Vehicle wheel cover retention system and its manufacturing method

申请号 JP52252895 申请日 1995-02-28 公开(公告)号 JPH09509628A 公开(公告)日 1997-09-30
申请人 ヘイズ、ホィールズ、インタナシャナル、インク; 发明人 ケマラ,ジェイムズ、エイチ; ヘック,タマス、イー; マロニ,マイクル、ヴィ; ラム,ジェイムズ、エイ;
摘要 A vehicle wheel cover retention system wherein the outboard tire bead seat retaining flange of the associated wheel includes a unique construction for securing a wheel cover to the wheel. In particular, the vehicle wheel includes a disc which defines an outboard facing wheel surface and includes an outboard tire bead seat retaining flange. The outboard tire bead seat retaining flange includes an outer surface having a circumferential, radially inwardly facing groove formed therein. A relatively thin wheel cover (which may or may not conform to the exact contour of the disc) covers at least a portion of the outboard facing wheel disc surface. In particular, the wheel cover includes an outer annular lip which extends into the groove.
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 大体において軸線方向に延びる第1の表面と、この第1の表面に対して傾斜した第2の表面とにより形成された円周方向の半径方向内向きのみぞを形成した外面を備えた外側タイヤ・ビ−ド・シ−ト保持フランジを持ち、外向きの車輪面を形成するディスクと、 前記みぞ内に延び、前記第1の表面に隣接して位置する外側環状唇状部を備え、前記外向きの車輪面の少なくとも一部分を覆う車輪カバ−とを包含し、 前記みぞと外側環状唇状部とが、前記ディスクに前記車輪カバ−を押しつけたときに、前記外側環状唇状部を前記みぞ内に外向きに弾性的に入り込ませる構造を備えた、 軸線を持つ車両車輪。 2. 前記第2の表面が前記第1の表面に大体において直交している請求の範囲第1項記載の車両車輪。 3. 前記外側環状唇状部が、前記第2の表面から間隔を置いた周縁部を持ち、 この第2の表面との間にすきまを形成し前記車輪カバ−の前記周縁部のわずかな寸法変化に適応し、前記車輪カバ−の取付けが容易になるようにした請求の範囲第1項記載の車両車輪。 4. 前記周縁部全体を、前記第2の表面から間隔を置き、この第2の表面との間に中断されないすきまを形成するようにした請求の範囲第3項記載の車両車輪。 5. 前記外側環状唇状部を前記第1の表面に押しつけた請求の範囲第1項記載の車両車輪。 6. 前記第2の表面が所定の距離だけ延び、この所定距離を前記車輪カバ−の厚さより大きくした請求の範囲第1項記載の車両車輪。 7. 前記第1の表面を、前記車輪軸線に対し0°ないし30°の角度をなして配置した請求の範囲第1項記載の車両車輪。 8. 前記第2の表面を、前記第1の表面に対し60°ないし120°の角度をなして配置した請求の範囲第1項記載の車両車輪。 9. 前記周縁部が内側円周を定め、前記外側タイヤ・ビ−ド・シ−ト保持フランジが、大体において軸線方向に延びる内側面を定め、前記内側円周を前記内側面に対して引込めた請求の範囲を第1項記載の車両車輪。 10. 前記車輪カバ−の選定した部分を、前記ディスクから間隔を置いた請求の範囲第1項記載の車両車輪。 11. 