The hybrid drive system |
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申请号 | JP2004542321 | 申请日 | 2003-08-26 | 公开(公告)号 | JP2006501423A | 公开(公告)日 | 2006-01-12 |
申请人 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト; | 发明人 | アンドレアス・ショーンデルマイヤー; ペーター・サウバート; ヨアヒム・レーフ; | ||||
摘要 | 本発明は、内燃機関、発電機、及び駆動車輪のドライブトレインに確動的に連結された電動機間の電 力 分割変速装置を備える自動車のハイブリッド駆動装置に関する。 ドライブトレインの回転速度は、毎回、互いに非対称な態様で冗長性のある2つの異なる経路で確定される。 | ||||||
权利要求 | 内燃機関(7)、電動機(5)、発電機(8)、及び前記内燃機関、前記発電機、及び前記電動機間に配置された分岐ギアボックス(6)を有し、該ギアボックスは、前記内燃機関、前記発電機、及び前記電動機に対して、それぞれ、ギアボックス接続部、すなわち、ギアボックス入力端及び出力端を有し、前記電動機は、ドライブトレイン(4)を介して、自動車の駆動輪(2)に確動的に連結される、自動車用ハイブリッド駆動装置において、前記ハイブリッド駆動装置を制御するために、前記ドライブトレインの回転速度(nA)が、センサ装置によって確定され、該センサ装置は、前記内燃機関の回転速度(nV)、前記発電機の回転速度(nG)、前記電動機の回転速度(nE)、予め定められた駆動車輪(2)の回転速度(nR)、及び/又はさらに他の車輪(1)の回転速度(nR * )の測定値を確定するための個別のセンサ(13〜17)を有し、互いに対して非対称的で冗長性のある少なくとも2つの異なる手法によって前述の測定値から検証され得る回転速度が、前記ドライブトレインの前記回転速度(nA)として用いられるハイブリッド駆動装置。 前記内燃機関の回転速度(nV)と前記発電機の回転速度(nG)から計算された前記電動機の回転速度(nE b )が確かで、前記電動機の前記測定された回転速度(nE)と十分に整合し、さらに、予め定められた駆動車輪(2)の回転速度(nR)から計算された前記ドライブトレインの回転速度(nA b )に対して、前記電動機の前記測定された回転速度(nE)の十分な整合が与えられたとき、前記電動機の前記測定された回転速度(nE)が、前記回転速度(nA)として用いられることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド駆動装置。 前記内燃機関と前記発電機の回転速度から計算された前記電動機の回転速度(nE b )、及びさらに他の車輪(1)の回転速度から計算された前記ドライブトレインの回転速度(nA * b )が確かで、前記電動機の前記測定された回転速度(nE)が、前記電動機の前述の計算された回転速度(nE b )及び前記ドライブトレインの前述の計算された回転速度(nA * b )の両方と十分に整合するとき、前記電動機の前記測定された回転速度(nE)が、前記ドライブトレインの回転速度(nA)として用いられることを特徴とする請求項1あるいは2に記載のハイブリッド駆動装置。 予め定められた駆動車輪の回転速度から計算された前記ドライブトレインの前記回転速度(nA b )の値が不正確であることを示すために、誤り信号が付加的に生成されることを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド駆動装置。 予め定められた駆動車輪の回転速度から計算された前記ドライブトレインの回転速度(nA b )が、さらに他の車輪(1)の回転速度から計算された前記ドライブトレインの回転速度(nA * b )と十分に整合し、前記内燃機関と前記発電機の回転速度から計算された前記電動機の回転速度(nE b )が確かで、さらに、前記電動機の前記測定された回転速度(nE)、前記内燃機関と前記発電機の回転速度から計算された前記電動機の回転速度(nE b )、及び予め定められた駆動輪(2)の回転速度から計算された前記ドライブトレインの回転速度(nA b )との間に十分な整合が存在しないとき、前記ドライブトレインの回転速度(nA)として用いられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のハイブリッド駆動装置。 