Mobile ski tow mechanism and method for its operation

申请号 JP2001556720 申请日 2001-02-07 公开(公告)号 JP2003521430A 公开(公告)日 2003-07-15
申请人 テ フルフル プロパティーズ リミテッド; 发明人 ディーン テ ウェラ トーマス;
摘要 (57)【要約】 【課題】 エンドレスのトウロープを必要とせず、最小の努 力 でもって、あちこちに移動させることができ、十分な長さにわたってトウローブを作動させることができる携帯スキートウロープ機構を提供する。 【解決手段】 携帯スキートウ機構は、スキー滑走路の一端近くに 位置 させられた第1ウィンチ(1)を用いる。 メインスキーロープ(9)は、第1ウィンチ(1)のケーブルドラムに巻き付けられる。 ロープ(9)は、部分的に引き出され、自由端は離れたところまで搬送される。 ケーブルドラムは、その上のスキーロープ(9)を巻くために回転させられ、スキースロープ上でスキーヤーを引き上げる。 変形例において、第2ウィンチ(20)が用いられる。 第2ウィンチ(20)は、補助ロープ(21)を巻き付けたケーブルドラムを有している。 補助ロープ(21)の自由端は、メインスキーロープ(9)の自由端に連結され、補助ロープ(21)は、第1ウィンチ(1)からメインスキーロープ(9)を引き出すために第2ウィンチ(20)のケーブルドラムに巻き付けられる。 2つのウィンチ(1、20)は、スキー滑走路の同じ側の端またはスキー滑走路の反対側の端に位置させられる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ケーブルドラムにメインスキーロープを巻き付けるためにドラムを回転させる駆動手段を有する第1ウィンチと、 ドラムを駆動手段に連結・連結解除するためのクラッチ手段とを備えており、 ウィンチが意図されたスキースロープの一端に搬送されかつその近くに固定されるように構成および配列され、 メインスキーロープがケーブルドラムに巻き付けられ、 クラッチがドラムを駆動手段から連結解除するために作動させられ、 メインスキーの自由端を離れた場所に搬送することにより、ケーブルドラムからロープが引き出され、そのために、スキーヤーがスキーロープを掴むことができ、 スキーヤーをスキースロープ上で引き上げるためにスキーロープをケーブルドラムに巻き戻すことを開始するためにクラッチが係合させられる、 携帯スキートウ機構。 【請求項2】 スキーロープをドラムに案内する案内手段と、ドラムが駆動手段から連結解除されたときに、ドラムの回転を妨げるブレーキ手段とを備えている請求項1に記載の携帯スキートウ機構。 【請求項3】 スキー滑走路の一端近くに固定されうる第2ウィンチを備えており、第2ウィンチが、 補助ロープをケーブルドラムに巻き付けるためにドラムを回転させる駆動手段と、 ドラムを駆動手段に連結・連結解除するクラッチ手段と、 補助ロープを第2ウィンチのドラムに巻き付けるために第2ウィンチの作動を開始させる手段と、 補助ロープをドラムから引き出させるために駆動手段からドラムを連結解除する手段とを備えており、 2つのウィンチを連結するためにメインスキーロープの自由端を補助ロープの自由端に取付けかつメインスキーロープが一方のウィンチのケーブルドラムから引き出れ、補助ロープが他方のウィンチのケーブルドラムに巻き付けられることにより、第1および第2ウィンチが一緒に利用されるように構成かつ配列されている請求項1に記載の携帯スキートウ機構。 【請求項4】 請求項3に記載されているスキートウ機構を作動させる方法であって、 第1ウィンチがスキー滑走路の一端近くに位置させられ、第2ウィンチがスキー滑走路の他端近くに位置させられ、 ウィンチのクラッチがケーブルドラムを駆動手段から連結解除するために係合解除され、 ロープの自由端が、係合解除されたケーブルドラムから引き出されかつ第2ウィンチまで搬送されかつ第2ウィンチのロープの自由端に連結され、 第2ウィンチのドラムが同手段から連結解除され、 第1ウィンチのクラッチ手段が、ロープをケーブルドラムに巻き戻しを開始しかつ第2ウィンチのドラムからロープを引き出すために係合される、 方法。 