作業車両

申请号 JP2016059762 申请日 2016-03-25 公开(公告)号 JPWO2016129707A1 公开(公告)日 2018-12-06
申请人 株式会社小松製作所; 发明人 竹村 和晃;
摘要 作業車両は、車体に支持される前輪と、車体に支持される後輪と、車体に支持される液体タンクと、前輪の周囲の一部に配置される前輪フェンダと、後輪の周囲の一部に配置される後輪フェンダと、前輪フェンダの下端部と後輪フェンダの下端部との間に設けられる床部と、床部の上面に設けられ、床部との間で電装品が収容される電装品室と、を備える。車体の車幅方向において、電装品室は液体タンクの外側に配置される。
权利要求

車体に支持される前輪と、 前記車体に支持される後輪と、 前記車体に支持される液体タンクと、 前記前輪の周囲の一部に配置される前輪フェンダと、 前記後輪の周囲の一部に配置される後輪フェンダと、 前記前輪フェンダの下端部と前記後輪フェンダの下端部との間に設けられる床部と、 前記床部の上面に設けられ、前記床部との間で電装品が収容される電装品室と、 を備え、 前記車体の車幅方向において、前記電装品室は前記液体タンクの外側に配置される、 作業車両。前記電装品室と前記前輪フェンダとの間に位置するステップを備える、 請求項1に記載の作業車両。前記ステップは複数段設けられ、複数の前記ステップのうち最も低い位置に設けられるステップが前記床部を兼ねている、 請求項2に記載の作業車両。前記電装品室と前記液体タンクとの間に隔壁を備える、 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の作業車両。前記電装品室と前記液体タンクとは前記隔壁により間隙を介して対向し、 前記間隙の上方に配置されるカバー部材を備える、 請求項4に記載の作業車両。前記液体タンクの後部には、前記電装品と接続される電気ケーブルが挿通される電気ケーブル挿通部を有し、 前記車体に設けられたエンジン室と前記電装品室とは、前記電気ケーブル挿通部を介して接続される、 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の作業車両。前記車幅方向の外側を向く前記電装品室の収容開口部を開閉する扉を備える、 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の作業車両。

说明书全文

本発明は、作業車両に関する。

特許文献1に開示されているように、フォークリフトのような作業車両には、作動油タンク及び燃料タンクのような液体タンクが搭載される。また、排出ガスを浄化する尿素SCR(selective catalytic reduction)システムを有する作業車両には、尿素タンクが搭載される。更に、作業車両には、バッテリ、ヒューズ、ブレーカ、及びコントローラのような電装品が搭載される。

特開2003−192284号公報

限られた作業車両のスペースに液体タンク及び電装品が配置される必要がある。液体タンク及び電装品のレイアウトによっては、例えばメンテナンス作業性が低下し、作業車両の作動に支障をきたす可能性がある。

本発明の態様は、液体タンク及び電装品が最適にレイアウトされることにより性能の低下が抑制される作業車両を提供することを目的とする。

本発明の態様に従えば、車体に支持される前輪と、前記車体に支持される後輪と、前記車体に支持される液体タンクと、前記前輪の周囲の一部に配置される前輪フェンダと、前記後輪の周囲の一部に配置される後輪フェンダと、前記前輪フェンダの下端部と前記後輪フェンダの下端部との間に設けられる床部と、前記床部の上面に設けられ、前記床部との間で電装品が収容される電装品室と、を備え、前記車体の車幅方向において、前記電装品室は前記液体タンクの外側に配置される、作業車両が提供される。

本発明の態様によれば、液体タンク及び電装品が最適にレイアウトされることにより性能の低下が抑制される作業車両が提供される。

図1は、本実施形態に係る作業車両の一例を示す斜視図である。

図2は、本実施形態に係る収容部材及び液体タンクの一例を示す斜視図である。

図3は、本実施形態に係る収容部材及び液体タンクの一例を示す斜視図である。

図4は、本実施形態に係る収容部材及び液体タンクの一例を示す断面図である。

図5は、本実施形態に係る収容部材及び液体タンクの一例を示す斜視図である。

以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。

図1は、本実施形態に係る作業車両100の一例を示す斜視図である。本実施形態においては、作業車両100がフォークリフト100である例について説明する。

図1に示すように、フォークリフト100は、車体10と、車体10に支持される前輪12と、車体10に支持される後輪14と、車体10に支持されるマスト16と、マスト16に支持されるフォーク18と、車体10に支持される運転席20とを備える。

