索道システム

申请号 JP2016561364 申请日 2014-12-04 公开(公告)号 JP2017510500A 公开(公告)日 2017-04-13
申请人 インノヴァ・パテント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング; 发明人 ドゥール,ゲルト;
摘要 索道システムであって、牽引ケーブル(20)を有するとともに、牽引ケーブル(20)に結合でき、握策装置及びアンダーキャリッジ(31)が形成された搬器(3)を有しており、搬器は路線に沿って牽引ケーブル(20)に結合され、駅に進入する時に牽引ケーブル(20)から脱離し、駅を出ると再び牽引ケーブル(20)に結合され、更に駅における搬器(3)の移動は制御タイヤ(51、52、53)によって行われ、それらは歯車機構によって互いに結合されており、それらの駆動は各駅に配置された牽引ケーブル(20)の少なくとも1個の支持滑車(6)によって行われ、制御タイヤ(51、52、53)は少なくとも1基の支持構造(11)に配置された支持フレーム(10)に取付けられており、牽引ケーブル(20)のそれらの支持滑車(6)の少なくとも1個は少なくとも1個の枢転自在に取付けられたロッカー等に取付けられており、その支持滑車(6)によって制御タイヤ(51、52、53)の駆動が駆動ベルト(60)によって牽引ケーブル(20)から逸らされ、駆動ベルト(60)はこの少なくとも1個の支持滑車(6)及び少なくとも1個の制御タイヤ(51a)に掛けられている。制御タイヤ(51、52、53)の駆動が逸れる少なくとも1個の支持滑車(6)が取付けられる少なくとも1個の枢転自在ロッカー等は支持フレーム(10)の支持構造(1、11、12)に取付けられるか、又は、少なくとも1個の枢転自在ロッカー等は支持フレーム(10)を付設しない支持構造に取付けられる。【選択図】図1
权利要求

索道システムであって、システムの2端駅において案内滑車(2)で案内される牽引ケーブル(20)を有するとともに、牽引ケーブル(20)に結合でき、握策装置及びアンダーキャリッジ(31)が形成されたキャビン又は椅子といった搬器(3)を有しており、搬器は路線に沿って牽引ケーブル(20)に結合され、駅に進入する時に牽引ケーブル(20)から脱離し、乗客が乗降する駅の間は案内レール(4)に沿ってアンダーキャリッジ(31)によって案内され、駅を出ると牽引ケーブル(20)に再び結合され、更に駅における搬器(3)の移動は制御タイヤ、すなわち減速タイヤ(51)、移送タイヤ(52)及び加速タイヤ(53)の制御タイヤによって行われ、それらは歯車機構によって互いに結合されており、牽引ケーブル(20)からの脱離後の搬器(3)の速度は減速タイヤ(51)によって減速され、更に搬器(3)は乗客が乗降する乗客出入口区域の間を通じ低速度で移送タイヤ(52)によって移動し、そして搬器(3)の速度が加速タイヤ(53)によって増速されると、再び牽引ケーブル(20)に結合されて駅から出発し、更に制御タイヤ(51、52、53)の駆動は各駅に配置された牽引ケーブル(20)の少なくとも1個の支持滑車(6)によって行われ、制御タイヤ(51、52、53)は少なくとも1基の支持構造(1、11)に配置された支持フレーム(10)に取付けられており、制御タイヤ(51、52、53)の駆動が駆動ベルト(60)によって牽引ケーブル(20)から逸らされる牽引ケーブル(20)の支持滑車(6)の少なくとも1個は、少なくとも1個の枢転自在に取付けられたロッカー(7)等に取付けられており、駆動ベルト(60)はこの少なくとも1個の支持滑車(6)及び少なくとも1個の制御タイヤ(51a)に掛けられており、ここにおいて、制御タイヤ(51、52、53)の駆動が逸れる少なくとも1個の支持滑車(6)が取付けられる少なくとも1個の枢転自在ロッカー(7)等を支持フレーム(10)の支持構造(1、11、12)に取付けるか、又は、少なくとも1個の枢転自在ロッカー(7)等を支持フレーム(10)が付設されない支持構造(1b、11b、12b)に取付けることを特徴とする、索道システム。支持フレーム(10)の少なくとも1基の支持構造は支柱(1)及びそれに配置された横桁(11)から構成されており、少なくとも1個のロッカー(7)は横桁(11)の2端の一方に取付けられることを特徴とする、請求項1に記載の索道システム。少なくとも1個のロッカー(7)が取付けられる支持梁(12)が横桁(11)の端に設けられることを特徴とする、請求項2に記載の索道システム。制御タイヤ(51、52、53)の支持フレーム(10)は支柱(1a、1c)及び横桁(11a、11c)を含む少なくとも1基の支持構造に配置されることと、更なる支柱(1b)が横桁(11b)を備えており、この横桁(11b)の一端に、制御タイヤ(51、52、53)の駆動が逸れる少なくとも1個の支持滑車(6)が取付けられた少なくとも1個のロッカー(7)が存在しており、支持フレーム(10)はこの横桁(11b)に付設されないこととを特徴とする、請求項1に記載の索道システム。駆動ベルト(60)によって制御タイヤ(51a)の少なくとも各個に各々結合されている2個の支持滑車(6)が取付けられた2個の枢転自在ロッカー(7)が設けられることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の索道システム。