前記外側環状唇状部が、大体において軸線方向に延び、軸線方向に延びる外面及び軸線方向に延びる内面とを備えた請求の範囲第1項記載の車両車輪。 12. 前記外側環状唇状部の前記軸線方向に延びる内面が、前記みぞの前記第1の表面に対して大体において平行な関係に延びるようにした請求の範囲第11項記載の車両車輪。 13. 前記外側環状唇状部の前記軸線方向に延びる内面が第1の直径を持ち、 前記みぞの前記第1の表面が前記第1の直径よりわずかに小さい第2の直径を持つようにした請求の範囲第12項記載の車両車輪。 14. 前記第2の表面を湾曲面とした請求の範囲第1項記載の車輪。 15. 前記車輪カバ−が、クロムめっきしたステンレス鋼製車輪カバ−である請求の範囲第1項記載の車両車輪。 16. (a)内径を定める円周方向の半径方向内向きのみぞを形成した外面を備えた外側タイヤ・ビ−ド・シ−ト保持フランジを持ち、外向きの車輪面を形成するディスクを用意する段階と、 (b)前記みぞの内径に大体において対応する外径を定める外側環状唇状部を備えた車輪カバ−を用意する段階と、 (c)前記ディスクと前記車輪カバ−とを互いに近づく向きに動かすことにより、この車輪カバ−が、初めに内方にたわみ、次いで外方に前記みぞ内に膨張し、前記車輪カバ−をい前記ディスクに固定する段階と、を包含する、車両車輪を作る車両車輪の製法。 17. (a)外向きのディスク面及び内向きのディスク面を形成するディスクを備え、軸線を持つ車両車輪を用意する段階と、 (b)カバ−内面及びカバ−外面を形成し、カバ−軸線を持つ車輪カバ−を用意する (c)前記外向きのディスク面と前記カバ−内面とのうちの一方に接着剤を塗布する段階と、 (d)前記車輪と前記ディスクとを相互に互いに同軸に間隔を置いた関係に支える段階と、 (e)前記外向きのディスク面と前記カバ−内面との間に所定の間隔を保ちながら、前記車輪と前記車輪カバ−とを互いに近づく向きに選択的に動かすことにより、接着剤によって前記車輪と前記車輪カバ−とを有効に互いに固定できるようにする段階と、を包含する、車両車輪を作る車両車輪の製法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 発明の名称 車両車輪カバ−保持システム及びその製法技術分野 本発明は、車両車輪、ことに改良された車両車輪カバ−保持システム及びその製法に関する。 発明の背景 取りはずしできる車両車輪用フルカバ−又は部分カバ−は、よく知られ多年にわたり従来のスタンピングを行った車輪ディスクの形式を向上するように使われている。 又接着材を使い車両車輪にフル車輪カバ−又は部分車輪カバ−を恒久的に固定することがよく知られている。 恒久的に固定した車輪カバ−を持つ車両車輪の1例はドイツ国特許第2,81 3,412号明細書に記載してある。 このドイツ国特許明細書では車輪カバ−の周縁部は、この車輪カバ−を車輪に固定するように車輪の外側面に設けた取付けみぞ内に締付け又は引掛けるような形状にしてある。 さらにカバ−は又車輪に接着剤で接着してもよい。 恒久的に固定した車輪カバ−を持つ車両車輪の他の例はディアリ−ス(Dea leth)を発明者とする米国特許第3,669,501号明細書に記載してある。 ディアリ−スの特許明細書によれば、クロムめっきしたプラスチック車輪カバ−は、車輪の外側タイヤ・ビ−ド・ソ−ト保持フランジに突出する外周辺フランジと、ハブスリ−ブの外側面に当たる内周辺フランジと、車輪の面から外方に間隔を置いた中間部分とを備えている。 車輪の外側面には膨張する接着剤(ex panding adhesive)を加える。 この接着剤が膨張すると、この接着剤は車輪及び車輪カバ−の間の寸きまを満たして車輪カバ−を車輪の外側面に恒久的に固定するように作用する。 恒久的に固定した車輪カバ−を持つ車両車輪の別の例はオ−キ−(Oakey )を発明者とする米国特許第5,031,966号明細書に記載してある。 オ− キ−の特許明細書によれば、鋳造アルミニウム製車輪カバ−は高密度の構造用接着剤を使い鋼製車輪のディスクに固定する。 発明の開示 本発明は、改良された車両車輪カバ−保持システム及びその製法に係わる。 とくに車両車輪は、外側タイヤ・ビ−ド・ソ−ト保持フランジを持ち、外向きの車輪面を形成するディスクを備えている。 外側タイヤ・ビ−ド・シ−ト保持フランジは、円周方向の半径方向内向きのみぞを形成した外面を備えている。 このみぞは、大体において軸線方向に延びる第1の表面と、この第1の表面に対し傾斜した第2の表面とにより形成される。 