前輪12及び後輪14は、回転軸を中心に回転可能に車体10に支持される。前輪12にタイヤ12Tが装着される。後輪14にタイヤ14Tが装着される。

以下の説明においては、フォークリフト100が直進状態で走行するときの前輪12及び後輪14の回転軸と平行な方向を適宜、車体10の車幅方向、と称し、タイヤ12T及びタイヤ14Tが走行する地面と直交する鉛直軸と平行な方向を適宜、車体10の上下方向、と称し、回転軸及び鉛直軸の両方と直交する方向を適宜、車体10の前後方向、と称する。

本実施形態においては、運転席20に着座した運転者を基準としてフォーク18が存在する方向が前方であり、前方の逆方向が後方である。車幅方向の一方が右方であり、右方の逆方向が左方である。前輪12は、後輪14よりも前方に配置される。前輪12は、車体10の車幅方向の両側に配置される。後輪14は、車体10の車幅方向の両側に配置される。

フォークリフト100は、運転席20に着座した運転者により操作される。運転席20の前方には、ステアリングホイールのような操作装置22が配置される。運転者は、操作装置22を操作して、フォークリフト100を作動させる。

フォーク18は、マスト16に設けられた油圧シリンダ24の駆動により、マスト16に支持された状態で上下方向に移動する。

車体10は、前輪12の周囲の一部に配置される前輪フェンダ26と、後輪14の周囲の一部に配置される後輪フェンダ28とを有する。前輪フェンダ26及び後輪フェンダ28は泥除け部材として機能する。

前輪フェンダ26の下端部と後輪フェンダ28の下端部との間に床部30が設けられる。床部30の上面には、床部30との間で電装品が収容される電装品室700が設けられる。

図2及び図3は、本実施形態に係る収容部材40及び液体タンク60の一例を示す斜視図である。図2は、車体10の右側に設けられている収容部材40及び液体タンク60の一例を示す。図3は、図2に示した収容部材40の一部を分解した状態を示す。

図2及び図3に示すように、フォークリフト100は、前輪フェンダ26の下端部と後輪フェンダ28の下端部との間に設けられる床部30と、床部30の上面に設けられ、床部30との間で電装品70が収容される電装品室700と、車体10に支持される液体タンク60とを備える。電装品室700は、収容部材40の内部に設けられる。車体10の車幅方向において、電装品室700は液体タンク60の外側に配置される。

収容部材40は、支持板41を含む本体42と、本体42に支持されるカバー部材44と、電装品室700の収容開口部40Kを開閉する扉46とを有する。

本体42は、例えばボルトのような固定部材により床部30に固定される。支持板41は、電装品70を支持する壁面を有する。支持板41の壁面は、車幅方向の外側を向く。図2及び図3に示す例では、支持板41の壁面は、右方を向く。車幅方向の内側を向く支持板41の背面は、液体タンク60と対向する。

カバー部材44は、収容部材40の上面を形成する。収容部材40と液体タンク60とは間隙を介して対向する。カバー部材44の少なくとも一部は、収容部材40と液体タンク60との間隙の上方に配置される。

収容部材40は、収容開口部40Kを有する。収容開口部40Kは、車幅方向の外側を向く。図2及び図3に示す例では、収容開口部40Kは、右方を向く。扉46は、収容開口部40Kを開閉する。本実施形態において、扉46は、2つ設けられている。

電装品70は、電気機器及び電子機器を含む。本実施形態において、電装品70は、床部30の上面に支持されるバッテリ70Aと、支持板41の壁面に支持されるヒューズ70Bと、支持板41の壁面に支持されるブレーカ70Cと、支持板41の壁面に支持されるコントローラ70Dとを含む。なお、これらの電装品70は一例であり、種々の電装品70が電装品室700に収容される。

電装品70は、信号線ケーブル71及び電気ケーブル72と接続される。信号線ケーブル71及び電気ケーブル72はそれぞれ、車体10の内部に設けられている各種の機器と接続される。

車体10の内部には、エンジン80が収容されるエンジン室800が設けられる。エンジン80は、車体10の後部に配置される。複数の電気ケーブル72のうち少なくとも一部の電気ケーブル72は、エンジン80と接続される。

液体タンク60は、車幅方向において電装品室700よりも内側に配置される。本実施形態において、液体タンク60は、作動油を収容する作動油タンクである。フォークリフト100は、フォーク18を駆動するための油圧シリンダ24、前輪12及び後輪14の少なくとも一方を駆動するための油圧モータ、及び油圧ポンプなど、複数の油圧アクチュエータを有する。作動油タンクは、それら油圧アクチュエータに供給される作動油を収容する。

