Tire having a tag

申请号 JP2004564009 申请日 2003-12-22 公开(公告)号 JP2006511393A 公开(公告)日 2006-04-06
申请人 ブリヂストン/ファイヤストーン ノース アメリカン タイヤ エルエルシー; 发明人 クレックナー ジェイムス;
摘要 空気入りタイヤ(202)は、クラウン部及び一対のサイドウォール部(206)を具えるタイヤ本体部を含む。 少なくとも1枚の補強ベルトが、タイヤのクラウン部に配設される。 タグが補強ベルトに保持される。 一実施態様において、タグは、補強ベルト内に配置された補強コードの1本の 位置 に配置される。 他の実施態様において、タグは、補強ベルトの接合部に配置される。 このタイヤの代替的態様は、サイドウォール部の外面に形成された凹部内に保持されたタグを有する。 タグ(104)は、これも凹部内に配置された封入材料(212)により封入することができる。
权利要求
  • クラウン部及び一対のサイドウォール部を具えるタイヤ本体と、該タイヤ本体のクラウン部に配設された補強ベルトとを有するタイヤにおいて、
    タグが補強ベルトにより保持されていることを特徴とするタイヤ。
  • 前記補強ベルトは複数本の補強コードを含み、前記タグは補強コードに隣接して配置される、請求項1に記載のタイヤ。
  • 前記タグは一対の補強コードの間に配置される、請求項2に記載のタイヤ。
  • 前記補強ベルトは接合部を含み、前記タグは接合部に配置される、請求項1に記載のタイヤ。
  • 前記接合部は補強コードに平行である、請求項4に記載のタイヤ。
  • 前記接合部は接着剤の層を含み、前記タグは接着剤に保持される、請求項4に記載のタイヤ。
  • 前記タイヤ本体は少なくとも2枚の補強ベルトを含み、一方のベルトが他方のベルトの径方向外側に配置され、前記タグが最外ベルトにより保持される、請求項1に記載のタイヤ。
  • 前記ベルトは複数本の離間したコードを含み、前記タグはコードの1本を置換する、請求項1に記載のタイヤ。
  • リムに装着されるよう適合されたタイヤにおいて、
    該タイヤはクラウン部及び一対のサイドウォール部を具える本体部を有し、各サイドウォール部が、タイヤをリムに装着した際にリムに着座するビード部、タイヤの加圧チャンバに面するよう適合された内面、及び外面を有し、一方のサイドウォール部が、サイドウォール部の外面に開口を有するキャビティを画定しており、
    前記タイヤは該キャビティ内に配設されたタグをさらに有し、
    該タグは本体部及び該本体部から延びるワイヤを有し、該ワイヤも前記キャビティ内に配置されることを特徴とするタイヤ。
  • 前記タグは封入材料内に封入されており、該封入材料はキャビティ内に配置される、請求項9に記載のタイヤ。
  • 前記封入材料はキャビティ内でタグを完全に包囲する、請求項10に記載のタイヤ。
  • 前記封入材料は硬質である、請求項11に記載のタイヤ。
  • 前記封入材料は硬質エポキシである、請求項12に記載のタイヤ。
  • 前記封入材料は可撓性である、請求項11に記載のタイヤ。
  • 前記キャビティはサイドウォール部のビード部の径方向外側に配置される、請求項9に記載のタイヤ。
  • 前記キャビティは、タイヤをリムに装着した際にリムにより塞がれることのないように、ビード部の直上に配置されている、請求項15に記載のタイヤ。
  • 前記タグはキャビティから突出する部分がない、請求項9に記載のタイヤ。

  • 说明书全文

    この発明は、概して空気入りタイヤに関するものであり、特にタグと組み合わせた空気入りタイヤに関する。 具体的には、この発明は、空気入りタイヤへのタグの装着方法及び装着位置に関する。

    タイヤ監視装置及びタイヤ識別装置の範疇に入る種々の型式のタグは、当業で公知である。 タイヤ監視装置は、温度又は圧を読み取り、その情報を後の回収に備えて記憶するよう構成することができる。 また、これらの装置は、情報をタイヤから外部の読取器に伝送するよう構成することもできる。 タイヤの温度又は圧力が極限値に達すると、タイヤ監視装置はこの情報を用いてアラームを発することができる。 タイヤ識別装置は、タイヤの製造工程中及びタイヤの取り付け後に、タイヤを識別することを可能とする。 タイヤ監視装置及びタイヤ識別装置は、設計及び所望の機能によって、受動的又は能動的とすることができる。

    当業で公知のタイヤ識別装置の一例は、タイヤ識別チップ(タイヤIDチップ)である。 タイヤIDチップは固有の識別番号を記憶しており、これは、タイヤIDチップからの情報を得る装置から送られた呼出信号により読み出すことができる。 タイヤメーカーは、製造した各タイヤに1個のタイヤIDチップを装着し、製造工程中及び車両での使用中にタイヤを追跡することができるようにすることを望んでいる。

    多様な監視装置及び識別装置があるので、これらの装置に対する多様な装着方法も存在する。 公知の装着方法の例は、タイヤのサイドウォール内への監視装置の組込み、ビードフィラー内への監視装置の組込み、タイヤのサイドウォールへの装置のパッチを用いた取付け、インナーライナーへの装置の接着剤を用いた直接取付け、タイヤを支持するリムへの装置の接続、及びホイールのバルブステムへの装置の装着を含む。

