Construction machinery

申请号 JP2006276020 申请日 2006-10-10 公开(公告)号 JP4725476B2 公开(公告)日 2011-07-13
申请人 コベルコ建機株式会社; 发明人 慎太郎 崎谷; 幸子 渡辺;
摘要
权利要求
  • 下部走行体上に搭載された上部旋回体の左右一側にキャビンを設置するとともに、このキャビンと反対側に、各種機器類が収容される機器室を設け、この機器室は、外側の側面をサイドカバーによって、前面及び上面をフロントカバーを兼ねるステップによってそれぞれ覆い、上記ステップは、
    (A) ステップ枠の内側に複数段の踏板を階段状に取付けて構成し、
    (B) 上記機器室に設置したブラケットにより支持し、
    (C) 標準仕様に対する特別仕様として、両仕様で上記ステップ枠及びブラケットを共用し、かつ、ステップ上端がほぼ同じ高さに位置することを条件に、特定段の踏板を標準仕様の場合よりも高位に位置させ、
    (D) この特別仕様のステップにおいて、両仕様における特定段踏板の高低差分の空間に、燃料タンクに燃料油を補給するための給油ポンプ及び給油ホースを備えた給油ユニットを設け、この給油ユニットを介して上記ブラケットに支持させる ように構成したことを特徴とする建設機械。
  • ステップ枠に上下両面が開口するボックス部を設け、特定段の踏板を、このボックス部の上面開口部にこれを開閉する蓋を兼ねる状態で設けたことを特徴とする請求項1記載の建設機械。
  • 特別仕様のステップにおいて、両仕様における最上段踏板の高低差分の空間に給油ユニットを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の建設機械。
  • 特別仕様のステップにおいて、標準仕様での特定段の踏板の奥行き寸法内に二段の踏板を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建設機械。
  • 給油ユニットとして電動式のポンプを備え、このポンプのスイッチを、開閉自在なサイドカバーを開いた状態で機械側面から操作可能な位置に設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の建設機械。
  • 特別仕様のステップにおいて、標準仕様での特定段の踏板上に給油ユニットを取付け、この給油ユニット上に特定段の踏板を取付けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の建設機械。
  • 说明书全文

    本発明は燃料タンクに給油するための給油ユニットを備えた建設機械に関するものである。

    本発明の好適例である油圧ショベルを例にとって背景技術を説明する。

    油圧ショベルは、図8,9に示すようにクローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2の前部に、ブーム3、アーム4、バケット5、及びこれらを作動させる油圧シリンダ(ブーム、アーム、バケット各シリンダ)6,7,8を備えた作業アタッチメント9が取付けられて構成される。

    上部旋回体2は、アッパーフレーム10を備え、このアッパーフレーム10の左右一側(通常は後方から見て左側。以下、この例で説明する)にキャビン11が設置されている。

    また、このキャビン11と反対側(右側)の側面部にサイドカバー12と、前面部と上面部に跨る部分にフロントカバー兼用のステップ13がそれぞれ設けられ、このサイドカバー12とステップ13で覆われた前部右側の機器室14にバルブ等の各種機器類が設置されるとともに、このステップ13の後方(アッパーフレーム後部右側)に燃料タンク15が設置されている。

    サイドカバー12は、後側を支点として外向きに開閉自在に取付けられ、同カバー開放状態で右側方から機器室14に対するメンテナンス作業が行われる。

    ステップ13は階段状に構成され、上部旋回体2の後部に設けられたエンジンルーム(図示省略)に対して上面側からメンテナンスを行うための昇降通路として機能する。

    この油圧ショベルにおいて、燃料タンク15に対する燃料の補給作業を容易化するために、ポンプ及びホースを備えた給油ユニットを搭載したものが公知である(特許文献1参照)。

    この公知技術においては、アッパーフレームにおける燃料タンクの近傍にケース入りの給油ユニットを設置している。

    一方、給油ユニットとは無関係ではあるが、ステップ付きの建設機械において工具箱をステップ頂部に設けた技術(特許文献2)、及び工具箱をステップの踏板下方に設置した技術(特許文献3)が公知である。