前記電動機の前記測定された回転速度(nE)は、不正確であることを示すために、誤り信号が生成されることを特徴とする請求項5に記載のハイブリッド駆動装置。 電動機の前記計算された回転速度(nE b )、及びさらに他の駆動輪(1)の回転速度から計算された前記ドライブトレインの回転速度(nA * b )は確かで、かつ互いに十分に整合し、予め定められた駆動輪(2)の回転速度から計算された前記ドライブトレインの回転速度(nA b )は確かではなく、及び/又は前記電動機の測定された回転速度(nE)、前記電動機の前記計算された回転速度(nE b )、及び/又はさらに他の車輪(1)の回転速度から計算された前記ドライブトレインの回転速度(nA * b )との間に整合が存在しないとき、前記内燃機関と前記発電機の回転速度から計算された前記電動機の回転速度(nE b )が、前記ドライブトレインの回転速度(nA)として用いられることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のハイブリッド駆動装置。 前記電動機の前記測定された回転速度(nE)、及び予め定められた駆動車輪(2)の回転速度から計算された前記ドライブトレインの回転速度(nA b )は、不正確であることを示すために、誤り信号が生成されることを特徴とする請求項7に記載のハイブリッド駆動装置。 前記ドライブトレインに対して確定されるべき回転速度(nA)が検証されなかった場合、緊急信号が生成され、及び/又は前記内燃機関(7)と前記電動機(5)とが停止されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のハイブリッド駆動装置。 前記電動機の前記測定された回転速度(nA)、及び前記内燃機関(7)と前記発電機(5)の回転速度から計算された電動機の回転速度(nE b )は、これらの回転速度間の差が、所定の公差値内にあれば、十分に整合すると評価されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のハイブリッド駆動装置。 前記回転速度(nE、nE b )が大きくなるにつれて、前記公差の値は増大することを特徴とする請求項10に記載のハイブリッド駆動装置。 内燃機関(7)、電動機(5)、発電機(8)、及び前記内燃機関、前記発電機、及び前記電動機間に配置された分岐ギアボックス(6)を有し、該ギアボックスは、前記内燃機関、前記発電機、及び前記電動機に対して、それぞれ、ギアボックス接続部、すなわち、ギアボックス入力端及び出力端を有し、前記電動機は、ドライブトレイン(4)を介して、前記自動車の駆動輪(2)に確動的に連結される、特に、請求項1〜11のいずれか一項に記載のハイブリッド駆動装置において、 前記発電機と前記電動機は、前記内燃機関の前記回転速度(nV)と、前記ドライブトレイン(4)及び前記駆動輪(2)の前記回転速度(nA b 、nR)との各比の公称値/実値の比較の関数として、制御装置(18)によって制御可能であることを特徴とするハイブリッド駆動装置。 前記公称値は、パラメータに基づいて、特に、運転者によって作動される制御要素、特に、アクセルペダル及び/又はブレーキペダルの位置の関数として、及び/又は道路のパラメータ、例えば、上り及び下り勾配を検出するセンサシステムからの信号の関数として、予め定めることができることを特徴とする請求項12に記載のハイブリッド駆動装置。 前記電動機(5)は、前記発電機のモードに切り換えられ、及び/又は前記発電機(8)は、前記電動機のモードに切り換えられ得ることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載のハイブリッド駆動装置。 |
