Support wheels |
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申请号 | JP51239291 | 申请日 | 1991-06-25 | 公开(公告)号 | JP2645676B2 | 公开(公告)日 | 1997-08-25 |
申请人 | ホーエー ハンション アクティーボラグ; | 发明人 | HANSHON HANSUUERITSUKU; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】中心部(10)と該中心部に担持され、ホイールリム部(14−16)とから成る非空気式の支持ホイールであって、ホイールリム部は走行面上を転がって行くための外側のホイールリム部(14,15)と該外側ホイールリム部の半径方向内側に位置する内側ホイールリム部(16)とを有し、少なくともその2つのホイールリム部のうち内側のホイールリム部が弾性材で成り、ホイールの円周方向に互いに分割された複数の湾曲して延びた要素(16)で構成され、上記各々の延びた要素は、ホイールを直径で切断した断面図で見たとき、反応方向に湾曲する部分(17,18)を呈し、その要素は、ホイールが負荷を受けたとき、ホイールの中心(11)と走行面と接触する領域(15)との間で実質的に半径方向に作用する力を吸収する目的で、該要素の曲げが増加する間、該ホイールの半径方向に柔軟で弾性的である支持ホイールで、 補の円周方向に互いに間隔をおいて配置される湾曲可能な要素(16)は、その要素がホイールの径方向に負荷を受けるときの要素の長手方向の各微小区分(Δ1 k ,Δ1 m , Δ1 j ,Δ1 n )の曲げの総和と、ホイールが通常の負荷を受けるときの走行面から該部分までの距離(h j ,h n )と各微小区分(Δ1 j ,Δ1 n )の曲げとの積の総和が、両方とも少なくとも実質的にゼロであるように構成されることを特徴とする支持ホイール。 【請求項2】上記ホイールの内側ホイール部(16)を形成する該要素すなわち部分が、ホイールを直径で切断した断面図で見たとき、実質的に横たわったS字の形状であり、変形方向外側に凸の部分(17)の端部(21)がホイールの片面に位置して該ホイールの中心部(10,12,1 3)に結合されており、半径方向側に凸の部分(18)の端部(22)が該ホイールの反対の面の外側ホイールリム部(14,15)に結合されていることを特徴とする請求項1記載の支持ホイール。 【請求項3】外側ホイールリム部(14,15)が、延びた要素(16)の半径方向外側の終端部(19)で少なくとも部分的に構成されることを特徴とする請求項1または2 記載の支持ホイール。 【請求項4】外側のホイールリム部を形成するかまたは外側のホイールリム部に含まれる該延びた要素(16)の終端部(19)が、走行面と接触を意図した、例えばゴムやプラスチック材などの材料(15)に埋め込まれることを特徴とする請求項3記載の支持ホイール。 【請求項5】外側ホイールリム部(14,15)が、貫通孔(20)を半径方向に備えて円周方向に延びるウェブの形状を有し、その孔の数が好ましくは100個から1000個であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の支持ホイール。 【請求項6】孔(20)の合計面積が、走行面との接触を意図するウェブ面(15)の総面積の2〜50%の間にあり、孔の該合計面積が該ウェブ面(15)の面積の少なくとも3%、適切には少なくとも5%、好ましくは少なくとも7%であり、また好ましくは孔の合計面積が該ウェブ面(15)の多くとも30%、好ましくは多くとも25%であることを特徴とする請求項5記載の支持ホイール。 【請求項7】少なくとも孔(20)のいくつかが、走行面との接触を意図するウェブ面(15)に設けられたくぼみ(24)の底部に配置されることを特徴とする請求項5または6記載の支持ホイール。 【請求項8】異なるサイズで、および/または外側ホイールリム部(14,15)に不規則に配置される孔(20)を特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の支持ホイール。 【請求項9】外側ホイールリム部(14,15)のホイール中心に面した側(23)にある孔(20)のいくつかが、少なくとも、特定の周波数範囲内のノイズを吸収するように選択される形状と寸法を有して、くぼみの中に開口することを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の支持ホイール。 