【請求項5】 請求項1に記載のスキートウ機構を作動させる方法であって、 1つのウィンチが意図されたスキー滑走路の頂部近くに位置させられ、 ウィンチのクラッチ手段が解放され、 メインスキーロープの自由端が、意図されたスキー滑走路の所望の位置まで手動で搬送され、それでもって、ケーブルドラムからメインスキーロープが引き出され、 ウィンチが、スキーヤーをスキー滑走路上で引上げるためにメインスキーロープを利用可能とするためにケーブルドラムにメインスキーロープを巻き戻すように作動させられる、 方法。 【請求項6】 請求項3に記載のスキートウ機構を作動させる方法であって、 メインスキーロープを巻き付けたケーブルドラムをもった第1ウィンチが、意図されたスキー滑走路の頂部近くに位置させられかつ補助ロープを巻き付けたケーブルドラムをもった第2ウィンチが、意図されたスキー滑走路の底部近くに位置させられ、一方のウィンチのクラッチ手段が解放されかつ他方のウィンチのケーブルドラム上のロープの自由端に連結されるまでケーブルドラムからロープを引き出し、メインスキーロープを巻き付けたケーブルドラムをもったウィンチが、ケーブルドラム上のメインスキーロープを巻きかつ第2ウィンチのケーブルドラムから補助ロープを引き出すために作動させられる、 方法。 【請求項7】 請求項3に記載されたスキートウ機構であって、 少なくとも1つのウィンチがリモートコントロールされるスキートウ機構。 【請求項8】 請求項7に記載されたスキートウ機構であって、 リモートコントロールが電子信号によって行われるスキートウ機構。 【請求項9】 請求項3に記載されたスキートウ機構であって、 第1および第2ウィンチがスキー滑走路の一端で互いに接近するように位置させられ、ロープが、一方のウィンチから引き出されかつスキー滑走路の第2の端に位置させられたプーリ手段の周囲を通過させられ、第1ウィンチからのロープの自由端が第2ウィンチからのロープの自由端に連結され、メインスキーロープを巻き付けたケーブルドラムをもった第1ウィンチがスキーヤーをスキー滑走路上で引き上げるために用いられ、補助ロープを巻き付けたケーブルドラムをもった第2ウィンチが第1ウィンチのケーブルドラムからのメインスキーロープを引き出すために用いられるように双方のウィンチが作動させられるスキートウ機構。 【請求項10】 請求項9に記載されたスキートウ機構であって、 第1および第2ウィンチが、一人のオペレータによって制御されるスキートウ機構。 【請求項11】 請求項9に記載されたスキートウ機構であって、 第1および第2ウィンチが、同じ動力源を共用するスキートウ機構。 【請求項12】 動力源が油圧ポンプを駆動する機関を備えており、油圧配管が油圧ポンプを第1ウィンチのケーブルドラムのための油圧モータおよび第2
    ウィンチのケーブルドラムに連結しているスキートウ機構。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】 この発明は、スキーヤーを引上げるためのスキートウ機構およびその作動方法に関する。 【0002】 【従来の技術およびその課題】 スキースロープ上でスキーヤーを引き上げる手助けをするスキートウは、既知である。 既知のスキートウは、基本的に、駆動ステーションおよび従動ステーションの間で輪になったエンドレスロープを有している。 ロープは、駆動ステーションウィンチによって駆動されるロープ駆動プーリの回りを通過させられ、従動ステーションの従動プーリの回りも同じようにである。 駆動ステーションおよび従動ステーションは、エンドレスロープ輪に所望のテンションを作用させるように適切に位置させられている。 必ずしもではないが、一般的に、駆動ステーションはスキー滑走路の底部に位置させられ、従動ステーションは同滑走路の頂部に位置させられている。 