Interior mirror for vehicles

申请号 JP2007032275 申请日 2007-02-13 公开(公告)号 JP5255774B2 公开(公告)日 2013-08-07
申请人 本田技研工業株式会社; 发明人 善行 松本;
摘要
权利要求
  • 運転者が後方を確認するのに用いられ、鏡に映る像の範囲を調節する車両用室内鏡において、
    前記鏡に映る後方の像のうち、少なくとも乗員の必要のない像の形成を規制する反射規制手段を備え、
    前記室内鏡は、車室内の前記乗員の顔が前記鏡の周囲部分に映るように構成され、
    前記反射規制手段は、車室内の前記乗員の少なくとも前記顔の部分に対応して配置されているとともに、略半円形状 の切り欠き部により形成されていることを特徴とする車両用室内鏡。
  • 说明书全文

    本発明は、映る像の範囲を規制する車両用室内鏡に関するものである。

    車両用室内鏡には、後席の状況を確認するのに用いるものがある(例えば、特許文献1参照。)。

    特開2006−142892公報(第7頁、図3)

    次に、特許文献1を簡単に説明する。
    図6は、従来の技術(特許文献1)の説明図であり、従来のオーバーヘッドコンソール201は、ハウジングボデイ202の収納空間を覆うリッドを第1リッド203と第2リッド204に分割し、第2リッド204にミラー205を設け、ミラー205で後席の状況を確認する。

    しかし、特許文献1のオーバーヘッドコンソール201では、後席の乗員の状況を確認する際に、ミラー205に映っている乗員と目が合うことがあり、個人によっては、視線を気にして、落ち着かないという問題がある。
    例えば、後席に座っている幼児をミラー205に映して、顔や姿勢など状況を見ることができるが、同時に幼児の隣の席に座っている幼児以外の人の顔もミラー205に映ると、映った人と目が合い、心地よくないと感じる人が比較的多いという問題がある。

    似たようなことは、特許文献1のミラー205以外の一般的な室内鏡(ミラー)でも生じる。 室内鏡に車両後方の交通状況を映すと、一緒に後席の乗員の顔、特に目も映り、やはり、目が合い、心地よくないと感じる人が比較的多いという問題がある。

    本発明は、車両の運転席以外の座席に座っている乗員と目を合わさず、不要な圧迫感を受けたり、与えたりすることなく、車室内を映して、車室内の状況を確認することができる車両用室内鏡を提供することを課題とする。

    請求項1に係る発明は、運転者が後方を確認するのに用いられ、鏡に映る像の範囲を調節する車両用室内鏡において、鏡に映る後方の像のうち、少なくとも乗員の必要のない像の形成を規制する反射規制手段を備え、室内鏡は、車室内の乗員の顔が鏡の周囲部分に映るように構成され、反射規制手段は、車室内の乗員の少なくとも顔の部分に対応して配置されているとともに、略半円形状に形成されていることを特徴とする。

    さらに、請求項1に係る発明では、反射規制手段は、切り欠き部により形成されていることを特徴とする。

    請求項1に係る発明では、運転者が後方を確認するのに用いられ、鏡に映る像のうち、少なくとも乗員の必要のない像の形成を規制する反射規制手段を備えたので、車両用室内鏡で後方を映した場合、反射規制手段によって室内鏡の鏡に必要のない後方の像、例えば、少なくとも乗員の像が形成されない。 その結果、車両の運転席以外の座席に座っている乗員と目を合わさず、不要な圧迫感を受けたり、与えたりすることなく、車室内を映して、車室内の状況を確認することができるという利点がある。
    請求項1に係る発明では、室内鏡は、車室内の乗員の顔が鏡の周囲部分に映るように構成され、反射規制手段は、車室内の乗員の少なくとも顔の部分に対応して配置されているとともに、略半円形状に形成されているので、乗員の顔が一緒に映る度に室内鏡を設定した場合に、反射規制手段の略半円形状によって、鏡に乗員の顔が映らない。 その結果、車両の運転席以外の座席に座っている乗員と目を合わさず、不要な圧迫感を受けたり、与えたりすることなく、車室内を映して、車室内の状況を確認することができるという利点がある。

    さらに、請求項1に係る発明では、反射規制手段は、切り欠き部により形成されているので、切り欠き部によって、車両の運転席以外の座席に座っている乗員と目を合わさず、不要な圧迫感を受けたり、与えたりすることなく、車室内を映して、車室内の状況を確認することができる。
    また、室内鏡は、車両の後方と車室内の乗員の顔が映るように構成され、切り欠き部は、車室内の乗員の顔の部分に対応して配置されているので、切り欠き部によって、乗員の顔、特に、目が映らない。 その結果、車両の運転席以外の座席に座っている乗員と目を合わさず、不要な圧迫感を受けたり、与えたりすることなく、車室内を映して、車室内の状況を確認することができる。