【請求項10】孔(20)が1〜20mmの最小横断面寸法を持ち、少なくも孔(20)のいくつかがスリットの形状であることを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載の支持ホイール。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 本発明は、中心部とホイールリムよりなる種類の非空気式支持ホイールに関し、ホイールリムは上記中心部によって担持されており、走行面上を転がって行くよう意図される外側ホイールリム部と、該外側ホイールリム部の径方向内側に位置する内側ホイールリム部とを有し、 公知の非空気式支持ホイールの場合、例えばUS−A− 本発明の目的は、少なくとも上述の欠点が実質的に回避される、新規で有用な支持ホイールを提供することである。 この目的のために、導入部で説明された種類の支持ホイールの場合、本発明によって以下のように提案される。 即ち、ホイールの円周方向に互いに間隔を置いて配置される湾曲可能な要素は、その要素がホイールの径方向の負荷を受けるときの要素の長手方向の各微小区分の曲げの総和と、ホイールが通常の負荷を受けるときの走行面から該部分までの距離と各微小区分の曲げとの積の総和が、両方とも少なくとも実質的ゼロであるように構成される。 この配置の結果、支持ホイールは走行面との接触の際に、実質的には径方向だけに柔軟に変形される。 上述の、延びた弾性要素の発明構造は、実際には多くの異なる方法で達成することができる。 しかし、本発明の望ましい具体例では、上記ホイールの内側ホイールリム部を形成する要素つまり部分が、ホイールを直径で切断した断面図で見ると、半径方向外側に凸の部分の端部がホイールの片面に位置して該ホイールの中心部に結合され、半径方向内側に凸の部分の端部が該ホイールのもう一方の面で外側ホイールリム部に結合している、基本的に横たわったS字の形状であることを特徴とするものである。 外側ホイールリム部が円周方向に延びたウェブの形状を有する場合は、そのウェブに半径方向に貫通孔を備えることが、特に有利である。 これらの孔は、外側ホイールリム部を通り抜けて延び、驚いたことに、この支持ホイールが走行面に対して転がるときに発生するノイズのレベルを減少させることを見出したのである。 孔の寸法と形状を適当に選択することによって、10dBAもの大きなノイズ低減を達成することが可能である。 添付図を参照して、本発明をさらに詳しく説明する。 図1は、無負荷の状態で示される、本発明の非空気式の支持ホイールの概略的な、軸部で切った部分断面図である。 図2および図3は、前図のホイールと同種の非空気式の支持ホイールの単純化した、軸部で切った部分断面図で、本発明の原理を説明するものであるが、該図においてはホイールは負荷状態を表している。 図において、参照番号10は、概して、非空気式の支持ホイールの中心部であって、例えば自動車のホイールであるが、その幾何学的な軸は11で示される。 中心部10 (b)各微小区分Δ1 j ,Δ1 nの曲げの量と、この区分の走行面からの距離Δ1 j ,Δ1 nとの積の総和が、ゼロまたは少なくともゼロに近いものであること。 条件(a)は、図2に示す負荷を受けているホイールによって(明確にするために大きく誇張して)説明される。 図中で、力すなわち、走行面と接触する領域において外側層15に作用する負荷は、その接触領域の全幅にわたって均等に分布されていると仮定され、荷重中心CLにおいて走行面に対して垂直に作用する合力を有する。 ホイールに及ぼされる負荷は、関係する湾曲要素16の各微小な断片すなわち区分Δ1 k ,Δ1 mが、破線で示される無負荷の状態から、付加される曲げ角度v k ,v mを経て、実線で示される負荷をうけた状態へ曲がる原因となる。 この付加される角度の値は、勿論負荷の大きさに依存するものである。 負荷中心CLの片側にある要素16の、 この区分Δ1 k ,Δ1 mは、負荷中心CLの片側またはもう一方の側にある、要素16のその他の微小区分を代表するものである。 半径方向への動きの間、負荷はホイールの全幅にわたって一様に分布し、この指示すなわち条件(a)による効果は従って、外側ホイールリム部は走行面と接触する領域において走行面との平行度を維持するということである。 しかし、この条件(a)は、走行面と接触する外側ホイールリム部の領域の、このホイールリム部に隣接する領域に対する側面方向の働きを排除しないため、その結果、条件(b)がこれを修正するために規定される。 