従動輪およびウィンチの双方は、スキーロープに十分なテンションを作用させかつ望ましい位置からのいかなる移動に対してもウィンチおよび従動輪を支えうるように所定の位置に強固に固定されている。 【0003】 一般的に、スキートウは、比較的大きい設備であり、ウィンチおよび従動輪が所要の位置に一端固定されてしまうと、他の場所に移動させるケースはまれである。 【0004】 この不利益を克服するための努として、携帯型スキートウが既知である。 そのような形式の1つのものがUS特許明細書4023502(Elsing)に開示されており、これは、動力化されたロープ輪をもつ第1携帯フレームアッセンブリおよびロープの戻りプーリのための第2携帯フレームアッセンブリを有している。 双方のフレームアッセンブリは、これを地面に固定する手段を有している。 【0005】 携帯スキートウロープ装置の他の形式は、US特許明細書4920892(Pesek)に開示されており、これは、上部ステーションおよび下部ロープ戻しステーションを含む携帯スキートウユニットを備えている。 上部ステーションは、モータパワー駆動プーリおよびプーリの回りにトウロープを案内する案内プーリをもった駆動ユニットを有している。 ロープ戻しステーションは、スキースロープの基部に位置させられかつトウロープを案内するアイドラプーリを有している。 トウロープは、駆動プーリおよびアイドラプーリ間を通過する連続的な輪の形態をなし、スキーヤーは、丘に引き上げられるために上向きに移動するロープを掴むことができる。 開示は、ウィンチの駆動プーリの回りを申し分なくロープを通過させる手段に関してだけである。 【0006】 US特許明細書5205219(Groskreutz)は、携帯スキートウロープ機構の他の形式のものを開示しており、これは、スキートウロープのエンドレス輪の究極の端を支持するための機構を含んでいる。 一連のプーリが長くのびた閉鎖経路の回りにトウロープ案内するために用いられている。 スキーロープ経路内にあって、究極端のどちらからも離れた位置にあるウィンチをトウロープが通過するようにモータ駆動ウィンチが位置させられている。 ウィンチは、駆動輪の周の少なくとも180°分のスキーロープの通過を保証するピンチ輪を含んでいる。 【0007】 US特許明細書3739728は、スキートウのための携帯ウィンチを開示している。 スキーヤーのためのトウロープは、動力によってケーブルを巻き上げるか、ケーブルを解放するようにウィンチを作動させるコントロールリンクを提供する。
    ウィンチは、スキー滑走路の頂部にそれ自身を引張り上げることができ、固定されたときは、スキーヤーはロープを掴むことができ、丘の頂上まで引き上げられる。 ロープは、錘によって滑り落ちる方向に引っ張られるか、スキーヤーにによって引き下ろされる。 【0008】 US特許明細書3874303は、中間ローラおよび終端ローラによって支持されたエンドレスベルトを含んでいる。 ベルトは、ベルトに弾性的に連結されたコンベヤ手段を有しており、スキーヤーを丘の上に引き上げるように彼らの膝または手の間にコンベヤ手段をスキーヤーは保持することができる。 【0009】 上記従来技術において例示したスキートウロープ機構の既知の形式は、「携帯」として述べられているが、実際は、携帯でないか、携帯であるとしても、固定スキートウ設備に対する実行可能な二者択一としてそれらを実現するには不十分な大きさである。 スキートウロープ機構の既知の形式のもつさらなる不利益は、
    スキーロープの輪の上向きおよび下向きの双方の経路ともにクリヤーな滑走路が得られるところだけにしか位置させられないということである。 このことは、位置および機構の使用の仕方に制限を受ける。