    また、移動手段によって、遮蔽部材を移動させることができ、鏡に映る顔を隠すのに、遮蔽部材の位置を運転者の体格や運転姿勢に対応させることができるという利点がある。

    本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
    図1は、本発明の車両用室内鏡(第1実施の形態)の斜視図である。
    車両用室内鏡11は、車両12の車室13内に配置され、運転者が後方を確認するのに用いられるインサイドミラーである。 15はフロントピラー、16はフロントピラー15に取付けられているガラス、17はステアリングホイールである。

    車両用室内鏡11は、車室13の前部で且つ車体21のルーフ22に取付けられた支持部23と、支持部23の先端に設けた調節部24(図5(b)参照)と、調節部24に取付けられている保持部25と、保持部25で保持されている鏡26と、反射規制手段27と、を備えている。

    支持部23は、衝撃緩和機構を有し、衝撃緩和機構は乗員など人への衝撃を緩和するものである。
    調節部24(図5(b)参照)は、鏡26の角度を調節できるように保持部25を回転自在に支持している部位である。

    鏡26は、平面鏡である。
    反射規制手段27は、鏡26に第1切り欠き部31を形成し、第1切り欠き部31に対応する第2切り欠き部32を保持部25に形成したものである。
    第1切り欠き部31は、車室内の乗員の顔が映る部分を半径rで取り除いた部位である。

    図2(a)、(b)は、車両用室内鏡を比較して示す図であり、(a)は比較例で従来のミラーに相当する車両用室内鏡301であり、(b)は本発明の車両用室内鏡(第1実施の形態)11である。
    比較条件としては、運転者を基準にして、主要な部分が映るように鏡の角度を調節し、鏡に映る像で運転者が後方(車室内を含む。)を確認したときに、運転者の目が、車室内の乗員の目と合うか、合わないかを比較した。

    (a)の比較例の車両用室内鏡301では、運転者が鏡302を見ると、車室内の状況を確認できるが、車室内の乗員A、乗員Bと目が合う。

    (b)の本発明の車両用室内鏡(第1実施の形態)11では、運転者が鏡26を見ると、車室内の状況を確認でき、且つ、車室内の乗員A、乗員Bと目が合わない。

    このように、車両用室内鏡11では、映る像のうち、必要のない像の形成を規制する反射規制手段27を備えているので、反射規制手段27によって、車両の運転席以外の座席に座っている乗員と目を合わさず、不要な圧迫感を受けたり、与えたりすることなく、車室内を映して、車室内の状況を確認することができる。

    また、車両用室内鏡11では、室内鏡11は、車両12の後方と車室内の乗員A、Bの顔が鏡の周囲部分に映るように構成され、反射規制手段27は、車室内の乗員A、Bの顔の部分に対応して配置されているので、反射規制手段27によって、乗員A、Bの顔、特に、目が映らない。 その結果、車両の運転席以外の座席に座っている乗員と目を合わさず、不要な圧迫感を受けたり、与えたりすることなく、車室内を映して、車室内の状況を確認することができる。

    次に、別の実施の形態を説明する。 順に第2実施の形態、第3実施の形態を説明する。
    図3(a)、(b)は、第2実施の形態を説明する図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のb−b線断面図である。 上記図1に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。

    第2実施の形態の車両用室内鏡41は、第1室内鏡11Bと、第1室内鏡11Bの下方に配置した第2室内鏡42と、を備えていることを特徴とする。
    第1室内鏡11Bは、第1鏡26Bと、第1鏡26Bを保持している保持部25Bと、反射規制手段27と、を備えている。
    第1鏡26Bは、凸面鏡である。

    第2室内鏡42は、第2鏡45と、第2鏡45を保持している保持部46と、を備えている。
    第2鏡45は、平面鏡である。

    図4は、第2実施の形態の機構を説明する図である。
    第2実施の形態では、一例として、3人が乗車した場合について説明する。 車室13内の乗員が運転者C、助手席に座っている人D、後席の右席(運転席の後)に座っている人Eの3人の場合、車両用室内鏡11Bの第1鏡26Bに、運転者C、助手席に座っている人D、後席の右席に座っている人Eの像が映る。
    車両用室内鏡11Bでは、後席の乗員Eを映しても、乗員Eの像は小さく映るので、後席の乗員Eの目が合い難く、後席の乗員Eとの間において、不要な圧迫感を受けたり、与えたりしない。

    第2実施の形態の車両用室内鏡11Bでは、第1鏡26Bは凸面鏡なので、車室13全体を映すことができるとともに、反射規制手段27によって車室内の前席の乗員C、乗員Dの映りを規制することで、車室内の前席の乗員C、乗員Dと目が合わない。
    つまり、車両の運転席以外の座席に座っている乗員と目を合わさず、不要な圧迫感を受けたり、与えたりすることなく、車室内を映して、車室内の状況を確認することができる。

    第2室内鏡42では、第2鏡45に後方の自動車を主に映すように、第2鏡45の角度を調節することで、後方の映る範囲はほぼ後続の自動車のみとなり、確認範囲は狭いが、乗員の目を気にすることなく、快適に、後方の自動車の状況を確認することができる。

    図5(a)、(b)は、第3実施の形態を説明する図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のb−b線断面図である。 上記図1に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。