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说明书全文 | 本発明は、内燃機関、電動機、発電機、及びそれらの内燃機関、発電機、及び電動機間に配置された分岐ギアボックスを有し、該ギアボックスは、内燃機関、発電機、及び電動機に対して、それぞれ、ギアボックス接続部、すなわち、ギアボックス入力端及び出力端を有し、電動機は、ドライブトレインを介して、自動車の駆動輪に確動的に連結される、自動車用ハイブリッド駆動装置に関する。 特許文献1は、自動車用の電気機械を有するハイブリッド駆動装置を開示している。 この電機機械は、クラッチ又は継手を介して、内燃機関に接続可能であり、発電機及び電動機として作動可能であり、駆動の目的で、可変比ギアボックスを介して車両の駆動輪に接続されている。 内燃機関とドライブトレインとの間に極めて大きい所望の変速比を得るために、冒頭に述べた型式のハイブリッド駆動装置は、すでに提案されている。 この駆動装置において、発電機は、異なる程度に負荷が掛けられ、電動機は、異なる電力に対して制御される。 この場合、システムから放出される電力を、発電機を介して、実質的に直接、電動機に供給し、内燃機関と発電機を同じ回転速度で作動し、及び/又は運転しながら内燃機関をスイッチオフすることができる。 このようなハイブリッド駆動装置において、ドライブトレインの回転速度(nA)は、ハイブリッド駆動装置の制御と作動の信頼性にとって、極めて重要なパラメータである。 従って、本発明の1つの目的は、いかなる主要な設計上の労力を払うことなく、センサシステムが誤っていても正確に、ドライブトレインの回転速度(nA)を高い信頼性で確定する有力な方法を示すことにある。 本発明によれば、この目的は、ハイブリッド駆動装置を制御するために、ドライブトレインの回転速度(nA)が、センサ装置によって確定され、該センサ装置は、内燃機関の回転速度(nV)、発電機の回転速度(nG)、電動機の回転速度(nE)、予め定められた駆動車輪の回転速度(nR)、及び/又はさらに他の車輪の回転速度(nR * )の測定値を確定するための個別のセンサを有し、互いに対して非対称的で冗長性のある少なくとも2つの異なる手法によって前述の測定値から検証され得る回転速度が、ドライブトレインの回転速度(nA)として用いられることによって、達成される。 本発明は、どのような場合でも、車両において利用可能な測定値から間接的にドライブトレインの回転速度を確定するという概念に基づいている。 内燃機関、発電機、及び電動機の回転速度は、これらのユニットを制御するために、どのような場合においても、検出される。 全ての車輪の回転速度は、通常、アンチロックブレーキシステム及び/又はトラクションコントロールシステムのために、確定される。 本発明によれば、内燃機関の回転速度(nV)と発電機の回転速度(nG)から計算された電動機の回転速度(nE b )が確かで、電動機の測定された回転速度(nE)と十分に整合し、さらに、予め定められた駆動車輪の回転速度(nR)から計算されたドライブトレインの回転速度(nA b )に対して、電動機の測定された回転速度(nE)の十分な整合が与えられたとき、電動機の測定された回転速度(nE)を、ドライブトレインの回転速度(nA)として用いることができる。 好ましくは、これが標準的な作動の方法である。 さらに、内燃機関と発電機の回転速度から計算された電動機の回転速度(nE b )、及びさらに他の車輪の回転速度(nR * )から計算されたドライブトレインの回転速度(nA * b )が確かで、電動機の測定された回転速度(nE)が、電動機の前述の計算された回転速度(nE b )及びドライブトレインの前述の計算された回転速度(nA * b )の両方と十分に整合するとき、電動機の測定された回転速度(nE)を、ドライブトレインの回転速度(nA)として用いることもできる。 この場合、好ましくは、予め定められた駆動車輪の回転速度(nR)から計算されたドライブトレインの回転速度(nA b )の値は、不正確であることを示すために、誤り信号を付加的に用いる措置がなされる。 この誤り信号は、不正確であると確認された回転速度(nA b )をもはや考慮しない、又はもはや用いないために、付加的又は代替的に用いられ得る。 さらに、電動機の測定された回転速度(nE)と予め定められた駆動車輪の回転速度(nR)が確かで、予め定められた駆動車輪の回転速度(nR)から計算されたドライブトレインの回転速度(nA b )が、さらに他の車輪の回転速度(nR * )から計算されたドライブトレインの回転速度(nA * b )に十分に対応し、電動機の測定された回転速度(nE)は、予め定められた駆動車輪の回転速度(nR)から計算されたドライブトレインの回転速度(nA b )と十分に整合するとき、電動機の測定された回転速度(nE)を、ドライブトレインの回転速度(nA)として用いることができる。 