Sunshade device

申请号 JP2012177669 申请日 2012-08-10 公开(公告)号 JP2014034336A 公开(公告)日 2014-02-24
申请人 Yachiyo Industry Co Ltd; 八千代工業株式会社; 发明人 MURASAWA AKIRA;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a sunshade device which has a dimming function and can enlarge head clearance in a vehicle room.SOLUTION: A sunshade device 1, which is installed under a sunroof panel S3 formed on a fixed roof S1 of a vehicle S, includes: a frame 3 which is provided with a plurality of frame openings 13 juxtaposed in the width direction of the vehicle S; and a plurality of polarizing panels 5 which are arranged for each frame opening 13. The frame 3 is formed so that its central part is made higher than its end parts in the width direction of the vehicle S so as to follow a shape of the fixed roof S1, and the polarizing panels 5 are inclined so as to be raised toward the central part.
权利要求
  • 車両の固定ルーフに形成されたサンルーフパネルの下に設置されたサンシェード装置であって、
    前記車両の幅方向に並設された複数の開口部を備えたフレームと、
    前記開口部ごとに配置された複数の偏光パネル部と、を備え、
    前記フレームは、前記固定ルーフの形状に追従するように前記車両の幅方向の端部に比べて中央部が高くなるように形成されるとともに、
    前記偏光パネル部は、前記中央部に向かうにつれて高くなるように傾斜していることを特徴とするサンシェード装置。
  • 前記固定ルーフの幅方向両側において、前後方向に延設けられた一対のガイドレールを備え、
    前記フレームの幅方向両側には、前記ガイドレール内を摺動するシューが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサンシェード装置。
  • 前記偏光パネル部は、下部偏光パネルと上部偏光パネルとを積層して備え、
    前記下部偏光パネル及び前記上部偏光パネルの少なくとも一方は、パネル本体と、前記パネル本体から外側に張り出す張出部と、を備え、
    前記フレームには、直線方向に移動するスライダが形成されており、
    前記スライダと前記張出部とを連結するとともに、前記スライダの直線移動を前記下部偏光パネル又は前記上部偏光パネルの回転移動に変換する変換機構を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサンシェード装置。
  • 说明书全文

    本発明は、サンシェード装置に関する。

    例えば、特許文献1には、上下に積層された2枚の偏光パネルを用いて、車両室内に取り入れる光量の調節を行う技術が開示されている。 これらの偏光パネルのいずれか一方を回転させることにより光量の調節を行うことができる。

    例えば、車両の固定ルーフに形成されたサンルーフパネルの下に、前記偏光パネルを備えたサンシェード装置を設けることにより、車両室内の開放感や光量の調節の自由度を向上させることができる。

    実開昭57−150013号公報

    車両の固定ルーフは、車両室内のヘッドクリアランスを大きくするために、左右端部から中央部に向かうにつれて高くなるように湾曲形成されている。 しかしながら、従来の偏光パネルは平に設置されていたため、ヘッドクリアランスの拡大を阻害するものであった。

    本発明は、前記した事情に鑑みて創作されたものであり、調光機能を備えるとともに、車両室内のヘッドクリアランスを大きくすることができるサンシェード装置を提供することを課題とする。

    前記課題を解決するため、本発明は、車両の固定ルーフに形成されたサンルーフパネルの下に設置されたサンシェード装置であって、前記車両の幅方向に並設された複数の開口部を備えたフレームと、前記開口部ごとに配置された複数の偏光パネル部と、を備え、前記フレームは、前記固定ルーフの形状に追従するように前記車両の幅方向の端部に比べて中央部が高くなるように形成されるとともに、前記偏光パネル部は、前記中央部に向かうにつれて高くなるように傾斜していることを特徴とする。

    かかる構成によれば、偏光パネル部を備えることにより、車両室内に取り入れる光の調節を行うことができる。 また、フレーム及び偏光パネル部が中央部に向かうにつれて高くなるように配置されているため、ヘッドクリアランスを大きくすることができる。

