Strip knitting

申请号 JP2006527363 申请日 2004-09-24 公开(公告)号 JP2007506614A 公开(公告)日 2007-03-22
申请人 ヨハン・ベルガー; 发明人 ミュラ チェリック; ヨハン・ベルガー;
摘要 【目的】自動車シートベルト用の帯状織物を提供する。
【構成】帯状織物、特に自動車用の安全ベルトのための帯状織物が開示される。 この帯状織物は、ワープ糸(1)の第1のグループと、ワープ糸(2)の第2のグループとを含む特徴を有する。 第1のグループのワープ糸(1)は、第2のグループのワープ糸(2)よりも大なる伸びを具備する。
【選択図】図3
权利要求
  • 第1のグループのワープ糸及び第2のグループのワープ糸を含み、第1のグループのワープ糸は第2のグループのワープ糸よりも高い伸張性を有することを特徴とする自動車シートベルト用の帯状織物。
  • 導電手段を含む第3のグループのワープ糸を更に含むことを特徴とする請求項1記載の自動車シートベルト用の帯状織物。
  • 前記第1のグループの前記ワープ糸は導電手段を含むことを特徴とする請求項1記載の自動車シートベルト用の帯状織物。
  • 前記導電手段の表面が電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項3記載の自動車シートベルト用の帯状織物。
  • 前記導電手段の表面にはニスが塗られていることを特徴とする請求項4記載の自動車シートベルト用の帯状織物。
  • 前記導電手段は前記ワープ糸の周囲に巻回されていることを特徴とする請求項5記載の自動車シートベルト用の帯状織物。
  • 前記巻回のピッチSが所定の値にセットされていることを特徴とする請求項6記載の自動車シートベルト用の帯状織物。
  • 短繊維共通ファイバを形成しているワープ糸内に前記導電手段として細かくカールしたワイヤが配置されていることを特徴とする請求項5記載の自動車シートベルト用の帯状織物。
  • 前記導電手段を含む前記ワープ糸は前記帯状織物の内部に収容されていることを特徴とする請求項1乃至8のうちの1に記載の自動車シートベルト用の帯状織物。
  • マイクロフォン、センサー、コントローラなどの1つ以上の電子デバイスが前記第1のグループの前記ワープ糸の領域内の1つ以上の位置に設けられていることを特徴とする請求項2乃至9のうちの1に記載の自動車シートベルト用の帯状織物。
  • 说明书全文

    本発明は自動車シートベルト用の帯状織物に関する。

    自動車のシートベルトに使用される帯状織物は多くの刊行物に掲載されており、また実施されて広く公知となっている。 このような帯状織物の1箇所以上に複数の装置を取り付ける場合、かかる装置がどのように取り付けられるかによって帯状織物の材料強度が低下してしまうのである。 つまり、帯状織物の引っ張り強度はその全幅に亘って要求される要求範囲内に達し得ないのである。 例えば、このような装置としては、アタッチメントの位置を越えてバックルを移動しないようにせしめる保持ボタンなどがある。 更に、1箇所以上でシートベルトに取り付けられる自動車用ハンドオフ・電話システムのマイクロフォンなどもある。 このアレンジメントにおいて、アタッチメントは、帯状織物の引っ張り強度を減じる程度にまで帯状織物の糸、特にワープ糸にダメージを与えるのである。

    本発明の目的は、帯状織物の提供であって、特に、帯状織物のランに取り付けられる装置のアタッチメントに適した自動車シートベルト用の帯状織物の提供であって、従来技術における公知の不利益を除去し若しくは少なくともこれを大幅に減じたシートベルトの提供である。

    上記目的は、請求項1から導かれる帯状織物によって達成される。 高い伸張性を有するワープ糸の第1のグループは、取り付けられる装置の位置に利点を与える。 対応するワープ糸のより高い伸張性故に、取り付けられる装置によってワープ糸の引っ張り強度が低下するが、これは織物に応が加えられたときにワープ糸の両方のグループが必要とされる引っ張り強度を示すことで補償されるのである。 このアレンジメントにおいて、第1のグループのワープ糸及び第2のグループのワープ糸の伸張差は、引張り応力に曝されると全ての糸が一様に引張力と逆の力を与えるように選択される。 例えば、本発明による帯状織物にマイクロフォンのような装置をレーザ溶着で取り付けたとすると、第1のグループのワープ糸が劣化してしまうが、第1のグループのワープ糸の選択された高い伸張性の故に引っ張り強度の低下を補償できてこの劣化は帯状織物の適当な機能に影響を及ぼさないのである。