条件(b)は、図3に示す負荷を受けているホイールによって(明確にするために大きく誇張して)説明される。 図中で、力すなわち、走行面と接触する領域の外側層15に作用する負荷は、ホイール全幅にわたって一様に分布し、荷重中心CLにおいて走行面に対して垂直に作用する合力を有すると仮定される。 負荷は、関係する湾曲した要素16の各小片すなわち区分Δ1 j ,Δ1 nが、破線で示される無負荷の状態から、さらに加えられる角度Δ1 j ,Δ1 nを経て、実線で示される負荷をうけた状態へ曲がる原因となる。 このさらに加えられる角度の大きさは、勿論、負荷の大きさに依存するものである。 負荷中心CLの一方の側にある要素16区分Δ 図1〜3において、ホイールを直径で切断した断面図で見たとき、要素16はだいたい横たわったS字の形状であって、径方向外側に凸の部分17の端部21が支持ホイールの片面に位置し、該ホイールの中心部、より詳しくはディスク13の径方向に外側の領域につながっており、径方向内側に凸の部分18の端部22が該ホイールの反対側の外側ホイールリム部14,15につながっている。 このように、弾力性の要素16には比較的小さいスペースが半径方向に必要である。 その弾性要素が曲がるときに、走行面から遠い位置にある要素16の部分が、走行面に近い位置にある要素16の部分に比べて、走行面と接触する外側ホイールリム部の領域の側方への動きをより大きくするという事実は考慮しなければならないが、凸型の弾性部分をホイールの第1と第2の各々の側に、実質的には負荷中心面CLの対向する側にトレッド15から半径方向に異なる距離に配置して、弾力性の要素16を実質的に立っているS字の形状にすることもまた可能なことである。 例えば、走行面から遠位にあるこれらの部分を、走行面に近い部分より鋼性が高くなるように作ることである。 外側ホイールリム部14,15は、半径方向に外側の終端部19、すなわちホイールの円周方向に互いに間隔をおいて配置される長く延びた要素16の延長部で構成されるのが有利であり、上記終端部は実質的に水平方向に、ホイールの片面の領域22からCL面に向かいこれを越えてホイールの他方の面に延びるものである。 これらの終端部すなわち延長部19は、個々に、または図のように一体的にゴムやプラスチック材のようなトレッド材料に埋め込まれる。 前者の場合、トレッドは従って円周方向に分割された領域からも成り、一方後者の場合、トレッドはホイールの回りを連続的に延びる。 外側ホイールリム部を、 少くとも、外側ホイールリム部14,15が円周方向に延びる連続ウェブの形状であるときは、このホイールが走行面上を走行するときに発生するノイズのレベルを減少させるために、図に示すように該ウェブ貫通孔20を半径方向に形成するのが好適である。 さらに具体的には、図1で言えば外側ホイールリム部14,15は、外側ホイールリム部の外側表面と、該ホイールリム部の半径方向内側に面した内側表面23との間の通気を得るように、トレッド材15とトレッド支持構造14の両方を完全に通過して延びる貫通孔20の列を備えている。 この孔20は、ウェブすなわちトレッドの走行面との接触を意図する側にあるパターンのあるくぼみ24の中に配置される。 音の放出を減少させるように働くその孔20の大きさ、形状そして数は、色々な場合に応じて変更してもよく、またその孔の横断面積は、各々の長さに沿って変化してもよい。 しかしその孔20の合計面積は、走行面との接触を意図するウェブすなわちトレッドの面の総面積2〜50%の間でなければならない。 孔は100個から1000個がよく、そしてウェブすなわちトレッド側の面積の少なくとも3 少なくとも孔20のいくつかが走行面との接触を意図するウェブ面にあるパターンのくぼみ24の底に図で示すように配置されると利点が得られ、とりわけ有害な共振現象を避けるために、異なるサイズで、および/または外側ホイールリム部に不規則な位置に配置した孔を用いることが可能である。 孔はどのような所望の形状でもよく、少なくとも孔のいくつかがスロットまたはスリットの形状であってもよく、孔またはスリット1〜20mmの直径または最小横断面寸法でよい。 少なくとも外側ホイールリム部14のホイール中心に面した側23にあって、特定の周波数範囲内のノイズを吸収するように選択される形状と寸法を有する孔のいくつかが、くぼみへ開口してもよい。 10dBAもの大幅なノイズ低減が実際に前述の種類の孔の配置によって達成される。 本発明は、図を参照して記載した上記具体例によって限定されるものではなく、請求項で定義される本発明の概念の範囲内においていかなる所望の態様によってでも具現化できる。 |