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】 この発明の目的は、携帯スキートウロープ機構の改良形式のものを提供することにあり、これは、エンドレスのトウロープを必要とせず、最小の努力でもって、あちこちに移動させることができ、十分な長さにわたってトウロープを作動させることができるものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】 この発明の1つの形式による携帯スキートウ機構は、 ケーブルドラムにメインスキーロープを巻き付けるためにドラムを回転させる駆動手段を有する第1ウィンチと、 ドラムを駆動手段に連結・連結解除するためのクラッチ手段とを備えており、 ウィンチが意図されたスキースロープの一端に搬送されかつその近くに固定されるように構成および配列され、 メインスキーロープがケーブルドラムに巻き付けられ、 クラッチがドラムを駆動手段から連結解除するために作動させられ、 メインスキーの自由端を離れた場所に搬送することにより、ケーブルドラムからロープが引き出され、そのために、スキーヤーがスキーロープを掴むことができ、 スキーヤーをスキースロープ上で引き上げるためにスキーロープをケーブルドラムに巻き戻すことを開始するためにクラッチが係合させられる、 ものである。 【0012】 好ましくは、ウィンチは、スキーロープをドラムに案内する案内手段と、ドラムが駆動手段から連結解除されたときに、ドラムの回転を妨げるブレーキ手段とを備えている。 【0013】 好ましくは、機構は、スキー滑走路の一端近くに固定されうる第2ウィンチを備えており、第2ウィンチが、 補助ロープをケーブルドラムに巻き付けるためにドラムを回転させる駆動手段と、 ドラムを駆動手段に連結・連結解除するクラッチ手段と、 補助ロープを第2ウィンチのドラムに巻き付けるために第2ウィンチの作動を開始させる手段と、 補助ロープをドラムから引き出させるために駆動手段からドラムを連結解除する手段とを備えており、 2つのウィンチを連結するためにメインスキーロープの自由端を補助ロープの自由端に取付けかつメインスキーロープが一方のウィンチのケーブルドラムから引き出され、補助ロープが他方のウィンチのケーブルドラムに巻き付けられることにより、第1および第2ウィンチが一緒に利用されるように構成かつ配列されている。 【0014】 好ましくは、第1ウィンチがスキー滑走路の一端近くに位置させられ、第2ウィンチがスキー滑走路の他端近くに位置させられ、 ウィンチのクラッチがケーブルドラムを駆動手段から連結解除するために係合解除され、 ロープの自由端が、係合解除されたケーブルドラムから引き出されかつ第2ウィンチまで搬送されかつ第2ウィンチのロープの自由端に連結され、 第2ウィンチのドラムが同手段から連結解除され、 第1ウィンチのクラッチ手段が、ロープをケーブルドラムに巻き戻しを開始かつ第2ウィンチのドラムからロープを引き出すために係合される。 【0015】 好ましくは、スキートウ機構は、意図されたスキー滑走路の頂部近くに位置させられた1つのウィンチを含んでおり、作動中において、 メインスキーロープの自由端が、意図されたスキー滑走路の所望の位置まで手動で搬送され、それでもって、ケーブルドラムからメインスキーロープが引き出され、 ウィンチが、スキーヤーをスキー滑走路上で引上げるためにメインスキーロープを利用可能とするためにケーブルドラムにメインスキーロープを巻き戻すように作動させられる。 【0016】 好ましくは、スキートウ作動方法は、第1および第2ウィンチを備えており、 メインスキーロープを巻き付けたケーブルドラムをもった第1ウィンチが、意図されたスキー滑走路の頂部近くに位置させられかつ補助ロープを巻き付けたケーブルドラムをもった第2ウィンチが、意図されたスキー滑走路の底部近くに位置させられ、一方のウィンチのクラッチ手段が解放されかつ他方のウィンチのケーブルドラム上のロープの自由端に連結されるまでケーブルドラムからロープを引き出し、メインスキーロープを巻き付けたケーブルドラムをもったウィンチが、ケーブルドラム上のメインスキーロープを巻きかつ第2ウィンチのケーブルドラムから補助ロープを引き出すために作動させられるものである。 【0017】 好ましくは、少なくとも1つのウィンチがリモートコントロールされる。 【0018】 好ましくは、リモートコントロールが電子信号よって行われる。 