この場合、好ましくは、内燃機関の回転速度(nV)と発電機の回転速度(nG)から計算された電動機の回転速度(nE b )は、不正確であることを示すために、誤り信号を付加的に用いる措置がなされるべきである。 この誤り信号は、不正確であるとして確認された回転速度(nE b )をもはや考慮しないか又はもはや用いないために、ここでも、付加的又は代替的に用いられ得る。 さらに、予め定められた駆動車輪の回転速度(nR)から計算されたドライブトレインの回転速度(nA b )が、さらに他の車輪の回転速度(nR * )から計算されたドライブトレインの回転速度(nA * b )と十分に整合し、内燃機関と発電機の回転速度から計算された電動機の回転速度(nE b )が確かで、さらに、電動機の測定された回転速度(nE)、電動機の前述の計算された回転速度(nE b )、及び予め定められた駆動輪の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度(nA b )との間に十分な整合が存在しないとき、ドライブトレインの前述の計算された回転速度(nA b )を、ドライブトレインの回転速度(nA)として用いることができる。 ドライブトレインの回転速度(nA)に用いられるドライブトレインの計算された回転速度(nA b )の信頼性は、この計算された回転速度が、電動機の計算された回転速度(nE b )と十分に整合するかどうか、及び/又は一方で電動機の測定された回転速度(nE)と電動機の計算された回転速度(nE b )との間の相違と、他方で電動機の測定された回転速度(nE)と予め定められた駆動輪の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度(nA b )との間の相違が同じ次数の大きさであるかどうかを付加的にチェックすることによって、さらに改良することができる。 これとは別に、予め定められた駆動輪の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度(nA b )を用いるとき、電動機の測定された回転速度(nE)は、不正確であり、及び/又はもはや考慮してはならないことを示すために、好ましくは、誤り信号が生成される。 最後に、発電機と電動機の回転速度から計算された電動機の回転速度(nE b )、及びさらに他の車輪の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度(nA * b )は確かで、互いに十分に整合し、一方、予め定められた駆動輪の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度(nA b )は確かではなく、電動機の測定された回転速度(nE)、及び電動機の計算された回転速度(nE b )、及び/又はさらに他の車輪の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度(nA * b )との間に整合が存在しないとき、内燃機関と発電機の回転速度から計算された電動機の回転速度(nE b )をドライブトレインの回転速度(nA)として用いることができ、電動機の測定された回転速度(nE)、及び予め定められた駆動車輪の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度(nA b )は、不正確であり、及び/又はもはや考慮してはならないことを示すために、誤り信号の組合せを生成することができる。 ドライブトレインの回転速度の確定とは基本的に独立している本発明のさらに他の態様によれば、発電機と電動機を、内燃機関とドライブトレインの回転速度の比の公称値/実際値の比較の関数として、制御装置によって制御可能であるように規定することができる。 これによって、電動機と発電機への制御作動を用いる概念が実施され、分岐ギアボックスを内燃機関とドライブトレインとの間の無段変速ギアボックスとして用いることを可能とする。 これに関連して、電動機を発電機モードに、及び/又は発電機をモータモードに切り換える能力を有すると、有利である。 これとは別に、本発明の好ましい特徴に関しては、特許請求項及び以下の図面の説明を参照されたい。 以下、これらに基づいて、本発明の1つの具体的な好ましい実施形態をさらに詳細に説明する。 図1によれば、これ以上詳細には示されない自動車は、非駆動で操舵可能な前輪1と駆動後輪2とを有している。 