Construction machine |
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申请号 | JP2012121052 | 申请日 | 2012-05-28 | 公开(公告)号 | JP2013245503A | 公开(公告)日 | 2013-12-09 |
申请人 | Hitachi Constr Mach Co Ltd; 日立建機株式会社; | 发明人 | UEKI TAKESHI; HIRAOKA KAZUHIKO; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a construction machine in which an operator sitting on the driver's seat is enabled to secure a satisfactory field of view.SOLUTION: A wheel shovel comprises a revolving superstructure 2, the driver's seat disposed within a cab 7 which is provided on the revolving superstructure 2, steps 11 which are disposed by the side of the cab 7 in which the driver's seat is disposed, and include a first step member 22, a second step member 23 and a third step member 24, and a building cover 13 which is disposed at a side opposite to the side where the driver's seat is provided, of the steps 11. An arcuate upper recess 13a is formed in a portion of the building cover 13 opposed to a space part 25 formed between the third step member 24 and the second step member 23, and an arcuate lower recess 13b is formed in a portion of the building cover 13 opposed to a space part 26 formed between the second step member 23 and the first step member 22. | ||||||
权利要求 | 車体と、この車体に取り付けられる作業装置と、車体上に設けられる運転席と、この運転席の側方に配置され、複数のステップ部材を含む踏み段と、この踏み段の上記運転席が設けられる側とは反対側に配置される建屋カバーとを備えた建設機械において、 上記複数のステップ部材間に形成される空間部に対向する上記建屋カバーの部分に凹部を形成したことを特徴とする建設機械。 請求項1に記載の建設機械において、 上記凹部は、上記建屋カバーを製作するプレス加工時に形成され、側面視が円弧状の凹部から成ることを特徴とする建設機械。 請求項2に記載の建設機械において、 上記踏み段は、上記複数のステップ部材が取り付けられるプレートを含み、 上記複数のステップ部材は、上部位置に配置される上側ステップ部材と、この上側ステップ部材の直ぐ下側位置に配置される下側ステップ部材とを含み、 上記凹部は、その上端が上記上側ステップ部材の略下面に位置し、その下端が上記下側ステップ部材の略上面に位置するとともに、側面視で、上記凹部の最も凹んだ部分が上記プレートに可能な限り接近するように上記凹部を形成したことを特徴とする建設機械。 請求項3に記載の建設機械において、 上記凹部を上記踏み段の延設方向に沿って複数形成したことを特徴とする建設機械。 請求項1〜4のいずれか1項に記載の建設機械において、 当該建設機械は、前方に向かって上記車体の左側に上記運転席が配置される運転室を有し、この運転室の右側に上記作業装置を有し、この作業装置の右側に上記踏み段を有し、この踏み段の右側に上記建屋カバーを有し、上記踏み段と上記建屋カバーとによって形成される収納空間に、アクチュエータへの圧油の流れを制御するコントロールバルブを収納した油圧ショベルから成ることを特徴とする建設機械。 |