車両車輪はさらに、外向きの車輪面の少なくとも一部分を覆う車輪カバ−を備えている。 車輪カバ−は、みぞ内に延びる外側環状唇状部を持ち、第1の表面に隣接して位置している。 みぞ及び外側環状唇状部は、車輪カバ−をディスクに押しつけたときに、外側環状唇状部をみぞ内に外向きに弾性的に入り込ませる(spring outwardly into the groove)構造を持つ。 車輪車輪を作る方法は、(a)内径を定める円周方向の半径方向内向きのみぞを形成した外面を備えた外側タイヤ・ビ−ド・シ−ト保持フランジを持ち、外向きの車輪面を形成するディスクを用意する段階と、(b)前記みぞの内径に大体において対応する外径を定める外側環状唇状部を備えた車輪カバ−を用意する段階と、(c)前記ディスクと前記車輪カバ−とを互いに近づく向きに動かすことにより、車輪カバ−が初めに内方にたわみ次いで外方にみぞ内に膨張し、この車輪カバ−をディスクに固定する段階とを包含する。 段階(c)を行うのに先だって、外向きのディスク面と車輪カバ−の内面とのうちの一方に接着用剤を塗布し、段階(c)の間に外向きのディスク面と前記車輪カバ−内面との間に所定の間隔を保持して接着剤により車輪カバ−をディスクに有効に固定するようにするのがよい。 車両車輪カバ−保持システムの構造は、「クロムめっき」車輪を作ることが望ましいときにとくに有利である。 カバ−を形成し、このカバ−にクロムめっきし、次いでこのカバ−をディスクに固定する費用は、従来の方法により車輪ディスクにめっきするより実質的に低いことが分った。 本発明の他の利点は添付図面による好適な実施例についての以下の詳細な説明から明らかである。 図面の簡単な説明 第1図は本発明により構成した改良された車両車輪の展開斜視図である。 第2図は第1図に例示した車両車輪の選定した部分の拡大横断面図である。 第3図は第2図に例示した車両車輪の選定した部分の拡大横断面図である。 第4図は第2図に例示した車両車輪の選定した部分の拡大横断面図である。 第5図は車両車輪構造の1変型の第4図と同様な横断面図である。 第6図は第1図に例示した車両車輪用の接着方式を示す平面図である。 第7図は車両車輪構造の変型を示す第3図と同様な横断面図である。 第8図は車両カバ−の取付けの完了前の車両車輪構造の他の変型を示す第3図と同様な横断面図である。 第9図は車両カバ−を取付けた後の第8図と同様な横断面図である。 第10図は本発明の車両車輪を作る段階の順序を示すブロック図である。 第11図は車両車輪を6場所割り出し場所に装入する段階を示す横断面図である。 第12図は車両車輪を精査する段階を示す横断面図である。 第12A図は第12図に例示した車両車輪の選定した部分の拡大横断面図である。 第13図は車両車輪に接着剤を塗布する段階を示す横断面図である。 第14図はプレス処理場所に車輪カバ−を装入する段階を示す横断面図である。 第15図は車両車輪に車両カバ−を取付ける段階を示す横断面図である。 第15A図は第15図に例示した車両車輪の選定した部分の拡大横断面図である。 第16図はプレス場所の選定した部分を示し第14図の16−16線に沿う横断図である。 実施例 添付図面で第1図及び第2図には本発明により構成した改良された車両車輪の第1実施例を例示してある。 この実施例に示した車両車輪10は、フルフェース組立て形車輪(full face fabricated type of wheel)であり、部分的なリム11、フルフェ−ス組立て形車輪のディスク12、車輪カバ−13及びキャップ14を備えている。 しかし本発明が他の車輪構造に使うのに応用できるのは明らかである。 たとえば車輪は「ビ−ド・シ−ト取付け」車輪[たとえばヘック(Heck)等を発明者とする米国特許第5,1 88,429号明細書の第4図に示してある]、「ウエル取付け」車輪(たとえばベック等を発明者とする米国特許第5,188,429号明細書の第3図に示してある)、ワンピース形の鋳造又は鍛造の合金製車輪[たとえばシウエック( siwek)を発明者とする米国特許第5,078,473号明細書に示してある]、又は部分リムに溶接したフルフェース形の鋳造又は鍛造の車輪ディスク[ たとえばアーチボルド(Archibald)等を発明者とする米国特許第5, 360,261号明細書に示してあるを備えた車輪構造]でよい。 これ等の特許明細書はすべて本説明に参照してある。 第1図及び第2図に示すようにリム11は、銅、アルミニウム又はその他の適当な合金材料で構成した組立てリムである。 