【0019】 好ましくは、第1および第2ウィンチがスキー滑走路の一端で互いに接近するように位置させられ、ロープが、一方のウィンチから引き出されかつスキー滑走路の第2の端に位置させられたプーリ手段の周囲を通過させられ、第1ウィンチからのロープの自由端が第2ウィンチからのロープの自由端に連結され、メインスキーロープを巻き付けたケーブルドラムをもった第1ウィンチがスキーヤーをスキー滑走路上で引き上げるために用いられ、補助ロープを巻き付けたケーブルドラムをもった第2ウィンチが第1ウィンチのケーブルドラムからのメインスキーロープを引き出すために用いられるように双方のウィンチが作動させられる。 好ましくは、第1および第2ウィンチが、一人のオペレータによって制御される。 【0020】 好ましくは、第1および第2ウィンチが、同じ動力源を共用する。 【0021】 好ましくは、動力源が油圧ポンプを駆動する機関を備えており、油圧配管が油圧ポンプを第1ウィンチのケーブルドラムのための油圧モータおよび第2ウィンチのケーブルドラムに連結している。 【0022】 【発明の実施の形態】 この発明の実施の形態を図面を参照してつぎに説明する。 【0023】 添付の図1、図2および図3に示すように、装置は、ウィンチ機構を備えており、これは、内燃機関2であろう回転動力手段を収容しているフレーム1を有している。 機関は、ギヤ装置またはチェーン駆動または高度に選択された形態のいずれかによつて油圧ポンプ3に連結されている。 ポンプは、適切なクラッチ機構7を通じてケーブルドラム6を駆動する油圧モータ5に油圧配管4を通じて連結されている。 クラッチは、開放されたときに、ケーブルドラム6が最小の摩擦抵抗でもって自由に回転できるように設計されている。 ケーブルドラムにはディスクブレーキ8のようなブレーキ機構が備えられていることが好ましい。 【0024】 ケーブルドラムは、考えられる長さのメインスキーロープ9が巻き取られうる幅および径をもっている。 適切なロープは、要求を満たすのに十分な強度をもったポリエチレンまたは他の滅成不可能な材料によってつくられている。 径が丁度6mmのポリエチレンのロープは、1.5トンの重量を持ち上げることができ、
    求められる環境によっては他の重量およびサイズのロープが用いられるかも知れないが、それで十分であることが見いだせよう。 ロープの長さは変化するであろうが、できれば、1.5キロメートルの長さをロープがもっていて、そのような長さのロープを巻き取るサイズをケーブルドラムがもっていなければならない。
    ケーブルドラムにロープを最も適切に巻き取ることを援助するために、機構は、
    ケーブルドラムからチェーン機構11によって適切に駆動されうる既知のタイプのケーブルフィーダ10を備えている。 【0025】 適切なリフトハンドルまたは類似のもの(図示しない)もまた、ユニットが搬送されうるように備えられている。 高度に提供される形態としては、容易かつ簡単にあちこちへと搬送されうるようにヘリコプタによって持ち上げられうるようにウィンチ機構は作られている。 【0026】 機構を使用するためには、まず、地上輸送またはヘリコプタのような飛行機械によって適当な場所まで搬送され、その場所では、スノーアンカーおよびペグのような適切なアンカーによってスキースロープの一端またはそのその近くに強固に固定される。 適切な長さのロープ9がケーブルドラムに巻かれ、そして、ケーブルドラムが自由に回転するようにクラッチが解放される。 メインスキーロープ9の自由端が掴まれかつ離れた場所まで運ばれる。 この方法の1つは、スキーヤーに持たせて離れた場所までスキーすることである。 変形例では、ロープの自由端は、スキーヤーに取付けたハーネスに取付られる。 メインスキーロープの自由端の運ばれる距離は、好ましくは、1.5キロメートルであり、これは、ロープの長さおよびその場所の地形による。 もし望むならば、スキーヤーはロープから解きほどかれ、すぐに、または、望むならば、後で、スキーロープをしっかりと掴むように試みであろう。 それから、滑走したスキーヤーを引き上げるメインスキーロープの巻き取りを開始するためにウィンチを作動させるオペレータに信号が送られる。 掴むことを希望すれば、第2オペレータは、スキー滑走路の頂部へ引き上げられうる。 【0027】 第1ウィンチのオペレータへの合図は、既知の手段、例えば、直接見ること、
