する為に、駆動部材はロープの端部点の何れか一方で、ロープから巻き外されなければならない。 この作業は、通常の運転中に定常的に実施できない載荷及び脱載荷手順に拠っている。

    (3) 例えば、戻り移送に関係するように、1つの同じロープ上に、幾つかの駆動部材が係合することを許容する上で、これ等は実際の使用において困難を有する。

    (4) 1つの同じ駆動部材を用いて1つのロープから他のロープを移ることもまた面倒な作業が必要となる。

    (5) 戻り移送に関して問題が生ずる。 通常の解決方法は、戻り移送ができないか、或いは、機構が著しく複雑となったり、それにより高価な速度制御機構が余儀なくされる。

    本発明の目的は、ロープ端部間の如何なる位置においても容易に結合若しくは脱外でき、ロープから完全に離脱可能な機能を発揮させることである。 本明細書において用いられるロープという用語はまた、バンド、ワイヤ、チェーン等の長尺の索条類を意味する。

    本発明の目的は、本明細書の特許請求の範囲において限定される特徴を備えた本発明に係る駆動部材によって達成される。

    本発明は、先ず最初に、単純なスキー・リフトとして用いることを意図するものであることを明らかにする。
    この目的の為に、本発明の駆動部材は、スキーヤーの背中若しくは太腿の陰に配置されるTバー若しくはブレースのようなサポート手段により支持され、これより、駆動部材はスキーヤーと共に索条としてのバンドに沿って移動することが可能となる。 以下、バンドを索条の代表的な例として説明する。 バンドの上端部は、従って、例えば、丘の頂上にある木に取付けられる。 その結果、スキーヤーは単純な態様でバンドに沿って上り斜面を引張られる。 ブレースは、別の背部部材と共に関節を介して連繋するように作られ、この背部部材は、第2のスキーヤーを移送する為の支持位置に外方に折畳むことができ、即ち2人のスキーヤーを単一の駆動部材の作用により移送することもできる。

    スキー区域には、種々の傾斜度、異なる位置、異なる方向の丘が存在し、この為、幾つかのバンドが異なるバンド機構を形成するように配設される。 駆動部材が、
    スキーヤーの体に固定されていても、スキーヤーは何時でもバンドを外し、他のバンドに移り、或いは下り斜面を滑走し、また他のバンドの長手に沿った任意の位置で該バンドに接続することができる。

    本発明に係る駆動部材は、添付の図面に概略的に示されている。

    第2図に図示した駆動部材は、回転可能に枢支され且つモータにより駆動される駆動ローラ2を支持するフレーム1と、張りローラ3及び案内ローラ4のような協働部材とからなる。 索条の代表例としてのバンド5は、案内ローラ4の下側からこの周りを走り、駆動ローラ2を周回し、駆動ローラ2と張りローラ3との間に入る。 レバー6によって、スプリング荷重を受けている駆動ローラ2が、バンド5に沿って駆動部材を送る為に、張りローラ3と駆動ローラ2との間に、バンド5がクランプされる駆動位置と、ローラ間でバンド5が自由に走行できるニュートラル位置との間で動かされる。

    第2図は、ニュートラル位置にある張りローラ3を示している。 この位置において、バンド5が各ローラから側方へ容易に外せるか、若しくはローラ間へバンド5を側方から入れることができるように、全ローラは片持ち梁式に支持されている。

    駆動ローラ2は、フレーム1により支持された駆動モータ(図示せず)により作動される。

    レバー6が作用位置へ回され、駆動ローラ2が矢標7
    で示される方向に駆動されると、駆動部材は、矢標8で示される方向にハンド5に沿って移動する。 案内ローラ4から送り込まれるバンド部分は、その端部が、例えば、第1図に図示したような木に対して取付けられる。

    バンド5が損傷した場合におけるスキー・リフトの事故の危険性を防ぐ為に、引張り強度に関して弱い点をバンド5の上端部に適当に配置する。 この損傷予定点の直ぐ下で、バンド5にパラシュートを取付け、過剰な負荷が掛って予定損傷点で切れた場合、バンド5がスキーヤーにより引張り降されるようにする。 この動作は、パラシュートにより速力が低減される。

    第3図に、2人のスキーヤーが、同一のハンドを用いて、そのバンドに沿って昇降する状態を示してある。 即ち、複数のスキーヤーは、本発明に係る駆動部材を装着し、これにより、図示の2つの上側バンドの一方若しくは他方に沿って更に上方へ行くことを決めることができ、また、下側バンドを用いて移送を受けることができる。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は、一方のスキーヤーが下り斜面において本発明に係る駆動部材を装着し、他方のスキーヤーが本発明に係る駆動部材により、上端部を木に係留されたバンドに沿って、上り斜面を移送されている状態を示す図、第2
    図は、本発明に係る駆動部材の要部を単純化して示した斜視図、第3図は、多数の個々のバンドが配備された種々の斜面におけるバンド機構の配置を示す図である。 1……フレーム、2……駆動ローラ、3……張りローラ 4……案内ローラ、5……バンド、6……レバー 7,8……矢標

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