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申请号 JP27727999 申请日 1999-08-25 公开(公告)号 JP3149023B2 公开(公告)日 2001-03-26
申请人 ダイムラークライスラー・アクチエンゲゼルシヤフト; 发明人 ノルベルト・ヴエーベル;
摘要 A lateral crash protection system for the passenger compartment of a vehicle has lateral thrust elements between the doors and through the seat supports and through the central tunnel (13). The different sections are linked by thrust pads with the seat fittings having the thrust pads retracted via a V-shaped linkage inside the seat(14). A servo drive (20) inside the seat is activated by a collision sensor and presses the V-shape flat. This presses the thrust pads outwards top form a continuous thrust bar across the vehicle.
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 車体底部、及び両方の車体側に統合された少なくとも2つの車両ドアを有し、車体底部の中央に取付けられた中央コンソールを有し、中央コンソールと車両ドアとの間に配置されかつ車体底部 に保持されたそれぞれ1つの車両座席を有し、かつ側面衝突の際に座席利用者を保護する保護装置を有し、この保護装置が、それぞれの車両ドア、それぞれの車両座席及び中央コンソールに統合されかつ室長手軸線に対して横向きに延びた補強要素、及びこれらの間に配置された衝突板を含 み、
    強要素が、側面衝突の際に衝突板を介して互いに支持されるように配置されている、車両車体の客室において、 側面衝突の際 に長手軸線に対して横向きに互いに支持される補強要素(22;21',23';21',22,
    23')のうちの少なくとも1つが、 屈曲角(α)をな
    す2つのレバーアーム(251,252)を有するV字
    型の屈曲レバー(25)を持ち、この屈曲レバー(2
    5)の伸長位置で少なくとも1つの補強要素が最大長さ
    に拡大されて、客室の衝突前状態において補強要素(2
    1〜23)と衝突板(24)との間に支持方向に存在し
    たすべての内側間隔(a1,a2)をゼロにするよう
    に、屈曲レバー(25)の両方のレバーアーム(25
    1,252)の長さ及び屈曲角(α)の大きさが設定さ
    れ、衝突の場合に動作可能なアクチエータ(26)が設
    けられて、少なくとも1つの補強要素(22;21',
    23';21',22,23')を最大長さに設定す
    、 ことを特徴とする、車両車体の客室。
  • 【請求項2】 屈曲レバー(25)の伸長位置においてレバーアーム(251,252)が、レバーアーム(2
    51,252) 及びこれに続く補強要素(22)の区間(221,222)に形成された平らな支持面(27〜
    32)を介して、互いにかつ補強要素区間(221,2
    22)に支持されることを特徴とする、請求項1に記載の客室。
  • 【請求項3】 アクチュエータ(26)が、屈曲継手( 53)に作用する圧力を発生し、この圧力が、屈曲レバー(25)を伸長位置に移すことを特徴とする、請求項1又は2に記載の客室。
  • 【請求項4】 屈曲レバー(25)が、その伸長位置において係止可能であることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の客室。
  • 【請求項5】 車体底部、及び両方の車体側に統合された少なくとも2つの車両ドアを有し、車体底部の中央に取付けられた中央コンソールを有し、中央コンソールと車両ドアとの間に配置されかつ車体底部 に保持されたそれぞれ1つの車両座席を有し、かつ側面衝突の際に座席利用者を保護する保護装置を有し、この保護装置が、それぞれの車両ドア、それぞれの車両座席及び中央コンソールに統合されかつ室長手軸線に対して横向きに延びた補強要素、及びこれらの間に配置された衝突板を含み
    強要素が、側面衝突の際に衝突板を介して互いに支持されるように配置されている、車両車体の客室において、 側面衝突の際に室長手軸線に対して横向きに互いに支持される補強要素(22;21',23';21',2
    2,23')のうちの少なくとも1つ (22”)が、ガ
    イド内において軸線方向に可動に案内される2つの要素
