Pusher conveyor having a retainer dog with Pusshadoggu

申请号 JP18196794 申请日 1994-07-12 公开(公告)号 JP3119415B2 公开(公告)日 2000-12-18
申请人 株式会社椿本チエイン; 发明人 研二 梅沢; 晟 森清; 紘一 水口; 進 河野; 功 鷹取;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 コンベヤチェーンに連結されて、走行案内レールに沿って往復動走行する取付台座に、押送面の後下方位置で起倒自在に軸支され、前記軸支位置後方の下端部が前記取付台座のストッパ部材に当接して起立位置が規制されるプッシャドッグと、前記押送面と離間対峙するリテーナ面を有すると共に、起立位置に付勢されてストッパで起立保持され、前記押送面側に倒伏自在にプッシャドッグの前部に軸支されたリテーナドッグとを備えたリテーナドッグ付きプッシャドッグを有するプッシャコンベヤにおいて、 前記走行案内レールに往路起立レールと復路倒伏レールとをそれぞれ上下に区分する区分レールを配設し、該区分レールに当接するカムローラをプッシャドッグに設け、 プッシャドッグの後退限において、プッシャドッグの前進開始にともなって、カムローラを復路倒伏レールから往路起立レールへ走行変更させて、プッシャドッグを起立姿勢に切り替えるスイッチレールを、その自由端が復路起立レール走行面に自重で当接するように区分レールに起倒自在に設けると共に、 プッシャドッグの前進限において、プッシャドッグの後退開始にともなって、カムローラを往路起立レールから復路倒伏レールへ走行変更させて、プッシャドッグを倒伏姿勢に切り替えるスイッチレールを、その自由端が往路起立レールの上面に当接するように付勢して区分レールに起倒自在に設けたことを特徴とするリテーナドッグ付きプッシャドッグを有するプッシャコンベヤ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、プッシャコンベヤ、特にトラバーサに搬送台車を送り出す際に好適な押込みプッシャコンベヤである。

    【0002】

    【従来の技術】従来の押込みプッシャコンベヤは、図4
    に例示する如く、搬送台車Aの下面後部に垂設している押込みプッシャ係合板Bに係合して該台車Aを矢印方向に送り出すプッシャドッグPが往復動するコンベヤチェーンCに取付けられている。

    【0003】そして、該プッシャドッグPは重錘又はばね等によって起立係合姿勢に付勢されて、前方へ該付勢に抗して倒伏自在に前記チェーンCに軸支されており、台車Aが後方より前進するときは前方へ倒伏して該台車Aの通過を許容するものである。

    【0004】また、該矢印方向に移動しているプッシャドッグPが停止している搬送台車Aの押込みプッシャ係合板Bに係合して該台車を押出すときは、プッシャドッグPが停止している押込みプッシャ係合板Bに追突するため、その衝撃で該プッシャ係合板BがプッシャドッグPを離れて前方へ過走して停止し、再び追送してきたプッシャドッグPに衝接してまた過走することを数回繰り返すことになるので、該過走を抑止して再三にわたる該プッシャ係合板BとプッシャドッグPの繰返し衝撃を除去し搬送台車の脈動発進を防止し併せて該台車の逸走を防止するために、リテーナドッグSがチェーンCに取付けられている。

    【0005】そして、該リテーナドッグSは、前記プッシャドッグPに離間対向して設けられ起立付勢されてプッシャドッグP側に倒伏自在に前記チェーンCに取付けられている。