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说明书全文 | 本発明は、運転席の側方に踏み段と建屋カバーを備えた油圧ショベル等の建設機械に関する。 図4は建設機械の一例として挙げた油圧ショベルを構成するホイールショベルを示す側面図である。 この図4に示すホイールショベルは、走行体1と、この走行体1上に配置される旋回体2と、この旋回体2に上下方向の回動可能に取り付けられる作業装置3とを備えている。 走行体1と旋回体2とによって車体が構成されている。 作業装置3は、旋回体2に取り付けられるブーム4と、このブーム4の先端に取り付けられるアーム5と、このアーム5の先端に取り付けられるバケット6とを含んでいる。 また、この作業装置3は、ブーム4を駆動するブームシリンダ4aと、アーム5を駆動するアームシリンダ5aと、バケット6を駆動するバケットシリンダ6aとを含んでいる。 旋回体2の旋回フレーム2a上には運転席が配置される運転室7を備え、後側位置には重量バランスを確保するカウンタウェイト8を備えている。 上述した作業装置3は、運転室7の側方、すなわち右側に配置されている。 作業装置3のブーム4及びブームシリンダ4aの右側には、作業者の踏み込みによる旋回体2上への昇り降りを可能にする複数のステップ部材を含む踏み段11が配置されている。 また、踏み段11の右側に建屋カバー9が配置されている。 この図4には示されていないが、例えば踏み段11と建屋カバー9とによって形成される収納空間に、アクチュエータ例えばブームシリンダ4a、アームシリンダ5a等を制御するコントロールバルブが収納されている。 この種の従来技術として特許文献1に示されるものがある。 上述した図4に示すホイールショベル、あるいは特許文献1に記載されたクローラ式の油圧ショベルにあっては、運転席に座ったオペレータが右側方を見たときに、建屋カバー9が視界を遮りやすい。 したがって従来から、オペレータの良好な視界の確保を実現させることができる技術の開発が要望されていた。 本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、運転席に座ったオペレータの良好な視界の確保を実現させることができる建設機械を提供することにある。 この目的を達成するために、本発明は、 車体と、この車体に取り付けられる作業装置と、車体上に設けられる運転席と、この運転席の側方に配置され、複数のステップ部材を含む踏み段と、この踏み段の上記運転席が設けられる側とは反対側に配置される建屋カバーとを備えた建設機械において、上記複数のステップ部材間に形成される空間部に対向する上記建屋カバーの部分に凹部を形成したことを特徴としている。 このように構成した本発明は、運転席に座ったオペレータが、ステップ部材間に形成される空間部と、この空間部に対応する建屋カバーの凹部を通して建屋カバーの外方を見ることができる。 すなわち本発明は、運転席に座ったオペレータの良好な視界の確保を実現させることができる。 また本発明は、上記発明において、上記凹部は、上記建屋カバーを製作するプレス加工時に形成され、側面視が円弧状の凹部から成ることを特徴としている。 このように構成した本発明は、建屋カバーを製作するプレス加工時に凹部も形成されるので、この凹部を形成する工数を節減することができる。 また本発明は、上記発明において、上記踏み段は、上記複数のステップ部材が取り付けられるプレートを含み、上記複数のステップ部材は、上部位置に配置される上側ステップ部材と、この上側ステップ部材の直ぐ下側位置に配置される下側ステップ部材とを含み、上記凹部は、その上端が上記上側ステップ部材の略下面に位置し、その下端が上記下側ステップ部材の略上面に位置するとともに、側面視で、上記凹部の最も凹んだ部分が上記プレートに可能な限り接近するように上記凹部を形成したことを特徴としている。 このように構成した本発明は、建屋カバーに凹部によって形成される大きな開放空間を確保でき、運転席に座ったオペレータのより良好な視界の確保を実現させることができる。 また本発明は、上記発明において、上記凹部を上記踏み段の延設方向に沿って複数形成したことを特徴としている。 このように構成した本発明は、凹部を複数形成したことにより、運転席に座ったオペレータの視界確保の領域を踏み段の延設方向に沿って大きく確保でき、運転席に座ったオペレータのさらに良好な視界の確保を実現させることができる。 