Stowage space arrangement for vehicle with folding roof

申请号 JP26192595 申请日 1995-09-05 公开(公告)号 JPH0885344A 公开(公告)日 1996-04-02
申请人 Mercedes Benz Ag; メルセデス−ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト; 发明人 BUORUFUGANGU KERUNERU; MARUKU MIYUURUHAUZEN;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To improve a facility for stowing baggage in the interior space of vehicles with a folding roof by retracting a long rearward roof part into a stowage space of the vehicles. SOLUTION: The stowage space arrangement for vehicles with a folding roof 2, especially for a convertible 1 with a solid roof 2 foldable in two, includes a stowage space 10 which is arranged between the side walls of the vehicle body and into which at least a forward roof part 4 of the folding roof 2 can be retracted. A rearward roof part 5 includes a rear wall area 9 sloping obliquely relative to the roof surface. The stowage space 10 has at its bottom end a large-size floor area 15 that, with the folding roof 2 stowed, is covered by the rear wall area 9 of the rearward roof part 5. A free space that can be used as a baggage space 16 is provided above the rear wall area 9 of the rearward roof part 5 retracted.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 車体の側壁の間に設けられる積込み空間内に、折畳み屋根の少なくとも後方屋根部分が没入可能であり、後方屋根部分が屋根面に対して斜めに傾斜する後壁範囲を含んでいるものにおいて、積込み空間(1
    0)がその下側に大きい床範囲(15)を持ち、折畳み屋根(2)を格納する際この床範囲(15)が後方屋根部分(5)の後壁範囲(9)により覆われ、没入する後方屋根部分(5)の後壁範囲(9)より上に、荷物空間(16)として利用可能な自由空間が形成されていることを特徴とする、折畳み屋根を持つ車両用の積込み空間装置。
  • 【請求項2】 折畳み屋根(2)を格納する際積込み空間(10)の上方へ向く開口が、前方屋根部分(4)により広範囲に覆われ、この前方屋根部分(4)により荷物空間(16)が上方を区画されていることを特徴とする、請求項1に記載の積込み空間装置。
  • 【請求項3】 荷物空間(16)の下方区画側が、間隔をおいて後壁範囲(9)を覆う荷物棚板(17)であることを特徴とする、請求項1に記載の積込み空間装置。
  • 【請求項4】 荷物棚板が、荷物空間(16)の前に設けられる保持部材から後方へ張出す底板(17)として構成されていることを特徴とする、請求項3に記載の積込み空間装置。
  • 【請求項5】 底板(17)が上方へ折畳み可能に保持部材に支持されていることを特徴とする、請求項4に記載の積込み空間装置。
  • 【請求項6】 底板(17)と保持部材との間に、底板(17)の下方揺動により引張り位置へ移行可能な引張り手段が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の積込み空間装置。
  • 【請求項7】 積込み空間(10)が後部座席範囲であり、その後部座席(11)が前方へ不使用位置へ折畳み可能であり、後部座席の構成部分が荷物空間(16)の前方区画壁を形成することを特徴とする、請求項1に記載の積込み空間装置。
  • 【請求項8】 折畳み屋根(2)の格納の際前方屋根部分(4)の前端と荷物空間(16)の前方区画壁との間に、遮蔽手段(23)により覆うことができる細長い見通し開口が存在することを特徴とする、請求項2に記載の積込み空間装置。
  • 【請求項9】 遮蔽手段として、巻取りローラ(22)
    から繰出し可能なブラインド帯(23)が設けられていることを持徴とする、請求項8に記載の積込み空間装置。
  • 【請求項10】 巻取りローラ(22)が見通し開口の下辺に沿つて設けられていることを特徴とする、請求項9に記載の積込み空間装置。
  • 【請求項11】 巻取りブラインド装置が、巻取りローラ(22)のほかに、荷物スパイダ(21)の代りに利用可能なブラインド帯を巻付けることができる別の巻取りローラを含んでいることを特徴とする、請求項9に記載の積込み空間装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、車体の側壁の間に設けられる積込み空間内に、折畳み屋根の少なくとも後方屋根部分が没入可能であり、後方屋根部分が屋根面に対して斜めに傾斜する後壁範囲を含んでいる、折畳み屋根を持つ車両、特に2つの部分に折畳み可能な剛性屋根を持つキヤブリオレ用の積込み空間装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】このような積込み空間装置は、例えば米国特許第1940444号明細書から公知である。 この場合後方屋根部分の没入用積込み空間は比較的狭い縦穴から成り、その断面は後壁範囲の折畳み運動軌道に合わされている。 これにより折畳み屋根の後方屋根部分は、
    後方屋根部分を完全に没入できるようにするため、それに応じた小さい長さしか持つていない。 後方屋根部分の構成の際における構造的自由度は、これにより著しく限定される。