収容部材40の車幅方向の寸法は、収容部材40の上下方向の寸法よりも小さい。収容部材40の前後方向の寸法は、収容部材40の車幅方向の寸法及び上下方向の寸法よりも大きい。

液体タンク60の車幅方向の寸法は、液体タンク60の上下方向の寸法よりも小さい。液体タンク60の前後方向の寸法は、液体タンク60の車幅方向の寸法及び上下方向の寸法よりも大きい。

収容部材40の上面の高さと、液体タンク60の上面の高さとは、ほぼ等しい。また、収容部材40の前後方向の寸法と、液体タンク60の前後方向の寸法とは、ほぼ等しい。上下方向及び前後方向のそれぞれにおいて、収容部材40と液体タンク60とは、ほぼ等しい位置に配置される。

本実施形態において、収容部材40は、後輪フェンダ28に接触するように配置される。収容部材40と前輪フェンダ26との間にステップ50が位置する。ステップ50は、運転者がフォークリフト100の外部から運転席20に移動するとき又は運転席20からフォークリフト100の外部に移動するときに使用される。運転者は、ステップ50を昇降して、フォークリフト100の外部から運転席20に移動したり、運転席20からフォークリフト100の外部に移動したりすることができる。

ステップ50は複数設けられる。本実施形態において、ステップ50は、3段設けられる。複数のステップ50のうち最も低い位置に設けられるステップ50は、床部30を兼ねている。すなわち、床部30が最も低い位置に設けられるステップ50である。また、ステップ50は、床部30の上方に配置される第1ステップ50Aと、第1ステップ50Aの上方に配置される第2ステップ50Bとを含む。第2ステップ50Bは、車体10に支持される。第1ステップ50Aは、収容部材40及び前輪フェンダ26に支持される。第2ステップ50Bと収容部材40との間には隙間が形成される。これにより、収容部材40の寸法誤差又は第2ステップ50Bの寸法誤差が許容される。第1ステップ50Aは、ボルトのような固定部材により収容部材40に着脱可能に固定される。第1ステップ50Aは、交換可能である。

図4は、本実施形態に係る収容部材40及び液体タンク60の一例を示す断面図である。図4は、収容部材40及び液体タンク60を前方から見たときの断面図に相当する。

図4に示すように、電装品室700と液体タンク60との間に隔壁48が配置される。隔壁48は、支持板41の背面と、その支持板41の背面と対向する液体タンク60の表面との間に配置される。隔壁48が配置されることにより、電装品室700と液体タンク60とは、間隙Gを介して対向する。

カバー部材44の少なくとも一部は、間隙Gの上方に配置される。カバー部材44は、間隙Gを覆う。

図5は、本実施形態に係る収容部材40及び液体タンクを後方から見た斜視図である。液体タンクの後部には、電気ケーブル72が挿通される電気ケーブル挿通部60Kが設けられる。また、車体10には、電気ケーブル72が配置される開口部10Kが設けられる。

車体10は、エンジン80を収容するエンジン室800を有する。車体10に設けられたエンジン室800と、収容部材40に設けられた電装品室700とは、電気ケーブル挿通部60K、及び開口部10Kを介して接続される。電気ケーブル72は、電装品室700に設けられている電装品70(例えばバッテリ70A)とエンジン80とを接続する。

以上説明したように、本実施形態によれば、電装品70を収容する電装品室700と液体タンク60とが車幅方向に隣接して配置され、車幅方向において電装品室700が液体タンク60の外側に配置されるので、電装品70のメンテナンス作業性は向上する。電装品室700は、前輪フェンダ26の下端部と後輪フェンダ28の下端部との間に設けられる床部30の上面に設けられている。そのため、車幅方向において電装品室700の更に外側には、他の部材又は機器が存在しない。そのため、作業者は、フォークリフト100の外部から、電装品室700に円滑にアクセスすることができる。そのため、作業者は、電装品70のメンテナンスを円滑に実施することができる。また、電装品70のメンテナンスが十分に実施されるので、フォークリフト100に設けられている電気機器又は電子機器は良好に作動する。したがって、フォークリフト100の作動に支障をきたすことが抑制され、フォークリフト100の性能の低下が抑制される。