    区間(221,222)に分割されかつドライブ及びロ
    ック部材(34)を有し、このドライブ及びロック部材
    が、これらの要素区間(221,222)の移動及びロ
    ックのために、これらの要素区間(221,221)の
    互いに向き合った端部の間に侵入し、それにより少なく
    とも1つの補強要素(22”)が最大長さに拡大され
    て、客室の衝突前状態において補強要素(21〜23)
    と衝突板(24)との間に支持方向に存在 したすべての内側間隔(a1,a2) をゼロにし、衝突の場合に 動作
    可能なアクチュエータ(26)が設けられ て、ドライブ
    及びロツク部材(34)を操作することを特徴とする、
    車両車体の客室。
  • 【請求項6】 補強要素(22”)の要素区間(22
    1,222)が、その互いに向き合った端面によって
    ライブ及びロック部材(34)に形成されたくさび斜面(341,342)に接することを特徴とする、請求項5に記載の客室。
  • 【請求項7】 車体底部、及び両方の車体側に統合された少なくとも2つの車両ドアを有し、車体底部の中央に取付けられた中央コンソールを有し、中央コンソールと車両ドアとの間に配置されかつ車体底部 に保持されたそれぞれ1つの車両座席を有し、かつ側面衝突の際に座席利用者を保護する保護装置を有し、この保護装置が、それぞれの車両ドア、それぞれの車両座席及び中央コンソールに統合されかつ室長手軸線に対して横向きに延びた補強要素、及びこれらの間に配置された衝突板を含み
    強要素が、側面衝突の際に衝突板を介して互いに支持されるように配置されている、車両車体の客室において、 側面衝突の際に長手軸線に対して横向きに互いに支持さ
    れる補強要素のうちの少なくとも1つ(22”)が、ガ
    イドプロフアイル(35)内において軸線方向に可動に
    収容される2つの要素区間(221,222)に分割さ
    れ、これらの要素区間の相互間隔の増大により、この補
    強要素(22”)が最大長さに設定されて、客室の衝突
    前状態において補強要素(21〜23)と衝突板(2
    4)との間に支持方向に存在するすべての内側間隔(a
    1,a2)をゼロにし、衝突の場合に動作可能なアクチ
    ユエータ(26)が設けられて、案内プロフアイル(3
    5)内において要素区間(221,222)の間に設け
    られるドライブセツトとして構成され、それぞれの要素区間(221,222)とガイドプロファイル(35)
    との間に、ロック部(37,38,39)が設けら れ、
    のロック部 が、要素区間(221,222)の移動
    位置 で作用して、すべての補強要素(21,22”,
    23)をロツクすることを特徴とする、車両車体の客室。
  • 【請求項8】 長さ拡大可能なそれぞれ1つの補強要素(22)が、それぞれの車両座席(14)内に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし7の1つに記載の客室。
  • 【請求項9】 長さ拡大可能なそれぞれ1つの補強要素(21',23')が、それぞれの車両ドア(22)内にかつ中央コンソール(13)内に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし8の1つに記載の客室。
  • 【請求項10】 補強要素(21〜23)の互いに向き合った端部に配置された衝突板(24)が、それぞれ可能な座席移動(長手及び高さ移動)の範囲にわたって延びていることを特徴とする、請求項1ないし9の1つに記載の客室。
  • 【請求項11】 補強要素(21〜23)が、金属又はケブラーのよう に硬い材料から形成されていることを特徴とする、請求項1ないし10の1つに記載の客室。
  • 【請求項12】 衝突板(24)が、車両ドア(1
    2)、中央コンソール(13)及び車両座席(14)内に統合されており、かつそれぞれのライニングによって覆われており、かつ衝突板(24)の範囲におけるライニングに、引裂き継目が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし11の1つに記載の客室。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、車体底部、及び両方の車体側に統合された少なくとも2つの車両ドアを有し、車体底部の中央に取付けられた中央コンソールを有し、中央コンソールと車両ドアとの間に配置されかつ車体底部にとくに長手方向に可動に保持されたそれぞれ1
    つの車両座席を有し、かつ側面衝突の際に座席利用者を保護する保護装置を有し、この保護装置が、それぞれの車両ドア、それぞれの車両座席及び中央コンソールに統合されかつ室長手軸線に対して横向きに延びた補強要素、及びこれらの間に配置された衝突板を含み、その際、補強要素が、側面衝突の際に衝突板を介して互いに支持されるように配置されている、車両車体の客室に関する。