    【0003】公知のキヤブリオレの積込み空間と前部座席列との間には閉じた中空室があり、手動クランクにより揺動可能な後方屋根部分用の伝動装置がこの中空室の中心に設けられている。 従つて側壁上縁より下でキヤブリオレの内部空間には、前部座席列から便利に積むことができる荷物片等を収容することは殆どできない。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎になつている課題は、積込み空間へ長い後方屋根部分を没入可能であり、更に車両の内部空間への荷物の格納可能性が改善されるように、最初にあげた種類の積込み空間装置を発展させることである。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】この課題を解決するため本発明によれば、積込み空間がその下側に大きい床範囲を持ち、折畳み屋根を格納する際この床範囲が後方屋根部分の後壁範囲により覆われ、没入する後方屋根部分の後壁範囲より上に、荷物空間として利用可能な自由空間が形成されている。 他の請求項から本発明の有利な構成が分かる。

    【0006】

    【実施例】図面に基いて本発明の実施例を以下に説明する。 キヤブリオレ1の車体は、2つの部分から成る折畳み屋根2とロールバー3とを含む屋根構造体を持つている。 折畳み屋根2は軽金属又はプラスチツクから成る剛性屋根として構成され、前方屋根部分としての前方屋根殻4が後方屋根部分としての後方屋根殻5に関節結合されている。 関節結合のため蝶番継手6が用いられて、前方屋根殻4と後方屋根殻5との間の継ぎ目の範囲に設けられている。

    【0007】図1に示すように折畳み屋根2の閉じる際、前方屋根殻4は前窓ガラス7の前枠から始まつて、
    横扉内へ没入可能な前方横窓ガラス8のほぼ後縁の所まで延びている。 前方屋根殻4に同一面をなして続く後方屋根殻5は、後方へ下降する屋根線の下に、屋根面範囲を形成し、側方屋根支柱及び後方窓ガラスを持つ後壁範囲9へ続いている。 後壁範囲9は斜め後下方へ傾斜し、
    その前にある屋根面範囲に対して鈍をなしている。

    【0008】閉じた折畳み屋根2の後壁範囲9は、ロールバー3の側方支柱を互いにつなぐ横湾曲片により一部覆われる。 これらの側方支柱は、後壁範囲9の側方で車体の側壁上に直立して取付けられている。

    【0009】ロールバー3の長い脚を持つ側方支柱の間には、車体の側壁の間にある積込み空間10の開口が設けられ、この開口を通して比較的長い後方屋根殻5が積込み空間10へ没入可能である。 折畳み屋根2を閉じる際積込み空間10が2つの補助席用の場所を与えることができるようにするため、この積込み空間10内に後部座席11が使用位置に保持され、この後部座席11はクツシヨン部分と背もたれ部分とを含んでいる。 後方屋根殻5の没入のため積込み空間10をあけるために、後部座席11は解錠可能であり、その背もたれ部分がまずクツシヨン部分上へ下方揺動可能であり、それから後部座席11が前部座席12の後の急峻に直立する位置へ前方揺動可能である(図2参照)。 従つて積込み空間10
    は、後部座席11の直立するクツシヨン部分の下側により前方を区画され、クツシヨン部分は車体の側壁上縁より下に離れた所で終つている。

    【0010】さて解錠により前方屋根殻4を前窓ガラス7の枠から外した後、折畳み屋根2が格納位置へ畳み込まれる。 その際積込み空間10へ没入可能な後方屋根殻5は、後壁範囲9に対して前方へずれた所にある平な車両横軸線13の周りに、円軌道上を精確に揺動せしめられる。 その際蝶番継手6を介して連行される前方屋根殻4は、屈曲部を持つ案内レバー対14により、前方屋根殻4が平行移動するように下降案内される。