    無線電話、使用する人によって決められる適当ないかなる手段によっても行われうる。 【0028】 図4に示されているように、装置は、好ましくは、極めて簡易化された大きさの第2ウィンチ20をも備えている。 補助ウィンチは、補助ロープ21を巻き取るケーブルドラムを駆動するための駆動手段を備えている。 補助ロープ21は、メインスキーロープと少なくとも同じ長さであるが、軽量化されている。 1つの作動方法においては、第2ウィンチは、スキースロープまたは滑走路の底部またはその近くに位置させられる。 このケースにおいて、メインスキーロープの自由端は、
    補助ロープの自由端に永久的または一時的に連結される。 これを達成する1つの手段は、第1および第2ウィンチを所定の位置に固定するステップを含んでおり、その位置とは、第1ウィンチのケーブルドラムからメインスキーロープをスキースロープ上を下るように、例えば、一人またはそれ以上のスキーヤーが第2ウィンチの位置へ引っ張れるところである。 第2ウィンチは、既に、補助ロープ21
    をケーブルドラムに巻き付かせかつメインスキーロープ9の端は補助ロープの自由端に取付られる。 そのようなアタッチメントは、単純結びまたは既知の他の機械的手段による。 第2ウィンチは、ケーブルドラムを自由にさせるように作動させられ、第1ウィンチは、メイン引張りロープをスキーヤーと一緒にスキー滑走路を引き上げるように作動させられる。 補助ロープ21はメインスキーロープ9に連結されているので、メインスキーロープ9が第1ウィンチのケーブルドラムに巻き取られるにしたがって、第2ウィンチのドラムから引き出される。 【0029】 第2ウィンチは、マニュアルコントロールまたはリモートコントロールのいずれによってもなされうる。 マニュアルコントロールの場合、オペレータによってウィンチを監視することが必要である。 このケースの作動においては、メインスキーロープ9が第1ウィンチのドラムに所要量だけ巻き取られると、第1ウィンチのドラムは停止され、第2ウィンチを作動させるために、有線電話、無線電話または他の手段のような既知の手段によって第2ウィンチのオペレータに信号が送られる。 これにより、第2ウィンチドラムへの補助ロープの巻き取りが開始され、それでもって、十分な量のロープが引き出されるまで、ケーブルドラムからスロープを下るようにメインスキーロープが引き出される。 オペレータは、第2
    ウィンチのケーブルドラムに対する駆動手段を停止させてケーブルドラムが自由に回転できるようにして、第1ウィンチは、スキーヤーを滑走路上を引き上げる次回のサイクルのために第1ウィンチのドラムにメインスキーロープを巻き取ることを開始するように作動させられる。 【0030】 第2ウィンチがリモートコントロールされる場合、オペレータは不要である。
    全ての代わり、必要な機能は、第1ウィンチのオペレータの制御の元に達成または完遂される。 そのようなリモートコントロールは、無線電信または地上線または既知の他の手段によって送られる電気または電子信号による。 【0031】 さらに他のケースの作動においては、第1および第2ウィンチは、スキー滑走路の一端、好ましくは、下端に位置させられる。 このケースにおいて、双方のウィンチは、オペレータの直接制御下におかれる。 これを達成するために、まず、
    プーリ手段がスキー滑走路のトップ近くに固定され、メインスキーロープおよび補助ロープの双方の自由端がウィンチからプーリに向かって搬送され、そこで、
