Bump stop

申请号 JP2002513715 申请日 2001-07-17 公开(公告)号 JP2004533357A 公开(公告)日 2004-11-04
申请人 ギブズ テクノロジーズ リミテッド; 发明人 ロイクロフト、テレンス、ジェームズ;
摘要 水 陸両用車用サスペンションのバンプストップ(10)は、動作 位置 (図1)と非動作位置(図10)との間を選択的に移動可能な部材(12)を有する。 これにより、海上モードへと変換するために、サスペンションが路上用ホイールを軌跡(23)に沿って引き込むことが可能となる。 バンプストップの自由端(16)は、キャビティ(18)に加圧 流体 を充填することによって移動されてもよい。 或いは、油圧式シリンダ(52、図3及び図4)、ソレノイド(152、図5及び図6)、手動、又は他の機械的手段によって、バンプストップ全体が枢動軸上で回動されてもよい。 或いは、可動部材がシリンダ(74、図12)内に位置し、流体の圧 力 によって戻りばねに抗して引き込まれ、車両用サスペンション上の弾性スナッバ(92、図12)に対して作用してもよい。 バンプパッド(26)は湾曲した下面(25、図11)を有し、サスペンションが降下される際(図11)には、バンプストップを経路外に曲げることができる。
权利要求
  • 水陸両用車用バンプストップであって、車体に対する車輌用サスペンションシステムの移動を制限するために前記サスペンションの一部分と係合する停止部を有する部材を有し、前記停止部が前記車両用サスペンションシステムの前記一部分と係合するために展開される動作位置と、前記停止部が前記車両用サスペンションシステムの前記一部分と係合するために展開されない非動作位置との間を、前記部材が選択的に移動可能であり、前記停止部を前記動作位置と前記非動作位置との間で移動させる手段を更に有する、バンプストップ。
  • 前記部材が弾性であり、且つ、加圧流体供給ラインに接続された少なくとも1つの内部キャビティを有することを特徴とする、請求項1に記載のバンプストップ。
  • 前記加圧流体が前記内部キャビティに供給されると、前記加圧流体が前記弾性部材の前記キャビティを膨張させ、前記弾性部材を変形させるよう構成されたことを特徴とする、請求項2に記載のバンプストップ。
  • 前記部材が弾性であり、且つ、前記車輌用サスペンションに対して固定された車輌の一部分に回動可能に装着されるよう構成されたことを特徴とする、請求項1に記載のバンプストップ。
  • 前記停止部移動手段が流体作動シリンダ及びピストンを有し、前記ピストン又はシリンダが前記弾性部材に接続されることを特徴とする、請求項4に記載のバンプストップ。
  • 前記シリンダ内における前記ピストンの移動により、前記弾性部材が前記回動装着部の周囲を回動することを特徴とする、請求項5に記載のバンプストップ。
  • 前記停止部移動手段が電気的に作動されるソレノイドを有することを特徴とする、請求項4に記載のバンプストップ。
  • 前記部材がシリンダ内に滑動可能に取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載のバンプストップ。
  • 前記部材の一端部が、ばねによって前記動作位置へとバイアスされるピストンとして形成されることを特徴とする、請求項8に記載のバンプストップ。
  • 前記加圧流体が、前記ピストン及び部材を前記ばねのバイアスに抗して前記シリンダ内の前記非動作位置へと引き込ませることを特徴とする、請求項9に記載のバンプストップ。
  • 請求項1〜10のいずれかに記載のバンプストップを有することを特徴とする車輌。
  • 前記部材と係合する前記車両用サスペンションシステムの前記一部分が弾性であることを特徴とする、請求項1に記載の車輌。
  • 添付の図面の図1、図2、及び図7〜図11、又は図3及び図4、又は図5及び図6、又は図12に図示され説明されているバンプストップ。
  • 说明书全文

    【0001】
    本発明はバンプストップに関し、詳細には、陸両用車用サスペンションのバンプストップに関する。
    【0002】
    ホイール引込みシステムを有する水陸両用車では、車輌が陸上走行モードにある際に、ホイールの上方向への過度の移動を防ぐために、サスペンションのバンプストップが必要である。 しかし、海上モードのために車輌のホイールが引き込まれる際には、このバンプストップはサスペンションの上方向への移動を妨害すべきではない。
    【0003】
    本発明の第1の態様によれば、水陸両用車用バンプストップであって、車体に対する車輌用サスペンションシステムの移動を制限するために前記サスペンションの一部分と係合する停止部を有する部材を有し、前記停止部が前記車両用サスペンションシステムの前記一部分と係合するために展開される動作位置と、前記停止部が前記車両用サスペンションシステムの前記一部分と係合するために展開されない非動作位置との間を、前記部材が選択的に移動可能であり、前記停止部を前記動作位置と前記非動作位置との間で移動させる手段を更に有する、バンプストップが提供される。