    【0011】没入運動中に後方屋根殻5は、車両横軸線13の周りに全部で約130°の角だけ下方へ揺動せしめられ、それから前方屋根殻4が積込み空間10の開口を蓋状に覆う。 後方屋根殻5のこの大きい揺動角のため、その後壁範囲9は、積込み空間10の下方を区画する車両床の大きい床範囲より上に僅か離れてほぼ水平になつている。 従つて格納される後方屋根殻5の後壁範囲9より上には、大きい自由空間が形成されて、キヤブリオレ1のトランク室に加えて荷物空間16として利用される。

    【0012】荷物による後壁範囲9の損傷を防止し、大きい平らな載置面を得るため、後壁範囲9から適当に離れて、荷物棚板として役立つ底板17が、鎖錠される後部座席11のクツシヨン部分の下側から後方へ張出している。 この底板17は、その前縁に沿つて、蝶番継手1
    8を介してクツシヨン部分に支持され、図示した使用位置で、この使用位置を越えて下方へ揺動するのを防止されている。 底板17が僅か前下方へ傾斜するこの使用位置を確保するため、底板17の側方に張られる引張り手段としての2つの引張り綱19が設けられ、斜め前上方へ延びて、底板17の後端範囲を、後部座席11のクツシヨン部分にある懸架点に結合している。 ベルト、ワイヤロープ、又は他の伸びない引張り手段とすることができる引張り綱19は、底板17の側方に延びているため、底板17上の荷物が側方へ滑るのを防止することができるので、特に好都合である。 これらの引張り綱は、
    使用位置への後部掛席11の戻し揺動の前に底板17が後部座席11のクツシヨン部分の下又は後へ上方揺動するのを殆ど妨げることがない。

    【0013】荷物空間16の高さ及び長さは大きく設計されて、2つのトランク20を横にして前後に置くことができるようになつている。 トランク20又は類似の荷物の位置を更に荷物スパイダ21又は類似な荷物固定装置により固定できることは明らかである。 この場合荷物スパイダ21の機能を、取扱いを容易にするため、巻取りブラインド装置のブラインド帯が引受けることができる。

    【0014】荷物空間16の荷物が外からわからないようにするため、後部座席11のクツシヨン部分の上側と前方屋根殻4の下側と車体の側壁との間に細長い見通し開口が、不透明な遮蔽手段により覆われる。 遮蔽手段として巻取りブラインド装置を設けるのがよく、その巻取りローラ22は後部座席11のクツシヨン部分の後端面に沿つて設けられている。 ばね荷重を受ける巻取りローラ22から落下棒にあるブラインド帯23が引上げられ、それから落下棒が前方屋根殻4の前端面にかぎで取付けられる。 落下棒を外した後、ブラインド帯はその巻取られた不動作位置へ戻される。 従つて後部座席11を使用位置へ戻した後に巻取りブラインド装置も連行され、後部座席11を前へ折畳む際巻取りブラインド装置が再び自動的に見通し開口の下の準備位置へ達する。

    【0015】場合によつては、巻取りローラ22及び荷物スパイダ21として役立つブラインド帯の巻取りローラを共通なハウジング内に設け、それにより二重巻取りブラインド装置とすることも考えられる。

    【0016】荷物空間16に収容される荷物の盗難防止を更に確実にするため、不使用位置にある後部座席11
    及び蓋として作用する前方屋根殻4の鎖錠装置を、場合によつては共通の錠によつて閉めることができ、その際錠が揺動拘束のため案内レバー対14の一方又は両方の案内腕へ作用することができる。 更に拘束可能なスナツプ留め金等により、ブラインド帯23の落下棒を前方屋根殻4の前端面に固定することも可能である。

    【0017】荷物空間16への積込み又は荷出しを便利に行うことができるようにするため、図3に示すように、前部座席の背もたれが公知のように前方へ折畳み可能にされる。 更に折畳み屋根2の開閉の際通過する折畳み屋根2の拘束中間位置も設けられ、この位置で前方屋根殻4は上方に離れた所で積込み空間10を一部覆つている。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】折畳み屋根が閉じられているキヤブリオレの側面図である。

    【図2】折畳み屋根が開かれているキヤブリオレの側面図である。

    【図3】折畳み屋根の最初の閉鎖段階後におけるキヤブリオレの側面図である

    【符号の説明】

    2 折畳み屋根 4 前方屋根部分 5 後方屋根部分 9 後壁範囲 10 積込み空間 15 床範囲 16 荷物空間

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルク・ミユールハウゼン ドイツ連邦共和国シユトウツトガルト・シ ユツツエンシユトラーセ10

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