    本発明の実施例の1つの有利な点において、帯状織物は、導電手段を有する第3のグループのワープ糸を含む。 これは、第1のグループのワープ糸の向きにおいて帯状織物の所定位置に電気デバイスを取付けることを可能とするのである。 例えば、これらの電気デバイスは、マイクロフォン、センサー、コントローラ等である。

    本発明の実施例の更なる有利な点において、第1のグループのワープ糸は、高い伸張性を有するワープ糸に第2の機能、すなわち電気導電性を与えるための導電手段を有する。 高められた伸張性と導電性との組合せは、全体として本発明による帯状織物の構造を単純化するのである。

    本発明の実施例の更なる他の有利な点において、導電手段はその表面で電気的に絶縁されていることである。 ここで図示したように、横糸方向に間隔をあけて電気導電ワープ糸を等間隔に配置するのではなく、ワープ糸を個々に絶縁している故に電気導電手段は互いに非常に近接配置させることが出来るのである。 電気導電手段を被覆するニスは、カラーマッチしたニス・コーティングを達成する点において非常に費用対効果及び信頼性に優れていることに気づくであろう。

    本発明の更なる実施例の利点において、導電手段がワープ糸によって巻回されて帯状織物が構成されていることである。 特に帯状織物の収縮及び/又は伸張において、導電手段を巻回するワープ糸の設計が大なる効果を発揮する。 本発明によるワープ糸、例えば、矩形の横断面を有する導線の周囲を螺旋状に巻きつけられた導電手段がこの導電手段を外側方向に引きはがす引っ張り応力を全く与えられることなくその長手方向にワープ糸の長手方向の移動を与えるのである。 巻きのピッチは特定の取り付けられた装置に対して都合よく調整され得る。 第1グループ又は第3グループのワープ糸に配置される導電手段の構成の1つの有利な選択肢として、微細にカールさせたワイヤを短繊維共通ファイバを形成するようにワープ糸内に導電手段として配置することで達成される。 導電手段のこの設計により、導電率を劣化させることなしに収縮及び/又は伸張を補償し得るのである。

    更なる実施例の他の利点において、導電手段を含むワープ糸は、帯状織物の内部においていわば「隠されて」いるのである。 これにより、導電手段はもはや視認できず、他方、摩耗や腐食から保護されるといった大なる効果を有するのである。

    本発明による帯状織物の付加的な更なる実施例において、1つ以上の電子デバイス、特にマイクロフォン、センサー、コントローラなどがワープ糸の所定領域の1箇所以上の場所に取り付けられる。 これは電子デバイスを帯状織物の縦方向ラン内のいずれの場所にも取り付け可能な装置とするものである。 例えば、ハンドオフ電話や通常の電話、ディクタホンのためのマイクロフォンや、若しくは、自動車の運転者の脈拍や体温などの健康状態を観察するための装置、若しくは、照明器具やスピーカなどである。

    更なる効果及び特徴は、サブクレームから読み取られる。

    本発明のより良い認識のために、図を参照しつつつ実施例によって明らかにされるであろう。

    図1の幅Bを有する帯状織物10の単純化した図を参照すると、一定の伸張性を有するワープ糸2が外側部分に亘って走っている。 なお、ここで図示したワープ糸2の数は図示の目的のために選択されている。 一方、ここで実施例として選択された中央部分では、ワープ糸2よりも大なる伸張性を有するワープ糸1が走っている。 図1に示した本発明による帯状織物10の短い部分は、実施例として選択されたように、より高い伸張性のランを有するワープ糸1を含む非常に広い中間部分を有するのである。 かかる図は明瞭さのために拡大されて図示されていることを理解されたい。 実際は、かかる帯状織物は、図1に示すようにワープ糸1及びワープ糸2よりも非常に細い幅Bに数百ものワープ糸を含むのである。 帯状織物10の中央部に示される参照番号5によって識別される円は、そこに与えられる装置の方向を示すものであって、これは、単に大きさを示すものである。