    【0004】
    第1の好ましい構成では、前記部材は弾性であり、且つ、流体供給ラインに接続された少なくとも1つの内部キャビティを有する。 好ましくは、前記停止部移動手段は前記内部キャビティに供給される加圧流体によって設けられ、前記加圧流体が前記弾性部材の前記キャビティを膨張させ、前記弾性部材を変形させる。
    【0005】
    第2の好ましい構成では、前記部材は弾性であり、且つ、前記車輌の固定部分に回動可能に取り付けられるよう構成される。 この構成では、前記停止部移動手段が流体作動シリンダによって設けられてもよく、該流体作動シリンダのピストンは前記弾性部材に接続される。 前記ピストンの移動により、前記弾性部材が回動装着部の周囲を回動する。 或いは、前記弾性部材は、電気的に作動されるソレノイドによって、手動で、又は、他の任意の適切な機械的若しくは電気的手段によって移動されてもよい。
    【0006】
    第3の好ましい構成では、前記部材が前記シリンダ内に滑動可能に取り付けられる。 前記部材の一端部が、前記部材の前記停止部を前記動作位置へと移動させるためのばねによってバイアスされるピストンとして形成されてもよい。 好ましくは、前記加圧流体が、前記ピストン及び部材を、前記ばねのバイアスに抗して前記シリンダ内の前記非動作位置へと引き込ませる。
    【0007】
    本発明の第2の態様によれば、本発明の第1の態様によるバンプストップを有する水陸両用車が提供される。 好ましい実施形態では、前記部材と係合する前記車両用サスペンションシステムの前記一部分が弾性である。
    【0008】
    以下、添付の図面を参照し、本発明の複数の実施形態を例として説明する。
    【0009】
    まず図1を参照すると、バンプストップの第1実施形態が、全体を10で示されている。 バンプストップ10は弾性部材12を有し、弾性部材12は一端部13において剛性ベース14に取り付けられると共に、車輌用サスペンションの一部分と接触する停止部を構成する自由端16を有する。 弾性部材12は略円錐台状又はピラミッド状であり、ゴムでできているが、任意の適切な弾性材料で作られてよい。 ベース14は車輌構造24に取り付けられている(図7参照)。
    【0010】
    弾性部材12の片側には一連の細長い内部キャビティ18が設けられており、それらは接続キャビティ20によって接続されている。 内部キャビティ18に加圧流体を供給するための、ベース14内の流体供給ライン22は、接続キャビティ20に接続されている。 図2からわかるように、加圧流体のによって内部キャビティ18が膨張すると、弾性部材12が片側(図面では右側)に向かって変形する。
    【0011】
    次に図7を参照すると、バンプパッド26が、水陸両用車用サスペンションシステムのホイール支持アプライト(wheel support upright)27に一体に形成又は取り付けられている。 弾性部材12及び剛性ベース14は、バンプパッド26と位置決めされた状態で車輌構造24に取り付けられている。 ホイール支持アプライト27は、下部制御アーム28と上部制御アーム30との間に取り付けられており、下部制御アーム28及び上部制御アーム30は従来の方法で車輌構造24に回動可能に取り付けられている。 ホイール支持アプライト27には、ホイール29が従来の方法で装着される。 バンプストップ10の端部16を受けるためのバンプパッド26の上面19はカップ型である。 更に、バンプパッド26の下面25は滑らかに湾曲した形状であり、その目的は後述する。 ホイール29は、車輌を路上モードで用いるための下降位置及び、車輌を海上モードで水上で用いるためにホイールを上昇させた引込み位置で示されている。
    【0012】
    次に、図7〜図11を参照し、バンプストップ10の作用を説明する。 図7及び図8では、バンプストップ10は動作モードで示されており、弾性部材12は静止形状をとっている。 バンプパッド26は弾性部材12の端部16の下方に位置しており、車輌が路上モードで陸上走行すると、ホイール支持アプライト27と共に、車体に対して相対的に矢印Aで示されるように移動する。 バンプパッド26の先端部21は点線23で示されるように弧状に移動する。
    【0013】
    図9からわかるように、サスペンションシステムが車輌に対して上に矢印Bで示される方向に移動すると、バンプパッド26のカップ型の上面19が、弾性部材12の端部又は停止部16と接触する。 弾性部材12は、パッド26、並びにそれに従ってホイール支持アプライト27、ホイール29及び制御アーム28及び30が更に上へと相対移動するのを防ぐところまで圧縮される。
    【0014】