说明书全文

本発明は索道システムに関連しており、システムは、システムの2端駅の各々において案内滑車で案内される牽引ケーブルを有するとともに、牽引ケーブルに結合でき、握策装置及びアンダーキャリッジが形成されたキャビン又は椅子といった搬器を有しており、搬器は路線に沿って牽引ケーブルに結合され、駅に進入する時に牽引ケーブルから脱離し、乗客が乗降する駅の間は案内レールに沿ってアンダーキャリッジによって案内され、駅を出ると牽引ケーブルに再び結合されるものであり、更に駅における搬器の移動は歯車機構によって互いに結合された制御タイヤ(すなわち減速タイヤ、移送タイヤ及び加速タイヤ)によって行われ、牽引ケーブルからの脱離後の搬器の速度は減速タイヤによって減速され、更に搬器は乗客が乗降する乗客出入口区域を通じ低速度で移送タイヤによって移動し、そして搬器の速度が加速タイヤによって増速されると、再び牽引ケーブルに結合されて駅から出発し、更に制御タイヤの駆動は各駅に配置された牽引ケーブルの少なくとも1個の支持滑車によって行われ、制御タイヤは少なくとも1基の支持構造に配置された支持フレームに取付けられており、制御タイヤの駆動が駆動ベルトによって牽引ケーブルから逸らされる牽引ケーブルの支持滑車の少なくとも1個は、少なくとも1個の枢転自在に取付けられたロッカー等に取付けられており、駆動ベルトはこの少なくとも1個の支持滑車及び少なくとも1個の制御タイヤに掛けられている。

この種の索道システムは特許文献1から知られる。従って、この既知の索道システムは、制御タイヤの駆動が牽引ケーブルの支持滑車のうちの少なくとも1個によって牽引ケーブルから逸らされ、この少なくとも1個の支持滑車は制御タイヤの支持フレームに配置された固定支持ピンに取付けられている、そうした索道システムに比べて有利である。制御タイヤの駆動が逸れる少なくとも1個の支持滑車を通じて支持フレームへ牽引ケーブルを伝わる衝撃及び振動が、少なくとも1個の枢転自在ロッカーのそれぞれの軸受によって著しく低減するからである。

しかし、この既知の索道システムでは、制御タイヤの駆動が駆動ベルトによって牽引ケーブルから逸らされる少なくとも1個ロッカーは、制御タイヤの支持フレームに配置されており、それによって衝撃及び振動は(たとえ大きく抑制されるとしても)支持フレームに伝わり、それによって騒音放射といった好ましくない結果を生じる。従って本発明は、これらの好ましくない結果を実質的に回避するか、又は完全に排除しさえする課題に関する。