    特開2002−266377号公報

    特開2004−84356号公報

    特開2000−45332号公報

    ところが、特許文献1に記載された公知技術では、アッパーフレーム上に給油ユニット専用の設置スペースを確保する必要があるため、とくにスペースに余裕のない小型ショベルでは適用困難となる。

    一方、特許文献2,3に記載された工具箱に関する公知技術を給油ユニットの設置技術として転用することが考えられる。

    しかし、ステップ頂部に給油ユニットを設置すると、同ユニットがステップ頂部上方に突出することでキャビン内のオペレータからの側方視界が悪くなり、外観上の体裁も悪くなる。 あるいは、これをできるだけ回避できるように高さ寸法を制限すると、給油ユニットの能(ホース長さ等)が小さくなる。

    また、ステップ踏板下方、すなわち、図9に示す機器室14内に給油ユニットを設置すると、機器類の設置スペースが給油ユニットに侵食されて狭くなる。

    この点の対策として、給油ユニットの設置空間だけ踏板の高さを上げることが考えられる。

    しかし、ステップは、機器室に設けたブラケットで支持されるため、ステップ全体の構成を変えるとブラケット構成も変えなければならず、改造が大がかりとなってコスト高となる。 また、全踏板の高さを上げた場合には、ステップ上端の高さ位置が高くなり、キャビン内からの視界や外観上の体裁が悪くなる。

    そこで本発明は、上記のような弊害を招くことなく給油ユニットを設置することができる建設機械を提供するものである。

    請求項1の発明は、下部走行体上に搭載された上部旋回体の左右一側にキャビンを設置するとともに、このキャビンと反対側に、各種機器類が収容される機器室を設け、この機器室は、外側の側面をサイドカバーによって、前面及び上面をフロントカバーを兼ねるステップによってそれぞれ覆い、上記ステップは、
    (A) ステップ枠の内側に複数段の踏板を階段状に取付けて構成し、
    (B) 上記機器室に設置したブラケットにより支持し、
    (C) 標準仕様に対する特別仕様として、両仕様で上記ステップ枠及びブラケットを共用し、かつ、ステップ上端がほぼ同じ高さに位置することを条件に、特定段の踏板を標準仕様の場合よりも高位に位置させ、
    (D) この特別仕様のステップにおいて、両仕様における特定段踏板の高低差分の空間に、燃料タンクに燃料油を補給するための給油ポンプ及び給油ホースを備えた給油ユニットを設け、この給油ユニットを介して上記ブラケットに支持させる ように構成したものである。

    請求項2の発明は、請求項1の構成において、ステップ枠に上下両面が開口するボックス部を設け、特定段の踏板を、このボックス部の上面開口部にこれを開閉する蓋を兼ねる状態で設けたものである。

    請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、特別仕様のステップにおいて、両仕様における最上段踏板の高低差分の空間に給油ユニットを設けたものである。

    請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、特別仕様のステップにおいて、標準仕様での特定段の踏板の奥行き寸法内に二段の踏板を設けたものである。

    請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの構成において、給油ユニットとして電動式のポンプを備え、このポンプのスイッチを、開閉自在なサイドカバーを開いた状態で機械側面から操作可能な位置に設けたものである。

    請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの構成において、特別仕様のステップにおいて、標準仕様での特定段の踏板上に給油ユニットを取付け、この給油ユニット上に特定段の踏板を取付けたものである。

    本発明によると、給油ユニットを設けない標準仕様での特定段の踏板と、給油ユニットを設ける特別仕様での特定段の踏板の高低差分の空間に給油ユニットを設け、この給油ユニットを介してステップをブラケットに支持させる構成としたから、次の効果を得ることができる。

    (i) ブラケットを両仕様で共用し、しかも特別仕様での変更は特定段の踏板を高位置に設定するという最小限のものですむ。

    このため、改造が小規模に抑えられ、低コストですむとともに、機器類の設置スペースを侵食しない(小型機械にも容易に適用できる)。

    (ii) 両仕様における踏板の高低差を利用するため、給油ユニットをステップ頂部等にむきだしで設置する場合と比べて同ユニットの高さを十分にとり、給油ユニットに必要な能力を確保することができる。