    一方のロープがプーリに巻掛られ、2つのロープの自由端が連結される。 このケースにおける配列を有用とするために、メインスキーロープが第1ウィンチのケーブルドラムに巻き取られ、補助ロープが第2ウィンチのケーブルドラムから引き出されるように両ウィンチがセットされる。 メインスキーロープはスキーヤーをスキースロープ上を引き上げるのに有用であり、補助ロープはメインスキーロープをスタート地点まで戻すのに有用であることを理解できよう。 2つのウィンチを採用し、各ウィンチが同じタイプのスキーロープを使用し、スキーヤーをスキー滑走路を引き上げるために双方のスキーロープが交互に使用されることが可能であるが、その一方、ウィンチの一方が他方よりも小さく、メインスキーロープよりも軽量の補助ロープを用いて、スキーヤーはメインスキーロープだけによってスキー滑走路を引き上げられることを強く提起される。 【0032】 1つの形態として、双方のウィンチが独立したモータ駆動手段を有しているが、その一方で、第1および第2ウィンチが接近して位置させられる形態においては、2つの機械のために共通の駆動源を使用することは便利である。 例えば、1
    つのウィンチの機関が油圧ポンプを駆動する場合、第2の油圧配管が運動源を提供するために第2のウィンチに連結される。 【0033】 本願発明によるスキー牽引ロープ機構によってもたらされる最大の利点は、機構が非常にポータブルであり、ウィンチを固定する複雑なシステムを必要としないことである。 システムは、また、輪になったスキーロープの特別な長さに匹敵する機構の全ての配列のもつ問題を解消し、ウィンチが1つだけ用いられるならば、1つのウィンチのケーブルドラムに巻きうるロープの最大長さまで、ウィンチが2つ用いられるならば、双方のウィンチのケーブルドラムに巻きうるロープの最大長さまで、どんな距離であっても、システムは使用可能である。 【0034】 1つのウィンチが使用される場合、メインスキーロープの自由端は、概して、
    スキーヤーによって離れた位置まで運ばれるであろう。 2つのウィンチが使用される場合、双方のメインスキーロープの自由端および/またはメインスキーロープと補助ロープの自由端は、スキーヤーまたは他の手段によって運ばれ、そこで、2つのロープの自由端は連結される。 第2のウィンチは、スキーヤーがメインロープを引き下ろす必要性を無くせるので、特別の助力となりうる。 さらに、スキー滑走路が相当に長い場合、スキーヤーにとってロープをスキースロープ上で引き下ろすことは困難であり、その結果、第2のスキーヤーは、この作業を相当にやり易くするために第2のウィンチと一緒に作業をすることができる。 第2のウィンチにとくに問題が無ければ、補助ロープはメインスキーロープからはずされる。 【0035】 ウィンチ機構は完全に内包されているので、第2ウィンチが使用されかつそのケーブルドラムにメインスキーロープを巻き付ける場合、新たな場所に装置を移動させるために、必要なことの全ては、補助ロープからメインスキーロープを外すことだけである。 第1および第2ウィンチは、固定手段から解放されかつ新たな場所へ搬送され、そこで、固定されかつ作動に備えられる。 【0036】 この発明の開示した形態において、修正および変更は、この発明による装置および方法に有効であり、この発明の基本概念の内にあることはあきらかである。
    そのような修正の全ては、この発明の範囲内にある。 【図面の簡単な説明】 【図1】 メインスキーロープのための第1ウィンチの一方の側の概略側面図である。 【図2】 図1に示されているウィンチ機構の他方の側の概略側面図である。 【図3】 図1および図2に示されているウィンチ機構の概略正面図である。 【図4】 第2ウィンチを用いる発明の高度に提起する形式の概略図である。 【符号の説明】 1 フレーム 2 機関 3 ポンプ 4 配管 5 モータ 6 ケーブルドラム 7 クラッチ 8 ブレーキ 9 メインロープ 20 第2ウィンチ 21 補助ロープ

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW 【要約の続き】 反対側の端に位置させられる。

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