欧州特許第2420424A1号明細書

これは、制御タイヤの駆動が逸れる(divert)少なくとも1個の支持滑車が取付けられた少なくとも1個の枢転自在ロッカー等を、支持フレームの支持構造に取付けるか、又は、少なくとも1個の枢転自在ロッカー等を支持フレームが取付けられない支持構造に取付けるという点で、本発明に従って達成される。

その際、支持フレームの少なくとも1基の支持構造は、支柱及びそれに配置された横桁から構成でき、少なくとも1個のロッカーは横桁の2端の一方に取付けられ得る。 更に、更なる梁を横桁の端に設けることができ、少なくとも1個のロッカーはそこに取付けられる。

制御タイヤの支持フレームは好ましくは、支柱及び横桁から構成される少なくとも1基の支持構造に配置され、更なる支柱が横桁を備えており、少なくとも1個の枢転自在ロッカーはこの横桁の一端に配置されて、制御タイヤの駆動が逸れる少なくとも1個の支持滑車を支持しており、支持フレームはこの横桁に固定されない。

2個のロッカー等が好ましくは設けられ、それらには2個の支持滑車が取付けられ、それらは各々、制御タイヤの少なくとも各個との駆動ベルトによるエントレインメントのために結合されている。

少なくとも1個の枢転自在ロッカー等の支持梁が支持フレームの固定支持構造に直接取付けられ、従って同様に剛直であれば、牽引ケーブルから支持梁に伝わる衝撃及び振動は支持フレームの支持構造によって吸収され、それによって実際上、衝撃又は振動は制御タイヤの支持フレームにまったく伝わらない。ロッカーが取付けられるその支持梁に支持フレームが付設されていなければ、この理由で、いかなる衝撃又は振動も支持フレームに伝わり得ない。 このように、既知の従来技術に関係する好ましくない結果は、2つの構造的構成の各々によって回避される。

ここで、本発明の目的を図面に例示した2つの例示的実施形態に関して以下で更に詳述する。

制御タイヤの支持フレームが配置された支持構造による本発明に従った索道システムの駅の第1実施形態を不等投影図において示す。

図1の細部Aを倍尺で不等角投影図において示す。

制御タイヤの支持フレームが配置された支持構造による本発明に従った索道システムの駅の第2実施形態を不等角投影図において示す。

図2の細部Bを倍尺で不等角投影図において示す。

図1から明らかなように、例示した索道システムの駅は支持フレーム10を有しており、これは2基の支柱1及び1aによって支持され、牽引ケーブル20を案内する案内滑車2がほぼ垂直に心合わせされた軸で取付けられている。この索道システムの運行中、牽引ケーブル20は、好ましくは山側駅に配置された駆動モータによって案内滑車2で循環式に例えば7m/秒の速度で駆動される。アンダーキャリッジ31が形成された搬器3(現実施例ではキャビン)は、牽引ケーブル20に結合され得る。搬器3は路線上で牽引ケーブル20に結合される。駅に進入すると搬器3は牽引ケーブル20から脱離し、アンダーキャリッジ31によって案内レール4に沿って駅を移動する。駅を出ると搬器3は再び牽引ケーブル20に結合される。案内レール4にはその2自由端にインレットファンネル41が形成されている。 搬器3の移動方向は矢線Cによって指示されている。

支持フレーム10に取付けられ、歯車手段によってエントレインメントのために互いに結合された、制御タイヤ51、52及び53は、駅を通る間、搬器3を移動させる働きをする。駅の入口に配置された第1群の制御タイヤ51は、牽引ケーブル20から脱離した搬器3の速度を例えば7m/秒から例えば0.3m/秒に減速する減速タイヤとして機能する。その後に続く第2群の制御タイヤ52は、乗客が乗降できる駅の出入口区域を通じ搬器3を例えば0.3m/秒の速度で案内する移送タイヤとして機能する。搬器3の速度は、加速タイヤとして機能する第3群の制御タイヤ53によって再び例えば7m/秒に増速され、駅を出ると搬器3はこの速度で回転している牽引ケーブル20に結合される。

牽引ケーブル20は、牽引ケーブル20によって回転する支持滑車6で案内される。少なくとも1個の制御タイヤ51aが牽引ケーブル20の少なくとも1個の支持滑車6に回転のためにベルト60によって結合されるということで、制御タイヤ51、52及び53は駆動される。