    第3実施の形態の車両用室内鏡11Cは、鏡26Cを保持している保持部25Cと、保持部25Cに設けた移動手段47を有する反射規制手段27Cと、を備えていることを特徴とする。
    鏡26Cは、平面鏡である。 なお、鏡面の形状は任意である。

    反射規制手段27Cは、保持部25Cに案内レール溝48が形成されているとともに、案内レール溝48が鏡26Cの縁に沿って断面台形状に形成され、案内レール溝48にスライダ部51がスライド自在に嵌合し、スライダ部51に一体に遮蔽部材52が形成され、スライダ部51の摺動抵抗によって、遮蔽部材52が案内レール溝48に固定され、遮蔽部材52で反射を防止するものである。
    移動手段47は、案内レール溝48とスライダ部51からなる。

    案内レール溝48は、鏡26Cの一端(左端)に始端56を設け、鏡26Cの他端(右端)に終端57を設け、長さLを鏡26Cの長手方向(X軸方向)の長さとほぼ一致させた。

    なお、案内レール溝48の長さは、任意であり、鏡26Cの全周に沿って形成することも可能である。
    案内レール溝48を保持部25Cに彫込んだが、案内レール溝48に相当するものを保持部25Cとは別部材で形成してもよく、例えば、管を鏡26Cの縁に沿って曲げたレール(図に示していない)を設けることも可能である。 その結果、既存のミラー(室内鏡)を流用することができ、量産効果を得ることができる。

    遮蔽部材52は、円盤をほぼ2分割した形状で、表面61が光りを2点鎖線で示すように反射しないように形成されている。
    なお、遮蔽部材52を正面視(図5(a)の視点)、半径rcで形成したが、形状は任意であり、要は、映る顔を隠す、特に、映る目を隠すことができる形状であればよく、例えば三角形でもよい。
    遮蔽部材52を2個配置したが、遮蔽部材52を3個以上配置してもよく、遮蔽部材52の数は任意である。

    次に、反射規制手段27Cの操作を簡単に説明する。
    まず、運転者が鏡26Cの角度を調節する。 その際、後方の広い範囲の状況を確認できるように鏡26Cの角度を設定する。 引き続き、鏡26Cに映っている乗員A、乗員Bを遮蔽部材52で隠す。 遮蔽部材52の移動は、スライダ部51の摺動抵抗に抗して、遮蔽部材52を左(矢印a1の方向)若しくは右(矢印a2の方向)にスライドさせ、映っている乗員Aの顔、乗員Bの顔に重ねる。 これで、遮蔽部材52の位置調節が完了する。

    第3実施の形態の車両用室内鏡11Cは、第1実施の形態の車両用室内鏡11と同様の効果を発揮する。 すなわち、反射規制手段27Cによって車室内の乗員A、乗員Bの映りを規制することで、車室内の乗員A、乗員Bと目が合わない。
    つまり、車両の運転席以外の座席に座っている乗員と目を合わさず、不要な圧迫感を受けたり、与えたりすることなく、車室内を映して、車室内の状況を確認することができる。

    また、車両用室内鏡11Cは、運転者の体格や運転姿勢によって、運転者の視点の位置が変わった場合、遮蔽部材52を移動(矢印a1の方向又は矢印a2の方向)させて、鏡26Cに映る顔や目を隠すことができる。 つまり、個人の好みにセットした座席の位置(視点)に対応させて、鏡26Cに映る顔を隠すことができる。

    さらに、車両用室内鏡11Cは、鏡26Cに映る像のうち、目以外の隠したい像の位置に遮蔽部材52をスライド(矢印a1の方向又は矢印a2の方向)させて、鏡26Cに映る隠したい像を隠すことができる。

    このように、第3実施の形態の車両用室内鏡11Cでは、反射規制手段27Cは、室内鏡11Cの鏡26Cに重なる遮蔽部材52と、遮蔽部材52を移動自在に支持し、且つ、鏡26Cの近傍に配置されている移動手段47を備えているので、遮蔽部材52を個人の座席の位置(視点)に対応させて、移動させることができ、鏡26Cに映る顔を隠すのに、遮蔽部材52の位置を運転者の体格や運転姿勢に対応させることができる。

    尚、本発明の車両用室内鏡は、車両に採用したが、道路や店内など鏡を用いている所にも採用可能である。
    鏡面の形状は任意である。
    鏡の形状は任意であり、円形でもよい。

    本発明の車両用室内鏡は、車室内の前部に配置して車室内や後方の広い範囲を映す車両用室内鏡に好適である。

    本発明の車両用室内鏡(第1実施の形態)の斜視図である。

    車両用室内鏡を比較して示す図である。

    第2実施の形態を説明する図である。

    第2実施の形態の機構を説明する図である。

    第3実施の形態を説明する図である。

    従来の技術(特許文献1)の説明図である。

    符号の説明

    11、11B、11C…車両用室内鏡 12…車両 26、26B、26C…鏡 27、27C…反射規制手段 47…移動手段 52…遮蔽部材

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