また本発明は、上記発明において、当該建設機械は、前方に向かって上記車体の左側に上記運転席が配置される運転室を有し、この運転室の右側に上記作業装置を有し、この作業装置の右側に上記踏み段を有し、この踏み段の右側に上記建屋カバーを有し、上記踏み段と上記建屋カバーとによって形成される収納空間に、アクチュエータへの圧油の流れを制御するコントロールバルブを収納した油圧ショベルから成ることを特徴としている。 このように構成した本発明は、運転室内の運転席に座ったオペレータの右側方の良好な視界の確保を実現させることができる。 本発明は、従来から要望されていた運転席に座ったオペレータの良好な視界の確保を実現させることができ、従来に比べて当該建設機械の作業性、及び作業の安全性を向上させることができる。 以下、本発明に係る建設機械の実施の形態を図に基づいて説明する。 図1は本発明の一実施形態を示す要部側面図、図2は本実施形態を示す要部斜視図、図3は本実施形態に備えられる踏み段と、建屋カバーに形成した凹部との設置関係を示す拡大側面図である。 本実施形態に係る建設機械は、例えば油圧ショベルを構成するホイールショベルである。 本実施形態に係るホイールショベルの基本構成は、例えば前述した図4に示したものと同等である。 本実施形態が図4に示したものと異なるのは、建屋カバーに関係する部分である。 したがって以下にあっては必要に応じて上述した図4に示したホイールショベルにおける符号及び名称も使用して説明を行う。 本実施形態に係るホイールショベルは、図4で説明したように、車体を構成する走行体1と旋回体2を備え、旋回フレーム2上に運転室7を備えている。 運転室7の右側にブーム、アーム5等を含む作業装置3を配置してある。 なお、図2にあっては作業装置3を外した図を示してある。 ブラケット15にブーム4が上下方向の回動可能に連結され、ブラケット16にブームシリンダ4aが上下方向の回動可能に連結されるようになっている。 また、ブラケット15,16を介して旋回体2に取り付けられる作業装置3の右側に踏み段11を備え、この踏み段11の右側に建屋カバー13が配置されている。 図2では図示省略してあるが、運転室7内に配置された台座14上に運転席が設置されるようになっている。 踏み段11は、複数のステップ部材と、これらの複数のステップ部材が取り付けられるプレートとを含んでいる。 すなわち、図2,3に示すように、ステップ部材11は、例えば下側に配置される第1プレート20と、この第1プレート20にボルトによって固定される第2プレート21とを備えるとともに、第1ステップ部材22と、第2ステップ部材23と、第3ステップ部材24とを備えている。 図3に示すように、第1プレート20は、旋回フレーム2a上に設けた部材に固定される下部平板部20aと、この下部平板部20aから折り曲げ形成された立設部20bと、この立設部20bから折り曲げ形成された傾斜部20cと、この傾斜部20cから折り曲げ形成された上部平板部20dとを有している。 第2プレート21は、例えば第1プレート20の上部平板部20d上に載置され、ボルトによって上部平板部20dに固定される下部平板部21aと、この下部平板部21aから折り曲げ形成された傾斜部21bと、この傾斜部21bから折り曲げ形成され、旋回フレーム2a上に設けた部材に固定される上部平板部21cとを有している。 第1ステップ部材22は、第1プレート20の下部平板部20aに固定してある。 第2ステップ部材23は、その上面23aが第2プレート21の下部平板部21aと面一となるように、第1プレート20の傾斜部20cに溶接によって固定してある。 第3ステップ部材24は、その上面24aが第2プレート21の上部平板部21cと面一となるように第2プレート21の傾斜部21bに溶接によって固定してある。 図3に示す第1ステップ部材22の奥行寸法S1、第2ステップ部材23の上面23aと第2プレート21の下部平板部21aとを含めた奥行寸法S2、及び第3ステップ部材24の上面24aと第2プレート21の上部平板部21cとを含めた奥行寸法S3のそれぞれは、所定の規格寸法以上に設定されている。 また、このように第1プレート20、第2プレート21、第1ステップ部材22、第2ステップ部材23、及び第3ステップ部材24を設けたことによって、第2ステップ部材23と第3ステップ部材24との間に空間部25が形成され、また、第1ステップ部材22と第2ステップ部材23との間に空間部26が形成される。 なお、図1に示すように、踏み段11と建屋カバー13とによって形成される収納空間内に、ブームシリンダ4a、アームシリンダ5a等のアクチュエータを制御するコントロールバルブ12等が収納されている。 