Device and method for attaching resilient ring to tire

申请号 JP2003109800 申请日 2003-04-15 公开(公告)号 JP2004001482A 公开(公告)日 2004-01-08
申请人 Butler Engineering & Marketing Srl; バトラー・エンジニアリング・アンド・マーケッティング・エッセ・エルレ・エルレButler Engineering & Marketing S.R.L.; 发明人 GONZAGA TULLIO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a technique which simply attaches a resilient ring to and removes it from a tire without difficulty. SOLUTION: Following processes are performed in sequence: the first distortion process to distort the resilient ring 1 from a circular form to an ellipse form by lightly expanding or extending along one of its diameter; the mounting process to attach the distorted ring 1 along its longitudinal direction to a centrum 3 of the tire 4 to which the ring 1 should be attached; the first release process to carry out an elastic reversion to the original circular form of the resilient ring 1 by releasing the resilient ring 1 while maintaining engagement within the tire 4; the second distorting process to distort the resilient ring 1 by expanding or extending to radial direction within the tire 4; the final release process to carry out the elastic reversion to the original circular form by releasing the resilient ring 1. COPYRIGHT: (C)2004,JPO
权利要求
  • タイヤに対する弾性リングの取付け方法であって、以下の工程を順に有する方法、
    前記弾性リングをその形状を円形から楕円形に変化させるべく、その1つの径に沿って軽く拡張又は引き伸ばすことによって、変形させる第一変形工程、
    前記変形された弾性リングをその長手方向に沿って、このリングが組み付けられるべきタイヤの中心に対して取付ける取付工程、
    前記弾性リングを解除して、その前記タイヤ内での係合状態を維持しながら、弾性リングをその初期の円形形状に弾性復帰させる第一解除工程、
    前記弾性リングを、前記タイヤ内で径方向に引き伸ばし又は拡張することによって、変形させる第二変形工程、
    前記弾性リングを解除して、該弾性リングをその初期の円形形状に弾性復帰させる最終解除工程。
  • 前記最終解除工程は、前記弾性リングを、前記タイヤに対して前記径方向に一致する軸心回りで90°回転させた後に行われる請求項1に記載の弾性リングの取付方法。
  • 前記第二変形工程の前に、前記タイヤと、その円形形状にある前記弾性リングとの間を約90°相対回転変位させる請求項1又は2に記載の弾性リングの取付方法。
  • 請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性リングの取付方法を実行するための弾性リングの取付装置であって、拡幅装置と、この拡幅装置のための駆動手段とを有する弾性リングの取付装置。
  • 前記拡幅装置は、パンタグラフ式または連結パンタグラフ式装置(5)として構成されている請求項4に記載の弾性リングの取付装置。
  • 前記拡幅装置は、前記駆動手段としても作用する請求項4に記載の弾性リングの取付装置。
  • 前記駆動手段はリニアアクチュエータ(2)として構成されている請求項4または5に記載の弾性リングの取付装置。
  • 支持フレーム(6)と操作装置(7)とを有する請求項4〜7のいずれか1項に記載の弾性リングの取付装置。