    図2を参照すると、図1に既に示した帯状織物10が図示されている。 しかしながら、マイクロフォン5が高い伸張性を有するワープ糸1の領域の中央部にシンボリックに図示されている。 マイクロフォン5は、導電手段4を含むワープ糸1のグループに属するワープ糸6を通して接続されている。 ワープ糸1と同じ伸張性を有する2本のワープ糸6が実施例として示されているが、追加的に、以下に詳細が与えられる導電手段4を与えられている。 選択肢として、図2の実施例に示されたマイクロフォン5はワープ糸1の間に付加的に挿入されて示されているワープ糸3を通して電力を供給され得る。 これは、ワープ糸3がどのように導電手段を含むかを図示することを目的としており、ここでは強調しないが、必ずしもワープ糸1と同じ断面積や断面積以外のパラメータを有していなければならないわけではない。

    図3を参照すると、ワープ糸3又は6は、拡大されたスケールで図示されており、後者はワープ糸1のグループに属している。 短い不連続部分として図3に示されたワープ糸の構造は特徴を示すために図示されている。 図3のワープ糸6、3の左の略図に示すように、ワープ糸コア8は矩形の横断面を具備しており、例えば、コア8はPETからなる。 一方、導電手段4は、適当な導電性の合金から選択される。

    図3に示す付加的な有利な特徴において、導電手段4は、例えば、ニスからなる絶縁部9を具備している。 ここでも大きさは概略であって、単に特徴的に描画されているにすぎない。 図3に示すように、導電手段4はピッチSで巻回されており、これはバンドとして構成される導電手段4の幅と個々の巻き間の間隔aとからなる。 本発明による帯状織物が製造工程の後若しくは製造工程中に意図的に伸長され又は収縮されるかによって、収縮せしめられたときにはより大なるピッチSが選択され、伸長せしめられたときにはより小なるピッチSが選択されて、導電手段4のつぶれ又は破断がなくなるように間隔がセットされるのである。

    上記した図において、本発明による帯状織物10の横糸は図を理解しやすくするために図示されていないことを当業者であれば直ちに認識されるであろう。 しかしながら、横糸は通常、全く見えないため、ワープ糸が帯状織物の実際の外観を決定するのである。 図2に示される方法とは逆に、概略的に図示された導電手段を有するワープ糸は、帯状織物の内部に収容されて実際に実施化される。 図2において、先ほどとは逆にその内部に輪郭だけで図示された導電手段を有するワープ糸は帯状織物の内部に隠されて収容されているため、1つには見えないように、また他には破壊から守られるのである。 ここで説明したような実施例の特徴において、各場合のワープ糸2は導電手段とともに示されている。 しかしながら、実際にはこの種のワープ糸は処理される電気信号の特性及びその量に依存して与えられ得る。 導電手段を有するワープ糸によって得られる導電体は対応する電気デバイスを電気的に接続するための所定の領域内においてのみ外部表面に持ち出される。 例えばマイクロフォンの如き電気デバイスのキャップ又はハウジングはレーザウェルディング手段によって取り付けられ得る。 しかしながら、すでに繰り返し強調したように、本発明による帯状織物の構成は、完成した帯状織物の幅に亘ってワープ糸の均一な引張強度を達成するのである。 本発明による帯状織物の片側の表面だけでなく両側の表面にもデバイスを与えることができることにも注目されたい。

    織物に含まれる導電性ワープ糸を有する本発明による自動車シートベルトは、例えば、脈拍、血圧、体温などの自動車の利用者の健康データをモニターするための装置への応用にも適するのである。

    これとは別に、体格、体重などのような自動車利用者の現在の位置や姿勢を検知する検知することができて、衝突した際のその状況に合わせて車両内部のエアーバッグの展開を調整するといったような位置技術以外の利点がある。

    更に他の可能性は、本発明による帯状織物に追加の機能である。 すなわち性能をチェックする機能、例えば、消耗などの経年劣化による置換/交換の必要性のシグナルを与えるのである。

    本発明による帯状織物を拡大スケールで示した平面図である。

    マイクロフォンを取り付けた以外は図1に示した帯状織物と同じであってワープ糸を示す図である。

    導電手段を巻回したワープ糸を拡大スケールで示した図である。

    符号の説明

    1,2,6 ワープ糸4 導電手段5 マイクロフォン10 帯状織物

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