リム11は、内側タイヤ・ビード・ シ−ト保持フランジ(inboard tire bead seat ret aining flange)15と、内側タイヤ・ビード・シ−ト(inbo ard tire bead seat)16と、大体において軸線方向に延びるウエル(well)17と、外側タイヤ・ビード・シ−ト(outboard tire bead seat)18とを備えている。 リム11はさらに弁棒(図示してない)を受入れるように形成した穴を備えている。 ディスク12は、鍛造、鋳造、組立て又はその他の方法で形成され、銅、アルミニウム又はその他の適当な合金材料で構成する。 ディスク12は、大体において中央に位置する車輪取付面19と外側環状部分20とを備えている。 車輪取付面19には、大体において中央に位置する案内穴21と複数個の付きボルト受入れ穴22とを設けてある。 耳付きボルト受入れ穴22は、車両車輪10を車両車軸(図示してない)に締付けるようにナット(図示してない)を受入れる耳付きボルト(図示してない)を受入れる。 ディスク12の外側の環状部分は、車輪10の外側タイヤ・ビード・シ−ト保持フランジ20を形成し、第2図及び第3図に示した外面23及び内面24を備えている。 車両車輪10を組立てるには、リム11の外側端部33を円板12の内面24に当てがい、第2図に示すようにディスク12及びリム11を相互に接合するように溶接部34を設ける。 第3図に明らかなようにディスク12の外側タイヤ・ビード・シ−ト保持フランジ20は、半径方向に延びる外端面27と、軸線方向に延びる内側面28と、 軸線方向に延びる外側面29とを形成する。 ディスク12はさらに複数の装飾用の窓25(5つの窓25を例示してある)を備えている。 この実施例では窓25 の1つは弁棒(図示してない)を受入れるように切欠き25A(第4 図に示してある)を備えている。 この実施例に示した車輪カバー13は、約0.020インチの厚さを持つステンレス鋼で形成するのがよく、ペンキを塗り又はクロムめっきしてある。 車輪カバー13は、ディスク12の外向き面の特定の構成に大体において適合するように前もって作る。 とくに車輪カバー13は、ディスク12に形成した窓25に対応する複数の穴43と、拡大した中心穴44とを備えている。 穴43の1つは、 弁棒を受入れるようにディスク12の1つの窓25に設けた切欠き25Aに大体において対応する切欠き部分43Aを備えている。 車輪カバー13の各穴43は打抜き作業により形成するのがよい。 又第2図に明らかなように穴43の周縁部45は窓25の周縁部26をわずかに越えて延び穴25の周縁部26に有効に重なるようにするのがよい。 従ってクロムめっきした車輪カバー13をディスク12に接合するときは本発明の組立て終った車輪1 0は「クロムめっき」車輪の外観を持つ。 この実施例に示すようにキャップ14は複数個のファスナ30(ファスナ30 は1個だけしか示してない)によりディスク12に締付けてある。 各ファスナ3 0は、キャップ14に形成した穴31を貫いて延び、ディスク12の車輪取付け面19に設けた各穴内に固定したねじ付き挿入体32内に受入れる。 車輪カバー13の内周縁部は、キャップ14の周縁部の外側に位置させ(第4図に部分45 で示すように)、或は車輪カバー13はキヤップ14の下方に半径方向内方に延びることができる(第5回に部分46で示すように)。 この実施例に示したディスク12の外面23には、円周方向の半径方向内きのみぞ40は又はくぼみを設けてある。 みぞ40は機械加工作業により所定の仕様に形成するのがよい。 しかしみぞ40は他の方法により形成してもよい。 たとえばみぞ40はスタンピング作業(Stamping operation)又はへら絞り作業(Spinning operaiton)により形成してもよい。 第3図に示すようにみぞ40は、大体において軸線方向に延びる第1の表面4 1と、大体半径方向に所定の距離Zだけ延びる第2の表面42とにより形成される。 とくに表面41、42は、車輪軸線に大体において平行な基準線Cに対してそれぞれ所定の度A及びBを挟む向きにしてある。 角度Aは0°ないし30° の範囲であり、又角度Bは60°ないし120°の範囲である。 角度Aは約20 °、又角度Bは約90°にするのがよい。 後述のように距離Zは、車輪カバー1 3の外側環状唇状部52がみぞ40内になるべくは完全にはまるように選定する。 