    (iii) ステップ上端の高さ位置は両仕様でほぼ同じとなることを条件としてステップ構成を変えるため、キャビン内からの視界や外観上の体裁を悪化させるおそれがない。

    すなわち、特許文献1に記載された公知技術の問題点を解消し、かつ、特許文献2,3に記載された公知技術を転用した場合の弊害を回避しながら給油ユニットを設置することが可能となる。

    また、請求項2の発明によると、特定段の踏板が蓋を兼ねるため、同踏板の下方に設置された給油ユニットのホースの出し入れ等を真上から簡単に行うことができる。

    請求項3の発明によると、燃料タンクが設置される上部旋回体の後部に最も近い最上段踏板を特定段踏板としてその下方に給油ユニットを設けたから、同ユニットを燃料タンクに最大限接近して配置することができる。 このため、ホースのとり回し、出し入れが簡単となる。

    ところで、特定段の踏板の高さ位置を上げると、その直下段の踏板との段差が大きくなるため、ステップ本来の昇降通路としての機能が阻害される。 この点、請求項4の発明によると、標準仕様での特定段の踏板の奥行き寸法内に二段の踏板を設けたから、いいかえれば二段の踏板で一段分を構成するため、ステップ本来の昇降通路としての機能を確保することができる。

    請求項5の発明によると、給油ユニットのポンプのスイッチを、開閉自在なサイドカバーを開いた状態で機械側面から操作可能な位置に設けたから、同スイッチを機械上面側から操作する場合と比べて操作が楽になる。

    請求項6の発明によると、標準仕様での特定段踏板上に給油ユニットを取付け、この給油ユニット上に特別仕様での特定段踏板を取付けて特別仕様のステップを構成するため、いいかえれば標準仕様のステップに踏板を増設するかしないかの選択によって仕様替えを行うため、ユーザーの要望に迅速に対応できるとともに、製作効率が良くなる。

    本発明の実施形態を図1〜図7によって説明する。 以下の実施形態において、図8,9に示す公知技術と同一部分に同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。

    第1実施形態(図1〜図6参照)
    図1,2に給油ユニットを設けない標準仕様のステップ16Aとその関連部分、図3〜図6に給油ユニットを設ける特別仕様のステップ16Bとその関連部分をそれぞれ示す。

    標準仕様のステップ16Aは、細長い大略額縁状のステップ枠17に複数段(図例では下から第1段、第2段、第3段の計三段。以下、この場合で説明する)の踏板18,19,20が取付けられて構成されている。

    ステップ16A,16Bで上面が覆われる機器室14には、両仕様を通じてステップ16A,16Bを下から支持するための共用部品としてのブラケット21が後部に設けられている。

    このブラケット21は、ブラケット本体22に工具箱23、ブームフットピンをガイドするためのピンガイド24、ステップ支持部25がそれぞれ取付けられて成っている。

    ステップ支持部25は、ブラケット本体22の上端に前向きに張り出され、標準仕様のステップ16A(以下、これを標準ステップといい、特別仕様のステップ16Bを特別ステップという)の場合、図2に示すように最上段踏板20が特定段踏板としてステップ支持部25上にねじ止め(溶接や係合でもよい)にて取付けられる。 図2中、26はこの最上段踏板取付用のねじである。

    なお、図8,9に示す公知技術と同様に、ステップ16A,16Bの直後方(アッパーフレーム10の後部右側)に燃料タンク15が設置されている。

    一方、特別ステップ16Bは、図4〜図6に示すように、標準ステップ16Aと共通のステップ枠17に、標準ステップ16Aの場合よりも一段多い四段(下から第1段〜第4段)の踏板27,28,29,30が取付けられ、かつ、最上段踏板30の下方に給油ユニット31が設置されて構成される。

    なお、ステップ枠17は、実際には設計の都合上、図4に示すように左右非対称でかつ内面側が凹凸状となった比較的複雑な形状となっているが、図1,3では左右対称でかつ全体に簡略化して示している。

    特別ステップ16Bの構成を詳述する。

    給油ユニット31は、トレー状のケース32に電動式のポンプ33と、このポンプ33をオン/オフするスイッチ34(図4参照)が取付けられるとともに、給油ホース35が巻回状態で収容されて成り、ケース32の底壁がブラケット21のステップ支持部25上にねじ止め(溶接や係合でもよい)にて取付けられる。 図5,6中、36はこのケース取付用のねじである。