  • 前記操作装置(7)は、少なくとも1つのペダル(8,9)を有する請求項8に記載の弾性リングの取付装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、タイヤに対する弾性リングの取付装置およびその方法に関し、弾性リングをタイヤに対して取付け、取り外す技術に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    タイヤがパンクした時でも、自動車が走行することを可能にするのに適した自動車用の車輪が市販されるようになって久しい。 これは、タイヤの内圧がゼロになった時でも車両の重量を支えるのに適した比較的硬質のゴムからなる支持リング(弾性リング)をタイヤ付き車輪のタイヤ内側のホイールリムに取付けることによって可能とされる。 そのようシステムは、市場において「PAXシステム」として知られている。
    前記弾性リングは、タイヤをホイールリムに取付ける前に、タイヤに対して取付けられる。 しかしながら、弾性リングは、タイヤの内径(keying diameter)よりも大きな外径を有するものとして構成されるため、この弾性リングの取付け、取り外し作業は、作業者にとってかなりの技量と努を必要とする非常に骨の折れる作業である。
    【0003】
    【発明が解決しようとする課題】
    本発明の第一の課題は、弾性リングをタイヤに対して困難無く、非常に簡便に取付け、取り外すための新規な方法を提供することにある。
    本発明の第二の課題は、従来、弾性リングの取付け、取り外し時に遭遇した問題点及び困難を解決するのに適した方法を実行するための装置を提供することにある。
    本発明の第三の課題は、非常に構造が単純で、製造コストが安く、かつ、その使用において作業者の特殊な経験と技量を必要としない、弾性リングの取付け用の装置を提供することにある。
    【0004】
    【課題を解決するための手段】
    本発明の第一の態様に拠れば、実質的に円形形状の弾性リングをタイヤに対して取付方法が提供され、この方法は以下の工程を順に有する、
    前記弾性リングをその形状を円形から楕円形に変化させるべく、その1つの径に沿って軽く拡張又は引き伸ばすことによって、変形させる第一変形工程、
    前記変形された弾性リングをその長手方向に沿って、このリングが組み付けられるべきタイヤの中心に対して取付ける取付工程、
    前記弾性リングを解除して、その前記タイヤ内での係合状態を維持しながら、弾性リングをその初期の円形形状に弾性復帰させる第一解除工程、
    前記弾性リングを、前記タイヤ内で径方向に引き伸ばし又は拡張することによって、変形させる第二変形工程、そして、
    前記弾性リングを解除して、該弾性リングをその初期の円形形状に弾性復帰させる最終解除工程。
    【0005】
    好ましくは、前記第二変形工程の前に、前記タイヤは、その円形形状にある前記弾性リングに対して約90°相対回転変位される。
    【0006】
    前記弾性リングの取り外しは、上記手順を逆の順序に行うことによって行われる。
    【0007】
    本発明の別の態様に拠れば、上述した取付け、取り外し方法を実行するための引き伸ばし装置が提供され、この装置は、拡幅装置と、この拡幅装置のための駆動手段とを有する。
    【0008】
    好ましくは、前記拡幅装置は、パンタグラフ式または連結パンタグラフ式装置(5)として構成され、
    前記拡幅装置は、前記駆動手段としても作用し、
    前記駆動手段はリニアアクチュエータ(2)として構成され、
    つまり、前記駆動手段は、本発明の1好適実施例に拠れば、拡幅装置としても作用可能な、油圧シリンダ、ピストンアセンブリ等のリニアアクチュエータとして構成される。
    支持フレーム(6)と操作装置(7)とを有する。
    また、前記操作装置(7)は、少なくとも1つのペダル(8,9)を有する。
    【0009】
    【発明の実施の形態】
    以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
    先ず図1〜6に図示されている実施例に関して、通常は円形であるゴム材からなる弾性リングの全体が1によって示されている。 このリング1内に、このリングの直径に沿って、拡幅装置として作用するリニアアクチュエータ2が配設されている。 このリニアアクチュエータ2は、空気圧式又は油圧式のピストン、シリンダアセンブリ、モータ駆動のギア−ラックアセンブリ、その他の適当なタイプの装置として構成することができる。
    【0010】
    拡幅装置2を拡張してリング1を拡幅させて、それを実質的に楕円又は「扁平」形状になるように変形させ(第一変形工程)、リングをこの弾性リング1がその中に収納又は受入られるタイヤ4の中心3にぴったりと取付けられるようにする(取付工程)(図2)。
    この段階で、前記拡幅装置2を収縮させると、弾性リング1は、タイヤの中心3においてその通常の円形形状に弾性復帰し第一解除工程(図3)、タイヤに対して弾性係合された状態に維持される。
    次に、タイヤ4を、弾性リング1の配置平面に対して垂直な軸心周りで、又は、この軸心周りでタイヤ4内のリング1に対して、90°回転変位させて、図3の状態から図4の状態にする。
    次に、作業者は前記拡幅装置2を操作して、弾性リング1を、タイヤ4内で、このタイヤ4に対して直径方向に広げる(第二変形工程)。 これによって、弾性リング1は、図5に図示されている形状、すなわち、タイヤ4内に完全に入り込んだ状態、となる。