    【0002】

    【従来の技術】例えばドイツ連邦共和国特許第2816
    318号明細書により公知の、側面衝突の場合のための保護装置を有するこのような客室において、車両座席の長手移動可能性及び車両ドアの揺動可能性によって引起こされ、側面衝突の際に室長手軸線に対して横方向に衝突板を介して互いに支持される補強要素の間に、不可避の中間空間が存在し、これらの中間空間は、補強要素が“クラッシュロックして”ユニットとして客室構造に作用し、かつかつ端から端まで延びた横向き支持体として側面からのを吸収し、かつ全車体に伝達する前に、側面衝突の際に構造部分の変形によってまず除去されなければならない。

    【0003】公知の車両座席において(ヨーロッパ特許出願公開第0470413号明細書)、保護装置は、座席に配置された安全要素を有し、これらの安全要素は、
    危険な場合に、装置によって自動的に座席内におけるその不動作位置からほぼ平に作用位置に動かされる。 作用位置において安全要素は、座席に側方に続く車両の構成部分にまで到達し、例えばドア敷居又は中央ピラーに到達し、かつここに支持される。

    【0004】同様に公知の車両座席において(ドイツ連邦共和国実用新案登録第29509229号明細書)、
    保護装置は、前部座席に組込まれた側面保護テレスコープを有し、この側面保護テレスコープは、安全ベルトの装着によって引出され、その際、テレスコープは、一方において車体の内壁に、かつ他方において互いに支持されるので、端から端まで延びた横向き支持体が製造され、この横向き支持体は、横方向に客室を補強する。 それぞれの側面保護テレスコープは、1つの実施例において、2つのねじ棒からなり、これらのねじ棒は、その棒端部によって、ねじスリーブの逆方向のねじピッチを有するめねじ区間内にねじ込み可能である。 ねじスリーブは、ウオーム歯車を介して回転方向にずらされる。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、初めに述べたような客室において、遅くとも衝突における客室の側面変形の開始とともに、補強要素がすでにクラッシュロックされており、かつ力を吸収するための端から端まで延びた横向き支持体を形成するように、側面衝突の際に車両乗客を保護する保護装置を改善することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題は、特許請求の範囲第1又は5又は7項における特徴によって次のようにして解決される。 すなわち第1項によれば、 側面衝突の際に室長手軸線に対して横向きに互い
    に支持される補強要素のうちの少なくとも1つが、屈曲
    をなす2つのレバーアームを有するV字型の屈曲レバ
    ーを持ち、この屈曲レバーの伸長位置で少なくとも1つ
    の補強要素が最大長さに拡大されて、客室の衝突前状態
    において補強要素と衝突板との間に支持方向に存在した
    すべての内側間隔をゼロにするように、屈曲レバーの両
    方のレバーアームの長さ及び屈曲角の大きさが設定さ
    れ、衝突の場合に動作可能なアクチエータが設けられ
    て、少なくとも1つの補強要素を最大長さに設定する

    【0007】本発明による客室は、次のような利点を有する。 すなわち衝突の場合に、適当なセンサによってトリガされるアクチュエータにより、その間にある衝突板を含む個々の補強要素から、端から端まで延びた横向き支持体がそくざに製造され、この横向き支持体は、衝突側からの力を吸収し、かつ全車体に、したがって対向する側へも伝達する;なぜなら衝突の瞬間に少なくとも1
    つの補強要素の延長によって、補強要素と衝突板との間のすべての中間空間が、衝撃的に除去されるので、どこかの車体変形の開始前に、すべての補強要素及び衝突板が横方向にすき間なく互いに接するからである。

    【0008】本発明の目的に合った構成及び変形を含む本発明による客室の有利な構成は、その他の特許請求の範囲から明らかである。

    【0009】

    【発明の実施の形態】次に本発明を図面に示した実施例により詳細に説明する。

    【0010】図1に、車両車体の客室が、概略的に横断面で、かつ要約して客室の対称中心面10まで示されている。 客室のうち、車両底部11、左側車両ドア12及び車体底部の中央に取付けられた中央コンソール13が見える。 車両ドア12と中央コンソール13との間に、
    左側車両座席14、例えば運転者座席が配置されており、この車両座席のうち図1に、背もたれ15の裏側及びヘッドレスト16だけが見える。 車両座席14は、長手方向に可動に車体底部11に保持されており、かつそれぞれの長手移動位置において拘束可能である。 そのために車体底部11に取付けられたガイドレールは、図1
    において17で示されている。 客室の横断面を完全にするため、図1は、右側室半分だけ中心面10に対して対称に補充されるので、なお同じ配置にして、右側車両ドア12及び右側車両座席14、例えば助手座席が存在する。