後輪は、基本的に公知の手法で駆動されるために、車軸差動装置3を介して、自在継手シャフト4に連結され、このシャフト4は、駆動のために、電動機5のモータシャフトに接続されている。 電動機5は、駆動のために、分岐ギアボックスの形態にある遊星ギアボックス6を介して、内燃機関7と発電機8とに接続されている。 ここで、内燃機関7のエンジンシャフトは、遊星キャリア9に、それらが一緒に回転するように、接続され、内燃機関7のエンジンシャフトと同軸の発電機8のシャフトは、遊星ギアボックスのサンホイール10に、それらが一緒に回転するように接続され、電動機5のモータシャフトは、遊星ギアボックスの環状ギア11に、それらが一緒に回転するように、接続されている。 電動機5と発電機8は、図示されない整流器とインバータとを介して、バッテリ12に電気的に接続されている。 前輪1は、回転速度センサ13と関連付けられ、後輪2は、回転速度センサ14と関連付けられている。 内燃機関7、発電機8、及び電動機5の回転速度は、回転速度センサ15〜17によって検出される。 電子制御装置18の出力は、内燃機関7、発電機8、及び電動機5に、それらを制御するために、接続されている。 制御装置18の入力は、回転速度センサ13〜17に接続されている。 さらに、制御装置18の入力は、図示されていないさらに他のセンサに接続されている。 これらのさらに他のセンサは、特に、制御要素、例えば、運転者によって駆動されるアクセルペダルやブレーキペダルの状態を記録し、運転者によって所望される牽引電力の信号を制御装置18に送達する。 さらに、これらのさらに他のセンサは、道路に関するパラメータ、特に、その道路の上り又は下り勾配、並びに内燃機関7に関するさらに他の作動パラメータを検出することもできる。 図2に示されるように、制御装置18は、回転センサ13から、前輪1の回転速度nR *を反映する信号を受信する。 制御装置18は、回転センサ14から、駆動後輪2の回転速度nRに関する信号を受信する。 回転センサ15〜17は、内燃機関7、発電機8、及び電動機5の回転速度nV、nG、及びnEをそれぞれ伝達する。 制御装置18は、好ましい基準を用いて、これらの信号の全ての確かさをチェックすることができる。 遊星ギアボックス6の変速比を考慮して、制御装置18は、回転センサ15と16からそれぞれ伝達された内燃機関7と発電機8の回転速度nVとnGを用いて、電動機5の計算された回転速度nE bを確定することができる。 さらに、制御装置18は、回転センサ14によって確定されるような後輪2の回転速度nRを用いて、差動装置3の変速比を考慮して、自在継手シャフト4の計算された回転速度nA bを確定することができる。 最終的に、もし車輪1と2が滑らずに実質的に回転しているなら、制御装置18は、回転センサ13によって検出された前輪の回転速度nR *を用いて、自在継手シャフト4とドライブトレインの回転速度に対する回転速度nA * bを計算することができる。 さらに、所定の基準を用いて、前述の計算された回転速度nE b 、nA b 、及びnA * bの全ての確かさをチェックすることができる。 制御装置18は、その制御装置18が利用できる情報を用いて、ドライブトレインの回転速度nAを決定する。 もし内燃機関と発電機の回転速度から計算された電動機の回転速度nE bが確かで、回転速度センサ17によって測定された電動機5の回転速度nEが、所定の公差内において、電動機5の計算された回転速度nE bに整合し、さらに後輪2の回転速度nRから計算されたドライブトレインの回転速度nA bと整合する場合、図2の項目Iによって、 駆動後輪2の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度nA bは、前輪1の回転速度nR *から確定された回転速度nA * bと整合しないが、計算された回転速度nE bとnA * bは確かで、回転センサ17によって測定された電動機5の回転速度nEが、所定の公差内において、電動機の回転速度の計算された値nE b 、及び前輪の回転速度から計算によって確定されたドライブトレインの回転速度nA * bと整合する場合、ドライブトレインの回転速度を確定するために、図2の項目IIによって、 さらに、この場合、後輪の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度nA bは、不正確であることを示すために、好ましくは、誤り信号が生成される。 