この実施例に示すように車輪カバー13はさらに外面50、内面51及び外側環状唇状部52を形成する。 車輪カバー13の外側環状唇状部52は外周縁部5 3を形成する。 外周縁部53はみぞ40の隣接する第2の表面42からわずかに間隔を置いて第2の表面42との間にすきま54を形成し、車輪カバー13の外周縁部53の小さな寸法変化に適応するようにするのがよい。 しかし若干の例では車輪カバー13の外周縁部53の均等性に従って、車輪カバー13の外周縁部53と、みぞ40の第2の表面42との間に若干の接触が生ずる。 又車輪カバー13の外側環状唇状部52は、車輪カバー13をディスク12上に位置させるときに、外側環状唇状部52の内面55がみぞ40の第1の表面41に対して外方に押しつけられる(biased)ように前もって作るのがよい(第3図の鎖線で示すように)。 車輪カバー13をディスク12に恒久的に固定するには、接着剤60を適宣に利用するのがよい。 適当な接着材は、ロート・コーポレイション(Lord C orporation)製のフューザー(FUSOR)380/382のような硬化性2パートエポキシ樹脂でよい。 第6図に示すように接着剤60は、内側円61、外側円62及び傾斜放射線63から成る太線により表わした所定のパターンでディスク12の外側面に塗布するのがよい。 後述のように接着剤60のパターンは、車輪カバー13をディスク12に取付けたときに、ディスク12のほぼ全外側面にわたり接着剤60が付着するように選定する。 接着剤60は、車輪カバー13をディスク12に恒久的に固定するように作用する。 又接着剤60は、車輪カバー13及びディスク12の間のほぼ全境界面を覆うから、シールを設けて、泥、塩分及びその他の異物が、車輪カバー13とディスク12の外向き面との間に入らないようにするのがよい。 接着剤を押しつけてこの接着剤が硬化する際に、車輪カバー13の軸線方向運動も又車輪カバー13及びディスク12の間の車輪軸線のまわりの相対回転運動も共に防ぐのに十分なでみぞ40の第1の表面41に対して外側環状唇状部52が押しつけられる(bias)のは明らかである。 みぞ40の第2の表面42のの距離Zは、車輪カバー13及び接着剤60の複合厚さに少なくとも等しくして、車輪カバー13の内側円周56がディスク12 の環状フランジ20の内側面28に対して引込む(recessed)ようにするのがよい。 すなわちみぞ40は、車輪カバー13を取付けた後、車輪カバー1 3の外周縁部53を有効に隠すように作用する。 第2の表面42の距離Zは又、 車輪カバー13が車両車輪10の外側タイヤ・ビード・シ−ト保持フランジ20 への車輪のつりあいおもり65(第7図に示してある)の取付けに確実に干渉しないようにするのに重要である。 第7図は第2の実施例による車両車輪69を示す。 車輪車両69は、車輪カバー70が協働する車輪のディスク73とは異なる形式の構造を持つことを除いて第1図ないし第3図に示した車輪カバー13と同様な車輪カバー70を持つ。 この場合ディスク73に比べて協働する車両車輪の形式を向上する。 又異なる形式のカバーを普通のディスク73に使用することができる。 とくに、車輪カバー70は、その内面71をディスク73の外向きの面から実質的な距離に位置させる所定の輪郭を持つ。 この実施例では車輪カバー70をディスク73に恒久的に固定するのに膨張性の海綿状発砲接着剤(expand able foam adhesive material)72を使う。 接着剤72はディスク73の外面に、接着剤72が膨張するときに、この接着剤が車輪カバー70とディスク73との間のほぼ全境界面を覆うように所定のパターンで塗布される。 接着剤72は、車輪カバー70をディスク73に恒久的に固定するように作用しこれ等の間に水、泥及びその他の異物が入らないようにする。 又車輪カバー70は、第1図ないし第3図の車輪カバー13に対して前記したのと同様にして前もって作り固定する外側環状唇状部73を備えている。 同じ部品に対し同じ参照数字を使った第8図及び第9図において第9図に第3 の実施例による車両車輪110の選定した部分を例示してある。 車両車輪110 は、この実施例に示したみぞと車輪カバーの隣接部分とが車輪カバーの取付け巾にこの車輪カバーによる塗料の損傷を最少にするように第1図ないし第3図に例示したのとは異なる構造を持つことを除いて、第1図ないし第3図に示した車両車輪10と同様である。 この実施例に示すように、ディスク12の外面23にはみぞ140を設けてある。 