    【0011】側面衝突の場合に生命の危険にある負傷から座席利用者を保護するために、保護装置20が設けられており、この保護装置は、客室の長手軸線10に対して横向きに延びた複数の補強要素を有する。 その際、補強要素21は、それぞれの車両ドア12に、補強要素2
    2は、それぞれの車両座席14に、かつ補強要素23
    は、中央コンソール14に統合されている。 補強要素2
    1の互いに向き合った端部にそれぞれ1つの衝突板24
    が配置されているので、一方においてそれぞれの車両ドア12とそれぞれの車両座席14の間及び他方においてそれぞれの車両座席14と中央コンソール13の間の中間空間に、それぞれ内側間隔a1又はa2を置いて2つの衝突板24が対向している。 車両座席14及び中央コンソール13における補強要素22、23は、それぞれの端部に衝突板24を有するが、一方車両ドア12における補強要素21は、内側の端部だけに衝突板24を割当てられており、かつ外側端部は、ドア側に支持されている。 補強要素21−23は、おおいに硬い材料から、
    例えば金属から又は重量節約のためにケブラーから特殊プロファイルとして形成されており、かつ必要なリブ及び補強部を備えている。 車両ドア12内及び中央コンソール13内に統合された部分としての補強要素21、2
    3及び衝突板24の前記の構成が必然的なものでないことは明かである。 それどころか衝突板24とともに補強要素21は、車両ドア12の構造の一部として補強板の形に構成することができるので、衝突領域が生じ、この衝突領域は、ドア構造の一部として少なくとも座席移動行程の長さにわたって延びており、したがってそれぞれの座席移動位置において求める保護を提供する。 衝突領域の衝突面は、ドア被覆の表面と同じである必要はなく、それより低くともよいので、側面衝突の場合に、車両座席14における衝突板24とともに補強要素22
    は、例えばドアポケットの破壊により車両ドア12における衝突領域に接するようになる。

    【0012】同じことは、中央コンソール13にも当てはまる。 ここでは中央コンソール13を、リブ、補強部等からなるおおいに硬い構造からなる組込みユニットとして構成することが可能であり、この構造は、側面衝突の場合に力結合において力を伝達する。 その代わりに中央コンソール13は、定義された領域においてその側面に、衝突板24を形成するがんじょうな補強部を備えることができ、これらの補強部は、車両座席14の長手及び高さ移動を考慮している。 両方の補強部は、フレーム又は類似のものを介して、力を伝達するように互いに結合されている。 さらに中央コンソール13における衝突板24とともに補強要素23は、中央トンネルを介して底部板に取付けられた硬い構造として構成することができ、その際、中央コンソール13は、ライニング部分としてその上にセットされる。

    【0013】設計上の理由から前記のように構成された補強要素21及び23が、車両ドア12及び中央コンソール13における衝突板24とともにその衝突領域の範囲において平らではなく、例えば“離れて延びる”輪郭を有するように形成されている場合、車両座席14における補強要素22とその衝突板24との間に、継手が設けられ、これらの継手は、この時、車両ドア12及び中央コンソール13の斜めの衝突領域における衝突板24
    の最適な支持を可能にすると有利である。

    【0014】車両ドア12及び中央コンソール13における衝突板24を有する補強要素21及び23は、車両幅の方向に不変の長さを有するように構成されているが、一方それとは相違して両方の車両座席14における補強要素22は、最大長さに拡大可能に形成されている。 その際、この最大長さは、客室の衝突前状態において補強要素21−23と衝突板24との間に存在する内側の間隔a1、a2が側面衝突の瞬間に長さ拡大によってゼロになるように決められている。 図1の実施例において、左側車両座席14における補強要素22の長さは、衝突の瞬間に合計a1+a2だけ拡大するので、3
    つの補強要素21−23の衝突板24は、互いにすき間なく接する。

    【0015】このような長さ拡大を実現するために、それぞれの車両座席14における補強要素22は、2つのレバーアーム251、252から形成されるV字型の屈曲レバー25を有し、これらの屈曲レバーは、屈曲継手253において揺動運動可能に互いに結合されている。
    屈曲継手253から離れた方の両方のレバーアーム25
    1、252の端部は、継手254、255を介して補強要素22の両方の区間221、222に結合されている。 継手253−255の軸線は、互いに平行に整列され、かつ図1の図平面に対して垂直に延びている。 両方のレバーアーム251、252の長さ、及び両方のレバーアーム251、252によって囲まれた屈曲角α(図2)は、両方のレバーアーム251、252と棒区間2
    21、222が互いに一直線上にある屈曲レバー25の伸長位置において、衝突板24の間のギャップ間隔a1
    及びa2がゼロであり、したがってすべての衝突板24
    が互いにすき間なく接し、かつ対称中心面10の右側に端から端まで延びた横向き支持体を形成するように、互いに同調されている。