    また、前記固定ルーフの幅方向両側において、前後方向に延設けられた一対のガイドレールを備え、前記フレームの幅方向両側には、前記ガイドレール内を摺動するシューが形成されていることが好ましい。

    かかる構成によれば、調光が必要なときにはフレームをサンルーフパネルの下に位置させ、不要なときはフレームをサンルーフパネルの下から退避させることができる。

    また、前記偏光パネル部は、下部偏光パネルと上部偏光パネルとを積層して備え、前記下部偏光パネル及び前記上部偏光パネルの少なくとも一方は、パネル本体と、前記パネル本体から外側に張り出す張出部と、を備え、前記フレームには、直線方向に移動するスライダが形成されており、前記スライダと前記張出部とを連結するとともに、前記スライダの直線移動を前記下部偏光パネル又は前記上部偏光パネルの回転移動に変換する変換機構を備えることが好ましい。

    かかる構成によれば、簡易な構成で調光機構を形成することができる。

    本発明のサンシェード装置によれば、調光機能を備えるとともに、車両のヘッドクリアランスを大きくすることができる。

    本実施形態に係るサンシェード装置を示す平面図である。

    本実施形態に係るサンシェード装置を示す要部拡大平面図である。

    図2のI−I端面図である。

    図2のII−II端面図である。

    以下、本発明に係るサンシェード装置1の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。 図1に示すように、本実施形態に係るサンシェード装置1は、車両Sの固定ルーフS1に設置される装置であって、車両室内へ光を取り入れたり、遮蔽したりするとともに、取り入れる光を調節する調光を行うことができる。 図1では、説明の便宜上サンシェード装置1を実線で示し、他の部分を二点鎖線で示している。

    図3に示すように、固定ルーフS1は、車両の外側を構成するアウタールーフS1aと、車両室内S5の天井部分を構成するインナールーフS1bとで構成されている。 図1に示すように、アウタールーフS1aには、室外開口部S2と、サンルーフパネルS3とが形成されている。 室外開口部S2は、アウタールーフS1aの前側に平面視矩形で形成されており、上下方向に貫通している。 サンルーフパネルS3は、室外開口部S2と略同形状を呈し、室外開口部S2に配置されている。 サンルーフパネルS3は、透明なガラスパネルで構成されている。

    図1及び図3に示すように、インナールーフS1bには、室内開口部S4が形成されており、室外開口部S2と連通している。 これにより、利用者は、車両室内S5から車両Sの上方を視認できるようになっている。

    図3に示すように、サンルーフパネルS3は、左右端部に比べて中央部が徐々に高くなるに湾曲形成されている。 また、アウタールーフS1a及びインナールーフS1bも、サンルーフパネルS3と略同等の曲率で湾曲形成されている。 なお、サンルーフパネルS3は、本実施形態では固定ルーフS1に対して前後方向にスライド移動するように構成されているが、固定ルーフS1に固定される構成であってもよい。 サンルーフパネルS3のスライド機構については、公知技術と同等であるため詳細な説明を省略する。

    図1及び図2に示すように、サンシェード装置1は、一対のガイドレール2と、フレーム3と、保持部4と、偏光パネル部5と、スライダ部6とで主に構成されている。

    図1に示すように、ガイドレール2は、室内開口部S4を挟んで左右両側に配置されており、前後方向に延設されている。 ガイドレール2は、金属製の形材で形成されており、フレーム3の移動をガイドする部材である。 図3に示すように、ガイドレール2は、インナールーフS1bに固定されている。 ガイドレール2は、溝部2aの開口側が斜め上方を向くように固定されている。

    図2に示すように、フレーム3は、金属板で形成されており、平面視略矩形を呈する。 フレーム3は、偏光パネル部5やスライダ部6を支持する基盤となる部材である。 フレーム3は、本体部11と、本体部11の端部に形成された4つのシュー12と、2つのフレーム開口部13と、2つのスリット14と、把手部15とを備えている。