また、本実施形態によれば、電装品室700と液体タンク60とが車幅方向に隣接して配置され、収容部材40の車幅方向の寸法は収容部材40の上下方向の寸法よりも小さく、液体タンク60の車幅方向の寸法は液体タンク60の上下方向の寸法よりも小さい。これにより、車体10のスペースを有効活用することができる。また、液体タンク60の高さを高くすることができるので、液体タンク60から油圧アクチュエータに作動油が円滑に供給される。

また、本実施形態によれば、ステップ50が、収容部材40と前輪フェンダ26との間に位置する。したがって、運転者は、車体10の前方から、ステップ50を使って、運転席20に対して乗り降りすることができる。

また、本実施形態によれば、最も低い位置に配置されるステップ50である床部30と、床部30の上方に配置される第1ステップ50Aと、第1ステップ50Aの上方に配置される第2ステップ50Bとが設けられる。運転者は、床部30を含む複数のステップ50を使って運転席20に対して乗り降りすることができる。また、床部30がステップ50を兼ねるので、ステップ50のために使用される部材の量を抑制することができる。

また、本実施形態によれば、電装品室700と液体タンク60との間に隔壁48が配置され、支持板41と液体タンク60との間に間隙Gが形成される。液体タンク60に収容される作動油の影響により液体タンク60が高温度になっても、間隙Gが設けられているので、液体タンク60の熱が電装品室700に伝達されることが抑制される。また、間隙Gに空気が流れることにより、電装品室700の温度上昇が抑制される。電装品70が高温度になることが抑制されるので、電装品70の性能の低下が抑制される。

また、本実施形態によれば、間隙Gの上方にカバー部材44が配置される。これにより、雨又は粉塵のような異物が間隙Gに侵入することが抑制される。

また、本実施形態によれば、液体タンク60の後部に電気ケーブル挿通部60Kが設けられ、エンジン80に電を供給するための電気ケーブル72が電気ケーブル挿通部60Kに挿通される。すなわち、バッテリ70Aと接続される電気ケーブル72は、電気ケーブル挿通部60Kを介してエンジン室800に配置され、エンジン80と接続される。電気ケーブル72が長くなると電気抵抗値が増加する。そのため、電気ケーブル72が長くなると、エンジン80に供給される電力値が低下し、例えばエンジン80の始動性能が低下する可能性がある。したがって、電気ケーブル72は短い方が好ましい。本実施形態によれば、バッテリ70Aを収容する電装品室700に隣接して配置されている液体タンク60に電気ケーブル挿通部60Kが設けられるので、電気ケーブル72を大きく引き回す必要が無くなる。そのため、電気ケーブル72を短くしても、バッテリ70Aとエンジン80とを接続することができる。

また、フォークリフト100に係る技術分野において、エンジン80は、車体10の後部に配置される場合が多い。本実施形態においては、電気ケーブル挿通部60Kは液体タンク60の後部に形成される。そのため、電気ケーブル72を十分に短くしても、バッテリ70Aとエンジン80とを接続することができる。

また、本実施形態によれば、電装品室700には、車幅方向の外側を向く収容開口部40Kが設けられる。そのため、作業者は、収容開口部40Kを介して、電装品室700に配置されている電装品70を円滑にメンテナンスすることができる。また、収容開口部40Kに扉46が配置されることにより、電装品室700の電装品70は扉46で保護される。

なお、上述の実施形態においては、液体タンク60が作動油タンクであることとした。液体タンク60は、燃料タンクでもよいし、尿素タンクでもよい。

なお、上述の実施形態においては、作業車両100がフォークリフト100であることとした。上述の実施形態で説明した構成要素は、前輪及び後輪を有する作業車両に適用可能である。例えば、作業車両100がホイールローダでもよい。

10 車体 10K 開口部 12 前輪 12T タイヤ 14 後輪 14T タイヤ 16 マスト 18 フォーク 20 運転席 22 操作装置 24 油圧シリンダ 26 前輪フェンダ 28 後輪フェンダ 30 床部 40 収容部材 40K 収容開口部 41 支持板 42 本体 44 カバー部材 46 扉 48 隔壁 50 ステップ 50A 第1ステップ 50B 第2ステップ 60 液体タンク 60K 電気ケーブル挿通部 70 電装品 70A バッテリ 70B ヒューズ 70C ブレーカ 70D コントローラ 71 信号線ケーブル 72 電気ケーブル 80 エンジン 100 フォークリフト(作業車両) 700 電装品室 800 エンジン室

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