みぞ140は、大体において軸線方向に延びる第1の表面141と、大体において半径方向に所定の距離Zだけ延びる第2の表面142とを形成する。 とくに第1の表面141は、車輪軸線に大体において平行であり、第1の車輪内径D 1を定める。 後述のように距離Z´は、車輪カバー130の外側環状唇状部がみぞ140内になるべくは完全に入るように選定する。 この実施例に示した車輪カバー130は、大体において軸線方向に延びる外側環状唇状部152を形成する。 外側環状唇状部152は、相互に又みぞ140の第1の表面141に大体平行な内面155及び外面156を備えている。 外側環状唇状部152の内面155は、みぞ140の第1の表面141により定めた車輪第1内径D1よりなるべくはわずかに大きい外径D2を定める。 従って車輪カバー130をディスク112に取付けるときは、外側環状唇状部152の内面155はみぞ140の第1の表面141に対して外方に押しつけられる。 この外向きの押しつけにより外側環状唇状部152と、みぞ140の表面141との間に車輪カバー130をその所定の取付け位置に摩擦を介し保持するのに十分な摩擦を伴う係合を生じて、接着剤の硬化に伴い車輪カバー130の軸線方向運動と、車輪カバー130及びディスク20の間の相対回転運動とを共に防ぐ。 又みぞ140の第2の表面142の距離Z´は、車輪カバー130の厚さに少なくとも等しくして外側環状唇状部152の外面156がディスク112の環状フランジ120の内側面128に対して引込むようにするのがよい。 このようにして車輪カバー130の最端面又は外周縁部153を有効に隠す。 このことは又車輪カバー130が車輪つりあいおもりの取付けに確実に干渉しないようにするのに重要である。 さらに車輪カバー130の外側環状唇状部152の最端面153はみぞ140 の隣接する第2の表面142からわずかに間隔を置いてこの第2の表面との間にすきま154を形成し、車輪カバー130の最端面153のわずかな寸法変化に適応するようにするのがよい。 しかし若干の例では車輪カバ−130の最端面1 53の寸法の均等なことによって車輪カバ−130の最端面153と、みぞ14 0の第2の表面142との間に若干の接触を生じ、車輪カバー130をさらに保持するのに役立つ。 次に第10図について本発明により構成する改良された車両車輪110を作る段階の順序を延べる。 初めに段階200では第11図に示した車両車輪220を用意する。 車両車輪220は、溶接によりフルフェ−ス形のディスク12 に接合した部分リム11を備えている。 次に段階201では車両車輪220の全体を異色に塗るのがよい。 段階202では車両車輪220の外側タイヤ・ビ−ド・シ−ト保持フランジ20だけを銀色に塗装するのがよい。 これに次いで段階2 03では、ディスク12の外向き表面と、外側タイヤ・ビ−ド・シ−ト保持フランジ20とに透明な上塗りを塗布する。 次いで車輪220を6場所回転割出しテ−ブルに移送し、段階204で車両車輪220を第11図に示した車輪支持取付具230に装入する。 車輪支持取付具230は直立の中心柱237及び直立に位置決め植込みボルト231を備えている。 中心柱237の外径はディスク12に形成した案内穴の直径よりわずかに小さく、又植込みボルト231の外径はディスク12に形成した耳付きボルト受入れ穴の直径よりわずかに小さい。 植込みボルト231は、作業者が車両車輪22 0を車輪支持取付具230に所定の位置に装入することができるように設ける。 とくに作業者は、車輪220を車輪支持取付具230に装入して、位置決め植込みボルト231が耳付きボルト取付穴のうちの選定した1つを貫いて延び、車両車輪220を車輪支持取付具230により支え、1つの車輪窓25内の弁棒穴切欠き部分25Aが植込みボルト231に対して所定の位置に位置するようにする。 次いで車両車輪220は、段階205で場所#2に割出しする。 第12図に示すように場所#2では車両車輪220は、1対の後退できるアーム232、23 3により車輪支持取付具230から上方にわずかに持上げられる。 各アーム23 2、233は、これ等のアームが車両車輪220に接触しない後退位置(図示してない)と、各アーム232、233がディスク12の内面24に接触するように作動する伸長位置との間に可動であり、第12図に示すように車両車輪220 を車輪支持取付具230から持上げるようにしてある。 伸長位置では植込みボルト231はなお耳付きボルト穴を貫いて延び車両車輪220及び車輪支持取付具230の間の相対運動を防ぐ。 