    図3に示すように、本体部11は、サンルーフパネルS3の形状に追従するように、左右端部に比べて中央部の高さが高くなるように形成されている。 シュー12は、本体部11の左右両側において前側及び後側に形成されている。 シュー12は、ガイドレール2に形成された溝部2a内を摺動可能になっている。

    図2に示すように、フレーム開口部(開口部)13は、本体部11の左右両側において上下方向に開口している。 フレーム開口部13は、本実施形態では平面視矩形に開口しているが、他の形状であってもよい。 図3に示すように、フレーム開口部13の内周には、トリム部13aが形成されている。 トリム部13aは、ゴム等の柔らかい材料で形成されており、フレーム開口部13の内周を保護する。

    スリット14は、フレーム開口部13,13の間において、2本形成されている。 スリット14は、上下方向に貫通しつつ前後方向に延設されている。

    把手部15は、本体部11の下面に形成された凹部である。 把手部15は、利用者が車両室内S5から把手する部位である。 図3に示すように、フレーム3の車両室内S5側に露出する面は、表皮材16で覆われている。

    保持部4、偏光パネル部5及びスライダ部6は、左右対称に構成されているため、主に右側の構成について説明し、左側については同じ符号を付して説明を省略する。

    図2に示すように、保持部4は、フレーム開口部13の四隅に配置されている。 保持部4は、偏光パネル部5を保持する部材である。 図4に示すように、保持部4は、本体部11(フレーム3)の上面に固定されている。 保持部4は、偏光パネル部5の傾斜に合わせて傾斜して固定されている。

    図2に示すように、偏光パネル部5は、フレーム開口部13に対応して配置されており、フレーム開口部13の上方を完全に覆う。 図3に示すように、偏光パネル部5は、下部偏光パネル21と、上部偏光パネル22と、シール23とで構成されている。 下部偏光パネル21及び上部偏光パネル22は、偏光方向がそれぞれ異なるように構成されたパネルである。 下部偏光パネル21及び上部偏光パネル22のいずれか一方を回転させることにより、調光可能になっている。 偏光パネル部5は、本実施形態では、フレーム3(固定ルーフS1)の中央部に向かうにつれて高くなるようにそれぞれ傾斜して設置されている。

    下部偏光パネル21は、図3に示すように上部偏光パネル22の下に配置される。 下部偏光パネル21は、平面視円形を呈する。 図4に示すように、下部偏光パネル21は、保持部4の溝部4aに移動不能に固定される。

    上部偏光パネル22は、下部偏光パネル21の上に配置される。 図2に示すように、上部偏光パネル22は、平面視略円形を呈する。 上部偏光パネル22は、パネル本体22aと、パネル本体22aから半径方向外側に張り出した張出部22bと、張出部22bに立設するピン22cとで構成されている。 図4に示すように、上部偏光パネル22は、保持部4の溝部4bに回転移動可能に固定されている。 張出部22bは、図2に示すように、隣接する保持部4,4の間において往復移動可能になっている。

    シール23は、下部偏光パネル21と上部偏光パネル22との間に配置されるととともに、保持部4の部分を除き下部偏光パネル21及び上部偏光パネル22の外縁全周に亘って配置される。 シール23が配置されることにより、下部偏光パネル21と上部偏光パネル22の間にゴミ等が侵入して、偏光パネル部5が劣化するのを防ぐことができる。

    図2及び図3に示すように、スライダ部6は、スライダ31と、連結部32と、つまみ部33とで構成されている。 スライダ31は、スリット14に沿って移動するように形成されている。 連結部32は、スライダ31に形成されており、左右方向に延設されている。 連結部32には、左右方向に長手となる長孔32aが形成されている。 図3に示すように、つまみ部33は、スライダ31に一体形成されており、車両室内S5側に露出する。