    【0016】側面衝突の際に保護装置20を活性化するために、車両座席14内にアクチュエータ26が統合されており、このアクチュエータは、その活性化の際に、
    屈曲レバー25の屈曲継手253に圧力を及ぼし、この圧力は、屈曲レバー25をその伸長位置に移す。 このアクチュエータ26は、気圧的又は花火技術的な駆動装置として形成することができ、かつ側面衝突の際に適当なセンサによって点火されるので、屈曲レバー25を爆発的にその伸長位置に駆動し、かつ初期位置への戻し圧力をロックするように、これをここにロックする。

    【0017】図2に屈曲レバー25が、拡大して詳細に示されており、しかも図2aに衝突前状態において、かつ図2bに側面衝突の瞬間のその伸長位置において示されている。 両方のレバーアーム251、252は、本実施例において非対称に形成されており、かつ伸長位置において力の伝達が継手253−255を介してではなく、力の流れの方向に互いに接する6つの面対27−3
    2を介して行われるようになっている。 その際、2つの面対27、28又は31、32は、それぞれ棒区間22
    1又は222とレバーアーム251又は252との間に、かつ2つの面対29、30は、両方のレバーアーム251と252との間に形成されている。 面対27−3
    2の個々の面は、図2aにおいてそれぞれ271、27
    2−321、322によって示されている。 衝突の場合、屈曲レバー25の伸長位置において支持面は互いに面接触している。 レバーの形は、例えば伸張し又は屈曲して、かつ面対の数と大きさは、構造的に条件付けられており、かつ要求に相応して形成される。

    【0018】ガイドレール17における車両座席14の長手移動可能性が大きい場合、車両座席14における補強要素22をそれぞれ対に構成することは目的に合っている。 その際、それぞれの対の両方の補強要素22は、
    互いに平行な間隔を置いて延びており、かつその端部は、それぞれ共通に衝突板24に取付けられている。 それにより側面衝突の際に、両方の車両座席14の極端に異なった移動位置においても、両方の車両ドア12の間に硬い横向き支持体が製造され、この横向き支持体は、
    長手方向に折れ曲がることはない。 衝突板24は、(中央コンソール13に配置された補強要素23について示したように)車両ドア12に及び車両座席14に統合してもよく、かつ衝突前状態において客室の内部空間が技術的に構造的な構成要素によって妨げられない美学的に気に入った像を提供するために、それぞれのライニングによって覆ってもよい。 この時、車両座席14におけるその長さについて可変の補強要素に対して、それぞれの衝突板24の範囲における座席ライニングに引裂き継目を設けることができ、この引裂き継目は、その伸長位置への屈曲レバー25の移行の際に定義されて引裂かれ、
    かつこのようにして座席ライニングからの衝突板24の突出を可能にする。

    【0019】図3に概略的に示した客室における変形された保護装置20は、車両座席14に統合された補強要素22'が端部側の衝突板24を有する端から端まで延びた長さ一定のプロファイルとして形成されており、かつ車両ドア12、中央コンソール13内に存在する補強要素21'及び23'が屈曲レバー25及びアクチュエータ26を有するこの時に長さ可変の補強要素として形成されているという点において、前記の保護装置20と相違している。 その他の点において構成及び動作様式は、図1について説明したとおりなので、同じ構成部分は、同じ参照符号を備えている。

    【0020】客室内における側面衝突の際の保護装置2
    0の図4に示す別の実施例は、この時、すべての補強要素21'、22及び23'がそれぞれ屈曲レバー25と屈曲レバー25をその伸長位置に駆動するアクチュエータ26とを備えているので、側面衝突の際にすべての補強要素21'、22及び23'がその長さを拡大するという点において、前記両方の保護装置20とは相違している。 衝突の場合、すべての屈曲レバー25はその伸長位置に移行し、かつ図5に示すように、ここにおいて係止される。 同様に図5において明らかなように、それによ衝突前状態において存在しかつ図1にa1、a2によって示されてたようなりすべてのギャップ間隔は、屈曲レバーの伸長位置においてゼロになっているので、すべての衝突板24は、互いにすき間なく接しており、かつすべての保護装置20は、両方の車両ドア12の間に端から端まで延びた硬い横向き支持体を形成しており、この横向き支持体は、一方の側における力を吸収し、かつ車両構造に、したがって対向する側にも伝達する。