    例えば作動油、水又は空気等の加圧流体を、流体供給ライン22へと又は流体供給ライン22からポンプで送ることによって、バンプストップ10を動作位置と非動作位置との間で選択的に移動できる。 図2を参照して説明したように、加圧流体は接続キャビティ20へと、そして内部キャビティ18へと流れ、キャビティ18を膨張させる。 このキャビティ18の膨張が弾性部材12を強制的に変形させ、弾性部材12の端部16が、ベース14と軸方向に揃った位置から外れて、内部キャビティ18側から離れる方向へと移動する。
    【0015】
    次に図10を参照すると、水陸両用車が水に入り、サスペンションシステムを引き込むことが必要になると、加圧流体がポンプでキャビティ18へと送られ、上述したように弾性部材が非動作位置へと変形する。 すると、弾性部材12の端部16はバンプパッド26から離れて位置し、バンプパッドの先端部21が弾性部材12を越えて矢印Cで示されるように移動可能となるので、ホイールを引込み位置へと移動できる。 バンプパッド26がバンプストップ10を越えて引込み位置へと移動したら、加圧流体が解除され、弾性部材12は静止又は動作形状をとることができる。
    【0016】
    路上走行モードのためにサスペンションシステムを引込み位置から展開又は下降させることが必要な場合には、ホイール支持アプライト27が図11の矢印Dで示されるように下に移動する。 バンプパッド26の先端部21が点線で示される弧23を辿ると、バンプパッド26の下側25が弾性部材12と接触し、弾性部材を非動作位置へと強制的に変形させる。 その結果、キャビティ18への加圧流体の供給を必要とせずに、バンプパッド26がバンプストップ10を越えて下方向へと移動できる。 従って、流体制御回路(図示せず)は、ホイールの展開中にバンプストップ10を移動させるために加圧流体が供給されなければならない場合の回路よりも単純である。
    【0017】
    次に、図3及び図4を参照し、本発明によるバンプストップの第2実施形態を説明する。 バンプストップは全体を40で示されており、弾性部材42を有し、弾性部材42は一端部43において支持部材44に取り付けられると共に、停止部を構成する自由端46を有する。 弾性部材42は略円錐台状又はピラミッド状であり、ゴムでできているが、任意の適切な弾性材料で作られてよい。 支持部材44は剛性ベース50に回動可能に取り付けられており(48)、剛性ベース50は先の実施形態で説明したように車輌構造24に取り付けられている(図7参照)。
    【0018】
    ベース50の片側には流体作動シリンダ52が取り付けられており、流体作動シリンダ52は、単一のポート53、ピストン54、ピストンロッド56及びばね58を有する。 ピストンロッド56の一端部60は、支持部材44に回動可能に取り付けられている(62)。 シリンダ52の後壁64とピストン54との間には、ばね58が配置され、ピストン54及びピストンロッド56を拡張位置へとバイアスする。 ポート53を通ってシリンダ52に供給される加圧流体はピストン54に対して作用し、ばね58をバイアスして、ピストンロッド56をシリンダ52内に引き込む。
    【0019】
    作用としては、図3に示されるように、シリンダ52に加圧流体が供給されない場合には、ピストンロッド56が延出され、弾性部材42が動作位置に配置される。 車輌のサスペンションシステムの引き込みが望まれる場合には、シリンダ52に加圧流体が供給され、上述したようにピストンロッドが引き込まれる。 これにより、支持部材44が回動装着部48の周囲を回動し、弾性部材42の端部46を、バンプパッド26の経路外の、図4に示されている位置へと移動させる。 上述した先の実施形態のように、海上モードの引込み位置から路上モードへとサスペンションシステムが展開されると、バンプパッド26の下側25が強制的に弾性部材12を片側へと押す。
    【0020】
    図5及び図6は、第2実施形態の変形例を示しており、流体作動シリンダ52が、複動ソレノイド152に置き換えられている。 図3及び図4と共通の要素には同一の参照番号が与えられている。
    【0021】
    ソレノイド152は、コイル153及び155、ヨーク154、ロッド156及び電気接続157を有する。 ヨーク154はロッド156によって支持部材44に接続されている。 ソレノイドはラッチングソレノイドであるのが好ましい。 コイルに供給される電気信号に応じて、図5に示されている動作位置と図6に示されている非動作位置との間でバンプストップを移動させることができる。
    【0022】
    複動ソレノイドではなく、極性を変更することで逆動可能な単動ソレノイドを用いてもよい。
    【0023】
    次に、図12を参照して、本発明によるバンプストップの第3実施形態を説明する。 全体を70で示されるバンプストップは、シリンダ74に滑動可能に装着された部材72を有する。 部材72の一端部にはピストン76が形成されており、シリンダ74内のピストンチャンバ77内に配置されている。 部材72の内部凹部79内に配置されると共にシリンダ74の端部キャップ80と係合するばね78は、部材72をシリンダ外の動作位置へとバイアスする。 部材72の他端部はシリンダ74外の動作位置へと延出すると共に、停止位置を構成する下部平面84と上部曲面86とを有するラッチ82として形成されている。