    長孔32aには、上部偏光パネル22のピン22cが挿入されている。 ピン22cは、長孔32a内を移動可能になっている。 特許請求の範囲の「変換機構」とは、スライダ部6の直線移動を下部偏光パネル21又は上部偏光パネル22の回転移動に変換するものであって、本実施形態では張出部22b及びピン22cと、連結部32及び長孔32aとで構成されている。 変換機構は、前記した構成に限定されるものではなく、例えば、張出部に長孔を設け連結部にピンを設ける構成でもよいし、その他の構成であってもよい。

    次に、サンシェード装置1の作用について説明する。 利用者は、把手部15に手を引っ掛けてフレーム3を前側に移動させて、フレーム3をサンルーフパネルS3の直下に位置させる。 これにより、サンシェード装置1を利用することができる。 サンシェード装置1を利用しない場合は、フレーム3を後側に移動させて、アウタールーフS1aとインナールーフS1bとの間の空間にフレーム3を収納させればよい。

    車両室内S5空間に光を取り入れない場合、利用者は、つまみ部33をスリット14の前端まで移動させる。 これにより、上部偏光パネル22が一方側に回転し、光を遮蔽することができる。

    車両室内S5空間に光を取り入れる場合、利用者は、つまみ部33をスリット14の後端に向けて移動させる。 これにより、上部偏光パネル22が他方側に回転し、後端側に向かうにつれて車両室内S5に入る光量を多くすることができる。 つまみ部33を後端に位置させると、車両室内S5から車両Sの上方がクリアに視認できるようになる。

    以上説明した本実施形態に係るサンシェード装置1によれば、偏光パネル部5を備えることにより、車両室内S5に取り入れる光の調節を行うことができる。 また、フレーム3及び偏光パネル部5が、サンルーフパネルS3及び固定ルーフS1の形状に追従するように、中央部に向かうにつれて高くなるように配置されているため、ヘッドクリアランスを大きくすることができる。

    また、本実施形態によれば、ガイドレール2とシュー12とを備えることにより、調光が必要なときにはフレーム3をサンルーフパネルS3の下に位置させ、不要なときはフレーム3をサンルーフパネルS3の下から退避させることができる。 これにより、簡易な操作で車両室内S5における開放感を向上させることができる。

    また、張出部22b及びピン22cと、連結部32及び長孔32aとで構成された変換機構により、スライダ部6の直線移動を上部偏光パネル22の回転移動に変換できる。

    以上本発明の実施形態について説明したが、発明の趣旨に反しない範囲において適宜設計変更が可能である。 例えば、本実施形態ではフレーム3を前後に移動できる構成としたが、フレーム3を移動不能に設置してもよい。

    また、本実施形態では、上部偏光パネル22を回転可能に形成したが、下部偏光パネル21を回転可能に形成してもよい。 また、つまみ部33を省略して、例えば、利用者が車両室内S5のボタン等を操作することにより、スライダ31が電動で移動するように構成してもよい。

    また、本実施形態では、フレーム開口部13を幅方向に2つ設けた場合を例示したが、3つ以上並設させてもよい。 フレーム開口部13の設置数が奇数になる場合は、真ん中に配置される偏光パネル部5については傾斜して設置する必要は無く、その他の偏光パネル部5を傾斜させればよい。 また、本実施形態では、2つの偏光パネル部5が別々に調光可能になっているが、スライダ部6を一体形成する等により、2つの偏光パネルを同期して調光可能としてもよい。 また、本実施形態では、スライダ部6を幅方向の中央に設置しているが、他の部位に設置してもよい。 また、本実施形態では、回転移動させる偏光パネル部5を例示したが、直線移動させる偏光パネル部5を採用してもよい。

    1 サンシェード装置 2 ガイドレール 3 フレーム 4 保持部 5 偏光パネル部 6 スライダ部 11 本体部 12 シュー 13 フレーム開口部 14 スリット 21 下部偏光パネル 22 上部偏光パネル 22a パネル本体 22b 張出部 22c ピン 23 シール 31 スライダ 32 連結部 33 つまみ部 S1 固定ルーフ S1a アウタールーフ S1b インナールーフ S2 室外開口部 S3 サンルーフパネル S4 室内開口部 S5 車両室内

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