    この発明は、第1の構成において、タイヤのクラウン部に配置された補強コードからなるベルトの1枚に、タイヤ識別装置又はタイヤ監視装置を装着する。 この識別又は監視装置は、補強コードの1本と置換することができ、補強コード間に配置することができ、又は補強コードプライから環状体を形成するのに用いられる接合部に配置することができる。

    また、この発明は、タイヤ識別装置又はタイヤ監視装置を、サイドウォール部の外面に形成した凹部内に装着する態様も提供する。 タイヤ識別装置又はタイヤ監視装置は、凹部内の封入材料で封入することができる。

    明細書を通じて、類似の符号は類似の部品を示すものとする。

    図1〜3において、タイヤとタグとの組合せの第1実施態様を全体として符号100で示す。 組合せ100は、全体としてタイヤ102と、タイヤ102に装着されたタグ104を含む。 タグ104は、識別装置又は監視装置とすることができる。 図示したタグ104の態様において、タグ104は、中央本体部106と、本体部106の対向する両面から延びるワイヤ108を有する。 本体部106は、タイヤ102に関する情報を記憶し、この情報を要求する読取器(図示せず)に対して情報を提示するのに用いられる種々の素子を含むことができる。

    第1の装着構成において、タグ104は、タイヤ102のクラウン部に配置された補強ベルト110の1枚に組み込まれる。 各補強ベルトは、互いに隣接して配置された複数本の補強コード112を含む。 各補強コード112は、ゴム材料114又は他の適当な材料で覆われる。 各ベルト110は、タイヤ102の周方向に巻き付けられ、ベルト110の端部は接合部116で接合される。 接合部116はワイヤ112に対して略平行である。 第1の装着構成において、タグ104は接合部116に配置されており、タグ104用の組込み装着位置を与えている。 タグ104を、接合部116の接着剤に埋設してもよい。 タグ104を最外ベルト110内に組み込んで、読み取り性を向上させ、かつベルト110をタイヤ102の本体部に取り付けるのに用いられる加硫熱へのタグの被爆を低減させる。 また、この位置は、タイヤ成型中の曲げ力からタグ104を保護する。

    接合部106が形成される場合には、タグ104を接合部106に組み込んでもよい。 あるいは、タグ104を、接合部106又は他の適当な位置のプライ110内に予め組み込んでもよい。 例えば、この発明の他の実施態様において、タグ104は、図3Aに示すように補強コード112の1本を置換する。 図3Bにおいて、タグ104は、隣接する補強コード112の間に配置される。 これらの位置は、加硫熱からタグ104を保護し、タイヤ成型中にタグ104を保護し、かつ他のタイヤ構造に干渉されることの少ない位置にタグ104を配置するという利点を有する。 また、この位置は、タイヤ102の内面及び外面からタグ104が飛び出すことのないような位置にタグ104を配置する。 また、この位置は、タグ104とタイヤ102の間の結合耐久性を接着剤に頼ることがない。 タイヤユニフォミティのために、隣接するベルトは、タグ104と反対の位置に適当な機構を用いてもよい。

    図4〜5において、タイヤとタグの組合せの第2の実施態様を、全体として符号200で示す。 組合せ200は、全体として空気入りタイヤ202と、タイヤ202のサイドウォール部206の一方に装着されたタグ204を含む。 タグ204は、タイヤ202をリム208に装着した際に、リム208の上方となるような位置でサイドウォール部206に装着される。 一実施態様において、タグ204は、サイドウォール部が厚く屈曲の少ない、リム208の直上に装着される。 この領域は、図4において符号209で示される。

    タグ204は、サイドウォール部206により画定されるキャビティ210内に配置される。 キャビティ210は、タグ204の本体部全体を収容し、さらに封入材料212のための余地を有する十分な大きさである。 この明細書において、封入材料212は、タイヤ202に接着して、タグ204の、タイヤのサイドウォール部206への固定を補助する多様な材料のいずれかとすることができる。 種々の公知の接着剤又は補修化合物/材料を封入材料212として用いることができる。 封入材料212は、硬質材料又は比較的可撓性のある材料とすることができる。 硬質封入材料の一例はエポキシであり、これは、タグ204の素子がタイヤの使用中に互いに対して屈曲するのを防止する。

    この実施態様は、タイヤ202が加工され加硫された後に、タグ204を導入することを可能とする。 また、この実施態様は、タグ204をタイヤ202に選択的に配置することを可能とする。 この装着位置は、タグ204を加硫熱に被爆することがなく、タグ204がサイドウォール部206の輪郭から突出するのを防ぐ。 また、この実施態様は、使用する封入材料212の種類により、タグ204の除去及び交換を可能とする。

    上記の説明において、簡潔、明瞭及び理解のために特定の用語を用いた。 かかる用語は記述的目的のために使用されたのであり、かつ広く解釈されることを意図するものであるので、従来技術の必要性を超えた不必要な限定をこれら用語に含めるべきではない。

    さらに、この発明に関する説明及び図は例であって、この発明は図示した又は説明した通りの内容に限定されない。

    空気入りタイヤの断面図であり、タイヤ監視装置又はタイヤ識別装置用の第1の装着構成を示す。

    タイヤのクラウン部の一部断面上面図であり、ベルトの接合部に装着されたタグを示す。

    図2の3−3線に沿って得た断面図である。

    図3と同様の断面図であり、タグがベルトの補強コードの1本を置換している代替装着構成を示す。

    図3と同様の断面図であり、タグがベルト内で隣接する補強コードの間に配置されている代替実施態様を示す。

    タグが第2の構成に装着された空気入りタイヤの断面図である。

    図4の丸で囲んだ部分の拡大断面図である。

    装着されたタグを示すタイヤの正面図である。

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