    【0006】そして、プッシャドッグPとリテーナドッグSの対向離間間隔は、両ドッグP,Sが同時に倒伏した際に互いに干渉しない充分な間隔でなければならない。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】プッシャドッグPとリテーナドッグSとの対向離間間隔を上述の如く充分確保すれば、両ドッグ起立時の離間間隔が拡がり、台車の前記押込みプッシャ係合板Bが前記の如き過走する距離が長くなって、追突衝撃が大になると共に脈動発進が激化し、また台車の停止精度が得られない等の問題点を有していた。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、コンベヤチェーンに連結されて、走行案内レールに沿って往復動走行する取付台座に、押送面の後下方位置で起倒自在に軸支され、前記軸支位置後方の下端部が前記取付台座のストッパ部材に当接して起立位置が規制されるプッシャドッグと、前記押送面と離間対峙するリテーナ面を有すると共に、起立位置に付勢されてストッパで起立保持され、前記押送面側に倒伏自在にプッシャドッグの前部に軸支されたリテーナドッグとを備えたリテーナドッグ付きプッシャドッグを有するプッシャコンベヤにおいて、前記走行案内レールに往路起立レールと復路倒伏レールとをそれぞれ上下に区分する区分レールを配設し、
    該区分レールに当接するカムローラをプッシャドッグに設け、プッシャドッグの後退限において、プッシャドッグの前進開始にともなって、カムローラを復路倒伏レールから往路起立レールへ走行変更させて、プッシャドッグを起立姿勢に切り替えるスイッチレールを、その自由端が復路起立レール走行面に自重で当接するように区分レールに起倒自在に設けると共に、プッシャドッグの前進限において、プッシャドッグの後退開始にともなって、カムローラを往路起立レールから復路倒伏レールへ走行変更させて、プッシャドッグを倒伏姿勢に切り替えるスイッチレールを、その自由端が往路起立レールの上面に当接するように付勢して区分レールに起倒自在に設けたリテーナドッグ付きプッシャドッグを有するプッシャコンベヤ、とすることにより、前記課題を解決したものである。

    【0009】

    【作用】プッシャドッグが倒伏すると、リテーナドッグはプッシャドッグと共に回動するので、プッシャドッグ押送面とリテーナドッグのリテーナ面との離間間隔に変化はなく、リテーナドッグが倒伏するときにのみ、リテーナドッグのリテーナ面とプッシャドッグの押送面との離間間隔が短縮されるから、プッシャドッグ押送面とリテーナドッグのリテーナ面との離間間隔はリテーナドッグの倒伏回動を許容する間隔を確保するのみで相互の倒伏時の相互干渉は発生することがない。 また、区分レールのプッシャドッグ前進限、後退限にそれぞれスイッチレールを設けたので、プッシャドッグに設けたカムローラを確実に往路復路間で走行変更される。

    【0010】

    【実施例】図1は、本発明のリテーナドッグ付きプッシャドッグの要部拡大正面図であり、図2および図3は図1に示すプッシャドッグの往復動案内レールの動作説明図であって、図2の(A)はプッシャドッグの後退限、
    (B)は前進始端、図3の(A)は前進限、(B)は後退始端の説明図である。

    【0011】図1において、往復動する駆動チェーンC
    に連結された取付台座1に支軸2で起倒自在に軸支されたプッシャドッグ3は、実線で示す位置に起立し鎖線で示す位置に倒伏回動する。 そして、プッシャドッグ3の下端部3Aは取付台座1のストッパ部材4に当接して起立位置が規制され、プッシャドッグ3の上端部に形成された押送面3Bが搬送台車Aのプッシャ係合板Bに正対係合する位置に維持される。

    【0012】また、プッシャドッグ3の前部には、リテーナドッグ5が支軸6で起倒自在に取付けられて、バネ7で起立付勢され、図示しないストッパによって、リテーナドッグのリテーナ面5Aはプッシャドッグ3の押送面3Bに離間対峙した位置に付勢保持される。

    【0013】そして、プッシャドッグ3が鎖線位置に倒伏するとき、プッシャドッグの背面3Cがプッシャドッグの走行案内レールRの上面下に没入するように支軸2
    の取付位置が選定される。 また、リテーナドッグ5の背面5Bに押圧外力が作用することによってリテーナドッグ5はプッシャドッグ押送面側に倒伏する。

    【0014】そこで、停止している搬送台車にプッシャドッグ3が接近すると、該台車のプッシャ係合板Bがリテーナドッグの背面5Bを当接押下し、リテーナドッグ5が倒伏することにより図示の鎖線位置においてプッシャドッグ押送面3Bに衝接し、一方、プッシャ係合板B
    を倒伏姿勢で通過させたリテーナドッグ5は通過後に図示実線位置に起立するから、プッシャドッグ押送面3B
    に衝接したプッシャ係合板Bの衝接反動で該台車がリテーナ側に反撥走行してリテーナのリテーナ面5Aに衝接しても、押送面3Bとリテーナ面5Aとの間隔dは、リテーナ5の倒伏回動半径の空間のみが確保されれば充分であるので、既述した従来例に比して極めて小さいから、押送面3Bとリテーナ面5Aとの間で発生する搬送台車の往復脈動現象は早期に減衰消滅する。