    【0024】
    シリンダ74には、ポート90と連通する圧力フィッティング(pressure fitting)88が設けられており、ポート90はピストンチャンバ77内へと開口している。 フィッティング88に供給された加圧流体はチャンバ77に入り、ピストン76及びそれに従って部材72を、ばね78の作用に抗して、図面では右に移動させる。 シール92はピストン76とシリンダ74の内部壁との間をシールし、シール94は部材72とシリンダ74の内部壁との間をシールする。 従って、ラッチ82を有する部材72を、シリンダ74内の非動作位置に引き込むことができる。 流体の圧力が解除されると、ばねのバイアスにより部材72が動作位置へと延出する。 シリンダ74は車体に取り付けられる。
    【0025】
    この構成では部材72は弾性ではなく、従って、バンプパッド26のカップ型の上面19には弾性スナッバ92が取り付けられている。
    【0026】
    作用としては、部材72は、ばね78によってシリンダ74外の動作位置へとバイアスされ、ラッチ82が、バンプパッド26の経路内に配置される。 先の構成のように、バンプパッド26は弧状に移動し、先端部21の経路は点線23で示されている。 バンプパッド26及びスナッバ92がラッチ82の平面84と係合して上への移動を制限するので、ホイール支持アプライト27及びバンプパッド26が部材72のラッチ82を越えて上に移動するのが防止される。
    【0027】
    海上モードのためにホイールを引き込むことが望まれる場合には、ポート90を通して加圧流体が供給され、それによって、ピストン76及び部材72が、ばね78のバイアスに抗して、シリンダ74内の非動作位置へとスライドすることで引き込まれる。 ラッチ82はシリンダ74内に収容され、バンプパッド26がスナッバ92と共に、引込み位置へと通過することができる。 加圧流体を解除すると、ばね78のバイアスが、部材72及びラッチ82を非動作位置から動作位置へと押すことができる。
    【0028】
    サスペンションが、海上モードの引込み位置から路上モード位置へと戻る際には、バンプパッド26の滑らかに湾曲した下側25がラッチ82の上部曲面86と摩擦係合し、ラッチ82及び部材72を、ばね78のバイアスに抗してシリンダ内へと押す。
    【0029】
    なお、全ての実施形態において、バンプストップ10、40、70への加圧流体の供給が失敗した場合には、バンプストップは常に弾性的に動作位置に展開される。 更に、引込み位置から展開位置へのバンプパッドの移動中、部材は摩擦係合によって片側に移動されるので、サスペンションシステムを常に路上モードに展開することができる。
    【0030】
    別の構成(図示せず)では、部材を手動で、又は他の任意の適切な機械的若しくは電気的手段で移動させてもよい。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】
    バンプストップを動作位置にて示す、本発明による水陸両用車用バンプストップの第1実施形態の断面図である。
    【図2】
    バンプストップを非動作位置にて示す、図1と類似した図である。
    【図3】
    バンプストップを動作位置にて示す、本発明による水陸両用車用バンプストップの第2実施形態の断面図である。
    【図4】
    バンプストップを非動作位置にて示す、図3と類似した図である。
    【図5】
    停止部がソレノイドによって移動される第2実施形態の変形例を示す、図3と類似した図である。
    【図6】
    バンプストップを非動作位置にて示す、図5と類似した図である。
    【図7】
    図1及び図2に示されているタイプのバンプストップを有する水陸両用車用サスペンションシステムの部分断面側面図である。
    【図8】
    バンプストップを動作位置にて示す、図7のサスペンションシステムの一部分の拡大断面図である。
    【図9】
    バンプストップが動作位置にあり、サスペンションシステムの上への移動を制限する状態を示す、図8と類似した図である。
    【図10】
    バンプストップが非動作位置にあり、サスペンションシステムの一部分が海上使用のための引込み位置へと移動される様子を示す、図8と類似した図である。
    【図11】
    サスペンションシステムの一部分が引込み位置から路上モード使用のための拡張位置へと移動される様子を示す、図10と類似した図である。
    【図12】
    バンプストップを動作位置にて示す、本発明によるバンプストップの第3実施形態の断面図である。

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