    次に、タイヤ4内において、弾性リング1をそれ自身の拡幅径周りで約90°回転させる。 そして、前記弾性リングを解除して、該弾性リングをその初期の円形形状に弾性復帰させる(最終解除工程)。 これによって、弾性リング1は、タイヤ4に対してほぼ同軸の位置(図6)となり、従って、受入側タイヤの内部に、完全に、迅速かつ容易に収納可能となる。
    【0011】
    図7〜11に図示されている別実施例では、前記弾性リング1内に連結パンタグラフ形状又はパンタグラフ状の拡幅装置5が配置されており、これは、互いに垂直な二つの位置に配置可能な1つのリニアアクチュエータ2、又は、互いに対して垂直な方向に作用するように構成された一対のリニアアクチュエータ、によって拡張可能である。
    【0012】
    作業者は、弾性リング1を径方向に拡幅し(第一変形工程)、これによって、弾性リング1は、受入側のタイヤ4の中心3に長手方向からはめ込まれる(取付工程)(図8)。 次に、前記拡幅装置5を解除すると、弾性リング1は、そのもとの円形形状に弾性復帰し(第一解除工程)、タイヤ中心3に対する係合状態に維持される(図9)。
    次に、作業者は、パンタグラフ状の拡幅装置5を、前に弾性リング1が拡張された方向に対して垂直な方向、すなわち、のタイヤ4に対して径方向、に拡張させる(第二変形工程)。 これによって、拡幅装置5はタイヤ4内に完全にはめ込まれる(図10)。 その後、作業者は、手作業によって、弾性リング1を、タイヤ4内においてこの弾性リングが拡張されている径方向周りで約90°回転させる。 最後に、パンタグラフ状の拡幅装置5を、収縮又は折り畳み、これによって、リング1がタイヤ4内に完全かつ正確に位置決めされた状態で図11の形状を得る。
    【0013】
    弾性リング1を取り外すためには、作業者は上述した同じ手順を逆の順序、すなわち、図11から図7、又は図6から図1、の順序で行う。
    【0014】
    図12に図示されているように、前記拡幅装置2又は5は、好ましくは、前記パンタグラフ式拡幅装置5の場合には、二つの互いに垂直な方向に拡張される操作ペダル8及び9、又は、前記リニア式拡幅装置2の場合には、1つのペダル、を供えた操作ボックス7を有する、支持フレーム6によって支持されている。
    たとえば、図12の装置によると、弾性リングを前記拡幅装置2にセットして(図1)縦方向に拡張操作し、タイヤ4を上方側からかぶせると、図2の状態となる。 ここで前記拡幅装置2を解除する(図3)とともに、タイヤ4と前記拡幅装置2とを相対回転させると図4の状態となる。 このとき、作業者がタイヤ4を操作して前記拡幅装置2周りに回転させても良いし、作業者がタイヤ4を保持した状態で、前記拡幅装置2を回転させても良い。 このあと、さらに、前記拡幅装置2を拡張すると、図5の状態になり、さらに、タイヤ4と前記拡幅装置2とを相対回転させると、前記弾性リングが、タイヤ内に位置する。 このときも、作業者がタイヤ4を操作して前記拡幅装置2周りに回転させても良いし、作業者がタイヤ4を保持した状態で、前記拡幅装置2を回転させても良い。 最後に前記拡幅装置2を解除してタイヤを取り外すと、弾性リングを取り付けたタイヤが得られる。
    【0015】
    本発明は、クレームに定義される範囲内において、種々の改造及び改変が可能であることは言うまでもない。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】その内部に、リニア拡幅装置が、リングの1つの径に沿って向けられるべく配置された弾性リングを示す略図【図2】それをタイヤの中心に挿入可能とするべく、図1に図示した弾性リングが拡幅、すなわち、楕円形状状態でその中心に取付けられた状態のタイヤの中心の径方向断面図【図3】前記弾性リングが受入側タイヤの中心で解除された状態にある図2に類似の図【図4】前記タイヤがその内部に配置された前記弾性リングに対して約90°回転変位された状態の、図3に図示したものに類似の略図【図5】受入側タイヤ内で、このタイヤに対して径方向に引き伸ばし又は拡幅され、かつ、図4に図示した状態に対してその拡幅径周りで約90°回転された状態の、図1に図示した弾性リングを示す略図【図6】拡幅装置の最終収縮後における、その内部に弾性リングが取付けられた状態の、図5に図示したタイヤの断面図【図7】本発明の別実施例に係るパンタグラフ式拡幅装置が配置された弾性リングの図【図8】図7に図示した弾性リングが、タイヤの中心に挿入可能とするべく、拡幅、すなわち、楕円形状状態でその中心に取付けられた状態のタイヤの径方向断面図【図9】前記弾性リングが受入側タイヤの中心で解除された状態にある図8に類似の図【図10】受入側タイヤ内で、このタイヤに対して径方向に引き伸ばし又は拡幅され、但し、ここでは、タイヤ内に正しく位置決めされるように、図8の状態に対して、約90°の第二径周りで回転変位された状態の、図9の弾性リングを図示している【図11】前記パンタグラフ式拡幅装置を収縮させた後で弾性リングがその内部に取付けられた状態の、図10のタイヤの断面図【図12】支持フレームに取付けられ、かつ、操作ペダルを供える本発明に係る拡幅装置の図【符号の説明】
    1 弾性リング2 リニアアクチュエータ(拡幅装置)
    4 タイヤ

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