    また、ケース32の後端部に平なステップ枠取付部32aが設けられ、ステップ枠17の上端部がこのステップ枠取付部32aに支持された状態でねじ止め(溶接でもよい)されている。 図5,6中、37はこのステップ枠取付用のねじである。

    これにより、特別ステップ16Bが給油ユニット31(ケース32)を介してブラケット21のステップ支持部25に支持される。

    ここで、標準ステップ16Aの場合、図2に示すようにステップ枠17の上端部上面がステップ上端となるのに対し、特別ステップ16Bでは最上段踏板30の上面がステップ上端となる。 そして、このステップ上端が標準ステップ16Aのそれとほぼ同じとなる(図例ではわずかな寸法αだけ高くなる)ように、給油ユニット31の厚み寸法等が設定されている。

    また、特別ステップ16Bの最上段踏板30とその直下段(第3段)の踏板29は、標準ステップ16Aでの最上段踏板20の奥行き寸法内(多少の差はあってもかまわない)に設けられている。

    ポンプ33は、吐出側が図示しないホースを介して燃料タンク15の上部に接続され、このポンプ33の吸い込み側に給油ホース35の基端側が接続されている。

    従って、同ホース35を取り出して先端側をドラム缶に入れた状態でスイッチ34を操作してポンプ33を駆動することにより、燃料タンク15内に燃料油が補給される。

    スイッチ34は、図4に示すようにケース32からサイドカバー12側に突出して設けられ、サイドカバー12を開いた状態で機械側面から操作できるようになっている。

    一方、ステップ枠17の上端部、すなわち最上段踏板30が取付けられる部分であって給油ユニット31に対向する部分に、上下両面が開口する四のボックス部38が上向きに突出して設けられ、最上段踏板30がこのボックス部38の上面開口部に後側を支点として回動(上面開口部を開閉)し得る状態で取付けられている。 図6中、39は最上段踏板30の開閉中心軸である。

    こうして、最上段踏板30が給油ユニット31の上蓋を兼ね、図6二点鎖線で示すように同踏板30を開いて給油ホース35を出し入れできるように構成されている。

    なお、特別ステップ16Bにおいて、第3段踏板29は、ボックス部38の前面壁に連続して設けられている。 図例では、同踏板29をボックス部38の前面壁にねじ止めする場合を例示しているが、ボックス部前面壁と一体に形成してもよい。

    また、この第3段踏板29と第2段踏板28とは、図示のように互いの垂直壁部分でねじ連結してもよいし、溶接結合してもよい。

    また、第1段、第2段両踏板27,28は、標準ステップ16Aの第1段、第2段両踏板18,19をそのまま利用してもよいし、特別ステップ16B専用のものに取替えてもよい。

    このように、特別ステップ16Bにおける最上段踏板30の下方、すなわち、同踏板30と、給油ユニット31を設けない標準ステップ16Aでの最上段踏板20との高低差分の空間に給油ユニット31を設け、この給油ユニット31を介して特別ステップ16Bをブラケット21(ステップ支持部25)に支持させる構成としたから、ブラケット21を両ステップ16A,16Bで共用し、しかも標準ステップ16Aから特別ステップ16Bへの変更は最上段踏板30を高位置に設定するという最小限のものですむ。

    このため、改造が小規模に抑えられ、低コストですむ。 また、機器類の設置スペースを侵食しないため、小型機械にも容易に適用できる。

    この場合、両ステップ16A,16Bにおける最上段踏板20,30の高低差を利用するため、給油ユニット31をステップ頂部等にむきだしで設置する場合と比べて同ユニット31の高さを十分にとり、給油ユニット31に必要な能力(ホース長さ等)を確保することができる。

    しかも、ステップ上端の高さ位置は両ステップ16A,16Bでほぼ同じとなることを条件としてステップ構成を変えるため、図8,9のキャビン11内からの視界や外観上の体裁を悪化させるおそれがない。

    すなわち、特許文献1に記載された公知技術の問題点を解消し、かつ、特許文献2,3に記載された公知技術を転用した場合の弊害を回避しながら給油ユニット31を設置することが可能となる。