    【0021】図6及び7に、アクチュエータを有する補強要素の別の2つの実施例が、ここではアクチュエータ26を有する車両座席14内に統合された補強要素22
    が概略的に示されている。 図6の実施例において、補強要素22”の両方の要素区間221及び222は、図1
    −5による実施例におけるものとは相違して、屈曲レバーを介して一貫して互いに結合されているのではなく、
    個別化され、かつドライブ及びロック部材34の下に間隔を置いて配置されており、このドライブ及びロック部材は、アクチュエータ26によって要素区間221、2
    22に対して横向きに可動であり、かつその際、斜面3
    41及び342を介して要素区間221、222を、これらと一直線上にあるようにこれらの間に挿入されかつこれらを互いに支持する(ロックする)まで、互いに離れるように駆動する。 それ以上図示しないが、そのため両方の要素区間221、222は、ガイド内において軸線方向に可動に案内されており、かつ互いに向き合ったその端部が、力結合してドライブ及びロック部材34の斜面341及び342に接している。 図6aに、アクチュエータ26の作用前におけるドライブ及びロック部材34を有する補強要素22”が、かつ図6bに、アクチュエータ26の応答後におけるものが示されている。

    【0022】図7に概略的に示された補強要素22”の実施例は、小さな構造容積の利点を有する。本実施例において管状のガイドプロファイル35は、車両座席14
    内に固定されており、かつ補強要素22”の両方の要素区間221及び222を軸線方向に可動に収容している。両方の要素区間221と222との間に、アクチュエータ26として例えば花火技術的なドライブセット3
    6が配置されており、このドライブセットは、その点火の際に、両方の側に向かって伸長し、かつその際、両方の要素区間221、222を外方に駆動するので、両方の衝突板24は、車両ドア12及び中央コンソール13
    における別の補強要素21及び23の衝突板24に接する。 要素区間221、222のこの位置において、これらは、ガイドプロファイル35内においてロックされるので(図7b)、衝突板24を介してすべての補強要素21、22、23のロックが引起こされている。 アクチュエータ26が有効になる前及び後の補強要素22”を示す図7a及び7bに概略的にのみ示すように、例えばガイドプロファイル35を半径方向に貫通するロックピン37が、例えば圧縮ばねとして形成されたロックピンばね38の力を受けて、それぞれの要素区間221又は222の周に載っており、かつ要素区間221又は22
    2の最終移動位置において周面に半径方向に持込まれた開口39内に形状結合して落込むことによって、要素区間221、222はロックすることができる。 ロックピン37は、側面衝突の際に生じる力を吸収しかつ放出するという趣旨で構成されている。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】背面図における組込まれた車両座席及び側面衝突前の統合された保護装置を含む車両車体の客室の横断面を部分的に示す図である。

    【図2】保護装置の補強要素の図1の部分IIを拡大して示す図である。

    【図3】変形された保護装置を有する図1と同じ図である。

    【図4】変形された保護装置を有する図1と同じ図である。

    【図5】側面衝突の際に活性化された保護装置を有する図4と同じ図である。

    【図6】別の実施例による補強要素を示す図2と同じ図である。

    【図7】別の実施例による補強要素を示す図2と同じ図である。

    【符号の説明】

    10 対称中心面 11 車両底部 12 車両ドア 13 中央コンソール 14 車両座席 20 保護装置 21 補強要素 22 補強要素 23 補強要素 24 衝突板 25 屈曲レバー 26 アクチュエータ 27 支持面 28 支持面 29 支持面 30 支持面 31 支持面 32 支持面 34 ドライブ及びロック部材 35 ガイドプロファイル 36 ドライブセット 37 ロック部 38 ロック部 39 ロック部 221 補強要素区間 222 補強要素区間 251 レバーアーム 252 レバーアーム 253 屈曲継手

    フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−222088(JP,A) 特開 平9−207639(JP,A) 特開 平5−301552(JP,A) 特開 昭62−210151(JP,A) 特開 昭62−143746(JP,A) 特開 昭53−128817(JP,A) 実開 平3−26652(JP,U) 欧州特許出願公開470413(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl. 7 ,DB名) B60R 21/02 B60N 2/42 B62D 25/20

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