本実施形態は、空間部25,26のそれぞれに対向する建屋カバー13の部分に、例えば踏み段11の延設方向に沿って複数の凹部を形成してある。 すなわち、図2,3に示すように、空間部25に対向するように建屋カバー13の縁部に上部凹部13aを形成し、空間部26に対向するように建屋カバー13の縁部に下部凹部13bを形成してある。 これらの上部凹部13a及び下部凹部13bは、建屋カバー13を製作するプレス加工時に形成され、図3に示すように、側面視が円弧状の凹部からなっている。 同図3に示すように、上部凹部13aは、その上端が、第2ステップ部材23に対して上側位置に配置される上側ステップ部材を形成する第3ステップ部材24の略下面24bに位置し、その下端が、第3ステップ部材24の直ぐ下側位置に配置される下側ステップ部材を形成する第2ステップ部材23の略上面23aに位置するとともに、同図3に示す側面視で、上部凹部13aの最も凹んだ部分13a1が、第2プレート21の傾斜部21bに製作上可能な限り接近するように、この上部凹部13aを形成してある。 ここで、上述した第3ステップ部材24の略下面24bとは、下面24b、及び下面24bの近傍部分を含む。 また、上述した第2ステップ部材23の略上面23aとは、上面23a、及び上面23aの近傍部分を含む。 また、下部凹部13aも同様に、その上端が、第1ステップ部材22に対して上側位置に配置される上側ステップ部材を形成する第2ステップ部材23の略下面23bに位置し、その下端が、第2ステップ部材23の直ぐ下側位置に配置される下側ステップ部材を形成する第1ステップ部材22の略上面22aに位置するとともに、図3に示す側面視で、下部凹部13bの最も凹んだ部分13b1が、第1プレート20の立設部20bに製作上可能な限り接近するように、この下部凹部13bを形成してある。 ここでも、上述した第2ステップ部材23の略下面23bとは、下面23b、及び下面23bの近傍部分を含む。 また、上述した第1ステップ部材22の略上面22aとは、上面22a、及び上面22aの近傍部分を含む。 このように構成した本実施形態は、図2に示す運転室7の台座14上に設置された図示しない運転席に座ったオペレータが、第2ステップ部材23と第3ステップ部材24との間に形成された空間部25と、この空間部25に対応して形成された建屋カバー13の上部凹部13aを通して、また、第1ステップ部材22と第2ステップ部材23との間に形成される空間部26と、この空間部26に対応して形成された建屋カバー13の下部凹部13bを通して、建屋カバー13の右側方を見ることができる。 すなわち本実施形態は、運転席に座ったオペレータの良好な右側方の視界の確保を実現させることができる。 これにより本実施形態は、このホーイルショベルの作業性と、作業の安全性を向上させることができる。 また本実施形態は、建屋カバー13のプレス加工時に上部凹部13aと下部凹部13bも形成されるので、上部凹部13aと下部凹部13bを形成する工数を節減でき、製作費の増加を抑えることができる。 また本実施形態は、製作上可能な限り空間部25に沿うように形成した上部凹部13aと、製作上可能な限り空間部26に沿うように形成した下部凹部13bとを設けてあるので、建屋カバー13に凹部によって形成される大きな開放空間を確保でき、運転席に座ったオペレータのより良好な視界の確保を実現させることができる。 また本実施形態は、建屋カバー13に複数の凹部、すなわち上部凹部13aと下部凹部13bを形成してあるので、運転席に座ったオペレータの視界確保の領域を踏み段11の延設方向に沿って大きく確保することができ、運転席に座ったオペレータのさらに良好な視界の確保を実現させることができる。 なお、上記実施形態に係る建設機械はホイールショベルによって構成してあるが、本発明は、ホイールショベルに限定されない。 本発明を、クローラ式の油圧ショベルに適用することもできる。 また、油圧ショベルとは異なる建設機械であっても、運転席の側方に複数のステップ部材を含む踏み段を有するものの、この踏み段の運転席が設けられる側とは反対側に配置される建屋カバーを有する建設機械であれば本発明を適用することができる。 また、製作工数の増加の懸念を考慮しなくて済む建設機械などにあっては、上記実施形態におけるような円弧状の上部凹部13a、下部凹部13bに代えて、側面視が、踏み段の側面視と略一致するような凹部を形成する構成とすることもできる。 このような構成とした場合には、上記実施形態よりもさらに運転席に座ったオペレータの良好な視界の確保を実現させることができる。 2 旋回体(車体) |