    【0015】次に、図2および図3に示すプッシャドッグの往復動案内レールについて説明すると、プッシャドッグの走行案内レールRの上部には、区分レールRSによって上側に往路起立レールR1と下側に復路倒伏レールR2とが区分配設され、図2(A)に示す区分レールRSの始端にはスイッチレール8の回動支軸9が設けられ、該スイッチレール8の自由端は自重で復路起立レールR2の走行面に接している。

    【0016】したがって、矢印方向に往進しているプッシャドッグ3の側面に取付けたカムローラ10が起立抑制カム11に案内され前記スイッチレール8に乗り上げて上側往路起立レールR1に進入すると、カムローラ1
    0が起立抑制カム11から離脱し、プッシャドッグ3は同図(B)に示す如く起立して搬送台車Aを押送する。
    そして、図3(A)に示すように、区分レールRSの終端に回動支軸12を有し自由端が往路起立レールR1の上面に重錘Wで当接付勢されているスイッチレール13
    をカムローラ10が押下して前進限位置に達し、搬送台車を前方へ押出す。 カムローラ10を通過させたスイッチレール13は前記付勢力によって往路を閉止するので、駆動チェーンCの復動によってプッシャドッグ3が後退すると、カムローラ10は前記スイッチレール13
    の背面に案内されて下側の復路倒伏レールR2内に進入し、図3(B)に示す如く区分レールRSによってカムローラ10がプッシャドッグ3の起立付勢を抑止して倒伏姿勢で図2(A)の始端位置に戻り、再び図2
    (A),(B)および図3(A),(B)のサイクルを繰り返し、搬送台車Aを順次送り出すものである。 なお、プッシャドッグ押送面にゴム等の緩衝材を取付けると、衝接時の緩衝、吸音機能が高められる。

    【0017】

    【発明の効果】本発明は、従来技術のように、プッシャドッグとリテーナドッグとを夫々別体としてチェーンに取付けるのではなく、取付台座に軸支されたプッシャドッグの前部にリテーナドッグを軸支して取付けたことにより、プッシャドッグが起倒するときはリテーナドッグも随伴回動するので、プッシャドッグ押送面とリテーナドッグのリテーナ面との離間間隔は、リテーナドッグの起倒回動半径の空間を確保すれば足りるから、該離間間隔を極力小さくすることができる。 その結果、搬送台車のプッシャドッグ係合板とプッシャドッグ押送面との係合衝接時に発生する搬送台車の往復を早期に減衰消失させることができ、格別の位置決め手段を施さなくても台車の定位置停止精度も向上し、騒音の抑止効果も発揮される等、すぐれた効果を有するものである。 また、区分レールのプッシャドッグ前進限、後退限にそれぞれスイッチレールを設けたので、簡単な構成でプッシャドッグに設けたカムローラを確実に往路復路間で走行変更させることができ、プッシャドッグの起立姿勢、倒伏姿勢への変更を確実に行うことができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明の要部拡大正面図である。

    【図2】 (A),(B)は、往復動プッシャドッグの往進時動作説明図である。

    【図3】 (A),(B)は、往復動プッシャドッグの復進時動作説明図である。

    【図4】 従来例の略略正面図である。

    【符号の説明】

    3 プッシャドッグ 5 リテーナドッグ 7 起立付勢ばね 8,13 スイッチレール 10 カムローラ R 案内レール R1 往路起立レール R2 復路倒伏レール RS 区分レール C チェーン

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 進 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 梅沢 研二 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 鷹取 功 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (56)参考文献 実開 昭57−77214(JP,U) 特公 平5−50408(JP,B2) 実公 昭50−30786(JP,Y2) 実公 昭47−10689(JP,Y2) 特公 昭7−1334(JP,B1)

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