各アーム232、233が車両車輪に接触してこれを支えると、環状板234 が下方に動かされ、車両車輪220のディスク12の外面23に接触する。 環状板234は、プロ−ブ235に作動的に連結され、第12A図に示すように距離Aを測定する作用をする。 距離Aは、各アーム232、233の上面と、ディスク12の外面23との間の距離を表わす。 プロ−ブ235は、プロ−ブ235により測った距離Aの信号を受けて記憶する機械制御装置238に作動的に接続してある。 これと同時に弁穴検知器236は、作動すると、場所#1で作業者が車両車輪220を車輪支持取付具230上で正しい向きにしたことを識別するように作用するのがよい。 次に車両車輪220を、段階206で場所#3に割出しする。 第13図に示すように場所#3は、車両車輪220の外向き面の一部に接着剤を塗布するように作用する。 このために場所#3は、接着剤溜め241に導管240を介して連結した可動な棒状体239を備えている。 棒状体239はロボット制御装置242 に接続してある。 ロボット制御装置242は、棒状体239の運動を制御し、接着剤60が所定のパターンで塗布されるようにしてある。 車両車輪220を次いで段階207で場所#4に割出しする。 場所#4は、#3と同様であり、接着剤60を車両車輪220の他の部分に塗布し所定の接着剤パターンを完成するようにしてある。 接着剤60を段階206、207で車両車輪220に塗布するときは、この車両車輪220を、段階208で場所#5に割出しする。 場所#5では、第14図に示すように車輪カバー130をカバー支持取付具244に装入する。 第16図に明らかなようにカバー支持取付具244は、環状の金属ディスク245と区分した環状のプラスチック環246と区分プラスチック環246の中断部に位置させた複数個の吸引カップ247とを備えている。 プラスチック環2 46は、たとえばデルリンのような硬いプラスチック材で構成され、とくに取除くことのできる保護膜又は塗装248で覆うのがよい。 吸引カップ247は弾性ゴム材料で構成する。 又位置決め植込みボルト249は金属ディスク245に取付けてある。 場所#5では作業者は、1つの車輪窓43の切欠き部分43Aを植込みボルト249上に位置させて車輪カバー130をカバ−支持取付具244に当てがう。 従って車輪カバー130は、吸引カップ247を介し所定の位置に位置決めされ、カバ−支持取付具244に保持する。 次いで取付具244は鎖線で示す位置に矢印Rの方向に上向きに枢動させる。 これに次いでカバ−支持取付具244を下方に移動させ、車輪カバ−130を、第15図に示すように車両車輪220に押しつける。 このために車両車輪22 0は先ず、前記したアーム232、233と同様な1対のアーム232´、23 3´により支えられる。 車両車輪220をアーム232´、233´により支えると、カバ−支持取付具244が作動され、車輪カバー130を車両車輪220 に所定の位置まで押しつけるように作用する。 とくにカバ−支持取付具244は、段階205で計測した信号Aを受け取って記憶した機械制御装置238により作動的に制御され、この記憶した信号を使いカバ−支持取付具244を制御し、 車輪カバー130を車両車輪220に押しつけ、車輪カバー130の外面151 を各アーム232´、233´の外面から所定の距離Bだけ間隔を置くようにする。 距離Bは一般に距離Aと車輪カバー130の厚さと第15A図にCとして表わした所望の接着剤厚さとの和に等しい。 すなわち段階208中に機械制御装置238は、ディスクへの車輪カバーの下向きの押しつけを正確に制御して、外側環状唇状部をみぞ内に確実に位置させデイスク及び車輪カバーの間の境界面で十分な接着剤厚さが確実に得られるように作用する。車輪カバー130を車両車輪220に押しつける作用は、第8図及び第9図に例示した車両車輪110の実施例で一層明らかに示してある。これ等の図に示すように吸引カップ247は、車輪カバー130をディスク1 2の外面23に向かい動かす際にこの車輪カバー130を保持するように作用する。初めに車輪カバー130の外面151は、第8図に示したディスク12のフランジ20の表面128に係合し、車輪カバー130の外側環状唇状部152を内方に付勢する。