    加えて、この構成によると、次の利点を有する。

    (I) 特別ステップ16Bにおいて、最上段踏板30が給油ユニット31用の上蓋を兼ねるため、同ユニット31のホース35の出し入れ等を真上から簡単に行うことができる。

    (II) 燃料タンク15に最も近い最上段踏板30の下方に給油ユニット31を設けたから、ホース35のとり回し、出し入れが簡単となる。

    (III) 特別ステップ16Bにおいて、標準ステップ16Aでの最上段踏板20の奥行き寸法内に最上段とその直下段の二段の踏板30,29を設けたから、いいかえれば二段の踏板で一段分を構成するため、両踏板30,29間の段差を適正寸法に抑え、ステップ本来の昇降通路としての機能を確保することができる。

    (IV) 図4に示すように、給油ユニット31のポンプ33のスイッチ34を、サイドカバー12を開いた状態で機械の側面から操作可能な位置に設けたから、同スイッチ34を上面側から操作する場合と比べて操作が楽になる。

    第2実施形態(図7参照)
    第1実施形態との相違点のみを説明する。

    第1実施形態では、標準ステップ16Aの最上段踏板20に代えて第3段、第4段両踏板29,30を設ける構成をとったのに対し、第2実施形態では、標準ステップ16Aの最上段踏板20をそのまま生かし、同踏板20の上面に給油ユニット31のケース32を取付けている。

    この場合、同踏板20とケース32を同時にブラケット21のステップ支持部25に取付けてもよいし、踏板20のみをステップ支持部25に取付け、ケース32はこの踏板20に別途取付けてもよい。

    また、図例では、踏板20の後端に後向きに延設されたステップ枠取付部20aにステップ枠17の上端部を止め付ける構成をとっているが、第1実施形態の、ケース32に設けたステップ枠取付部32aにステップ枠17の上端部を止め付ける構成をとってもよい。

    この第2実施形態によると、標準ステップ16Aをほぼそのまま生かし、これに第3段、第4段両踏板29,30を増設するかしないかの選択によって仕様替えを行うため、ユーザーの要望に迅速に対応できるとともに、製作効率が良くなる。

    ところで、上記実施形態では、特別ステップ16Bにおいて最上段踏板30の下方に給油ユニット31を設ける構成をとったが、場合によっては、他の踏板、たとえば標準ステップ16Aの第2段踏板19に代えて、あるいはその上方に増設する形で第2段、第3段両踏板を取付け、第2段踏板の高低差分の空間に給油ユニット31を設置する構成をとってもよい。

    また、サイドカバー12は、通常、上記実施形態のように開閉自在に取付けられるが、本発明はこのサイドカバー12を開閉不能とした機械にも適用することができる。 この場合、ポンプスイッチ34は、ステップ上面側から操作可能な位置に設けてもよいし、サイドカバー12に設けた扉付きの小窓から操作する構成をとってもよい。

    本発明の第1実施形態における標準仕様でのステップとその関連部分の斜視図である。

    同側断面図である。

    特別仕様でのステップとその関連部分の斜視図である。

    同平面図である。

    同側断面図である。

    図5の一部拡大図である。

    本発明の第2実施形態を示す図6相当図である。

    本発明の適用対象となる油圧ショベルの概略側面図である。

    同上部旋回体の概略斜視図である。

    符号の説明

    1 下部走行体 2 上部旋回体 10 アッパーフレーム 11 キャビン 12 サイドカバー 14 機器室 15 燃料タンク 16A 標準ステップ(標準仕様のステップ)
    16B 特別ステップ(特別仕様のステップ)
    17 ステップ枠 18 標準仕様での第1段踏板 19 同第2段踏板 20 同第3段(最上段)踏板 20a ステップ枠取付部 21 ブラケット 25 ブラケットのステップ支持部 27 特別仕様での第1段踏板 28 同第2段踏板 29 同第3段踏板 30 同第4段(最上段)踏板 31 給油ユニット 32 給油ユニットのケース 32a ケースのステップ枠取付部 33 ポンプ 34 スイッチ 35 給油ホース 38 ボックス部

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