更に図1から明らかなように、支柱1及び1aには各自の上端に横桁11及び11aが形成されており、それらの横桁の2端に制御タイヤ51、52、53の支持フレーム10が付設される。

特に図1Aから明らかなように、横桁11に固設された支持梁12が横桁11の一端と支持フレーム10の間に配置されている。2個のロッカー7がこの支持梁12に取付けられ、牽引ケーブル20の2個の支持滑車6がロッカーに取付けられている。駆動ベルト60が2対の支持滑車6の各個に掛けられ、2個の案内滑車61に、更に各々制御タイヤ51aに掛けられる。2個の支持滑車6にはベルト面6aが形成されおり、2個の制御タイヤ51aには駆動ベルト60のベルト面51bが形成されている。制御タイヤ51aの駆動は、ロッカー7に取付けられた2個の支持滑車6を介して牽引ケーブル20から駆動ベルト60によって逸らされる。 制御タイヤ51aは、歯車手段によって更なる制御タイヤ51、52、53に結合されて、それにより更なる制御タイヤ51、52、53は増速又は減速した回転速度を有することになる。 更なる梁13が支持梁12に固設されており、支持フレーム10はこの更なる梁に付設される。支柱1は横桁11及び支持梁12とともに支持フレーム10の支持構造を構成する。

牽引ケーブル20の2個の支持滑車6がロッカー7に配置されるので、支持滑車6は牽引ケーブル20が及ぼす振動及び垂直運動による荷重を均等に受ける。ロッカー7は横桁11によって支柱1に固設された支持梁12に取付けられるので、支持フレーム10に応を加え、且つ/又は騒音を生じるような、いずれの衝撃又は振動も支持フレーム10に伝わらない。

以下、第2の例示的な実施形態を図2及び図2Aに関して説明する。

この例示的実施形態は、図1及び図1Aに従った例示的実施形態とほとんど一致している。従って図1及び図1Aの説明に言及する。しかし、図1及び図1Aに関する違いは、支持フレーム10を支持する支柱1aに加えて、第2の支柱1bが横桁11bとともに存在し、制御タイヤ51、52、53の駆動が牽引ケーブル20から逸らされるが、支持フレーム10は第2の支柱1bによって支持されないことと、また、支持フレーム10を支持する第3の支柱1cが横桁11cとともに設けられ、支持フレーム10は横桁11cに固定されるということである。

特に図2Aからわかるように、支柱1bに配置された横桁11bの一端に支持梁12bが動かないように固定されている。2個のロッカー7がこの横桁11bに取付けられ、それらに牽引ケーブル20の2個の支持滑車6が取付けられている。支柱1bは横桁11b及び支持梁12bとともに2個のロッカー7の支持構造を構成する。駆動ベルト60が支持滑車6のベルト面6aの各々で案内され、2個の案内滑車61に、更に各々1個の制御タイヤ51aに掛けられる。支持フレーム10は横桁11bにも支持梁12bにも付設されない。ロッカー7及び支持滑車6並びにそれぞれの制御タイヤ51aとの結合の機能は、図2Aに関して説明したのと同じである。

これに対して、支持フレーム10は更に横桁11cとともに支柱1cによって支持され、支持フレーム10は横桁11cの端に動かないように固定される。

支持フレーム10はロッカー7が取付けられた横桁11bと連結していないので、好ましくない結果を生じ得るいかなる衝撃又は振動もロッカー7から支持フレーム10に伝わらない。

10 支持フレーム 20 牽引ケーブル 31 アンダーキャリッジ 1、1a、1b、1c 支柱 2 案内滑車 3 搬器 4 案内レール 6 支持滑車 6a ベルト面 7 ロッカー 11、11a、11b、11c 横桁 12 支持梁 12b 支持梁 13 更なる梁 41 インレットファンネル 51、52、53 制御タイヤ 51 減速タイヤ 52 移送タイヤ 53 加速タイヤ 51a 制御タイヤ 51b ベルト面 60 駆動ベルト 61 案内滑車

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