車輪カバー130がディスク12に向かいさらに移動することにより、外側環状唇状部152の外周縁部153をみぞ140の第2の表面14 2を過ぎて移動させるように作用し、外側環状唇状部152を弾性的に後退させ、外側環状唇状部152の内面155がみぞ140の第1の表面141に係合するようにする。車輪カバー130は、この車輪カバーの外面151が、第15A 図に示すようにアーム232´、233´の上面に対して所定の距離Bになるまで、ディスク112に向かいさらに動かされる。前記したように車輪カバー13 0の環状唇状部130とみぞ140の表面141との間の摩擦を伴う接触により車輪カバー130をこの所定位置に保持する。第9図にしめすようにこの移動中に吸引カップ247は押しつぶれて、プラスチック環246が車輪カバー130の隣接面150に係合するように作用する。この結果、段階205でプロ−ブにより計測したディスク112の外面123 と、車輪カバー130の隣接内面151との間に所定の距離Cが保持される。段階208中に車輪カバー130をディスク112に恒久的に固定するのに十分な接着剤接着が得られるように十分な量の接着剤を確実に存在させるだけこの距離Cを保持することが大切である。車輪カバーの取付け中に車輪カバーの外側環状唇状部の内面がデイスクの隣接する外面に接触し、この外面に沿って引きずられるのは明らかである。この結果として、かなり高い剛性を持つ車輪カバー(たとえばステンレス鋼製車輪カバー)を利用するときは、ディスクの塗装の損傷がこの車輪カバーの取付け中に生ずる。本出願人は、ディスクの表面の塗料の損傷は車輪カバーの外側環状唇状部の構造、ディスクの外面、又はなるべくは車輪カバーと共にディスクの両方の構造を注意深く設計することにより最少にできることを発見した。とくに車輪カバー及びディスクは、車輪カバーの取付け時に車輪カバー及びディスクの間の直接の縁部接触又は点接触ができるだけ小さくなるように設計することが望ましい。すなわち第3図に例示した構造では、車輪カバー30の周縁部53A(第3 図に鎖線で示してある)が、この周縁部53Aを車輪カバー30の取付け中にディスク12の内面28に沿って押すに伴いこの内面28をこするのは明らかである。しかし第8図及び第9図に例示した構造では車輪カバー130の取付け中に車輪カバー130の丸みのついた部分が初めにディスク12の表面128に係合し次いで車輪カバー130の内面155を、ディスク12の表面128に沿って押す。車輪カバー130の外周縁部153は、図示のようにこの外周縁部153 が表面128を過ぎて動かされ、みぞ140内に外方に膨張して初めてディスク12に接触する。段階208に次いで車両車輪110を、段階209で場所#6に割出して、仕上がりの車両車輪110を回転割出しテーブルから降ろす。本発明の方法は、なるべくはクロムめっきした車輪カバー130と、なるべくは銀色に塗装したディスクの外側タイヤ・ビード・シ−ト保持フランジの外側部分とを備え、又黒色に塗装したディスクの窓を経て見ることのできる車輪の残りの可視部分を持つ車両車輪を作るように実施することができる。以上本発明をディスクに接合したリムを備えた車輪アセンブリに車輪カバーを取付けるものとして述べ例示したが、車輪カバーは、ディスクをリムに接合するのに先だって取付けてもよい。以上本発明の原理及び作動モードをその好適な実施例について延べ例示した。しかし本発明はその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行うことができるのはもちろんである。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US, UZ,VN (72)発明者 ラム,ジェイムズ、エイ アメリカ合衆国ミシガン州48189、ホィト モー・レイク、ウッズ・トレイル 8206番(72)発明者 ケマラ,ジェイムズ、エイチ アメリカ合衆国ミズーリ州65351、スウィ ート・スプリングス、ルート 1番 バッ クス・120・エイ【要約の続き】 を持ち、外向きの車輪面を形成するディスク12を用意する段階と、(b)みぞ(40)の内径に大体において対応する外径を定める外側環状唇状部(52)を備えた車輪カバー(13)を用意する段階と、(c)ディスク(12)と車輪カバー(13)とを互いに近づく向きに動かすことにより、この車輪カバー(13)が初めに内方にたわみ次いで外方にみぞ40内に膨張し、車輪カバー13をディスク12に固定する段階とを包含する。

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