回転速度センサ17によって測定された電動機5の回転速度nE、内燃機関と発電機の回転速度から計算された電動機の回転速度nE b 、及び後輪の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度nA bとの間に十分な整合は存在しないが、電動機5の計算された回転速度nE bは確かで、特に、前後輪の回転速度から計算された回転速度nA b及びnA * bと十分に整合するとき、図2の項目IIIによって、 この場合、電動機5の測定された回転速度nEは、不正確であることを示すために、好ましくは、誤り信号が生成される。 後輪の回転速度と前輪の回転速度から確定された回転速度nA b及びnA * bは、十分に整合せず、回転センサ17によって測定された電動機5の回転速度nEは、電動機の計算された回転速度nE b及び前輪の回転速度から計算された回転速度nA * bと十分に整合しないが、電動機の計算された回転速度nE b及び前輪の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度nA * bは確かで、計算された回転速度nE bとnA * bとの間に十分な整合が存在するとき、図2の項目IVによって、 この状況において、電動機の測定された回転速度nE、及び後輪の回転速度から計算されたドライブトレインの回転速度nA bは、不正確であることを示すために、好ましくは、2つの誤り信号が生成される。 もしドライブトレインの回転速度nAが、項目I〜IVによって確定することができない場合、nAを確定することができないこと、及び信頼性のある作動状態を確実に得ることができないことを示すために、図2の項目Vによって、緊急信号が生成される。 このような状況において、好ましくは、制御装置18によって内燃機関7と電動機5を即座にスイッチオフする措置がなされる。 ドライブトレインの回転速度nAを確定することができる場合、制御装置18は、発電機8と電動機5とに対して、適切な制御動作を取ることができ、内燃機関の回転速度nVと駆動車輪2の回転速度nRとの間に実質的にいかなる所望の変速比をも生成することができる。 すなわち、分岐又は遊星ギアボックス6、電動機5、及び発電機8は、あたかも無段変速比を有するギアボックスが内燃機関7と駆動車輪2との間に配置されているかのように、互いに機能的に相互作用する。 内燃機関7と駆動輪2との間のそれぞれの変速比は、原理的に、公称値/実値の比較によって、制御可能であり、この場合、変速比の公称値は、作動パラメータの関数として、例えば、運転手によって作動される制御要素、特にアクセルペダル又はブレーキペダルの位置の関数として、及び上り又は下り勾配のような道路状態に対してセンサによって生成される信号の関数として確定され得る。 これに関連して、電動機5を発電機モードに、及び発電機8を電動機モードに切り換える能力を有すると、有利である。 もし異なる方法で確定された回転速度が互いに十分に整合するかどうかを決定するために、前述したように回転速度を確定するプロセス中において、チェックを行なう場合、好ましくは、公差が予め定められる。 この場合、その公差の大きさは、回転速度が増加するにつれて、増大する。 本発明は、自在継手シャフト4に確動的に連結された単一の電動機5を有するハイブリッド駆動装置に制限されない。 これの代わりに、駆動輪2に確動的に連結され、及び/又はこれらの車輪2の車軸に配置される電動機を設けることもできる。 この場合、回転速度nEは、 1 前輪 2 後輪 3 差動装置 4 自在継手シャフト 5 電動機 6 遊星ギアボックス 7 内燃機関 8 発電機 9 遊星キャリア 10 サンホイール 11 環状ギア 12 バッテリ 13 回転速度センサ 14 回転速度センサ 15 回転速度センサ 16 回転速度センサ 17 回転速度センサ 18 開ループまたは閉ループ制御装置 nA ドライブトレインの検証された回転速度 nE 電動機(5)の測定された回転速度 nG 発電機(8)の測定された回転速度 nV 内燃機関(7)の測定された回転速度 nR 後輪(2)の測定された回転速度 nR *前輪の測定された回転速度 nE b nGおよびnVから計算された電動機(5)の回転速度 nA b nRから計算されたドライブトレイン/自在継手シャフト(4)の回転速度 nA * b nR *から計算されたドライブトレイン/自在継手シャフト(4)の回転速度 |